JP6829081B2 - 検出プローブ - Google Patents

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Description

本発明は、検出対象についての被検出量を金属非接触で検出する電極ユニットを備えた検出プローブに関するものである。
この種の電圧検出プローブとして、本願出願人は、下記の特許文献1〜3において、種々の形態の電圧検出プローブ(以下、単に「検出プローブ」ともいう)を開示している。例えば、特許文献1では、閉状態において電線を取り囲んで環状の閉磁路を形成する磁気コアが内蔵されたクランプ部を備えた検出プローブを開示している。また、特許文献2では、電圧測定用センサ基板を収容するセンサ基板収容部と、回動軸を介してセンサ基板収容部に回動可能に軸支されて、電線をセンサ基板収容部との間で挟持する押付け部とを備えた構成の検出プローブを開示している。また、特許文献3では、内部に電圧検出用の検知電極と磁石とが配置された電圧検出部を備え、電圧検出部が設けられた測定プローブの先端部を磁石の磁力によって位置決めしつつ電線に押し当てる構成の検出プローブを開示している。これらの検出プローブは、いずれも、その検出用の電極を電線の導電部位に直接接触させることなく互いに容量結合させるだけで、この導電部位の電圧を検出し得る検出プローブ(金属非接触型電圧検出プローブ)として構成されている。
一方、上記の各検出プローブでは、電圧検出用の電極の近傍に、磁気コアが配置されていたり、クランプや挟持のための機構が配置されていたり、磁石が配置されていたりする構成のため、電線をクランプしたり挟持したりする先端側部分が大型となっている。このため、上記の各検出プローブでは、例えば、複数の電線が近接して配線されている場合において、それらの電線の1本をクランプしたり挟持したりするのが困難なことがある。
このような課題を改善可能な構成として、発明者は、図15に示す検出プローブ201を既に開発している。この検出プローブ201は、棒状の検出電極202と、検出電極202の外側に配設されて検出電極202に対して軸線方向にスライド可能な筒状のシールド203とを備えて構成されている。また、シールド203の先端部には、切り欠き203aが形成され、この切り欠き203aに電線を挿入した状態でシールド203を検出電極202の端部側にスライドさせることによって検出電極202の先端部を電線に当接させてシールド203と検出電極202とで電線が挟持される。この際に、検出電極202と電線の芯線とが電線の絶縁層を介して容量結合され、検出電極202が電線の電圧を検出する。この検出プローブ201では、同図に示すように、先端側部分が小型に構成されているため、複数の電線が近接して配線されている場合においても、それらの電線のうちの1本を容易に挟持することが可能となっている。
特開2012−137496号公報(第5頁、第1図) 特開2014−52329号公報(第5−8頁、第1−3図) 特開2014−163670号公報(第5−8頁、第1−3図)
ところが、発明者が既に開発している上記の検出プローブ201にも、改善すべき以下の課題が存在する。具体的には、上記の検出プローブ201では、図15に示すように、ケース204内に基板205が配設され、基板205に半田付けされた導線を介して検出電極202が基板205に接続されている。また、シールド203は、基板205に半田付けされた導線、およびその導線が接続された導電性部材を介して基板205に接続されている。また、検出電極202によって検出された電圧についての検出信号を外部装置に出力するためのシールドケーブル300の芯線300aおよび編組シールド300bが基板205に半田付けによって接続されている。つまり、この検出プローブ201では、検出電極202とシールドケーブル300とが基板205を介して接続されている。このため、この検出プローブ201では、基板205を配設するスペースが必要な分、小型化が困難となっている。また、この検出プローブ201では、検出電極202、シールド203、芯線300aおよび編組シールド300bを導線や導電性部材を介して半田付けによって基板205に接続する必要があるため、組立て効率の向上が困難となっている。この場合、基板205に代えて、検出電極202およびシールド203に接続したコネクタ(例えばBNCレセプタクル)を検出プローブ201に設けると共に、シールドケーブル300にコネクタ(例えばBNCプラグ)を接続し、両コネクタを連結する構成が考えられる。しかしながら、この種のコネクタは比較的大型なため、この構成においても十分な小型化は困難である。