JP6826170B1 - 電解ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】電解水生成装置の小型化を容易に図ることができる電解ユニットを提供する。【解決手段】電解ユニット1は、少なくとも、水を電気分解するための複数の電解槽セル2を備える。電解槽セル2の各々は、内部に電解室20を区画するためのケース23と、電解室20を陽極側の陽極室21と陰極側の陰極室22とに区分するための隔膜24とを含む。複数の電解槽セル2は、隔膜24の向きを互いに揃えかつ隔膜24の法線方向Dに重ねられた積層体5である。【選択図】図1

Description

本発明は、水を電気分解するための複数の電解槽セルを備えた電解ユニットに関する。
従来、複数の電解槽セルを備えた電解ユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−114445号公報
上記特許文献1に開示されている電解ユニットでは、各電解槽セルは独立して設けられ、各電解槽セル間には、供給管、排出管が装着されている。
しかしながら、上記電解槽セルのレイアウトでは、電解ユニットが肥大化し、電解水生成装置の小型化を図ることが困難となる。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、電解水生成装置の小型化を容易に図ることができる電解ユニットを提供することを主たる目的としている。
本発明は、水を電気分解するための複数の電解槽セルを備えた電解ユニットであって、前記電解槽セルの各々は、内部に電解室を区画するためのケースと、前記電解室を陽極側の陽極室と陰極側の陰極室とに区分するための隔膜とを含み、前記複数の電解槽セルは、前記隔膜の向きを互いに揃えかつ前記隔膜の法線方向に重ねられた積層体である。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記複数の電解槽セルの前記ケースが互いに当接している、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記各電解槽セルは、前記各電解槽セルを前記法線方向に貫くボルトによって一体的に固着されている、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記ケースは、前記陽極室を区画するための第1ケース片と、前記陰極室を区画するための第2ケース片とを含み、前記法線方向に隣り合う一方の前記電解槽セルの前記第1ケース片と、他方の前記電解槽セルの前記第2ケース片とが固着されている、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、各第1ケース片には、前記陽極室に電気分解のための水を供給するための第1供給口と、前記陽極室から電気分解された水を取り出すための第1排出口とが形成され、各第1供給口は、前記法線方向に一直線上に配され、各第1排出口は、前記法線方向に一直線上に配されている、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記各第1供給口は、前記法線方向にのびる第1供給管によって互いに連通され、前記第1供給管は、前記各第1ケース片ごとに設けられ前記各第1供給口と連通される複数の第1管片が、前記法線方向に連結されることにより構成される、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記各第1排出口は、前記法線方向にのびる第1排出管によって互いに連通され、前記第1排出管は、前記各第1ケース片ごとに設けられ前記各第1排出口と連通される複数の第2管片が、前記法線方向に連結されることにより構成される、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、各第2ケース片には、前記陰極室に電気分解のための水を供給するための第2供給口と、前記陰極室から電気分解された水を取り出すための第2排出口とが形成され、各第2供給口は、前記法線方向に一直線上に配され、各第2排出口は、前記法線方向に一直線上に配されている、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記各第2供給口は、