JP6976541B1 - 携帯コンロ用の載置部材、スペーサー、テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料缶としていわゆるOD缶を使用する携帯コンロは、OD缶の上に携帯コンロ本体を螺着して配置構成され、使用時において倒れやすくなる場合がある。特にOD缶内の燃料が少なくなるとOD缶自体が軽くなることでそれが顕著となる。本発明を使用することによって携帯コンロを載置すれば、テーブルの天板よりも下方にOD缶が配置されるため、重心が下方となり、携帯コンロが倒れにくくなる。【構成】本発明は、携帯コンロ用の載置部材であって、載置部材は、本体部とこの本体部の両端から立ち上がる腕部とからなる第一の載置プレート及び第二の載置プレートを十字状又は斜め十字状にして形成され、腕部の上端には引掛部を突設したことを特徴とした、携帯コンロ用の載置部材等である。【選択図】図1−1

Description

本発明は、携帯コンロ用の載置部材、スペーサー、テーブルに関する。
従来より、キャンプ用のアウトドア調理器具として、また、災害時や遭難時の調理器具として、携帯コンロが用いられている。この携帯コンロは、携帯コンロの金属製等の台座(五徳)に載せた食材や飲料を入れた加熱容器をガスボンベ内の燃料等を用いて加熱調理するためのもので、ガスボンベに連接するコンロ本体のバーナー部に点火し、加熱食器を直火で加熱するものである。
携帯コンロを使用する際、地面やテーブル等に携帯コンロを直接置く、いわゆる直置きで使用されことが多く、ガスボンベの底が地面やテーブルに直接置かれることによるガスボンベ内の液化ガスの気化効率の低下という課題があった。このような課題を解決するための発明としては文献1がある。
文献1に係る発明は、複数の脚体を備えた載置体のボンベ載置部に、該ボンベ載置部に載置されたガスボンベの少なくとも底面に対する通気路を設けてある携帯用ガスボンベの載置台である。この発明によれば、使用時におけるガスボンベの外気からの吸熱効率を高めて、液化ガスの気化効率の低下を抑制することにより、ガス量調節操作の頻度を軽減することができ、しかも、ボンベ内の液化ガスを最後まで有効使用することができる。
特開平10−288300号公報
しかしながら、文献1に係る発明を使用する場合は、脚体を備えた載置体のボンベ載置部上にガスボンベを載置するものであるため、携帯用ガスボンベの安定性に問題がある場合がある。
そこで、本発明は、このような形態コンロの安定性に関する問題点を解消することができる、携帯コンロ用の載置部材、スペーサー、テーブルを提供するものである。
請求項1の発明は、携帯コンロを載置する携帯コンロ用の載置部材であって、載置部材は、本体部と本体部の両端から立ち上がる腕部とからなる第一の載置プレート及び第二の載置プレートを十字状又は斜め十字状にして形成され、腕部の上端には引掛部を突設したことを特徴とした、携帯コンロ用のテーブルに掛下する携帯コンロ用の載置部材である。
請求項2の発明は、第一の載置プレートと第二の載置プレートが分解自在であることを特徴とした、請求項1に記載の携帯コンロ用の載置部材である。
請求項3の発明は、本体部には、携帯コンロ用のスペーサーを嵌合載置する嵌合溝を形成したことを特徴とした、請求項1又は請求項2に記載の携帯コンロ用の載置部材である。
請求項4の発明は、携帯コンロ用のスペーサーであって、スペーサーは、一対のプレート形状とし、請求項3に記載の載置部材の嵌合溝に嵌合載置することを特徴とした、携帯コンロ用のスペーサーである。
請求項5の発明は、携帯コンロ用のスペーサーであって、スペーサーは、円筒形状又は多角筒形状とし、請求項3に記載の載置部材の嵌合溝に嵌合載置することを特徴とした、携帯コンロ用のスペーサーである。
請求項6の発明は、スペーサーは、上端から係止部を凸設又は凹設し、下端から嵌合部を凹設又は凸設したことを特徴とした、請求項4又は請求項5に記載の携帯コンロ用のスペーサーである。