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、小型化および組立て効率の向上を実現し得る検出プローブを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の検出プローブは、検出対象に先端部が近接した状態において当該検出対象についての被検出量を金属非接触で検出すると共にシールドケーブルの芯線を介して外部装置に接続される棒状の検出電極と、前記検出電極に対して絶縁された状態で当該検出電極を覆う筒状の第1シールドと、前記検出電極および前記第1シールドの各基端部を支持する導電性を有する支持部とを備え前記支持部は、中心部に貫通孔が形成されると共に前記シールドケーブルのシールド導体が外周面に接続される柱状部と、当該柱状部の先端部に設けられて前記貫通孔に連通する中心孔が形成されたフランジとを備え前記検出電極は、前記支持部に対して絶縁された状態で前記基端部が前記中心孔および前記貫通孔に挿入されて当該支持部によって支持され前記第1シールドは、前記基端部が前記フランジに接続された状態で前記支持部によって支持されている電極ユニットと、前記電極ユニットの前記第1シールドに対してスライド可能に当該第1シールドの外側に配設されて当該第1シールドに接続されると共に前記検出対象を挿入させる切り欠きが先端部に形成された第2シールドとを備え、前記切り欠きに前記検出対象が挿入された状態で前記第1シールドの前記基端部側に向かう第1の向きに第2シールドがスライドしたときに当該検出電極の前記先端部が当該検出対象に近接可能に構成されている
請求項2記載の検出プローブは、請求項1記載の検出プローブにおいて、前記電極ユニットの前記柱状部の前記外周面には、滑り止め加工が施されている。
請求項3記載の検出プローブは、請求項1または2記載の検出プローブにおいて、前記電極ユニットが、前記シールドケーブルと、当該シールドケーブルの前記芯線および前記検出電極を接続すると共に当該シールドケーブルの前記シールド導体および前記柱状部を接続する接続部とを備え、前記接続部は、導電性を有するソケット、および接続チューブを備え、前記ソケットは、当該ソケットの各端部側からそれぞれ挿入された前記芯線の先端部と前記検出電極の前記基端部とを接続し、前記接続チューブは、前記柱状部の前記外周面に前記シールド導体が配置されて当該接続チューブに挿入された状態で圧着されることで当該柱状部と当該シールド導体とを接続する。
請求項4記載の検出プローブは、請求項3記載の検出プローブにおいて、前記電極ユニットの前記ソケットには、内側に突出して前記検出電極の抜けを防止する爪部が形成されている。
請求項記載の検出プローブは、請求項1から4のいずれかに記載の検出プローブにおいて、前記第1シールドの前記基端部側および前記第2シールドの基端部側を覆う筒状の第3シールドと、当該第3シールド内に収容されて前記第1の向きに前記第2シールドを付勢する付勢部とを備え、前記第3シールドは、基端部に前記フランジが嵌め込まれた状態で当該フランジに接続されている。
請求項1記載の検出プローブでは、電極ユニットが、検出電極と、第1シールドと、検出電極および第1シールドの各基端部を支持する支持部とを備え、貫通孔が形成された柱状部と中心孔が形成されたフランジとを備えて支持部が構成され、基端部が支持部に対して絶縁された状態で中心孔および貫通孔に挿入されて検出電極が支持部によって支持され、基端部がフランジに接続された状態で第1シールドが支持部によって支持されている。このように電極ユニットを構成したことにより、例えば、シールドケーブルの芯線を貫通孔に挿入することで、検出電極と芯線とを接続用の基板等を用いることなく接続することができると共に、シールドケーブルのシールド導体で柱状部を覆って(巻き付けて)固定することで柱状部(支持部)に接続されている第1シールドとシールド導体とを接続用の基板等を用いることなく柱状部を介して接続することができる。このため、この電極ユニットを備えた検出プローブによれば、これらを接続するための基板を設ける構成や、コネクタを用いてこれらを接続する構成と比較して、電極ユニットを十分に小型化することができる。また、この電極ユニットを備えた検出プローブによれば、検出電極、第1シールド、シールドケーブルの芯線、およびシールドケーブルのシールド導体を導線や導電性部材を介して基板に半田付けする煩雑な作業を省略することができるため、組立て効率を十分に向上させることができる。また、第1シールドに対してスライド可能に第1シールドの外側に配設されると共に検出対象を挿入させる切り欠きが先端部に形成された第2シールドを備えたことにより、切り欠きに検出対象を挿入させた状態で第1シールドの基端部側に向かう第1の向きに第2シールドをスライドさせることで、検出電極と切り欠きの縁部とで検出対象を挟持し、検出電極の先端部を検出対象に近接させて被検出量を検出することができる。このため、この検出プローブによれば、例えば、複数の電線が近接して配線されている場合においても、それらの電線の隙間に検出プローブの先端部(検出電極、第1シールドおよび第2シールド等)を挿入して各検出対象としての1本の電線だけを容易に挟持することができるため、このような場合においても、検出対象についての被検出量を確実に検出することができる。また、この検出プローブによれば、第2シールドで第1シールドを覆うことで、第1シールドおよび第2シールドの2つで検出電極をシールドすることができるため、検出電極に対する外乱の影響をより低く抑えることができる。
