JP6831652B2 - タグ読取装置 - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、RFID(Radio Frequency Identifierの略)タグに記憶されているデータを読み取るタグ読取装置に関する。
特許文献1には、RFIDタグに記憶されているデータを読み取るタグ読取装置が開示されている。このタグ読取装置は、送信電波を複数のRFIDタグへ送信する送信手段と、複数のRFIDタグからの返信電波に基づいて、その返信電波を送信したRFIDタグに記憶されているデータを読み取る読取手段と、読み取られたデータを記憶するメモリと、を備える。以下、本明細書では、RFIDタグに記憶されているデータのことを単に「RFIDタグのデータ」と呼ぶ場合がある。
特開2010−237927号公報
近年、タグ読取装置及びRFIDタグの性能の向上に伴い、タグ読取装置がRFIDタグのデータを読み取ることが可能な最大距離(即ち読み取り距離)が大きくなっている。そのため、利用者が、タグ読取装置から所定距離の範囲内に存在するRFIDタグのデータの読み取りを行うことを意図する場合に、タグ読取装置から所定距離の範囲内に存在するRFIDタグのデータのみならず、上記の範囲外に存在するRFIDタグ(即ち、所定距離の範囲外であるが読み取り距離の範囲内に存在するRFIDタグ)のデータも誤って読み取られてしまう事態が発生する場合がある。
本明細書では、RFIDタグに記憶されているデータを読み取るタグ読取装置において、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生を抑制し得る技術を提供する。
本明細書は、RFID(Radio Frequency Identifierの略)タグに記憶されているデータを読み取るタグ読取装置を開示する。タグ読取装置は、電波を送信する送信部と、送信部から送信された電波に応じてRFIDタグから送信される応答信号を受信する受信部と、受信部によって受信される応答信号に基づいて、RFIDタグに記憶されているデータを読み取る制御部と、読み取られたデータを記憶するためのメモリと、を備えている。制御部は、単位時間当たりに特定のRFIDタグに記憶されている特定のデータが読み取られた回数が回数閾値以上である特定の場合には、特定のデータをメモリに記憶させ、単位時間当たりに特定のデータが読み取られた回数が回数閾値より少ない場合には、特定のデータをメモリに記憶させない。
一般的に、タグ読取装置がRFIDタグのデータの読み取りを実行する場合、タグ読取装置とRFIDタグとの間の距離が小さいほど、単位時間当たりに当該RFIDタグからデータが読み取られる回数が多くなる。そのため、上記の構成において、単位時間当たりに特定のデータが読み取られた回数が回数閾値以上である特定の場合には、特定のRFIDタグは、タグ読取装置がRFIDタグのデータを読み取ることが可能な最大距離(即ち読み取り距離)の範囲内のうち、タグ読取装置との距離が比較的小さい範囲(即ちタグ読取装置から近い範囲)内に存在していると言える。一方、単位時間当たりに特定のデータが読み取られた回数が回数閾値より少ない場合には、特定のRFIDタグは、読み取り距離の範囲内のうち、タグ読取装置との距離が比較的大きい範囲(即ちタグ読取装置から遠い範囲)内に存在していると言える。即ち、上記のタグ読取装置は、タグ読取装置との距離が比較的小さい範囲内に存在しているRFIDタグから読み取られたデータをメモリに記憶させ、タグ読取装置との距離が比較的大きい範囲内に存在するRFIDタグから読み取られたデータをメモリに記憶させない。従って、上記のタグ読取装置によると、回数閾値を適切な値に設定しておくことによって、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生を抑制し得る。
読取システムの構成を模式的に示す。 閾値管理テーブルの一例を示す。 タグ読取装置の制御部が実行する読取処理を示すフローチャート。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に示す技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。
(特徴1)制御部は、特定の場合であり、かつ、特定のRFIDタグから特定の応答信号が受信される際の受信信号強度が強度閾値以上である場合には、特定のデータをメモリに記憶させ、受信信号強度が強度閾値よりも小さい場合には、特定のデータをメモリに記憶させないようにしてもよい。
