JP2002065945A - ゲーム機の筐体及びその組み付け方法 - Google Patents

ゲーム機の筐体及びその組み付け方法

Info

Publication number
JP2002065945A
JP2002065945A JP2000263147A JP2000263147A JP2002065945A JP 2002065945 A JP2002065945 A JP 2002065945A JP 2000263147 A JP2000263147 A JP 2000263147A JP 2000263147 A JP2000263147 A JP 2000263147A JP 2002065945 A JP2002065945 A JP 2002065945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
housing
game machine
metal plate
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000263147A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nozaki
征男 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000263147A priority Critical patent/JP2002065945A/ja
Publication of JP2002065945A publication Critical patent/JP2002065945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来製品の木版合成板で製作された筐体と、略
同じかそれ以上の強度と剛性を確保できると共に、重量
に関しては軽量化でき、しかも、製造コスト面に関して
も低コストとなるゲーム機の筐体を提供する。 【解決手段】天井部と底部と右側面部と左側面部と背面
部とを有する、パチンコやスロットマシン等のゲーム機
器を収容する筐体において、該筐体を金属板構造で形成
すると共に、前記天井部と前記底部と前記右側面部と前
記左側面部と背面部の少なくとも一つを金属板の二重壁
で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店等で使
用する業務用のスロットマシンやパチンコ等のゲーム機
の筐体及びその組み付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ店等で使用する業務用の
スロットマシン(パチスロ)やパチンコ等のゲーム機の
筐体(キャビネット)は、軽量化と製造コストの面から
木製で製作されており、安価であるのと、特に強度と剛
性を確保するために、木版合成板を原材料としている。
【0003】しかしながら、この木版合成板製の筐体を
廃棄処分する場合に、焼却処理では、この木版合成板に
は接着剤等が使用されているために、ダイオキシンが発
生するという問題があり、大きな環境問題となってきて
いる。
【0004】そこで、この問題を解決するために、これ
らの筐体をリサイクル可能な金属材料を採用してしかも
容易にリサイクルできるように金属材料で製作すること
を試みた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の木製の筐体は、所定の強度と剛性を確保する必要が
あるため、肉厚が10mm程度の合成材で形成されてお
り、重量が8〜10kgとなっており、この木版合成板
の部分を単純に木版合成板と同じ強度と剛性を有する金
属板に置き換えたのでは、金属板の肉厚が大きくなり、
また、重量も非常に重くなってしまうという問題があ
る。
【0006】また、リブ付きの板や波板等やその他の変
形板を使用する場合でも、重量が増加するか、あるい
は、製造コストが増加し、実用に供せないという問題が
ある。
【0007】特にダイカスト製品やアルミ鋳物製品を使
用する場合には、更に、金型の費用が高いということが
あるので、費用面での問題で特にネックとなる。
【0008】また、剛性及び強度を満足する厚い金属板
をスポット溶接等の溶接で組み立てたのでは、重量オー
バーとなる上に、溶接設備が必要となるため、要求され
る数量より遥かに多い量の製品を扱わない限り、製造コ
ストの面から割に合わないという問題もある。
【0009】本発明は前記したような問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、従来製品の
木版合成板で製作された筐体と、略同じかそれ以上の強
度と剛性を確保できると共に、重量に関しては軽量化で
き、しかも、製造コスト面に関しても低コストとなるゲ
ーム機の筐体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明のゲーム機の筐体は、次のように構成される。
【0011】1)天井部と底部と右側面部と左側面部と
背面部とを有する、パチンコやスロットマシン等のゲー
ム機器を収容する筐体において、該筐体を金属板構造で
形成すると共に、前記天井部と前記底部と前記右側面部
と前記左側面部と背面部の少なくとも一つを金属板の二
重壁で形成して構成する。
【0012】このゲーム機器としては、パチンコ店等で
使用するパチンコやスロットマシン(パチスロ)等のゲ
ーム機器のことをいい、筐体の前面部は、ゲーム機器の
表面が露出されるので設けない場合や、開閉可能な扉を
設ける場合や、その他の場合があるが、前面部を設ける
場合は、ここでいう筐体とはその前面部を設ける前の状
態をいう。
【0013】この金属板構造とは、薄型の板金加工が可
能なメッキ鋼板やアルミ板等の金属板を使用した構造で
あり、その板厚は、0.6mm〜6mm程度である。
【0014】この金属板構造を採用したことにより、廃
棄処分時の分別作業が容易になり、金属材料としてリサ
イクル使用が可能となる。また、この金属板を組み付け
る前の状態で、倉庫に保管すると保管に必要な容積が少
なくて済み、この業界の体質である短納期の注文に対応