請求項7の発明は、スペーサーは、肉抜きされた肉抜部を形成していることを特徴とした、請求項4乃至請求項6のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のスペーサーである。
請求項8の発明は、スペーサーが携帯コンロ用の載置部材と別体であることを特徴とした、請求項4乃至請求項7のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のスペーサーである。
請求項9の発明は、携帯コンロ用のテーブルであって、テーブルは、天板と複数の脚部とを備え、天板には開口を穿設し、さらに、開口周囲から一体となった切欠きを放射状に形成し、請求項1乃至請求項8のうちいずれか1に記載の載置部材が掛下されることを特徴とした、携帯コンロ用のテーブルである。
請求項10の発明は、天板は、分割された一対の折畳み式で、一対の天板のそれぞれに備えたヒンジを介して連結し、ヒンジによって二つの天板を折畳み又は展開可能とすることを特徴とした、請求項9に記載の携帯コンロ用のテーブルである。
請求項11の発明は、天板の各辺に折曲部を形成したことを特徴とした、請求項9又は請求項10に記載の携帯コンロ用のテーブルである。
請求項12の発明は、切欠きは、角部から対角線方向又は各辺方向に設けられていることを特徴とした、請求項9乃至請求項11のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のテーブルである。
請求項13の発明は、テーブルには脱着自在の遮熱板をさらに備え、遮熱板には遮熱板穴を穿設したことを特徴とした、請求項9乃至請求項12のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のテーブルである。
請求項14の発明は、天板の前記開口の外方には留め穴を穿設し、遮熱板には隅部に爪片を備え、留め穴に爪片を嵌め入れ、遮熱板穴を穿設した遮熱板で前記開口を被覆できることを特徴とした、請求項13に記載の携帯コンロ用のテーブルである。
請求項15の発明は、開口の形状は、円形穴、多角形穴のいずれかであることを特徴とした、請求項9乃至請求項14のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のテーブルである。また、請求項16の発明は、遮熱板穴の形状は、円形穴、多角形穴のいずれかであることを特徴とした、請求項13又は請求項14に記載の携帯コンロ用のテーブルである。
請求項1の発明によれば、燃料タンクを安定的に載置することができる。
請求項2の発明によれば、載置部材に、後述するスペーサーを使用する際、安定性よく嵌合載置することができる。
請求項3の発明によれば、携帯性、運搬性に優れる。
請求項4の発明によれば、載置部材にそのまま載置するには高さが足りないような比較的小さい燃料タンクを使用した携帯コンロを使用する場合は、携帯コンロ自体を底上げすることができる。また、コンパクトに収納することができる。
請求項5の発明によれば、載置部材にそのまま載置するには高さが足りないような比較的小さい燃料タンクを使用した携帯コンロを使用する場合は、携帯コンロ自体を底上げすることができる。また、使用の際もワンタッチで嵌合載置することができる。
請求項6の発明は、係止部により携帯コンロを安定的に載置することができ、また、嵌合部により載置部材の上に安定性よく嵌合載置することができる。
請求項7の発明は、軽量性に富む。
請求項8の発明は、携帯性、運搬性に優れる。
請求項9の発明は、載置部材やスペーサーを載置でき、携帯コンロを安定的に使用することができる。
請求項10の発明は、コンパクトに収納することができ、携帯性、運搬性に優れる。
請求項11の発明は、脚の取り付けが容易となり、また、天板の強度を保つことができる。
請求項12の発明は、強度バランス、配置バランスに優れる。
請求項13の発明は、バーナー部からの炎による輻射熱をテーブルが受けることにより、燃料タンクの加熱を防止することができる。
請求項14の発明は、テーブルの開口に対して遮熱板でしっかりと被覆することができる。
