JP6829350B2 - コンロ装置の設置構造 - Google Patents

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この発明は単独でも使用できるコンロ装置を、テーブルなどの設置台に設置して利用できるようにするための設置構造に関するものである。
一般的なコンロ装置は、燃料タンクの上にバーナを備えたコンロ本体を置台の上に設置し、コンロ本体を囲うように保護ガードを配置し、保護ガードの上部にバーナ上方にのぞませた五徳を備えており、鍋等の被加熱物を五徳の上に載せて、簡単な煮炊き調理に使用するものである(特許文献1参照)。
このようなコンロ装置をテーブルなどの設置台の上に置いて使用するときは、設置台の上に置いたコンロ装置の五徳の上に鍋などの被加熱物を置くことになり、鍋の位置が高くなるため、調理がやりにくく、食事もとりにくいという問題がある。そのため、設置台の中央に開口部を設けて、開口部にコンロ装置を設置することで、コンロ装置の位置を下げた状態で設置することができるようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2002−13746号公報 特開平9−108040号公報
コンロ装置が単独で使用できるものの場合、燃料タンクの下に置台を設置しており、置台はコンロ本体や保護ガードよりも外径寸法が大きくなる。開口部の下方に底板を配置してその上にコンロ装置を載せる構造の場合、コンロ装置を開口部の上から挿入する構造となるため、置台の大きさに合わせて開口部の大きさを設定する必要があり、コンロ本体と開口部の周縁部との間には大きな隙間ができ、物を置くスペースが狭くなってしまう。また、コンロ装置が丁度良い高さに設置できるよう、開口部から底板までの高さとコンロ装置の高さを調整する必要がある。
一方、コンロ装置を床面に置いて、その上に設置台を設置して開口部の下から挿入する構造の場合には、コンロ本体と開口部の周縁部との隙間を小さくできるが、コンロ装置の高さとテーブルの高さを一致させるため、コンロ装置を台の上に置くなどして、設置台の高さに合わせて調整する必要があった。設置台の高さが変われば、高さの異なる台を用意しなければならず、使い勝手の面で課題がある。
この発明は、単体でも使用ができるコンロ装置を、テーブルなどの設置台に設置して利用する場合でも、コンロ装置と設置台の開口部との隙間が大きくなりすぎず設置台に対して丁度良い高さに設置することのできる設置構造を実現するものである。
この発明は上記の課題を解決するもので、燃料タンク2の上にバーナ3を備えたコンロ本体1と、前記コンロ本体1を囲うように備えた保護ガード4と、前記バーナ3上方にのぞませた五徳5とを備えるコンロ装置を構成すると共に、前記コンロ装置を収納する収納部10を備え、前記収納部10の上方には天板11を配置し、前記天板11に前記収納部10と連通する開口部12を備えた設置台9を構成し、前記コンロ装置を前記天板11の前記開口部12から前記収納部10に挿入して前記設置台9に設置するコンロ装置の設置構造において、前記コンロ本体1と前記保護ガード4とは固定手段6によって固定され、前記コンロ装置には前記保護ガード4の側方に突出する一対の支持部材7を設け、前記支持部材7は前記保護ガード4の側方に位置する基部7aと、前記基部7aから伸ばした一対のアーム7bと、前記アーム7bの前記基部7aとは反対側の端部に形成した回転軸7cとで構成し、前記保護ガード4の側面には前記支持部材7の回転軸7cに対応する一対の軸孔8を設け、前記支持部材7の回転軸7cを前記軸孔8に嵌合して、回動可能に取り付けられており、前記設置台9には前記天板11の前記開口部12の周縁部に前記コンロ装置の前記支持部材7が載る載置部13を設け、前記支持部材7が下側に可動した位置において、前記支持部材7を前記基部7a間の間隔が前記開口部12の幅より短くなるよう設定すると共に、前記支持部材7が上側に可動した位置では前記基部7a間の間隔が前記開口部12の周縁部より外側に広がって、前記基部7aが前記載置部13の上に載るように設定され、前記コンロ装置は前記支持部材7の前記基部7aが前記設置台9の前記載置部13の上に載った状態で前記収納部10内に設置されることを特徴とするコンロ装置の設置構造である。