タグ読取装置がRFIDタグのデータの読み取りを実行する場合、タグ読取装置とRFIDタグとの間の距離が小さいほど、当該RFIDタグから応答信号が受信される際の受信信号強度が大きくなる。そのため、上記の構成において、特定の場合であり、かつ、特定のRFIDタグから特定の応答信号が受信される際の受信信号強度が強度閾値以上である場合には、特定のRFIDタグは、タグ読取装置との距離が比較的小さい範囲(即ちタグ読取装置から近い範囲)内に存在している可能性がより高いと言える。一方、特定の場合であっても、受信信号強度が強度閾値よりも小さい場合には、タグ読取装置との距離が比較的大きい範囲(即ちタグ読取装置から遠い範囲)内に存在している可能性が高くなる。即ち、上記の構成によると、強度閾値を適切な値に設定しておくことによって、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生をより効果的に抑制し得る。
(特徴2)特定のRFIDタグから受信される特定の応答信号は、特定のRFIDタグの種類を示す種類情報を含んでもよい。制御部は、種類情報が第1の種類を示す場合には、第1の回数閾値を用い、種類情報が第1の種類と異なる第2の種類を示す場合には、第2の回数閾値を用いるようにしてもよい。
RFIDタグの種類が異なると、タグ読取装置との距離が同じ場合であっても、データが読み取られる際の性能(例えば、単位時間当たりにデータが読み取られる回数等)が異なる場合がある。上記の構成によると、タグ読取装置は、RFIDタグの種類に応じた回数閾値を用いてRFIDタグのデータの読み取りを実行することができる。そのため、上記の構成によると、RFIDタグの種類に応じて、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生を抑制し得る。
(特徴3)制御部は、第1の読取レベルと、第1の読取レベルとは異なる第2の読取レベルと、を含む複数の読取レベルのうちのいずれか一つの読取レベルに従って動作可能であってもよく、第1の読取レベルに従って動作している場合には、第3の回数閾値を用い、第2の読取レベルに従って動作している場合には、第4の回数閾値を用いてもよい。
この構成によると、タグ読取装置は、制御部の読取レベルに応じた回数閾値を用いてRFIDタグのデータの読み取りを実行することができる。利用者が、RFIDタグのデータの読み取りを希望する範囲に応じて、適切な読取レベルを設定しておくことにより、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生を適切に抑制し得る。
(特徴4)特定の応答信号は、特定のRFIDタグの種類を示す種類情報を含んでもよい。制御部は、種類情報が第1の種類を示す場合には、第1の回数閾値及び第1の強度閾値を用い、種類情報が第1の種類と異なる第2の種類を示す場合には、第2の回数閾値及び第2の強度閾値を用いるようにしてもよい。
この構成による場合、タグ読取装置は、RFIDタグの種類に応じた回数閾値及び強度閾値を用いてRFIDタグのデータの読み取りを実行することができる。そのため、上記の構成によると、RFIDタグの種類に応じて、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生を抑制し得る。
(特徴5)制御部は、第1の読取レベルと、第1の読取レベルとは異なる第2の読取レベルと、を含む複数の読取レベルのうちのいずれか一つの読取レベルに従って動作可能であってもよく、第1の読取レベルに従って動作している場合には、第3の回数閾値及び第3の強度閾値を用い、第2の読取レベルに従って動作している場合には、第4の回数閾値及び第4の強度閾値を用いるようにしてもよい。
この構成による場合、タグ読取装置は、制御部の読取レベルに応じた回数閾値及び強度閾値を用いてRFIDタグのデータの読み取りを実行することができる。利用者が、RFIDタグのデータの読み取りを希望する範囲に応じて、適切な読取レベルを設定しておくことにより、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生を適切に抑制し得る。
(第1実施例)
(読取システム2の全体構成;図1)
図1に示す読取システム2は、RFID(Radio Frequency Identifierの略)タグに記憶されているデータを読み取るためのシステムである。読取システム2は、タグ読取装置10と、読み取り対象であるRFIDタグ50、60とを備えている。図1では、理解の簡略化のために2個のRFIDタグ50、60のみを図示しているが、実際の読取システム2には、これら以外のRFIDタグも含まれている。以下本明細書では、RFIDタグ50、60等を区別せずに総称する場合、符号を付さずに単に「RFIDタグ」と呼ぶ場合がある。
