JP6827675B2 - 分電盤 - Google Patents

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Description

本発明は、分電盤に関するものである。特に、分電盤のアース端子構造に関するものである。
特許文献1に記載されているように、複数の接続端子部を備えたアース端子台を、分電盤のボデー部材に設置することが知られている。接続端子部は、漏電などの対策に用いられるものであり、銅線を被覆した複数のケーブル、又は、ケーブルを複数本まとめて被覆したVVF電線(VVR電線)のうちの一部のケーブルが接続される。また、残りのケーブルは分岐ブレーカに接続される。特許文献1に記載の構成では、ボデー部材の底面に設けた配線口の下側にアース端子台が配置され、配線口の上側に分岐ブレーカが配置されている。
特開2015−173522号公報
ところで、複数のケーブル、又は、複数のケーブルからなるVVF電線(VVR電線)は、一般的にボデー部材の底面に設けた配線口から分電盤内に導入される。特許文献1に記載された構造であると、複数のケーブルのうち、分岐ブレーカなどの配電機器に接続されるものと、アース端子に接続されるものとを異なる方向に折り曲げる必要がある。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、アース端子および配電機器に接続される配線の作業を容易とする分電盤を提供することである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、底面側から配線を引き込むための配線口と、前記配線口を通過したアース線が接続される接続端子部を具備したアース端子台と、前記配線口を通過したケーブルが接続される配電機器と、を備えた分電盤であって、配線口に対して配電機器側にアース端子台を配置した分電盤である。
第一の手段において、配電機器を複数有し、アース端子台は各々の配電機器に対応した位置に、接続端子部を設けた構成とすることが好ましい。
また、接続端子部を、隣り合う配電機器の電線接続部間に設けた構成とすることが好ましい。
第一の手段のアース端子台の接続端子部は、電源が挿入される電源挿入孔と、挿入された電線固定用の接圧ばねと、接圧ばねの固定された電線への接圧を解除する解除レバーを備えた速結端子式とすることが好ましい。
また、複数の電線挿入孔と解除レバーが同一線上に形成した構成とすることが好ましい。
また、アース端子台の解除レバーを、複数の電線挿入孔を形成した面とは異なる面に形成した構成とすることが好ましい。
本発明では、アース端子および配電機器に接続される配線の作業を容易とする分電盤を形成することが可能となる。
分電盤のカバー部材を取り外した状態を示した斜視図である。 分電盤のカバー部材を取り外した状態を示した正面図である。 分電盤とケーブルなどの位置関係を示した断面図である。 内機の例を示した斜視図である。 電線挿入孔と解除レバーの各々を異なる面に設けた場合を示した分電盤の斜視図である。 接続端子部を隣り合う配電機器の電線接続部間に設けた場合を示した分電盤の正面図である。 アース端子台を底面に対して斜めに設置した場合を示した分電盤の斜視図である。 アース端子台を取付台の裏側に設置した場合を示した分電盤の斜視図である。 アース端子台を底面に対して斜めに設置した場合を示した断面図である。 上下二段に配置した分岐ブレーカ群の各々にアース端子台を隣接させて配置した場合を示した分電盤の正面図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1乃至図3に示すことから理解されるように、本実施形態の分電盤1は、底面29側から配線を引き込むための配線口11と、前記配線口11を通過したアース線41が接続される接続端子部51を具備したアース端子台5と、前記配線口11を通過した複数のケーブル42が接続される配電機器31と、を備えた分電盤1である。また、この分電盤1は配線口11に対して配電機器31側にアース端子台5を配置している。このような構造であるため、図3に示すように、配線口11から引き込まれる配線を一方側に曲げることでアース線41やケーブル42を各部品に接続することが可能となる。したがって、配線の曲げスペースに必要なスペースを小さくすることが可能となる。つまり、接続端子部51および配電機器31に接続される配線を容易としつつ、接続端子部51および配電機器31周りに必要な配線スペースを小さくすることが可能となる。特に、複数のケーブル42らをまとめて被覆したVVF電線4を用いる場合には、被覆を剥く量を抑制することが可能となる。また、ケーブル42らの各々の長さを略同様にすることが可能となりケーブル42の露出量が最小限とすることができるため、ボデー部材2の内部で配線が混雑することを抑制することができる。また、図3に示すようにボデー部材2を覆うカバー部材1aを形成している。
