JP6835615B2 - ウエブの接続装置 - Google Patents
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Description
接続ユニット3の構造について図1〜図5に基づいて説明する。
まず、接続ユニット3の移動構造について説明する。
図1に示すように、搬出ロール4の下方には押圧ロール8が配されている。搬出ロール5の下方には押圧ロール9が配されている。押圧ロール8と押圧ロール9は、押圧アクチュエータ72,74によってそれぞれ上下動する。
次に、接続ユニット3のケーシング310内の上移動体12について図3、図4に基づいて説明する。上移動体12は、旧ウエブW1の上方に配され、ケーシング310内で水平方向に移動自在に配されている。上移動体12の本体(以下、「上本体」という)16は、搬入側から旧ウエブ巻き付け体18、上テープ貼り付け体20、上接合吸引部22より構成されている。上本体16は、ケーシング310の内面に設けられた左右一対の上レール36,36の間に配され、ケーシング310内に設けられた上アクチュエータ38が、上本体16を上レール36,36に沿って水平に移動させる。
次に、接続ユニット3のケーシング310内の下移動体14について図3、図5に基づいて説明する。下移動体14は、新ウエブW2の下方に配され、水平方向に移動自在に配されている。下移動体14の本体(以下、「下本体」という)40は、下テープ貼り付け体42、新ウエブ固定部44、切断装置46、端部固定部材66より構成されている。
重ねた旧ウエブW1と新ウエブW2とを同時に切断する切断装置46について図6と図7に基づいて説明する。
切断装置46の構造を図6と図7に基づいて説明する。下前吸引部54と下後吸引部56との間に図6に示すように切断装置46のカッター支持部88が設けられ、このカッター支持部88からカッター58が立設されている。カッター58は、図7に示すように平行四辺形の板状であって、上ほどカッター58の進行側に傾斜している。カッター支持部88は、下前吸引部54と下後吸引部56の間に設けられた左右一対の横レール90,90の間(図6参照)をエアシリンダなどの移動手段によって水平に移動する。すなわち、旧ウエブW1と新ウエブW2の幅方向に沿って移動する。以下では説明を簡単にするために、図7に示すようにカッター移動手段であるカッター支持部88は旧ウエブW1と新ウエブW2の左から右に移動するものとする。
切断装置46の動作状態について図6と図7に基づいて説明する。まず、下前吸引部54と下後吸引部56によって新ウエブW2を水平に吸引して固定し、その上に旧ウエブW1を配し、旧ウエブ巻き付け体18によって旧ウエブW1と新ウエブW2とを重ねて挟んだ状態で固定する。このとき、旧ウエブW1と新ウエブW2の切断したい箇所は、上移動溝部28と下移動溝部96によって囲まれた切断空間98,99内に位置している。
次に、接続装置10の電気的構造について図8のブロック図に基づいて説明する。接続装置10には、コンピュータよりなる制御手段である制御装置200が設けられている。制御装置200は、ライン制御通信システム110に基づいて旧ウエブW1と新ウエブW2の搬送開始、搬送速度での搬送、搬送停止を行う。
まず、ウエブW1が巻き出す作業について説明する。
次に、図1、図2及び図9〜図21に基づいて、接続装置10が旧ウエブW1と新ウエブW2を接続する作業について順番に説明する。接続ユニット3は、A地点〜G地点の間を移動するものであり、古い芯1と新しい芯2は、図9と図10に示すように巻出し装置6の腕体7の回転の中心はO地点にあるとする。
まず、A地点における接続ユニット3の接続作業について、図9(A)と図1の点線の図を参照して説明する。このA地点は、接続作業の初期位置である。
図9(B)に示すように、接続ユニット3が、A地点から距離L1離れたB地点までの間は、第1工程の接続準備作業を行う。
図9(C)に示すように、接続ユニット3が、B地点から距離L2離れたC地点まで移動する間は、第2工程の接続作業を行う。なお、ガイドロール304は、ニップ衝撃緩衝補正を行う。接続作業中の旧ウエブW1は、設備全体を統括するライン制御下にあるため、減速或いは一時停止をすることなく、生産速度を維持する。そして、接続ユニット3は、この旧ウエブW1の搬送速度と同じ速度で移動させながら接続作業を行う。
図10(D)に示すように、接続ユニット3が、C地点から距離L3離れたD地点まで移動する間は、第3工程の接続作業を行う。
図10(E)に示すように、接続ユニット3が、D地点から距離L4離れたE地点まで移動する間は、第4〜第6工程の接続作業を行う。
図10(F)に示すように、接続ユニット3が、E地点から距離L5離れたF地点まで移動する間は、第7工程と第8工程の接続作業を行う。
図10(G)に示すように、接続ユニット3が、F地点から距離L6離れたG地点まで移動する間は、第9工程の接続作業を行う。
図2と図21に示すように、接続ユニット3が、G地点から移動してA地点まで復帰する間は、第10工程の接続作業を行う。
同様に、下部移動体14の位置を初期位置に復帰させることで、第2貼り付け体42の回転位置も初期位置に復帰する。加えてカッター58も逆送して定位置に戻る。
