JP6835615B2 - ウエブの接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエブの切断装置及びそれを用いたウエブの接続装置に関するものである。
従来、旧ウエブに新ウエブを接続する接続装置は、第1に旧ウエブと新ウエブを重ね合わせ、第2に切断予定箇所の前後をウエブ保持具で挟持し、第3に新旧両ウエブを切断箇所で同時にカッターによって切断し、第4に旧ウエブの後端及び新ウエブの前端をウエブ保持具の吸引面で吸引保持しつつ新旧両ウエブの不要部分を両方とも除去し、第5に旧ウエブの後端及び新ウエブの前端を上面からテープで貼り合わせ、さらに同じ貼り合わせ位置に合わせてその裏面からテープで貼り合わせる。
特開平5−246589号公報 特開2005−15145号公報 特開2009−143707号公報
上記のような接続装置において、旧ウエブと新ウエブをテープで接続する間は、旧ウエブの走行を一時停止させる必要がある。そのため、その間の搬送作業を継続するために、ウエブを所定量収容するアキューム装置が必要であるという問題点があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、アキューム装置を設けることなく、旧ウエブを一時停止させず新ウエブと接続できるウエブの接続装置を提供することを目的とする。
本発明は、所定の搬送速度で搬送する旧ウエブと新ウエブとを接続するウエブの接続装置において、旧ウエブの後端と新ウエブの前端とを重ねて上テープと下テープで挟んで接続する接続ユニットと、搬送中の旧ウエブと新ウエブを伴って前記接続ユニットを、搬送路に沿って移動させる移動部と、制御部と、を有し、前記接続ユニットは、前記接続ユニット内であって、前記搬送路の上方に沿って移動自在な上移動体と、前記接続ユニット内であって、前記新ウエブの先端が固定され、かつ、前記搬送路の下方に沿って移動自在な下移動体と、前記下移動体に設けられ、前記搬送速度で搬送する前記新ウエブを固定する新ウエブ固定部と、前記上移動体に設けられ、前記搬送速度で搬送する前記旧ウエブを、前記新ウエブと共に前記新ウエブ固定部で挟んで固定する円柱状の旧ウエブ巻き付け体と、前記下移動体に設けられ、前記旧ウエブ巻き付け体と前記新ウエブ固定部によって挟まれて前記旧ウエブと前記新ウエブとが重なった状態で、幅方向に移動して前記旧ウエブと前記新ウエブとを同時に切断する前記切断装置と、を有し、前記制御部は、前記接続ユニットを前記移動部によって前記搬送速度で搬送方向に移動させながら、前記新ウエブ固定部で固定された前記新ウエブと前記旧ウエブとを前記旧ウエブ巻き付け体で挟んで重ねた状態で、前記切断装置で同時に切断し、前記搬送方向に移動している前記接続ユニット内で前記上移動体を前記搬送方向とは反対方向に移動させて、切断された前記旧ウエブを前記旧ウエブ巻き付け体で巻き付ける、ことを特徴とするウエブの接続装置である。
本発明によれば、アキューム装置を設けることなく、旧ウエブを一時停止させず新ウエブと接続できる。
本発明の一実施形態を示す接続装置の初期状態の全体図である。 接続装置の終了状態の全体図である。第10工程の接続装置の外観図である。 接続ユニットの構造を示す縦断面図である。 図3におけるA−A線断面である。 下移動体の平面図である。 切断装置によって旧ウエブと新ウエブを切断しようとしている状態の拡大側面図である。 切断装置によって旧ウエブと新ウエブを切断しようとしている状態の一部欠載正面図である。 接続装置のブロック図である。 移動する接続ユニットのA地点〜C地点までの説明図である。 移動する接続ユニットのD地点〜G地点までの説明図である。 第1工程における接続装置の説明図である。 第2工程における接続装置の説明図である。 第3工程における接続装置の説明図である。 第4工程における接続装置の説明図である。 第5工程における接続装置の説明図である。 第6工程における接続装置の説明図である。 第7工程における接続装置の説明図である。 第8工程における接続装置の説明図である。 第9工程における接続装置の説明図である。 第10工程における接続装置の説明図である。 第11工程における接続装置の説明図である。
以下、本発明の一実施形態のウエブWの接続装置10について図1〜図21に基づいて説明する。接続装置10は、切断装置46を用いている。なお、「ウエブW」とは、長尺状のシートであり、布帛、紙、フィルム、金属箔などをいう。なお、接続装置10において、「搬入側」は、ウエブWが搬送されてくる上流を意味し、「搬出側」は、ウエブWが搬送される下流を意味する。
接続装置10は、図1に示すように、巻出し装置6の古い芯1に巻いた旧ウエブW1が残り少なくなり、新しい芯2に巻いた新ウエブW2を旧ウエブW1に接続する装置である。
