JP6827153B2 - 遊技機筐体 - Google Patents
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Description
ここで、例えばスロットマシンなどは、筐体の前面に前扉が取り付けられるが、前扉には、操作スイッチ類、メダルセレクターなどの遊技用部品や、液晶装置や電飾等の演出用部品が取り付けられるため、筐体にはその重量を支えられる強度が求められる。板金製の筐体に強度を持たせるためには、板厚を厚くしたり、補強部材を追加して対処していた。
そこで本願発明は、各種用途用の用途部材を補強部材に融合することにより、十分な強度を保持しつつ部品点数を減らし、製造工程を簡素化して、コスト削減を図ることが可能な板金筐体を提供することを目的とする。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
請求項1記載の発明は、天板(30)と、前記天板(30)に接続される背板(10)と、前記背板(10)に接続される底板(40)と、前記天板(30)と前記背板(10)と前記底板(40)が接続される2つの側板(20)とを備え、正面が開口する板金製の遊技機筐体(筐体1)に係る。
本発明に係る遊技機筐体(1)は、スロットマシンなどの、遊技場に設置される遊技機の筐体であり、内部にリールユニットやホッパー装置などを収納し、正面開口には前扉を取り付けて遊技機を構成するものである。
側板(20)に構造材(60)を固定することにより、側板(20)と構造材(60)との間に隙間が生じ、この隙間が、高さ方向に連続する中空のフレーム部(51)となる。このフレーム部(51)を上面視したときの形状は、側板(20)と構造材(60)の形状により、四角形状や、三角形状や、台形状など、種々の形状とすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の特徴に加えて、前記1つの構造材(60)に形成される前記保持部(70)は、前記前扉を回動可能に保持するヒンジ部(70A)の軸受(筒部72)であることを特徴とする。
請求項2は、保持部(70)について、前扉を回動可能に保持するヒンジ部(70A)の軸受(筒部72)に限定したものである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の特徴に加えて、前記1つの構造材(60)に形成される前記保持部(70)は、前記前扉が回動しないように当該前扉を閉じた状態に保持するロック部(70B)及び当該前扉が閉じた状態において当該前扉の開閉側の重量を保持する重量保持部(ガイドレール70C)であることを特徴とする。
請求項3は、保持部(70)について、前扉が回動しないように当該前扉を閉じた状態に保持するロック部(70B)及び当該前扉が閉じた状態において当該前扉の開閉側の重量を保持する重量保持部(ガイドレール70C)に限定したものである。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の特徴に加えて、前記ロック部(70B)及び前記重量保持部(ガイドレール70C)は、前記構造材(60)を構成する金属板を折り曲げることにより形成されている。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、天板(30)と、前記天板(30)に接続される背板(10)と、前記背板(10)に接続される底板(40)と、前記天板(30)と前記背板(10)と前記底板(40)が接続される2つの側板(20)とを備え、正面が開口する板金製の遊技機筐体(筐体1)に係る。
本発明に係る遊技機筐体(1)は、上述と同様である。
本発明における、「装置」とは例えば扉の開閉を検知するリミットスイッチ(90)の他、磁石センサ、振動・衝撃センサ、電波センサなどのセンサである。台座部(80)はこれらのセンサを固定可能に形成されている。
(筐体1)
本実施の形態における筐体1は、図1及び図2に示すように、正面側が開口する略直方体形状の箱であり、背板10と、2枚の側板20と、天板30、底板40及び構造材60とを有している。背板10、側板20、天板30及び底板40を構成する鋼板の厚さは、それぞれ、厚さ0.3〜1.0ミリ程度、好ましくは0.5mmである。また、構造材60を構成する鋼板の厚さは、0.5〜2.3ミリ程度、好ましくは1.6mmである。そして、各接合部分は溶接により固定されている。本実施の形態における各部の溶接は、レーザー溶接であるが、これに限らず、スポット溶接など他の溶接手法をとることができる。
