JP2014038389A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリンター部と、記憶部と、第1のオペレーティングシステムと、第1のオペレーティングシステム上で動作する制御プログラムの実行によって、画像形成装置のハードウェア資源の制御を実現し、アプリケーションを起動する第2〜第N(Nは2以上の整数)のオペレーティングシステムと、第1のオペレーティングシステムと第2〜第Nのオペレーティングシステムとの間に介在して第1のオペレーティングシステム上で第2〜第Nのオペレーティングシステムを動作させるエミュレータを実行可能な制御部を備え、制御部は、制御プログラムにより、動作している第2〜第Nのオペレーティングシステムの少なくとも1つを、優先順位に従ってスリープモードに移行させる。
【選択図】図1
Description
特許文献1では、複数の外部機器と接続され、処理要求に応じて処理を実行するが、画像処理をハードウェアにより処理するか、ソフトウェアにより処理するのかを処理内容や処理を行っている数で切り替えることが可能な装置が提案されている。
特許文献2では、コントローラーソフトを動作させる仮想OSlと操作部ソフトを動作させるOS2を有し、コントローラーと操作部間の通信をOSlとOS2の通信として扱うエミュレーション装置が提案されている。
特許文献3では、優先度の異なる二つのOSを有し、実行優先度に応じてハードウェア資源を割り当てる複数のOSを有する画像形成装置が提案されている。
また、特許文献4では、第1OSのみを起動する省電力モードを備え、省電力モードの際に第2OSのメモリーを解放して第2OSのメモリーブロックに通電しないものとし、ネットワークからの復帰要因によって第2OSの起動有無を切り替えるデジタル複合機などの情報処理装置が示されている。
画像形成装置では、外部装置などのアプリケーションで編集した原稿ファイルデータを入力し、当該データに基づいて出力できるようにしたものがある。ただし、原稿ファイルは、そのアプリケーション固有の形式や特定の形式のファイルで保存され、外部装置のオペレーティングシステム上で動作するドライバを使用して印刷設定がされている。そのため、Word(商標)などの文書データの印刷を行う場合には、そのアプリケーションとプリンタドライバが必要であり、外部装置に備えるプリンタドライバを介して出力用データとして画像形成装置にジョブ入力される。
画像データに基づいて画像を形成し、前記画像を用紙に出力するプリンター部と、
記憶部と、
当該画像形成装置上で起動する第1のオペレーティングシステムと、前記第1のオペレーティングシステム上で動作する制御プログラムとの実行によって、少なくとも、前記プリンター部および記憶部を含む当該画像形成装置におけるハードウェア資源の制御を実現し、さらに少なくとも1つ以上のアプリケーションを起動する第2〜第N(Nは2以上の整数)のオペレーティングシステムと、前記第1のオペレーティングシステムと前記第2〜第Nのオペレーティングシステムとの間に介在して、前記第1のオペレーティングシステム上で前記第2〜第Nのオペレーティングシステムを動作可能にするエミュレータとを実行可能な制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1のオペレーティングシステム上で動作している前記制御プログラムにより、前記エミュレータを介して動作している前記第2〜第Nのオペレーティングシステムの少なくとも1つを、優先順位にしたがってスリープモードに移行させることを特徴とする。
図26に示すように、従来の画像形成装置の構成はハードウェア上に装置制御用ファームウェアを起動させるOS(例えばLinux(商標、以下同じ))が搭載され、そのOS上で装置制御用ファームウェアを起動することにより装置が制御されている。装置の制御とはスキャン処理、プリント処理をはじめ画像データをHDDへ保存、熱定着の温度管理、トレイやドアの開閉を検知するセンサなど多岐に渡る。
この図では、第1オペレーティングシステム(以下第1OSという)で、本発明の制御プログラムに相当する装置制御ファームウェア(以下装置制御FWという)と、エミュレータが動作する。第1OSは、装置制御FWおよびエミュレータを動作させる汎用OSであり、Linux、Windows(商標、以下同じ)などにより構成される。装置制御FWは、画像形成装置を動作させるソフトウェアである。エミュレータ上では、第1OS上で動作する第2〜第N(Nは2以上の整数)のオペレーティングシステムとして第2オペレーティングシステム(以下第2OSという)が動作する。エミュレータは、ハードウェアをエミュレーションして第2OSに提供するソフトウェアである。第2OSは、画像データ編集のアプリケーションなどを動作させるOSであり、Linux、Windows、MacOS(商標、以下同じ)などで構成される。
エミュレータには、操作画面サーバに相当するVNCサーバが設けられている。VNCサーバは、第2OSの画面を遠隔操作可能とするソフトウェアである。
また、装置制御FWおよび第2OSから実行可能なコントローラーを有している。コントローラーは、Postscript(商標、以下同じ)プログラムなどを実行するインタプリンタが動作するものであり、ソフトウェア、ハードウェアのいずれにより構成されるものであってもよく、両者の組み合わせにより構成されるものであってもよい。
