JP6834891B2 - 塗工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、塗工装置に関する。
例えば二次電池の電極には、電極材を含む塗工材が塗工された金属箔が用いられる。
ところで、特許文献1には、複数のシムを備える塗工装置を用いて塗工材をストライプ状に塗工する技術が開示されている。
特開2017−035668号公報
発明者は、塗工材を複数のシムからストライプ状に塗工する塗工装置に関し、以下の問題点を見出した。
特許文献1に開示されている塗工装置では、複数のシムへそれぞれ独立した経路を用いて塗工材を供給している。したがって、塗工材の供給に要するダイヘッドを複数のシムごとに準備する必要がある。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、単一のダイヘッドを用いて塗工材をストライプ状に塗工する塗工装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る塗工装置は、互いに対向配置された第1及び第2のダイと、前記第1及び第2のダイの間に挟持されると共に、互いに積層された複数のシムと、を備え、前記第1及び第2のダイの少なくとも一方に供給された塗工材を前記複数のシムからストライプ状に塗工する塗工装置であって、前記複数のシムには、積層された前記複数のシムを貫通する貫通孔が設けられており、前記複数のシムのそれぞれには、共通する一辺において、前記貫通孔に連通する開口部が互いに重ならないように設けられており、前記貫通孔を通過した前記塗工材を、前記複数のシムのそれぞれに設けられた前記開口部から吐出する。
本発明に係る塗工装置では、複数のシムには、積層された複数のシムを貫通する貫通孔が設けられており、複数のシムのそれぞれには、共通する一辺において、貫通孔に連通する開口部が互いに重ならないように設けられており、貫通孔を通過した塗工材を、複数のシムのそれぞれに設けられた開口部から吐出する。つまり、複数のシムに貫通孔を設けることによって、塗工材は、単一のダイヘッド内において、複数のシムのそれぞれの開口部から吐出される。このような構成により、単一のダイヘッドを用いて塗工材をストライプ状に塗工することができる。
本発明により、単一のダイヘッドを用いて塗工材をストライプ状に塗工する塗工装置を提供することができる。
実施の形態に係る塗工装置の分解斜視図である。 実施の形態に係る塗工装置の斜視図である。 実施の形態に係る塗工装置の正面図である。 図3のIV−IV断面図である。 第2のダイの斜視図である。 連続塗工した場合における箔の斜視図である。 間欠塗工した場合における箔の斜視図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
まず、図1〜5を参照して、本実施の形態に係る塗工装置の構成について説明する。
図1は、実施の形態に係る塗工装置1の分解斜視図である。図1に示すように、塗工装置1は、下ダイ(第1のダイ)2、上ダイ(第2のダイ)3、及び複数のシム4を備える。塗工装置1は、例えば、二次電池の電極の製造に好適である。
図2は、塗工装置1の斜視図である。図3は、塗工装置1の正面図である。図4は、図3のIV−IV断面図である。図5は、上ダイ3の斜視図である。
なお、当然のことながら、図1及びその他の図面に示した右手系xyz直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正方向が鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
図1に示すように、下ダイ2は、内側にマニホールド2aが設けられており、マニホールド2aに重ならない位置に、z軸方向に延びる連結孔2cを有する。また、図4に示すように、注入口2bは、マニホールド2aに連通するように設けられており、塗工材7を供給するタンク(不図示)に、例えばポンプを介して接続されている。ポンプを用いて注入口2bから注入された塗工材7は、マニホールド2aに貯留される。
図5に示すように、上ダイ3は、マニホールド2aに対応する形状のマニホールド3aが内側に設けられており、連結孔2cに連通する連結孔3cを有する。上ダイ3は、下ダイ2と対向配置されて1つのダイヘッドとして動作する。なお、図1〜5では注入口2bを下ダイ2に設けた場合を図示したが、塗工材が注入される位置は限定されず、下ダイ2及び上ダイ3の少なくとも一方に塗工材が供給される位置であれば、どの位置であっても良い。下ダイ2及び上ダイ3は、例えば、ステンレス合金を用いて構成される。
また、図2に示すように、下ダイ2及び上ダイ3の間には、複数のシム4が挟持されており、複数のシム4のそれぞれ(シム41及びシム42)は、z軸方向に互いに積層されている。図1に示すように、シム41には、貫通孔41aと、貫通孔41aに連通する開口部41bと、連結孔2c及び3cに連通する連結孔41cと、が設けられている。シム42にも、シム41と同様に、貫通孔42a、開口部42b、及び連結孔42cが設けられている。貫通孔41a及び42aは、複数のシム4を貫通するように設けられており、マニホールド2a及び3aに連通している。したがって、注入口2bから注入された塗工材7は、マニホールド2a、貫通孔41a、及び貫通孔42aを介して、開口部41b及び42bに供給される。貫通孔41a及び42aの形状は、マニホールド2a及び3aの形状に対応していることが好ましい。また、図3に示すように、シム41の厚さをtとする。