第11工程において、以上のような第10工程の終了後、すなわち、上部移動体12と下部移動体14とを搭載した接続ユニット3が初期位置に復帰完了によって、制御部200は、巻出し装置6の姿勢を定常位置に移動する。すなわち、腕体7を図2に示すように、垂直方向から水平方向に反時計回りに90°回転させて移動させる。同時にガイドロール301とガイドロール302の定常位置に変更する。図2に示すように芯2が上巻き出しの場合、ガイドロール301が降下位置、ガイドロール302が降下位置にある。
第12工程において、図20に示すように、制御装置200は、新ウエブ固定部44の吸引を解除して、作業者は、端部固定部材66に固定された残存する新ウエブW2の先端部を除去して全ての接合作業を終了する。
本実施形態によれば、旧ウエブW1と新ウエブW2を上テープ34と下テープ52で接続するときに、接続ユニット3を、ウエブの搬送速度と併せて移動させるため、ウエブの搬送を一時停止させることなく、また、従来のようなアキューム装置が不要となる。例えば、ウエブの搬送速度が30m/分の場合には、接続ユニット3の加減速時間、実質的接続時間を合わせて接続ユニット3の移動距離が約5m確保できれば、この接続作業が可能となる。
接続ユニット3は、移動中に旧ウエブと新ウエブを接続できる構造であれば、上記実施形態で説明した構造以外の構造であってもよい。
Claims (4)
- 所定の搬送速度で搬送する旧ウエブと新ウエブとを接続するウエブの接続装置において、
旧ウエブの後端と新ウエブの前端とを重ねて上テープと下テープで挟んで接続する接続ユニットと、
搬送中の旧ウエブと新ウエブを伴って前記接続ユニットを、搬送路に沿って移動させる移動部と、
制御部と、
を有し、
前記接続ユニットは、
前記接続ユニット内であって、前記搬送路の上方に沿って移動自在な上移動体と、
前記接続ユニット内であって、前記新ウエブの先端が固定され、かつ、前記搬送路の下方に沿って移動自在な下移動体と、
前記下移動体に設けられ、前記搬送速度で搬送する前記新ウエブを固定する新ウエブ固定部と、
前記上移動体に設けられ、前記搬送速度で搬送する前記旧ウエブを、前記新ウエブと共に前記新ウエブ固定部で挟んで固定する円柱状の旧ウエブ巻き付け体と、
前記下移動体に設けられ、前記旧ウエブ巻き付け体と前記新ウエブ固定部によって挟まれて前記旧ウエブと前記新ウエブとが重なった状態で、幅方向に移動して前記旧ウエブと前記新ウエブとを同時に切断する前記切断装置と、
を有し、
前記制御部は、
前記接続ユニットを前記移動部によって前記搬送速度で搬送方向に移動させながら、前記新ウエブ固定部で固定された前記新ウエブと前記旧ウエブとを前記旧ウエブ巻き付け体で挟んで重ねた状態で、前記切断装置で同時に切断し、前記搬送方向に移動している前記接続ユニット内において前記上移動体を前記搬送方向とは反対方向に移動させて、切断された前記旧ウエブを前記旧ウエブ巻き付け体で巻き付ける、
ことを特徴とするウエブの接続装置。 - 前記接続ユニットは、旧ウエブの後端と新ウエブの前端とを重ねて切断後、旧ウエブの不要な端部を排除後に接続する、
請求項1に記載のウエブの接続装置。 - 前記移動部は、
前記接続ユニットが移動するメインレールと、
前記接続ユニットを前記メインレールに沿って移動させる駆動装置と、
を有する請求項1に記載のウエブの接続装置。 - 前記上移動体に設けられ、切断された前記旧ウエブの後端部と、切断された前記新ウエブの前端部の上面に前記上テープを貼り付ける上テープ貼り付け体と、
前記下移動体に設けられ、切断された前記旧ウエブの後端部と、切断された前記新ウエブの前端部の下面に前記下テープを貼り付ける下テープ貼り付け体と、
をさらに有する請求項1に記載のウエブの接続装置。
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JP2017027266A JP6835615B2 (ja) | 2017-02-16 | 2017-02-16 | ウエブの接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017027266A JP6835615B2 (ja) | 2017-02-16 | 2017-02-16 | ウエブの接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018131313A JP2018131313A (ja) | 2018-08-23 |
JP6835615B2 true JP6835615B2 (ja) | 2021-02-24 |
Family
ID=63248016
Family Applications (1)
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JP2017027266A Active JP6835615B2 (ja) | 2017-02-16 | 2017-02-16 | ウエブの接続装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6835615B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5833193B1 (ja) * | 2014-07-01 | 2015-12-16 | 株式会社ヒラノテクシード | 接続装置及びその接続方法 |
-
2017
- 2017-02-16 JP JP2017027266A patent/JP6835615B2/ja active Active
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