また、請求項2記載の検出プローブによれば、電極ユニットの支持部における柱状部の外周面に滑り止め加工を施したことにより、例えば、外周面を覆うように配置したシールドケーブルのシールド導体を外周面に接続して固定する際に、シールド導体の滑りを規制することができるため、作業効率を十分に高めることができると共に、シールド導体を外周面に確実に固定することができる。
また、請求項3記載の検出プローブでは、導電性を有するソケット、および接続チューブを備えて電極ユニットの接続部が構成されている。このため、この電極ユニットを備えた検出プローブによれば、シールドケーブルの芯線を一方の端部に挿入したソケットの他方の端部に検出電極の基端部を挿入するだけで、検出電極と芯線とを容易に接続することができる。また、シールドケーブルのシールド導体で外周面を覆った柱状部およびシールド導体の周囲に接続チューブを装着し、接続チューブを押し潰して圧着することで、柱状部に接続された第1シールドとシールド導体とを容易に接続することができる。このため、この電極ユニットを備えた検出プローブによれば、これらを接続する作業の作業効率を十分に高めることができる。
また、請求項4記載の検出プローブによれば、内側に突出する爪部を電極ユニットのソケットに形成したことにより、ソケットに検出電極の基端部を挿入するだけで、ソケットからの検出電極の抜けを確実に防止することができる。
また、請求項記載の検出プローブによれば、第1シールドの基端部側および第2シールドの基端部側を覆う第3シールドを備えたことにより、第1シールド、第2シールドおよび第3シールドの3つで検出電極をシールドすることができるため、検出電極に対する外乱の影響をさらに低く抑えることができる。また、この検出プローブによれば、第1シールドの基端部側に向かう第1の向きに第2シールドを付勢する付勢部を備えたことにより、検出電極と切り欠きの縁部とで検出対象を挟持した状態を付勢部の付勢力によって維持することができるため、作業性を十分に向上させることができる。
検出プローブ1の構成を示す斜視図である。 検出プローブ1の正面図である。 検出プローブ1の分解斜視図である。 電極ユニット2およびシールドユニット3の構成を示す斜視図である。 電極ユニット2の斜視図である。 電極ユニット2の正面図である。 電極側パーツ2aの構成を示す斜視図である。 電極側パーツ2aの構成を示す断面図である。 電極側パーツ2aの分解斜視図である。 ケーブル側パーツ2bの分解斜視図である。 電極ユニット2の断面図である。 ソケット27の断面図である。 検出プローブ1の使用方法を説明する第1の説明図である。 検出プローブ1の使用方法を説明する第2の説明図である。 従来の検出プローブ201の構成を示す正面図である(ケース204の一部を取り外している)。
以下、検出プローブの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、検出プローブの一例としての図1に示す検出プローブ1の構成について説明する。検出プローブ1は、検出対象についての被検出量を金属非接触で(検出対象の金属部分に接触しない状態で)検出可能に構成されている。具体的には、検出プローブ1は、図1〜図3に示すように、電極ユニット2、シールドユニット3およびグリップ部4を備えて構成されている。
電極ユニット2は、図4〜図6に示すように、電極側パーツ2aおよびケーブル側パーツ2bで構成され、後述する組立て方法において説明する接続方法で電極側パーツ2aとケーブル側パーツ2bとが接続されている。なお、以下の説明において、単に「接続」というときには、「電気的な接続」を意味するものとする。
電極側パーツ2aは、図7〜図9に示すように、支持部21、検出電極22、第1シールド23、絶縁チューブ24および絶縁ブッシュ25を備えて構成されている。
支持部21は、図7,8に示すように、金属等の導電性を有する材料によって一体に形成された柱状部21aおよびフランジ21bを備えて構成され、検出電極22および第1シールド23を支持する。この場合、柱状部21aは、図7に示すように、円柱状に形成されると共に、図8に示すように、検出電極22の基端部22rおよび絶縁ブッシュ25を挿入可能な貫通孔Haが中心部に形成されている。また、図7に示すように、柱状部21aの外周面Cには、ローレット加工等の滑り止め加工が施されており、この外周面Cに、シールドケーブル26の編組シールド(シールド導体)26cが後述する組立て方法において説明する接続方法で接続される(図11参照)。また、フランジ21bは、図8に示すように、円板状(円柱状)に形成されて、柱状部21aの先端部21tに設けられている。また、同図に示すように、フランジ21bには、柱状部21aの貫通孔Haに連通して、検出電極22の基端部22rおよび絶縁ブッシュ25を挿入可能な中心孔Hbが形成されている。