背板10は、図3に示すように、長方形状の平板部11と、平板部11の左右の端部に設けられた正面側に屈曲する側面屈曲部12とを備えている。側面屈曲部12は、図4及び図5に示すように、平板部11から連続する湾曲部13と、湾曲部13から連続して正面側に向かって延びる突出部14が設けられている。突出部14の突出側先端縁部には、図3に示すように、正面側に突出する複数の舌片16が、上下方向に並んで設けられている。また、湾曲部13の内側(背板10の中心側)には、正面側に突出し先端部が外側(背板10の側面側)に折曲した鉤型の係合片15が、上下方向に並んで設けられている。係合片15は、平板部11に設けた切り欠きをプレス加工により折り曲げて形成したものである。
側板20は、図3に示すように、正面左側に位置する左側板20Aと、正面右側に位置する右側板20Bとからなる。各側板20は、正面側の辺が下方から上方に向かって上り傾斜して形成された平板部21と、平板部21の背面側端部に形成された背面屈曲部22と、平板部21の正面側端部に形成された正面屈曲部27とを備えている。また、各側板20の正面側端部付近には各側板20の高さ方向に形成された構造材60がそれぞれ固定されている。
各側板20の構造について、さらに具体的に説明する。
左側板20Aは、図6及び7に示すように、平板部21と、平板部21の背面側端部に形成された背面屈曲部22と、平板部21の正面側端部に形成された左正面屈曲部27Aとを備えている。また、左側板20Aの正面側端部付近には側板20の高さ方向に形成された左構造材61が固定されている。
右側板20Bは、図9及び図10に示すように、平板部21と、平板部21の背面側端部に形成された背面屈曲部22と、平板部21の正面側端部に形成された右正面屈曲部27Bとを備えている。また、右側板20Bの正面側端部付近には側板20の高さ方向に形成された右構造材62が固定されている。
天板30は、平板状の部材であり、図1及び図2に示すように、背面側の辺が背板10に、左右の辺が側板20に固定されるものである。天板30は、図12及び図13に示すように、平板部31と、平板部31の正面側端部に形成された上部屈曲部32とを備えている。また、天板30の正面側端部付近には天板30の幅方向に形成された上構造材63が固定されている。
上構造材63は、短冊状の平板を長手方向に沿って複数回折り曲げて形成された部材である。上構造材63は、図14に示すように、天板30の平板部31と平行に形成した固定部65と、固定部65の正面側端部を下側に直角に屈曲して形成した立設部66と、立設部66の下側端部を正面側に直角に屈曲して形成した平面部67とを有している。
底板40は、平板状の部材であり、図1及び図2に示すように、背面側の辺が背板10に、左右の辺が側板20に固定されるものである。また、底板40はその上面を底板カバー43に覆われている。底板40は、図16及び図17に示すように、平板部41と、平板部41の正面側端部に形成された下部屈曲部42とを備えている。また、底板40の正面側端部付近には底板40の幅方向に形成された下構造材64が固定されている。
下構造材64は、短冊状の平板を長手方向に沿って複数回折り曲げて形成された部材である。下構造材64は、図18に示すように、底板40の平板部41と平行に形成した平面部67と、平面部67の正面側端部及び背面側端部を下側に直角に屈曲して形成した立設部66と、背面側の立設部66はその下側端部を背面側に、また、正面側の立設部66はその下側端部を正面側に、それぞれ直角に屈曲して形成した固定部65とを有している。
下構造材64を底板40に固定する際は、2箇所の固定部65を平板部41にそれぞれ当接させる。この際、正面側の固定部65の前端は第1下部屈曲部42Aに接している。そして、双方の当接部分を溶接することにより、下構造材64は底板40に固定される。この状態で、底板40と下構造材64の断面を側面視したとき、底板40の平板部41の1辺、並びに下構造材64の2つの立設部66及び平面部67の3辺からなる長方形型の間隙が生じるものとなる。そして、この間隙が筐体1の下枠部1D(図1参照)に形成された、幅方向に連続する中空のフレーム部51となる。このフレーム部51があることにより、側方からの荷重に対して強度が増すとともに、前扉の荷重による筐体1の開口部の変形(ねじれや広がり)を防止できる。
上記構成を有する背板10及び側板20は、図4に示すように、側板20の背面屈曲部22を背板10の側面屈曲部12の内側に重ねて配置される。そして、図4のE−E線断面図である図5(A)に示すように、背板10の舌片16を側板20の係止孔26に差し込んで接合させると、段部25の外側と突出部14の内側が当接するようになっている。また、このとき、側板20の折返し部24が背板10の平板部11に当接し、図4のF−F線断面図である図5(B)に示すように、背板10の係合片15が側板20の折返し部24を挟み込むようになっている。そして、この状態で、湾曲部13と傾斜部23の間には、上面視したとき、頂点がアール形状である三角形の間隙が生じるものとなる。そして、この間隙が、筐体1の背面角部1Eに形成された、高さ方向に連続する中空の柱状部50となる。