図2に示される形態では、第1オペレーティングシステム(以下第1OSという)としてLinux(商標、以下同じ)が動作し、第1OS上で、装置制御FW、エミュレータであるEmulator1、2が動作する。Emulator1上では、本発明の第2オペレーティングシステム(以下第2OSという)に相当するWindows、Emulator2上では、本発明の第3オペレーティングシステム(以下第3OSという)に相当するLinuxが動作する。エミュレータとしては例えばQemu(商標、以下同じ)などを用いることができ、本発明としては特定のものに限定されるものではない。
なお、この実施形態では、第1オペレーティングシステム上で動作する第2〜第Nのオペレーティングシステムとして、第2、第3のオペレーティングシステムを示しているが、本発明としてはその数が特に限定されるものではなく、第2オペレーティングシステムのみでもよく、また、第4以降のオペレーティングシステムが動作するものであってもよい。
第3OS上では、本発明のアプリケーションとして、Linuxで使用されるエディタであるemacs(商標、以下同じ)、Linux用に用意されたプリンタドライバ(PrinterDriver)が動作する。
各プリンタドライバは、PCに搭載されるものとして通常用意されているものを使用することができる。本実施形態では、当該画像形成装置用として専用に用意されたプリンタドライバを用いることは必要ではないが、専用に用意されたプリンタドライバを用いることも可能である。なお、図2では示していないが、前記したコントローラーも有している。
画像形成装置1は、主要な構成として、全体制御部100とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有している。また、この実施形態では、後処理装置であるFNS160が画像形成装置の一部として画像形成装置本体に接続されている。なお、本発明としては後処理装置の有無は特に限定されるものではない。
画像形成装置1は、ネットワークであるLAN2を通して外部装置であるPC3やPC4に接続されている。画像形成装置1に接続する装置の種別や数は特に限定されるものではない。上記画像形成装置1、LAN2、PC3、4は、画像形成システムの一部または全部を構成している。PC3、4は、それぞれ画面の表示および操作の受け付けが行われる操作部30、40を有しており、VNCクライアント20、21を介した操作部30、40上での画面の表示や操作が可能になっている。
制御CPU110には、RAM112、VRAM113が接続されている。
制御CPU110は、前記装置制御FWなどのソフトウェアの実行により画像形成装置1の全体を制御し、画像形成装置1全体の状態把握を行うものである。
前記操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記制御CPU110と、がシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作部140の制御が制御CPU110によって行われ、VRAM113に描かれた画面画像がLCD141に表示されるとともに、操作部140の入力情報が制御CPU110に送られる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。操作部140には、表示切替部143を備えており、表示切替部143によって、操作部140で表示される画面の所定領域(図16の領域1482)に対応するVRAM113の記憶領域に、装置制御FWが生成した画面、VNCクライアントにより取得した第2OS、第3OSの画面を選択的に描画することにより、これらの画面を切り替えて表示することを可能にしている。また、LCD141のこの画面領域1482内への操作は、VNCクライアントを介してVNCサーバへ伝達される。これにより第2OS、第3OSに対する操作を行うことができるようになっている。
以下、画像形成装置1の操作部140に第2OS、第3OSの画面を表示する点について詳述する。
装置制御FWは、第2OS、第3OS画面への切換え要求(ユーザー操作等により)が発生すると、VNCクライアント22を介して、指定されたOSに対応するVNCサーバからOSの画面データを取得する。そして、操作部制御部により、表示画面を生成して、表示画面データをグラフィックドライバーによりVRAM113に書込む。表示画面は、画面全体をOS画面にしてもよいし、画面の所定領域にOS画面を嵌めこんでもよい。本実施例では、図16に示すように、画面の所定の領域1482にOS画面を嵌めこむようにしている。これにより、操作部140にOS画面が表示される。
図16の画面では、領域1482の外側の領域への操作は、装置制御FWに受け渡され、装置制御FWが操作に応じた動作を実行する(例えば、図16の「終了」釦の操作)。一方、領域1482内部に対する操作は、VNCクライアントを介してVNCサーバへ伝達され、対応するOSへ入力される。これにより、第2OS、第3OSへの操作が可能となっている。
