JP6825403B2 - 画像処理装置、省電力モード制御方法及び省電力モード制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、省電力モード制御方法及び省電力モード制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、省電力モード制御方法及び省電力モード制御プログラムに関し、特に、省電力モードとして電力消費量が異なる複数のモードを備える画像処理装置、省電力モードを制御する省電力モード制御方法及び省電力モード制御プログラムに関する。
MFP(Multi-Functional Peripherals)などの画像処理装置は、待機モードにおいて一定時間無操作状態又はジョブが無い状態が続いた場合に、省電力モードに移行する制御が行われており、この省電力モードへの移行タイミングに関する技術は広く知られている。上記省電力モードには、待機モードよりも消費電力が小さいモード(Sleepモードと呼ぶ。)と、Sleepモードよりも消費電力が小さいモード(Deep Sleepモードと呼ぶ。)と、がある。Sleepモードは、例えば、MFPのパネルの電源をオフにして電力消費を抑えるモードであり、Deep Sleepモードは、例えば、CPU(Central Processing Unit)のクロック周波数を下げたり、定着装置のヒータをオフにしたりして電力消費を抑えるモードである。
また、MFPの省電力機能に関して、ウィークリータイマー(以下、WTと略記する。)機能が知られている。このWT機能は、予めSleepモードやDeep Sleepモードに入る日時を設定し、設定日時になるとSleepモードやDeep Sleepモードに移行する制御を行う。
このようなMFPの省電力モードに関する技術として、例えば、下記特許文献1には、複数の端末装置と、電力状態を省電力モードと通常モードとに切り換える1又は複数の画像形成装置がネットワークを介して接続された電子会議システムにおいて、前記端末装置の中の所定の端末装置に、電子会議の開始/終了等のイベントに係わる情報と、前記イベントの実行開始後の経過時間を含むタイミング情報を入力し、前記タイミング情報が入力された所定の端末装置は、前記イベントが実行され、さらに前記イベントに対応する時間が経過すると、前記画像形成装置に、当該画像形成装置の電力状態を省電力モードから通常モードに移行させるためのコマンドを送信し、当該コマンドを受信した省電力モードの画像形成装置を通常モードに切り換える構成が開示されている。
また、下記特許文献2には、画像形成が可能な状態で待機する待機モードと、待機モードよりも消費電力が小さく画像形成を実行できないスリープモードとを切り替え制御する制御手段と、自装置の周囲に設定された特定エリア内に位置するユーザに関する情報を取得するユーザ情報取得手段と、を備え、前記制御手段は、前記スリープモードにおいて、省電力性よりもユーザの利便性を優先させた第1制御形態と、ユーザの利便性よりも省電力性を優先させた第2制御形態とのいずれかとすることが可能であり、第1制御形態と第2制御形態との切り替えを、前記ユーザ情報取得手段によって取得された情報に基づいて行う画像形成装置が開示されている。
また、下記特許文献3には、機器の省電力モード移行から所定の経過期間内になされた印刷指示回数を算出する算出部と、所定の設定期間における前記印刷指示回数が基準値を上回っているか判別する判別部と、前記印刷指示回数が前記基準値を上回っているとき前記省電力モードへの移行期間をプラス補正し、前記基準値以下のとき前記省電力モードへの移行期間をマイナス補正する補正部と、を具備する画像形成装置が開示されている。
特開2009−118398号公報 特開2014−165531号公報 特開2008−083506号公報
上述した省電力機能は、操作状態やジョブ処理状態、予め設定した日時などに基づいて省電力モードへの移行を制御するものであるが、MFPを使用するユーザの種別やMFPの使用形態(例えば、決済方法)、使用場所などは様々であり、適切に省電力モードを制御するのは困難である。
この問題に対して、上記特許文献1では、イベントの実行開始後の経過時間を含むタイミング情報に基づいて省電力モードへの移行タイミングを制御しているが、この技術は、電子会議等において会議の進行内容や時間配分が既知であることを前提にしているため、スケジュールが確定しない環境に設置されたMFPの制御には利用できない。また、上記特許文献2では、特定エリアにいる人をログイン可能な人数としているため、エリアが確定しない環境に設置されたMFPの制御には利用できない。また、上記特許文献3では、印刷指示回数に基づいて省電力モードへの移行期間を補正しているが、この技術は、履歴情報に基づく制御であり、様々な種別のユーザが混在する環境に設置されたMFPの制御には利用できない。
また、ウィークリータイマー機能は、予め定められた時間外に利用を禁止する機能であり、この機能は会社内に設置されるMFPのように、社員のみが利用可能であり、業務以外の利用が禁止される環境では有効である。しかしながら、大学や高校などの学校施設内に設置されるMFPのように、教員や職員、学生などの様々な種別のユーザが利用可能、又は、役所や図書館などの公共施設内に設置されるMFPのように、職員、来訪者などの様々な種別のユーザが利用可能であり、業務以外の利用も禁止されない環境では、ウィークリータイマー機能を利用することができない。
すなわち、従来の技術は、ユーザの種別や使用形態(例えば、決済方法)、使用場所が確定できる環境(いわゆるクローズ環境)では有効であるが、ユーザの種別や使用形態、使用場所が確定できない環境(いわゆるオープン環境)では、これらの技術を用いても、省電力モードへの移行タイミングを適切に制御することはできない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、装置を使用するユーザの種別や装置の使用形態(決済方法)、使用場所に応じて、適切に省電力モードを制御することができる画像処理装置、省電力モード制御方法及び省電力モード制御プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置であって、所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得部と、所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定部と、待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる動作制御部と、を備え、前記動作制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御し、前記動作制御部は、いずれか又は特定のユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第1の省電力モードから前記第2の省電力モードに移行するタイミングであっても、前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、ことを特徴とする。さらに、 本発明の一側面は、複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置であって、所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得部と、所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定部と、 待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる動作制御部と、を備え、前記動作制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御し、前記動作制御部は、前記第2の省電力モード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第2の省電力モードから前記第1の省電力モードに移行させる、ことを特徴とする。
本発明の一側面は、複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置における省電力モード制御方法であって、所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得処理と、所定の時間間隔で、前記
ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定処理と、待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる際に、前記判定処理の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御する動作制御処理と、を実行し、前記動作制御処理では、いずれか又は特定のユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第1の省電力モードから前記第2の省電力モードに移行するタイミングであっても、前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、ことを特徴とする。さらに、本発明の一側面は、複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置における省電力モード制御方法であって、所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得処理と、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が、当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定処理と、待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる際に、前記判定処理の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御する動作制御処理と、を実行し、前記動作制御処理では、前記第2の省電力モード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第2の省電力モードから前記第1の省電力モードに移行させる、ことを特徴とする。
本発明の一側面は、複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置で動作する省電力モード制御プログラムであって、前記画像処理装置の制御部に、所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得処理、所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定処理、待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる際に、前記判定処理の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御する動作制御処理、を実行させ、前記動作制御処理では、いずれか又は特定のユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第1の省電力モードから前記第2の省電力モードに移行するタイミングであっても、前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、ことを特徴とする。さらに、本発明の一側面は、複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置で動作する省電力モード制御プログラムであって、前記画像処理装置の制御部に、所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得処理、所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定処理、待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる際に、前記判定処理の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御する動作制御処理、を実行させ、 前記動作制御処理では、前記第2の省電力モード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第2の省電力モードから前記第1の省電力モードに移行させる、ことを特徴とする
本発明の画像処理装置、省電力モード制御方法及び省電力モード制御プログラムによれば、装置を使用するユーザの種別や装置の使用形態(決済方法)、使用場所に応じて、適切に省電力モードを制御することができる。