巻出し装置6は、回転軸Oを中心に回転する左右一対の腕体7に旧ウエブW1を巻いた古い芯1と、新ウエブW2を巻いた新しい芯2が回転自在に取り付けられている。巻き出された旧ウエブW1と新ウエブW2は、図1に示すように水平方向の搬送路を搬送されている。旧ウエブW1は、ガイドロール301とガイドロール302の間を通り、接続ユニット3に至る。接続ユニット3を経た旧ウエブW1は、先導ロール303とガイドロール304を経て塗工装置などに案内される。新しい芯2に巻き付けられている新ウエブW2の先端は、接続ユニット3内部で固定されている。この接続ユニット3は、搬送路に沿って移動する。先導ロール303は、搬送方向に沿って所定距離移動可能であり、これにより、接続ユニット3の移動空間を確保でき、先導ロール303、ガイドロール304を通過するウエブWのパス長を調整できる。
(1)接続ユニット3
接続ユニット3の構造について図1〜図5に基づいて説明する。
接続ユニット3のケーシング310は、横長の直方体であり、前面には新ウエブW2と旧ウエブW1の搬入口312が開口し、後面には旧ウエブW1又は新ウエブW2の搬出口314が開口している。この搬入口312と搬出口314は、水平な搬送路に沿って設けられている。
ケーシング310内部における搬送路の上方には、搬入ロール4、上移動体12、搬出ロール5が設けられている。また、ケーシング310内部における搬送路の下方には押圧ロール8、下移動体14、押圧ロール9が設けられている。
(1−1)接続ユニット3の移動構造
まず、接続ユニット3の移動構造について説明する。
左右一対のメインレール316が、旧ウエブW1と新ウエブW2の搬送方向、すなわち水平方向に設けられている。接続ユニット3のケーシング310が、左右一対のメインレール316の上を直線上に移動する。
駆動ホイール318がメインレール316の一端部には設けられ、従動ホイール320が他端部に設けられている。無端状のチェーン330が、駆動ホイール318と従動ホイール320との間に架け渡され、このチェーン330にケーシング310が固定されている。駆動ホイール318は、モータ322によって回転する。モータ322が回転し、駆動ホイール318が回転すると、チェーン330が移動し、それと共にケーシング310がメインレール316上を移動する。
(1−2)搬入ロール4などの役割
図1に示すように、搬出ロール4の下方には押圧ロール8が配されている。搬出ロール5の下方には押圧ロール9が配されている。押圧ロール8と押圧ロール9は、押圧アクチュエータ72,74によってそれぞれ上下動する。
図1に示すように、旧ウエブW1は、ガイドロール301、接続ユニット3内部の搬入ロール4、上移動体12の下方、その後に搬出ロール5を通過し、先導ロール303に至る。
新ウエブW2は、ガイドロール302、接続ユニット3内部の押圧ロール8を通過し、その後に下移動体14の端部固定部材66に固定されている。
また、押圧ロール8と押圧ロール9は、それぞれブレーキ機能を有し、双方のニップによって押圧ロール8と押圧ロール9の間のウエブWの張力を保持し、その上流と下流から受ける張力変動を遮断する。
(1−3)上移動体12
次に、接続ユニット3のケーシング310内の上移動体12について図3、図4に基づいて説明する。上移動体12は、旧ウエブW1の上方に配され、ケーシング310内で水平方向に移動自在に配されている。上移動体12の本体(以下、「上本体」という)16は、搬入側から旧ウエブ巻き付け体18、上テープ貼り付け体20、上接合吸引部22より構成されている。上本体16は、ケーシング310の内面に設けられた左右一対の上レール36,36の間に配され、ケーシング310内に設けられた上アクチュエータ38が、上本体16を上レール36,36に沿って水平に移動させる。
旧ウエブ巻き付け体18は、円柱状に形成され、回転軸24によって旧ウエブW1の搬送方向に沿って回転する。旧ウエブ巻き付け体18の外周面一部には旧ウエブ吸引部26の吸引面27が形成され、この旧ウエブ吸引部26の端部にカッター58が通過する上移動溝部28が形成されている。すなわち、旧ウエブ巻き付け体18の幅方向に設けられた上移動溝部28の上流側近傍に旧ウエブ吸引部26の吸引面27が形成されている。吸引面27には、複数の吸引孔が開口している。図4に示すように、旧ウエブ巻き付け体18の回転軸24の両側にはピニオンギア76,76が設けられ、ピニオンギア76,76は上移動体12の両側に設けられている直線状でかつ水平に配されたラック78,78と螺合して回転する。このラック78は、ケーシング310の内面に設けられている。上レール36,36、上アクチュエータ38、後から説明する下レール68,68と下アクチュエータ70もケーシング310の内面に固定されている。これにより、上移動体12が移動するとラック78上をピニオンギア76,76が回転して、旧ウエブ巻き付け体18も回転する。