請求項15の発明は、嗜好性が高まる。
載置部材の分解展開図である。 その他の例の載置部材の分解展開図である。 スペーサーの分解展開図である。 展開した状態のテーブルの平面図である。 折畳んだ状態のテーブルの平面図である。 展開した状態のテーブルの裏面図である。 折畳んだ状態のテーブルの正面図である。 テーブルへ掛下前の載置部材の分解結合斜視図である。 載置部材へ嵌合載置前のスペーサーの分解結合斜視図である。 載置部材を掛下したテーブルの左側面図である。 載置部材にスペーサーを嵌合載置したテーブルの正面図である。 天板の開口を遮熱板で被覆する前の状態のテーブルの斜視図である。 天板の開口を遮熱板で被覆し、携帯コンロ(大ボンベ)を載置した状態のテーブルの正面図である。 天板の開口を遮熱板で被覆し、携帯コンロ(小ボンベ)を載置した状態のテーブルの正面図である。 天板の開口を遮熱板で被覆し、携帯コンロ(大ボンベ)を載置した状態のテーブルの斜視図である。
一般的な周知の携帯コンロ100の構成としては、燃料タンク65(ガスカートリッジ等)がいわゆるOD缶(図12、図13等参照)と呼ばれる丸みのある円柱形ものの場合、主に、燃料タンク65の上方にコンロ本体66が螺着される。このコンロ本体66は、主に、燃料タンク65から供給された燃料を燃焼するバーナー部60と、このバーナー部60の上方に加熱食器を載置保持する複数の五徳59とからなる。さらに、コンロ本体66には、燃料タンク65からの燃料供給量を調整してバーナー部60の火力を調整する火力調整部67等を備える。そして、この携帯コンロ100による加熱調理に関しては、食材や飲料を入れた加熱容器(不図示)を金属製等の五徳59(台座)上に載せ、この五徳59内(五徳59下)に備えるバーナー部60にライター等で点火し、加熱容器を直火で加熱調理する。
本発明は、燃料タンク65がいわゆるOD缶(可燃性ガス、例えば、液化プロパン、液化ブタン等の燃料缶)を用いた携帯コンロ100を載置して使用することができる携帯コンロ100用の載置部材1、スペーサー30、テーブル40である。本発明の構成物品について以下説明する。
載置部材1は、後述する携帯コンロ100用のテーブル40において使用するものであり、載置部材1をテーブル40に掛下し、このテーブル40に掛下した載置部材1に携帯コンロ100を載置して使用するものである。載置部材1は、どのようなサイズのOD缶(燃料タンク65)においても使用できるように適宜変更してよい。
載置部材1の構成物品としては、図1−1、図1−2で図示したように、2枚の平面状部材であるプレート、具体的には、第一の載置プレート11及び第二の載置プレート22とからなる。各プレートは、本体部2と、この本体部2の長手方向の両端から立ち上がる腕部9とからなる略コの字状で構成されている。
腕部9は、長手方向ストレート状又はテーパー状としている。ストレート状とすれば、見た目のデザイン的にすっきりとした仕上がりとなる。また、テーパー状とすれば、安定感が増す。テーパー状に関しては、主に、深さ方向(下方向)に幅が広くなる末広がり状とするが、テーパーの角度については特に限定されない。
腕部9の上端には引掛部8を形成している。引掛部8は、テーブル40の天板42に引っ掛かけて載置部材1を吊り下げる部分であるため、短手方向の外側に突設している。引掛部8は、載置部材1を掛下げ支持することができれば、どのような大きさ、形状であってもよい。
図1−1で図示したように、本体部2には段部7を形成している。この段部7には燃料タンク65であるOD缶の缶底65zが嵌められ、携帯コンロ100を安定させるものである。すなわち、燃料タンク65であるOD缶の缶底65zが段部7に収まることにより、携帯コンロ100のガタつきやズレを阻止することができる。したがって、本実施形態では、本体部2と腕部9の境目を段部7としているが、OD缶の缶底65zが嵌まり、携帯コンロ100を安定させることができれば、位置、形状等問わない。よって、例えば、本体部2自体に凹凸を形成し、このような凹凸にOD缶の缶底65zを嵌めることによって、携帯コンロ100を安定させてもよい。