検出電極22は、図8,9に示すように、棒状に形成され、検出対象に先端部22tが近接した状態において検出対象についての被検出量を金属非接触で検出する。また、検出電極22は、基端部22rが後述するシールドケーブル26の芯線26aに接続され、芯線26aを介して外部装置に接続される。また、検出電極22は、支持部21に対して絶縁されると共に中心孔Hbおよび貫通孔Haに基端部22rが挿入された状態で支持部21によって支持されている。
第1シールド23は、図8,9に示すように、金属等の導電性を有する材料によって円筒状(筒状の一例)に形成されて、検出電極22に対して絶縁された状態で検出電極22を覆っている。この場合、第1シールド23は、支持部21に接続される後述するシールドケーブル26の編組シールド26cを介して基準電位に接続され、検出電極22に対する外乱の影響を低減するシールドとして機能する。また、第1シールド23は、図8に示すように、支持部21のフランジ21bに基端部23rが接続された状態で支持部21によって支持されている。
絶縁チューブ24は、一例として、加熱によって収縮する熱収縮チューブであって、図8,9に示すように、非導電性材料によって筒状に形成されている。この絶縁チューブ24は、図8に示すように、検出電極22と第1シールド23との間に配設されて検出電極22と第1シールド23とを絶縁する。
絶縁ブッシュ25は、図8,9に示すように、樹脂等の非導電性材料によって筒状に形成されている。この絶縁ブッシュ25は、図8に示すように、支持部21における柱状部21aの貫通孔Haおよびフランジ21bの中心孔Hbの各内周面と検出電極22の基端部22rとの間に挿入されて、検出電極22と支持部21とを絶縁した状態で検出電極22の移動を規制する。
ケーブル側パーツ2bは、図10に示すように、シールドケーブル26、ソケット27、絶縁チューブ28,29および接続チューブ30を備えて構成されている。この場合、ソケット27および接続チューブ30によって接続部が構成される。
シールドケーブル26は、同軸ケーブルであって、図11に示すように、芯線26a、絶縁層26b、編組シールド(シールド導体)26cおよび被覆26dを備え、これらが同心円状に積層されて構成されている。
ソケット27は、図10に示すように、金属等の導電性を有する材料で筒状に形成されている。このソケット27は、図11に示すように、ソケット27の基端部27rから挿入されたシールドケーブル26における芯線26aの先端部26atと、ソケット27の先端部27tから挿入された電極ユニット2における検出電極22の基端部22rとを接続する。また、図12に示すように、ソケット27の先端部27tには、内側に突出する爪部27aが形成されており、ソケット27内に挿入された検出電極22がこの爪部27aに係合することにより、ソケット27からの検出電極22の抜けを防止することが可能となっている。
絶縁チューブ28は、一例として、加熱によって収縮する熱収縮チューブであって、図10に示すように、樹脂等の非導電性を有する材料で筒状に形成されている。この絶縁チューブ28は、図11に示すように、検出電極22の基端部22rおよび芯線26aの先端部26atを接続したソケット27と、シールドケーブル26の絶縁層26bの先端部26btとを覆うように配設されて、ソケット27と支持部21とを絶縁する。
絶縁チューブ29は、一例として、加熱によって収縮する熱収縮チューブであって、図10に示すように、樹脂等の非導電性を有する材料で筒状に形成されている。この絶縁チューブ29は、図11に示すように、シールドケーブル26の先端部26tを覆うように配設されて、接続チューブ30とシールドケーブル26との密着性を向上させる機能を有している。
接続チューブ30は、図10に示すように、金属等の導電性を有する材料で筒状に形成されている。この接続チューブ30は、図11に示すように、シールドケーブル26から引き出された編組シールド26cが外周面Cに配置された(外周面Cを覆った)状態で接続チューブ30に挿入された柱状部21aと編組シールド26cとを、接続チューブ30の押し潰しで圧着することによって接続する機能を有している。
シールドユニット3は、図3,4に示すように、第2シールド31、シールドキャップ32、カラー33、ピン34、シールドカバー35、スプリング36および第3シールド37を備えて構成されている。
第2シールド31は、図4に示すように、金属等の導電性を有する材料で円筒状に形成されると共に、シールドキャップ32によって先端部31tが閉塞されている。また、第2シールド31の先端部31tには、検出対象を挿入させる切り欠き31aが形成されている。また、第2シールド31は、第1シールド23に対して(第1シールド23の長さ方向に)スライド可能な状態で第1シールド23の外側に配設されて、第1シールド23と共に検出電極22をシールドする機能を有している。この場合、図14に示すように、切り欠き31aに検出対象(例えば、同図に示す電線100の芯線101)が挿入された状態で第1シールド23の基端部23r側に向かう第1の向き(同図に示す矢印Aの向き)に第2シールド31がスライドしたときに、切り欠き31aの縁部によって検出対象が第1の向きに移動させられて検出電極22の先端部22tが検出対象に近接し、先端部22tと切り欠き31aの縁部とで検出対象が挟持される。