(タグ読取装置10の構成;図1、図2)
タグ読取装置10は、利用者によって携帯される可搬式の端末装置である。また、タグ読取装置10は、周囲に存在するRFIDタグに記憶されているデータを読み取り可能な端末装置である。タグ読取装置10は、操作部12と、表示部14と、外部インターフェース16と、制御部20と、タグリーダ部30と、メモリ40と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。タグ読取装置10の利用者は、操作部12を操作することによって、様々な指示をタグ読取装置10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。
外部I/F16は、メモリ40のデータ記憶領域46(後述)に記憶されたデータ(即ち、RFIDタグから読み取られて保存されたデータ)を図示しない外部サーバに送信するための通信I/Fである。本実施例では外部I/F16は無線I/Fであるが、他の例では、外部I/F16は有線I/Fであってもよい。
制御部20は、メモリ40内のプログラム42に従って様々な処理(例えば、図3の読取処理)を実行する。制御部20が実行する読取処理の内容は後で詳しく説明する。
タグリーダ部30は、タグ読取装置10の周囲に存在するRFIDタグに記憶された情報を読み取るためのリーダ部である。制御部20は、タグリーダ部30を用いてRFIDタグと通信を行うことにより、当該RFIDタグに記憶されているデータを読み取ることができる。
タグリーダ部30は、送信回路32と、受信回路34と、アンテナ36と、を備えている。送信回路32は、アンテナ36を介して電波(即ちキャリア信号)を送信するための回路である。送信回路32から送信される電波には、RFIDタグにデータの送信を要求するコマンドである読み取り要求が含まれる。
受信回路34は、RFIDタグから、アンテナ36を介して応答信号を受信するための回路である。応答信号は、送信回路から送信された電波に応じて各RFIDタグから送信されるキャリア信号であり、各RFIDタグが読み取り要求に応じて送信する情報(即ち、各RFIDタグに記憶されているデータ)が含まれる。受信回路34がRFIDタグから応答信号を1回又は複数回受信することによって、制御部20は、当該RFIDタグに記憶されているデータを取得する(即ち読み取る)ことができる。
アンテナ36は、送信回路32から出力された電波を空間に放射するとともに、各RFIDタグから出力された応答信号をキャッチする。
メモリ40は、制御部20が様々な処理を実行するためのプログラム42を記憶している。また、メモリ40には、バッファ領域44と、データ記憶領域46と、を備えている。バッファ領域44は、RAM(Random Access Memoryの略)によって構成されており、制御部20によって実行される種々の処理の過程で取得された各種データ(例えば、RFIDタグから読み取られたデータ等)を一時的に記憶するための領域である。データ記憶領域46は、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memoryの略)によって構成されており、制御部20が後述の読取処理(図3参照)を実行した結果、保存されるべきと判断されるデータ(即ち、各RFIDタグから読み取られたデータのうち、図3のS22及びS26でYESと判断される場合のデータ)を記憶するための領域である。
さらに、メモリ40は、制御部20が読取処理の実行時に参照するための閾値管理テーブル48を記憶している。図2を参照して閾値管理テーブル48について詳しく説明する。閾値管理テーブル48は、読取レベルと、タグ種類と、回数閾値と、強度閾値と、が対応付けられた管理情報48a〜48jを含む。
「読取レベル」は、制御部20が読取処理を実行する際に、利用者によって選択されるレベル値である(図3のS12参照)。レベル値が示す数値が大きいほど、タグ読取装置10と、読み取ったデータを保存すべきRFIDタグとの間の距離(即ち読み取り対象とするRFIDタグが存在する範囲)が大きく設定される。
「タグ種類」は、RFIDタグの種類(即ち機種、モデル)を示す情報である。一般的に、RFIDタグの種類が異なると、タグ読取装置10との距離が同じ場合であっても、データが読み取られる際の性能(例えば、単位時間当たりにデータが読み取られる回数等)が異なる場合がある。後で説明するように、タグ種類を示す種類情報は、RFIDタグ毎に固有のTID(Tag Identifierの略)に含まれている。