その理由は、複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置(当該画像処理装置で動作する省電力モード制御プログラム)は、所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯(又は使用可能な時間帯と使用可能な決済方法、又は使用可能な時間帯と使用可能な使用場所)を規定するユーザ情報を取得し、所定の時間間隔で、取得したユーザ情報に基づいて、ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるか(又は当該ユーザ種別のユーザが使用可能な決済方法で使用可能な時間帯であるか、又は当該ユーザ種別のユーザが使用可能な使用場所で使用可能な時間帯であるか)を判定し、待機モードの状態が所定時間継続した場合に待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる動作制御の際に、上記の判定結果に基づいて、第2の省電力モードの移行を制御するからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る省電力モードの制御に使用するICカードの一例を示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る省電力モードの制御に使用するユーザ情報の一例を示すテーブルである。 上記ユーザ情報の共有を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る省電力モードの制御に使用するマシン固有情報の一例を示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る電力状態の判定マトリクスを示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る電力状態の判定マトリクスを示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る電力状態の判定マトリクスを示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る電力状態の判定マトリクスを示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(全体フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(MFPの使用可能時間帯の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るMFPの使用可能時間帯の判定結果を示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(使用可能な決済方法の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る使用可能な決済方法の判定結果を示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(使用可能な使用場所の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る使用可能な使用場所の判定結果を示すテーブルである。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザのみ”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+決済方法”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+決済方法”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+決済方法”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+使用場所”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+使用場所”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+使用場所”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+使用場所”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+使用場所”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+使用場所”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理(省電力モードが”ユーザ+使用場所”の場合の判定フロー)を示すフローチャート図である。 MFPの状態と消費電力との関係を説明する図である。 WTを説明する図である。 ケース1の課題を説明する図である。 ケース1の解決手段を説明する図である。 ケース1の他の課題を説明する図である。 ケース1の他の解決手段を説明する図である。 ケース2の課題を説明する図である。 ケース2の解決手段を説明する図である。 ケース3の課題を説明する図である。 ケース3の解決手段を説明する図である。 ケース4の課題を説明する図である。 ケース4の解決手段を説明する図である。
背景技術で示したように、MFPなどの画像処理装置は、通常の動作モード(通常モード又は待機モード)において一定時間無操作状態又はジョブが無い状態が続いた場合に省電力モード(SleepモードやDeep Sleepモード)に移行することにより、消費電力の低減を図っており、省電力モードへの移行タイミングに関して様々な技術が提案されている。
ここで、消費電力を低減するには、頻繁に省電力モードに移行するように制御すればよいが、通常、MFPが省電力モードから通常モードに復帰するには、30秒〜5分間程度の時間を要し、その間、ユーザは待たされることになるため、素早い印刷が必要な場合に不便である。図21は、MFPの状態と消費電力の関係を示す図である。図21(a)に示すように、MFPがジョブ処理中又は起動中の場合、エンジンの各部(露光装置や現像装置、定着装置など)を動作させたり、パネルを点灯させたりするため、消費電力は大きな値となるが、一定時間無操作状態又はジョブが無い状態が続いた場合は待機状態になり、主にエンジンの動作を抑制することにより、消費電力を低減することができる。更に、待機状態が一定時間続いた場合はSleep状態になり、例えば、パネルの電源をオフにして消費電力を低減することができ、Sleep状態が一定時間続いた場合はDeep Sleep状態になり、例えば、CPUのクロック周波数を下げたり、定着装置のヒータをオフにしたりして消費電力を低減することができる。
この動作モードの移行に関して、消費電力の大きい動作モードから消費電力の小さい動作モードに移行する場合は、基本的に装置の機能や電源をオフにするだけであるため、動作モードの移行時間は短い(図21(a)における立ち下がりが垂直に近い)が、消費電力の小さい動作モードから消費電力の大きい動作モードに復帰する場合は、装置の機能や電源をオンにするのみならず、動作が安定するまで待つ必要があるため、動作モードの移行時間は長くなる(図21(a)における立ち上がりが傾斜する)。例えば、Deep Sleepモードから通常モードに復帰するには、CPUのクロック周波数を上げたり、定着装置のヒータをオンにして温度を上げたり、パネルの電源をオンにしてパネルに操作画面を表示させたりする必要があり、CPUのクロック周波数が安定し、定着装置のヒータが一定温度に到達し、パネルが操作可能な状態になるまでに時間を要する。また、Sleepモードから通常モードに復帰する場合も同様であり、パネルの電源をオンにしてパネルに操作画面を表示させる必要があり、パネルが操作可能な状態になるまでに時間を要する。従って、省電力モードを制御する場合は、通常モード又は待機モードに復帰するまでのタイムラグを考慮する必要がある。
上記はMFPの状態に応じて動作モードを移行させる場合の方法であるが、日時に基づいて動作モードを移行させる場合は、WT(ウィークリータイマー)機能を用いることもできる。図22は、WT機能の設定例であり、例えば、WTの適用範囲を12時から15時に設定した場合、12時になると待機モードからDeep Sleepモードに移行し、15時になるとDeep Sleepモードから待機モードに移行する。
このWT機能は、日時を指定する方法であるが、あるイベントを開始する際に、そのイベントのタイムスケジュールに合わせてMFPの動作モードを制御することもできる。例えば、特許文献1では、電子会議システムで使用する電子会議サーバ内の通常モード移行タイミング管理部がイベント情報を受信すると、当該イベント情報に対応するタイミング情報記録テーブルの時間情報欄の時間を監視し、当該時間が経過すると通常モード移行指示コマンドをMFPに送信し、MFPの省電力制御部は通常モード移行指示コマンドを受信すると、MFPが省電力モードの場合には、省電力モードから通常モードに移行するようにしている。
このようなWT機能や特許文献1の技術を利用することにより、省電力モードを制御することができるが、上述したように、消費電力の小さい動作モードから消費電力の大きい動作モードに復帰するまでに待ち時間が生じるため、このタイムラグを考慮して省電力モードを制御する必要がある。
ここで、電子会議などの参加者の目的が決まっている場合や、会議の進行内容や時間配分などが予め分かっている場合は、時間経過に合わせてMFPの電力状態を適切に管理することは可能であるが、学校施設や公共施設などに設置されるMFPのように、使用者の利用目的が決まっていない環境(オープン環境)においては、特許文献1のようなタイミング情報記録テーブルを利用することはできず、MFPの電力状態、すなわち、省電力モードへの移行タイミングや省電力モードからの移行タイミングを適切に制御することはできない。更に、オープン環境に置かれたMFPは、装置を使用するユーザの種別や装置の使用形態(例えば、決済方法)、使用場所などにより、時間に応じて省電力モードを切り替えたいという要望もある。
そこで、本発明の一実施の形態では、省電力モードを有する画像処理装置において、ユーザの種別毎に、使用可能時間帯、決済方式、使用場所などを関連付けたユーザ情報を管理し、ユーザ情報に基づいて画像処理装置を使用可能な時間であるかを判定することにより、適切に省電力モードの移行を制御する。具体的には、サーバなどから、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯(又は使用可能な時間帯と使用可能な決済方法、又は使用可能な時間帯と使用可能な使用場所)を規定するユーザ情報を取得し、所定の時間間隔で、取得したユーザ情報に基づいて、ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるか(又は当該ユーザ種別のユーザが使用可能な決済方法で使用可能な時間帯であるか、又は当該ユーザ種別のユーザが使用可能な使用場所で使用可能な時間帯であるか)を判定し、この判定結果に基づいて、第2の省電力モードの移行を制御する。
上記制御について、以下の4つのケースについて具体的に説明する。
<ケース1:パターン1>
図23に示すように、MFPがDeep Sleepモードから待機モードに移行するまでに時間がかかるため、MFPを使用可能なユーザが多い時間帯や、特定のユーザが使用可能な時間帯は、省電力モード(Deep Sleepモード)へは移行させたくない場合がある。この場合は、図24に示すように、SleepモードからDeep Sleepモードへの移行制御において、ユーザ数が多い又は特定のユーザが使用可能な場合(例えば、学生が使用可能な場合)は、Deep Sleepモードには移行せずにSleepモードのままとし、ユーザがMFPを使用する時の待ち時間を短くする。すなわち、いずれかのユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、SleepモードからDeep Sleepモードに移行するタイミングであっても、Deep Sleepモードへの移行を禁止する制御を行う。
<ケース1:パターン2>
図25に示すように、WT機能などを用いてDeep Sleepモードに移行する制御を行う場合において、WTの適用範囲の時間帯(ここでは12時から14時)は、ユーザ数やユーザの種別に関係なくDeep Sleepモードに移行してしまう。この場合は、図26に示すように、Deep Sleepモードに移行した後に、ユーザ数が多い又は特定のユーザが使用可能な時間帯になる場合(例えば、学生が14時から15時の時間帯で使用可能な場合)は、Deep SleepモードからSleepモードに移行させ、ユーザがMFPを使用する時の待ち時間を短くする。すなわち、Deep Sleepモード中に、いずれかの種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、Deep SleepモードからSleepモードに移行させる制御を行う。
<ケース2>
図27に示すように、WT機能を適用しない時間帯であってもMFPを使用するユーザがいない時間帯(全ユーザが使用禁止の場合)は、消費電力を抑えたい場合がある。この場合は、図28に示すように、MFPを使用可能なユーザがいない時間帯はDeep Sleepモードに移行し、消費電力を抑える。すなわち、Deep Sleepモード以外の他のモード中に、全ての種別のユーザの使用不可能な時間帯になった場合は、他のモードからDeep Sleepモードに移行させる制御を行う。
<ケース3>
図29に示すように、MFPの決済方式が固定されている場合に、省電力モードに設定することができない。この場合は、図30に示すように、ユーザの時間帯毎の決済方法を見て、後課金(カウンタ課金)でのみ使用が許可されているMFPはSleepモードまでの移行とし、前課金(コインベンダ)でのみで使用が許可されているMFPは、コインベンダへのコイン投入等の時間があるため、Deep Sleepモードまで移行を許可する。すなわち、Deep Sleepモード以外の他のモード中に、いずれかの種別のユーザが後課金でのみ使用可能な時間帯になった場合は、他のモードからDeep Sleepモードへの移行を禁止する制御を行う。
