JP6837818B2 - 車両ドア開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両ドア開閉装置に関するものである。
従来、車両ドア開閉装置として、障害物が予め定められた複数条件を満たす検出パターンで検出された場合、後席ドア開閉駆動部に後席ドアの開動作を行わせるようにしたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−221982号公報
しかしながら、前記従来の車両ドア開閉装置はバックドアの自動開閉を行うためのものであり、サイドドアに採用する場合については言及されていない。また、サイドドアを自動開閉する場合、サイドドアに設けたハンドル部分に新たに静電センサ等を設けて対応する必要がある。
そこで、本発明は、既存のソナーセンサを利用して、簡単かつ安価な構成でサイドドアを自動開閉可能な車両ドア開閉装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
車両のサイドドアを開閉駆動する駆動手段と、
前記車両の側方の検出範囲に位置する被検出物を検出する、超音波センサからなる側方検出手段と、
前記側方検出手段の検出結果に基づいて、前記駆動手段を駆動制御して前記サイドドアを開閉する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記側方検出手段で検出される前記被検出物の動作が予め設定した所定の動作パターンであると判断した場合、前記駆動手段を駆動制御して前記サイドドアを開閉するドア開閉処理を実行することを特徴とする車両ドア開閉装置を提供する。
この構成により、既存の超音波センサからなる側方検出手段を利用してサイドドアを自動開閉することができる。
本発明によれば、側方検出手段で検出される被検出物の動作パターンに基づいてサイドドアを自動開閉するようにしたので、新たにセンサを追加する必要がなく、簡単かつ安価な構成とすることができる。
本実施形態に係るドア開閉装置を採用する車両の背面図。 図1の平面図。 ドア開閉装置の構成を示すブロック図。 制御手段による制御を示すメインのフローチャート。 図4の駐車支援処理を示すフローチャート。 図4のサイドドア開閉処理を示すフローチャート。 図6の続きを示すフローチャート。 図6の第1トリガ処理を示すフローチャート。 図6の第1スタート処理を示すフローチャート。 図6の第2トリガ処理を示すフローチャート。 図7の第2スタート処理を示すフローチャート。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係るドア開閉装置2を採用した車両1の背面図である。ドア開閉装置2は、車両後方側のスライドドア3を自動開閉するためのものである。すなわち、ドア開閉装置2によれば、スライドドア3の側方側で使用者がある決められた動作を行えば、手を使わずにスライドドア3を自動開閉することができる。スライドドア3を自動開閉する処理内容については後に詳述する。
図3に示すように、ドア開閉装置2は、検出手段4、照合手段5、ドア駆動手段6、制御手段7を備える。
図2を併せて参照すると、検出手段4は、車両両側の各スライドドア3の下部に取り付けられる2つの超音波センサ(側方検出センサ8)を備える。また、車両1のバンパーにも複数の超音波センサが設けられている。フロントバンパー及びリアバンパーには幅方向に所定間隔で複数の前方検出センサ9及び後方検出センサ10がそれぞれ設けられている。
検出手段4は送波器11及び受波器12を備える。送波器11から発せられる超音波によって、車両側方に向かって円錐状に広がった検出範囲がそれぞれ形成される。検出範囲に被検出物が位置すれば、送波された超音波が被検出物で反射し、その反射波は受波器12で受波される。そして、制御手段7で、後述するようにして送波から受波までの経過時間に基づいて、検出範囲内での被検出物の有無の判定と、被検出物があれば、その被検出物までの距離の演算とが行われる。
側方検出センサ8によって検出される第1検出距離(例えば、120cm)未満の範囲内がアプローチ領域13である。また、アプローチ領域13内には次の区域が形成されている。第2検出距離(例えば、25cm)未満の範囲内がトリガ区域14である。第3検出距離(例えば、40cm)を超える範囲がスタート区域15である。
なお、アプローチ領域については、前方検出センサ9及び後方検出センサ10によって検出される第1検出距離(例えば、120cm)未満の範囲内を含むことで、車両1の全周囲において使用者が近づいたことを検出して、サイドドア開閉モードとすることができる。これにより、制御手段7を速やかに起動して、サイドドア開閉処理(ステップS5)に進むことができるようになる。
