JP6834445B2 - 印刷装置、ネットワークシステム、プログラムおよび方法 - Google Patents

印刷装置、ネットワークシステム、プログラムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、ネットワークシステム、プログラムおよび方法に関する。
近年、オフィス内でお菓子を販売する置き菓子サービスが提供されている(例えば、オフィスグリコ(登録商標)、URL: https://www.glico.com/jp/enjoy/service/officeglico/)。このサービスでは、オフィス内の所定な場所にお菓子を収容した商品ボックスを設置し、利用者は、好きなときに商品ボックスからお菓子を取り出して購入する。このサービスでは、利用者は、商品ボックスから取り出したお菓子の代金を備え付けの代金箱に投入することになっており、専門のスタッフが定期的にオフィスを訪問して、代金の回収と商品の補充を行う。(なお、上述したサービスは、いわゆる文献公知発明に係るものではないので、記載すべき先行技術文献情報がない。)
しかし、これまでの置き菓子サービスでは、商品を収容する商品ボックスをオフィス内に配置することが前提となっていたため、商品ボックスを配置するための販売スペースをオフィス内に追加的に設ける必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、オフィス内に販売スペースを追加的に設けることなく、商品の販売を可能にする印刷装置を提供することを目的とする。
本発明者は、オフィス内に販売スペースを追加的に設けることなく、商品の販売を可能にする印刷装置の構成につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、複数の給紙トレイを備える印刷装置であって、前記複数の給紙トレイそれぞれの属性情報を設定する設定部と、前記複数の給紙トレイのうちの一の給紙トレイを選択するためのアイコンに該給紙トレイの属性情報をそれぞれ表示するUI部と、を含み、前記設定部は、前記給紙トレイの属性情報として、該給紙トレイに食料品が収容されていることを示す情報を設定する、印刷装置が提供される。
上述したように、本発明によれば、オフィス内に販売スペースを追加的に設けることなく、商品の販売を可能にする印刷装置が提供される。
本実施形態のネットワークシステムのシステム構成図。 本実施形態のネットワークシステムの機能ブロック図。 コピーの設定画面を示す図。 給紙トレイ管理テーブルを示す図。 商品情報管理テーブル等を示す図。 商品補充時に実行される処理を示すシーケンス図。 給紙トレイに1種類の商品が収容された様子等を示す図。 商品情報の設定方法を説明するための図。 商品販売時に実行される処理を示すシーケンス図。 商品購入画面等を示す図。 商品の在庫が切れた場合を説明するための図。 商品情報および購入履歴を表示する態様を示す図。 給紙トレイに複数種類の商品が収容された様子等を示す図。 商品購入画面等を示す図。 本実施形態のネットワークシステムのハードウェア構成図。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
図1は、本発明の実施形態であるネットワークシステム1000のシステム構成を示す。図1に示すように、本実施形態のネットワークシステム1000は、1以上の印刷装置100と、管理サーバ200とを含んで構成されており、管理サーバ200と1以上の印刷装置100は、インターネットなどとして参照されるネットワーク60を介して相互通信可能に接続されている。
印刷装置100は、複数(2以上)の給紙トレイ30を備える印刷装置であり、好ましくは、MFP(Multi Function Peripheral)である。以下では、印刷装置100としてMFPを採用した場合を例にとって説明を行うものとし、MFP100として参照する。本実施形態では、各MFP100がオフィスに設置されていることを前提とし、各MFP100の給紙トレイ30の一部がオフィス内における商品の販売スペースとして流用される。
MFP100は、操作パネル18を備えており、操作パネル18のディスプレイには、MFP100の操作を受け付けるためユーザインターフェース(UI)が表示される。また、本実施形態においては、MFP100にカードリーダ19が接続されており、ユーザは、MFP100の利用に先立って、個人認証のために、認証情報が記録されたICカード40をカードリーダ19にかざすことが要求される。なお、別の実施形態では、認証情報を手で入力するようにしてもよい。