前記法線方向にのびる第2供給管によって互いに連通され、前記第2供給管は、前記各第2ケース片ごとに設けられ前記各第2供給口と連通される複数の第3管片が、前記法線方向に連結されることにより構成される、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記各第2排出口は、前記法線方向にのびる第2排出管によって互いに連通され、前記第2排出管は、前記各第2ケース片ごとに設けられ前記各第2排出口と連通される複数の第4管片が、前記法線方向に連結されることにより構成される、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記法線方向の一端側の前記第1ケース片の外端面及び前記法線方向の他端側の前記第2ケース片の外端面には、補強部材が装着される、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記法線方向にのび、各第1管片及び各第2管片を前記各第1ケース片に押し当てて固定する第1固定部材をさらに含む、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解ユニットにおいて、前記法線方向にのび、各第3管片及び各第4管片を前記各第2ケース片に押し当てて固定する第2固定部材をさらに含む、ことが望ましい。
本発明の前記電解ユニットでは、前記複数の電解槽セルは、前記隔膜の向きを互いに揃えかつ前記隔膜の前記法線方向に重ねられた前記積層体である。これにより、各電解槽セルの間隔が詰められ、前記電解ユニットの前記法線方向の長さが抑制される。従って、電解水生成装置の小型化を容易に図ることが可能となる。
本発明の電解ユニットの概略構成を示す斜視図である。 上記電解ユニットの分解図である。 上記電解ユニットを構成する電解槽セルの分解図である。 上記電解槽セルの断面図である。 上記電解ユニットの第1供給管及び第2供給管の分解図である。 上記電解ユニットの第1排出管及び第2排出管の分解図である。 第1ケース片、第2ケース片及び第2管片、第4管片の一部が破断された電解ユニットの斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1及び図2は、本実施形態の電解ユニット1の構成を示している。電解ユニット1は、水を電気分解するための複数の電解槽セル2を備える。このような電解ユニット1は、短時間で大量の電解水を生成でき、多人数の電解水透析治療や農業分野等での電解水の利用に適している。そして、複数の電解ユニット1等によって一つの電解水生成装置が構成されていてもよい。
本実施形態では、6個の電解槽セル2等によって電解ユニット1が構成されている。電解槽セル2の数は、2個以上であれば、特に限定されない。従って、電解槽セル2の個数は、単位時間に必要とされる電解水の量に応じて調整される。
図3及び図4は、電解槽セル2の構成を示している。各電解槽セル2は、内部に電解室20を区画するためのケース23と、電解室20を陽極側の陽極室21と陰極側の陰極室22とに区分するための隔膜24とを含む。
図1、2に示されるように、複数の電解槽セル2は、各隔膜24の向きを互いに揃えて、すなわち、各隔膜24の法線方向Dが一致するように配されている。そして、電解槽セル2は、隔膜24の法線方向Dに積み重ねられている。従って、複数の電解槽セル2によって積層体5が構成される。これにより、各電解槽セル2の間隔が詰められ、電解ユニット1の法線方向Dの長さが抑制され、電解水生成装置の小型化を容易に図ることが可能となる。
本電解ユニット1では、隔膜24の法線方向Dに隣り合う複数の電解槽セル2のケース23は、互いに当接しているのが望ましい。これにより、各電解槽セル2が隙間なく密着するので、各電解槽セル2の間隔をより一層詰めることが可能となる。また、隣り合う電解槽セル2間での法線方向Dの水圧が打ち消し合うので、ケース23の厚さを薄く設定することが可能となり、電解ユニット1の小型化を容易に図ることが可能となる。なお、各電解槽セル2は、ブッシュやスペーサー等を介して積み重ねられていてもよい。
本電解ユニット1では、各電解槽セル2は、ボルト51によって一体的に固着されている。ボルト51は、各電解槽セル2を法線方向Dに貫いている。これにより、電解ユニット1の組立及び分解が容易となり、電解槽セル2のメンテナンスが容易となる。例えば、不具合が生じた電解槽セル2を容易に取り外して、新たな電解槽セル2に交換することが可能となる。