上テープ貼り付け体20は、円柱状に形成され、回転軸30によって旧ウエブW1の搬送方向に沿って回転する。上テープ貼り付け体20の外周面一部には上テープ仮吸引部32が設けられ、この上テープ仮吸引部32の吸引面35には、複数の吸引孔が開口し、上テープ34の非接着面を吸引して仮止めしている。図4に示すように、旧ウエブ巻き付け体18の回転軸24,24の片側には、ホイール80が設けられ、上テープ貼り付け体20の回転軸30にもホイール82が設けられている。図3に示すように、ホイール80とホイール82が無端状のベルト84によって架け渡され、旧ウエブ巻き付け体18が回転すると上テープ貼り付け体20も同じ方向に回転する。
上接合吸引部22は、縦断面が台形状の直方体である。上接合吸引部22の下面は平らであって、吸引面23が形成され、吸引面23には、複数の吸引孔が開口している。吸引面23は旧ウエブW1の搬送路に面しており、吸引によって旧ウエブW1と新ウエブW2の接合部を固定し、下テープ貼り付け体42が、下テープ52を貼り付けときにその貼り付けを安定化させる。
(1−4)下移動体14
次に、接続ユニット3のケーシング310内の下移動体14について図3、図5に基づいて説明する。下移動体14は、新ウエブW2の下方に配され、水平方向に移動自在に配されている。下移動体14の本体(以下、「下本体」という)40は、下テープ貼り付け体42、新ウエブ固定部44、切断装置46、端部固定部材66より構成されている。
下テープ貼り付け体42は、円柱状に形成され、回転軸48によって新ウエブW2の搬送方向に沿って回転する。下テープ貼り付け体42の外周面一部には下テープ仮吸引部50が形成され、下テープ仮吸引部50の吸引面には、複数の吸引孔が開口し、下テープ52の非接着面を吸引している。なお、図6、図16に示すように、下前吸引面54が旧ウエブ巻き付け体18まで上昇し、上移動体12が搬入側に移動した状態で、切断装置46のカッター58が切断後、下移動体14の移動が可能となる。また、下テープ貼り付け体42の回転軸48の両端部に不図示のピニオンギアが設けられ、ケーシング310の内面に固定されたラックに螺合して回転する。これにより、下移動体14が移動するとラック上をピニオンギアが回転して、下テープ貼り付け体42も回転する。
新ウエブ固定部44は、新ウエブW2の搬送路に面した下前吸引部54と下後吸引部56とを有し、下前吸引部54と下後吸引部56とで新ウエブW2をそれぞれ吸引する。下前吸引部54の吸引面57と下後吸引部56の吸引面61には、複数の吸引孔がそれぞれ開口している。
切断装置46は、下前吸引部54と下後吸引部56との間に設けられ、カッター58が、重ねた旧ウエブW1と新ウエブW2を幅方向に同時に切断する。詳しい構成については後から説明する。
端部固定部材66は、新ウエブ固定部44の下後方に設けられ、新ウエブW2の先端部を巻き付けて固定している。
下テープ貼り付け体42、新ウエブ固定部44、切断装置46、端部固定部材66が左右一対の板状の上下部材60,60の間に設けられている。また、下本体40の前後にはそれぞれ左右一対の上下レール64,64が設けられ、中アクチュエータ62が、上下レール64,64に沿って左右一対の上下部材60を上下動させる。
下本体40は、ケーシング310の内面に設けられた下レール68に沿って水平方向に移動可能であり、ケーシング310内に設けられた下アクチュエータ70が、下本体40を水平方向に移動させる。
(2)切断装置46
重ねた旧ウエブW1と新ウエブW2とを同時に切断する切断装置46について図6と図7に基づいて説明する。
(2−1)切断装置46の構造
切断装置46の構造を図6と図7に基づいて説明する。下前吸引部54と下後吸引部56との間に図6に示すように切断装置46のカッター支持部88が設けられ、このカッター支持部88からカッター58が立設されている。カッター58は、図7に示すように平行四辺形の板状であって、上ほどカッター58の進行側に傾斜している。カッター支持部88は、下前吸引部54と下後吸引部56の間に設けられた左右一対の横レール90,90の間(図6参照)をエアシリンダなどの移動手段によって水平に移動する。すなわち、旧ウエブW1と新ウエブW2の幅方向に沿って移動する。以下では説明を簡単にするために、図7に示すようにカッター移動手段であるカッター支持部88は旧ウエブW1と新ウエブW2の左から右に移動するものとする。
カッター支持部88の上方であって、下前吸引部54と下後吸引部56の上端部より下方に、隔壁シート92が、新ウエブ固定部44の内部に水平に取り付けられている。隔壁シート92には、左右方向に沿って通過スリット94が設けられ、この通過スリット94をカッター58が移動する。隔壁シート92は、ゴム、又は、柔軟な合成樹脂フィルムのシートにより形成されている。
