JP6823484B2 - 画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法 - Google Patents

画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法に関する。より詳しくは、硬貨状媒体の識別処理用画像を採取する画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法に関するものである。
従来、硬貨の識別処理を行うために、硬貨に光を照射して、その反射光を撮像する構成を備えた画像採取装置が用いられている。
例えば、特許文献1には、入射角の異なるLowアングルLED及びHighアングルLEDを円状に配置し、これらのLEDから硬貨に光を照射することが開示されている。
また、特許文献2には、硬貨を囲むように円環状に配置された発光素子で構成されて硬貨の表面に光を照射する光照射手段を設けることが開示されている。この光照射手段は、3つの均等な領域に分割されており、特許文献2の硬貨画像検出装置は、すべての領域が一斉に光を硬貨に照射した状態で得られる硬貨の全体画像と、3つの領域が異なる照射タイミングで光を硬貨に照射するとともに、各照射タイミングそれぞれについて検出した画像を組み合わせて得られる硬貨全体の一つの影の画像データとを活用して硬貨の識別を行うものであった。
特許第5264343号 特許第4615397号
海外硬貨の表面には、肖像画のように、なだらかな段差を有する凹凸模様が刻まれることがある。このような模様は、硬貨に光を照射しても陰影が薄くなりやすく、従来の画像採取装置によって、鮮明な硬貨画像を得ることが困難であった。また、画像採取装置によって得られる硬貨画像を、硬貨の種類を特定するだけでなく、硬貨表面の傷、模様、色合いの検査にも利用するため、硬貨画像の鮮明さを向上することが求められていた。
これに対して、特許文献1には、HighアングルLEDのみ、又は、双方のLEDを発光させることで、エッジが不明確な模様を反映したイメージ画像を得ることができると開示されている(図4、[0038]参照)。しかしながら、入射角の異なる光源を複数配置する構成では、大きな入射角を確保するためにセンササイズが大きくなることや、部品点数が多くなり装置の構成が複雑になることが課題であった。
また、特許文献2の硬貨画像検出装置は、複数枚の画像を採取するため、取得された画像の処理時間が長くなり、硬貨の高速搬送に対応した画像の高速処理には適していなかった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、小型化及び高速処理に適した簡潔な機構によって、高コントラストの硬貨状媒体画像を採取できる画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、硬貨状媒体の識別処理用画像を採取する画像採取装置であって、複数の発光部を有し、かつ、前記複数の発光部が発する光を前記硬貨状媒体の表面に照射する光源と、前記硬貨状媒体の表面で反射される光を結像し、前記硬貨状媒体を撮像する撮像素子と、前記撮像素子に対する単一露光期間内で、前記複数の発光部の各々の発光期間のタイミングを異ならせる制御を行う制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記光源は、前記撮像素子に対する単一露光期間内に、前記硬貨状媒体の表面に対して複数の斜め方向から光を照射することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複数の発光部は、平面視において、撮像時に前記硬貨状媒体が位置する撮像領域の周囲に配置されており、かつ、前記撮像領域を介して互いに対向する少なくとも一対の発光部を含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複数の発光部は、円環状に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記光源は、前記撮像素子に対する単一露光期間内に、区画された複数の領域の各々に対して法線方向から光を照射することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複数の発光部は、マトリックス状に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複数の発光部の各々が発する光を区分する筒状の光軸補正格子を更に備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複数の発光部の各々が発する光の一部を、前記硬貨状媒体の表面に向けて反射させるビームスプリッターを更に備えることを特徴とする