図3、4に示されるように、ケース23は、陽極室21を区画するための第1ケース片3と、陰極室22を区画するための第2ケース片4とを含んでいる。第1ケース片3及び第2ケース片4は、例えば、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)やPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂によって形成されている。
第1ケース片3及び第2ケース片4は、法線方向Dから視て、矩形状に形成されている。第1ケース片3及び第2ケース片4には、ボルト51を挿通させるための貫通穴31及び41が設けられている。貫通穴31は、第1ケース片3の外周部に適宜の間隔を隔てて形成されている。一方、貫通穴41は、第2ケース片4の外周部に適宜の間隔を隔てて形成されている。
本実施形態では、法線方向Dに隣り合う一方の電解槽セル2の第1ケース片3と、他方の電解槽セル2の第2ケース片4とが背中合わせに配置され固着されている。背中合わせに配置とは、第1ケース片3の背面(法線方向Dで陽極室21が形成されていない端面)と第2ケース片4の背面(法線方向Dで陰極室22が形成されていない端面)とが、向き合っている配置である。これにより、陽極室21と陰極室22とが、法線方向Dに交互に配される。
電解室20には、隔膜24と陽極給電体25と陰極給電体26とが配される。隔膜24、陽極給電体25及び陰極給電体26は、それぞれ矩形状に形成されている。陽極給電体25は陽極室21に配され、陰極給電体26は陰極室22に配される。
隔膜24は、陽極給電体25と陰極給電体26との間に配される。すなわち、隔膜24の一方側に陽極給電体25が他方側に陰極給電体26がそれぞれ配される。陽極給電体25及び陰極給電体26には、直流電圧を印加するための給電端子(図示せず)が接続されている。陽極側及び陰極側の給電端子は、一部がケース23の外部に突出され、電源回路等と接続されている。電解室20の陽極室21及び陰極室22の両方に水が供給され、陽極給電体25及び陰極給電体26に直流電圧が印加されることにより、電解室20内で水の電気分解が生ずる。
隔膜24は、第1ケース片3及び第2ケース片4とは概略相似する矩形状に形成されている。隔膜24は、電気分解で生じたイオンを通過させ、隔膜24を介して陽極給電体25と陰極給電体26とが電気的に接続される。隔膜24には、例えば、スルホン酸基を有するフッ素系の樹脂材料からなる固体高分子材料が用いられている。
固体高分子材料を用いた隔膜24を有する電解槽セル2では、中性の電解水素水及び電解酸素水が生成される。電解室20内で水が電気分解されることにより、陰極室22では、水素ガスが溶け込んだ電解水素水が得られ、陽極室21では酸素ガスが溶け込んだ電解酸素水が得られる。陰極室22にて生成された電解水素水は、血液透析治療の際に発生する活性酸素を除去し、患者の酸化ストレスの軽減に適しているとして注目されている。また、農業分野においては、単位面積当たりの収量増加、栄養価の高い高機能作物の栽培が期待できるとして注目されている。
陽極給電体25及び陰極給電体26は、それぞれ、その板厚方向で水が行き来可能に構成されている。陽極給電体25及び陰極給電体26には、例えば、エクスパンドメタル等の網状の金属が適用されうる。このような、網状の陽極給電体25及び陰極給電体26は、隔膜24を挟持しながら、隔膜24の表面に水を行き渡らせることができ、電解室20内での電気分解を促進する。本実施形態では、陽極給電体25及び陰極給電体26として、例えば、チタニウム製のエクスパンドメタルの表面に白金のめっき層が形成されたものが適用されている。白金のめっき層は、チタニウムの酸化を防止する。
陽極給電体25及び陰極給電体26の外周縁の外側には、第1ケース片3と第2ケース片4との合わせ面からの水漏れを防止するための封止部材27が設けられている。封止部材27は、隔膜24の両側に配されている。隔膜24の外周部は、封止部材27によって挟持されている。
