JP6832885B2 - 流体システム - Google Patents
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Description
この構成によれば、ガスケットの肉厚は、環状溝の幅よりも大きい。よって、環状溝へガスケットを挿入すると、いわゆる締まり嵌めとなって、流通口の周縁部が締め付けられる。この締め付けが強いときには、弱いときに比してシール性能が高くなる。
図1の上図は、流体システムSの構成を例示する縦断面図であり、図1の下図は、流体システムSの構成を例示する平面図である。同図に示す流体システムSは、一対の集積ブロック1と、各集積ブロック1の接続部をシールする環状のガスケット2とを備えている。
図2は、流体デバイスとしての集積ブロック1の構成を例示する図である。また、図3は、集積ブロック1のB−B断面図であり、図4は、集積ブロック1のA−A断面図である。
なお、A−A断面は「第1断面」を例示し、B−B断面は「第2断面」を例示している。また、並び方向に直交する方向は、図中の前後方向(図1の符号D2を参照)に等しく、「第2方向」を例示している。本実施形態では、環状溝14の短軸As方向は、第2方向としての前後方向に一致している。
図5は、ガスケット2の構成を例示する図である。
b2>a2 ・・・(3)
上式(2)〜(3)に示すように、第2シール部22は、環状溝14における長軸Al付近の部位と、短軸As付近の部位との双方に対して、肉厚に形成されている。よって、環状溝14へ第2シール部22を挿入すると、いわゆる締まり嵌めとなって、流通口13の周縁部が締め付けられる。締め付けの強さは、第2シール部22の圧縮量によって規定されている。
集積ブロック1同士を接続すると、両ブロック1によって挟み込まれたガスケット2は、各ブロック1から押圧されることになる。この押圧に対する反力によって、集積ブロック1がシールされることから、ガスケット2の周方向におけるシール性能を均一にするためには、同方向においてガスケット2を均一に押圧することが求められる。
上式(4)を満足するように構成すると、ボルト3から離間している部位(第2方向に沿ったB−B断面上の部位)においては、環状溝14による第2シール部22の圧縮量が、ボルト3から近接している部位(第1方向に沿ったA−A断面上の部位)に対して大きくなる。これにより、第2シール部22による流通口13の締め付けを強くすることができる。
前記実施形態では、環状のガスケット2を挿入するための環状溝14として、円形状の内径14iと、第1方向に沿った長軸を有する楕円形状の外径14oとを組み合わせた構成を例示したが、この構成には限定されない。
前記実施形態、及び、その環状溝に係る変形例においては、集積ブロック1の構造に工夫を凝らすことにより、上式(4)を満足するように構成されていたが、この構成には限定されない。
13 流通口
14 環状溝
15 挿通孔
17 テーパ部
2 ガスケット
21 第1シール部
22 第2シール部
3 ボルト(接続具)
C1 中心軸(環状溝の中心軸)
C2 中心軸(ガスケットの中心軸)
P 流路
S 流体システム
Claims (4)
- 環状のガスケットと、前記ガスケットによりシールされる流路を有する複数の流体デバイスと、を備えた流体システムであって、
前記複数の流体デバイスは、一対の接続具を介して相互に接続され、
前記複数の流体デバイスは、それぞれ、
前記一対の接続具の間に配置され、前記流路の一端を成すように開口した流通口と、
前記流通口の外周縁に沿って設けられ、前記ガスケットが挿入されるように開口した環状溝と、を有し、
前記環状溝の中心軸を通る断面のうち、前記一対の接続具の並び方向を示す第1方向で見た第1断面視における前記環状溝の幅をa1、前記第1方向に対して直交する第2方向で見た第2断面視における前記環状溝の幅をa2とし、
前記環状溝に対して前記ガスケットを同軸に配置したときに、前記第1断面視における前記ガスケットの肉厚をb1、前記第2断面視における前記ガスケットの肉厚をb2とすると、下式を満足し、
前記環状溝は、該環状溝の中心軸に沿って正面視した場合に、前記第1方向に沿った長軸を有する楕円状に形成された外径と、該外径と同軸かつ円形状を有する内径と、を備え、
前記ガスケットにおいて前記環状溝に挿入される部位は、前記ガスケットの中心軸に沿って正面視した場合に、互いに同軸の円形状を有する外径及び内径を備える
流体システム。
b2−a2>b1−a1>0 - 環状のガスケットと、前記ガスケットによりシールされる流路を有する複数の流体デバイスと、を備えた流体システムであって、
前記複数の流体デバイスは、一対の接続具を介して相互に接続され、
前記複数の流体デバイスは、それぞれ、
前記一対の接続具の間に配置され、前記流路の一端を成すように開口した流通口と、
前記流通口の外周縁に沿って設けられ、前記ガスケットが挿入されるように開口した環状溝と、を有し、
前記環状溝の中心軸を通る断面のうち、前記一対の接続具の並び方向を示す第1方向で見た第1断面視における前記環状溝の幅をa1、前記第1方向に対して直交する第2方向で見た第2断面視における前記環状溝の幅をa2とし、
前記環状溝に対して前記ガスケットを同軸に配置したときに、前記第1断面視における前記ガスケットの肉厚をb1、前記第2断面視における前記ガスケットの肉厚をb2とすると、下式を満足し、
前記環状溝は、該環状溝の中心軸に沿って正面視した場合に、円形状を有する外径と、該外径と同軸かつ前記第2方向に沿った長軸を有する楕円状に形成された内径と、を備え、
前記ガスケットにおいて前記環状溝に挿入される部位は、前記ガスケットの中心軸に沿って正面視した場合に、互いに同軸の円形状を有する外径及び内径を備える
流体システム。
b2−a2>b1−a1>0 - 請求項1又は2に記載された流体システムにおいて、
前記ガスケットにおいて前記環状溝に挿入される部位は、前記ガスケットの中心軸に沿って正面視した場合に、前記円形状を有する外径に代えて、前記円形状を有する内径と同軸の楕円状に形成された外径を備え、
前記ガスケットは、前記楕円状に形成された外径の短軸を前記第1方向に沿わせた姿勢で前記流体デバイスに挿入される
流体システム。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載された流体システムにおいて、
前記ガスケットは、
前記流通口に挿入される環状の第1シール部と、
前記第1シール部に対して径方向外側に設けられ、前記環状溝に挿入される環状の第2シール部と、を有し、
前記流通口は、前記ガスケットが挿入されたときに、前記第1シール部と前記第2シール部とによって挟持される
流体システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018065010A JP6832885B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 流体システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018065010A JP6832885B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 流体システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019173930A JP2019173930A (ja) | 2019-10-10 |
JP6832885B2 true JP6832885B2 (ja) | 2021-02-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018065010A Active JP6832885B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 流体システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6832885B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
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JPH10205675A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-08-04 | Kubota Corp | 耐震性サドル分水栓 |
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2018
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JP2019173930A (ja) | 2019-10-10 |
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