また、本発明は、上記画像採取装置を備えることを特徴とする硬貨状媒体処理機である。
また、本発明は、硬貨状媒体の識別処理用画像を採取する画像採取方法であって、撮像素子に対する単一露光期間内に、制御部が、光源を構成する複数の発光部の各々を異なるタイミングで発光させて前記硬貨状媒体表面に光を照射させる光源制御と、前記撮像素子が前記単一露光期間を通じて受光する前記硬貨状媒体表面の反射光に基づいて、前記硬貨状媒体の画像を採取する画像採取と、を行うことを特徴とする。
本発明の画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法によれば、小型化及び高速処理に適した簡潔な機構によって、高コントラストの硬貨状媒体画像を採取できる。
実施形態1に係る画像採取装置の画像センサを備えたセンサユニットの斜視模式図である。 図1のセンサユニットの搬送面を示す平面模式図である。 図2の画像センサから搬送路側カバーを取り外して内部構造を示した図である。 図1の画像センサの断面模式図である。 撮像素子24に対する単一露光期間内の時間A〜Dにおける発光アレイ23A、23B、23C、23Dの発光状況を示す図である。 実施形態1の照明方法における撮像素子24に対する単一露光期間と4つの発光アレイ23A、23B、23C、23Dの発光期間との関係を示す波形図である。 (a)は、発光アレイ23Aが硬貨100を照明するときの様子を示す図であり、(b)は、(a)中の点線で囲んだ部位を撮像したときの輝度を示すグラフである。 (a)は、発光アレイ23Cが硬貨100を照明するときの様子を示す図であり、(b)は、(a)中の点線で囲んだ部位を撮像したときの輝度を示すグラフである。 実施形態1の照明方法を用いたときの、凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面におけるコントラストを示すグラフである。 従来の照明方法における撮像素子に対する露光期間と発光部の発光期間との関係を示す波形図である。 従来の照明方法により円環状照明の発光部が硬貨の表面を照明するときの様子を示す概念図である。 従来の照明方法を用いたときの、凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面におけるコントラストを示すグラフである。 実施形態2に係る画像採取装置の画像センサの構成を示す模式図である。 実施形態2に係る画像採取装置の画像センサが備える光軸補正格子の形状を示す平面模式図である。 実施形態2の照明方法における発光部の発光順序を示した、光源の発光面を示す平面模式図である。 実施形態2の照明方法における撮像素子に対する露光期間と複数の発光部の発光期間との関係を示す波形図である。
以下、図面を参照して、本発明の画像採取装置の実施形態について説明する。本実施形態に係る画像採取装置は、硬貨状媒体を識別及び計数するために利用される硬貨状媒体処理機内に設けられ、硬貨状媒体処理機内を搬送される硬貨状媒体の識別処理用画像を採取する。画像採取装置は、硬貨状媒体処理機から着脱可能に構成されたユニット部品であってもよいし、硬貨状媒体処理機と一体不可分に構成された硬貨状媒体処理機の一部分であってもよい。
また、本実施形態に係る画像採取装置は、硬貨の画像採取に利用されるものであるが、硬貨以外の硬貨に類似する大きさの媒体の画像採取に利用することが可能であり、例えば、樹脂コイン、メダル等の硬貨状媒体の画像を採取することができる。すなわち、本明細書において「硬貨状媒体」とは、硬貨及びそれに類似する形状を有する媒体全般を意味し、通常、紙幣は含まれない。硬貨状媒体処理機においては、硬貨以外の硬貨状媒体(異物)が投入口に投入された場合には、硬貨と異物とを判別し、硬貨を受け入れ、異物はリジェクト(排出)することが可能である。