<ケース4>
図31に示すように、MFPの使用場所が固定されている場合に、省電力モードに設定することができない。この場合は、図32に示すように、ユーザの時間帯ごとの使用場所を見て、不特定多数の者が使用する場所(例えば、生協)でのみ使用が許可されているMFPはSleepモードまでの移行とし、特定少数の者が使用する場所(例えば、研究室)でのみ使用が許可されているMFPは、生協等に比べてMFPの使用頻度は低いためDeep Sleepモードまでの移行を許可する。すなわち、Deep Sleepモード以外の他のモード中に、いずれかの種別のユーザがMFPの設置場所で使用可能な時間帯になった場合は、他のモードからDeep Sleepモードへの移行を禁止する制御を行う。
このような制御を行うことにより、様々なユーザが使用するようなオープン環境に置かれたMFPにおいても、適切に省電力モードの移行を制御することができる。また、MFPの管理者にとってもMFPの管理がしやすくなり、ユーザビリティの向上を図ることができる。なお、任意のオープン環境に置かれたMFPの省電力モード制御において上記効果を得ることができるが、以下の実施例では、学生と職員と教員とが混在する大学に置かれたMFPの省電力モード制御について説明する。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像処理装置、省電力モード制御方法及び省電力モード制御プログラムについて、図1乃至図20を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図2は、画像処理装置の構成を示すブロック図である。また、図3は、本実施例の省電力モードの制御に使用するカードの一例を示すテーブルであり、図4は、本実施例の省電力モードの制御に使用するユーザ情報の一例を示すテーブルである。また、図5は、ユーザ情報の共有を説明する模式図、図6は、本実施例の省電力モードの制御に使用するマシン固有情報の一例を示すテーブルであり、図7は、電力状態の判定マトリクスを示すテーブルである。また、図8、9、11、13、15乃至20は、本実施例の画像処理装置の処理を示すフローチャート図であり、図10、12、14は、各々、図9、11、13の判定結果を示すテーブルである。
図1(a)に示すように、本実施例の印刷システムは、1又は複数のMFPなどの画像処理装置10で構成され、複数の画像処理装置10は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク40を介して接続されている。なお、図1(a)では印刷システムを1又は複数の画像処理装置10で構成したが、図1(b)に示すように、通信ネットワーク40を介して、ユーザ情報を保持するサーバ30などが接続される構成としてもよい。
本実施例の画像処理装置10は、図2(a)に示すように、コントローラ(制御部)11、記憶部15、パネル(表示操作部)16、画像処理部17、画像読取部(スキャナ)18、印刷部(エンジン)19、後処理部20、ネットワークI/F部21、USB I/F部22、シリアルI/F部23などで構成される。
コントローラ11は、1又は複数のCPU12(ここでは4つのCPUからなるマルチコアCPU)と、ROM(Read Only Memory)13やRAM(Random Access Memory)14などのメモリとで構成され、CPU12は、ROM13や記憶部15に記憶した制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、画像処理装置10全体の動作を制御する。
上記コントローラ11は、図2(b)に示すように、情報取得部11a、判定部11b、動作制御部11cなどとして機能する。
情報取得部11aは、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯と必要に応じて使用可能な決済方法又は使用可能な使用場所とを規定する情報(以下、ユーザ情報と呼ぶ。)を親機となる画像処理装置10やサーバ30などから取得し、記憶部15などに記憶して管理する。上記ユーザ種別とは、グルーピングされたユーザの種別であり、本実施例では、大学の学生と職員と教員とするが、この種別は任意に設定可能である。また、ユーザ情報が追加/更新/削除された場合、ネットワークで接続されている画像処理装置10間又はサーバ30と画像処理装置10間でユーザ情報の追加/更新/削除を共有する。すなわち、親機となるMFPやサーバ30は、いずれかの画像処理装置10からユーザ情報の追加/更新/削除の通知を受け取った場合、他の画像処理装置10に追加/更新/削除されたユーザ情報を配信する。なお、上記ユーザ情報の取得方法は特に限定されず、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)で管理されるネットワーク機器が自分の状態を外部に知らせるために公開するMIB(Management Information Base)情報を用いて取得することができる。また、情報取得部11aは、画像処理装置10間又はサーバ30と画像処理装置10間で共有されないマシン固有情報(例えば、設置場所コード、前課金装置の有無など)の情報を記憶部15などに記憶して管理する。
判定部11bは、情報取得部11aが管理するユーザ情報やマシン固有情報に基づいて、ユーザ種別毎に、現在時刻が、当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるか、当該ユーザ種別のユーザが使用可能な決済方法で使用可能な時間帯であるか、当該ユーザ種別のユーザが使用可能な使用場所で使用可能な時間帯であるかなどを判定する。
動作制御部11cは、待機モードの状態が所定時間継続した場合に待機モードよりも消費電力が小さいSleepモード(第1の省電力モード)に移行させ、Sleepモードモードの状態が所定時間継続した場合にSleepモードモードよりも消費電力が小さいDeep Sleepモード(第2の省電力モード)に移行させる動作制御を行う。また、待機モードやSleepモード、Deep Sleepモードの状態において、パネル16の操作が行われたりジョブを受信したりした場合は、通常モードに復帰する動作制御を行う。その際、上記判定部11bの判定結果に基づいて、Deep Sleepモードの移行を制御する。
具体的には、いずれか又は特定のユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、SleepモードからDeep Sleepモードに移行するタイミングであっても、Deep Sleepモードへの移行を禁止する。また、Deep Sleepモード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、Deep SleepモードからSleepモードに移行させる。また、Deep Sleepモード以外の他のモード中に、全ての種別のユーザの使用不可能な時間帯になった場合は、他のモードからDeep Sleepモードに移行させる。また、Deep Sleepモード以外の他のモード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが後課金(カウンタ課金)でのみ使用可能な時間帯になった場合は、他のモードからDeep Sleepモードへの移行を禁止する。また、Deep Sleepモード以外の他のモード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが画像処理装置10の設置場所で使用可能な時間帯になった場合は、他のモードからDeep Sleepモードへの移行を禁止する。
なお、情報取得部11a、判定部11b、動作制御部11cは、ハードウェアとして構成してもよいし、コントローラ11を、情報取得部11a、判定部11b、動作制御部11cとして機能させる省電力モード制御プログラムとして構成し、当該省電力モード制御プログラムをCPU12に実行させる構成としてもよい。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU12が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、上述したユーザ情報、マシン固有情報などを記憶する。
パネル(表示操作部)16は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示部と、表示部上に電極が格子状に配列されたタッチパネル、マウス、キーボード、ハードスイッチなどの操作部とで構成され、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷に関する各種操作を可能にする。
画像処理部17は、RIP部(Raster Image Processor)として機能し、ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってビットマップ形式の画像データを生成する(この一連の処理をRIP処理と呼ぶ。)。また、画像処理部17は、必要に応じて、画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、画像処理部17は、生成した画像データを印刷部19に出力する。
画像読取部(スキャナ)18は、原稿台上の原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。
印刷部(エンジン)19は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成され、画像処理部17が生成した画像データや画像読取部18で読み込んだ画像データに基づく画像を、指定された用紙に印刷する。具体的には、帯電装置により帯電された感光体ドラムに露光装置から画像に応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を転写ベルトに1次転写し、転写ベルトから用紙に2次転写し、更に定着装置で用紙上のトナー像を定着させる処理を行う。
後処理部20は、断裁実行部、バインド実行部、折実行部などで構成され、給紙部から搬送される用紙束に対して、コントローラ11からの指示により、断裁や綴じ止め、折りなどのユーザの希望するフィニッシング処理を加えて出力する。
ネットワークI/F部21は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、画像処理装置10を通信ネットワーク40に接続し、ユーザ情報を管理する画像処理装置10(親機となる画像処理装置10)やサーバ30からユーザ情報を取得可能にする。
USB I/F部22は、FeliCa(登録商標、以下省略)やNFC(Near Field Communication)、Mifare(登録商標、以下省略)などのカード規格に基づいて、ICカードに記録された情報を読み取るカードリーダとの接続を可能にする。
シリアルI/F部23は、IEEE 1394(FireWire/i.LINK(登録商標))、Serial ATA(SATA)、InfiniBand、PCI Express、Serial Attached SCSI1などの規格に基づいて、印刷に対する料金を前課金で徴収するコインベンダ(前課金装置)との接続を可能にする。
なお、図2は本実施例の画像処理装置10の一例であり、その構成や制御は適宜変更可能である。
以下、本実施例の省電力モード制御方法について、具体的に説明する。図3は、本実施例のユーザが使用するICカード情報内の情報を示している。ICカードの規格として、FeliCa、NFC、Mifareなどがあり、FeliCaには、FeliCa(IDM)、FeliCa(SSFC)、FeliCa(FCF General)、FeliCa(FCF Campus)、FeliCa(Private)などのカードタイプがある。また、Mifareには、TypeA(Mifare UID)、TypeA(Mifare PID)などのカードタイプがある。そして、各々のカードタイプには記録可能なコードが規定されており、例えば、FeliCa(FCF Campus)では、2次コードとしてキャンパスコードを記録することができる。このキャンパスコードは16進数2byteで構成され、0X0000〜0xFFFFの範囲で設定することができる。例えば、キャンパスコードで人を分類する場合、大学の割り当てが0x0100〜0x010fであれば、教員に0X0100〜0x0101、職員に0X0102〜0x0103、学生に0X0104〜0x010Fを割り当てることができる。
図4は、FeliCa(FCF Campus)に記録された情報に基づいて作成されるユーザ情報の一例であり、使用者(キャンパスコード)/決済方法/使用場所/使用開始時間/使用終了時間/省電力モード/省電力対象外のユーザ/省電力対象外の使用場所などを含む。
このユーザ情報が追加/更新/削除された場合、ネットワークで接続されている画像処理装置10間で情報を共有する。例えば、図5(a)に示すように、通信ネットワーク40に4台の画像処理装置10が接続されており、その内の1台を親機、他を子機とした場合、子機でユーザ情報を更新したら、子機から親機に更新が通知され、親機は他の子機に最新のユーザ情報を配信する。また、図5(b)に示すように、通信ネットワーク40にサーバ30と3台の画像処理装置10(子機)とが接続されている場合、子機でユーザ情報を更新したら、子機からサーバ30に更新が通知され、サーバ30は他の子機に最新のユーザ情報を配信する。