その他の例としては、図1−2で図示したように、本体部2の上端2aには段部7等を形成せず面一とし、本体部2の上端2a全体を載置面とし、この載置面に携帯コンロ100の燃料タンク65を載置する構成も考えられる。この構成の場合、腕部9が燃料タンク65をガード(燃料タンク65の外周面を腕部9の内側端9aで支持)するような形になり、載置面から携帯コンロ100の燃料タンク65が落ちることはないため、携帯コンロ100を安定して載置することができる。なお、上記本体部2に段部7を形成する構成の場合であっても同様に腕部9が燃料タンク65をガードするような形になり、段部7と腕部9のガードによって、携帯コンロ100をより強固に安定して載置することできる。
図7、図8等で図示した本実施形態では、載置部材1は、第一の載置プレート11及び第二の載置プレート22を十字状又は斜め十字状にして形成される。
このように第一の載置プレート11と第二の載置プレート22の組み合わせは、十字状であっても、また、斜め十字状であってもよいが、第一の載置プレート11と第二の載置プレート22の各中心角は90度の他、90度以外の角度であってもよい。
第一の載置プレート11と第二の載置プレート22分解自在の構成の場合、上方から嵌合する一方のプレート(第一の載置プレート11)には、本体部2長手方向略中央に下側開口の嵌合スリット4を形成している。また、下方から嵌合する他方のプレート(第二の載置プレート22)には、本体部長手方向略中央に上側開口の嵌合スリット5を形成している。これらの下側開口の嵌合スリット4、上側開口の嵌合スリット5同士を嵌合することによって2枚の平面状部材であるプレートで載置部材1が形成される(図7参照)。また、2枚の平面状部材である両プレートを簡単に分解することができる(図1−1、図1−2参照)。
なお、載置部材1は、第一の載置プレート11と第二の載置プレート22とが分解自在の構成の他、第一の載置プレート11と第二の載置プレート22が一体の構成であってもよい。
なお、本実施形態では、上方から嵌合するプレートを第一の載置プレート11、下方から嵌合するプレートを第二の載置プレート22と称呼したが、逆としてもよい。
そして、載置部材1の本体部2には、後述するスペーサー30を嵌合載置するための嵌合溝3を形成している。
スペーサー30は、既述した載置部材1に嵌合載置して使用するものであり、載置部材1にそのまま載置して使用するには高さが足りない比較的小さい燃料タンク65であるOD缶を使用する場合に携帯コンロ100を底上げするためのものである。
スペーサー30は、載置部材1に嵌合載置することができればどのような形状であってもよい。具体的には、例えば、図2で図示したような、一対のプレート形状の他、図示しないが、軸方向に貫通した円筒形状又は四角等の多角筒形状等であってもよい。
スペーサー30は、上端31から係止部32を凸設(図2参照)又は凹設(不図示)し、下端33から嵌合部35を凹設(図2参照)又は凸設(不図示)する。
係止部32は、燃料タンク65であるOD缶が上端31上で移動しないように留める部材であり、係止部32と係止部32の間にOD缶が収まることにより、携帯コンロ100のガタつきやズレを阻止することができる。例えば、一対のプレート形状のスペーサー30、30を載置部材1に載置したような場合、四箇所の係止部32で囲繞された範囲の上端31に燃料タンク65であるOD缶の缶底65zが載置され、四箇所の係止部32によって安定する。
スペーサー30の上端31から係止部32を凸設する場合は、長手方向両側から短手方向に突設する。上端31から係止部32を凹設する場合は、長手方向両側において上側開口とする。なお、係止部32の位置、大きさ、形状等は問わない。
嵌合部35は、載置部材1の嵌合溝3に嵌合するものである。下端から嵌合部35を凹設する場合は、長手方向両側において下側開口とする。下端からの嵌合部35を凸設する場合は、長手方向両側から短手方向に突設する。なお、嵌合部35の位置、大きさ、形状等は問わない。