一方、管理サーバ200は、ユーザの個人認証処理や商品代金の課金処理を実行するサーバである。なお、図1では、管理サーバ200を1台の情報処理装置として図示しているが、管理サーバ200を2以上の情報処理装置からなるシステムとして構成してもよく、その場合は、各情報処理装置をネットワーク上に分散配置してもよい。以下では、これら全ての形態を総称して“管理サーバ200”と呼ぶものとする。
ここで、本システムが提供するサービスでは、商品の販売元は、MFP100の管理元と契約を結んだ上で、MFP100の給紙トレイ30の一部を商品の収容場所として借り受け、オフィスで働く従業員を対象とした商品を給紙トレイ30の中に陳列して販売する。なお、本サービスで販売する商品としては、お菓子や菓子パンといった間食用の食料品を例示することができる。
以上、本実施形態のネットワークシステム1000のシステム構成を説明してきたが、続いて、図2に示す機能ブロック図に基づいて、MFP100および管理サーバ200の機能構成を説明する。
MFP100は、ログイン処理部102と、UI部103と、設定部104と、在庫数管理部105と、課金要求部106と、記憶領域107とを含んで構成される。
ログイン処理部102は、MFP100に対するユーザのログイン処理を実行する手段である。
UI部103は、MFP100の各種機能の実行および各種設定に係る操作を受け付けるためのUI画面を生成して、操作パネル18のディスプレイに表示する手段である。図3は、UI部103が生成するUI画面として“コピーの設定画面”を例示する。本実施形態においては、UI部103は、図3に示すように、コピーの設定画面に、給紙トレイを選択するための5つのアイコン1〜5を表示し、各アイコンに、給紙トレイの属性情報を表示する。
図3に示す例では、各アイコンに、給紙トレイの属性情報として、給紙トレイに収容される用紙サイズが表示されている。具体的には、「トレイ1」を選択するためのアイコン1に「トレイ1」に収容される用紙サイズ「A4」が表示され、「トレイ2」を選択するためのアイコン2に「トレイ2」に収容される用紙サイズ「A3」が表示され、「トレイ3」を選択するためのアイコン3に「トレイ3」に収容される用紙サイズ「B4」が表示され、「トレイ4」を選択するためのアイコン4に「トレイ4」に収容される用紙サイズ「A4」が表示され、「手差しトレイ」を選択するためのアイコン5に「手差しトレイ」で使用する用紙サイズ「A4」が表示されている。
設定部104は、MFP100に係る各種設定を実行する手段であり、給紙トレイに係る各種の属性情報(用紙サイズ、用紙種類、坪量など)を設定する。
在庫数管理部105は、給紙トレイに収容された食料品の在庫数を管理する手段である。
課金要求部106は、給紙トレイに収容される食料品の代金の課金を管理サーバ200に対して要求する手段である。
記憶領域107は、図4(a)に示す給紙トレイ管理テーブル500と、図5(a)に示す商品情報管理テーブル600を記憶する手段である。
ここで、給紙トレイ管理テーブル500は、給紙トレイの属性情報を管理するテーブルであり、図4(a)に示すように、給紙トレイの属性情報として、その識別情報を格納するためのフィールド501と、給紙トレイの属性情報として、給紙トレイに収容される用紙の「用紙サイズ」を格納するためのフィールド502と、給紙トレイの属性情報として、給紙トレイに収容される用紙の「用紙種類」を格納するためのフィールド503と、給紙トレイの属性情報として、給紙トレイに収容される商品の「商品名」を格納するためのフィールド504と、給紙トレイの属性情報として、「商品設定の可否」を格納するためのフィールド505を備えている。
ここで、本実施形態においては、給紙トレイの属性情報として商品名の設定を許可するか否かの設定をSP値で設定できるようになっており、SP値の設定入力を受けて、設定部104は、その設定の可否を示す値をフィールド505に格納する。
一方、商品情報管理テーブル600は、図5(a)に示すように、「商品名」を格納するためのフィールド601と、「価格」を格納するためのフィールド602と、「在庫数」を格納するためのフィールド603と、「商品情報」を格納するためのフィールド604を備えている。
ここで、本実施形態のUI部103は、コピーの設定画面(図3参照)に表示する給紙トレイのアイコン1〜5を生成するときに、給紙トレイ管理テーブル500(図4(a)参照)を参照して、各給紙トレイに紐付いた用紙サイズを読み出し、読み出した用紙サイズ(例えば、「A4」)をアイコンに表示するようになっている。