図6に示すように、下前吸引部54の側面と下後吸引部56の側面と隔壁シート92とにより囲まれた空間を、以下では「下移動溝部96」と呼ぶ。また、上移動溝部28と旧ウエブW1によって囲まれた筒状の空間を、以下では「切断空間98」と呼び、新ウエブW2と下移動溝部96によって囲まれた筒状の空間を、以下では「切断空間99」と呼ぶ。すなわち、カッター58が移動する下移動溝部96の空間を新ウエブW2で囲んで閉塞した状態を切断空間99と呼ぶ。
図7に示すように、トンネル型の切断空間98,99の右側には、塵吸引部102が取り付けられている。塵吸引部102は、上塵吸引口104と下塵吸引口106とを有している。切断空間98,99の左側は開放されている。また、下前吸引部54の側面と下後吸引部56から右側に延びた区画板部97によって切断空間98,99が上下に区画されている。そして、重ねた旧ウエブW1と新ウエブW2とを切断するときには、塵吸引部102の上塵吸引口104から切断空間98の空気を吸引し、下塵吸引口106から切断空間99の空気を吸引しながら、カッター58が、図6と図7に示すように、旧ウエブ巻き付け体18の上移動溝部28と新ウエブ固定部44の下移動溝部96によって囲まれた筒状の切断空間98,99を左から右に水平に移動する。
(2−2)切断装置46の動作状態
切断装置46の動作状態について図6と図7に基づいて説明する。まず、下前吸引部54と下後吸引部56によって新ウエブW2を水平に吸引して固定し、その上に旧ウエブW1を配し、旧ウエブ巻き付け体18によって旧ウエブW1と新ウエブW2とを重ねて挟んだ状態で固定する。このとき、旧ウエブW1と新ウエブW2の切断したい箇所は、上移動溝部28と下移動溝部96によって囲まれた切断空間98,99内に位置している。
次に、塵吸引部102の上塵吸引口104から切断空間98の空気と下塵吸引口106から切断空間99から空気を吸引すると、図7に示すように、空気が左から右に吸引される。これは、切断空間98,99の左が開放されているからである。
次に、カッター支持部88を横レール90に沿って移動させるとカッター58が隔壁シート92の通過スリット94を移動しつつ、重ねた旧ウエブW1と新ウエブW2とを幅方向に切断していく。切断によって切断空間98,99内で発生した塵は、塵吸引部102が吸引して、旧ウエブW1や新ウエブW2の表面に付着しない。
次に、カッター58が重ねた旧ウエブW1と新ウエブW2の切断が終了すると、塵吸引部102の吸引を停止させる。
これによって、切断装置46は、旧ウエブW1と新ウエブW2を切断するときに発生する塵を高速吸引して、接続ユニット3は、次の工程に移行できる。
(3)接続装置10の電気的構造
次に、接続装置10の電気的構造について図8のブロック図に基づいて説明する。接続装置10には、コンピュータよりなる制御手段である制御装置200が設けられている。制御装置200は、ライン制御通信システム110に基づいて旧ウエブW1と新ウエブW2の搬送開始、搬送速度での搬送、搬送停止を行う。
接続ユニット3の内部には、上移動体12を移動させる上アクチュエータ38、下移動体14を移動させる下アクチュエータ70、下移動体14の上下部材60を上下動させる中アクチュエータ62、切断装置46、押圧アクチュエータ72、押圧アクチュエータ74、2次側の吸引装置100が接続されている。この接続ユニット3の各部は、移動−固定両設備ユーティリティ連絡管108を介して制御装置200に接続されている。
また、制御装置200には、接続ユニット3のケーシング310を移動させるモータ322が接続されている。また、制御装置200には、ガイドロール301とガイドロール302を、その運転状態に合わせてそれぞれ上下方向に移動させるガイドアクチュエータ324とガイドアクチュエータ326が接続されている。また、先導ロール303を水平方向に移動させる移動アクチュエータ328も接続されている。さらに、制御装置200には、接続ユニット3及び切断装置46で用いられる2次側の吸引装置100を駆動するための一次側の吸引装置101が接続されている。
(4)ウエブW1の巻き出し作業
まず、ウエブW1が巻き出す作業について説明する。
第1に、運転開始前に、腕体7が水平な状態(図1の点線で示す接続ユニット3から遠い位置を「芯着脱位置」)で満巻のウエブW1を芯1に装着し、また、接続ユニット3を初期地点(A地点)に固定する。
第2に、腕体7を反時計回りの方向に180°回転し、芯1を図1の点線で示す接続ユニット3寄りの位置である「通常運転位置」まで移動させる。
第3に、ウエブW1を接続ユニット3にシート通し作業を行う。
第4に、制御装置200は、ウエブW1の巻出し作業を開始する。このときに、ウエブW1は、ガイドロール301、接続ユニット3内部の搬入ロール4、上移動体12の下方、搬出ロール5を経て、巻出し位置にある先導ロール303、ガイドロール304から塗工装置などに巻き出されている。