また、前記載置部13を前記天板11よりも低くする段部14を形成し、前記載置部13に載る前記基部7aの外側に位置する前記段部14によって前記コンロ装置の横方向への移動を阻止することにより、前記コンロ装置が前記開口部12の中央に設置でき、前記基部7aが前記載置部13から外れることがないものである。
また、前記支持部材7が上側に可動した位置では、前記基部7aが前記回転軸7cよりも高く位置するように設定されていることにより、前記支持部材7が上側の可動した位置で前記基部7aが前記載置部13に載った状態では、前記コンロ装置の重心が前記基部7aより下方に位置するから、前記コンロ装置が安定するものである。
また、前記軸孔8は長孔で構成し、前記基部7aが前記載置部13に載った状態で、前記コンロ装置を前記収納部10内に設置する過程で、前記支持部材7は前記回転軸7cが前記軸孔8内で位置を変化させながら上側の可動位置まで可動することにより、前記支持部材7の可動が途中で止まってしまうことなく、前記コンロ装置を前記収納部10内に設置することができる。
また、前記軸孔8は、前記軸孔8に嵌合する前記支持部材7の前記基部7aを配置した側の端部が低くなるよう傾斜したことにより、前記コンロ装置が前記収納部10内に設置されて前記基部7aが前記載置部13の上に載っているときには、前記回転軸7cが前記軸孔8の低く傾斜した側の端部に移動して保持され、前記軸孔8内の前記回転軸7cの位置が変化することがないから、前記コンロ装置の移動を阻止することができる。
この発明のコンロ装置は、支持部材7を下側に可動した位置では設置台9の開口部12に挿入することができ、支持部材7を上側に可動した位置では基部7a間の間隔が設置台9の開口部12の幅よりも広がって、基部7aを載置部13の上に載せることができ、コンロ装置を設置台9の収納部10内に設置できる。
この構成では、コンロ装置は基部7aよりも上の部分が設置台9の開口部12の上に位置するものとなり、設置台9の高さが変わったときでもこの位置関係は同じであり、設置台9の天板11に対してコンロ装置の五徳5の高さを丁度良い高さに設置できるものとなり、コンロ装置の下に台などを置いてコンロ装置と設置台9の高さを調整する必要がなくなり、使い勝手が向上できたものである。
また、天板11の開口部12の幅はコンロ装置の保護ガード4が通過できるように設定すればよく、開口部12とコンロ装置の保護ガード4との隙間を狭くすることができるので、天板11の物を置くスペースが広く確保できるものとなった。
また、設置台9の天板には載置部13が低くなるように段部14を形成して、支持部材7の基部7aが載置部13の上に載っているときに、基部7aの外側に段部14の側面が位置するように構成している。設置台9に設置されたコンロ装置が横方向へ移動しようとしたときは、一方の基部7aが載置部13から外れる前に他方の基部7aが段部14の側面に接触して移動を停止し、コンロ装置の横方向への移動が阻止されるので、コンロ装置が開口部12の中央に保持されると共に、コンロ装置が設置台9から脱落するのを防止することができる。
また、支持部材7が上側に可動した位置では、基部7aが回転軸7cよりも高く位置するように設定することで、コンロ装置が収納部10内に設置されたときには、コンロ装置の重心が載置部13の上に載った基部7aの位置より低くなるから、設置台9に設置されたコンロ装置が安定して転倒などの恐れがないものである。