なお、背板10と側板20は、舌片16と係止孔26との係合部分(図5(A)参照)、及び折返し部24と係合片15を形成した際の開口部(図5(B)参照)、及びその周辺を溶接により固定する。舌片16と係止孔26、折返し部24と係合片15とが噛み合っているために、十分な強度を維持できる。
上記構成を有する筐体1は、内部に仕切り板や部品取り付け部などを設け、回転リールを備えたリールユニットや、ホッパー装置や、電源装置などを収納固定し、正面には開口部を開閉自在な前扉を取り付けることにより、スロットマシンを構成するものとなる。
本実施の形態の変形例として、右構造材62並びに右構造材62に形成されるロック部70B及びガイドレール70Cを1枚の鋼板から製造した例を図19に示す。
図19(A)に示すように、右構造材62には、前扉が回動しないように前扉を閉じた状態に保持する2個のロック部70Bと、前扉が閉じた状態において前扉の開閉側の重量を保持する1個のガイドレール70Cが形成されている。
図19(B)は、下方のロック部70Bと、このロック部70Bの下に形成されたガイドレール70Cの拡大図である。
ガイドレール70Cは、固定部65の背面側に突出した板部を左側に直角に屈曲し、この屈曲した部分の上端側の突出部分をさらに正面側に直角に屈曲して平坦部77を形成するとともに、平坦部77の先端部を下方に軽く屈曲して勾配部78を形成している。
本実施の形態の変形例によれば、右構造材62にロック部70B及びガイドレール70Cを一括して製造することができる。
上記した例では、背板10の側面屈曲部12の内側(筐体1内部側)に、側板20の背面屈曲部22が位置する構成となっていたが、図20に示すように、側板20の背面屈曲部22を上記した背板10の側面屈曲部12と同様の形状にし、背板10の側面屈曲部12を上記した側板20の背面屈曲部22と同様の形状にして、背面屈曲部22の内側に側面屈曲部12位置する構成としてもよい。
本実施の形態のように、板金製筐体1を採用することにより次の利点がある。
すなわち、背板10、側板20、天板30及び底板40を構成する鋼板の厚さは木製筐体のものに比べて薄いため、筐体内部の有効体積を大きく取ることができる。特に遊技機器の演出は年々凝ったものとなっており、求められる電源容量・基板サイズや、取り回すハーネス量も増加しているため、有効体積の拡大は有効である。
また、板金製筐体1は、電磁波を遮蔽することが可能である。従来の木製の筐体1はシールド塗装や、シールド処理を行う必要があったが、板金による筐体1はこれらの対策を施すことなく、電磁波を遮蔽することが可能である。さらに、板金製筐体1は静電対策にも優れている。
本実施の形態では、筐体1のパーツを複数に分割しているので、大型機械によらず製造可能であるとともに、板金を型どりする際の歩留まりを向上させることができる。
本実施の形態によれば、筐体1の正面の枠部分にフレーム部51を形成することにより、正面開口部の強度が補強され、前扉や重量のあるセンサ類によるねじれや広がりを防止できる。このフレーム部51の強度は構造材60の形状によって調整することが可能である。
左枠部1Aには、前扉を回動可能に固定するヒンジ部70Aを設ける必要があるが、ヒンジ部70Aを左構造材61と一体に形成するようにしたので、左構造材61を左側板20Aに固定することにより、左枠部1Aにヒンジ部70Aを形成するのと同時に、フレーム部51を形成することができる。特に、重量のある前扉を保持するに際し、補強部品によることなく、また、板金の厚さを厚くすることなく筐体1の剛性を確保することができる。また、左側板20Aに補強部品をあらかじめ固定した上で、ヒンジ部70Aを備えた用途部材100を後付する必要がないため、部品点数を削減でき、ネジ止め等が不要になり、さらには、製造工程数を削減することができる。そして、筐体1の重量の軽量化を図ることができる。
右枠部1Bには、前扉が回動しないように当該前扉を閉じた状態に保持するロック部70Bや、前扉が閉じた状態において前扉の右側の重量を保持するガイドレール70Cを設ける必要があるが、ロック部70B及びガイドレール70Cを右構造材62と一体に形成するようにしたので、右構造材62を右側板20Bに固定することにより、右枠部1Bにロック部70B及びガイドレール70Cを取り付けると同時に、フレーム部51を形成することができる。特に、重量のある前扉を保持するに際し、補強部品によることなく、また、板金の厚さを厚くすることなく筐体1の剛性を確保することができる。また、右側板20Bに補強部品をあらかじめ固定した上で、ロック部70Bやガイドレール70Cを備えた用途部材100を後付する必要がないため、部品点数を削減でき、ネジ止め等が不要になり、さらには、製造工程数を削減することができる。そして、筐体1の重量の軽量化を図ることができる。