「回数閾値」は、対応するレベル値において、対応するタグ種類のRFIDタグを読み取る場合における単位時間(例えば15秒間)当たりにデータが読み取られる回数の閾値を示す。タグ読取装置10がRFIDタグのデータの読み取りを実行する場合、タグ読取装置10とRFIDタグとの間の距離が小さいほど、単位時間当たりに当該RFIDタグからデータが読み取られる回数が多くなる。そのため、単位時間当たりにデータが読み取られた回数が回数閾値以上である場合には、そのRFIDタグは、タグ読取装置10との距離が比較的小さい範囲(即ちタグ読取装置10から近い範囲)内に存在していると言える。
「強度閾値」は、対応するレベル値において、対応するタグ種類のRFIDタグを読み取る場合における応答信号の受信信号強度の閾値を示す。受信信号強度は、RSSI(Received Signal Strength Indicatorの略)の値によって表すことができる。RSSI値は、単位dBmによって表される。タグ読取装置10がRFIDタグのデータの読み取りを実行する場合、タグ読取装置10とRFIDタグとの間の距離が小さいほど、当該RFIDタグから応答信号が受信される際の受信信号強度(即ちRSSI値)が大きくなる。RFIDタグから応答信号が受信される際の受信信号強度が強度閾値以上である場合には、当該RFIDタグ50等は、タグ読取装置10との距離が比較的小さい範囲(即ちタグ読取装置10から近い範囲)内に存在している可能性が高いと言える。
例えば、図2の管理情報48aは、読取レベル「1」、タグ種類「M01」、回数閾値「80」、強度閾値「−300」を含む。即ち、管理情報48aは、利用者によって設定された読取レベルが「1」(即ち比較的近距離のRFIDタグを読取対象とする)であり、データが読み取られるRFIDタグのタグ種類が「M01」である場合において、単位時間当たりにデータが読み取られる回数が「80」回以上であるとともに、受信信号強度が「−300」dBm以上である場合に、当該RFIDタグから読み取られたデータをデータ記憶領域46に記憶させるべきデータ(即ち、保存されるべきデータ)であると判断すべきであることを示している。
(RFIDタグ50、60の構成;図1)
本実施例のRFIDタグ50は、公知の構成を有するパッシブタグである。RFIDタグ50は、アンテナ、電源回路、復調回路、制御回路、メモリ、変調回路等(いずれも図示省略)を備えている。電源回路は、アンテナを介して受信したタグ読取装置10からの電波を整流、平滑して動作用電力を生成するものであり、その動作用電力を制御回路等の各構成要素に供給する。復調回路は、アンテナを介して受信した電波(キャリア信号)に含まれるデータ(例えば読み取り要求)を復調して制御回路に出力する。
メモリは、制御プログラム、TID、及び、RFIDタグ50の用途に応じたデータ(即ち読み取り対象のデータ)等を記憶する。ここで、TIDは、RFIDタグ50に固有の識別情報である。TIDには、RFIDタグ50の種類を識別するための識別情報が含まれている。図1の例では、RFIDタグ50のメモリには、TID「M01SN50」が記憶されている。このTIDのうちの「M01」部分が種類情報であり、「SN50」部分が、RFIDタグ50に固有のシリアル番号である。即ち、図1の例では、RFIDタグ50のタグ種類は「M01」である。なお、図1に示すTIDの例はあくまで一例であり、実際のTIDはこの例と異なる態様で種類情報等を含んでいてもよい。
制御回路は、メモリから上記のデータを読み出し、それを変調回路に出力する。変調回路は、データを含む応答信号(即ちキャリア信号)を、アンテナを介して送信する。
RFIDタグ60は、RFIDタグ50と同様の構成を備えている。ただし、RFIDタグ60のメモリには、TID「M02SN60」が記憶されている。TIDのうちの「M02」部分が種類情報であり、「SN60」部分が、RFIDタグ60に固有のシリアル番号である。即ち、図1の例では、RFIDタグ60のタグ種類は「M02」である。
(読取処理;図3)
続いて、図3を参照して、本実施例のタグ読取装置10の制御部20が実行する読取処理の内容を説明する。利用者は、電源がオンされているタグ読取装置10の操作部12を操作して、所定の読取処理開始操作を入力することができる。読取処理開始操作が入力されると、制御部20は、図3の読取処理を開始する。
S10では、制御部20は、利用者に読取レベルを選択するためのレベル選択画面を表示部14に表示させる。
続くS12では、制御部20は、読取レベルが選択されることを監視する。利用者は、表示部14にレベル選択画面が表示されている間に、操作部12を操作して、「1」から「5」までの間の所望の読取レベルを選択することができる。利用者によって読取レベル(例えば「1」)が選択されると、制御部20は、S12でYESと判断し、S14に進む。