また、この構成では、支持部材7を上側に可動する途中で基部7aを載置部13に載せることができるものとなり、基部7aが載置部13に載った状態でコンロ装置を収納部10内に移動させることで、支持部材7が上側の可動位置まで可動するから、コンロ装置を設置台9に設置するときに支持部材7を手で広げて支える必要がなくなり、作業性が向上できたものである。
また、基部7aが載置部13の上に載った状態でコンロ装置を収納部10内に移動すると、支持部材7が可動して基部7aが保護ガード4から離れるように横方向に移動するが、コンロ装置が設置されたときの基部7aの位置に対応して段部14を配置した場合には、支持部材7が上側に可動する途中で基部7aが段部に接触し、基部7aの横方向への移動が止まる。この発明では軸孔8を長孔で構成することで、基部7aの横方向への移動が止まった場合には回転軸7cが長孔内で位置を変化させながら支持部材7が可動するので、支持部材7の可動が途中で止まることなく、支持部材7が確実に上側の可動位置まで可動してコンロ装置を設置台9に設置することができる。
また、軸孔8を長孔で構成したときには、支持部材7の基部7aが配置されている側の端部が低くなるよう傾斜することで、コンロ装置が収納部10内に設置されたときには、回転軸7cが軸孔8の低く傾斜した側の端部に位置するので、回転軸7cが軸孔8内で動くことがなく、コンロ装置の傾きやがたつきを防止して、安定した状態で設置できるものとなった。
この発明の実施例を示すコンロ装置が設置台に設置されている状態を示す図である。 この発明の実施例を示すコンロ装置の斜視図である。 この発明の実施例を示すコンロ装置が設置台に設置されている状態を示す要部断面図である。 この発明の実施例を示すコンロ装置を設置台に設置する過程を示す説明図である。
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、1は石油燃焼器で構成するコンロ本体、2はコンロ本体1の下部に配置した燃料を蓄える燃料タンク、3は燃料タンク2の上に配置されたバーナであり、燃料タンク2からバーナ3に燃料が供給されてバーナ3で燃焼を行なうものであり、バーナ3では燃焼炎と高温の燃焼ガスが発生する。1aはコンロ本体1が設置される置台であり、燃料タンク2の底面と置台1aの上面との間に設けた係合手段によって固定されている。
4はコンロ本体1の側方を囲うように配置した保護ガード、6はコンロ本体1と保護ガード4とを固定するための固定手段であり、保護ガード5は燃料タンク2の上に設置されて固定手段6によって固定されている。5は保護ガード4の上部に設けてバーナ3の上方に配置した五徳であり、バーナ3で発生する燃焼炎と燃焼ガスによって五徳5の上に載せた鍋などの被加熱物を加熱する。
実施例の保護ガード4は複数本の線材を交差して溶接で固着して構成したものである。4a・4bは所定の間隔をあけて上下に配置したリング状部材、4cはリング状部材4a・4bの間に複数本配置した線材で構成する支柱、4dは支柱4cの上端部から保護ガード4の中心に向かって放射状に配置して先端部を連結した線材で構成する連結部であり、連結部4dが五徳5を構成する。
2aは燃料タンク2の側面に形成した鍔部、2bは鍔部2aの上面に設けたネジ孔を備えた取付片、4eは保護ガード4の支柱4cの間に設けたネジ孔を備えた取付板であり、コンロ本体1と保護ガード4を固定する固定手段6を構成している。保護ガード4は下部のリング状部材4bを燃料タンク2の鍔部2aの上に載せ、燃料タンク2の取付片2bと保護ガード4の取付板4eの位置をあわせてネジ孔に固定ネジを装着すると、コンロ本体1に保護ガード4が固定され、コンロ本体1の側方が保護ガード4の支柱4cで囲まれると共に、コンロ本体1の上方に位置する連結部4dによって五徳5が構成される。