図6は、マシン固有情報の一例である。各々の画像処理装置10は、マシン固有情報として、設置場所コードと前課金装置有無の情報を設定し保存しておく。このマシン固有情報は画像処理装置10間で共有されない。
図7は、電力状態の判定マトリクスであり、作図の都合上、図7(a)〜図7(d)に分図している。各々の画像処理装置10は、Sleep状態からDeep Sleep状態への移行タイミングや周期時刻(例えば、毎時00分)などのイベント発生時に、ユーザ情報とマシン固有情報から電力状態を決定する。
以下、図4のユーザ情報、図6のマシン固有情報、図7の電力状態の判定マトリクスを用いた省電力モード制御方法について説明する。CPU12は省電力モード制御プログラムを実行することにより、図8、9、11、13、15乃至20のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図中の吹き出しは、電力状態の判定マトリクスにおけるNo.を示している。
まず、全体フローについて、図8を参照して説明する。
コントローラ11(判定部11b)は、MFPの現在時刻aを取得する(S101)。次に、コントローラ11(判定部11b)は、MFPのジョブ状態を取得し(S102)、ジョブの実行が完了を待つ。次に、コントローラ11(判定部11b)は、MFPの電力状態(現在の動作モード)を取得し(S104)、SleepモードからDeep Sleepモードへの移行状態であるかを判断する(S105)。SleepモードからDeep Sleepモードへの移行状態でなければ(S105のNo)、コントローラ11(判定部11b)は、MFPの現在時刻bを取得する(S106)。そして、コントローラ11(判定部11b)は、現在時刻aの分が現在時刻bの分よりも大きいかを判断し(S107)、現在時刻aの分が現在時刻bの分以下の場合は(S107のNo)、S101に戻って同様の処理を繰り返す。なお、S107で現在時刻aの分と現在時刻bの分とを比較しているのは、所定の時間間隔(現在時刻bの分が”00”分になるタイミング)でS108以降の処理を実行するためであり、例えば、S101を省略し、S106で取得した現在時刻が”00”分になったらS108以降の処理を実行するようにしてもよい。
SleepモードからDeep Sleepモードへの移行状態であると判断した場合(S105のYes)、又は、現在時刻aの分が現在時刻bの分よりも大きい場合(S107のYes)、コントローラ11(判定部11b)は、ユーザ情報の”省電力モード”の情報(図7における”ユーザ情報の設定値”の中の”省電力モード”の欄の情報)を取得する(S108)。そして、コントローラ11(動作制御部11c)は、”省電力モード”の情報が”ユーザのみ”の場合は(S109のYes)、図15のフローチャート図に示す(a)の処理を実行し、”ユーザ+決済方法”の場合は(S110のYes)、図16のフローチャート図に示す(b)の処理を実行し、”ユーザ+使用場所”の場合は(S111のYes)、図17のフローチャート図に示す(c)の処理を実行する。”省電力モード”の情報が上記のいずれにも該当しない場合は(S109のNo、S110のNo、S111のNo)、図7(a)のNo.1に該当するため、コントローラ11(動作制御部11c)は、MFPの電力状態をDeep Sleepモードに移行させ(S112)、S101に戻って同様の処理を繰り返す。
次に、上記(a)〜(c)の処理について説明するが、各々の処理で共通する”MFPの使用可能時間帯の判定”と”使用可能な決済方法の判定”と”使用可能な使用場所の判定”について先に説明する。なお、これらの処理は、コントローラ11(判定部11b)により実行される。
[MFPの使用可能時間帯の判定フロー]
図9に示すように、まず、現在時刻を取得する(S201)。次に、変数”i”、”j”、”k”を”0”に設定し(S202)、図4のユーザ情報の項目4の”学生”に対する使用開始時間[i]及び使用終了時間[i]を取得する(S203、S204)。次に、現在時刻が使用開始時間[i]の後、かつ使用終了時間[i]の前であるかを判断し(S205)、上記条件を満たさない場合は(S205のNo)、変数”i”をインクリメント(1を加算)し(S206)、変数”i”が3未満であるかを判断する(S207)。そして、変数”i”が3未満の場合は(S207のYes)、S203に戻って同様の処理を繰り返す。なお、変数”i”が3未満であるかを判断するのは、図4の項目4において使用開始時間及び使用終了時間が0〜2で設定されているからである。
現在時刻が使用開始時間[i]の後、かつ使用終了時間[i]の前である場合(S205のYes)、又は、変数”i”が3以上の場合(S207のNo)、図4のユーザ情報の項目4の”職員”に対して、同様に、使用開始時間[j]及び使用終了時間[j]を取得し(S208、S209)、現在時刻が使用開始時間[j]の後、かつ使用終了時間[j]の前であるかを判断し(S210)、上記条件を満たさない場合は(S210のNo)、変数”j”をインクリメントし(S211)、変数”j”が3未満であるかを判断し(S212)、変数”j”が3未満の場合は(S212のYes)、S208に戻って同様の処理を繰り返す。
現在時刻が使用開始時間[j]の後、かつ使用終了時間[j]の前である場合(S210のYes)、又は、変数”j”が3以上の場合(S212のNo)、図4のユーザ情報の項目4”教員”に対して、同様に、使用開始時間[k]及び使用終了時間[k]を取得し(S213、S214)、現在時刻が使用開始時間[k]の後、かつ使用終了時間[k]の前であるかを判断し(S215)、上記条件を満たさない場合は(S215のNo)、変数”k”をインクリメントし(S216)、変数”k”が3未満であるかを判断し(S217)、変数”k”が3未満の場合は(S217のYes)、S213に戻って同様の処理を繰り返す。
図10は、上記フローの内容を示すテーブルであり、”学生”はi=0、1、2に対してS205の判断を行い、”職員”はj=0、1、2に対してS210の判断を行い、”教員”はk=0、1、2に対してS215の判断を行い、判断結果がOKの場合の”i”、”j”、”k”の値が保持される。
[使用可能な決済方法の判定フロー]
図11に示すように、まず、変数”ii”、”jj”、”kk”を”0”に設定し(S301)、図9のフローで保持した変数”i”の値を読み込む(S302)。次に、読み込んだ変数”i”が3未満であるかを判断し(S303)、変数”i”が3未満の場合は(S303のYes)、図4のユーザ情報の項目4の”学生”に対する決済方法を取得する(S304)。次に、取得した決済方法が前課金であるかを判断し(S305)、前課金の場合は(S305のYes)、変数”ii”に1を設定し(S306)、前課金でない場合は(S305のNo)、変数”ii”に2を設定する(S307)。
変数”i”が3以上の場合(S303のNo)又は、変数”ii”に1又は2を設定した後、図4のユーザ情報の”職員”に対して、同様に、変数”j”の値を読み込み(S308)、変数”j”が3未満であるかを判断し(S309)、変数”j”が3未満の場合は(S309のYes)、図4のユーザ情報の項目4の”職員”に対する決済方法を取得し(S310)、取得した決済方法が前課金であるかを判断し(S311)、前課金の場合は(S311のYes)、変数”jj”に1を設定し(S312)、前課金でない場合は(S311のNo)、変数”jj”に2を設定する(S313)。
変数”j”が3以上の場合(S309のNo)又は、変数”jj”に1又は2を設定した後、図4のユーザ情報の”教員”に対して、同様に、変数”k”の値を読み込み(S314)、変数”k”が3未満であるかを判断し(S315)、変数”k”が3未満の場合は(S315のYes)、図4のユーザ情報の項目4の”教員”に対する決済方法を取得し(S316)、取得した決済方法が前課金であるかを判断し(S317)、前課金の場合は(S317のYes)、変数”kk”に1を設定し(S318)、前課金でない場合は(S317のNo)、変数”kk”に2を設定する(S319)。
図12は、上記フローの内容を示すテーブルであり、”学生”はi=0、1、2に対してS305の判断を行い、”職員”はj=0、1、2に対してS311の判断を行い、”教員”はk=0、1、2に対してS317の判断を行い、判断結果に応じて”ii”、”jj”、”kk”の値(無し/前課金/後課金)が保持される。
[使用可能な使用場所の判定フロー]
図13に示すように、まず、変数”iii”、”jjj”、”kkk”を”0”に設定し(S401)、図9のフローで保持した変数”i”の値を読み込む(S402)。次に、読み込んだ変数”i”が3未満であるかを判断し(S403)、変数”i”が3未満の場合は(S403のYes)、図4のユーザ情報の項目4の”学生”に対する使用場所[i]を取得する(S404)。次に、取得した使用場所[i]が生協であるかを判断し(S405)、生協の場合は(S405のYes)、変数”iii”に1を設定する(S406)。使用場所[i]が生協でない場合は(S405のNo)、使用場所[i]が教室であるかを判断し(S407)、教室の場合は(S407のYes)、変数”iii”に2を設定し(S408)、教室でない場合は(S407のNo)、変数”iii”に3を設定する(S409)。
変数”i”が3以上の場合(S403のNo)又は、変数”iii”に1又は2又は3を設定した後、図4のユーザ情報の”職員”に対して、同様に、変数”j”の値を読み込み(S410)、変数”j”が3未満であるかを判断し(S411)、変数”j”が3未満の場合は(S411のYes)、図4のユーザ情報の項目4の”職員”に対する使用場所[j]を取得する(S412)。そして、使用場所[j]が生協であるかを判断し(S413)、生協の場合は(S413のYes)、変数”jjj”に1を設定し(S414)、生協でない場合は(S413のNo)、使用場所[i]が教室であるかを判断し(S415)、教室の場合は(S415のYes)、変数”jjj”に2を設定し(S416)、教室でない場合は(S415のNo)、変数”jjj”に3を設定する(S417)。
変数”j”が3以上の場合(S411のNo)又は、変数”jjj”に1又は2又は3を設定した後、図4のユーザ情報の”教員”に対して、同様に、変数”k”の値を読み込み(S418)、変数”k”が3未満であるかを判断し(S419)、変数”k”が3未満の場合は(S419のYes)、図4のユーザ情報の項目4の”教員”に対する使用場所[k]を取得する(S420)。そして、使用場所[k]が生協であるかを判断し(S421)、生協の場合は(S421のYes)、変数”kkk”に1を設定し(S422)、生協でない場合は(S421のNo)、使用場所[k]が教室であるかを判断し(S423)、教室の場合は(S423のYes)、変数”kkk”に2を設定し(S424)、教室でない場合は(S423のNo)、変数”kkk”に3を設定する(S425)。
図14は、上記フローの内容を示すテーブルであり、”学生”はi=0、1、2に対してS405、S407の判断を行い、”職員”はj=0、1、2に対してS413、S415の判断を行い、”教員”はk=0、1、2に対してS421、S423の判断を行い、判断結果に応じて”iii”、”jjj”、”kkk”の値(無し/生協/教室/研究室)が保持される。
次に、図8のS109がYesの場合の(a)の処理について、図15のフローチャート図を参照して説明する。(a)の処理は、ユーザ種別毎に定められたMFPの使用可能時間帯に基づいてMFPの電力状態を制御する処理であり、コントローラ11(動作制御部11c)により実行される。
図15に示すように、上述した図9のMFPの使用可能時間帯の判定結果を取得し(S501)、図4のユーザ情報の項目4の”省電力対象外のユーザ”を取得する(S502)。次に、”省電力対象外のユーザ”が”学生”であるかを判断し(S503)、”学生”の場合は(S503のYes)、使用可能時間帯の判定結果の変数”i”が3未満であるかを判断する(S504)。そして、変数”i”が3未満の場合は(S504のYes、)、図7(a)のNo.2の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にし(S508)、変数”i”が3以上の場合は(S504のNo)、図7(a)のNo.3の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S509)。
”省電力対象外のユーザ”が”学生”でない場合は(S503のNo)、”省電力対象外のユーザ”が”職員”であるかを判断し(S505)、”職員”の場合は(S505のYes)、使用可能時間帯の判定結果の変数”j”が3未満であるかを判断する(S506)。そして、変数”j”が3未満の場合は(S506のYes)、図7(a)のNo.4の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にし(S508)、変数”j”が3以上の場合は(S506のNo)、図7(a)のNo.5の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S509)。また、”省電力対象外のユーザ”が”職員”でない場合は(S505のNo)、使用可能時間帯の判定結果の変数”k”が3未満であるかを判断する(S507)。そして、変数”k”が3未満の場合は(S507のYes)、図7(a)のNo.6の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にし(S508)、変数”k”が3以上の場合は(S507のNo)、図7(a)のNo.7の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S509)。