し易くなる。
【0015】そして、二重壁を採用することにより、金
属板による構成であっても筐体に要求される十分な強度
を確保できる。
【0016】また、二重壁を採用することにより、内側
壁となる部分にスリットを入れて折り曲げて、スロット
マシンの機器類の取付部を形成できるので、機器類の取
付用ブラケットが不要となり、この取付用ブラケットの
取付工数も減少することができ、製造コストを低減でき
る。
【0017】2)天井部と底部と右側面部と左側面部と
背面部とを有する、パチンコスロットマシン等のゲー
ム機器を収容する筐体において、該筐体を金属板構造で
形成すると共に、前記天井部と前記底部と前記右側面部
と前記左側面部とを金属板の二重壁で形成し、前記背面
部を金属板の一重壁で形成して構成する。
【0018】面積が広く筐体の重量に大きく影響する背
面部を一重壁で形成するので、二重壁と一重壁を旨く組
み合わせることができ、これにより、必要な強度と剛性
を確保しつつ、筐体の重量を著しく軽減できる。
【0019】3)上記のゲーム機の筐体において、該筐
体の組み付けにおける接合をリベット接合と板金の巻き
返しによる接合で行う。
【0020】また、リベット接合にはブラインドリベッ
トを用いた接合も含み、板金の巻き返しによる接合の中
には折り返し等の金属板間の挟持による接合を含む。
【0021】この接合方法によれば、溶接に比べて製造
設備が簡単となり、また、はんだ付けに比べて工数が少
なくなり、製造コストを低減できる。
【0022】そして、このリベット接合と巻き込み接合
を用いることにより、溶接設備等を必要とせずに短期間
に多量のゲーム機の筐体を組み付けることができ、この
業界の短納期に合わせた製造が可能となる。
【0023】4)上記のゲーム機の筐体において、該筐
体全体を構成する金属板とリベットを同一種類の金属で
形成する。
【0024】筐体全体を同一種類の金属で形成すること
により、金属板部分を分解して分別する必要がなくな
り、廃棄処分時の分別作業が不要となる。
【0025】5)上記のゲーム機の筐体において、前記
天井部と前記底部と前記右側面部と前記左側面部を形成
する金属板の強度よりも、前記背面部を形成する金属板
の強度を大きくして形成する。
【0026】背面部を形成する金属板の強度を大きくす
ることにより、一重壁となるために、二重壁部分に比べ
て強度的に弱くなりがちな背面部を強化して、強度面に
おける全体的なバランスを維持することが比較的簡単に
できる。
【0027】6)上記のゲーム機の筐体において、前記
背面部を形成する金属板の板厚を、前記天井部と前記底
部と前記右側面部と前記左側面部を形成する金属板の板
厚の1.3〜1.7倍の範囲内にして形成する。
【0028】この板厚比で1.3〜1.7、好ましくは
1.5で形成することにより、強度と重量のバランスが
うまく取れ、軽量で、強度的にも優れたゲーム機の筐体
となる。
【0029】より具体的には、背面部の金属板の板厚を
0.8mm〜3mm、好ましくは、1.2mmで、それ
以外の板厚を0.6mm〜2mm、好ましくは、0.8
mmで形成する。
【0030】7)上記のゲーム機の筐体において、前記
二重壁構造の内側壁となる金属板部にスリットを入れ
て、該金属板の一部分を折り曲げて、スロットマシン用
機器の取付部を形成する。
【0031】この内側壁となる部分にスリットを入れて
折り曲げて、スロットマシンの機器類の取付部を形成す
ると、機器類の取付用ブラケットが不要となり、この取
付用ブラケットの取付工数も減少し、製造コストを低減
できる。
【0032】そして、上記の構造のゲーム機の筐体を組
み付けるには、次のような組み付け方法で行う。
【0033】8)金属板の二重壁構造の天井部と底部と
右側面部と左側面部と、金属板の一重壁構造の背面部と
を有し、前記天井部が上部天板と下部天板とから、前記
底部が上部底板と下部底板とから、右側側面部と左側側
面部の各側面部が内側側面板と外側側面板とからそれぞ
れ形成される、パチンコ又はスロットマシン等のゲーム
機器を収容する筐体の組み付けにおいて、前記天井部と
前記底部と前記内側側面板とを組み付けて中間枠体を形
成する工程と、該中間枠体に、背面部を形成する背面板
を組み付けて中間箱体を形成する工程と、該中間箱体に
前記外側側面板を組み付けるる工程を含むゲーム機の筐
体の組み付け方法を使用する。
【0034】次に、各部のより具体的な構成について説
明する。
【0035】9)上記のゲーム機の筐体において、前記
天井部を上部天板と下部天板で構成すると共に、前記上
部天板の辺に下方を向いた重ねシロを設け、前記下部天
板の辺に上方を向いた重ねシロを設けると共に、少なく
とも2辺分の重ねシロ同士を重ね合わせて、前記上部天
板と前記下部天板とを接合し、該天井部の二重壁構造を
形成する。
【0036】10)上記のゲーム機の筐体において、前
記底部を上部底板と下部底板とで構成すると共に、前記
上部底板の辺に下側を向いた重ねシロを設け、前記下部
底板の辺に上側を向いた重ねシロを設けると共に、少な
くとも2辺分の重ねシロ同士を重ね合わせて、前記上部
底板と前記下部底板とを接合し、該底部の二重壁構造を
形成する。
【0037】この天井部と底部の構成では、この重ねシ
ロを設けて少なくとも2辺において重ね合わせて組み付
けているので、組み立て時の二重壁の距離を維持するの
が容易となると共に、強度の確保が容易となる。また、
この重ねシロの重合部分をリベット接合することによ
り、容易に強固な二重壁構造を形成できる。
【0038】11)上記のゲーム機の筐体において、前
記背面部を形成する背面板の両側部に内側に折り曲げた
重ねシロを設け、各々の重ねシロを右側面部と左側面部
にそれぞれ組み付けて筐体を形成する。
【0039】この重ねシロを利用して各側面部に組み付
け、この重ねシロと各側面部との重合部分をリベット接
合することにより、背面部と両側面部の結合をより強固
にすることができる。
【0040】12)上記のゲーム機の筐体の前記右側面
部及び前記左側面部において、該各側面部を外側側面板
と内側側面板とで構成すると共に、前記外側側面板にお
いては、その後部に筐体の内側への折り曲げた背面部を