(実施形態1)
まず、図1〜4を用いて、本実施形態に係る画像採取装置の一部を構成する画像センサ2を含むセンサユニットについて説明する。センサユニットは、搬送路の上流側から下流側に向かって順に、磁気検知センサ1、画像センサ2、正損検知センサ(光学検知センサ)3、燐光検知センサ4及び蛍光検知センサ5を備え、これら複数のセンサが一体化されたものである。図1及び3中の矢印は、搬送路を通過する硬貨100の搬送方向を示している。
本実施形態に係る画像採取装置は、画像センサ2を用いて識別処理用画像を採取するものであるが、図示したように、画像センサ2の周辺には、他の各種センサが併設されてもよい。硬貨100の各検知要素に対応して個別のセンサが配置されていることで、高精度な検知が可能となり、硬貨状媒体処理機の識別能力(識別精度)が向上する。また、多種多様な硬貨100について金種判定が可能となり、グローバルに適用可能なセンサユニットとすることができる。更に、複数のセンサを複合一体化することによって、コスト低減及び省スペース化が図れる。画像センサ2以外のセンサについては、硬貨状媒体処理機の分野において一般的なセンサを適用可能であることから、詳細な説明は省略する。
本実施形態では、図2に示すように、硬貨100を搬送する搬送部21として、搬送路に沿って搬送面の上方に張られた搬送ベルト21aと、搬送ベルト21aに対して一定間隔で固定された搬送ピン21bが設けられている。搬送ベルト21aは、プーリー、モータ等を備える駆動装置によって駆動される。円柱状の搬送ピン21bが硬貨100の外縁部に接触し、搬送ベルト21aが移動することによって、硬貨100は、一枚ずつ間隔を空けて搬送路上を搬送される。なお、搬送部21の構成は、硬貨100を搬送することができるものであれば図示した構成に限定されず、搬送ピン21bを省略して搬送ベルト21aのみとしてもよいし、搬送ピン21bの形状及び大きさを変更してもよい。搬送ピン21bが省略される場合には、搬送ベルト21aが硬貨100の上面を押さえつつ硬貨100とともに移動する。搬送ベルト21aを設けることにより、搬送路の表面や搬送ガイド28に硬貨100を接触させた状態で摺動させることができるので、画像センサ2等のセンサによる検出の精度を向上することができる。また、搬送ピン21bを設けることによっても、硬貨100の搬送中の位置を規制することができるので、画像センサ2等のセンサによる検出の精度を向上することができる。硬貨100は、搬送路の端部に片寄せされた状態で、すなわち、硬貨100の端面が搬送ガイド28に接触した状態で、搬送面上を摺動することが好ましい。
図2〜4に示すように、画像センサ2は、撮像領域22aに対応して設けられた円形の平面形状を有する透明部22の下方に、撮像領域22aを照明する光源23と、撮像領域22aを撮像する撮像素子24とを有する。なお、図3は、図2に示した画像センサ2から搬送路側カバー27を取り外した状態を示した図であり、画像センサ2の内部構造を示している。上記構成により、透明部22上を通過する硬貨100を照明しつつ撮像することができる。
具体的には、上方が開口した箱状の筐体26の内部に、光源23及び撮像素子24が設置され、筐体26の上部に、搬送路側カバー27及び搬送ガイド28が取り付けられる。搬送路側カバー27の中央には、上記透明部22が設けられている。透明部22の材質は、強度及び透明性に優れていることが望ましく、サファイヤガラスが好適に用いられる。透明部22の寸法は、識別対象の硬貨100のうち、最も径が大きい硬貨よりも大きいことが望ましい。搬送ガイド28は、搬送路側カバー27の上面よりも突出するように設けられており、硬貨100が通過する搬送路の幅を規定する側壁として機能する。搬送路側カバー27及び搬送ガイド28の材質は特に限定されず、硬質樹脂、セラミック、金属等で構成される。
光源23は、平面視において撮像領域22aの中心を囲むように配置された複数の発光素子23aと、発光素子23aの上に配置された円環状のプリズム(導光体)23bと、円環状のプリズム23bの内周側に配置された円環状の光拡散フィルム23cとを含む円環状照明である。円環状照明を用いることにより、撮像領域22aを通過する硬貨100を周囲から均一に照明することができるので、硬貨100の鮮明な画像を撮影することができる。なお、円環状照明において、撮像領域22aの周囲に配置される発光素子23aは、図3に示すように一重に囲んでいてもよいし、二重以上に囲んでいてもよい。
