JP6838634B2 - 複合ハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、複数のケーブルを有する複合ハーネスに関する。
自動車等の車両には電動パーキングブレーキ(EPB:Electric Parking Brake)システムやアンチロックブレーキシステム(ABS:Antilock Brake System)が搭載されている。
近年、ABSセンサとEPB機構の取付位置が近いことから、図3に示すように、電動パーキングブレーキシステムのケーブル102と、ABSセンサのケーブル101とを一つのシースSでまとめた複合ハーネス100が開発されている。このような各種システムには種々のケーブルが接続される場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−237428号公報
ところで、上記のような複合ハーネス100では、ABSセンサ103とEPB機構とのそれぞれに各ケーブル101,102を接続するべく、途中で分岐させる必要がある。このとき、複合ハーネス100のシースSを剥ぎ、各ケーブル101,102を剥き出しにすることになる。その際、シース内に水が浸入する虞がある。なお、図3ではABSセンサ103センサヘッド部に前記ケーブル101を圧入することで止水構造とする止水部103aを設けてABSセンサ103の止水がなされている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、シース内への水の浸入を抑えることができる複合ハーネスを提供することにある。
上記課題を解決する複合ハーネスは、少なくとも信号線及び電源線をシースの内部に収容する複合ハーネスであって、前記シースの端部において前記信号線と前記電源線とを異なる引き出し方向に分岐させるとともに前記シースの端部の止水を行う止水部が成形されており、前記止水部にはブラケットを取り付けるためのブラケット取付部が一体成形されており、前記ブラケット取付部の外周面の少なくとも一部に凹部が設けられている
この構成によれば、止水部によってシース端部の止水を行うことができる。
本発明の複合ハーネスによれば、シース内への水の浸入を抑えることができる。
一実施形態における複合ハーネスの概略構成図である。 同上における複合ハーネスの止水構造について説明するための要部拡大図である。 参考例における複合ハーネスの断面図である。
以下、複合ハーネスの一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の複合ハーネス10は、ABSセンサ用ケーブル11と、パーキングブレーキ用ケーブル12とを共通のシースSで被覆して一体化して構成している。
図2に示すように、ABSセンサ用ケーブル11とパーキングブレーキ用ケーブル12は、シースSの端部S1で分岐されるようになっている。
図1及び図2に示すように、ABSセンサ用ケーブル11は、2本の信号線11aで構成される。この信号線11aは、導体の周囲を絶縁体で被覆されている。ABSセンサ用ケーブル11は、その先端にABSセンサが取り付けられるようになっている。
パーキングブレーキ用ケーブル12は、主に車両の停車後に所定のボタンを押圧操作することにより、車輪の回転を抑止するための機構(電動パーキングブレーキ(EPB)機構)を機能させるための電流を流す導電路として用いられるものである。パーキングブレーキ用ケーブル12は、EPB制御ユニット(図示略)と、EPB機構とを電気的に接続するためのものである。このため、パーキングブレーキ用ケーブル12は、2本の電源線12aを有する。ちなみに、前記EPB機構は、例えばアクチュエータにより従来のパーキングブレーキ機構のワイヤを牽引するタイプであったり、油圧ブレーキキャリパに専用の電動アクチュエータを搭載するタイプなどが挙げられる。
上述したように、本実施形態の複合ハーネス10のシースS内には、ABSセンサ用ケーブル11を構成する2本の信号線11aと、パーキングブレーキ用ケーブル12を構成する2本の電源線12aとが収容された、所謂4芯電線で構成される。
また、本実施形態の複合ハーネス10は、シースSの端部S1において、ウレタン成形された成形部20が設けられる。成形部20は、止水部21とブラケット取付部22とがウレタン成形によって一体成形されている。
止水部21は、シースSの端部S1、ABSセンサ用ケーブル11及びパーキングブレーキ用ケーブル12の分岐部位を覆うように構成されている。このとき、ABSセンサ用ケーブル11はシースSの長手方向に沿うように引き出され、パーキングブレーキ用ケーブル12はシースSの長手方向と直交するように引き出されるようにして前記止水部21によって覆われている。