照合手段5は、キー(携帯機)からの信号を受ける車外LF(Low Frequency)アンテナを含む送受信機を備える。送受信機は、キーとLF信号による通信を行い、車内側の上位ECU(Electronic Control Unit)からの命令に応じて起動する。これにより、上位ECUでキー認証が行われる。
に問い合わされ、認証が行われる。
ドア駆動手段6は、図示しないが、スライドドア3を開方向及び閉方向に回転可能なモータ、ギア機構、ダンパー等で構成されている。ドア駆動手段6は、通信ケーブルによって制御手段7と通信可能に接続されている。なお、ドア駆動手段6と制御手段7とは無線接続してもよい。
制御手段7は、記憶部16、測定部17、判定部18を備えたコントローラで構成されている。本実施形態では、制御手段7として1個のマイクロコンピュータを用いているが、測定部17、判定部18、設定部を個別のマイクロコンピュータで構成してもよい。
記憶部16には、制御プログラム、制御プログラムで使用する閾値や判定値等の設定データ、及び検出センサの検出結果から距離を演算する際に利用するデータテーブル等が記憶されている。
測定部17は、側方検出センサ8の送波器11が超音波を送波してから、受波器12が反射波を受波するまでの時間に基づいて被検出物までの距離を測定する。この距離は、照合手段5による使用者の認証後に測定される。そして、測定結果は、距離情報として記憶部16に記憶される。また、測定部17は、前方検出センサ9及び後方検出センサ10による送波器11が超音波を送波してから、受波器12が反射波を受波するまでの時間に基づいて被検出物までの距離も測定する。
判定部18は、測定部17の測定結果に基づいて、検出範囲内に使用者が位置するか否かを判断する。
次に、前記構成からなる車両ドア開閉装置2の動作について図4から図11に示すフローチャートに従って説明する。
(メインフロー)
図4に示すように、車両ドア開閉装置2の動作は、駐車支援処理を実行するステップと(ステップS3)、ドア開閉処理を実行するステップと(ステップS5)を有する。
すなわち、使用する各データを初期化した後(ステップS1)、駐車支援スイッチがオン状態であるのか否かを判断する(ステップS2)。駐車支援スイッチがオン状態であれば、駐車支援処理を実行し(ステップS3)、そうでなければサイドドア開閉モードに設定されているか否かを判断する(ステップS4)。サイドドア開閉モードに設定されていれば、サイドドア開閉処理を実行し(ステップS5)、そうでなければ後方検出センサ10での検出信号を読み取る(ステップS6)。続いて、前方検出センサ9での検出信号を読み取り(ステップS7)、さらに側方検出センサ8での検出信号を読み取る(ステップS8)。ここで、いずれかの検出センサ8、9、10により、使用者が車両1に近づいてアプローチ領域13内に位置しているか否かを判断する(ステップS9)。使用者がアプローチ領域13内に位置していれば、サイドドア開閉モードに設定し(ステップS10)、そうでなければ、ステップS2に戻って前記処理を繰り返す。ここでは、アプローチ領域13は、側方検出センサ8によって検出される検出距離が120cm未満の範囲としている。
(駐車支援処理)
図5に示すように、駐車支援処理(ステップS3)では、各検出センサ8、9、10による検出範囲を変更する(ステップS3−1)。すなわち、車両1が走行中であれば、検出範囲を広くして周囲に位置する他の車両1を検出している。そこで、車両1を駐車しようとすることにより、各検出センサ8、9、10による検出範囲を狭くして車両近傍の状態を把握する。各検出センサ8、9、10による検出範囲の変更は、超音波の発振周波数を変更することにより行う。遠方であれば発振周波数を小さくし、近傍であれば逆に大きくする。そして、被検出物の位置を後方検出センサ10、前方検出センサ9、及び、側方検出センサ8によって検出する(ステップS3−2〜S3−4)。得られた検出結果に基づいて被検出物までの距離を演算し、車両1との距離がある閾値を超えて接近すれば警告する(ステップS3−5)。
(サイドドア開閉処理)
ステップS10でサイドドア開閉モードに設定されていれば、図6及び図7に示すサイドドア開閉処理を実行する(ステップS5)。
サイドドア開閉処理では、側方検出センサ8の送波器11から超音波を送波する(ステップS11)。そして、側方検出センサ8の受波器12で被検出物に衝突後の反射波を受波器12で受波する(ステップS12)。ここで、設定されているモードがいずれの処理に関するものであるのかを判断し(ステップS13〜S16)、該当するモードに対応する処理を実行する(ステップS17〜S20)。この間、使用者の身体の一部、例えば、脚部がトリガ区域14内に位置しているか否かを判断する(ステップS21)。身体の一部が、トリガ区域14内に位置していれば、第1トリガモードに設定する(ステップS22)。すなわち、使用者が車両近くに位置し、側方検出センサ8の円錐状の検出範囲(図1及び図2参照)内に、使用者の身体の一部、例えば、蹴る動作等により脚部が位置することにより、第1トリガモードに設定する。トリガ区域14内に位置していなければ、カウンタNaに1を加算し(ステップS23)、カウンタNaが3を超えるまで所定時間待機した後(ステップS24)、サイドドア開閉モードをクリアし、カウンタNaを0とする(ステップS25)。