設け、該背面部の先端に重ねシロを設けると共に、その
前部に筐体の内側への折り曲げた正面部を設け、その先
端に巻き返し接合部を設け、前記内側側面板において
は、その後部に筐体の内側の方向に折り曲げた重ねシロ
を設けると共に、その前部に巻き返し接合部を設けて構
成し、組付けに際して、その後部においては、前記外側
側面板の重ねシロと前記内側側面板の重ねシロとを、直
接又は前記背面板の一部を挟んで、重ねて組み付け、そ
の前部においては前記外側側面板の巻き返し接合部と前
記内側側面板の巻き返し接合部とを巻き返しにより接合
して組み付ける。
【0041】この後部の重ねシロを直接又は間接に重ね
合わせると共に、前部の巻き返しによる接合により組み
付けることにより、組み立て時の二重壁の距離を維持す
るのが容易となると共に、強度の維持が容易となる。ま
た、この重ねシロの重合部分をリベット接合することに
より、容易に強固な二重壁を形成できる。
【0042】13)上記のゲーム機の筐体の前記右側面
部及び前記左側面部において、該各側面部を外側側面板
と内側側面板とで構成すると共に、前記外側側面板にお
いては、その上部に内側への折り曲げた上面部を設け、
該上面部の先端側に下方に折り曲げた重ねシロを形成す
ると共に、その下部に内側への折り曲げた下面部をを設
け、該下面部の先端側に下方に折り曲げた重ねシロを形
成し、前記内側側面板においては、その上部と下部に重
ねシロを設け、組付けに際して、前記外側側面板の前記
上部の重ねシロを前記内側側面板の上部に、直接又は前
記上部天板の側部に下方に折り曲げて設けた重ねシロを
挟んで、重ねて組み付けると共に、前記外側側面板の前
記下部の重ねシロを前記内側側面板の下部に、直接又は
前記上部底板の側部に上方に折り曲げて設けた重ねヒロ
を挟んで、重ねて組み付ける。
【0043】この先端部を下方に折り曲げた重ねシロを
設けて、この重ねシロを内側側面板の上部と下部とに直
接又は間接に重ね合わせて組み付けることにより、組み
立て時の二重壁の距離を維持するのが容易となると共
に、強度の維持が容易となる。また、この重ねシロの先
端部と内側側面板の重合部分をリベット接合することに
より、容易に強固な二重壁を形成できる。
【0044】14)上記のゲーム機の筐体において、前
記上部天板、前記下部天板、前記上部底板、前記下部底
板、前記外側側面板の隣り合う辺に折り曲げによる重ね
シロを深絞り加工によって折り曲げられた重ねシロを用
いる。
【0045】つまり、上部天板、下部天板、上部底板、
下部底板、外側側面板の隣り合う辺に折り曲げによる重
ねシロを形成する場合に、単なる板の折り曲げではな
く、折り曲げ部の基側を深絞りして折り曲げる。
【0046】これにより、隅部(角部)の強度を著しく
向上できる。
【0047】なお、金属板に制振鋼板を用いたり、二重
壁の間に吸音材等の詰め物をすることにより、騒音防止
効果を奏することもできる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下図面に基づき本発明によるゲ
ーム機の筐体の実施の形態について、スロットマシンの
筐体を例にして説明する。図1に本発明に係るゲーム機
の筐体を示し、図2〜図6にゲーム機の筐体を構成する
各部の構造を示す。また、図7と図8にゲーム機の筐体
を組み付ける段階を示し、図9〜図11に各部の組み付
け終了状態を示す。そして、図12〜図15に模式的な
分解図を示し、図16には、この筐体に取り付ける背面
用の取付治具を示す。
【0049】なお、これらの図面では、分かりやすくす
るために、主要寸法や板厚や二重壁の隔壁距離等の関係
は実寸に厳密に従わずに描いており、また、この部分の
リベットやリベット孔やリベット加工用孔等を省略して
いるので、この点には注意が必要である。
【0050】〔全体構成〕図1に示すように、本発明の
実施の形態のゲーム機の筐体1は、スロットマシンの機
器を収容するための、前面が開口された箱型の形状をし
たものであり、天井部10と底部20と右側面部30と
左側面部40と背面部50とから構成する。
【0051】このスロットマシンの筐体1は、幅が約5
0cm,高さが約80cm,天井部の奥行きが約20c
m,底部の奥行きが約30cm程度の大きさのものであ
り、業界の規格でその大きさが決まっている。
【0052】そして、板金加工に適した金属材料であ
る、例えば、アルミニウム板(A5052等)、鉄鋼板
(SECCや電気鋼板、カラー鋼板等)、ステンレス板
等の金属板を板金加工して、天井部10と底部20と右
側面部30と左側面部40とを二重壁で、背面部50の
みを一重壁で形成し、リベット接合又は板金加工の巻き
返しによる接合で組み付ける。
【0053】この金属材料に、アルミニウム板を使用し
た場合では、背面部50を一重壁で形成する背面板51
の板厚を0.8mm〜3mm,好ましくは1.2mm
に、他の二重壁を形成する金属板の板厚を0.6mm〜
2mm,好ましくは0.8mmにして各部を形成する。
板厚比(一重壁で形成する背面板51の板厚/二重壁を
形成する金属板の板厚)で表すと1.3〜1.7、好ま
しくは1.5で形成する。
【0054】〔各部の構成〕次に各部の構成について説
明する。
【0055】天井部10は、図2に示すように、上部天
板11と下部天板12との二重壁からなり、この上部天
板11には、各辺に下方Dを向くように折り曲げた重ね
シロ11F,11R,11B,11Lを設け、また、下
部天板12の各辺に上方Uを向いて折り曲げた重ねシロ
12F,12R,12B,12Lを設ける。但し、上部
天板11の前部の重ねシロ11Fは先端部11fを前方
Fに折り曲げて補強リブ10Sを形成できるように他の
重ねシロより長く形成する。
【0056】この上部天板11と下部天板12は、図2
に示すような位置関係で組み付けられるが、この天井部
10の組み付けには右側面部30と左側面部40と背面
部50とが係わってくる。
【0057】底部20は、図3に示すように、上部底板
21と下部底板22との二重壁からなり、この上部底板
21には、前部を除いた三辺に下方Dを向くように折り
曲げた重ねシロ21R,21B,21Lを設け、前部に
は、補強リブ20Sを形成できるような折り曲げシロ2