その後、図8のS101に戻って同様の処理を繰り返す。
次に、図8のS110がYesの場合の(b)の処理について、図16のフローチャート図を参照して説明する。(b)の処理は、ユーザ種別毎に定められたMFPの使用可能時間帯と使用可能な決済方法とに基づいてMFPの電力状態を制御する処理であり、コントローラ11(動作制御部11c)により実行される。なお、図16は作図の都合上、(a)〜(c)に分図している。
図16(a)に示すように、上述した図9のMFPの使用可能時間帯の判定結果を取得すると共に(S601)、上述した図11の使用可能な決済方法の判定結果を取得し(S602)、図4のユーザ情報の項目4の”省電力対象外のユーザ”を取得する(S603)。次に、”省電力対象外のユーザ”が”学生”であるかを判断し(S604)、”学生”の場合は(S604のYes)、使用可能時間帯の判定結果の変数”i”が3未満であるかを判断する(S605)。変数”i”が3以上の場合は(S605のNo)、図7(a)のNo.20の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S613)。一方、変数”i”が3未満の場合は(S605のYes、)、変数”j”が3未満であるかを判断し(S606)、変数”j”が3未満の場合は(S606のYes)、変数”k”が3未満であるかを判断する(S607)。変数”k”が3未満の場合は(S607のYes)、使用可能な決済方法の判定結果の変数”kk”が1であるかを判断し(S608)、変数”kk”が1の場合は(S608のYes、すなわち、”教員”が前課金)、図7(a)のNo.9の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S613)。変数”kk”が1でない場合は(S608のNo)、変数”jj”が1であるかを判断し(S609)、変数”jj”が1の場合は(S609のYes、すなわち、”職員”が前課金)、図7(a)のNo.10、13の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S613)。変数”jj”が1でない場合は(S609のNo)、変数”ii”が2であるかを判断し(S610)、変数”ii”が2でない場合は(S610のNo、すなわち、”学生”が設定無し又は前課金)、図7(a)のNo.11、14、17、19の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S613)、変数”ii”が2の場合は(S610のYes、すなわち、”学生”が後課金)、図7(a)のNo.8、12、15、18の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S614)。また、変数”j”が3以上の場合は(S606のNo)、変数”k”が3未満であるかを判断する(S611)、変数”k”が3未満の場合は(S611のYes)、変数”kk”が1であるかを判断する(S612)。変数”k”が3以上の場合は(S611のNo)又は変数”kk”が1でない場合(S612のNo)、S610に遷移し、変数”ii”が2であるかを判断し(S610)、変数”ii”が2でない場合は、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S613)、変数”ii”が2の場合は、MFPの電力状態をSleep状態にする(S614)。また、変数”kk”が1の場合は(S612のYes)、図7(a)のNo.16の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S615)。MFPの電力状態をSleep状態又はDeep Sleep状態にした後、図8のS101に戻って同様の処理を繰り返す。
”省電力対象外のユーザ”が”学生”でない場合は(S604のNo)、図16(b)に示すように、”省電力対象外のユーザ”が”職員”であるかを判断し(S616)、”職員”の場合は(S616のYes)、変数”j”が3未満であるかを判断する(S617)。変数”j”が3以上の場合は(S617のNo)、図7(a)のNo.33の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S625)。一方、変数”j”が3未満の場合は(S617のYes)、変数”k”が3未満であるかを判断し(S618)、変数”k”が3未満の場合は(S618のYes)、変数”i”が3未満であるかを判断する(S619)。変数”i”が3未満の場合は(S619のYes)、使用可能な決済方法の判定結果の変数”ii”が1であるかを判断し(S620)、変数”ii”が1の場合は(S620のYes、すなわち、”学生”が前課金)、図7(a)のNo.23の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S625)。変数”ii”が1でない場合は(S620のNo)、変数”kk”が1であるかを判断し(S621)、変数”kk”が1の場合は(S621のYes、すなわち、”教員”が前課金)、図7(a)のNo.22、29の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S625)。変数”kk”が1でない場合は(S621のNo)、変数”jj”が2であるかを判断し(S622)、変数”jj”が2でない場合は(S622のNo、すなわち、”職員”が設定無し又は前課金)、図7(a)のNo.24、27、30、32の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S625)、変数”jj”が2の場合は(S622のYes、すなわち、”職員”が後課金)、図7(a)のNo.21、25、28、31の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S626)。また、変数”k”が3以上の場合は(S618のNo)、変数”i”が3未満であるかを判断する(S623)、変数”i”が3未満の場合は(S623のYes)、変数”ii”が1であるかを判断する(S624)。変数”i”が3以上の場合は(S623のNo)又は変数”ii”が1でない場合(S624のNo)、S622に遷移し、変数”jj”が2であるかを判断し(S622)、変数”jj”が2でない場合は、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S625)、変数”jj”が2の場合は、MFPの電力状態をSleep状態にする(S626)。また、変数”ii”が1の場合は(S624のYes)、図7(a)のNo.26の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S627)。MFPの電力状態をSleep状態又はDeep Sleep状態にした後、図8のS101に戻って同様の処理を繰り返す。
”省電力対象外のユーザ”が”職員”でない場合は(S616のNo)、図16(c)に示すように、変数”k”が3未満であるかを判断する(S628)。変数”k”が3以上の場合は(S628のNo)、図7(a)のNo.46の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S636)。一方、変数”k”が3未満の場合は(S628のYes、)、変数”i”が3未満であるかを判断し(S629)、変数”i”が3未満の場合は(S629のYes)、変数”j”が3未満であるかを判断する(S630)。変数”i”が3未満の場合は(S630のYes)、使用可能な決済方法の判定結果の変数”jj”が1であるかを判断し(S631)、変数”jj”が1の場合は(S631のYes、すなわち、”職員”が前課金)、図7(a)のNo.36の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S636)。変数”jj”が1でない場合は(S631のNo)、変数”ii”が1であるかを判断し(S632)、変数”ii”が1の場合は(S632のYes、すなわち、”学生”が前課金)、図7(a)のNo.35、42の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S636)。変数”ii”が1でない場合は(S632のNo)、変数”kk”が2であるかを判断し(S633)、変数”kk”が2でない場合は(S633のNo、すなわち、”教員”が設定無し又は前課金)、図7(a)のNo.37、40、43、45の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S636)、変数”kk”が2の場合は(S633のYes、すなわち、”教員”が後課金)、図7(a)のNo.34、38、41、44の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S637)。また、変数”i”が3以上の場合は(S629のNo)、変数”j”が3未満であるかを判断する(S634)、変数”j”が3未満の場合は(S634のYes)、変数”jj”が1であるかを判断する(S635)。変数”j”が3以上の場合は(S634のNo)又は変数”jj”が1でない場合(S635のNo)、S633に遷移し、変数”kk”が2であるかを判断し(S633)、変数”kk”が2でない場合は、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S636)、変数”kk”が2の場合は、MFPの電力状態をSleep状態にする(S637)。また、変数”jj”が1の場合は(S635のYes)、図7(a)のNo.39の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S638)。MFPの電力状態をSleep状態又はDeep Sleep状態にした後、図8のS101に戻って同様の処理を繰り返す。
次に、図8のS111がYesの場合の(c)の処理について、図17乃至図20のフローチャート図を参照して説明する。(b)の処理は、ユーザ種別毎に定められたMFPの使用可能時間帯と使用可能な使用時間とに基づいてMFPの電力状態を制御する処理であり、コントローラ11(動作制御部11c)により実行される。なお、図18乃至図20は作図の都合上、(a)、(b)に分図している。
図17に示すように、上述した図9のMFPの使用可能時間帯の判定結果を取得すると共に(S701)、上述した図13の使用可能な使用時間の判定結果を取得し(S702)、図4のユーザ情報の項目4の”省電力対象外のユーザ”を取得する(S703)。次に、”省電力対象外のユーザ”が”学生”であるかを判断し(S704)、”学生”の場合は(S704のYes)、後述する(d)の処理を実行する。また、”省電力対象外のユーザ”が”学生”でない場合は、”職員”であるかを判断し(S705)、”職員”の場合は(S705のYes)、後述する(e)の処理を実行する。
(d)の処理では、図18(a)に示すように、図4のユーザ情報の項目4の”省電力対象外の使用場所”を取得し(S801)、使用可能時間帯の判定結果の変数”i”が3未満であるかを判断する(S802)。変数”i”が3以上の場合は(S802のNo)、図7(b)のNo.83の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S815)。一方、変数”i”が3未満の場合は(S802のYes、)、変数”j”が3未満であるかを判断し(S803)、変数”j”が3未満の場合は(S803のYes)、変数”k”が3未満であるかを判断する(S804)。変数”k”が3未満の場合は(S804のYes)、使用場所が生協であるかを判断し(S805)、生協の場合は(S805のYes)、使用可能な使用場所の判定結果の変数”iii”=”jjj”=”kkk”=1であるかを判断する(S806)。上記条件を満たさない場合は(S806のNo)、図7(b)のNo.48、49、50の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S815)、上記条件を満たす場合は(S806のYes)、図7(b)のNo.47の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S816)。また、使用場所が生協でない場合は(S805のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S807)、教室の場合は(S807のYes)、変数”iii”=”jjj”=”kkk”=2であるかを判断する(S808)。上記条件を満たさない場合は(S808のNo)、図7(b)のNo.52、53、54の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S815)、上記条件を満たす場合は(S808のYes)、図7(b)のNo.51の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S816)。また、使用場所が教室でない場合は(S807のNo)、変数”iii”=”jjj”=”kkk”=3であるかを判断する(S809)。上記条件を満たさない場合は(S809のNo)、図7(b)のNo.56、57、58の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S815)、上記条件を満たす場合は(S809のYes)、図7(b)のNo.55の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S816)。