(第1トリガ処理)
ステップS22で第1トリガモードに設定されていれば、ステップS17の第1トリガ処理を実行する。図8に示すように、第1トリガ処理では、使用者がトリガ区域14内に位置しているか否かを判断する(ステップS17−1)。トリガ区域14に位置しているか否かは、側方検出センサ8で検出される被検出物までの距離が25cm未満であるか否かで判断する。この結果、使用者がトリガ区域14内に位置していると判断されれば、カウンタNbに1を加算し(ステップS17−2)、カウンタNbが1を超えるまで待機する(ステップS17−3)。待機している間に使用者がトリガ区域14に位置し続ければ、処理モードを第1スタートモードに設定し、カウンタNbを0とする(ステップS17−4)。一方、使用者がトリガ区域14内に位置していなければ、第1トリガモードをクリアし、カウンタNbを0とする(ステップS17−5)。例えば、ステップS17−2では、使用者が蹴上げ動作を行い、脚が側方検出センサ8の検出範囲に進入することにより、被検出物がトリガ区域14内に位置していると判断し、カウンタNbに1を加算する。側方検出センサ8からは25msec周期で超音波が発振されている。このため、ステップS17−3では、1回の蹴上げ動作(蹴り上げる動作のみで、蹴り上げた脚を下ろす復帰動作は含まない)によってカウンタNbが1を超えることになるので、処理モードを第1スタートモードに設定し、第1トリガ処理を終了する。
(第1スタート処理)
第1トリガ処理で第1スタートモードに設定されれば、ステップS18の第1スタート処理を実行する。図9に示すように、第1スタート処理では、使用者がスタート区域15に位置しているか否かを判断する(ステップS18−1)。使用者がスタート区域15に位置しているか否かは、側方検出センサ8で検出される被検出物までの距離が40cmを超えているか否かで判断する。ここでは、使用者がトリガ区域14内に位置していなければ、スタート区域15に位置していると判断するようにしている。この場合、例えば、使用者が蹴上げ動作を行うことにより、脚が図1及び図2に示す円錐状の検出範囲を横切ると、蹴り上げた脚を下ろすまでトリガ区域14で脚を検出できなくなる。そして、側方の40cmを超える位置に他の車両があれば、これを使用者であると誤検出する恐れがある。この誤検出を防止するため、後述する第2トリガ処理を実行するようにしている。
使用者がスタート区域15に位置している(使用者がトリガ区域14内に位置していない)と判断されれば、カウンタNc1に1を加算し(ステップS18−2)、カウンタNc1が1を超えるまで待機する(ステップS18−3)。使用者が所定時間トリガ区域14に位置していなければ、処理モードを第2トリガモードに設定し、カウンタNc1を0とする(ステップS18−4)。
一方、使用者がスタート区域15に位置していなければ、すなわち、使用者がトリガ区域14内で検出されれば、カウンタNc2に1を加算し(ステップS18−5)、カウンタNc2が3を超えるまで待機する(ステップS18−6)。待機している間に使用者がトリガ区域14で検出されれば、第2トリガモードをクリアし、カウンタNc2を0とする(ステップS18−7)。
(第2トリガ処理)
第1スタート処理で第2トリガモードに設定されれば、ステップS19の第2トリガ処理を実行する。図10に示すように、第2トリガ処理では、第1トリガ処理の場合と同様に、使用者がトリガ区域14に位置しているか否かを判断する(ステップS19−1)。使用者がトリガ区域14内に位置していると判断されれば、カウンタNd1に1を加算し(ステップS19−2)、カウンタNd1が1を超えるまで待機する(ステップS19−3)。待機している間に使用者がトリガ区域14に位置し続ければ、処理モードを第2スタートモードに設定し、カウンタNd1を0とする(ステップS19−4)。例えば、前述のように、使用者の蹴上げ動作により、トリガ区域14で脚を横切らせた場合、脚を下ろす動作で再びトリガ区域14で脚を検出することが可能となる。この脚を下ろす動作を検出して、後述する第2スタート処理を実行することで、前述のような誤検出を防止する。
一方、使用者がトリガ区域14内に移動していなければ、カウンタNd2に1を加算し(ステップS19−5)、カウンタNc2が3を超えるまで待機する(ステップS19−6)。待機している間に使用者がトリガ区域14内で検出されなければ、第2スタートモードをクリアし、カウンタNd2を0とする(ステップS19−7)。
(第2スタート処理)