なお、本実施形態では、MFP100に搭載されるコンピュータが、所定のプログラムを実行することにより、上述した各手段として機能する。
一方、管理サーバ200は、個人認証部202と、課金部204と、記憶領域206とを含んで構成される。
個人認証部202は、MFP100の利用者の個人認証を実行する手段である。
課金部204は、認証した利用者が購入した食料品の代金を課金する手段である。
記憶領域206は、図5(b)に示す課金情報管理テーブル700を記憶する手段である。
ここで、課金情報管理テーブル700は、図5(b)に示すように、「ユーザID」を格納するためのフィールド701と、「課金日」を格納するためのフィールド702と、「商品名」を格納するためのフィールド703と、「課金額」を格納するためのフィールド704を備えている。
なお、本実施形態では、管理サーバ200を構成するコンピュータが、所定のプログラムを実行することにより、上述した各手段として機能する。
以上、MFP100および管理サーバ200の機能構成について説明してきたが、続いて、商品販売元の商品補充員が商品を補充する際に実行される処理の内容を図6に示すシーケンス図に基づいて説明する。
商品補充員は、契約先のオフィスに出向き、契約したMFP100が備える複数の給紙トレイ30のうち、商品の収容場所として指定された給紙トレイ30を開け、そこに商品を補充する(S1)。
図7(a)は、MFP100の上から2番目の給紙トレイ30(以下、トレイ2という)に、商品として13個の「メロンパン」が補充された様子を示す。
次に、商品補充員は、契約先から貸与されたゲスト用のICカードをMFP100のカードリーダ19にタッチする(S2)。これを受けて、MFP100に接続されたカードリーダ19がICカードから認証情報を読み取ると、MFP100のログイン処理部102が、読みとった認証情報を含む認証要求を管理サーバに送信する(S3)。
これを受けて、管理サーバ200の個人認証部202は、受信した認証要求に含まれる認証情報を記憶領域206に保持される認証情報に照らして認証処理を実行し(S4)、MFP100に認証成功を返す。
認証成功を受けて、ログイン処理部102が商品補充員のログインを許可すると、UI部103が、操作パネル18のディスプレイにメニュー画面を表示する(S5)。これを受けて、商品補充員は、メニュー画面を操作して、図8(a)に示す用紙サイズ設定画面を呼び出す。このとき画面には、MFP100の給紙トレイを選択するための5つのキーが表示され、これを受けて、商品補充員は、S1で商品(メロンパン)を補充したトレイ2に対応する「トレイ2」キーをタッチする。
商品補充員が「トレイ2」キーをタッチしたことを受けて、用紙サイズ設定画面は、図8(b)に示す画面に遷移する。このとき画面には、トレイ2に収容する用紙サイズを設定するためのキーとして、6種類の用紙サイズを設定するための6つのキーと、「自動用紙選択」を設定するためのキーが表示される。さらに、この画面には、トレイ2の収容物として“商品”を設定するための「商品」キーが表示される。
これを受けて、商品補充員が「商品」キーをタッチすると(S6)、UI部103は、用紙サイズ設定画面を図8(c)に示す商品設定画面に遷移させる(S7)。このとき画面には、下記(1)〜(4)に示す商品情報を入力するための入力フィールドがソフトウェアキーボード(図示せず)と共に表示される。
(1)商品名
(2)価格(円)
(3)在庫数(個)
(4)商品説明
これを受けて、商品補充員は、図8(c)に示すように、「商品名」の入力フィールドに「メロンパン」を入力し、「価格」の入力フィールドに「200」を入力し、「在庫数」の入力フィールドに「トレイ2」に収容したメロンパンの個数「13」を入力し、「商品説明」の入力フィールドに「メロンパン」に関する商品説明を入力する(S8)。
これを受けて、設定部104は、入力された商品情報を商品情報管理テーブル600(図5(a)参照)に設定する(S9)。具体的には、設定部104は、S8で入力された上記(1)、(2)、(3)、(4)に示す商品情報を、それぞれ、フィールド601、602、603、604に格納する。
さらに、設定部104は、S8で入力された商品名「メロンパン」を、「トレイ2」の属性情報として、給紙トレイ管理テーブル500に設定する(S10)。具体的には、設定部104は、図4(b)に示すように、フィールド501に「トレイ2」が格納されているレコードのフィールド502の値をブランクとした上で、当該レコードのフィールド504に商品名「メロンパン」を格納する。