カラー33は、図4に示すように、金属等の導電性を有する材料で円筒状に形成されて、第2シールド31の基端部31rに取り付けられている。ピン34は、同図に示すように、カラー33に取り付けられている。
シールドカバー35は、樹脂等の非導電性を有する材料で形成され、第2シールド31の周囲を覆うことで、感電を防止する機能を有している。
スプリング36は、付勢部の一例であって、図3,4に示すように、第3シールド37内に収容されて、第1の向き(図14に示す矢印Aの向き)に第2シールド31(第2シールド31に取り付けられているカラー33)を付勢する。
第3シールド37は、図4に示すように、金属等の導電性を有する材料で円筒状に形成されている。また、第3シールド37の先端部37tには、第2シールド31を挿通させる孔(図示せず)が形成されたキャップ37aが取り付けられている。この第3シールド37は、電極側パーツ2aの基端部側(検出電極22の基端部22r側、および第1シールド23の基端部23r側)、並びに第2シールド31の基端部31r側を覆い、第1シールド23および第2シールド31と共に検出電極22をシールドする機能を有している。また、第3シールド37の基端部37r側には、ピン34を突出させるスリット37bが形成されている。また、第3シールド37は、電極ユニット2の支持部21におけるフランジ21bの先端部の外径よりも内径がやや大きく形成されており、フランジ21bの先端部が第3シールド37の基端部37rに嵌め込まれた(挿入された)状態でフランジ21bに接続するように構成されている。
グリップ部4は、図3に示すように、ケース41,42、フロントキャップ43、リアキャップ44、スリーブ45およびスライダー46を備え、電極ユニット2およびシールドユニット3を収容可能に構成されている。また、スライダー46は、ピン34に取り付けられると共に、ケース41,42に形成された開口部に沿ってスライド可能に構成されている。
次に、電極ユニット2および検出プローブ1の組立て方法を説明する。
まず、電極ユニット2を組み立てる。具体的には、図8に示すように、第1シールド23の基端部23rを支持部21のフランジ21bの中心孔Hbに挿入し、半田付けによって固定する。次いで、検出電極22の基端部22rを絶縁ブッシュ25に差し込み、続いて、検出電極22および絶縁ブッシュ25を絶縁チューブ24に挿入し、次いで絶縁チューブ24を加熱して熱収縮させて密着させる。
続いて、第1シールド23の先端部23t側から検出電極22、絶縁ブッシュ25および絶縁チューブ24を挿入する。この際に、図8に示すように、絶縁ブッシュ25がフランジ21bの中心孔Hbおよび柱状部21aの貫通孔Haの各内周面と検出電極22の基端部22rとの間の隙間に充填され、これによって検出電極22が支持部21に対して絶縁されると共に検出電極22の移動が規制される。
次いで、シールドケーブル26の先端部の被覆26dを剥がして編組シールド26cを露出させると共に、絶縁層26bの先端部26btを除去して芯線26aを露出させる(図11参照)。
続いて、図11に示すように、ソケット27の基端部27rに芯線26aの先端部26atを挿入し、次いで、ソケット27の基端部27rと芯線26aの先端部26atとを半田付けや圧着(かしめ)によって接続する。続いて、シールドケーブル26における絶縁層26bの先端部26btとソケット27の基端部27r側を覆うように絶縁チューブ28に絶縁層26bおよびソケット27を挿入し、次いで絶縁チューブ28を加熱して熱収縮させて密着させる。
続いて、図11に示すように、シールドケーブル26から編組シールド26cを引き出し、次いで、シールドケーブル26における被覆26dの先端部26dt、および先端部26dtと編組シールド26cとの境界部分が絶縁チューブ29で覆われるように、絶縁チューブ29にシールドケーブル26を挿入し、続いて絶縁チューブ29を加熱して熱収縮させて密着させる。
次いで、図11に示すように、ソケット27の先端部27tに検出電極22の基端部22rを挿入させつつ、支持部21における柱状部21aの貫通孔Haにソケット27の先端部27tを挿入する。この際に、ソケット27の先端部27tに形成されている爪部27aとソケット27内に挿入された検出電極22とが係合する。このため、ソケット27からの検出電極22の抜けが確実に防止される。この電極ユニット2では、上記したように、ソケット27を用いた簡易な作業で、検出電極22とシールドケーブル26の芯線26aとを確実に接続することが可能となっている。