各第1ケース片3には、陽極室21に電気分解のための水を供給するための第1供給口32と、陽極室21から電気分解された水を取り出すための第1排出口33とが形成されている。第1供給口32は、第1ケース片3の短手方向に沿ってのびる一方の側壁に形成され、陽極室21と連通している。第1排出口33は、第1ケース片3の短手方向に沿ってのびる他方の側壁に形成され、陽極室21と連通している。
各第2ケース片4には、陰極室22に電気分解のための水を供給するための第2供給口42と、陰極室22から電気分解された水を取り出すための第2排出口43とが形成されている。第2供給口42は、第2ケース片4の短手方向に沿ってのびる一方の側壁に形成され、陰極室22と連通している。第2排出口43は、第2ケース片4の短手方向に沿ってのびる他方の側壁に形成され、陰極室22と連通している。
図2及び3から理解できるように、各電解槽セル2が法線方向Dに沿って積み重ねられたとき、各第1供給口32は、隔膜24の法線方向Dに一直線上に配されている。同様に、各第1排出口33は、隔膜24の法線方向Dに一直線上に配されている。これにより、各第1供給口32及び各第1排出口33が整然と配置される。
また、各電解槽セル2が法線方向Dに沿って積み重ねられたとき、各第2供給口42は、隔膜24の法線方向Dに一直線上に配されている。同様に、各第2排出口43は、隔膜24の法線方向Dに一直線上に配されている。これにより、各第2供給口42及び各第2排出口43が整然と配置される。
図5は、電解ユニット1の下部に配される第1供給管6及び第2供給管8の構成を示している。同図では、3つの電解槽セル2が積み重ねられる形態が示されている。
図2、5に示されるように、各電解槽セル2の第1供給口32は、隔膜24の法線方向Dにのびる第1供給管6によって互いに連通されている。第1供給管6は、複数の第1管片61が、法線方向Dに連結されることにより構成されている。
各第1管片61は、隔膜24の法線方向Dにのびる本体部62と、隔膜24の面内方向に平行にのびる枝部63とを有している。本体部62の内部及び枝部63の内部は、管状に形成され、互いに連通している。本体部62の長さは、電解槽セル2の厚さに応じて設定される。複数の第1管片61が、法線方向Dに連結されることにより、各本体部62の内部が法線方向Dに連通する。本体部62の法線方向Dの両端には、本体部62の外側に突出するフランジ64が形成され、隣り合う第1管片61のフランジ64が互いに当接されることにより、第1管片61が連結され、第1供給管6が構成される。
第1供給管6は、各第1管片61の各枝部63が各第1供給口32に連通するように、各第1ケース片3に装着される。これにより、枝部63を介して各第1供給口32と第1供給管6の本体部62とが連通する。
第1供給管6の一端には、第1供給管6の一端を閉鎖するための蓋部材11が装着される。蓋部材11の第1管片61側の端縁には、フランジ12が形成されている。蓋部材11のフランジ12が第1供給管6の一端側の第1管片61のフランジ64に当接されることにより、蓋部材11が、第1供給管6に装着され、クリップ13によって第1管片61に固定される。クリップ13は、フランジ12及びフランジ64を一体的に保持する。
第1供給管6の他端には、第1供給管6を水の供給元からのびる管と接続するためのジョイント部材14が装着される。ジョイント部材14の第1管片61側の端縁にはフランジ15が形成されている。ジョイント部材14のフランジ15が第1供給管6の他端側の第1管片61のフランジ64に当接されることにより、ジョイント部材14が、第1供給管6に装着され、クリップ13によって第1管片61に固定される。クリップ13は、フランジ15及びフランジ64を一体的に保持する。なお、各第1管片61間並びに第1管片61と蓋部材11及びジョイント部材14との間には、例えば、Oリング等の封止部材16が装着される。
図6は、電解ユニット1の上部に配される第1排出管7及び第2排出管9の構成を示している。同図では、3つの電解槽セル2が積み重ねられる形態が示されている。
図2、6に示されるように、各電解槽セル2の第1排出口33は、隔膜24の法線方向Dにのびる第1排出管7によって互いに連通されている。第1排出管7は、複数の第2管片71が、法線方向Dに連結されることにより構成されている。