スペーサー30は、図2のように肉抜きされた肉抜部38を形成する他、肉抜きしない構成であってもよい。肉抜きする場合、肉抜部38の形状、位置、大きさ、範囲、数等は問わない。三角形の他、円形、多角形、文字、図形、各種ロゴマーク等を刻設してもよい。
以上のように、比較的大きい燃料タンク65であるOD缶を使用した携帯コンロ100の場合は、載置部材1にそのまま載置して使用することができるが(図12参照)、載置部材1にそのまま載置するには高さが足りないような比較的小さいOD缶を使用した携帯コンロ100を使用する場合は、携帯コンロ100自体を底上げするためにスペーサー30を介在させる(図13参照)。但し、載置部材1の本体部2の高さを高くすることによっては、スペーサー30を介在させずに比較的小さいOD缶であってもそのまま嵌合載置して使用することができる場合がある。
スペーサー30は、どのような高さ、厚みであってもよい。なお、スペーサー30は、載置部材1と別体であるが、一体成形してもよい。
既述した載置部材1やスペーサー30は携帯コンロ100用のテーブル40において使用するものであるため、次に、これら載置部材1やスペーサー30を使用するための携帯コンロ100用のテーブル40について説明する。
テーブル40は、天板42と、天板42から垂下する複数の脚部58とを備える。なお、載置部材1を掛下することができ、携帯コンロ100を載置して使用することができれば、テーブル40のサイズ、形状等は問わない。
テーブル40の天板42は、図3等で図示したような複数枚の構成の他、不図示の一枚板の構成としてもよい。複数枚の構成としては、例えば、一対の天板42、42のそれぞれに備えたヒンジ50部分を介して連結し、このヒンジ50部分によって二つの天板42、42を折畳み又は展開可能とすることができる。
天板42には開口44を穿設し、この開口44周囲から一体となって放射状に切欠き46を形成する。すなわち、天板42には、穿設した開口44、そしてこの開口44周囲から一体となった四箇所の切欠き46を放射状に形成している。
開口44は、内径のサイズは問わない。また、切欠き46の数についても問わない。したがって、携帯コンロ100を安定的に載置することができれば、切欠き46の数を四箇所以下の三箇所としてもよい。さらには、テーブル40の天板42のどの位置に設けもよい。したがって、テーブル40の天板42が不図示の一枚板の構成の場合、天板42の略中心側に穿設されていてもよい。
切欠き46は、開口44のどの位置に形成されていてもよい。テーブル40の天板42が複数枚の構成の場合、天板42の角部から対角線方向又は各辺方向に設けられる構成が挙げられるが、これに限定されるものではない。
図3、図4で図示したように、天板42の開口44の外方には、後述する遮熱板49用の留め穴48を穿設している。この留め穴48に関してもどの位置に形成されていてもよい。テーブル40の天板42が複数枚の構成の場合、天板42の角部近傍に設けられる構成が挙げられる。
テーブル40の脚部58は、天板42の裏面から直接垂下する構成の他、図10等で図示したように、天板42の正面及び背面を折り曲げ形成し、この折り曲げた部分である折曲部をそれぞれ正面折曲部52、背面折曲部53とし、正面折曲部52及び背面折曲部53の側面側に回動自在に設ける構成が挙げられる。このような構成によれば、簡易に脚部58を設けることができ、脚部58を折畳むことができる。なお、脚部58を折畳むことができない構成であってもよい。
テーブル40の天板42が複数枚(二枚)の構成の場合、分割された一対の折畳み式となり、テーブル40を折畳み又は展開可能とするため、一対の天板42、42の正面折曲部52及び背面折曲部53の対峙側にヒンジ50を形成する。
ヒンジ50は、ヒンジ部及びヒンジピンを採用した周知のヒンジ構造を採用する。また、ヒンジ50の近傍の、具体的には、正面折曲部52の裏側、背面折曲部53の裏側に他の補強部材を介在させる場合がある。このような箇所に補強部材を介在させると、補強部材を固定する一個又は複数のリベットが必要となる場合があるため、部品点数が多くなり、また、加工工程も多くなる。本発明は、ヒンジ50の近傍に補強部材を介在させていないため、部品点数や、加工工程を少なくすることにより安価に製造でき、また、見た目がスッキリしていてデザイン的な価値も高くなっている。