本実施形態で、画面全体をOS画面とせずに所定領域に嵌めこむように構成したのは、画面全体をOS画面にすると、画面上の操作はすべてVNCサーバへ伝達されて装置制御FWで受け付けられず、OS画面を終了して装置制御FWの画面に戻したり、別のOS画面に切換えたりすることができるようにするためには、別途ハードキーを設けるなど、画面操作以外の手段で操作を受け付ける手段が必要となりコストアップになるからである。
また、DRAM制御IC111には、HDD115が接続されている。HDD115には、前記したように、第1OS、第2OS、第3OSに応じて、第1OS、第2OS、第3OS、アプリケーションやアプリケーションにより作成される原稿ファイルデータ、プリンタドライバ、画像情報、印刷情報などを格納する領域が割り当てられる。なお、HDD115の領域は、第1OS用、第2OS用、第3OS用にそれぞれ区切られているものとしてもよい。上記したRAM112、VRAM113、画像メモリー114、HDD115は、記憶部を構成する。
制御CPU110では、前記した第1OS、第2OS、第3OS、装置制御FWなどのソフトウェアが動作するものであり、制御CPU110は、スキャナー制御部132、操作部制御部142、表示切替部143、プリンター制御部152、通信制御部121などともに本発明の制御部を構成する。
先ず、画像形成装置1において画像情報を蓄積する手順について説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナー部130で原稿の画像を読み取り画像情報を生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU110から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像情報は、DRAM制御IC111を介して画像メモリー114やHDD115に格納される。画像メモリー114やHDD115に格納された画像情報や印刷情報は、制御CPU110によってジョブとして管理することができる。
また、画像形成装置1でアプリケーションによって画像情報を生成する場合、プリンタドライバ、エミュレータ、装置制御FWを介して得られる画像情報が上記と同様に画像メモリー114やHDD115に格納される。この際に、プリンタドライバから送られるプリントデータを画像形成装置のジョブとして受け付け、該ジョブの保存、実行等することができる。
外部からの取得や画像形成装置1で動作するアプリケーションによって取得される画像情報がベクターデータである場合、適宜の時期にコントローラーによりRIP処理(Raster Image Processing)が行われる。
第2OS、第3OSにあるデータを出力する場合も、第2OS、第3OSは通常のPCで使用されるOSなので前述の外部PCに搭載されているものと同じプリンタドライバを利用して出力先プリンターを本体装置に指定することで本体装置の装置制御FWへ出力することが可能である。つまり、専用のプリンタドライバを作成する必要なく出力することが出来る。この際には、出力データを装置制御FWでジョブとして受け付け、出力処理を行うことができる。
以上により、画像形成装置1上で専用のプリンタドライバを必要とすることなく、出力まで行うことが可能である。但し、本実施形態としては、専用のプリンタドライバを用意するものであってもよく、プリンタドライバの種別が汎用、専用で限定されるものではない。
操作者によって適宜の操作入力がなされると、操作部制御部142から制御CPU110に対し、操作部140上で設定された出力条件(プリントモード、給紙トレイ、排紙先、後処理条件など)等の情報が通知される。該情報を受けた制御CPU110では、出力条件情報を作成し、一旦は制御CPU110に備えるメモリーに格納する。画像情報を取得すると、画像情報とともにジョブ情報として画像メモリー114やHDD115に格納される。
また、第2OS、第3OSのプリンタドライバを介して出力が行われる場合には、プリンタドライバを介して出力条件が設定されているジョブとして扱うことができ、このジョブに対し、さらに装置制御FW上で出力条件の設定を行うことも可能である。
画像形成装置1の電源ONに基づいて、第1OSおよび装置制御FW、Emulator1、2が起動し、イニシャライズ処理が行われる(ステップs101)。次いで、他のOS、この実施形態では、第2OS、第3OSの起動及び起動時のスリープ制御を行う(ステップs102)。以降、第2OS、第3OSは、そのまま又は他OSと表現する。
起動時のスリープ制御では、スリープさせるOSについて、起動状態でのメモリー状態をHDD115に退避し、メモリーは開放しておく(以下、この状態をスリープ状態という)。スリープしたOSを復帰する時には、HDD115に退避させたメモリー状態をメモリーに写し、該当OSを使用可能な状態にする(このように復帰させることも以下の説明で「起動」という)。
図6に示すように、メインメニュー画面1400では、コピー釦1410、他OSファイル処理釦1411、保存ジョブ処理釦1412、他OS画面釦1413が押釦可能に表示されてコピー、他OSファイル処理、保存ジョブ処理、他OS画面表示の処理選択が可能になっている。
コピー釦1410が押釦されるとデフォルト印刷条件を保持した印刷条件設定画面が入力可能に表示される(ステップs105)。デフォルト印刷条件は、HDD115や図示しないフラッシュメモリなどの記憶部に格納しておき、これを読み出すことができる。また、他OSファイル処理釦1411が押釦されると、他OSファイル処理手順(ステップs110)が実行され、保存ジョブ処理釦1412が押釦されると保存ジョブ処理(ステップs111)が行われ、他OS画面釦1413が押釦されると他OS画面処理(ステップs112)が実行され、それぞれの処理後、手順1に戻る。