1fを設ける。また、下部底板22の各辺に上方Uを向
いて折り曲げた重ねシロ22F,22R,22B,22
Lを設ける。
【0058】そして、この上部底板21には、スリット
をコの字形状に設けて、内側部分を折り曲げて、取り付
け用ブラケットの代わりとなる取付部20X,20Yを
設ける。
【0059】この上部底板21と下部底板22とは、図
3に示すような位置関係で組み付けられるが、この底部
20の組み付けにも右側面部30と左側面部40と背面
部50とが係わってくる。
【0060】右側面部30は、図4に示すように、内側
側面板31と外側側面板32との二重壁で構成する。こ
の内側側面板31はその前部に巻き返し部31fと、そ
の後部に左方L、即ち、筐体1の内側の方向に折り曲げ
た重ねシロ31Bを設けるが、上部と下部は折り曲げ
ず、平板の一部をそのまま重ねシロ31U,31Dとす
る。
【0061】また、この外側側面板32はその前部に左
方Lへの折り曲げて正面部30Fを設け、その先端を前
方Fに折り曲げて重ねシロ32Fを設けると共に、更に
その先端に巻き返し部32fを設ける。また、その後部
に左方Lへの折り曲げた背面部30Bを設け、更にその
先端に重ねシロ32Bを設ける。
【0062】そして、外側側面板32の上部は左方Lへ
の折り曲げて上面部30Uを設けると共に、更に先端部
を下方Dに折り曲げて重ねシロ32Uを設ける。下部は
左方Lへの折り曲げて下面部30Dを設けると共に、更
に先端を下方Dに折り曲げて重ねシロ32Dを設ける。
【0063】左側面部40は、図5に示すように、内側
側面板41と外側側面板42との二重壁で構成する。こ
の内側側面板41はその前部に巻き込み部41fと、そ
の後部に右方R、即ち、筐体1の内側の方向に折り曲げ
た重ねシロ41Bを設ける。一方、上部と下部は折り曲
げず、平板の一部をそのまま重ねシロ41U,41Dと
する。
【0064】また、この外側側面板42はその前部に右
方Rへ折り曲げた正面部40Fを設け、その先端を前方
Fに折り曲げて重ねシロ42Fを設けると共に、更にそ
の先端を前方Fに折り曲げて巻き返し部42fを設け
る。また、その後部は右方Rに折り曲げて背面部40B
を設け、更にその先端に重ねシロ42Bを設ける。
【0065】そして、外側側面板42の上部は右方Rへ
の折り曲げて上面部40Uを設けると共に更に先端を下
方Dに折り曲げて重ねシロ42Uを設け、下部は右方R
への折り曲げて下面部40Dを設けると共に更に先端を
下方Dに折り曲げて重ねシロ42Dを設ける。
【0066】背面部50は、図6に示すように、一枚の
背面板51の一重壁で構成し、この背面板51の両側部
は内方即ち前方Fに折り曲げた重ねシロ51R,51L
をそれぞれ設ける。また、上部の端部を重ねシロ51U
とし、下部の端部を重ねシロ51Dとする。
【0067】この右側の重ねシロ51Rは右側面部30
との組み付けに、左側の重ねシロ51Lは左側面部40
との組み付けに、また、上部の重ねシロ51Uは天井部
10との組み付けに、下部の重ねシロ51Dは底部20
との組み付けにそれぞれ使用される。
【0068】また、この背面板51には、図16に示す
ようなゲーム機器を取り付けるための背面用の取付治具
60を配設するための取付孔50Hを4カ所設ける。
【0069】なお、図示していないが、強度と剛性を維
持できる範囲内で軽め孔を設け、この軽め孔により、重
量の軽減を図る。
【0070】〔組み付け方法〕次に、上記の各板を使用
した筐体1の組み付け方法について説明する。
【0071】なお、この組み付けはリベット接合と巻き
返しによる接合が使用されるが、二重壁部分におけるリ
ベット接合に関しては、一方向からだけしかリベット締
めの作業が行えない場合が生じるが、この場合はドライ
ブピン式やプルステム式等のブラインドリベットを使用
してリベット接合する。
【0072】また、二重壁のために、内側部分のリベッ
ト接合が行えない場合には、内側壁のリベット打ちのた
めに、外側壁にリベット加工用孔を設けて行う。
【0073】 天井部の組み付け 天井部10の前部においては、図9、図11,図12に
示すように、図2に示す下部天板12の重ねシロ12F
の外側を、上部天板11の重ねシロ11Fの内側に重ね
合わせて、リベットにより接合する。この時、重ねシロ
11Fの先端部11fを折り曲げて補強リブ10Sを形
成する。
【0074】また、天井部10の後部においては、図
9、図11,図13に示すように、図2に示す下部天板
12の重ねシロ12Bの外側を、上部天板11の重ねシ
ロ11Bの内側に重ね合わせる。
【0075】そして、両側部においては、下部天板12
の重ねシロ12R,12Lの外側と、上部天板11の重
ねシロ11R,11Lの内側との間に、各側面部30、
40の内側側面板31,41の上部の重ねシロ31U,
41Uを挿入できるようにして置く。
【0076】 底部の組み付け この底部20の前部においては、図9、図11,図14
に示すように、図3に示す下部底板22の重ねシロ22
Fの端部を、上部底板11の下面に突き合わせると共
に、折り曲げシロ21fを折り曲げて補強リブ20Sを
形成する。
【0077】また、底部20の後部においては、図9、
図11,図15に示すように、図3に示す下部天板22
の重ねシロ22Bの外側を、上部天板21の重ねシロ2
1Bの内側に重ね合わせる。
【0078】そして、両側部においては、下部天板22
の重ねシロ22R,22Lの外側と、上部天板21の重
ねシロ21R,21Lの内側との間に、各側面部30、
40の内側側面板31,41の下部の重ねシロ31D,
41Dと、外側側面板32,42の下部の重ねシロ32
D,42Dを挿入できるようにして置く。
【0079】 天井部と側面部の内側側面板との組み
付け 次に、天井部10を側面部30,40の内側側面板3
1,41の上部に組み付ける。
【0080】この組み付けは、天井部10の右側におい
て、右側面部30の内側側面板31の上部の重ねシロ3
1Uを、下部天板12の上方Uに折り曲げられた重ねシ
ロ12Rの外側と、上部天板11の下方Dに折り曲げら
れた重ねシロ11Rの内側との間に挿入し、また、天井
部10の左側においては,図13に示すように、左側面