図9の左側面図で図示したように、天板42の側面の一部又は全部を折り曲げ形成することによって側面折曲部56とし、この側面折曲部56によって天板42の強度を保つことができる。
背景技術でも述べたが、携帯コンロ100を地面等に設置面に直に置く、いわゆる直置きとする場合、燃料タンク65内の液化ガスの気化効率の低下という課題があるが、本発明は、携帯コンロ100を地面等に設置面に直に置かない、いわゆる非直置きであるため、このような課題は解決できるものである。加えて、テーブル40に携帯コンロ100を載置した場合、天板42よりも下方に燃料タンク65であるOD缶が位置することによって、重心が下方にあるため、安定して使用することができ、また、テーブル40を移動の際も、重心が下方にあるため、安定的に移動させることができる。
次に遮熱板49を備えた実施形態について説明する。遮熱板49は、携帯コンロ100のバーナー部60からの輻射熱を防ぐために輻射熱を遮るプレート状部材であり、テーブル40の天板42に脱着自在とするものである。図11等では、遮熱板49は方形状であり、遮熱板49の略中央には遮熱板穴49bを穿設している。
遮熱板49の各隅部には爪片49aを備えており、テーブル40の留め穴48に遮熱板49の爪片49aを嵌め入れることによって遮熱板49でテーブル40の開口44を被覆できる。このように、遮熱板49によってテーブル40の天板42の開口44を被覆できるが、この遮熱板穴49bから携帯コンロ100の一部(燃料タンク65の口部65a)が出る(図12等参照)。但し、載置部材1の腕部9の長手方向の長さや、スペーサー30の高さ等によっては、遮熱板穴49bから携帯コンロ100の一部(燃料タンク65の口部65a)が出ない構成であってもよい。
図11等では、遮熱板49は方形状であるが、開口44を被覆することができればどのような形状であってもよい。したがって、円形、三角形、多角形(五角形、六角形、八角形等)、星形等が挙げられる。また、安全面を考慮して各角を丸くしてもよく、ルーローの三角形のような各辺を膨らませたような形状でもよい。なお、円形には楕円形も含むものとする。
遮熱板49に備えた爪片49aを、テーブル40の天板42に穿設した留め穴48に嵌め入れることによって、開口44を遮熱板49で被覆する例について説明したが、遮熱板49に爪片49aを備えず、テーブル40の天板42に留め穴48を穿設することなく、遮熱板49で開口44を被覆できる構成であってもよい。図示しないが、具体的には、天板42に遮熱板49が嵌る浅い窪みを形成し、この浅い窪みに遮熱板49を嵌置することによっても、開口44を遮熱板49で被覆することができる。この構成の場合、加工工程が簡素化され、より安価に製造することができる場合があるという効果がある。
図11、図14で図示したように、遮熱板49には突出穴49cが穿設されており、爪片49aを留め穴48に嵌め入れ、遮熱板49で開口44を被覆すると、突出穴49cから引掛部8が突出する。このような構成によれば、より強固に遮熱板49で開口44を被覆することができる。
遮熱板49の爪片49aやテーブル40の天板42に穿設した留め穴48の数、位置、大きさ、向き等は問わないため、例えば、一箇所の爪片49a、一箇所の留め穴48であってもよく、留め穴48をどの位置に穿設してもよく、また、どのような向きに穿設してもよい。
以上説明した遮熱板49によりバーナー部60からの輻射熱を効果的に防止することができる。すなわち、バーナー部60からの炎により輻射熱が発生するが、この輻射熱をテーブル40が受けることによって、直接OD缶(燃料タンク65)に輻射熱が届かなくなり、それによりOD缶の加熱を防止することができる。すなわち、OD缶をバーナー燃焼時に発生する輻射熱から守る、遮熱テーブルとして使用することができ、また、天板42の開口44を被覆する遮熱板49を取り付けることで普通のテーブルとしても使用できる。