第2管片71の構成は、第1管片61と同様である。すなわち、第2管片71は、本体部72と、枝部73とを有している。本体部72の法線方向Dの両端には、フランジ74が形成され、隣り合う第2管片71のフランジ74が互いに当接されることにより、第2管片71が連結され、第1排出管7が構成される。第1排出管7は、各枝部73の内部が各第1排出口33に連通するように、各第1ケース片3に装着される。
第1排出管7の一端には蓋部材11が装着され、クリップ13によって第2管片71に固定される。第1排出管7の他端には、第1排出管7を電解水の供給先に至る管と接続するためのジョイント部材14が装着され、クリップ13によって第2管片71に固定される。
図2、5に示されるように、各電解槽セル2の第2供給口42は、隔膜24の法線方向Dにのびる第2供給管8によって互いに連通されている。第2供給管8は、複数の第3管片81が、法線方向Dに連結されることにより構成されている。
第3管片81の構成は、第1管片61と同様である。すなわち、第3管片81は、本体部82と、枝部83とを有している。本体部82の法線方向Dの両端には、フランジ84が形成され、隣り合う第3管片81のフランジ84が互いに当接されることにより、第3管片81が連結され、第2供給管8を構成する。第2供給管8は、各枝部83の内部が各第2供給口42に連通するように、各第2ケース片4に装着される。
第2供給管8の一端には蓋部材11が装着され、クリップ13によって第3管片81に固定される。第2供給管8の他端には、第2供給管8を水の供給元からのびる管と接続するためのジョイント部材14が装着され、クリップ13によって第3管片81に固定される。
図2、6に示されるように、各電解槽セル2の第2排出口43は、隔膜24の法線方向Dにのびる第2排出管9によって互いに連通されている。第2排出管9は、複数の第4管片91が、法線方向Dに連結されることにより構成されている。
第4管片91の構成は、第2管片71と同様である。すなわち、第4管片91は、本体部92と、枝部93とを有している。本体部92の法線方向Dの両端には、フランジ94が形成され、隣り合う第4管片91のフランジ94が互いに当接されることにより、第4管片91が連結され、第2排出管9が構成される。第2排出管9は、各枝部93の内部が各第2排出口43に連通するように、各第2ケース片4に装着される。
第1供給管6、一つの電解ユニット1における各陽極室21が並列に接続され、第1排出管7によって、一つの電解ユニット1における各陰極室22が並列に接続される。これにより、短時間で大量の電解水を生成することが可能となる。
各第1管片61及び各第2管片71は、各第1ケース片3ごとに設けられている。各第3管片81及び各第4管片91は、各第2ケース片4ごとに設けられている。これにより、電解ユニット1を構成する電解槽セル2の数に応じて第1管片61を増減することにより、第1供給管6の長さを自在に調整可能となり、容易かつ安価に第1供給管6が構成される。
第1管片61、第2管片71、第3管片81及び第4管片91は、例えば、合成樹脂材料によって同一の形状に成形される。これにより、第1供給管6、第1排出管7、第2供給管8及び第2排出管9が、安価に製造可能となる。
各電解槽セル2では水が電気分解されることによって、各陰極室22では水素ガスが発生し、各陽極室21では酸素ガスが発生し、各陰極室22及び各陽極室21の内圧が高まり、第1ケース片3の背面及び第2ケース片4の背面には大きな水圧が掛けられる。
図2に示されるように、法線方向Dの一端側(図中左手前側)の第1ケース片3の背面(外端面)及び法線方向Dの他端側の第2ケース片4の背面(外端面)には、第1補強部材52が装着される、のが望ましい。本実施形態の第1補強部材52は、例えば、ステンレス鋼等の金属を板金加工することにより、板状に形成されている。第1補強部材52は、隔膜24と平行に配され、ボルト51によって第1ケース片3及び第2ケース片4と固着されている。第1補強部材52によって、上記一端側の第1ケース片3及び上記他端側の第2ケース片4が強化され、水圧による第1ケース片3及び第2ケース片4の膨張が抑制される。
さらに本実施形態では、第1補強部材52の外側に、第1ケース片3及び第2ケース片4の短手方向にのびる第2補強部材53が配されている、のが望ましい。第2補強部材53は、例えば、第1補強部材52よりも厚い金属によって形成されている。第2補強部材53には、ボルト51に対応する雌ねじが形成されていてもよい。第2補強部材53によって水圧による第1ケース片3及び第2ケース片4の膨張が、より一層抑制される。