部40の内側側面板41の上部の重ねシロ41Uを、下
部天板12の上方Uに折り曲げられた重ねシロ12Lの
外側と、上部天板11の下方Dに折り曲げられた重ねシ
ロ11Lの内側との間に挿入して行う。
【0081】 底部と側面部の内側側面板との組み付
け 次に、底部20を側面部30,40の内側側面板31,
41の下部に組み付けて中間枠体2を形成する。
【0082】この組み付けは、底部20の右側におい
て、右側面部30の内側側面板31の下部の重ねシロ3
1Dを上部底板21の下方に折り曲げられた重ねシロ2
1Rの外側に当接し、また、底部20の左側において、
図15に示すように、左側面部40の内側側面板41の
下部の重ねシロ41Dを、上部底板21の下方Dに折り
曲げられた重ねシロ21Lの外側Lに当接して行う。
【0083】 背面板の組み付け 次に、図7に示すように、上記の組み付けで天井部10
と底部20と両内側側面板31,41とで形成された中
間枠体2に背面部50を組み付けて、中間箱体3を形成
する。
【0084】この組み付けは、図13,図15に示すよ
うに、図6に示す背面部50の背面板51の上部の平坦
な重ねシロ51Uを上部天板11の重ねシロ11Bの外
側に重ね合わせ、背面板51の下部の平坦な重ねシロ5
1Dを下部底板22の重ねシロ22Bの外側に重ね合わ
せると共に、右側面部30の内側側面板31の後部の重
ねシロ31Bのある角部の外側を背面板51の右側の重
ねシロ51Rのある折り曲げ部の内側に当接し、更に、
左側面部40の内側側面板41の後部の重ねシロ41B
のある角部の外側を背面板51の左側の重ねシロ51L
のある折り曲げ部の内側に当接して行う。
【0085】そして、図10に示す天井部10の後部1
2B,11B,51Uの三枚重ねと、底部20の後部の
三枚重ね21B,22B,51Dの部分Z1をブライン
ドリベットを使用したリベットにより接合すると共に、
図11(a)に示す背面板51の左右の重ねシロ51
R,51Lのある部分Z2をリベット接合する。
【0086】 右側面部の外側側面板の組み付け 次に、図8に示すように、中間箱体3に右側面部30の
外側側面板32を組み付ける。
【0087】この組み付けは、右側から右側面部30の
外側側面板32を当接して行うが、この時、外側側面板
32の上部の上面部30Uの先端の下方Dに折り曲げて
形成された重ねシロ32Uが、上部天板11の重ねシロ
11Rの外側と当接する。
【0088】図9に示すように、この外側側面板32の
重ねシロ32Uと上部天板11の重ねシロ11Rと内側
側面板31の上部の重ねシロ31Uと下部天板12の重
ねシロ12Rとの4枚重ねの部分Z3は、外側側面板3
2のリベット加工用孔32Hを利用して、ブラインドリ
ベットで接合する。
【0089】図9に示すように、外側側面板32の下部
の下面部30Dの先端の下方Dに折り曲げてされた重ね
シロ32Dが、上部底板12の重ねシロ12Rの外側に
重なった内側側面板31の重ねシロ31Dと当接するの
で、更に、下部底板11の重ねシロ11Rを折り重ね
て、この四枚重ねの部分Z4をブラインドリベットによ
り接合する。
【0090】また、図11(a)に示すように、外側側
面板31の後部の内側Lに折り曲げられた先端側の重ね
シロ32Bが背面板51の後側の右端部51R’に重な
る。この部分51R’は内側側面板31の重ねシロ31
Bも重なっており、この三枚重ねの部分Z5をリベット
により接合する。
【0091】そして、右側面部30の外側側面板32の
前部の内側Lに折り曲げられた正面部30Fの先端側の
被巻き返し部32Fは、図11(a)に示すように、内
側側面板31に当接し、この当接部分は図11(a)に
示すように、外側側面板32の巻き返し部32fを巻き
込んで固定される。
【0092】 左側面部の外側側面板の組み付け 最後に、図8に示すように、中間箱体3に左側面部40
の外側側面板42を組み付ける。
【0093】この組み付けは、左側から左側面部40の
外側側面板42を当接して行うが、前部を除いては、右
側面部30の外側側面板32を組み付けと同じである。
【0094】そして、この前部においては、内側側面板
41の巻き返し部41fのある部分は、被巻き返し部4
2fが図11(a)に示すように、内側側面板41の巻
き返し部41fの角部に当接させて、この当接部分を図
11(a)に示すように、外側側面板42の巻き返し部
42fを巻き込んで固定される。
【0095】一方、左側面部40の外側側面板42の前
部の内側に折り曲げられた正面部40Fの巻き返しの無
い部分は、図11(b)に示すように、内側側面板41
に当接して形成される。
【0096】以上のように、各部分の組み付け構造を重
ねシロを設けて構成することにより、組み立て時の二重
壁の距離を維持するのが容易となると共に、強度の維持
が容易となる。また、この重ねシロの重合部分をリベッ
ト接合することにより、容易に強固な二重壁構造を形成
できる。
【0097】そして、以上の組み付けにより、筐体1が
完成する。
【0098】この組み付けが完了した図1に示す筐体の
組み付け終了状態の構成を、図9〜図11に示す。
【0099】なお、上記で説明したゲーム機の筐体1の
構成及びその組み付け方法は、一例であり、本発明の構
成要件を満足するものであれば、他の構成や、組み付け
順序、接合方法を用いてもよく、本発明はこの実施の形
態で説明した構成及び順序及び接合方法のみに限定され
るものでは無い。
【0100】
【発明の効果】本発明によるゲーム機の筐体によれば、
次のような効果を奏することができる。
【0101】1)天井部と底部と右側面部と左側面部と
背面部とを有する、パチンコやスロットマシン等のゲー
ム機器を収容する筐体において、金属板構造を採用した
ことにより、廃棄処分時の分別作業が容易になり、金属
材料としてリサイクル使用が可能となる。
【0102】そして、二重壁を採用することにより、薄
い金属板による構成であっても筐体に要求される十分な
強度を確保できる。
【0103】また、二重壁を採用することにより、内側
壁となる部分にスリットを入れて折り曲げることによ
り、スロットマシン等の機器類の取付部を形成できるの