本実施形態の分電盤1は、壁などの設置面に固定されるボデー部材2を備えている。このボデー部材2には、図4に示すような内機3が取り付けられている。内機3は、主幹ブレーカや分岐ブレーカなどの配電機器31が取付台32上に取り付けてられている。この取付台32をボデー部材2に固定することで内機3をボデー部材2に固定している。配線口11を背面全体に備えたボデー部材2は、配線口11の両端に内機3取付用の取付部22を備えている。また、ボデー部材2は、配線口11の周縁に複数の孔14を形成している。この孔14を用いて取付レール12を固定すれば、取付台32を取付レール12に固定することも可能となるため、取付台32を強固に保持することが可能となる。また、取付レール12をボデー部材2に固定しているため、取付レール12はボデー部材2の補強としての機能も果たす。なお、配線口11の周縁に設けられた複数の孔14から選択した孔14を用いて取付レール12を固定すればよいため、取付レール12の固定箇所は選択することができる。なお、本実施形態の取付レール12は、配線口12を渡すように固定する長板状の部材であり、この取付レール12を取り付けることで、分電盤1の背面に配線用の開口部分を確保しながらボデー部材2を補強することができる。
本実施形態のアース端子台5は速結端子式のものを使用している。より具体的には、複数の配電機器31に沿うように形成した略立方形状のケースからなる。略立方形状のケースからなるアース端子台5は電線が挿入される電線挿入孔51aと、挿入された電線固定用の接圧ばね(図示せず)と、接圧ばねの固定された電線への接圧を解除する解除レバー54を備えたアース端子台5である。このアース端子台5は、ボデー部材2と取付レール12とを渡すように固定されている。このようなアース端子台5を用いることで、アース線41がアース端子台5に接続されている状態とすることも、その状態を解除することも容易となる。また、このアース端子台5は、配電機器31の取付方向に配置されるため、電線挿入孔51aと解除レバー54は、取付台32の取付面より下方位置(底面方向)、または、同一高さ位置に配置され、配電機器31の取付に影響しない位置に配置されている。なお、このようなアース端子台5は、取付台32に固定するものであっても良い。
本実施形態では、接続端子部51は電線挿入孔51aとして構成され、各分岐ブレーカに対応させて配置されている。より詳しくは、各分岐ブレーカの電線接続部33に隣接して接続端子部51が設けられている。したがって、ケーブル42らの長さや被覆処理を最低限とすることが可能となる。なお、アース端子台5の両端には圧着端子等の接続端子を接続するアース端子ねじ51bを形成しており、配電機器31の取付スペースより外側に配置するようにしており、他の配電機器31のアース線41を接続可能としている。つまり、分岐ブレーカに対応する電線挿入孔51aは分岐ブレーカの取付幅内に形成し、アース端子ねじ51bは分岐ブレーカの取付幅より外側に形成している。
図2に示す例では、正面視において、各分岐ブレーカの電線接続部33とそれに対応する接続端子部51との延長線上に配線口11が位置するような構成となっている。したがって、分電盤1内において、アース線41とケーブル42は同様のルートを通すことで、各々の接続箇所まで導くことが可能となる。このため、配線作業が容易となる。
また、図2に示す例では、複数の電線挿入孔51aがなす列に、アース端子台5の解除レバー54を形成している。したがって、所定の方向から見た際に電線挿入孔51aと解除レバー54が同一線上に配置されているように見える形態となるため、アース端子台5の厚みを抑制することが可能となる。解除レバー54の位置は、このようなものでなくても良く、例えば、図5に示すように、複数の電線挿入孔51aを形成した面とは異なる面に解除レバー54を形成することも可能である。この場合でも、アース端子台5の厚みを抑制することが可能となる。図5に示す例においては、前面に電線挿入孔51aを形成しており、下面に解除レバー54を形成している。このため、アース端子台5の幅方向を狭くすることができ、配線口11を広くすることができる。