次いで、印刷スタート操作を待ち(ステップs107)、ユーザーによる印刷スタート操作があると(ステップs107、Y)、スキャナー部130で原稿をスキャンして画像データを生成し(ステップs108)、印刷処理が実行される(ステップs109)。印刷処理後、手順1に戻る。
先ず、印刷の処理がなされ(ステップs201)、その後、印刷条件設定にジョブ保存設定があるか判定される(ステップs202)。ジョブ保存設定がなければ(ステップs202、N)、当該処理からリターンする。ジョブ保存設定があれば(ステップs202、Y)、ジョブに他OSファイル情報があるかを判定する(ステップs203)。他OSファイル情報があれば(ステップs203、Y)、印刷条件、画像データ、ファイル情報(原稿ファイルのファイル名、タイムスタンプ、ファイルサイズ等)を対応づけて画像メモリー114やHDD115などに保存し(ステップs204)、当該処理からリターンする。他OSファイル情報がなければ(ステップs203、N)、印刷条件、画像データを対応づけて画像メモリー114やHDD115などに保存し(ステップs205)、当該処理からリターンする。
先ず、HDD115に割り当てられている他OS領域からファイル情報を取得する(ステップs301)。この例は、他OSファイルのみをリスト表示するものであるが、装置制御FWが管理しているデータと他OSが管理しているデータを合わせて、取得し、リスト表示するものであってもよい。
ファイル情報に基づいたファイルリスト表示によりユーザーによる選択が受け付けられる(ステップs302)。
ユーザー選択受け付けの結果に応じて、新規印刷または再印刷の選択を判定する(ステップs307)。
新規印刷が選択されていれば(ステップs307、新規)、操作部140にデフォルト印刷条件設定画面を表示する(ステップs308)。この際に、PC3、4のVNCクライアント20、21からVNCサーバ12にアクセスがあると、VNCサーバ12により操作画面の情報がVNCクライアント20、21に送られ、PC3、4の操作部30、40にデフォルト印刷条件設定画面が操作可能に表示される。この操作画面は第1操作画面に相当する。
一方、再印刷が選択されたと判定されると(ステップs307、再印刷)、再印刷処理を実行し(ステップs314)、当該処理からリターンする。
デフォルト印刷条件設定画面表示(ステップs308)の後、印刷条件設定入力を受け付ける(ステップs309)。印刷条件の設定では、各種印刷設定やジョブ保存の要否などが設定可能である。印刷条件設定入力の受け付け(ステップs309)の後、印刷スタートの操作を待ち(ステップs310)、印刷スタート操作があると(ステップs310、Y)、印刷条件とファイル情報を関連付けて画像メモリー114やHDD115などに一時記憶する(ステップs311)。次いで、ファイルの拡張子などから対応テーブルを参照してファイルに対応するOSを判定し(ステップs312)、ファイルに対応するOSへ対象ファイルを指定して印刷コマンドを入力し(ステップs313)、当該処理からリターンする。
先ず、操作部140に保存ジョブリスト表示がされ、ユーザーによる選択が受け付けられる(ステップs401、手順2)。この際に、PC3、4のVNCクライアント20、21からVNCサーバ12に要求がある場合、操作画面の情報を、LAN2を通して送ってPC3、4の操作部30、40に保存ジョブリストを画面表示する。この際の操作画面は、第1操作画面に相当する。
図12に設定画面1470を示す。設定画面1470では、各種印刷条件が表示されるとともに、印刷条件欄1471を押釦することで印刷条件の設定入力を行うことができる。
選択されたジョブに対してファイル情報との関連付けがあれば、設定画面1470には、内容編集釦1472が押釦可能に表示される。
終了判定で、終了であると判定されると(ステップs408、Y)、印刷条件を画像メモリー114などに上書き保存して(ステップs409)、手順2に戻る。
先ず、選択された保存ジョブの印刷条件を画像メモリー114などから読み出す(ステップs501)。次いで、読み出した印刷条件を反映した設定画面を操作部140に表示する(ステップs502)。この際に、PC3、4のVNCクライアント20、21からVNCサーバ12に要求がある場合、操作画面の情報を送ってPC3、4の操作部30、40に同様に設定画面を画面表示する。この際の操作画面は、第1操作画面に相当する。
次いで、当該設定画面による印刷条件設定入力を受け付ける(ステップs503)。印刷スタート操作を待ち(ステップs504)、印刷スタートの操作があると(ステップs504、Y)、他OS側のファイルに変更が有るかを判定する(ステップs505)。
判定の結果、ファイル変更なしと判定される場合(ステップs505、N)、保存ジョブの画像データを画像メモリー114等から読み出し(ステップs509)、印刷処理を実行し(ステップs510)、当該処理からリターンする。