図4(b)に示すように給紙トレイ管理テーブル500が変更された場合、本実施形態のUI部103は、コピーの設定画面に表示される給紙トレイのアイコンを以下のように生成する。すなわち、UI部103は、給紙トレイ管理テーブル500(図4(b)参照)において、「トレイ2」に係るレコードのフィールド502の値がブランクになっていることを受けて、フィールド504に格納されている商品名「メロンパン」を読み出し、「トレイ2」を選択するためのアイコン2に「メロンパン」を表示する。
図7(b)は、商品補充員による商品情報の設定が終わった後のコピーの設定画面を示す。この場合、「トレイ2」を選択するためのアイコン2には、「トレイ2」の属性情報として、「トレイ2」に収容された商品の商品名「メロンパン」が表示されている。
なお、本実施形態では、給紙トレイ管理テーブル500において、ユーザが選択した給紙トレイのレコードのフィールド505に「不可」が格納されていた場合は、設定部104は、商品補充員が「商品」キーをタッチした時点で(S6)、適切な方法でエラーを通知して、ユーザが選択した給紙トレイに商品を収容することが許可されていないことを知らせる。
以上、商品補充員が商品を補充する際に実行される処理を説明してきたが、続いて、ユーザが商品を購入する際に実行される処理の内容を図9に示すシーケンス図に基づいて説明する。
オフィスで働く従業員(以下、ユーザという)は、自分のICカードをMFP100のカードリーダ19にタッチする(S1)。これを受けて、MFP100に接続されたカードリーダ19がICカードから認証情報を読み取ると、MFP100のログイン処理部102が、読みとった認証情報を含む認証要求を管理サーバに送信する(S2)。
これを受けて、管理サーバ200の個人認証部202は、受信した認証要求に含まれる認証情報を記憶領域206に保持される認証情報に照らして認証処理を実行し(S3)、MFP100に認証成功を返す。
認証成功を受けて、ログイン処理部102がユーザのログインを許可すると、UI部103が、操作パネル18のディスプレイにメニュー画面を表示する(S4)。これを受けて、ユーザは、メニュー画面を操作して、図10(a)に示すコピーの設定画面を呼び出す。その後、ユーザは、コピーの設定画面に表示された給紙トレイを選択するための5つのアイコンの中から、図10(a)に示すように、「メロンパン」と表示された「トレイ2」のアイコン2をタッチする(S5)。
これを受けて、UI部103は、図10(a)に示すコピーの設定画面を図10(b)に示す商品購入画面に遷移させる(S6)。このとき商品購入画面には、「トレイ2」に商品(商品名:メロンパン、価格:200円)が入っている旨が表示されるとともに、「購入」キー、「商品情報」キー、「購入履歴」キーが表示される。これを受けて、ユーザが「購入」キーをタッチすると(S7)、課金要求部106は、下記(1)〜(4)の情報を含む課金要求を生成して管理サーバ200に送信する(S8)。
(1)ログインユーザのユーザID
(2)課金日(現在の日付)
(3)商品名(メロンパン)
(4)課金額(200円)
これを受けて、管理サーバ200の課金部204は、課金処理を実行する(S9)。具体的には、課金部204は、MFP100から受信した課金要求に含まれる上記(1)、(2)、(3)、(4)の情報を、それぞれ、課金情報管理テーブル700(図5(b)参照)のフィールド701、702、703、704に格納する。
一方、MFP100の在庫数管理部105は、商品購入画面を介して商品の購入を受け付けたことに応答して、商品の在庫数を更新する(S10)。具体的には、在庫数管理部105は、商品情報管理テーブル600(図5(a)参照)のフィールド603に格納された在庫数を1減じる(デクリメントする)。
ここで、在庫数管理部105は、商品情報管理テーブル600のフィールド603に格納された在庫数が所定の閾値N(Nは0以上の整数)に達した場合、その旨を予め登録された通知先に通知する(S11)。具体的には、担当の商品補充員の電子メールアドレスを通知先として登録しておき、図11(a)に例示するような内容の電子メールを商品補充員のアドレスに宛てて送信するようにしてもよいし、担当の商品補充員の携帯端末50を通知先として登録しておき、在庫数が所定の閾値Nに達した旨を商品補充員の携帯端末50に対してプッシュ通知で通知するようにしてもよい。