本実施形態において、法線方向Dに隣り合う電解槽セル2間で互いに背中合わせに配置される第1ケース片3と第2ケース片4との間では、第1補強部材52及び第2補強部材53は省かれている。その理由は、第1ケース片3の外端面に掛かる水圧と第2ケース片4の外端面に掛かる水圧とが打ち消し合うためである。
本実施形態では、第1供給管6及び第1排出管7は、第1固定部材55によって第1ケース片3に固定されるのが望ましい。第1固定部材55は、各第1管片61及び各第2管片71を各第1ケース片3に押し当てて固定する。第1固定部材55としては、例えば、法線方向Dにのび、断面がL字状の金属製のアングル材が適用される。このような第1固定部材55によって、簡素な構成で複数の第1管片61及び第2管片71を第1ケース片3に強固に固定し、かつ、陽極室21等の水圧に抗して第1ケース片3に押し付けることが可能となる。
本実施形態の第1固定部材55は、法線方向Dの両端部で、第1補強部材52に固定されている。すなわち、第1固定部材55は、ボルト57(図1参照)等の締結により、第1補強部材52に固定されている。これにより簡素な構成で、第1供給管6及び第1排出管7を第1ケース片3に強固に固定することが可能となる。
また、第2供給管8及び第2排出管9は、第2固定部材56によって第2ケース片4に固定されるのが望ましい。第2固定部材56の詳細は上記第1固定部材55と同等であるので、その説明は省略される。
第1管片61の枝部63の先端には、枝部63の外側に突出するフランジ65が形成されている。同様に、第2管片71の枝部73の先端にはフランジ75が、第3管片81の枝部83の先端にはフランジ85が、第4管片91の枝部93の先端にはフランジ95が、それぞれ形成されている。
図7は、第1ケース片3、第2ケース片4及び第2管片71、第4管片91の一部が破断された電解ユニット1の斜視図である。以下では、図7を参照して、主として、第2管片71及び第4管片91の取付構造について説明するが、第1管片61及び第3管片81の取付構造についても第2管片71等と同様である。
本実施形態の第1ケース片3には、第1排出管7と対向する側壁(短手方向にのびる側壁)から第1排出管7の側に突出する突出部35が形成されている。第1排出口33は、突出部35の先端に設けられ、第1ケース片3には、陽極室21から突出部35を貫通して第1排出口33に至る排出管36が形成されている。
第2管片71は、枝部73の先端が第1ケース片3の突出部35に当接するように装着され、フランジ75が第1固定部材55によって第1ケース片3の突出部35に押し当てられて固定されている。なお、突出部35と第2管片71との間には、水漏れを防止するための封止部材28が設けられている。
突出部35の両側には、第1ケース片3の側壁から突出する突起37が形成されている。各側の突起37は、電解槽セル2が積み重ねられたとき、第1固定部材55に対向するように、法線方向Dに沿って配列されている。
第1固定部材55が第1補強部材52に取り付けられたとき、突起37は第1固定部材55の下面と当接する。電解室20等に水が満たされると、第2管片71は、陽極室21及び排出管36等からの水圧により第1ケース片3から離れる方向(図7中、上方向)に力を受け、第1固定部材55にはモーメントが生ずる。本実施形態では、突起37が第1固定部材55と当接しているので、第1固定部材55の変形が抑制され、突出部35と第2管片71との間での水漏れが効果的に抑制される。
同様に、本実施形態の第2ケース片4には、突出部45、排出管46及び突起47が形成されている。第4管片91は、枝部93の先端が第2ケース片4の突出部45に当接するように装着され、フランジ75が第1固定部材55によって第2ケース片4に押し当てられて固定されている。第2固定部材56が第1補強部材52に取り付けられたとき、突起47は第2固定部材56と当接する。従って、電解室20等の水圧による第2固定部材56の変形が抑制され、突出部45と第4管片91との間での水漏れが効果的に抑制されうる。