このようにファイル変更の有無を確認して変更があれば元のファイルの内容を印刷するようにしたので、最新の内容を印刷することができる。また、変更がない場合は、保存された画像データを印刷するようにしたので、RIP処理等の時間が省略でき、早く印刷が実行できる。
第2OS、第3OSでは、起動時にコマンド受付Telnetが自動起動するように予め設定されており、上記印刷コマンドをTelnetで受け付けると、そのファイルの印刷を実行する。アプリケーションも自動起動される。第2OS、第3OSのプリンタドライバとして、この装置のプリンタドライバが設定されており、プリンタドライバが起動して印刷が実行される。
プリントジョブは、例えば、第2OS、第3OS上で動作するアプリケーションで作成されたデータを、プリンタドライバを通して印刷する場合に、装置制御FWによってプリントジョブとして受信される。
保存ジョブがあれば(ステップs603、Y)、受信したプリンタジョブと保存ジョブとのタイムスタンプが一致するかを判定し(ステップs604)、タイムスタンプが一致していれば(ステップs604、Y)、保存ジョブの画像データを画像メモリー114などから読み出し(ステップs605)、また、保存ジョブがない場合(ステップs603、N)や、保存ジョブが有ってもタイムスタンプが一致しない場合(ステップs604、N)、受信したプリントジョブをRIP処理して画像データを生成する(ステップs606)。また、プリンタジョブと保存ジョブとの一致判定は、ファイルサイズなどのファイル情報、その他の情報を用いて行うこともできる。
このように、保存ジョブの画像データを利用できる場合には、保存された画像データを利用するため、RIP処理の時間が省略でき、早く印刷が実行できる。
その後、ファイル名などで一時記憶されている印刷条件を検索する処理に移行する(ステップs607)。
通常、プリンタドライバは、ドライバ上で手動により設定された印刷設定を付加してジョブを入力する。あるいは、手動設定されていない場合は、デフォルトの印刷条件を付加してジョブを入力するようになっている。前述したように操作部140で印刷条件を設定してOSに印刷指示を出した場合であっても、OSには単に対象ファイルを指定して印刷コマンドを入力するため、プリンタドライバはデフォルトの印刷条件を付加してしまう。つまり操作部140で設定した印刷条件は、プリンタドライバが送ってくるジョブに反映されていない。そこで、ステップs607からs609において、受信したジョブが操作部140で印刷条件を設定したジョブかどうかを判定し、そのようなジョブの場合は、デフォルトで設定された印刷条件(デフォルト印刷条件)を破棄して操作部140で設定した印刷条件に差替えるようになっている。
先ず、表1に示す対応テーブルなどを用いて選択されたファイルに対応する他OSを判定する(ステップs701)。次いで、他OSの立ち上げの許可/禁止を判定する(ステップs702)。ここで他OSの立ち上げは、他OSが起動状態になることを意味し、スリープ中の他OSの復帰も含まれる。起動許可/禁止の判定においては、例えば、RIP処理中でリソースが多く必要などの動作状況において他OSの立ち上げの制限が必要で禁止と判定する。なお、この禁止判定を、外部のPC3、4から立ち上げが求められている場合に限定し、操作部140による他OS立ち上げ要求にはリソースに拘わらず応えるようにしてもよい。
また、PC3、4のVNCクライアント20、21からVNCサーバ10またはVNCサーバ11(他OSがWindowsの場合、VNCサーバ10)にアクセスされている場合、他OSの操作画面の情報を送ってPC3、4の操作部30、40に他OS画面を表示させる。この際の操作画面は、第2操作画面または第3操作画面に相当する。操作部30、40で操作画面に対し行われる操作入力は、VNCクライアント20、21を通してVNCサーバ10またはVNCサーバ11に送られ、他OSで受け付けられる。したがって、画像形成装置1にある他OSのファイルを外部装置であるPC3、4で編集することができる。なお、他OSの操作画面をPC3、4に提供している場合でも、操作部140では、装置制御FWで生成された第1操作画面が表示されて、画像形成装置1におけるコピー、スキャン、印刷などの画像形成装置本体の操作を行うことができる。
上記終了釦1481の操作を待ち(ステップs706)、終了釦1481が操作されると、元画面に切り換え(ステップs707)、当該処理からリターンする。画面の切り替えは、表示切替部143によりVRAM113に保持された描画データを用いて行われる。
先ず、OS選択画面(不図示)を表示してユーザーによるOS選択がなされ(ステップs801)、他OSの立ち上げの許可/禁止を判定する(ステップs802)。判定においては、例えば、RIP処理中でリソースが多く必要などの状況で他OSの立ち上げが制限される。
判定の結果、他OSが禁止かを判定し(ステップs803)。禁止であれば(ステップs803。Y)、「現在使用制限中」を操作部140や外部PC3、4の操作部30、40に表示し(ステップs807)、当該処理からリターンする。
終了釦1481の操作が待機され(ステップs805)、終了釦1481が操作されると、元画面に切り換え(ステップs806)、当該処理からリターンする。
先ず、装置制御FWが、VNCクライアントを起動し(ステップs901)、対象となる他OSのVNCサーバへアクセスする(ステップs902)。ここでVNCサーバごとに異なるポート番号が設定されており、VNCクライアントはポート番号に基づいて対象となる他OSのVNCサーバにアクセスする。