第5に、図1の点線で示すように、巻出し作業によってウエブW1(以下、「旧ウエブW1」と呼ぶ)が減少すると、芯2に満巻の新ウエブW2を図1の点線で示す芯着脱位置で装着する。
第6に、図1の実線で示すように、制御装置200は、旧ウエブW1の芯1(以下、「旧芯1」と呼ぶ)を反時計回りの方向に90°回転させ、満巻の新ウエブW2が装着された芯2(以下、「新芯2」と呼ぶ)も90°回転させて腕体7の姿勢を垂直にする。
(5)旧ウエブW1と新ウエブW2の接続作業
次に、図1、図2及び図9〜図21に基づいて、接続装置10が旧ウエブW1と新ウエブW2を接続する作業について順番に説明する。接続ユニット3は、A地点〜G地点の間を移動するものであり、古い芯1と新しい芯2は、図9と図10に示すように巻出し装置6の腕体7の回転の中心はO地点にあるとする。
作業者は、上テープ貼り付け体20の吸引面35に上テープ34の非接着面を予め吸引させ、また、下テープ仮吸引部50の吸引面53に下テープ52の非接着面を予め吸引させておく。また、作業者は、新しい芯2から巻き出された新ウエブW2の先端をガイドロール302を経て接続ユニット3内部に挿入し、押圧ロール8、下移動体14の端部固定部材66に固定させる。
なお、図11〜図21において、上接合吸引面23、旧ウエブ吸引面26、上テープ仮吸引面32、下テープ仮吸引面50、下前吸引面54、下後吸引面56が吸引を行っているときに「ON」と記載し、吸引をしていないときは「OFF」と記載する。
(5−1)A地点の接続作業
まず、A地点における接続ユニット3の接続作業について、図9(A)と図1の点線の図を参照して説明する。このA地点は、接続作業の初期位置である。
制御装置200は、古い芯1に巻いた旧ウエブW1の残量が少なくなると、巻出し装置6の腕体7を水平方向から垂直方向に反時計回りの方向に回転させる。巻出し装置6の腕体7の回転と共に、旧ウエブW1はガイドロール301を経て生産速度で搬出される。
制御装置200は、先導ロール303を通常位置(図1の実線の状態)から接続作業位置(図1の点線の状態)に移動させる。先導ロール303を移動させるのは、ウエブWのパス長を確保するためである。
それと同時に制御装置200は、A地点から接続ユニット3が芯2から新ウエブW2を伴って旧ウエブW1の搬送速度と同速になるように起動、加速する。
(5−2)A〜B地点までの接続作業
図9(B)に示すように、接続ユニット3が、A地点から距離L1離れたB地点までの間は、第1工程の接続準備作業を行う。
第1工程において、図1と図11に示すように、制御装置200は、旧ウエブW1を上記したように搬入ロール4、上移動体12の下方、搬出ロール5の位置を水平に搬送している。一方、新ウエブW2は、ガイドロール302を経て旧ウエブW1と同様に水平に配された状態で押圧ロール8を経て下移動体14の上方に位置しつつ、下移動体14に設けられている端部固定部材66に巻き付けられた状態で固定されている。すなわち、この第1工程において、制御装置200は、旧ウエブW1は水平方向に一定の搬送速度で搬送し、新ウエブW2は、旧ウエブW1と平行に、かつ、下方の位置にあって加速状態にある。また、制御装置200は、下移動体14の上面から突出したカッター58の位置に、上移動体12の旧ウエブ巻き付け体18の上移動溝部28が位置するように、上移動体12と下移動体14をそれぞれ上アクチュエータ38と下アクチュエータ70によって水平方向に位置合わせしている。このときの位置合わせは、旧ウエブ巻き付け体18が旧ウエブW1の表面を転がるように回転させることができる状態にある。以下、この位置を「初期位置」と呼ぶ。すなわち、L1区間は、接続ユニット3が、この初期位置を保ちながら加速し、旧ウエブW1の生産速度を目指して加速する区間であり、B地点でその生産速度に到達する。
(5−3)B〜C地点までの接続作業
図9(C)に示すように、接続ユニット3が、B地点から距離L2離れたC地点まで移動する間は、第2工程の接続作業を行う。なお、ガイドロール304は、ニップ衝撃緩衝補正を行う。接続作業中の旧ウエブW1は、設備全体を統括するライン制御下にあるため、減速或いは一時停止をすることなく、生産速度を維持する。そして、接続ユニット3は、この旧ウエブW1の搬送速度と同じ速度で移動させながら接続作業を行う。
第2工程において、図12に示すように、B地点にて制御装置200の制御領域にある新ウエブW2は、ライン制御通信システム110との交信によってライン制御下にある旧ウエブW1を認知して両者の相対速度を0とした後、接続環境を整えるために以下の動作指令を出力する。押圧アクチュエータ72,74によって押圧ロール8,9を上方に移動させ、旧ウエブW1と新ウエブW2を、搬入ロール4と押圧ロール8、搬出ロール5と押圧ロール9とによって挟んで固定する。すなわち、搬入ロール4と搬出ロール5にそれぞれに圧着される押圧ロール8,9はニップすることによりブレーキ機能を発揮し、上流の旧ウエブW1と新ウエブW2、下流から旧ウエブW1の張力変動を遮断し、接続装置10内のウエブ張力を安定化させる。また、制御装置200は、初期位置において中アクチュエータ62によって下移動体14の上下部材60を待機高さから上方に移動させ、制御装置200は、新ウエブ固定部44の下前吸引部54と下後吸引部56の吸引を開始し、下前吸引部54と下後吸引部56によって新ウエブW2の下面を吸引させる。制御装置200は、これらの動作をB点〜C点の間で行ってC地点で完了させ、次の第3工程の動作指令を出力する。