続いて、図11に示すように、シールドケーブル26から引き出した編組シールド26cの先端部26ctで柱状部21aの外周面Cを覆う(編組シールド26cを柱状部21aに巻き付ける)。次いで、柱状部21aおよび編組シールド26cと、絶縁チューブ29で覆われたシールドケーブル26の先端部26tとの周囲に接続チューブ30を装着する。続いて、接続チューブ30を押し潰して圧着する(かしめる)。これにより、柱状部21aと編組シールド26cとが確実に接続される。この電極ユニット2では、上記したように、接続チューブ30を用いた簡易な作業で、柱状部21a(支持部21)に接続された第1シールド23とシールドケーブル26の編組シールド26cとを確実に接続することが可能となっている。以上により、電極ユニット2の組み立てが完了する。
この場合、この電極ユニット2では、上記したように、検出電極22とシールドケーブル26の芯線26aとを基板を用いることなく接続すると共に、第1シールド23とシールドケーブル26の編組シールド26cとを基板を用いることなく接続する構成のため、これらを接続するための基板を設ける従来の構成と比較して、基板を省略できる分、電極ユニット2を小型化することが可能となっている。また、この電極ユニット2では、検出電極22、第1シールド23、シールドケーブル26の芯線26aおよびシールドケーブル26の編組シールド26cを導線や導電性部材を介して基板に半田付けする煩雑な作業を省略することができるため、組立て効率を向上させることが可能となっている。
次いで、電極ユニット2にシールドユニット3を組み付ける。具体的には、図4に示すように、第2シールド31の先端部31tにシールドキャップ32を取り付けて先端部31tを閉塞する。続いて、第2シールド31の基端部31rにカラー33を取り付ける。次いで、ピン34をカラー33に取り付ける。続いて、第2シールド31を覆うようにシールドカバー35を第2シールド31に装着する。次いで、カラー33および第2シールド31に電極ユニット2の電極側パーツ2aの先端部側(検出電極22、第1シールド23および絶縁チューブ24)を挿入する。続いて、第2シールド31の基端部31r側にスプリング36を配置する。
次いで、図4に示すように、第3シールド37の先端部37tにキャップ37aを取り付ける。続いて、キャップ37aにおける図外の孔に第2シールド31を挿通させつつ第3シールド37を電極ユニット2の支持部21側に移動させて、フランジ21bの先端部を第3シールド37の基端部37rに嵌め込む(挿入させる)。これにより、フランジ21bと第3シールド37とが接続される。この場合、フランジ21bには第1シールド23が接続され、第1シールド23には第2シールド31が接続されている。また、フランジ21bは柱状部21aを介してシールドケーブル26の編組シールド26cに接続されている。このため、第1シールド23、第2シールド31および第3シールド37がいずれも編組シールド26cに接続されて同電位に維持される。以上により、電極ユニット2へのシールドユニット3の組み付けが完了する。
次いで、グリップ部4を組み付ける。具体的には、図3に示すように、ケース41,42で電極ユニット2およびシールドユニット3の中央部分を挟み込む(取り囲む)ようにして、ケース41,42を嵌合させる。この際に、ケース41,42の上部の切り欠き(開口部)にスライダー46を嵌め込む。続いて、フロントキャップ43をケース41,42の先端部に嵌め込むと共に、リアキャップ44およびスリーブ45をケース41,42の後端部に嵌め込む。
次いで、シールドケーブル26の他端部(検出プローブ1を用いて測定を行う測定装置に接続される端部)に図外のコネクタ(例えば、BNCコネクタ)を接続する。以上により、検出プローブ1の組み立てが完了する。
次に、検出プローブ1の使用方法を説明する。
例えば、電線100(図13参照)に供給されている電圧を測定する際には、検出プローブ1の電極ユニット2におけるシールドケーブル26に接続されているコネクタを介して検出プローブ1を測定装置(図示せず)に接続する。
続いて、グリップ部4を握り、次いで、上記した第1の向きとは逆向きの第2の向き(図13に示す矢印Bの向き)にスライダー46をスライドさせる。この際に、スライダー46が取り付けられているピン34、ピン34が取り付けられているカラー33、カラー33に取り付けられている第2シールド31、および第2シールド31を覆っているシールドカバー35が第2の向きにスライドさせられて、同図に示すように、第2シールド31の切り欠き31aが開放する。
続いて、図14に示すように、電線100を切り欠き31aに挿入し、次いで、スライダー46のスライドを解除する。この際に、第2シールド31がスプリング36の付勢力によって第1の向き(同図に示す矢印Aの向き)にスライドさせられる。また、第1の向きへの第2シールド31のスライドにより、切り欠き31aの縁部によって電線100が第1の向きに移動させられて、検出電極22の先端部22tが電線100の絶縁被覆102に当接して先端部22tと切り欠き31aの縁部とで電線100が挟持され、電線100の芯線101(検出対象)に先端部22tが近接する。