で、機器類の取付用ブラケットが不要となり、この取付
用ブラケットの取付工数も減少することができる。その
ため、製造コストを低減できる。
【0104】2)天井部と底部と右側面部と左側面部と
を金属板の二重壁で形成し、面積が広く筐体の重量に大
きく影響する背面部を一重壁で形成することにより、二
重壁と一重壁を合理的に組み合わせることができ、これ
により、必要な強度と剛性を確保しつつ、筐体の重量を
著しく軽減できる。
【0105】3)筐体の組み付けにおいて、溶接接合や
はんだ接合を使用せずに、リベットによる接合と、巻き
返しによる接合を使用することにより、溶接に比べて製
造設備が簡単となり、また、はんだ付けに比べて工数が
少なくなるので、製造コストを低減できる。
【0106】4)筐体全体を同一種類の金属で形成する
ことにより、金属板部分を分解して分別する必要がなく
なり、廃棄処分時の分別作業が簡便となる。
【0107】5)二重壁を形成する金属板の強度に対し
て、一重壁の背面部を形成する金属板の強度を大きくす
ることにより、一重壁となるために、二重壁部分に比べ
て強度的に弱くなりがちな背面部を強化して強度面にお
ける全体的なバランスを維持することが比較的簡単にで
きる。
【0108】6)背面部を形成する金属板の板厚を、二
重壁を形成する金属板の板厚の1.3〜1.7倍、好ま
しくは1.5倍で形成することにより、強度と重量のバ
ランスがうまく取れるので、軽量で、強度的にも優れた
ゲーム機の筐体を構成することができる。
【0109】7)二重壁構造の内側壁となる部分にスリ
ットを入れて折り曲げて、スロットマシンの機器類の取
付部を形成することにより、機器類の取付用ブラケット
が不要となるので、この取付用ブラケットの取付工数も
減少し、製造コストを低減できる。
【0110】8)また、このゲーム機の筐体において、
上部天板、下部天板、上部底板、下部底板、外側側面板
の隣り合う辺に折り曲げによる重ねシロを深い絞り加工
によって折り曲げられた重ねシロを用いることにより、
角部の強度を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム機の筐体を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のゲーム機の筐体を構成する天井部の分解
及び組み立てを示す斜視図である。
【図3】図1のゲーム機の筐体を構成する底部の分解及
び組み立てを示す斜視図である。
【図4】図1のゲーム機の筐体を構成する右側面部の分
解及び組み立てを示す斜視図である。
【図5】図1のゲーム機の筐体を構成する左側面部の分
解及び組み立てを示す斜視図である。
【図6】図1のゲーム機の筐体を構成する背面部の分解
及び組み立てを示す斜視図である。
【図7】図1のゲーム機の筐体を組み付ける途中の中間
段階を示す斜視図である。
【図8】図1のゲーム機の筐体を組み付ける途中の最終
段階を示す斜視図である。
【図9】図1のゲーム機の筐体の各部の組み付け終了状
態を示す、前方から見た断面図である。
【図10】図1のゲーム機の筐体の各部の組み付け終了
状態を示す、右方から見た断面図である。
【図11】図1のゲーム機の筐体の各部の組み付け終了
状態を示す、上方から見た断面図であり、(a)は左側
面部の巻き返しのある部分を示す断面図で、(b)は左
側面部の巻き返しのない部分のみを示す断面である。
【図12】図1のゲーム機の筐体の前方左上の組み付け
状態を示す、模式的な分解及び組み立てを示す斜視図で
ある。
【図13】図1のゲーム機の筐体の後方左上の組み付け
状態を示す、模式的な分解及び組み立てを示す斜視図で
ある。
【図14】図1のゲーム機の筐体の前方左下の組み付け
状態を示す、模式的な分解及び組み立てを示す斜視図で
ある。
【図15】図1のゲーム機の筐体の後方左下の組み付け
状態を示す、模式的な分解及び組み立てを示す斜視図で
ある。
【図16】図1のゲーム機の筐体の背面部に取り付ける
背面用取り付け治具を示す図で、(a)は左前上方から
見た斜視図で、(b)は右後上方から見た斜視図で、
(c)は上方から見た部分断面図である。
【符号の説明】
1 ゲーム機の筐体 2 中間枠体 3 中間箱体 10 天井部 11 上部天板 12 下部天板 20 底部 21 上部底板 22 下部底板 30 右側面部 31 内側側面板(右側面部) 32 外側側面板(右側面部) 40 左側面部 41 内側側面板(左側面部) 42 外側側面板(左側面部) 50 背面部 51 背面板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部と底部と右側面部と左側面部と背
    面部とを有する、パチンコやスロットマシン等のゲーム
    機器を収容する筐体において、該筐体を金属板構造で形
    成すると共に、前記天井部と前記底部と前記右側面部と
    前記左側面部と背面部の少なくとも一つを金属板の二重
    壁で形成することを特徴とするゲーム機の筐体。
  2. 【請求項2】 天井部と底部と右側面部と左側面部と背
    面部とを有する、パチンコやスロットマシン等のゲーム
    機器を収容する筐体において、該筐体を金属板構造で形
    成すると共に、前記天井部と前記底部と前記右側面部と
    前記左側面部とを金属板の二重壁で形成し、前記背面部
    を金属板の一重壁で形成することを特徴とするゲーム機
    の筐体。
  3. 【請求項3】 該筐体の組み付けにおける接合をリベッ
    ト接合と板金の巻き返しによる接合で行うことを特徴と
    する請求項1又は2に記載のゲーム機の筐体。
  4. 【請求項4】 該筐体全体を構成する金属板とリベット
    を同一種類の金属で形成することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載のゲーム機の筐体。
  5. 【請求項5】 前記天井部と前記底部と前記右側面部と
    前記左側面部を形成する金属板の強度よりも、前記背面
    部を形成する金属板の強度を大きくして形成することを
    特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のゲーム