(5−4)C〜D地点までの接続作業
図10(D)に示すように、接続ユニット3が、C地点から距離L3離れたD地点まで移動する間は、第3工程の接続作業を行う。
第3工程において、図13に示すように、新ウエブW2は、新ウエブ固定部44の下前吸引部54と下後吸引部56とによって吸引されて固定されているので、制御装置200は、その上にある旧ウエブW1を、新ウエブW2と重ねて、旧ウエブ巻き付け体18によって挟んで固定する。この状態において旧ウエブ巻き付け体18の上移動溝部28が、カッター58の位置にあるため、制御装置200は、切断装置46がカッター58を重ねた旧ウエブW1と新ウエブW2の幅方向に沿って移動させ、旧ウエブW1と新ウエブW2の両方を同時に幅方向に切断する。但し、切断されても、上記したように旧ウエブW1と新ウエブW2は固定されている。また、切断装置46のカッター58が、旧ウエブW1と新ウエブW2を重ねた状態で切断する前の工程において、制御装置200は、図7に示すように、塵吸引部102の上塵吸引口104を用いて旧ウエブW1と上移動溝部28によって囲まれた切断空間98(吸引空間)から切断によって発生した塵を吸引し、下塵吸引口106を用いて新ウエブW2と下移動溝部96によって囲まれた筒状の切断空間99(吸引空間)から切断によって発生した塵を吸引する。次に、切断が終了すると、制御装置200は、塵吸引部102を停止させる。制御装置200は、これらの動作をC点〜D点の間で行ってD地点で完了させ、次の第4〜6工程の動作指令を出力する。
(5−5)D〜E地点までの接続作業
図10(E)に示すように、接続ユニット3が、D地点から距離L4離れたE地点まで移動する間は、第4〜第6工程の接続作業を行う。
第4工程において、図14に示すように、下移動体14は停止した状態で、制御装置200は、上アクチュエータ38によって上移動体12のみを初期位置から搬入側に上レール36,36に沿って移動させる。上移動体12の移動と共に旧ウエブ巻き付け体18と上テープ貼り付け体20が、図14において反時計回りの方向に回転する。すなわち、上移動体12が水平方向に移動すると、ピニオンギア76がラック78によって回転し、旧ウエブ巻き付け体18が回転する。旧ウエブ巻き付け体18が回転するとベルト84によって上テープ貼り付け体20も連動回転する。
第5工程において、図15に示すように、制御装置200は、旧ウエブ巻き付け体18の旧ウエブ吸引部26の吸引を開始し、旧ウエブ巻き付け体18が反時計回りの方向に回転すると、切断された旧ウエブW1の前端部が旧ウエブ吸引部26に吸引され巻き付けられる。これによって新ウエブW2の上面が露出し、新ウエブW2の前端部が、切断された旧ウエブW1の後端部と接合し、この接合位置を後続の上テープ仮吸引部32が、上テープ34で跨ぐように転がり接合する。すなわち、上テープ貼り付け体20の上テープ仮吸引部32に設けられている上テープ34の接着面が、切断された旧ウエブW1の後端部と新ウエブW2の前端部の上面に上から上テープ貼り付け体20によって押圧されて貼り付けられる。制御装置200は、上テープ34を貼り付けると、上テープ仮吸引部32の吸引を停止する。そして、制御装置200は、上移動体12を引き続き移動させる。
第6工程において、図16に示すように、旧ウエブ巻き付け体18は、旧ウエブW1の前端部の巻き付けを引き続き行い、上テープ貼り付け体20は上テープ34を貼り付けた後も反時計回りの方向に回転する。そして、制御装置200は、上接合吸引部22の吸引面23によって、上テープ34を貼り付けた旧ウエブW1の後端部と新ウエブW2の前端部の上面の接合部に至って停止した後、同接合部を吸引する。制御装置200は、上移動体12の移動を停止した後に、この状態までは、制御装置200は、下移動体14を固定し、その後、制御装置200は、新ウエブ固定部44の下前吸引部56のみ新ウエブW2の吸引を停止し、下後吸引部54は吸引を継続する。以上のように制御装置200は、第4〜6工程の動作を上アクチェータ38の1ストローク動作と各部吸引操作にて完了させ、次の第7、8工程の開始指令を出力する。
(5−6)E〜F地点までの接続作業
図10(F)に示すように、接続ユニット3が、E地点から距離L5離れたF地点まで移動する間は、第7工程と第8工程の接続作業を行う。