図3に示すように、開口部41b及び42bは、共通の一辺に設けられている。そして、シム41及び42が積層された際に、開口部41b及び42bは、x軸方向に互いに重ならない。つまり、シム41とシム42とが積層されると、重なり部4eが形成されるように、開口部41b及び開口部42bは設けられている。シム41及びシム42は、例えば、ステンレス合金を用いて構成される。
図2に示すように、下ダイ2、シム41、シム42、及び上ダイ3は、連結具5を用いて連結される。連結具5は、連結孔2c、41c、42c、及び3cに挿入され、下ダイ2、シム41、シム42、及び上ダイ3を接続する。図5に示すように、連結具5は、予め上ダイ3に接続されていても良い。
次に、図6及び図7を参照して、本実施の形態に係る塗工装置の動作について説明する。図6は、連続塗工した場合における箔6の状態を表す斜視図である。図7は、間欠塗工した場合における箔6の状態を表す斜視図である。なお、図6及び図7において、点線は、箔6の切断線を示す。
注入口2bから注入された塗工材7は、マニホールド2a、貫通孔41a、及び貫通孔42aを通過し、開口部41b及び42bから吐出される。開口部41b及び42bの外側の端には箔6が接している。箔6が開口部41b及び42bの外側の端を摺動すると、図6に示すように、開口部41bから吐出された塗工材7によって塗工部71が形成され、開口部42bから吐出された塗工材7によって塗工部72が形成される。開口部41b及び42bの間には重なり部4eが形成されているため、塗工部71及び72の間には塗工材が塗工されない未塗工部が形成される。したがって、塗工装置1を用いると、塗工材7をストライプ状に塗工することができる。
また、重なり部4eの幅を調節することによって、未塗工部の幅を調節することができる。また、シム41及び42は、十分な剛性を有する寸法で作成することが可能であるため、未塗工部の幅に、ばらつきが生じ難い。
図6において、点線は、箔6の切断線を表す。塗工部71及び72の間に形成されるy軸方向に延びた未塗工部に沿って箔6を切断することにより、塗工材が塗工された複数の箔を2列同時に切断することができる。さらに、箔6をx軸方向に沿って切断することにより、所定の長さの塗工材が塗工された箔を切断することができる。
図7において、点線は、箔6の切断線を表す。図7に示すように、塗工材7を間欠塗工する場合も、塗工材7を連続塗工する場合と同様に、塗工部71及び72の間に形成されるy軸方向に延びた未塗工部に沿って箔6を切断することにより、塗工材が塗工された複数の箔を2列同時に切断することができる。
図7に示すように、塗工材7を間欠塗工する場合、塗工部71同士の間及び塗工部72同士の間には、x軸方向に延びた未塗工部が形成されている。
また、塗工部72は、シム41の厚さtによって、塗工の開始位置及び終了位置が、塗工部71に比較して箔6の摺動方向(y軸方向)にtずれている。したがって、塗工部72同士の間に形成された未塗工部は、塗工部71同士の間に形成された未塗工部に比較してy軸方向にtずれて形成される。
そこで、図7に示すように、x軸方向に延びた未塗工部に沿って箔6を切断すると、塗工材が塗工された複数の箔を塗工部71及び72を切断することなく切断することができる。塗工材7は、硬い活物質を含有することがある。したがって、塗工部71及び72を切断しないことにより、切断に用いる刃(不図示)の寿命を、塗工部71及び72を切断する場合よりも長くすることができる。
以上で説明した本実施の形態に係る発明により、単一のダイヘッドを用いて塗工材をストライプ状に塗工する塗工装置を提供することができる。また、単一のダイヘッドに塗工材を注入するには、単一のポンプを準備すればよい。したがって、本実施の形態に係る発明により、単一のポンプを用いて塗工材をストライプ状に塗工する塗工装置を提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、第1及び第2のダイの間に3枚以上のシムを挟持しても良い。
1 塗工装置
2 (第1の)ダイ
2a マニホールド
2b 注入口
2c 連結孔
3 第2のダイ
3a マニホールド
3c 連結孔
4 複数のシム
41 シム
41a 貫通孔
41b 開口部
41c 連結孔
42 シム
42a 貫通孔
42b 開口部
42c 連結孔
5 連結具
6 箔
7 塗工材
71 塗工部
72 塗工部

Claims (1)

  1. 互いに対向配置された第1及び第2のダイと、
    前記第1及び第2のダイの間に挟持されると共に、互いに積層された複数のシムと、を備え、
    前記第1及び第2のダイの少なくとも一方に供給された塗工材を前記複数のシムからストライプ状に塗工する塗工装置であって、
    前記複数のシムには、積層された前記複数のシムを貫通する貫通孔が設けられており、
    前記複数のシムのそれぞれには、共通する一辺において、前記貫通孔に連通する開口部が互いに重ならないように設けられており、
    前記貫通孔を通過した前記塗工材を、前記複数のシムのそれぞれに設けられた前記開口部から吐出する、
    塗工装置。
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