8は保護ガード4の側面となる位置に設けた軸孔であり、支柱4cの間に取り付けた平板に形成し、上部のリング状部材4aの下方に配置している。7は線材で構成したコ字状の支持部材、7aは支持部材7の基部、7bは基部7aの両端から伸ばされた2本のアーム、7cは2本のアーム7bの先端部に形成した一対の回転軸であり、基部7aから伸びる2本のアーム7bの幅は保護ガード4の横幅より短くしている。基部7aは保護ガード4の側方に位置し、アーム7bは支柱4cの間隙から保護ガード4内に届いており、アーム7bの先端の回転軸7cは外側に張り出しており、回転軸7cが保護ガード4の内側から軸孔8に嵌合しており、支持部材7は回転軸7cを中心に上下方向に可動する。軸孔8は前後に2個配置しており、2本の支持部材7がバーナ3を挟んで前後に一対になるよう配置されている。
支持部材7は通常の状態では自重により下側に可動し、基部7aは回転軸7cより下方で保護ガード4の支柱4cに接触して可動が止まり、支持部材7が下側に可動した位置では基部7aが支柱4cと接触した状態となっている。一方、支持部材7を上側に可動すると、基部7aが支柱4cから離れる方向に移動し、基部7aが保護ガード4から離れた位置でアーム7bが上部のリング状部材4aに接触して可動が止まり、支持部材7が上側に可動した位置では基部7aが支柱4cから離れた状態となり、前後2つの基部7a間の間隔が広くなる。
また、図2において、9はコンロ装置を設置して使用できる構造を備えた設置台、11は設置台9の天板、15は天板11の底面に設けた脚部材であり、脚部材15は天板11の四隅に配置され、脚部材15によって床面の上に立たせている。12は天板11に形成した開口部、10は天板11の底面と床面との間の空間で構成するコンロ装置の収納部、13は天板11の開口部12の周縁部に形成した載置部である。
コンロ装置の支持部材7が下側に可動した位置で基部7aが支柱4cと接触した状態のときは、2本の支持部材7の基部7a間の間隔が設置台9の開口部12の幅よりも小さくなり、コンロ装置の保護ガード4が設置台9の開口部12を通過できるように設定されている。一方、支持部材7が上側に可動した位置で基部7aが支柱4cから離れた状態となったときは、2つの基部7a間の間隔が開口部12の幅より大きくなり、基部7aが載置部13の上に載るように設定されている。
コンロ装置を設置台9に設置するときは、コンロ装置を設置台9の脚部材15の間から天板11の下方へ挿入し、支持部材7が下側に可動した状態のままコンロ装置を上方へ持ち上げると、保護ガード4の上部を開口部12に挿入することができる(図4(A))。下側に可動した状態の支持部材7の基部7aが開口部12より高くなる位置まで持ち上げた後、支持部材7を上側に可動すると基部7aが支柱4cから離れ、支持部材7が上側に可動した位置になると基部7aが載置部13の上方に位置し、その状態でコンロ装置を下方へ移動すると基部7aが載置部13の上に載る。
基部7aが載置部13の上に載ると、コンロ装置が設置台9に設置された状態になり、コンロ装置は基部7aより下部が開口部12の下方の収納部10内に位置し、支持部材7より上部が開口部12の上方に位置する。実施例では、支持部材7を上側に可動した位置で基部7aが五徳5と同じ高さとなるよう設定しており、コンロ装置が設置台9に設置された状態となったときに、五徳5が設置台9の天板11と同じ高さに設置できるようにしている。
設置台9の天板11に対するコンロ装置の五徳5の高さは、天板11の載置部13の上に載る支持部材7の基部7aによって決定しているから、設置台9の床面から天板11までの高さが変わっても、天板11に対するコンロ装置の五徳5の高さは常に同じ高さに設置することができるものとなった。このため、コンロ装置を脚部材15の長さが異なる設置台9に設置する場合でも、コンロ装置と設置台9の高さを調整する必要がなく、コンロ装置を載せるための台などを別途用意する必要もないから、使い勝手が向上できるものとなった。
また、この発明ではコンロ装置を設置台9の天板13の下方から開口部12に挿入するように構成したから、支持部材7を下側に可動した状態の保護ガード4が開口部12を通過できればよく、置台1aの大きさは無視できるものとなった。このため、開口部12の幅をコンロ装置の保護ガード4の外径寸法に合わせて設定することで、保護ガード4と開口部12の周縁部との間の隙間をできるだけ狭くして、天板11のスペースを広く確保することができる。