第7工程において、図17に示すように、制御装置200は、停止している上移動体12の上接合吸引部22によって、上テープ34が貼り付けられた旧ウエブW1と新ウエブW2の接合部を吸引した状態において、制御装置200は、下アクチュエータ70によって下移動体14をレール68,68に沿って搬出側に移動させる。すると、下移動体14の下テープ貼り付け体42が、下移動体14の移動と共に回転し、下テープ仮吸引部50に仮止めされている下テープ52が、接合部に至る。すなわち、回転している下テープ貼り付け体42は、上テープ貼り付け体20と上移動体12の関係と同様に、下移動体14の移動に不図示の連動機構を有し、下テープ仮吸引部50が定められた位置に回転到達する。下テープ52が、この接合部に至ると、下テープ52の接着面によって旧ウエブW1の後端部と新ウエブW2の前端部の下面を接続していく。
第8工程において、図18に示すように、制御装置200は、上移動体12の移動を停止したまま、下移動体14のみを搬出側にさらに移動させる。その際、下前吸引部56の吸引のみを停止しているため、下移動体14の移動によって、新ウエブ固定部44の下後吸引部54(吸引継続中)と端部固定部材66によって保持された新ウエブW2の切断端は、その切断位置から離されて、旧ウエブW1と新ウエブW2の接合部が整えられる。下テープ仮吸引部50が下テープ52を伴い、旧ウエブW1の後端部と新ウエブW2の前端部の下面の接合部を跨いで転がり、押圧して、下テープ52を貼付けて接続を完了する。その後に制御装置200は、下テープ仮吸引部50の吸引を停止させる。以上のように制御装置200は、第7、8工程の動作を下アクチェーター70の1ストローク動作と各部吸引操作にて完了させ、次の第9工程の開始指令を出力する。
(5−7)F〜G地点までの接続作業
図10(G)に示すように、接続ユニット3が、F地点から距離L6離れたG地点まで移動する間は、第9工程の接続作業を行う。
第9工程において、図19に示すように、制御装置200は、上移動体12の上接合吸引部22の吸引も停止した後、下移動体14の降下並びに押圧ロール8,9の降下(すなわち、それぞれのブレーキ解除)、下移動体14の上下部材60を下方に移動させて元の待機高さに復帰させる。そして、その過程で、制御装置200は、旧ウエブW1から接続された新ウエブW2へ制御を切り替え、その新ウエブW2がライン制御下に入って搬送を継続する。なお、新ウエブW2の搬送は、時間短縮のため、制御装置200は、下移動体14の上下部材60を下方に移動(離脱)し押圧ロール8,9がニップ開放、又は、ニップ状態のまま、双方のブレーキが解除した瞬間から接続ユニット3の減速が始まる。
また、旧ウエブW1と新ウエブ切断端の接触による静電気などの離脱阻害要因があるため、これに影響されないように、制御装置200は、新ウエブ固定部44の下前吸引部54の吸引を継続し、第10工程で行われる残存する不要な新ウエブW2の先端部を除去する時点で解除する。
以上のように第9工程の動作は、旧ウエブW1と新ウエブW2のウエブ接合処理、両芯繰出駆動のライン制御系への交替完了後、接合ユニット3の減速停止によって完了する。制御装置200は、この完了到達地点Gにおいて次の第10工程の開始指令を出力する。
(5−8)G〜A地点までの復帰作業
図2と図21に示すように、接続ユニット3が、G地点から移動してA地点まで復帰する間は、第10工程の接続作業を行う。
第10工程において、接続ユニット3がG地点に到達した段階では、既にライン運転は、ウエブW1の繰出芯を制御下において生産運転が継続されている。制御装置200は、この状況下で、接続ユニット3をG地点からA地点に低速移動させる。この移動の過程で先導ロール303が追随して移動し初期位置に復帰させる。また、この移動の過程で接続ユニット3に内蔵されている下部移動体14と上部移動体12もまた初期位置に移動させる。上部移動体12の復帰移動と連動して第1貼り付け体20の回転位置も初期位置に復帰させる。同時に、旧ウエブ巻き付け体18が旧ウエブ吸引部26によって旧ウエブW1の切断端を吸引状態のまま巻き戻される。この間、旧ウエブW1の繰出し芯は、逆転して巻取り接続ユニット3、上部移動体12と共に初期位置に戻った段階で旧ウエブ吸引部26の吸引を解除する。旧ウエブW1の繰出し芯は、更に接続ユニット3から旧ウエブの切断端を引き出し、芯1に巻き込んで停止する。
同様に、下部移動体14の位置を初期位置に復帰させることで、第2貼り付け体42の回転位置も初期位置に復帰する。加えてカッター58も逆送して定位置に戻る。
(5−9)A地点での第1の復帰作業