図2に示す例においては、正面視において、一次側から二次側に向けて配電機器31の中央を横断する仮想線上に接続端子部51が位置する構成となっているが、図6に示すように、接続端子部51を、隣り合う配電機器31の電線接続部33間に設けた構成とすることも可能である。特に、VVF電線4などにおいては、一本のアース線41と二本のケーブル42が並列状にまとまっているものが多いが、特に、中央に位置するケーブル42の一方側にアース線41が配置され、その反対側に、もう一つのケーブル42が配置されることが一般的である。図6に示すように接続端子部51を、隣り合う配電機器31の電線接続部33間に設けた構成とすると、二本のケーブル42と一本のアース線41の並びを、二つの電線接続部33と一つの接続端子部51の並びと略同様とすることができるため、ケーブル42やアース線41が重複する位置関係となることを抑制しながら各線を配電機器31やアース端子台5に接続することが可能となる。このため、接続端子部51へのアース線41の接続が、複数のケーブル42を電線接続部33に接続する際の邪魔になることを抑制することができる。
ところで、アース端子台5は、固定角度を調整することを可能にしても良い。例えば、アース端子台5を回動可能に支持するとともに、所定箇所で固定できる構成とすることが可能である。また、アース端子台5の設置個所を複数設け、設置個所によりアース端子台5の角度を選択できるようにすることも可能である。図7には、底面29に対して傾斜するようにアース端子台5を設置した状態を示す。このようにアース端子台5の向きを選択可能にすれば、配線をより容易に接続することが可能となる。なお、アース端子台5の固定方法は、種々の手段を採用できるが、電線挿入孔51aなどの接続端子部51が前面方向に向けて臨むものであることが好ましい。
なお、アース端子台5は、電線挿入孔51aなどの接続端子部51が分電盤1の前面方向に向けて臨むようにボデー部材2内に設けられていれば良いため、取付台32の裏側にアース端子台5を設置することも可能である。例えば、図8及び図9に示すように、端部を略コ字状に形成した取付台32は、略コ字状とした部分にアース端子台5を配置することもできる。取付台32には、配電機器31を母線バー15にプラグ接続する際に、配電機器31の摺動方向をガイドする孔部35が複数設けられているが、配電機器31を母線バー15にプラグ接続した状態では、図8に示すように、孔部35の一部が露出した状態となる。この孔部35を利用すれば、取付台32の裏側に配置したアース端子台5にアース線41を挿入することが可能となる。このようにすれば、配線口11を大きくすることが可能となり、十分な配線スペースを設けやすくなる。なお、図8及び図9に示す例においては、アース端子台5の前面側を取付台32の裏面に固定しており、アース端子台5の背面側を浮かせるように取り付けている。
また、図2に示す例では、アース端子台5を上下二段の分岐ブレーカ群(配電機器31群)のうち、下段の分岐ブレーカ群にのみ隣接させて配置しているが、このような例に限らず、図10に示すように、アース端子台5を複数設け、各々のアース端子台5を各々の分岐ブレーカ群(配電機器31群)に隣接させて配置したものとすることもできる。
以上、いくつかの実施形態を中心に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、配電機器群は左右方向に複数配置することも可能であり、その一部の郡ごとにアース端子台を隣接配置することも可能である。
1 分電盤
5 アース端子台
11 配線口
31 配電機器
33 電線接続部
41 アース線
42 ケーブル
51 接続端子部
51a 電線挿入孔
54 解除レバー

Claims (6)

  1. 底面側から配線を引き込むための配線口と、
    前記配線口を通過したアース線が接続される接続端子部を具備したアース端子台と、
    前記配線口を通過したケーブルが接続される複数の配電機器と、
    を備え
    アース端子台の接続端子部を、各々の配電機器に対応した位置に設けた分電盤であって、
    配線口に対して配電機器側にアース端子台を配置し、接続端子部を、隣り合う配電機器の電線接続部間に設けた分電盤。
  2. 底面側から配線を引き込むための配線口と、
    前記配線口を通過したアース線が接続される接続端子部を具備したアース端子台と、
    前記配線口を通過したケーブルが接続される配電機器と、
    を備えた分電盤であって、
    アース端子台を、配線口に対して配電機器側、かつ、配電機器を取り付ける取付台の裏側に配置した分電盤。
  3. 配電機器を複数有し、アース端子台は各々の配電機器に対応した位置に、接続端子部を設けた請求項2に記載の分電盤。
  4. アース端子台の接続端子部は、電源が挿入される電源挿入孔と、挿入された電線固定用の接圧ばねと、接圧ばねの固定された電線への接圧を解除する解除レバーを備えた速結端子式である請求項1乃至3の何れかに記載の分電盤。
  5. 複数の電線挿入孔と解除レバーが同一線上に形成した請求項4に記載の分電盤。
  6. アース端子台の解除レバーを、複数の電線挿入孔を形成した面とは異なる面に形成した請求項4に記載の分電盤。
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