第2トリガ処理で第2スタートモードに設定されていれば、ステップS20の第2スタート処理を実行する。図11に示すように、第2スタート処理では、前記第1スタート処理と同様に、使用者がスタート区域15に位置しているか否か(トリガ区域14内に使用者が位置していないか否か)を判断する(ステップS20−1)。使用者がスタート区域15に位置している(使用者がトリガ区域14内に位置していない)と判断されれば、カウンタNe1に1を加算し(ステップS20−2)、カウンタNe1が1を超えるまで待機する(ステップS20−3)。待機している間に使用者がスタート区域15に移動すれば(トリガ区域14で検出されなければ)、スライドドア3が開放モードであるか否かを判断する(ステップS20−4)。開放モードすなわちスライドドア3が開放していれば、ドア閉出力をしてカウンタNe1を0とする(ステップS20−5)。一方、開放モードでなくドアが閉鎖していれば、ドア開出力をしてカウンタNe1を0とする(ステップS20−6)。これにより、スライドドア3が開放していれば閉じ、閉鎖していれば開けることができる。つまり、スライドドア3の自動開閉を行うことが可能となる。
一方、使用者がスタート区域15内に移動していなければ(トリガ区域14で検出されなければ)、カウンタNe2に1を加算し(ステップS20−7)、カウンタNe2が3を超えるまで待機する(ステップS20−8)。待機している間に使用者がスタート区域15内に移動していなければ(トリガ区域14で検出されなければ)、第2スタートモードをクリアし、カウンタNe2を0とする(ステップS20−9)。
このように、前記ドア開閉処理によれば、駐車支援処理で利用する既存の検出センサ4を利用してスライドドア3を自動開閉することができる。また、その制御も、側方検出センサ8の検出範囲のトリガ区域14に対して、例えば、使用者が蹴り上げることにより脚を横切らせる動作によって行うことができる。したがって、簡単かつ安価な構成で対応することができる。
また、トリガ区域14で脚を横切らせる動作を1回だけでなく2回としているので、使用者が意識的に動作しなければスライドドア3を自動開閉させることができない。したがって、誤動作の発生を防止することができる。
なお、前記サイドドア開閉処理では、蹴上げ動作によってトリガ区域14で脚を横切らせることにより動作するようにしたが、往復歩行によりトリガ区域14を横切るようにすることにより動作するようにしてもよい。
このように、特定の動作を行うことでスライドドア3を開閉することができる。但し、単に車両側方を移動しただけではスライドドア3が自動開閉することがないため、通行量の多い場所等であっても誤動作することを防止できる。
また、前記サイドドア開閉処理では、第1トリガ処理を開始する前に、キー認証を行うようにするのが好ましい。具体的には、使用者がアプローチ領域13内に位置することにより、キー認証を要求するようにすればよい。キー認証では、照合手段5により、電子キーに対して認証コードの送信要求を行い、電子キーから受信した認証コードを登録された正規コードと比較する。そして、認証コードが正規コードと合致すれば、使用者であると判断して第1トリガ処理に移行するようにすればよい。
(他の実施形態)
本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、側方検出センサ8をスライドドア3の下部に設けるようにしたが、スライドドア3の下方側にステップがある場合には、そのステップ等、スライドドア3以外の場所に設けることもできる。
前記実施形態では、アプローチ領域13を全ての検出センサ8、9、10での検出範囲で規定するようにしたが、側方検出センサ8の検出範囲のみによって規定するようにしてもよい。他の前方検出センサ9及び後方検出センサ10での検出範囲をも含める場合に比べて、これによれば、制御手段7の無駄な起動を抑制することができる。
前記実施形態では、側方検出センサ8から送波される超音波の発振周波数を変化させることにより近距離又は遠距離の被検出物を検出するようにしたが、次のようにしてもよい。
すなわち、送波する超音波の発振周波数を一定値とする。受波器12で受波される反射波の振動は、振動子(圧電セラミック)で電圧値に変換される。そこで、閾値を設けて検出距離の違いによって生じる電圧値の違いを考慮する。例えば、側方検出センサ8の近傍の被検出物のみを検出するのであれば、閾値を高く設定し、逆に離れた位置の被検出物を検出するのであれば低く設定すればよい。
前記実施形態では、スライドドア3に採用する場合について説明したが、これに限らず、乗降用のヒンジ式ドアやハッチバックドアであっても、前記構成を同様に採用することができる。
前記実施形態では、側方検出センサ8により使用者がトリガ区域14に存在するか否かによって使用者の動作を検出したが、スタート区域15に使用者が存在するか否かを検出することで、車両1の側面に沿った使用者の往復移動の動作を検出してもよい。