    機の筐体。
  6. 【請求項6】 前記背面部を形成する金属板の板厚を、
    前記天井部と前記底部と前記右側面部と前記左側面部を
    形成する金属板の板厚の1.3〜1.7倍の範囲内にし
    て形成することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1
    項に記載のゲーム機の筐体。
  7. 【請求項7】 前記二重壁構造の内側壁となる金属板部
    にスリットを入れて、該金属板の一部分を折り曲げて、
    スロットマシン用機器の取付部を形成することを特徴と
    する請求項1〜6のいずれか1項に記載のゲーム機の筐
    体。
  8. 【請求項8】 金属板の二重壁構造の天井部と底部と右
    側面部と左側面部と、金属板の一重壁構造の背面部とを
    有し、前記天井部が上部天板と下部天板とから、前記底
    部が上部底板と下部底板とから、右側側面部と左側側面
    部の各側面部が内側側面板と外側側面板とからそれぞれ
    形成される、パチンコやスロットマシン等のゲーム機器
    を収容する筐体の組み付けにおいて、 前記天井部と前記底部と前記内側側面板とを組み付けて
    中間枠体を形成する工程と、該中間枠体に、背面部を形
    成する背面板を組み付けて中間箱体を形成する工程と、
    該中間箱体に前記外側側面板を組み付ける工程を含むこ
    とを特徴とするゲーム機の筐体の組み付け方法。
JP2000263147A 2000-08-31 2000-08-31 ゲーム機の筐体及びその組み付け方法 Pending JP2002065945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000263147A JP2002065945A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 ゲーム機の筐体及びその組み付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000263147A JP2002065945A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 ゲーム機の筐体及びその組み付け方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002065945A true JP2002065945A (ja) 2002-03-05

Family

ID=18750735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000263147A Pending JP2002065945A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 ゲーム機の筐体及びその組み付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002065945A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004041468A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Ryuichiro Nozaki ゲーム機の筐体及びその再利用方法
JP2004329323A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Aruze Corp 遊技機
JP2004344633A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Aruze Corp 遊技機
JP2004344449A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Aruze Corp スロットマシン
JP2005073923A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Aruze Corp 遊技機
JP2005087248A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Torasuteii:Kk キャビネットボックス
JP2005087247A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Torasuteii:Kk キャビネットボックス
JP2005095207A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Aruze Corp 遊技機
JP2005198949A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Torasuteii:Kk キャビネットボックス
JP2006006747A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2006006751A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2006006414A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2006006752A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2006006415A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2007037662A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Santekku:Kk スロットマシンの筐体
JP2007093173A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JP2011115374A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Sakurai Kogyo:Kk 遊技機の外枠