載置部材1のテーブル40への嵌合載置に際しては、本体部2に上側開口の嵌合スリット5を形成しているプレートを先に嵌合載置し、その後、本体部2に下側開口の嵌合スリット4を形成しているプレートの嵌合スリットを、先に嵌合載置しているプレートの嵌合スリットに嵌合する他、載置部材1をテーブル40に嵌合載置する前に、両嵌合スリットを嵌合した状態の載置部材1をテーブル40に嵌合載置してもよい。
図10では、スペーサー30がテーブル40の正面の辺や背面の辺と平行に嵌合載置されているが、テーブル40の側面の辺と平行に嵌合載置されていてもよい。すなわち、テーブル40に対するスペーサー30の向きは問わない。
テーブル40の開口44及び/又は遮熱板穴49bの形状は、円形穴、多角形穴のいずれかであることが望ましい。多角形穴としては、例えば、三角形穴、四角形穴、五角形穴、六角形穴、八角形穴、星形穴等が挙げられる。また、各角を丸くしてもよく、ルーローの三角形のような各辺を膨らませたような形状でもよい。なお、円形穴には楕円形穴も含むものとする。
本発明の載置部材1、スペーサー30、テーブル40の素材は、強度や耐熱性の観点から金属製が好適であるが、特に限定されるものではない。
載置部材1、スペーサー30、テーブル40は、例えば、チタン等の金属製の板体を種々の公知のレーザー加工機でレーザー加工することにより安価に製造することができる。
本発明によれば、様々なサイズ、種類、内容物の燃料タンク65(OD缶等)を載置して使用することができるが、本実施形態においては、携帯コンロ100にはアルコールストーブも含めるものとする。したがって、他にアルコールストーブを載置して使用することもできる。
燃料タンク65で燃料タンク65(OD缶)を使用する携帯コンロ100の場合、燃料タンク65(OD缶)の上にコンロ本体66を螺着する等により、軸方向に配置構成されるため、使用時において倒れやすくなる場合がある。特に燃料タンク65(OD缶)内のガスが少なくなると燃料タンク65(OD缶)自体が軽くなることでそれが顕著となる。しかし、本発明によって携帯コンロ100を載置すれば、テーブル40の天板42よりも下方に燃料タンク65(OD缶)が配置されるため、重心が下方となり、携帯コンロ100が倒れにくくなる。また、テーブル40の天板42の下方に燃料タンク65(OD缶)を配置されることによって、テーブル40の天板42とバーナー部60の火元の高さが近くなるため調理、使い勝手がよくなる。
載置部材1やスペーサー30は、テーブル40への載置が極めて簡単で手軽に使用することができ、また、安定性良く良好に加熱調理を行うことができる。さらには携帯性にも優れる。
テーブル40、分解した載置部材1、スペーサー30を一纏めにして収納体(不図示)に収納することによって、保存運搬等に便利となる。特にテーブルが折畳み式の場合、折畳むことによってコンパクトに収納できる。
以上、各実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、各実施形態に記載の技術、又は、その他の公知や周知の技術を組み合わせるようにしてもよい。
各図において各実施形態を図示したが、図を分かりやすくする等のために、一部構成を省略、簡略化した部分があるため、本発明は図示した実施形態に限定されるものではない。
1:載置部材
2:本体部
2a:上端
3:嵌合溝
4:下側開口の嵌合スリット
5:上側開口の嵌合スリット
7:段部
9:腕部
9a:内側端
8:引掛部
11:第一の載置プレート
22:第二の載置プレート
30:スペーサー
31:上端
32:係止部
33:下端
35:嵌合部
38:肉抜部
40:テーブル
42:天板
44:開口
46:切欠き
48:留め穴
49:遮熱板
49a:爪片
49b:遮熱板穴
49c:突出穴
50:ヒンジ
52:正面折曲部
53:背面折曲部
56:側面折曲部
58:脚部
59:五徳
60:バーナー部
65:燃料タンク
65a:口部
65z:缶底