S14では、制御部20は、所定の単位時間(例えば15秒間)の間、読み取り動作を実行する。具体的には、S14では、以下の各処理を実行する。まず、制御部20は、送信回路32及びアンテナ36を介して、読み取り要求を含む電波(即ちキャリア信号)を、自機の電波が届く最大範囲である読み取り距離の範囲内に向けて放射する。読み取り距離の範囲内に存在するRFIDタグは、電波を受信すると、メモリ内のデータを含む受信信号を送信する。制御部20は、アンテナ36及び受信回路34を介して受信信号を受信する。制御部20は、受信信号に含まれるデータを、バッファ領域44に一時的に記憶させる。それとともに、制御部20は、各RFIDタグ50等から受信信号を受信した際の受信信号強度(RSSI値)を特定し、特定されたRSSI値を、受信信号に含まれるデータと対応付けてバッファ領域44に記憶させる。S14では、制御部20は、以上の各処理を所定の単位時間の間継続して実行する。即ち、S14では、制御部20は、タグ読取装置10の通信可能範囲内に存在するRFIDタグのデータ(以下では「対象データ」と呼ぶ)を、単位時間の間継続して読み取り続ける。そして、制御部20は、単位時間の間に各対象データが読み取られた回数(以下、読み取り回数と呼ぶ)をカウントし、単位時間の経過後に、カウントされた読み取り回数を示す情報を、当該対象データ及びRSSI値と対応付けてバッファ領域44に記憶させる。
続くS16では、制御部20は、S14でバッファ領域44に記憶された1個以上の対象データのそれぞれに含まれるTIDのうちから、1個のTID(以下では「特定のTID」と呼ぶ場合がある)を特定する。例えば、S16では、制御部20は、S14でバッファ領域44に記憶された1個以上の対象データのTIDのうちから、RFIDタグ50のTID「M01SN50」を特定する。
次いで、S17では、制御部20は、S16で特定された特定のTIDに含まれる種類情報に基づいて、特定のTIDに対応するRFIDタグのタグ種類(以下では「特定のタグ種類」と呼ぶ)を特定する。例えば、S16で特定のTID「M01SN50」が特定されていた場合、S17では、制御部20は、特定のTID「M01SN50」に含まれる種類情報「M01」にもとづいて、特定のタグ種類「M01」を特定する。
次いで、S18では、制御部20は、閾値管理テーブル48(図2参照)を参照して、S12で選択された読取レベル及びS17で特定された特定のタグ種類を含む管理情報(以下では「特定の管理情報」と呼ぶ)を特定する。例えば、S12で選択された読取レベルが「1」であり、S17で特定された特定のタグ種類が「M01」である場合には、S18では、制御部20は、特定の管理情報48a(図2参照)を特定する。
次いで、S20では、制御部20は、バッファ領域44を参照して、特定のTIDを含む対象データ(以下では「特定の対象データ」と呼ぶ)の単位時間における読み取り回数(以下では「特定の読み取り回数」と呼ぶ)を特定する。
続くS22では、制御部20は、特定の読み取り回数(S20)が、特定の管理情報(S18)に含まれる回数閾値以上であるか否かを判断する。例えば、S18で特定の管理情報48aが特定されていた場合、S22では、制御部20は、特定の読み取り回数(S20)が、80回以上であるか否かを判断する。特定の読み取り回数(S20)が、特定の管理情報(S18)に含まれる回数閾値以上である場合、制御部20は、S22でYESと判断し、S24に進む。一方、特定の読み取り回数(S20)が、特定の管理情報(S18)に含まれる回数閾値より少ない場合、制御部20は、S22でNOと判断し、S24〜S28の処理をスキップしてS30に進む。
S24では、制御部20は、バッファ領域44を参照して、特定の対象データに対応付けられているRSSI値(以下では「特定のRSSI値」と呼ぶ)を特定する。
続くS26では、制御部20は、特定のRSSI値(S24)が、特定の管理情報(S18)に含まれる強度閾値以上であるか否かを判断する。例えば、S18で特定の管理情報48aが特定されていた場合、S26では、制御部20は、特定のRSSI値(S26)が−300dBm以上であるか否かを判断する。特定のRSSI値(S24)が、特定の管理情報(S18)に含まれる強度閾値以上である場合、制御部20は、S26でYESと判断し、S28に進む。一方、特定のRSSI値(S24)が、特定の管理情報(S18)に含まれる強度閾値より小さい場合、制御部20は、S26でNOと判断し、SS28の処理をスキップしてS30に進む。
S28では、制御部20は、バッファ領域44に記憶されている特定の対象データ(即ち、特定のTIDを含む対象データ)を、データ記憶領域46に記憶させる。即ち、制御部20は、特定の対象データを保存する。