JP2016174697A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 中東産業株式会社 ゲーム機用筐体
JP2018038671A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 株式会社トラスティー 遊技機筐体

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004041468A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Ryuichiro Nozaki ゲーム機の筐体及びその再利用方法
JP2004329323A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Aruze Corp 遊技機
JP2004344633A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Aruze Corp 遊技機
JP2004344449A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Aruze Corp スロットマシン
JP2005073923A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Aruze Corp 遊技機
JP2005087248A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Torasuteii:Kk キャビネットボックス
JP2005087247A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Torasuteii:Kk キャビネットボックス
JP2005095207A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Aruze Corp 遊技機
JP2005198949A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Torasuteii:Kk キャビネットボックス
JP2006006414A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2006006415A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2006006751A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2006006752A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2006006747A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Aruze Corp 遊技機
JP2007037662A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Santekku:Kk スロットマシンの筐体
JP4700433B2 (ja) * 2005-08-01 2011-06-15 有限会社櫻井工業 スロットマシンの筐体
JP2007093173A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JP4739890B2 (ja) * 2005-09-30 2011-08-03 三洋電機株式会社 空気調和装置
JP2011115374A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Sakurai Kogyo:Kk 遊技機の外枠
JP2016174697A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 中東産業株式会社 ゲーム機用筐体
JP2018038671A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 株式会社トラスティー 遊技機筐体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002065945A (ja) ゲーム機の筐体及びその組み付け方法
CA2120397A1 (en) Pallet
US11160711B2 (en) Corrugated cardboard coffin
JP5056956B2 (ja) 車両下部構造
JPH11157569A (ja) 梱包用コーナー材
JP7292677B2 (ja) 組立式段ボール棺
JP7168208B2 (ja) 折畳式段ボール棺
JP7159985B2 (ja) サスペンションメンバ
JP3028190B2 (ja) 紙材製箱体
JP4465904B2 (ja) 制御盤筐体
JP2002205734A (ja) 組立式箱
JP2009119037A (ja) 段ボール棺
JPH11334646A (ja) 車両用車体フレームの結合構造
JP2003299767A (ja) ゲーム機用外筐
KR20180121465A (ko) 농산물용 접이식 골판지 상자 및 그것의 조립방법
JP2002126289A (ja) 遊技機器の支持体
JPH09228759A (ja) 投入口付きドア
JPH0520628Y2 (ja)
JP2006036235A (ja) 段ボールケース及びその組立用半体
JPH09156680A (ja) 洗濯機等の包装装置
JP2009291586A (ja) 遊技機の外枠
KR20020091649A (ko) 플라스틱 수납상자
JP6342833B2 (ja) ゲーム機用筐体
JP3071028U (ja) 段ボール紙製輸送用パレット
JP3135773U (ja) 桁材及びこれを用いたスキッド並びにパレット