JP6834925B2 - 液冷ジャケットの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の第一実施形態に係る液冷ジャケット及び液冷ジャケットの製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る液冷ジャケット1は、ジャケット本体2と、封止体3とで構成されている。液冷ジャケット1は、内部に流体を流通させ、載置される発熱体と熱交換を行う部材である。ジャケット本体2は、底部10と、周壁部11と、複数の支柱12とで主に構成されている。なお、以下の説明における「表面」とは「裏面」の反対側の面という意味である。
次に、第二実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。図6に示すように、本実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法では、第二回転ツールGを用いて本接合工程を行う点で第一実施形態と相違する。第二実施形態では、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
次に、第三実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。図7に示すように、本実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法では、本接合工程において第一回転ツールFを側方から挿入する点で第一実施形態と相違する。第三実施形態では、第一実施形態と相違する点を中心に説明する。
次に、本発明の第四実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。図8に示すように、第四実施形態に係るジャケット本体の製造方法では、ジャケット本体2が封止体3よりも一回り大きい点で第一実施形態と相違する。第四実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法では、準備工程と、載置工程と、摩擦圧接工程と、本接合工程とを行う。第四実施形態では、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
次に、本発明の第五実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。図12に示すように、第五実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法では、レーザー溶接を行う点で第一実施形態と相違する。第五実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法では、準備工程と、載置工程と、摩擦圧接工程と、本接合工程とを行う。本実施形態では、第一実施形態と相違する点を中心に説明する。
次に、本発明の第六実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。図13に示すように、第六実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法では、ジャケット本体2の側方からレーザー溶接を行う点で第五実施形態と相違する。本実施形態では、第五実施形態と相違する点を中心に説明する。
次に、本発明の第七実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。図14に示すように、第七実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法では、内隅からレーザー溶接を行う点で第四実施形態と相違する。第七実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法では、準備工程と、載置工程と、摩擦圧接工程と、本接合工程とを行う。本実施形態では第四実施形態と相違する点を中心に説明する。
2 ジャケット本体
3 封止体
3a 表面
3b 裏面
3c 外周側面
10 底部
11 周壁部
11a 周壁端面
12 支柱
12a 支柱端面
13 凹部
F 第一回転ツール(回転ツール)
F2 攪拌ピン
G 第二回転ツール(回転ツール)
G1 ショルダ部
G2 攪拌ピン
J1 第一重合部
J2 第二重合部
Claims (8)
- 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部及び前記底部から立ち上がる支柱を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体とで構成され、前記ジャケット本体と前記封止体とを接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記支柱の支柱端面を前記周壁部の周壁端面よりも若干高い位置に形成する準備工程と、
前記支柱の支柱端面に前記封止体を載置する載置工程と、
前記支柱の支柱端面と前記封止体の裏面とを互いに近接する方向に押圧した状態で、少なくとも前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面の周縁部とが接触するまで前記ジャケット本体及び前記封止体を相対的かつ直線的に往復移動させる摩擦圧接工程と、
回転ツールの攪拌ピンを前記封止体の表面から挿入し、前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面とが重ね合わされた重合部に対して前記回転ツールを一周させて摩擦攪拌を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記回転ツールは、前記封止体の厚さよりも長い攪拌ピンを備え、
前記本接合工程では、前記ジャケット本体及び前記封止体に前記攪拌ピンのみを接触させた状態で摩擦攪拌を行うか、又は、前記封止体のみに前記攪拌ピンのみを接触させた状態で摩擦攪拌を行うことを特徴とする請求項1に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部及び前記底部から立ち上がる支柱を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体とで構成され、前記ジャケット本体と前記封止体とを接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記支柱の支柱端面を前記周壁部の周壁端面よりも若干高い位置に形成する準備工程と、
前記支柱の支柱端面に前記封止体を載置する載置工程と、
前記支柱の支柱端面と前記封止体の裏面とを互いに近接する方向に押圧した状態で、少なくとも前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面の周縁部とが接触するまで前記ジャケット本体及び前記封止体を相対的かつ直線的に往復移動させる摩擦圧接工程と、
回転ツールの攪拌ピンを前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面とが重ね合わされた重合部に対して前記周壁部の側方から挿入し、前記重合部に対して前記回転ツールを一周させて摩擦攪拌を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記本接合工程では、前記ジャケット本体及び前記封止体に前記攪拌ピンのみを接触させた状態で摩擦攪拌を行うことを特徴とする請求項3に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部及び前記底部から立ち上がる支柱を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体とで構成され、前記ジャケット本体と前記封止体とを接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記支柱の支柱端面を前記周壁部の周壁端面よりも若干高い位置に形成するとともに、前記周壁部の外周を前記封止体の外周よりも大きく形成する準備工程と、
前記支柱の支柱端面に前記封止体を載置する載置工程と、
前記支柱の支柱端面と前記封止体の裏面とを互いに近接する方向に押圧した状態で、少なくとも前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面の周縁部とが接触するまで前記ジャケット本体及び前記封止体を相対的かつ直線的に往復移動させる摩擦圧接工程と、
回転ツールの攪拌ピンを前記周壁部の周壁端面と前記封止体の外周側面とで構成される内隅から挿入し、前記ジャケット本体及び前記封止体に前記攪拌ピンのみを接触させた状態で前記内隅に対して前記回転ツールを一周させて摩擦攪拌を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部及び前記底部から立ち上がる支柱を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体とで構成され、前記ジャケット本体と前記封止体とを接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記支柱の支柱端面を前記周壁部の周壁端面よりも若干高い位置に形成する準備工程と、
前記支柱の支柱端面に前記封止体を載置する載置工程と、
前記支柱の支柱端面と前記封止体の裏面とを互いに近接する方向に押圧した状態で、少なくとも前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面の周縁部とが接触するまで前記ジャケット本体及び前記封止体を相対的かつ直線的に往復移動させる摩擦圧接工程と、
前記封止体の表面からレーザービームを照射し、前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面とが重ね合わされた重合部に対してレーザービームを一周させて溶接を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部及び前記底部から立ち上がる支柱を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体とで構成され、前記ジャケット本体と前記封止体とを接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記支柱の支柱端面を前記周壁部の周壁端面よりも若干高い位置に形成する準備工程と、
前記支柱の支柱端面に前記封止体を載置する載置工程と、
前記支柱の支柱端面と前記封止体の裏面とを互いに近接する方向に押圧した状態で、少なくとも前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面の周縁部とが接触するまで前記ジャケット本体及び前記封止体を相対的かつ直線的に往復移動させる摩擦圧接工程と、
前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面とが重ね合わされた重合部に対して前記周壁部の側方からレーザービームを照射し、前記重合部に対してレーザービームを一周させて溶接を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部及び前記底部から立ち上がる支柱を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体とで構成され、前記ジャケット本体と前記封止体とを接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記支柱の支柱端面を前記周壁部の周壁端面よりも若干高い位置に形成するとともに、前記周壁部の外周を前記封止体の外周よりも大きく形成する準備工程と、
前記支柱の支柱端面に前記封止体を載置する載置工程と、
前記支柱の支柱端面と前記封止体の裏面とを互いに近接する方向に押圧した状態で、少なくとも前記周壁部の周壁端面と前記封止体の裏面の周縁部とが接触するまで前記ジャケット本体及び前記封止体を相対的かつ直線的に往復移動させる摩擦圧接工程と、
前記周壁部の周壁端面と前記封止体の外周側面とで構成される内隅にレーザービームを照射し、前記内隅に対してレーザービームを一周させて溶接を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。
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