66:コンロ本体
67:火力調整部
100:携帯コンロ

Claims (16)

  1. 携帯コンロを載置する携帯コンロ用の載置部材であって、
    前記載置部材は、本体部とこの本体部の両端から立ち上がる腕部とからなる第一の載置プレート及び第二の載置プレートを十字状又は斜め十字状にして形成され、
    前記腕部の上端には引掛部を突設したことを特徴とした、携帯コンロ用のテーブルに掛下する携帯コンロ用の載置部材。
  2. 前記第一の載置プレートと前記第二の載置プレートが分解自在であることを特徴とした、請求項1に記載の携帯コンロ用の載置部材。
  3. 前記本体部には、携帯コンロ用のスペーサーを嵌合載置する嵌合溝を形成したことを特徴とした、請求項1又は請求項2に記載の携帯コンロ用の載置部材。
  4. 携帯コンロ用のスペーサーであって、
    前記スペーサーは、一対のプレート形状とし
    求項3に記載の前記載置部材の前記嵌合溝に嵌合載置することを特徴とした、携帯コンロ用のスペーサー。
  5. 携帯コンロ用のスペーサーであって、
    前記スペーサーは、円筒形状又は多角筒形状とし
    求項3に記載の前記載置部材の前記嵌合溝に嵌合載置することを特徴とした、携帯コンロ用のスペーサー。
  6. 前記スペーサーは、上端から係止部を凸設又は凹設し、下端から嵌合部を凹設又は凸設したことを特徴とした、請求項4又は請求項5に記載の携帯コンロ用のスペーサー。
  7. 前記スペーサーは、肉抜きされた肉抜部を形成していることを特徴とした、請求項4乃至請求項6のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のスペーサー。
  8. 前記スペーサーが携帯コンロ用の前記載置部材と別体であることを特徴とした、請求項4乃至請求項7のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のスペーサー。
  9. 携帯コンロ用のテーブルであって、
    前記テーブルは、天板と複数の脚部とを備え、
    前記天板には開口を穿設し、さらに、この開口周囲から一体となった切欠きを放射状に形成し、
    請求項1乃至請求項8のうちいずれか1に記載の前記載置部材が掛下されることを特徴とした、携帯コンロ用のテーブル。
  10. 前記天板は、分割された一対の折畳み式で、
    一対の前記天板のそれぞれに備えたヒンジを介して連結し、このヒンジによって二つの前記天板を折畳み又は展開可能とすることを特徴とした、請求項9に記載の携帯コンロ用のテーブル。
  11. 前記天板の各辺に折曲部を形成したことを特徴とした、請求項9又は請求項10に記載の携帯コンロ用のテーブル。
  12. 前記切欠きは、角部から対角線方向又は各辺方向に設けられていることを特徴とした、請求項9乃至請求項11のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のテーブル。
  13. 前記テーブルには脱着自在の遮熱板をさらに備え、
    前記遮熱板には遮熱板穴を穿設したことを特徴とした、請求項9乃至請求項12のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のテーブル。
  14. 前記天板の前記開口の外方には留め穴を穿設し、
    前記遮熱板には隅部に爪片を備え、
    前記留め穴に前記爪片を嵌め入れ、前記遮熱板穴を穿設した前記遮熱板で前記開口を被覆できることを特徴とした、請求項13に記載の携帯コンロ用のテーブル。
  15. 記開口の形状は、円形穴、多角形穴のいずれかであることを特徴とした、請求項9乃至請求項14のうちいずれか1に記載の携帯コンロ用のテーブル。
  16. 前記遮熱板穴の形状は、円形穴、多角形穴のいずれかであることを特徴とした、請求項13又は請求項14に記載の携帯コンロ用のテーブル。
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