なお、商品情報管理テーブル600のフィールド603に格納された在庫数がゼロになっているときに、ユーザが、商品「メロンパン」を収容する「トレイ2」のアイコン2を選択すると、UI部103が、図11(b)に示す画面を表示して、商品が売り切れた旨をユーザに通知する。
また、本実施形態では、ユーザが、商品購入画面(図10(b)参照)に表示された「商品情報」キーをタッチすると(S12)、UI部103が、商品情報管理テーブル(図5(a)参照)のフィールド604に格納されている商品情報を読み出し、読み出した商品情報を適切な方法で表示する(S13)。図12(a)は、商品「メロンパン」の商品情報をダイアログ画面で表示する例を示す。この例では、ダイアログ画面に商品情報が表示されるとともに、商品情報の印刷出力を受け付けるための「印刷」キーが表示され、ユーザが「印刷」キータッチすると、商品情報が印刷出力されるようになっている。
さらに、本実施形態では、ユーザが、商品購入画面(図10(b)参照)に表示される「購入履歴」キーをタッチすると(S14)、UI部103が、ログインユーザのユーザIDを含む購入履歴要求を生成して管理サーバ200に送信する(S15)。
これを受けて、管理サーバ200の課金部204は、購入履歴情報を生成する(S16)。具体的には、課金部204は、受信した購入履歴要求に含まれるユーザIDをキーとして、課金情報管理テーブル700(図5(b)参照)のフィールド701を検索し、キーに合致するレコードを抽出・集計して購入履歴情報を生成し、MFP100に送信する。
これを受けて、MFP100のUI部103は、受信した購入履歴情報を適切な方法で表示する。図12(b)は、ログインユーザの購入履歴情報をダイアログ画面で表示する例を示す。この例では、ダイアログ画面にログインユーザの購入履歴情報が表示されるとともに、購入履歴情報の印刷出力を受け付けるための「印刷」キーが表示され、ユーザが「印刷」キータッチすると、購入履歴情報が印刷出力されるようになっている。
以上、説明したように、本実施形態によれば、オフィス内に既に設置されている印刷装置の給紙トレイを商品の販売スペースとして流用することができるので、販売スペースを追加的に設けることなく、商品を販売することが可能になる。また、本実施形態によれば、商品を収容した給紙トレイを選択するためのアイコンに商品名が表示されるので、ユーザは商品が収容されている給紙トレイを容易に識別することができるようになる。
また、本実施形態によれば、商品を在庫数が少なくなった場合に、その旨が自動的に商品補充員などの責任者に通知されるので、品切れによる売り上げ低下を防止することができる。また、本実施形態によれば、事前の個人認証により、商品の購入者を特定することができるので、商品の代金をその都度現金で支払う代わりに、後でまとめて決済する(例えば、給与天引きなど)といったことが可能になる。また、本実施形態によれば、ユーザは、必要に応じて、商品情報や商品の購入履歴を出力して確認することができる。
なお、上述した実施形態では、商品を収容した給紙トレイのアイコンに「商品名」を表示する態様について説明してきたが、商品を収容した給紙トレイのアイコンに表示する属性情報は「商品名」に限定されるものではなく、給紙トレイに食料品が収容されていることを示すものであれば、いかなる情報であってもよい。ここで、給紙トレイに食料品が収容されていることを示す情報とは、給紙トレイに食料品が収容されていることを推認させる情報であればよく、そのような情報としては、商品を販売する企業のロゴ、商品を販売する販売サービス名、販売する商品のキャラクターデザインなどを例示することができる。
また、これまでは、給紙トレイに1種類の商品を収容して販売するケースを例にとって実施形態を説明してきたが、本実施形態では、給紙トレイに複数種類の商品を収容して販売してもよいことはいうまでもない。
図13(a)は、MFP100のトレイ2に複数種類の商品(お菓子)が補充された様子を示し、図13(b)は、その補充の際に商品設定画面に入力された商品情報を示す。図13(b)に示す例では、「商品名」の入力フィールドに「オフィスでおやつ!」が入力され、「価格」の入力フィールドに「100」が入力され、「在庫数」の入力フィールドに、その時点で「トレイ2」に収容されているお菓子の個数「48」が入力され、「商品説明」の入力フィールドに、「オフィスでおやつ!」に関する商品説明が入力されている。