また、別途、LED等の照明手段を設けて使用者に動作を促したり、動作が適切に行われていることを知らせたりするようにしてもよい。照明手段は、側方検出センサ8の近傍に設ければ良い。照明手段の使用方法としては、第1及び第2トリガ処理で、照明手段によりトリガ区域14を照射する。これにより、使用者は、どこで所定の動作をすればよいかを一目で把握することができる。この場合、使用者がトリガ処理(ステップS17、S19)を開始して完了するまでは照明手段による照射を点滅状態として動作を促し、スタート処理(ステップS18、S20)となった時点で一旦、点灯状態に切り換えて動作が適切に行われたことを知らせるようにするのが好ましい。
さらに、前記実施形態では、使用者の脚をトリガ区域14で横切らせるようにしたが、脚の持ち上げ角度を抑えて、トリガ区域14に複数回進入することによりドアを開閉するようにしてもよい。
1…車両
2…ドア開閉装置
3…スライドドア(サイドドア)
4…検出手段
5…照合手段
6…ドア駆動手段(駆動手段)
7…制御手段
8…側方検出センサ
9…前方検出センサ
10…後方検出センサ
11…送波器
12…受波器
13…アプローチ領域
14…トリガ区域
15…スタート区域
16…記憶部
17…測定部
18…判定部

Claims (7)

  1. 車両のサイドドアを開閉駆動する駆動手段と、
    前記車両の側方の検出範囲に位置する被検出物を検出する、超音波センサからなる側方検出手段と、
    前記側方検出手段の検出結果に基づいて、前記駆動手段を駆動制御して前記サイドドアを開閉する制御手段と、
    車両が走行又は停止のいずれの状態であるのかを判定する車両状態判定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記車両状態判定手段により車両が走行状態であると判定された場合に比べて、停止状態であると判定された場合の前記側方検出手段の検出範囲を短くし、前記車両状態判定手段により車両が停止していると判定されると共に、前記側方検出手段で検出される前記被検出物の動作が予め設定した所定の動作パターンであると判断した場合、前記駆動手段を駆動制御して前記サイドドアを開閉するドア開閉処理を実行することを特徴とする車両ドア開閉装置。
  2. 前記制御手段は、前記側方検出手段で検出される前記被検出物の動作が前記サイドドアの側方を複数回横切る動作パターンであると判断した場合、前記ドア開閉処理を実行することを特徴とする請求項に記載の車両ドア開閉装置。
  3. 無線通信によって電子キーのキー認証を行う照合手段と、
    前記照合手段によるキー認証が成立すれば、前記検出範囲の一部に光を照射して光学的な表示を行う照明手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両ドア開閉装置。
  4. 前記側方検出手段は、前記車両のフロントドア側に配置したことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の車両ドア開閉装置。
  5. 前記車両の前方及び後方の検出範囲に位置する被検出物を検出する、超音波センサからなる前方検出手段及び後方検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記側方検出手段、前記前方検出手段及び前記後方検出手段のいずれか1つで被検出物が検出されると、前記側方検出手段により前記動作パターンの検出を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の車両ドア開閉装置。
  6. 車両のサイドドアを開閉駆動する駆動手段と、
    前記車両の側方の検出範囲に位置する被検出物を検出する、超音波センサからなる側方検出手段と、
    前記側方検出手段の検出結果に基づいて、前記駆動手段を駆動制御して前記サイドドアを開閉する制御手段と、
    前記車両の前方及び後方の検出範囲に位置する被検出物を検出する、超音波センサからなる前方検出手段及び後方検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記側方検出手段、前記前方検出手段及び前記後方検出手段のいずれか1つで被検出物が検出されると、前記側方検出手段により前記動作パターンの検出を行うことを特徴とする車両ドア開閉装置。
  7. 前記制御手段は、前記側方検出手段、前記前方検出手段及び前記後方検出手段のいずれか1つで被検出物が検出されると、前記側方検出手段から出力する超音波の発振周波数を増大させることを特徴とする請求項5又は6に記載の車両ドア開閉装置。
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