ブラケット取付部22は、シースSの端部S1よりも基端側、即ちABSセンサ用ケーブル11及びパーキングブレーキ用ケーブル12の分岐部位とは反対側において、前記止水部21と一体成形されてなる。ブラケット取付部22は、略柱状をなし、ブラケットBがかしめ固定されている。なお、ブラケットBは、取付用の貫通孔B1が形成され、この貫通孔B1にボルトなどによって車両側にブラケットB並びに複合ハーネス10の固定が可能となっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の複合ハーネス10は、ABSセンサ用ケーブル11の信号線11aによってABSセンサにより検出された信号が伝達される。さらに、パーキングブレーキ用ケーブル12の電源線12aによってEPB機構に電力を供給する。
ここで、複合ハーネス10は、シースSの端部S1、ABSセンサ用ケーブル11及びパーキングブレーキ用ケーブル12の分岐部位が止水部21に覆われているため、シースSの端部S1から内部に水が浸入することを抑えている。ところで、従来の複合ハーネス100では、車両に固定するためのブラケットを、例えばかしめによって複合ハーネスに取り付けるためのブラケット取付部が設けられている。しかしながら、部品点数増加の虞があった。これに対し、本実施形態では、図示しない車両に取り付けるためのブラケットBを取り付けるためのブラケット取付部22が止水部21と一体成形されているため、部品点数の増加が抑えられている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)止水部21によってシースS端部S1の止水を行いつつ、この止水部21とブラケット取付部22とが一体成形されるため部品点数の増加を抑えることができる。
(2)ブラケット取付部と止水部とを別体で構成した場合と比較して、一体成形されるため、ブラケット取付部22と止水部21との間に特に隙間などを設ける必要がないため、成形部20のシースSの長手方向における大きさを抑えることができる。
(3)また、成形された止水部21によって各ケーブル11,12の引き出し方向を固定することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ブラケットBをブラケット取付部22にかしめ固定する構成としたが、これに限らない。
・上記実施形態では、複合ハーネス10は所謂4芯電線で構成したが、これに限らない。例えば複合ハーネス10のシースS内に6本の電線(ケーブル)を有する6芯電線で構成してもよい。6芯電線の一例として、複合ハーネス10のシースS内には、上記実施形態の4芯電線に加えてアクティブサスペンション用の電線を2本加えた物が通線されてなる。
・上記実施形態では、止水部21とブラケット取付部22とを有する成形部20の材質としてウレタンを用いる構成としたが、これに限らない。
・上記実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
10…複合ハーネス、11…ABSセンサ用ケーブル、12…パーキングブレーキ用ケーブル、21…止水部、22…ブラケット取付部、B…ブラケット、S…シース、S1…端部。

Claims (7)

  1. 少なくとも信号線及び電源線をシースの内部に収容する複合ハーネスであって、
    前記シースの端部において前記信号線と前記電源線とを異なる引き出し方向に分岐させるとともに前記シースの端部の止水を行う止水部が成形されており、
    前記止水部にはブラケットを取り付けるためのブラケット取付部が一体成形されており、
    前記ブラケット取付部の外周面の少なくとも一部に凹部が設けられており、
    前記止水部と前記ブラケット取付部とはウレタンにより一体成形されている複合ハーネス。
  2. 前記ブラケット取付部は、前記シース上に設けられている請求項1に記載の複合ハーネス。
  3. 前記シースの内部には、前記信号線及び前記電源線とは別の電線がさらに収容されている請求項1又は請求項2に記載の複合ハーネス。
  4. 前記電線は、アクティブサスペンション用の2本の電線である請求項に記載の複合ハーネス。
  5. 前記信号線は、ABSセンサ用ケーブルである請求項1から請求項のいずれか一項に記載の複合ハーネス。
  6. 前記電源線は、パーキングブレーキ用ケーブルである請求項1から請求項のいずれか一項に記載の複合ハーネス。
  7. 前記異なる引き出し方向は、前記信号線と前記電源線とが直交する方向である請求項1から請求項のいずれか一項に記載の複合ハーネス。
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