上述した商品情報が入力されたことを受けて、設定部104は、図4(c)に示すように、給紙トレイ管理テーブル500を更新する。この場合、ユーザがコピーの設定画面を呼び出すと、そこに表示される「トレイ2」のアイコン2には、「トレイ2」の属性情報として「オフィスでおやつ!」が表示されるようになる。これを受けて、ユーザがアイコン2をタッチすると、画面は、図14(a)に示す商品購入画面に遷移する。これを受けて、ユーザが、図14(a)に示す商品購入画面に表示される「商品情報」キーをタッチすると、図14(b)に示すように、「オフィスでおやつ!」の商品情報がダイアログ画面に表示される。
最後に、図15に基づいて本実施形態のネットワークシステム1000を構成する各装置のハードウェア構成について説明する。
図15(a)に示すように、MFP100に搭載されるコンピュータは、装置全体の動作を制御するプロセッサ10と、ブートプログラムやファームウェアプログラムなどを保存するROM11と、プログラムの実行空間を提供するRAM12と、上述した各機能を実現するためのプログラムやオペレーティングシステム(OS)等を保存する補助記憶装置13と、操作パネル18やカードリーダ19などの外部装置を接続するための入出力インタフェース14と、印刷処理を実行するプリンタエンジン15と、スキャン処理を実行するスキャンエンジン16と、ネットワークに接続するためのネットワーク・インターフェース17とを備えている。
図15(b)に示すように、本実施形態の管理サーバを構成するコンピュータは、装置全体の動作を制御するプロセッサ20と、ブートプログラムやファームウェアプログラムなどを保存するROM21と、プログラムの実行空間を提供するRAM22と、上述した各機能を実現するためのプログラムやオペレーティングシステム(OS)等を保存する補助記憶装置23と、外部装置を接続するための入出力インタフェース24と、ネットワークに接続するためのネットワーク・インターフェース25とを備えている。
なお、上述した実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)などで記述されたプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROMなどの記録媒体に格納して頒布することができ、また他の装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、給紙トレイに販売商品として「食料品」を収容する態様を説明したが、給紙トレイに収容する販売商品は、「食料品」以外の任意の商品であってもよい。その他、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…プロセッサ
11…ROM
12…RAM
13…補助記憶装置
14…入出力インタフェース
15…プリンタエンジン
16…スキャンエンジン
17…ネットワーク・インターフェース
18…操作パネル
19…カードリーダ
20…プロセッサ
21…ROM
22…RAM
23…補助記憶装置
24…入出力インタフェース
25…ネットワーク・インターフェース
30…給紙トレイ
40…ICカード
50…携帯端末
60…ネットワーク
100…印刷装置(MFP)
102…ログイン処理部
103…UI部
104…設定部
105…在庫数管理部
106…課金要求部
107…記憶領域
200…管理サーバ
202…個人認証部
204…課金部
206…記憶領域
500…給紙トレイ管理テーブル
501,502,503,504,505…フィールド
600…商品情報管理テーブル
601,602,603,604…フィールド
700…課金情報管理テーブル
701,702,703,704…フィールド
1000…ネットワークシステム

Claims (11)

  1. 複数の給紙トレイを備える印刷装置であって、
    前記複数の給紙トレイそれぞれの属性情報を設定する設定部と、
    前記複数の給紙トレイのうちの一の給紙トレイを選択するためのアイコンに該給紙トレイの属性情報をそれぞれ表示するUI部と、
    を含み、
    前記設定部は、
    前記給紙トレイの属性情報として、該給紙トレイに食料品が収容されていることを示す情報を設定し、
    前記UI部は、
    食料品を収容する給紙トレイが選択されたことに応答して、該食料品の購入を受け付けるための購入画面を表示する
    印刷装置。
  2. 給紙トレイに食料品が収容されていることを示す前記情報は、食料品の商品名である、請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記UI部は、