14は載置部13を天板11よりも低くする段部であり、開口部12と段部14との間に載置部13が構成されている。支持部材7の基部7aが載置部13の上に載り、コンロ装置が設置台9に設置された状態となったときに、基部7aの外側に段部14の側面が位置している。コンロ装置を横方向に移動させる力が加わると、基部7aが載置部13の上を滑って移動するが、基部7aが段部14の側面にぶつかって移動が停止し、他側の支持部材7の基部7aは載置部13の上に載ったまま、基部7aが載置部13から外れないようになっているから、コンロ装置が設置台9から脱落する恐れがなく、安全に使用することができる。
また、この発明の他の実施例として、軸孔8を上部のリング状部材4aの位置よりも低い位置に設け、支持部材7が上側に可動してアーム4bが上部のリング状部材4aと接触したときに、基部7aの位置が回転軸7cの位置よりも高くなるように設定している。
この構成では、支持部材7を上側に可動すると基部7aが保護ガード4から離れる方向に移動し、基部7aが回転軸7cと同じ高さになる位置で、基部7aが最も保護ガード4から離れた位置まで移動し、そこから更に上側の可動位置まで可動すると基部7aが保護ガード4に近づく方向に移動する。このため、基部7aが回転軸7cと同じ高さまで可動する途中で、基部7aが載置部13の上に載せることのできる位置まで移動するので、この位置で基部7aを載置部13の上に載せることができる(図4(B))。基部7aが載置部13の上に載った後は支持部材7を操作する必要がなくなり、コンロ装置を下に移動するだけで支持部材7が上側の可動位置まで可動して設置できるものとなった。
また、コンロ装置を設置台9に設置したときに、基部7aが回転軸7cよりも高い位置で載置部13の上に載るから、コンロ装置の重心の位置が基部7aより低くなるから、コンロ装置が安定するものとなる。鍋などを置いて調理するときでも安定して転倒等の恐れがないものである。
上記のように支持部材7が上側に可動した位置で基部7aの位置が回転軸7cの位置よりも高くなるように設定した場合に、この基部7aの位置に合わせて設置部9の段部14を設けると、支持部材7が可動する途中で基部7aが段部14の側面にあたって横方向への移動が止められ、支持部材7が上側の可動位置まで可動できなくなる可能性がある。
この発明では、保護ガード4に設けた軸孔8を長孔で構成して、支持部材7の回転軸7cが軸孔8内を移動できるようにしており、支持部材7が上側に可動した位置で基部7aが載置部13の上に載った状態のときに、回転軸7cが軸孔8の外側の端部に位置するように設定されている。
このように構成すれば、支持部材7が下側の可動位置から上側の可動位置に可動する途中で、基部7aが段部14にあたって横方向への移動が止められると、回転軸7cが軸孔8の内側の端部方向に移動しながら支持部材7が可動することができる(図4(C))。基部7aの位置が回転軸7cの位置より高くなると、回転軸7cの位置が軸孔8の外側の端部方向に移動しながら支持部材7が可動し、アーム7bが上部のリング状部材4aと接触して支持部材7が上側の可動位置まで可動すると回転軸7cは軸孔8の外側の端部に位置する。
このため、支持部材7の可動が途中で止まることなく、確実に上側の可動位置まで可動するので、コンロ装置を設置台9に正しく設置することができるものとなる。そして、基部7aが回転軸7cより高くなるように設定したときでも、基部7aの位置に合わせて段部14を設けることができ、コンロ装置が設置台9に設置されたときに、載置部13の上に載った基部7aと段部14の側面との間を隙間なく設定することができ、コンロ装置を確実に保持できるものとなる。