変数”k”が3以上の場合は(S804のNo)、同様に、使用場所が生協であるかを判断し(S810)、生協の場合は(S810のYes)、変数”iii”=”jjj”=1であるかを判断する(S811)。上記条件を満たさない場合は(S811のNo)、図7(b)のNo.60、61の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S817)、上記条件を満たす場合は(S811のYes)、図7(b)のNo.59の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S816)。また、使用場所が生協でない場合は(S810のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S812)、教室の場合は(S812のYes)、変数”iii”=”jjj”=2であるかを判断する(S813)。上記条件を満たさない場合は(S813のNo)、図7(b)のNo.63、64の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S817)、上記条件を満たす場合は(S813のYes)、図7(b)のNo.62の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S816)。また、使用場所が教室でない場合は(S812のNo)、変数”iii”=”jjj”=3であるかを判断する(S814)。上記条件を満たさない場合は(S814のNo)、図7(b)のNo.66、67の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S817)、上記条件を満たす場合は(S814のYes)、図7(b)のNo.65の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S816)。
また、変数”j”が3以上の場合は(S803のNo)、図18(b)に示すように、変数”k”が3未満であるかを判断する(S818)。変数”k”が3未満の場合は(S818のYes)、使用場所が生協であるかを判断し(S819)、生協の場合は(S819のYes)、変数”iii”=”kkk”=1であるかを判断する(S820)。上記条件を満たさない場合は(S820のNo)、図7(b)のNo.69、70の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S829)、上記条件を満たす場合は(S820のYes)、図7(b)のNo.68の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S830)。また、使用場所が生協でない場合は(S819のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S821)、教室の場合は(S821のYes)、変数”iii”=”kkk”=2であるかを判断する(S822)。上記条件を満たさない場合は(S822のNo)、図7(b)のNo.72、73の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S829)、上記条件を満たす場合は(S822のYes)、図7(b)のNo.71の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S830)。また、使用場所が教室でない場合は(S821のNo)、変数”iii”=”kkk”=3であるかを判断する(S823)。上記条件を満たさない場合は(S823のNo)、図7(b)のNo.75、76の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S829)、上記条件を満たす場合は(S823のYes)、図7(b)のNo.74の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S830)。
変数”k”が3以上の場合は(S818のNo)、同様に、使用場所が生協であるかを判断し(S824)、生協の場合は(S824のYes)、変数”iii”=1であるかを判断する(S825)。上記条件を満たさない場合は(S825のNo)、図7(b)のNo.78の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S831)、上記条件を満たす場合は(S825のYes)、図7(b)のNo.77の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S830)。また、使用場所が生協でない場合は(S824のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S826)、教室の場合は(S826のYes)、変数”iii”=2であるかを判断する(S827)。上記条件を満たさない場合は(S827のNo)、図7(b)のNo.80の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S831)、上記条件を満たす場合は(S827のYes)、図7(b)のNo.79の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S830)。また、使用場所が教室でない場合は(S826のNo)、変数”iii”=3であるかを判断する(S828)。上記条件を満たさない場合は(S828のNo)、図7(b)のNo.82の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S831)、上記条件を満たす場合は(S828のYes)、図7(b)のNo.81の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S830)。
(e)の処理では、図19(a)に示すように、図4のユーザ情報の項目4の”省電力対象外の使用場所”を取得し(S901)、使用可能時間帯の判定結果の変数”j”が3未満であるかを判断する(S902)。変数”j”が3以上の場合は(S902のNo)、図7(c)のNo.120の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S915)。一方、変数”j”が3未満の場合は(S902のYes、)、変数”i”が3未満であるかを判断し(S903)、変数”i”が3未満の場合は(S903のYes)、変数”k”が3未満であるかを判断する(S904)。変数”k”が3未満の場合は(S904のYes)、使用場所が生協であるかを判断し(S905)、生協の場合は(S905のYes)、使用可能な使用場所の判定結果の変数”iii”=”jjj”=”kkk”=1であるかを判断する(S906)。上記条件を満たさない場合は(S906のNo)、図7(c)のNo.85、86、87の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S915)、上記条件を満たす場合は(S906のYes)、図7(c)のNo.84の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S916)。また、使用場所が生協でない場合は(S905のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S907)、教室の場合は(S907のYes)、変数”iii”=”jjj”=”kkk”=2であるかを判断する(S908)。上記条件を満たさない場合は(S908のNo)、図7(c)のNo.89、90、91の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S915)、上記条件を満たす場合は(S908のYes)、図7(c)のNo.88の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S916)。また、使用場所が教室でない場合は(S907のNo)、変数”iii”=”jjj”=”kkk”=3であるかを判断する(S909)。上記条件を満たさない場合は(S909のNo)、図7(c)のNo.93、94、95の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S915)、上記条件を満たす場合は(S909のYes)、図7(c)のNo.92の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S916)。
変数”k”が3以上の場合は(S904のNo)、同様に、使用場所が生協であるかを判断し(S910)、生協の場合は(S910のYes)、変数”iii”=”jjj”=1であるかを判断する(S911)。上記条件を満たさない場合は(S911のNo)、図7(c)のNo.97、98の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S917)、上記条件を満たす場合は(S911のYes)、図7(c)のNo.96の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S916)。また、使用場所が生協でない場合は(S910のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S912)、教室の場合は(S912のYes)、変数”iii”=”jjj”=2であるかを判断する(S913)。上記条件を満たさない場合は(S913のNo)、図7(b)のNo.100、101の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S917)、上記条件を満たす場合は(S913のYes)、図7(c)のNo.99の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S916)。また、使用場所が教室でない場合は(S912のNo)、変数”iii”=”jjj”=3であるかを判断する(S914)。上記条件を満たさない場合は(S914のNo)、図7(c)のNo.103、104の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S917)、上記条件を満たす場合は(S914のYes)、図7(c)のNo.102の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S916)。
また、変数”i”が3以上の場合は(S903のNo)、図19(b)に示すように、変数”k”が3未満であるかを判断する(S918)。変数”k”が3未満の場合は(S918のYes)、使用場所が生協であるかを判断し(S919)、生協の場合は(S919のYes)、変数”jjj”=”kkk”=1であるかを判断する(S920)。上記条件を満たさない場合は(S920のNo)、図7(c)のNo.106、107の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S929)、上記条件を満たす場合は(S920のYes)、図7(c)のNo.105の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S930)。また、使用場所が生協でない場合は(S919のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S921)、教室の場合は(S921のYes)、変数”jjj”=”kkk”=2であるかを判断する(S922)。上記条件を満たさない場合は(S922のNo)、図7(c)のNo.109、110の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S929)、上記条件を満たす場合は(S922のYes)、図7(c)のNo.108の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S930)。また、使用場所が教室でない場合は(S921のNo)、変数”jjj”=”kkk”=3であるかを判断する(S923)。上記条件を満たさない場合は(S923のNo)、図7(c)のNo.112、113の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S929)、上記条件を満たす場合は(S923のYes)、図7(c)のNo.111の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S930)。