第11工程において、以上のような第10工程の終了後、すなわち、上部移動体12と下部移動体14とを搭載した接続ユニット3が初期位置に復帰完了によって、制御部200は、巻出し装置6の姿勢を定常位置に移動する。すなわち、腕体7を図2に示すように、垂直方向から水平方向に反時計回りに90°回転させて移動させる。同時にガイドロール301とガイドロール302の定常位置に変更する。図2に示すように芯2が上巻き出しの場合、ガイドロール301が降下位置、ガイドロール302が降下位置にある。
但し、芯2が下巻き出しの場合には、ガイドロール301が上昇位置、ガイドロール302が、上昇位置となるようにそれぞれのガイドアクチェーター324、326を動作させる。
(5−10)A地点での第2の復帰作業
第12工程において、図20に示すように、制御装置200は、新ウエブ固定部44の吸引を解除して、作業者は、端部固定部材66に固定された残存する新ウエブW2の先端部を除去して全ての接合作業を終了する。
(6)効果
本実施形態によれば、旧ウエブW1と新ウエブW2を上テープ34と下テープ52で接続するときに、接続ユニット3を、ウエブの搬送速度と併せて移動させるため、ウエブの搬送を一時停止させることなく、また、従来のようなアキューム装置が不要となる。例えば、ウエブの搬送速度が30m/分の場合には、接続ユニット3の加減速時間、実質的接続時間を合わせて接続ユニット3の移動距離が約5m確保できれば、この接続作業が可能となる。
(7)変更例
接続ユニット3は、移動中に旧ウエブと新ウエブを接続できる構造であれば、上記実施形態で説明した構造以外の構造であってもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
W1・・・旧ウエブ、W2・・・新ウエブ、3・・・接続ユニット、10・・・接続装置、12・・・上移動体、14・・・下移動体、18・・・旧ウエブ巻き付け体、20・・・上テープ貼り付け体、22・・・上接合吸引部、34・・・上テープ、42・・・下テープ貼り付け体、44・・・新ウエブ固定部、46・・・切断装置、52・・・下テープ、58・・・カッター、100・・・吸引装置、102・・・塵吸引部、200・・・制御装置、310・・・ケーシング、312・・・搬入口、314・・・搬出口、316・・・メインレール、322・・・モータ

Claims (4)

  1. 所定の搬送速度で搬送する旧ウエブと新ウエブとを接続するウエブの接続装置において、
    旧ウエブの後端と新ウエブの前端とを重ねて上テープと下テープで挟んで接続する接続ユニットと、
    搬送中の旧ウエブと新ウエブを伴って前記接続ユニットを、搬送路に沿って移動させる移動部と、
    制御部と、
    を有し、
    前記接続ユニットは、
    前記接続ユニット内であって、前記搬送路の上方に沿って移動自在な上移動体と、
    前記接続ユニット内であって、前記新ウエブの先端が固定され、かつ、前記搬送路の下方に沿って移動自在な下移動体と、
    前記下移動体に設けられ、前記搬送速度で搬送する前記新ウエブを固定する新ウエブ固定部と、
    前記上移動体に設けられ、前記搬送速度で搬送する前記旧ウエブを、前記新ウエブと共に前記新ウエブ固定部で挟んで固定する円柱状の旧ウエブ巻き付け体と、
    前記下移動体に設けられ、前記旧ウエブ巻き付け体と前記新ウエブ固定部によって挟まれて前記旧ウエブと前記新ウエブとが重なった状態で、幅方向に移動して前記旧ウエブと前記新ウエブとを同時に切断する前記切断装置と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記接続ユニットを前記移動部によって前記搬送速度で搬送方向に移動させながら、前記新ウエブ固定部で固定された前記新ウエブと前記旧ウエブとを前記旧ウエブ巻き付け体で挟んで重ねた状態で、前記切断装置で同時に切断し、前記搬送方向に移動している前記接続ユニット内において前記上移動体を前記搬送方向とは反対方向に移動させて、切断された前記旧ウエブを前記旧ウエブ巻き付け体で巻き付ける、
    ことを特徴とするウエブの接続装置。
  2. 前記接続ユニットは、旧ウエブの後端と新ウエブの前端とを重ねて切断後、旧ウエブの不要な端部を排除後に接続する、
    請求項1に記載のウエブの接続装置。
  3. 前記移動部は、
    前記接続ユニットが移動するメインレールと、
    前記接続ユニットを前記メインレールに沿って移動させる駆動装置と、
    を有する請求項1に記載のウエブの接続装置。
  4. 前記上移動体に設けられ、切断された前記旧ウエブの後端部と、切断された前記新ウエブの前端部の上面に前記上テープを貼り付ける上テープ貼り付け体と、
    前記下移動体に設けられ、切断された前記旧ウエブの後端部と、切断された前記新ウエブの前端部の下面に前記下テープを貼り付ける下テープ貼り付け体と、
    をさらに有する請求項に記載のウエブの接続装置。
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