例えば、Windows画面1483での操作は、VNCサーバ10によって直接第2OSへ伝えられる。このWindows画面1483において、種々の操作を行うことができ、Windows画面1483で起動可能なアプリケーションを立ち上げて新規ファイルの作成、編集、保存、印刷などの処理を行うことができる。操作はVNCサーバ10により、VNCクライアント20、21、22を通して操作部140、外部PC3、4の操作部30、40で行うことができる。なお、操作部30または操作部40にWindows画面1483が表示されている場合、操作部140では、第1操作画面を表示して操作入力を受け付けることができる。
先ず、電源ON時のスリープ制御では、タイマーT1がスタートする(ステップs1001)。次いで、スリープ延長に当たる起動イベントが有るかを判定する(ステップs1002、手順4)。起動(スリープ延長)イベントが発生すると、第1OSが起動し、以降のルーチンが実行される。起動(スリープ延長)イベントとしては、パネル操作、プリントジョブ受信、印刷完了などが挙げられる。なお、スリープ延長とは、起動状態においてスリープ状態に移行するタイミングを遅らせることをいう。
他OSが起動中でなければ(ステップs1007、N)、プリントエンジンをスリープさせ(ステップs1011)、第1OSをスリープにして(ステップs1012)、処理を終了する。
他OSが起動中の場合(ステップs1007、Y)、手順4に戻る。この例では、他OSは、そのOSで設定された条件でスリープに入るが、他OSが起動状態の場合、第1OS、プリントエンジンは、他OSからの印刷指示に備えてスリープさせないものとしている。
ステップs1001〜ステップs1007までの手順は、上記手順と同様であり、ここでは説明を省略する。
ステップs1007で、他OSが起動中でないと判定される場合は(ステップs1007、N)は、前記手順と同様にプリントエンジンのスリープ(ステップs1011)、第1OSスリープ(ステップs1012)の処理を行い、終了する。他OSが起動中でない場合としては、他OSがスリープ中である場合が含まれる。
ステップs1007で、他OSが起動中であると判定されると(ステップs1007、Y)、他OSでアプリケーションが起動中かの判定がなされる(ステップs1008)。アプリケーションが起動中でない場合(ステップs1008、N)、他OSへスリープ指示を行い(ステップs1010)、プリントエンジンのスリープ(ステップs1011)を行った後、第1OSスリープ(ステップs1012)の処理を行い、終了する。
このように、アプリケーションが使用されていない場合に限り、OSをスリープさせるようにしたので、ユーザーによるファイル編集等の作業の中断を避けることができる。
ステップs1001〜ステップs1008までの手順は、上記手順と同様であり、ここでは説明を省略する。
ステップs1008で、他OSでアプリケーションが起動中でない場合(ステップs1008、N)、前記手順と同様に、第1OSへスリープ指示を行い(ステップs1010)、プリントエンジンのスリープ(ステップs1011)、第1OSスリープ(ステップs1012)の処理を行い、終了する。
上記した図19〜図21の手順は、いずれかが設定されているものでもよく、また、いずれかをデフォルトとし、ユーザーが選択して設定できるものとしてもよい。
先ず、第1OSが起動し、さらに、第2〜第Nの全ての他OSに起動指示をする(ステップs1101)。他OSへの起動指示は、エミュレータに対し行われる。次いで、OS優先順位設定の処理を行う(ステップs1102)。優先順位は予め定めた手動設定や、保存ファイルの種類などによる自動設定で決定される。
このように、起動状態とするOSの個数を制限したことにより、画像形成に必要なリソースが確保でき、装置のパフォーマンスの低下を防ぐことができる。また、OSのスリープ状態にするには、メモリの内容をハードディスク等に退避させるのであるが、この処理にはある程度の時間が必要である。ジョブが入力されてリソースが必要になった時点でスリープ処理を行うようにすると、その退避期間は、ジョブ実行のパフォーマンスが低下してしまう。本実施形態では、電源オン時に即座にスリープさせるようにしたので、その問題をできる限り未然に防ぐことができる。なお、OSを立ち上げるために要する時間より、スリープ状態のOSを復帰させるために要する時間の方が圧倒的に短いため、ユーザーの利便性の低下も少なくて済む。
先ず、OS優先順位設定が自動設定かを判定する(ステップs1201)。優先順位を自動設定するか、手動設定するかは予めユーザーにより設定される。手動設定の際の優先順位も予め設定しておく。
OS優先順位設定が自動設定でない場合(ステップs1201、N)、手動設定の順位をHDD115などから読み出して設定し(ステップs1205)、当該処理からリターンする。
なお、この例では、自動設定としてファイル対応数で優先順位を設定しているが、自動設定の方法がこれに限定されるものではない。
このように、優先順位の低いOSからスリープさせるようにしたので、利便性の低下を防ぐことができる。