図5に示されるように、突出部35は、第1ケース片3の第1供給管6と対向する側壁からも第1供給管6の側に突出して形成されている。第1供給口32は、突出部35の先端に設けられている。この突出部35の両側には、第1ケース片3の側壁から突出する突起37が形成されている。第1固定部材55が第1補強部材52に取り付けられたとき、突起37は第1固定部材55と当接し、第1固定部材55の変形が抑制され、突出部35と第1管片61との間での水漏れが効果的に抑制される。
同様に、突出部45は、第2ケース片4の第2供給管8と対向する側壁からも第2供給管8の側に突出して形成されている。第2供給口42は、突出部45の先端に設けられている。この突出部45の両側には、第2ケース片4の側壁から突出する突起47が形成されている。第2固定部材56が第1補強部材52に取り付けられたとき、突起47は第2固定部材56と当接し、第2固定部材56の変形が抑制され、突出部45と第3管片81との間での水漏れが効果的に抑制される。
本実施形態では、第1ケース片3の突起37は、第2ケース片4の突起47と法線方向Dで隣り合う位置にも配されている。これにより、第1固定部材55の変形がさらに抑制され、突出部35と第1管片61及び第2管片71との間での水漏れがより一層抑制される。また、第2ケース片4の突起47は、第1ケース片3の突起37と法線方向Dで隣り合う位置にも配されている。これにより、第2固定部材56の変形がさらに抑制され、突出部45と第3管片81及び第4管片91との間での水漏れがより一層抑制される。
各第1ケース片3及び各第2ケース片4の側壁には、突起38及び48が設けられていてもよい。突起38は、例えば、第1ケース片3において、第1供給口32及び第1排出口33が設けられていない側壁(長手方向にのびる側壁)に形成され、突起48は、第2ケース片4において、第2供給口42及び第2排出口43が設けられていない側壁に形成される。このような位置に設けられた突起38及び48は、電解槽セル2の積み重ねの妨げとならない。
突起38及び48は、第1ケース片3と第2ケース片4とが向かい合わせに配置されたとき、互いに隣接し対向する位置に配されている。突起38及び48は、電解槽セル2の仮組の際に用いられる。例えば、クリップ(図示せず)等によって、対向する突起38及び48を把持することにより、第1ケース片3に対する第2ケース片4の位置ずれ等が抑制される。仮組された電解槽セル2が積み重ねられ、ボルト51によって固着された後は、突起38及び48に装着されている上記クリップは取外されてもよい。
以上、本発明の電解ユニット1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、本発明の電解ユニット1は、少なくとも、水を電気分解するための複数の電解槽セル2を備え、電解槽セル2の各々は、内部に電解室20を区画するためのケース23と、電解室20を陽極側の陽極室21と陰極側の陰極室22とに区分するための隔膜24とを含み、複数の電解槽セル2は、隔膜24の向きを互いに揃えかつ隔膜24の法線方向Dに重ねられた積層体5を構成していればよい。
例えば、隔膜24は、上述した固体高分子電解質膜によって構成される形態に限られず、電解水生成装置の用途に応じて、変更されうる。より具体的には、農業分野での電解水の散布や灌水に電解水生成装置が用いられる場合、隔膜24には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)親水膜が適用されてもよい。これに伴い、第1ケース片3及び第2ケース片4の形状や陽極給電体25及び陰極給電体26の配置等は適宜変更されていてもよい。
また、第1供給管6、第1排出管7、第2供給管8及び第2排出管9は、上述した構成に限られず、適宜変更可能である。
1 電解ユニット
2 電解槽セル
3 第1ケース片
4 第2ケース片
5 積層体
6 第1供給管
7 第1排出管
8 第2供給管
9 第2排出管
20 電解室
21 陽極室
22 陰極室
23 ケース
24 隔膜
32 第1供給口
33 第1排出口
42 第2供給口
43 第2排出口
51 ボルト
52 第1補強部材
55 第1固定部材
56 第2固定部材
61 第1管片
71 第2管片
81 第3管片
91 第4管片
D 法線方向

Claims (9)

  1. 水を電気分解するための複数の電解槽セルを備えた電解ユニットであって、