次いで、S30では、制御部20は、バッファ領域44に記憶されている1個以上のTIDがすべて特定済みであるか否かを判断する。この時点で、バッファ領域44に記憶されている1個以上のTIDがすべて特定済みである場合、制御部20は、S30でYESと判断してS32に進む。一方、バッファ領域44に未特定のTIDが存在している場合、制御部20は、S30でNOと判断してS16に戻り、未特定のTIDのうちから新たな特定のTIDを特定する。そして、制御部20は、新たな特定のTIDに基づいて、S16以降の各処理を実行する。
S32では、制御部20は、読取処理の結果を示す結果画面を表示部14に表示させる。具体的には、S32では、制御部20は、今回の読取処理によってデータ記憶領域46に記憶された対象データが示す事項の少なくとも一部を含む結果画面を表示部14に表示させる。利用者は、結果画面を見ることにより、読取処理の結果としてどのようなデータが読み取られたのかを把握することができる。
(本実施例の作用効果)
本実施例では、タグ読取装置10の制御部20は、特定の読み取り回数(S20)が、特定の管理情報(S18)に含まれる回数閾値以上である場合(S22でYES)、特定の対象データをデータ記憶領域46に記憶させ(S28)、特定の読み取り回数(S20)が、特定の管理情報(S18)に含まれる回数閾値より少ない場合(S22でNO)、制御部20は、特定の対象データをデータ記憶領域46に記憶させない。上述の通り、タグ読取装置10がRFIDタグのデータの読み取りを実行する場合、タグ読取装置10とRFIDタグとの間の距離が小さいほど、単位時間当たりに当該RFIDタグからデータが読み取られる回数が多くなる。そのため、本実施例において、特定の読み取り回数が回数閾値以上である場合(S22でYES)には、特定のTIDに対応するRFIDタグ(以下では「特定のRFIDタグ」と呼ぶ)は、タグ読取装置10の読み取り距離の範囲内のうち、タグ読取装置10との距離が比較的小さい範囲(即ちタグ読取装置10から近い範囲)内に存在していると言える。一方、特定の読み取り回数(S20)が回数閾値より少ない場合(S22でNO)には、特定のRFIDタグは、読み取り距離の範囲内のうち、タグ読取装置10との距離が比較的大きい範囲(即ちタグ読取装置10から遠い範囲)内に存在していると言える。即ち、本実施例のタグ読取装置10は、タグ読取装置10との距離が比較的小さい範囲内に存在しているRFIDタグから読み取られた対象データをデータ記憶領域46に記憶させ、タグ読取装置10との距離が比較的大きい範囲内に存在するRFIDタグから読み取られた対象データをデータ記憶領域46に記憶させない。従って、本実施例のタグ読取装置10によると、回数閾値を適切な値に設定しておくことによって、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生を抑制し得る。
また、本実施例では、さらに、制御部20は、特定のRSSI値(S24)が、特定の管理情報(S18)に含まれる強度閾値以上である場合(S26でYES)に、特定の対象データをデータ記憶領域46に記憶させ(S28)、特定のRSSI値(S24)が、特定の管理情報(S18)に含まれる強度閾値より小さい場合(S26でNO)に、特定の対象データをデータ記憶領域46に記憶させない。上述の通り、タグ読取装置10がRFIDタグのデータの読み取りを実行する場合、タグ読取装置10とRFIDタグとの間の距離が小さいほど、当該RFIDタグから応答信号が受信される際の受信信号強度(RSSI値)が大きくなる。そのため、上記の構成において、S22でYESの場合であって、さらに、特定のRSSI値(S24)が強度閾値以上である場合(S26でYES)には、特定のRFIDタグは、タグ読取装置10から近い範囲内に存在している可能性がより高いと言える。一方、S22でYESの場合であっても、特定のRSSI値(S24)が強度閾値よりも小さい場合には、特定のRFIDタグは、タグ読取装置10から遠い範囲内に存在している可能性が高くなる。即ち、本実施例によると、強度閾値を適切な値に設定しておくことによって、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生をより効果的に抑制し得る。