先ず、受信したジョブ情報をスリープ制御ルーチンへ通知し(ステップs1301)、次いで、RIP処理を開始する(ステップs1302)。RIP処理を終了すると、RIP終了をスリープ制御ルーチンへ通知し(ステップs1303)、RIP済画像データと印刷条件を全体制御ルーチンへ入力し(ステップs1304)、RIP処理手順を終了する。
例えば、画像サイズ(A4)+フォーマット(PS)+ページ数(10)、レイアウト(2in1)からメモリー200MB、CPU:2コアで占有率30%、HDD:200MBを要すると算出できる。
スリープ中他OSのVNCサーバの停止後、RIP処理通知の受信を待機する(ステップs1410)。RIP処理手順による前記RIP処理通知(ステップs1303)を受信すると(ステップs1410、Y)、OS使用制限をOFFにし、全VCNサーバを起動し、ジョブ情報受信の待機に移行する(ステップs1401へ)。
以上のように、本実施形態では、ジョブの実行を最も優先し、必要なリソースを確保するようにしたので、画像形成装置の本来の機能である印刷においてパフォーマンスの低下を防ぐことができる。また、他OSの使用制限(スリープ制御)において、まず未使用のOSからスリープさせ、次に、画像形成装置の操作部から使用されているOSよりも外部のPCから使用されているOSを先にスリープさせることにより、画像形成装置を直接使用するユーザーの利便性をできる限り維持することができる。
先ず、OS使用制限ONであるかを判定する(ステップs1501)。OS使用制限がONでなければ(ステップs1501、N)、他OSの立ち上げの許可をし(ステップs1507)、当該処理からリターンする。ここで他OSの立ち上げは、他OSが起動状態になることを意味し、スリープ中の他OSの復帰も含まれる。
一方、OS使用制限ONである場合(ステップs1501、Y)、起動中OSの個数を検出し(ステップs1502)、起動中OS個数<使用可能OS個数かを判定する(ステップs1503)。起動中OS個数<使用可能OS個数であれば(ステップs1503、Y)、他OSの立ち上げの許可をし(ステップs1507)、当該処理からリターンする。起動中OS個数<使用可能OS個数でなければ(ステップs1503、N)、使用されていない起動他OSが有るかを判定する(ステップs1504)。使用されていない起動他OSがなければ(ステップs1504、N)、他OSの立ち上げを禁止し(ステップs1506)、当該処理からリターンする。使用されていない起動他OSが有る場合、この起動他OSのうちで、優先順位が低い1つの他OSをスリープにして、再度、起動中OS個数<使用可能OS個数の判定(ステップs1503)以降を繰り返す。
上記により限られたリソースでのマルチOS動作を実現することができ、さらに安定した印刷処理を行うことができる。かつ、優先順位を考慮して制限しているため、利便性低下も最小限に抑えられる。また、各OSの起動(復帰)時間を短縮できる。
2 LAN
3 PC
4 PC
110 制御CPU
113 VRAM
114 画像メモリー
115 HDD
120 通信部
122 NIC
130 スキャナー部
140 操作部
150 プリンター部
第1OS 第1オペレーティングシステム
第2OS 第2オペレーティングシステム
第3OS 第3オペレーティングシステム
H/W ハードウェア資源
1483 Windows画面
Claims (20)
- 画像データに基づいて画像を形成し、前記画像を用紙に出力するプリンター部と、
記憶部と、
当該画像形成装置上で起動する第1のオペレーティングシステムと、前記第1のオペレーティングシステム上で動作する制御プログラムとの実行によって、少なくとも、前記プリンター部および記憶部を含む当該画像形成装置におけるハードウェア資源の制御を実現し、さらに少なくとも1つ以上のアプリケーションを起動する第2〜第N(Nは2以上の整数)のオペレーティングシステムと、前記第1のオペレーティングシステムと前記第2〜第Nのオペレーティングシステムとの間に介在して、前記第1のオペレーティングシステム上で前記第2〜第Nのオペレーティングシステムを動作可能にするエミュレータとを実行可能な制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1のオペレーティングシステム上で動作している前記制御プログラムにより、前記エミュレータを介して動作している前記第2〜第Nのオペレーティングシステムの少なくとも1つを、優先順位にしたがってスリープモードに移行させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記第1のオペレーティングシステムが起動して前記制御プログラムが動作した際に、前記制御プログラムにより、前記エミュレータを介して前記第2〜第Nのオペレーティングシステムを起動し、その後、前記優先順位にしたがって、前記第2〜第Nのオペレーティングシステムの少なくとも1つを前記スリープモードに移行させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、当該画像形成装置の動作状態に応じて、起動している前記第2〜第Nのオペレーティングシステムの少なくとも1つを、前記優先順位にしたがって、前記スリープモードに移行させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記動作状態の判定として、RIP処理時に必要なハードウェアリソースのレベル判定を行うことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記優先順位は、予め設定されているものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記優先順位は、前記制御部により自動的に設定されるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記アプリケーションで作成されたファイルと、該ファイルを作成した前記アプリケーションを起動する前記第2〜第Nのオペレーティングシステムとを関連付けて前記記憶部に格納し、前記記憶部に格納されている前記ファイルと関連付けられている前記第2〜第Nのオペレーティングシステムに応じて前記優先順位を設定することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記記憶部に格納されている前記ファイルと関連付けられている前記第2〜第Nのオペレーティングシステムの数を前記ファイル毎にカウントし、カウント数が多い前記オペレーティングシステムほど前記優先順位を高く設定することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記第2〜第Nのオペレーティングシステムのうち、起動中の前記オペレーティングシステムが所定個数を超える場合、前記優先順位にしたがって、前記所定個数を超える前記オペレーティングシステムを前記スリープモードに移行させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、起動している前記第2〜第Nのオペレーティングシステムのうち、優先順位が高い前記所定個数のオペレーティングシステムを起動したままにし、優先順位がより低い他のオペレーティングシステムを前記スリープモードに移行させることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記所定個数を手動により設定可能にすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記所定個数を自動で設定することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記ハードウェア資源のリソース使用率によって前記所定個数を決定することを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、印刷ジョブの内容に応じて前記所定個数を決定することを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、起動中の前記オペレーティングシステムが前記所定個数を超える場合、起動中であって使用されていない前記オペレーティングシステムを優先して、前記スリープモードへ移行させることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、起動中の前記オペレーティングシステムが前記所定個数を超え、かつ使用されていない前記オペレーティングシステムがない場合、スリープ中の前記オペレーティングシステムの立ち上げを禁止することを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記第2〜第Nのオペレーティングシステムにおける第2〜第N操作画面の少なくとも1つの情報を、当該画像形成装置にネットワーク接続された外部装置の少なくとも1つ、に提供し、前記外部装置に提供された前記第2〜第N操作画面に対する操作入力を受け付ける操作画面サーバが動作可能であり、起動中の前記オペレーティングシステムが前記所定個数を超える場合、起動中の前記オペレーティングシステムのうち、前記操作画面サーバを通した前記外部装置からのアクセスがない前記オペレーティングシステムを優先してスリープモードに移行させることを特徴とする請求項9〜16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、起動中の前記オペレーティングシステムが前記所定個数を超え、かつ起動中の前記オペレーティングシステムに、前記操作画面サーバを通した前記外部装置からのアクセスがない前記オペレーティングシステムがない場合、前記外部装置からのアクセスがある前記オペレーティングシステムを優先してスリープモードに移行させ、当該オペレーティングシステムに対する前記操作画面サーバを停止させることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記第2〜第Nのオペレーティングシステムの使用制限がない場合、または、起動中の前記オペレーティングシステムが前記所定個数に達していない場合、スリープ中の前記オペレーティングシステムの立ち上げを許可することを特徴とする請求項9〜18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記所定個数が、使用可能個数であることを特徴とする請求項9〜19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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