    前記電解槽セルの各々は、内部に電解室を区画するためのケースと、前記電解室を陽極側の陽極室と陰極側の陰極室とに区分するための隔膜とを含み、
    前記複数の電解槽セルは、前記隔膜の向きを互いに揃えかつ前記隔膜の法線方向に重ねられた積層体であり、
    前記ケースは、前記陽極室を区画するための第1ケース片と、前記陰極室を区画するための第2ケース片とを含み、
    前記法線方向に隣り合う一方の前記電解槽セルの前記第1ケース片と、他方の前記電解槽セルの前記第2ケース片とが固着され、
    各第1ケース片には、前記陽極室に電気分解のための水を供給するための第1供給口と、前記陽極室から電気分解された水を取り出すための第1排出口とが形成され、
    各第1供給口は、前記法線方向に一直線上に配され、
    前記各第1供給口は、前記法線方向にのびる第1供給管によって互いに連通され、
    前記第1供給管は、前記各第1ケース片ごとに設けられ前記各第1供給口と連通される複数の第1管片が、前記法線方向に連結されることにより構成され、
    前記法線方向にのび、各第1管片を前記各第1ケース片に押し当てて固定する第1固定部材をさらに含む、
    電解ユニット。
  2. 各第1排出口は、前記法線方向に一直線上に配され、
    前記各第1排出口は、前記法線方向にのびる第1排出管によって互いに連通され、
    前記第1排出管は、前記各第1ケース片ごとに設けられ前記各第1排出口と連通される複数の第2管片が、前記法線方向に連結されることにより構成され、
    前記第1固定部材は、各第2管片を前記各第1ケース片に押し当てて固定する、請求項1に記載の電解ユニット。
  3. 前記法線方向の一端側の前記第1ケース片の外端面及び前記法線方向の他端側の前記第2ケース片の外端面には、補強部材が装着される、請求項1または2に記載の電解ユニット。
  4. 前記第1固定部材は、前記補強部材に固定されている、請求項3に記載の電解ユニット。
  5. 水を電気分解するための複数の電解槽セルを備えた電解ユニットであって、
    前記電解槽セルの各々は、内部に電解室を区画するためのケースと、前記電解室を陽極側の陽極室と陰極側の陰極室とに区分するための隔膜とを含み、
    前記複数の電解槽セルは、前記隔膜の向きを互いに揃えかつ前記隔膜の法線方向に重ねられた積層体であり、
    前記ケースは、前記陽極室を区画するための第1ケース片と、前記陰極室を区画するための第2ケース片とを含み、
    前記法線方向に隣り合う一方の前記電解槽セルの前記第1ケース片と、他方の前記電解槽セルの前記第2ケース片とが固着され、
    各第2ケース片には、前記陰極室に電気分解のための水を供給するための第2供給口と、前記陰極室から電気分解された水を取り出すための第2排出口とが形成され、
    各第2供給口は、前記法線方向に一直線上に配され、
    前記各第2供給口は、前記法線方向にのびる第2供給管によって互いに連通され、
    前記第2供給管は、前記各第2ケース片ごとに設けられ前記各第2供給口と連通される複数の第3管片が、前記法線方向に連結されることにより構成され、
    前記法線方向にのび、各第3管片を前記各第2ケース片に押し当てて固定する第2固定部材をさらに含む、
    電解ユニット。
  6. 各第2排出口は、前記法線方向に一直線上に配され、
    前記各第2排出口は、前記法線方向にのびる第2排出管によって互いに連通され、
    前記第2排出管は、前記各第2ケース片ごとに設けられ前記各第2排出口と連通される複数の第4管片が、前記法線方向に連結されることにより構成され、
    前記第2固定部材は、各第4管片を前記各第2ケース片に押し当てて固定する、請求項5に記載の電解ユニット。
  7. 前記法線方向の一端側の前記第1ケース片の外端面及び前記法線方向の他端側の前記第2ケース片の外端面には、補強部材が装着される、請求項5または6に記載の電解ユニット。
  8. 前記第2固定部材は、前記補強部材に固定されている、請求項7に記載の電解ユニット。
  9. 前記各電解槽セルは、前記各電解槽セルを前記法線方向に貫くボルトによって一体的に固着されている、請求項1ないし8のいずれかに記載の電解ユニット。
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