    前記購入画面に前記食料品の商品情報を表示する、
    請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記UI部は、
    前記購入画面を介して前記食料品の商品情報の印刷出力を受け付ける、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 前記印刷装置は、
    前記購入画面を介して前記食料品の購入を受け付けたことに応答して、該食料品の在庫数を更新する在庫数管理部を含み、
    前記UI部は、
    前記在庫数がゼロになった場合に、前記購入画面に前記食料品が売り切れた旨を表示する、
    請求項のいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記在庫数管理部は、
    前記在庫数が所定の閾値に達した旨を登録された通知先に通知する、
    請求項に記載の印刷装置。
  7. 前記設定部は、
    前記給紙トレイの属性情報として、給紙トレイに食料品が収容されていることを示す前記情報の設定の可否を設定する、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の印刷装置。
  8. 複数の給紙トレイを備える印刷装置と管理サーバとを含むネットワークシステムであって、
    前記印刷装置は、
    前記複数の給紙トレイそれぞれの属性情報を設定する設定部と、
    前記複数の給紙トレイのうちの一の給紙トレイを選択するためのアイコンに該給紙トレイの属性情報をそれぞれ表示するUI部と、
    給紙トレイに収容される食料品の代金の課金を要求する課金要求部と、
    を含み、
    前記設定部は、
    前記給紙トレイの属性情報として、該給紙トレイに食料品が収容されていることを示す情報を設定し、
    前記UI部は、
    食料品が収容される給紙トレイが選択されたことに応答して、該食料品の購入を受け付ける購入画面を表示し、
    前記課金要求部は、
    前記購入画面を介して利用者から購入を受け付けた食料品の代金の課金を前記管理サーバに要求し、
    前記管理サーバは、
    前記印刷装置の利用者を認証する個人認証部と、
    認証した利用者が購入した食料品の代金を課金する課金部と、
    を含む、
    ネットワークシステム。
  9. 前記管理サーバの前記課金部は、
    認証した利用者に係る食料品の購入履歴を前記印刷装置に送信し、
    前記印刷装置の前記UI部は、
    前記管理サーバから受信した前記購入履歴を表示する、
    請求項に記載のネットワークシステム。
  10. 給紙トレイを備える印刷装置を制御するコンピュータを
    給紙トレイの属性情報を設定する設定手段、
    前記給紙トレイを選択するためのアイコンに該給紙トレイの属性情報を表示するUI手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記設定手段は、
    前記給紙トレイの属性情報として、該給紙トレイに食料品が収容されていることを示す情報を設定する、
    プログラム。
  11. 給紙トレイを備える印刷装置と管理サーバとを含むネットワークシステムにおいて実行される方法であって、
    前記印刷装置が、
    給紙トレイの属性情報を設定するステップと、
    前記給紙トレイを選択するためのアイコンに該給紙トレイの属性情報を表示するステップと、
    給紙トレイに収容される食料品の代金の課金を要求するステップと、
    を実行し、
    前記設定するステップは、
    前記給紙トレイの属性情報として、該給紙トレイに食料品が収容されていることを示す情報を設定するステップを含み、
    前記表示するステップは、
    食料品が収容される給紙トレイが選択されたことに応答して、該食料品の購入を受け付ける購入画面を表示するステップを含み、
    前記課金を要求するステップは、
    前記購入画面を介して利用者から購入を受け付けた食料品の代金の課金を前記管理サーバに要求するステップを含み、
    前記管理サーバが、
    前記印刷装置の利用者を認証するステップと、
    認証した利用者が購入した食料品の代金を課金するステップと、
    を実行する、
    方法。
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