変数”k”が3以上の場合は(S918のNo)、同様に、使用場所が生協であるかを判断し(S924)、生協の場合は(S924のYes)、変数”jjj”=1であるかを判断する(S925)。上記条件を満たさない場合は(S925のNo)、図7(c)のNo.115の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S931)、上記条件を満たす場合は(S925のYes)、図7(c)のNo.114の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S930)。また、使用場所が生協でない場合は(S924のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S926)、教室の場合は(S926のYes)、変数”jjj”=2であるかを判断する(S927)。上記条件を満たさない場合は(S927のNo)、図7(c)のNo.117の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S931)、上記条件を満たす場合は(S927のYes)、図7(c)のNo.116の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S930)。また、使用場所が教室でない場合は(S926のNo)、変数”jjj”=3であるかを判断する(S928)。上記条件を満たさない場合は(S928のNo)、図7(c)のNo.119の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S931)、上記条件を満たす場合は(S928のYes)、図7(c)のNo.118の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S930)。
(f)の処理では、図20(a)に示すように、図4のユーザ情報の項目4の”省電力対象外の使用場所”を取得し(S1001)、使用可能時間帯の判定結果の変数”k”が3未満であるかを判断する(S1002)。変数”k”が3以上の場合は(S1002のNo)、図7(d)のNo.157の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にする(S1015)。一方、変数”k”が3未満の場合は(S1002のYes、)、変数”i”が3未満であるかを判断し(S1003)、変数”i”が3未満の場合は(S1003のYes)、変数”j”が3未満であるかを判断する(S1004)。変数”j”が3未満の場合は(S1004のYes)、使用場所が生協であるかを判断し(S1005)、生協の場合は(S1005のYes)、使用可能な使用場所の判定結果の変数”iii”=”jjj”=”kkk”=1であるかを判断する(S1006)。上記条件を満たさない場合は(S1006のNo)、図7(d)のNo.122、123、124の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1015)、上記条件を満たす場合は(S1006のYes)、図7(d)のNo.121の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1016)。また、使用場所が生協でない場合は(S1005のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S1007)、教室の場合は(S1007のYes)、変数”iii”=”jjj”=”kkk”=2であるかを判断する(S1008)。上記条件を満たさない場合は(S1008のNo)、図7(d)のNo.126、127、128の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1015)、上記条件を満たす場合は(S1008のYes)、図7(d)のNo.125の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1016)。また、使用場所が教室でない場合は(S1007のNo)、変数”iii”=”jjj”=”kkk”=3であるかを判断する(S1009)。上記条件を満たさない場合は(S1009のNo)、図7(d)のNo.130、131、132の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1015)、上記条件を満たす場合は(S1009のYes)、図7(d)のNo.129の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1016)。
変数”j”が3以上の場合は(S1004のNo)、同様に、使用場所が生協であるかを判断し(S1010)、生協の場合は(S1010のYes)、変数”iii”=”kkk”=1であるかを判断する(S1011)。上記条件を満たさない場合は(S1011のNo)、図7(d)のNo.134、135の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1017)、上記条件を満たす場合は(S1011のYes)、図7(d)のNo.133の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1016)。また、使用場所が生協でない場合は(S1010のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S1012)、教室の場合は(S1012のYes)、変数”iii”=”kkk”=2であるかを判断する(S1013)。上記条件を満たさない場合は(S1013のNo)、図7(b)のNo.137、138の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1017)、上記条件を満たす場合は(S1013のYes)、図7(d)のNo.136の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1016)。また、使用場所が教室でない場合は(S1012のNo)、変数”iii”=”kkk”=3であるかを判断する(S1014)。上記条件を満たさない場合は(S1014のNo)、図7(d)のNo.140、141の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1017)、上記条件を満たす場合は(S1014のYes)、図7(d)のNo.139の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1016)。
また、変数”i”が3以上の場合は(S1003のNo)、図20(b)に示すように、変数”j”が3未満であるかを判断する(S1018)。変数”j”が3未満の場合は(S1018のYes)、使用場所が生協であるかを判断し(S1019)、生協の場合は(S1019のYes)、変数”jjj”=”kkk”=1であるかを判断する(S1020)。上記条件を満たさない場合は(S1020のNo)、図7(d)のNo.143、144の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1029)、上記条件を満たす場合は(S1020のYes)、図7(d)のNo.142の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1030)。また、使用場所が生協でない場合は(S1019のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S1021)、教室の場合は(S1021のYes)、変数”jjj”=”kkk”=2であるかを判断する(S1022)。上記条件を満たさない場合は(S1022のNo)、図7(d)のNo.146、147の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1029)、上記条件を満たす場合は(S1022のYes)、図7(d)のNo.145の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1030)。また、使用場所が教室でない場合は(S1021のNo)、変数”jjj”=”kkk”=3であるかを判断する(S1023)。上記条件を満たさない場合は(S1023のNo)、図7(d)のNo.149、150の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1029)、上記条件を満たす場合は(S1023のYes)、図7(d)のNo.148の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1030)。
変数”j”が3以上の場合は(S1018のNo)、同様に、使用場所が生協であるかを判断し(S1024)、生協の場合は(S1024のYes)、変数”kkk”=1であるかを判断する(S1025)。上記条件を満たさない場合は(S1025のNo)、図7(d)のNo.152の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1031)、上記条件を満たす場合は(S1025のYes)、図7(d)のNo.151の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1030)。また、使用場所が生協でない場合は(S1024のNo)、使用場所が教室であるかを判断し(S1026)、教室の場合は(S1026のYes)、変数”kkk”=2であるかを判断する(S1027)。上記条件を満たさない場合は(S1027のNo)、図7(d)のNo.154の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1031)、上記条件を満たす場合は(S1027のYes)、図7(d)のNo.153の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1030)。また、使用場所が教室でない場合は(S1026のNo)、変数”kkk”=3であるかを判断する(S1028)。上記条件を満たさない場合は(S1028のNo)、図7(d)のNo.156の電力状態に従って、MFPの電力状態をDeep Sleep状態にし(S1031)、上記条件を満たす場合は(S1028のYes)、図7(d)のNo.155の電力状態に従って、MFPの電力状態をSleep状態にする(S1030)。
以上、説明したように、複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置10は、親機やサーバなどの記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯(又は使用可能な時間帯と使用可能な決済方法、又は使用可能な時間帯と使用可能な使用場所)を規定するユーザ情報を取得し、所定の時間間隔で、取得したユーザ情報に基づいて、ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるか(又は当該ユーザ種別のユーザが使用可能な決済方法で使用可能な時間帯であるか、又は当該ユーザ種別のユーザが使用可能な使用場所で使用可能な時間帯であるか)を判定し、この判定結果に基づいて、Deep Sleepモードの移行を制御することにより、適切に省電力モードを制御することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、ユーザの種別毎の使用可能時間帯、又は、ユーザの種別毎の使用可能時間帯及び決済方法、又は、ユーザの種別毎の使用可能時間帯及び使用場所に基づいて省電力モードを制御したが、ユーザの種別毎の使用可能時間帯及び決済方法及び使用場所に基づいて省電力モードを制御したり、他の情報を付加して省電力モードを制御したりしてもよい。
また、上記実施例では、SleepモードとDeep Sleepモードとの間の移行について説明したが、通常モードや待機モードからDeep Sleepモードに直接移行する場合や、Deep Sleepモードから通常モードや待機モードに直接移行する場合に対しても、本発明の省電力モード制御を同様に適用することができる。
また、上記実施例では、大学の生協/教室/研究室で学生/職員/教員が画像処理装置10を使用する場合を例示したが、画像処理装置10を設置する施設や設置場所、ユーザの種別は実施例の記載に限定されず、ユーザの種別毎に使用可能時間帯や使用形態、使用場所が変化する任意の場合に対して、本発明の省電力モード制御を同様に適用することができる。
本発明は、省電力モードとして電力消費量が異なる複数のモードを備える画像処理装置、省電力モードを制御する省電力モード制御方法、省電力モード制御プログラム及びに当該省電力モード制御プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 画像処理装置
11 コントローラ
11a 情報取得部
11b 判定部
11c 動作制御部
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 記憶部
16 パネル(表示操作部)
17 画像処理部
18 画像読取部
19 印刷部
20 後処理部
21 ネットワークI/F部
22 USB I/F部
23 シリアルI/F部
30 サーバ
40 通信ネットワーク

Claims (18)

  1. 複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置であって、
    所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得部と、