また、14aは段部14の側面に設けた突出部であり、支持部材7の基部7aが載置部13の上に載り、コンロ装置が設置台9に設置された状態となったときに、突出部14aが基部7aよりも高所に位置するように構成している。このようにすると、基部7aが突出部14aにあたって載置部13から外れないようにすることができるから、コンロ装置の上方向への移動が阻止でき、コンロ装置が設置台9から脱落するのを防止することができる。
また、軸孔8を長孔で構成したときには、軸孔8の外側の端部が低くなるよう傾斜することで、支持部材7が上側に可動した位置で基部7aが載置部13の上に載っている状態で、回転軸7cが軸孔8の低くなった外側の端部に位置し、支持部材7のアーム7bにコンロ装置の重さが加わるため回転軸7cが軸孔8の端部に押付けられる力が働くものとなる。このとき軸孔8の内側が高くなっているから、コンロ装置が上方へ持ち上げらなければ移動できないから、コンロ装置の横方向への移動を阻止でき、コンロ装置の安定性が高まるものとなる。
1 コンロ本体
2 燃料タンク
3 バーナ
4 保護ガード
5 五徳
6 固定手段
7 支持部材
7a 基部
7b アーム
7c 回転軸
8 軸孔
9 設置台
10 収納部
11 天板
12 開口部
13 載置部
14 段部

Claims (5)

  1. 燃料タンクの上にバーナを備えたコンロ本体と、前記コンロ本体を囲うように備えた保護ガードと、前記バーナ上方にのぞませた五徳とを備えるコンロ装置を構成すると共に、
    前記コンロ装置を収納する収納部を備え、前記収納部の上方には天板を配置し、前記天板に前記収納部と連通する開口部を備えた設置台を構成し、
    前記コンロ装置を前記天板の前記開口部から前記収納部に挿入して前記設置台に設置するコンロ装置の設置構造において、
    前記コンロ本体と前記保護ガードとは固定手段によって固定され、前記コンロ装置には前記保護ガードの側方に突出する一対の支持部材を設け、
    前記支持部材は前記保護ガードの側方に位置する基部と、前記基部から伸ばした一対のアームと、前記アームの前記基部とは反対側の端部に形成した回転軸とで構成し、前記保護ガードの側面には前記支持部材の回転軸に対応する一対の軸孔を設け、前記支持部材の回転軸を前記軸孔に嵌合して、回動可能に取り付けられており、
    前記設置台には前記天板の前記開口部の周縁部に前記支持部材の前記基部が載る載置部を設け、
    前記支持部材が下側に可動した位置において、前記支持部材の前記基部間の間隔が前記開口部の幅より短くなるよう設定すると共に、前記支持部材が上側に可動した位置では前記基部間の間隔が前記開口部の周縁部より外側に広がって、前記基部が前記載置部の上に載るように設定され、
    前記コンロ装置は前記支持部材の前記基部が前記設置台の前記載置部の上に載った状態で前記収納部内に設置されることを特徴とするコンロ装置の設置構造。
  2. 前記載置部を前記天板よりも低くする段部を形成し、前記載置部に載る前記基部の外側に位置する前記段部によって前記コンロ装置の横方向への移動を阻止することを特徴とする請求項1に記載のコンロ装置の設置構造。
  3. 前記支持部材が上側に可動した位置では、前記基部が前記回転軸よりも高く位置するように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコンロ装置の設置構造。
  4. 前記軸孔は長孔で構成し、前記基部が前記載置部に載った状態で、前記コンロ装置を前記収納部内に設置する過程で、前記支持部材は前記回転軸が前記軸孔内で位置を変化させながら上側の可動位置まで可動することを特徴とする請求項3に記載のコンロ装置の設置構造。
  5. 前記軸孔は、前記軸孔に嵌合する前記支持部材の前記基部を配置した側の端部が低くなるよう傾斜したことを特徴とする請求項4に記載のコンロ装置の設置構造。
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