また、本実施例では、制御部20は、タグ種類及び読取レベルに応じて、異なる特定の管理情報を特定する(S18)。即ち、制御部20は、タグ種類及び読取レベルに応じて、異なる回数閾値及び異なる強度閾値を用いて、S22の判断及びS26の判断を実行する。従って、本実施例では、タグ読取装置10は、利用者が選択した読取レベルに応じた回数閾値及び強度閾値を用いてRFIDタグのデータの読み取りを実行することができる。さらに、タグ読取装置10は、タグ種類に応じた回数閾値及び強度閾値を用いてRFIDタグのデータの読み取りを実行することもできる。従って、利用者が意図する範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまう事態の発生を適切に抑制し得る。
(対応関係)
本実施例と請求項の対応関係を説明しておく。送信回路32が「送信部」の一例である。受信回路34が「受信部」の一例である。データ記憶領域46が「メモリ」の一例である。特定の対象データが「特定のデータ」の一例である。図3のS22でYES、かつ、S26でYESの場合が「特定の場合」の一例である。
以上、本発明の各実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記の実施例では、制御部20は、S22において、特定の読み取り回数が回数閾値以上であるか否かを判断した後で、S26において、特定のRSSI値が強度閾値以上であるか否かを判断している。これに限られず、制御部20は、S26の判断を行った後で、S22の判断を行うようにしてもよい。
(変形例2)また、制御部20は、S26の判断を省略してもよい。その場合、制御部20は、特定の読み取り回数が回数閾値以上であると判断される場合(S22でYES)に、特定の対象データをデータ記憶領域46に記憶させてもよい。この変形例では、S22でYESの場合が「特定の場合」の一例である。
(変形例3)上記の実施例では、制御部20は、利用者によって選択された読取レベル毎に異なる回数閾値及び異なる強度閾値(図2参照)を用いて、S22の判断及びS26の判断を実行している。これに限られず、制御部20は、利用者によって選択された読取レベルに応じて、送信回路32及びアンテナ36を介して放射する電波の電波強度を変更するようにしてもよい。その場合、制御部20は、選択された読取レベルのレベル値に関わらず、一定の回数閾値及び強度閾値を用いて、S22の判断及びS26の判断を実行するようにしてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下は、出願当初の特許請求の範囲に記載した事項である。
[項目1]
RFID(Radio Frequency Identifierの略)タグに記憶されているデータを読み取るタグ読取装置であって、
電波を送信する送信部と、
前記送信部から送信された前記電波に応じて前記RFIDタグから送信される応答信号を受信する受信部と、
前記受信部によって受信される前記応答信号に基づいて、前記RFIDタグに記憶されている前記データを読み取る制御部と、
読み取られた前記データを記憶するためのメモリと、
を備えており、
前記制御部は、
単位時間当たりに特定のRFIDタグに記憶されている特定のデータが読み取られた回数が回数閾値以上である特定の場合には、前記特定のデータを前記メモリに記憶させ、
単位時間当たりに前記特定のデータが読み取られた回数が前記回数閾値より少ない場合には、前記特定のデータを前記メモリに記憶させない、
タグ読取装置。
[項目2]
前記制御部は、
前記特定の場合であり、かつ、前記特定のRFIDタグから特定の応答信号が受信される際の受信信号強度が強度閾値以上である場合には、前記特定のデータを前記メモリに記憶させ、
前記受信信号強度が前記強度閾値よりも小さい場合には、前記特定のデータを前記メモリに記憶させない、
項目1に記載のタグ読取装置。
[項目3]
前記特定のRFIDタグから受信される特定の応答信号は、前記特定のRFIDタグの種類を示す種類情報を含み、
前記制御部は、
前記種類情報が第1の種類を示す場合には、第1の回数閾値を用い、
前記種類情報が前記第1の種類と異なる第2の種類を示す場合には、第2の回数閾値を用いる、
項目1又は2に記載のタグ読取装置。
[項目4]
前記制御部は、第1の読取レベルと、前記第1の読取レベルとは異なる第2の読取レベルと、を含む複数の読取レベルのうちのいずれか一つの読取レベルに従って動作可能であり、
前記第1の読取レベルに従って動作している場合には、第3の回数閾値を用い、
前記第2の読取レベルに従って動作している場合には、第4の回数閾値を用いる、
項目1から3のいずれか一項に記載のタグ読取装置。
[項目5]
前記特定の応答信号は、前記特定のRFIDタグの種類を示す種類情報を含み、
前記制御部は、
前記種類情報が第1の種類を示す場合には、第1の回数閾値及び第1の強度閾値を用い、
前記種類情報が前記第1の種類と異なる第2の種類を示す場合には、第2の回数閾値及び第2の強度閾値を用いる、