上枠部1Cには、リミットスイッチ90を設ける必要があるが、リミットスイッチ90を取り付ける台座部80を上構造材63と一体に形成するようにしたので、上構造材63を天板30に固定することにより、上枠部1Cに台座部80を取り付けると同時に、フレーム部51を形成することができる。なお、台座部80に固定可能なセンサはリミットスイッチ90に限らない。本実施の形態によれば、補強部品によることなく、また、板金の厚さを厚くすることなく筐体1の剛性を確保することができるため、重量のあるセンサ類も固定することが可能である。さらに、上側板20Cに補強部品をあらかじめ固定した上で、センサを装着用の台座部80を備えた用途部材100を後付する必要がないため、部品点数を削減でき、ネジ止め等が不要になり、さらには、製造工程数を削減することができる。そして、筐体1の重量の軽量化を図ることができる。
下枠部1Dにおいては、下構造材64を底板40に固定することにより、下枠部1Dにフレーム部51を形成することができる。なお、この下構造材64にも台座部80を形成することができる。そして、下構造材64に台座部80を形成した場合、上構造材63と同様の効果を奏する。
1B 右枠部 1C 上枠部
1D 下枠部 1E 背面角部
10 背板 11 平板部
12 側面屈曲部 13 湾曲部
14 突出部 15 係合片
16 舌片 20 側板
20A 左側板 20B 右側板
21 平板部 22 背面屈曲部
23 傾斜部 24 折返し部
25 段部 26 係止孔
27 正面屈曲部
27A 左正面屈曲部 27B 右正面屈曲部
27C 左第1正面屈曲部 27D 左第2正面屈曲部
27E 右第1正面屈曲部 27F 右第2正面屈曲部
30 天板 31 平板部
32 上部屈曲部
32A 第1上部屈曲部 32B第2上部屈曲部
40 底板 41 平板部
42 下部屈曲部
42A 第1下部屈曲部 42B第2下部屈曲部
43 底板カバー
50 柱状部 51 フレーム部
60 構造材
61 左構造材 62 右構造材
63 上構造材 64 下構造材
65 固定部 66 立設部
67 平面部 68 突出部
70 保持部 70A ヒンジ部
70B ロック部 70C ガイドレール
72 筒部 73 固定ピン
75 ピン保持部 76 ロックピン
77 平坦部 78 勾配部
80 台座部 90 リミットスイッチ
100 用途部材
Claims (5)
- 天板と、
前記天板に接続される背板と、
前記背板に接続される底板と、
前記天板と前記背板と前記底板が接続される2つの側板とを備え、
正面が開口する板金製の遊技機筐体であって、
各前記側板の正面側端部付近であってかつ対向する側板側に固定され、前記各側板の高さ方向に形成された構造材と、
各前記構造材と一体に形成され、前扉を保持する保持部と、を備え、
前記側板は、平板部と、前記平板部の正面側を前記遊技機筐体の内部側に屈曲させた屈曲部と、を含み、
前記構造材は、前記平板部に固定される固定部と、前記固定部の正面側端部から前記内部側に立設する立設部と、前記立設部の前記内部側端部から正面側に延びる延長部と、を含み、
前記側板に前記構造材を固定することにより、前記遊技機筐体の左右の正面側端部に、前記平板部、前記屈曲部、前記立設部及び前記延長部により囲まれた高さ方向に連続する中空のフレーム部が形成されることを特徴とする遊技機筐体。 - 前記1つの構造材に形成される前記保持部は、前記前扉を回動可能に保持するヒンジ部の軸受であることを特徴とする請求項1記載の遊技機筐体。
- 前記1つの構造材に形成される前記保持部は、前記前扉が回動しないように当該前扉を閉じた状態に保持するロック部及び当該前扉が閉じた状態において当該前扉の開閉側の重量を保持する重量保持部であることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機筐体。
- 前記ロック部及び前記重量保持部は、前記構造材を構成する金属板を折り曲げることにより形成されている請求項3に記載の遊技機筐体。
- 天板と、
前記天板に接続される背板と、
前記背板に接続される底板と、
前記天板と前記背板と前記底板が接続される2つの側板とを備え、
正面が開口する板金製の遊技機筐体であって、
前記天板の正面側端部付近であってかつ前記遊技機筐体の内部側に固定され、前記天板の幅方向に形成された構造材と、
前記構造材と一体に形成され、前記遊技機筐体に装着される装置を固定する台座部と、を備え、
前記天板は、平板部と、前記平板部の正面側を下方側に屈曲させた屈曲部と、を含み、
前記構造材は、前記平板部に固定される固定部と、前記固定部の正面側端部から前記下方側に立設する立設部と、前記立設部の前記下方側端部から正面側に延びる延長部と、を含み、
前記天板に前記構造材を固定することにより、前記遊技機筐体の上部の正面側端部に、前記平板部、前記屈曲部、前記立設部及び前記延長部により囲まれた幅方向に連続する中空のフレーム部が形成されることを特徴とする遊技機筐体。
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