    所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定部と、
    待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる動作制御部と、を備え、
    前記動作制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御し、
    前記動作制御部は、いずれか又は特定のユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第1の省電力モードから前記第2の省電力モードに移行するタイミングであっても、前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置であって、
    所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得部と、
    所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定部と、
    待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる動作制御部と、を備え、
    前記動作制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御し、
    記動作制御部は、前記第2の省電力モード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第2の省電力モードから前記第1の省電力モードに移行させる、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記動作制御部は、前記第2の省電力モード以外の他のモード中に、全ての種別のユーザの使用不可能な時間帯になった場合は、前記他のモードから前記第2の省電力モードに移行させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記情報取得部は、前記ユーザ種別毎の使用可能な時間帯と使用可能な決済方法とを規定するユーザ情報を取得し、
    前記判定部は、前記所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な決済方法で使用可能な時間帯であるかを判定し、
    前記動作制御部は、前記第2の省電力モード以外の他のモード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが後課金でのみ使用可能な時間帯になった場合は、前記他のモードから前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の画像処理装置。
  5. 前記情報取得部は、前記ユーザ種別毎の使用可能な時間帯と使用可能な使用場所とを規定するユーザ情報を取得すると共に、自装置の設置場所を特定し、
    前記判定部は、前記所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な使用場所で使用可能な時間帯であるかを判定し、
    前記動作制御部は、前記第2の省電力モード以外の他のモード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが前記設置場所で使用可能な時間帯になった場合は、前記他のモードから前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の画像処理装置。
  6. 前記所定の場所は、学校であり、
    前記ユーザ種別は、学生と職員と教員とを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の画像処理装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一に記載の複数の前記画像処理装置が通信ネットワークを介して接続される印刷システムであって、
    前記複数の画像処理装置の中から選択される特定の画像処理装置は、前記所定の記憶装置を含み、いずれかの前記画像処理装置から前記ユーザ情報の追加/更新/削除の通知を受け取った場合、他の前記画像処理装置に前記追加/更新/削除されたユーザ情報を配信する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  8. 請求項1乃至のいずれか一に記載の1又は複数の前記画像処理装置とサーバとが通信ネットワークを介して接続される印刷システムであって、
    前記サーバは、前記所定の記憶装置を含み、いずれかの前記画像処理装置から前記ユーザ情報の追加/更新/削除の通知を受け取った場合、他の前記画像処理装置に前記追加/更新/削除されたユーザ情報を配信する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  9. 複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置における省電力モード制御方法であって、
    所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得処理と、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が、当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定処理と、
    待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる際に、前記判定処理の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御する動作制御処理と、を実行し、
    前記動作制御処理では、いずれか又は特定のユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第1の省電力モードから前記第2の省電力モードに移行するタイミングであっても、前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、
    ことを特徴とする省電力モード制御方法。
  10. 複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置における省電力モード制御方法であって、
    所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得処理と、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が、当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定処理と、
    待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる際に、前記判定処理の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御する動作制御処理と、を実行し、
    前記動作制御処理では、前記第2の省電力モード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第2の省電力モードから前記第1の省電力モードに移行させる、
    ことを特徴とする省電力モード制御方法。
  11. 前記動作制御処理では、前記第2の省電力モード以外の他のモード中に、全ての種別のユーザの使用不可能な時間帯になった場合は、前記他のモードから前記第2の省電力モードに移行させる、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の省電力モード制御方法。
  12. 前記情報取得処理では、前記ユーザ種別毎の使用可能な時間帯と使用可能な決済方法とを規定するユーザ情報を取得し、
    前記判定処理では、前記所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種
    別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な決済方法で使用可能な時間帯であるかを判定し、
    前記動作制御処理では、前記第2の省電力モード以外の他のモード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが後課金でのみ使用可能な時間帯になった場合は、前記他のモードから前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一に記載の省電力モード制御方法。
  13. 前記情報取得処理では、前記ユーザ種別毎の使用可能な時間帯と使用可能な使用場所とを規定するユーザ情報を取得すると共に、自装置の設置場所を特定し、
    前記判定処理では、前記所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な使用場所で使用可能な時間帯であるかを判定し、
    前記動作制御処理では、前記第2の省電力モード以外の他のモード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが前記設置場所で使用可能な時間帯になった場合は、前記他のモードから前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一に記載の省電力モード制御方法。
  14. 前記所定の場所は、学校であり、
    前記ユーザ種別は、学生と職員と教員とを含む、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一に記載の省電力モード制御方法。
  15. 複数の前記画像処理装置が通信ネットワークを介して接続され、
    前記複数の画像処理装置の中から選択される特定の画像処理装置は、前記所定の記憶装置を含み、いずれかの前記画像処理装置から前記ユーザ情報の追加/更新/削除の通知を受け取った場合、他の前記画像処理装置に前記追加/更新/削除されたユーザ情報を配信する、
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか一に記載の省電力モード制御方法。
  16. 1又は複数の前記画像処理装置とサーバとが通信ネットワークを介して接続され、
    前記サーバは、前記所定の記憶装置を含み、いずれかの前記画像処理装置から前記ユーザ情報の追加/更新/削除の通知を受け取った場合、他の前記画像処理装置に前記追加/更新/削除されたユーザ情報を配信する、
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか一に記載の省電力モード制御方法。
  17. 複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置で動作する省電力モード制御プログラムであって、
    前記画像処理装置の制御部に、
    所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得処理、
    所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定処理、
    待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる際に、前記判定処理の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御する動作制御処理、を実行させ、
    前記動作制御処理では、いずれか又は特定のユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第1の省電力モードから前記第2の省電力モードに移行するタイミングであっても、前記第2の省電力モードへの移行を禁止する、
    ことを特徴とする省電力モード制御プログラム。
  18. 複数の種別のユーザが使用可能な所定の場所に設置される画像処理装置で動作する省電力モード制御プログラムであって、
    前記画像処理装置の制御部に、
    所定の記憶装置から、ユーザ種別毎の使用可能な時間帯を規定するユーザ情報を取得する情報取得処理、
    所定の時間間隔で、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ種別毎に、現在時刻が当該ユーザ種別のユーザが使用可能な時間帯であるかを判定する判定処理、
    待機モードの状態が所定時間継続した場合に前記待機モードよりも消費電力が小さい第1の省電力モードに移行させ、前記第1の省電力モードの状態が所定時間継続した場合に前記第1の省電力モードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードに移行させる際に、前記判定処理の判定結果に基づいて、前記第2の省電力モードの移行を制御する動作制御処理、を実行させ、
    前記動作制御処理では、前記第2の省電力モード中に、いずれか又は特定の種別のユーザが使用可能な時間帯になった場合は、前記第2の省電力モードから前記第1の省電力モードに移行させる、
    ことを特徴とする省電力モード制御プログラム。
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