項目2に記載のタグ読取装置。
[項目6]
前記制御部は、第1の読取レベルと、前記第1の読取レベルとは異なる第2の読取レベルと、を含む複数の読取レベルのうちのいずれか一つの読取レベルに従って動作可能であり、
前記第1の読取レベルに従って動作している場合には、第3の回数閾値及び第3の強度閾値を用い、
前記第2の読取レベルに従って動作している場合には、第4の回数閾値及び第4の強度閾値を用いる、
項目2又は5に記載のタグ読取装置。
2:読取システム
10:タグ読取装置
12:操作部
14:表示部
16:外部I/F
20:制御部
30:タグリーダ部
32:送信回路
34:受信回路
36:アンテナ
40:メモリ
42:プログラム
44:バッファ領域
46:データ記憶領域
48:閾値管理テーブル
48a〜48j:管理情報
50、60:RFIDタグ

Claims (6)

  1. パッシブ型のRFID(Radio Frequency Identifierの略)タグに記憶されているデータを読み取るタグ読取装置であって、
    電波を送信する送信部と、
    前記送信部から送信された前記電波に応じて前記RFIDタグから送信される応答信号を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信される前記応答信号に基づいて、前記RFIDタグに記憶されている前記データを読み取る制御部と、
    読み取られた前記データを記憶するためのメモリと、
    を備えており、
    前記制御部は、
    単位時間当たりに特定のRFIDタグに記憶されている特定のデータが読み取られた回数が読取対象のRFIDタグが存在する読取対象範囲の広さに対応付けて設定される回数閾値以上である特定の場合には、前記タグ読取装置との距離が比較的小さく、前記特定のRFIDタグが前記読取対象範囲内に存在しているとして前記特定のデータを前記メモリに記憶させ、
    単位時間当たりに前記特定のデータが読み取られた回数が前記回数閾値より少ない場合には、前記タグ読取装置との距離が比較的大きく、前記特定のRFIDタグが前記読取対象範囲に存在しているとして前記特定のデータを前記メモリに記憶させないことにより、ユーザの意図する前記読取対象範囲外に存在するRFIDタグに記憶されているデータが読み取られてしまうことを抑制する
    タグ読取装置。
  2. 前記制御部は、
    前記特定の場合であり、かつ、前記特定のRFIDタグから特定の応答信号が受信される際の受信信号強度が強度閾値以上である場合には、前記特定のデータを前記メモリに記憶させ、
    前記受信信号強度が前記強度閾値よりも小さい場合には、前記特定のデータを前記メモリに記憶させない、
    請求項1に記載のタグ読取装置。
  3. 前記特定のRFIDタグから受信される特定の応答信号は、前記特定のRFIDタグの種類を示す種類情報を含み、
    前記制御部は、
    前記種類情報が第1の種類を示す場合には、第1の回数閾値を用い、
    前記種類情報が前記第1の種類と異なる第2の種類を示す場合には、第2の回数閾値を用いる、
    請求項1又は2に記載のタグ読取装置。
  4. 前記制御部は、第1の読取レベルと、前記第1の読取レベルとは異なる第2の読取レベルと、を含む複数の読取レベルのうちのいずれか一つの読取レベルに従って動作可能であり、
    前記第1の読取レベルに従って動作している場合には、第3の回数閾値を用い、
    前記第2の読取レベルに従って動作している場合には、第4の回数閾値を用いる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のタグ読取装置。
  5. 前記特定の応答信号は、前記特定のRFIDタグの種類を示す種類情報を含み、
    前記制御部は、
    前記種類情報が第1の種類を示す場合には、第1の回数閾値及び第1の強度閾値を用い、
    前記種類情報が前記第1の種類と異なる第2の種類を示す場合には、第2の回数閾値及び第2の強度閾値を用いる、
    請求項2に記載のタグ読取装置。
  6. 前記制御部は、第1の読取レベルと、前記第1の読取レベルとは異なる第2の読取レベルと、を含む複数の読取レベルのうちのいずれか一つの読取レベルに従って動作可能であり、
    前記第1の読取レベルに従って動作している場合には、第3の回数閾値及び第3の強度閾値を用い、
    前記第2の読取レベルに従って動作している場合には、第4の回数閾値及び第4の強度閾値を用いる、
    請求項2又は5に記載のタグ読取装置。
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