この状態では、検出電極22と芯線101とが絶縁被覆102を介して容量結合され、検出電極22が電線100の電圧を検出する。また、測定装置では、検出電極22からの電気信号を入力して、その電気信号に基づいて電線100の電圧を測定する。
続いて、測定が終了したときには、スライダー46を第2の向きにスライドさせて、第2シールド31の切り欠き31aを開放させ、次いで、切り欠き31aから電線100を取り出す。以上により、電線100の電圧の測定が終了する。
このように、この検出プローブ1では、電極ユニット2が、検出電極22と、第1シールド23と、検出電極22および第1シールド23の各基端部22r,23rを支持する支持部21とを備え、貫通孔Haが形成された柱状部21aと中心孔Hbが形成されたフランジ21bとを備えて支持部21が構成され、基端部22rが支持部21に対して絶縁された状態で中心孔Hbおよび貫通孔Haに挿入されて検出電極22が支持部21によって支持され、基端部23rがフランジ21bに接続された状態で第1シールド23が支持部21によって支持されている。このように電極ユニット2を構成したことにより、例えば、シールドケーブル26の芯線26aを貫通孔Haに挿入することで、検出電極22と芯線26aとを接続用の基板等を用いることなく接続することができると共に、シールドケーブル26の編組シールド26cで柱状部21aを覆って(巻き付けて)固定することで柱状部21a(支持部21)に接続されている第1シールド23と編組シールド26cとを接続用の基板等を用いることなく柱状部21aを介して接続することができる。このため、この検出プローブ1によれば、これらを接続するための基板を設ける構成や、コネクタを用いてこれらを接続する構成と比較して、電極ユニット2および検出プローブ1を十分に小型化することができる。また、この検出プローブ1によれば、検出電極22、第1シールド23、シールドケーブル26の芯線26a、およびシールドケーブル26の編組シールド26cを導線や導電性部材を介して基板に半田付けする煩雑な作業を省略することができるため、組立て効率を十分に向上させることができる。
また、この検出プローブ1によれば、電極ユニット2の支持部21における柱状部21aの外周面Cに滑り止め加工を施したことにより、例えば、外周面Cを覆うように配置したシールドケーブル26の編組シールド26cを外周面Cに接続して固定する際に、編組シールド26cの滑りを規制することができるため、作業効率を十分に高めることができると共に、編組シールド26cを外周面Cに確実に固定することができる。
また、この検出プローブ1では、電極ユニット2が、導電性を有するソケット27、および接続チューブ30を備えている。このため、この検出プローブ1によれば、シールドケーブル26の芯線26aを一方の端部(基端部27r)に挿入したソケット27の他方の端部(先端部27t)に検出電極22の基端部22rを挿入するだけで、検出電極22と芯線26aとを容易に接続することができる。また、シールドケーブル26の編組シールド26cで外周面Cを覆った柱状部21aおよび編組シールド26cの周囲に接続チューブ30を装着し、接続チューブ30を押し潰して圧着することで、柱状部21aに接続された第1シールド23と編組シールド26cとを容易に接続することができる。このため、この検出プローブ1によれば、これらを接続する作業の作業効率を十分に高めることができる。
また、この検出プローブ1によれば、内側に突出する爪部27aを電極ユニット2のソケット27に形成したことにより、ソケット27に検出電極22の基端部22rを挿入するだけで、ソケット27からの検出電極22の抜けを確実に防止することができる。
また、この検出プローブ1によれば、第1シールド23に対してスライド可能に第1シールド23の外側に配設されると共に検出対象を挿入させる切り欠き31aが先端部31tに形成された第2シールド31を備えたことにより、切り欠き31aに検出対象を挿入させた状態で第1シールド23の基端部23r側に向かう第1の向きに第2シールド31をスライドさせることで、検出電極22と切り欠き31aの縁部とで検出対象を挟持し、検出電極22の先端部22tを検出対象に近接させて被検出量を検出することができる。このため、この検出プローブ1によれば、例えば、複数の電線が近接して配線されている場合においても、それらの電線の隙間に検出プローブ1の先端部(検出電極22、第1シールド23および第2シールド31等)を挿入して各検出対象としての1本の電線だけを容易に挟持することができるため、このような場合においても、検出対象についての被検出量を確実に検出することができる。また、この検出プローブ1によれば、第2シールド31で第1シールド23を覆うことで、第1シールド23および第2シールド31の2つで検出電極22をシールドすることができるため、検出電極22に対する外乱の影響をより低く抑えることができる。
また、この検出プローブ1によれば、第1シールド23の基端部23r側および第2シールド31の基端部31r側を覆う第3シールド37を備えたことにより、第1シールド23、第2シールド31および第3シールド37の3つで検出電極22をシールドすることができるため、検出電極22に対する外乱の影響をさらに低く抑えることができる。また、この検出プローブ1によれば、第1シールド23の基端部23r側に向かう第1の向きに第2シールド31を付勢するスプリング36を備えたことにより、検出電極22と切り欠き31aの縁部とで検出対象を挟持した状態をスプリング36の付勢力によって維持することができるため、作業性を十分に向上させることができる。
お、電極ユニット2を検出プローブ1に組み込んで用いる例について上記したが、電極ユニット2を検出プローブ1に組み込まずに用いる構成を採用することもできる。一例として、基板上に導体パターンが形成され、その導体パターンを覆うように絶縁層が形成されている場合において、絶縁層を介して導体パターンに検出電極22の先端部22tを近接させて被測定量としての電圧を検出する測定装置に電極ユニット2を用いることができる。
また、電極側パーツ2aとケーブル側パーツ2b(シールドケーブル26および接続部)とを備えた電極ユニット2に適用した例について上記したが、電極側パーツ2aだけで構成された(シールドケーブル26が接続されていない)電極ユニットに適用することもできる。この場合、シールドケーブル26以外の導体やシールドを用いて検出電極22や第1シールド23と測定装置とを接続することができる。
また、導電性を有する材料で形成した接続チューブ30を用いる例について上記したが、導電性を有しない材料(非導電性材料)によって形成した接続チューブを用いることもできる。
1 検出プローブ
2 電極ユニット
21 支持部
21a 柱状部
21b フランジ
21t,22t,26at,27t 先端部
22 検出電極
22r,23r,27r 基端部
23 第1シールド
26 シールドケーブル
26a 芯線
26c 編組シールド
27 ソケット
27a 爪部
30 接続チューブ
31 第2シールド
31a 切り欠き
36 スプリング
37 第3シールド
100 電線
101 芯線
C 外周面
Ha 貫通孔
Hb 中心孔

Claims (5)

  1. 検出対象に先端部が近接した状態において当該検出対象についての被検出量を金属非接触で検出すると共にシールドケーブルの芯線を介して外部装置に接続される棒状の検出電極と、前記検出電極に対して絶縁された状態で当該検出電極を覆う筒状の第1シールドと、前記検出電極および前記第1シールドの各基端部を支持する導電性を有する支持部とを備え前記支持部は、中心部に貫通孔が形成されると共に前記シールドケーブルのシールド導体が外周面に接続される柱状部と、当該柱状部の先端部に設けられて前記貫通孔に連通する中心孔が形成されたフランジとを備え前記検出電極は、前記支持部に対して絶縁された状態で前記基端部が前記中心孔および前記貫通孔に挿入されて当該支持部によって支持され前記第1シールドは、前記基端部が前記フランジに接続された状態で前記支持部によって支持されている電極ユニットと、
    前記電極ユニットの前記第1シールドに対してスライド可能に当該第1シールドの外側に配設されて当該第1シールドに接続されると共に前記検出対象を挿入させる切り欠きが先端部に形成された第2シールドとを備え、
    前記切り欠きに前記検出対象が挿入された状態で前記第1シールドの前記基端部側に向かう第1の向きに第2シールドがスライドしたときに当該検出電極の前記先端部が当該検出対象に近接可能に構成されている検出プローブ。
  2. 前記電極ユニットの前記柱状部の前記外周面には、滑り止め加工が施されている請求項1記載の検出プローブ
  3. 前記電極ユニットは、前記シールドケーブルと、当該シールドケーブルの前記芯線および前記検出電極を接続すると共に当該シールドケーブルの前記シールド導体および前記柱状部を接続する接続部とを備え、
    前記接続部は、導電性を有するソケット、および接続チューブを備え、
    前記ソケットは、当該ソケットの各端部側からそれぞれ挿入された前記芯線の先端部と前記検出電極の前記基端部とを接続し、
    前記接続チューブは、前記柱状部の前記外周面に前記シールド導体が配置されて当該接続チューブに挿入された状態で圧着されることで当該柱状部と当該シールド導体とを接続する請求項1または2記載の検出プローブ
  4. 前記電極ユニットの前記ソケットには、内側に突出して前記検出電極の抜けを防止する爪部が形成されている請求項3記載の検出プローブ
  5. 前記第1シールドの前記基端部側および前記第2シールドの基端部側を覆う筒状の第3シールドと、当該第3シールド内に収容されて前記第1の向きに前記第2シールドを付勢する付勢部とを備え、
    前記第3シールドは、基端部に前記フランジが嵌め込まれた状態で当該フランジに接続されている請求項1から4のいずれかに記載の検出プローブ。
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