発光素子23aとしては、発光ダイオード(LED)が好適である。複数の発光素子23aが発する光の波長域は特に限定されず、赤外光、可視光等を用いることができるが、硬貨100の色の検知能力を高める観点から、白色光が好適である。すなわち、発光素子23aとしては、白色LEDが好適に用いられる。また、複数の発光素子23aの各々が異なる波長域の光を発してもよく、例えば、赤色、緑色及び青色の光をそれぞれ照射する3種のLEDで白色光を得てもよい。各発光素子23aの発光面は上方に設けられ、発光素子23aが発した光は、プリズム23bに入射する。
プリズム23bの断面は、図4に示したように、発光素子23aの発光面に対向する下面(入光面)と、下面から入射した上方へ向かう光を撮像領域22aの方向へ反射させる反射面と、光拡散フィルム23cに対向する出光面とを有する。図4中の矢印は、発光素子23aが発した光の光路を示している。光拡散フィルム23cは、撮像領域22aを均一に照明するために設けられる部材であり、光を拡散させる機能を有するものであれば特に限定されない。
撮像素子24は、CCDイメージセンサ等が配置された光電変換部24aと、撮像領域22aを通過する硬貨100で反射された光を受光して光電変換部24aの受光面に結像させるレンズユニット24bとを含む。撮像素子24は、撮像領域22aの直下に配置されることが好ましい。撮像素子24を撮像領域22aに対して斜め方向に配置し、斜め方向から硬貨100を撮像する場合、硬貨100は搬送中に回転することがあるため、採取される硬貨画像が歪んでしまうことがある。
図1及び3に示すように、硬貨100が撮像領域22a内に侵入すると、光源23が撮像領域22a(透明部22)に向けて光を発し、搬送される硬貨100の表面(いずれか一方の面)で反射される光を撮像素子24が受光し、結像させることで、硬貨画像が採取される。すなわち、実施形態1に係る画像採取装置は、硬貨100が画像センサ2の撮像領域22aを1枚通過するごとに、硬貨画像を採取するように光源23及び撮像素子24を制御する制御部を有している。
なお、画像センサ2は、硬貨100の到来を検知するためのタイミングセンサ(フォトセンサ)を有していてもよいし、有していなくてもよい。
ここで、硬貨状媒体処理機の処理速度を向上させるために、硬貨100が高速搬送される場合には、搬送中の硬貨100の挙動が不安定になりやすい。撮像領域22aにおいて硬貨100が搬送面から浮き上がった場合には、撮像素子24のピントがずれるおそれがある。また、径が異なる複数種の硬貨100を識別する場合、撮像領域22aは、識別対象の硬貨100のうち、最大径の硬貨100よりも大きく設計されるため、高速で搬送される最小径の硬貨100は、必ずしも撮像領域22aの一定の部分を通過できず、撮像位置が一定しないことになる。更に、硬貨100は、水平方向に回転可能であることから、正常に撮像された同一種の硬貨であっても、向きが異なる硬貨画像となることがある。したがって、正確な識別を行うためには、できる限り鮮明な識別処理用の硬貨画像を採取することが求められる。
次に、図5〜9を用いて、実施形態1の画像採取装置による硬貨画像の採取方法を説明し、続いて、図10〜12を用いて、従来の画像採取装置による硬貨画像の採取方法について説明する。実施形態1の方法は、硬貨画像を採取する際の光源23の照明方法が従来の方法とは異なる。
図5は、撮像素子24に対する単一露光期間内の時間A〜Dにおける発光アレイ23A、23B、23C、23Dの発光状況を示す図である。図5に示すように、本実施形態では、画像センサ2に設けられる光源23は、4つの発光アレイ(発光部)23A、23B、23C、23Dに分割されている。なお、本発明において、光源23の分割数は2以上の任意の数とすることができ、2〜4が好ましい。硬貨100が高速で搬送される場合には、硬貨100が撮像領域22aを短期間で通過するため、撮像素子24に対する単一露光期間を長く確保することができない。したがって、光源23の分割数を多くし過ぎると、各発光部の発光量が不足してしまうおそれがある。
発光アレイ23A、23B、23C、23Dの各々は、互いに独立して制御される駆動単位に相当し、1枚の硬貨100を撮像する際、4つの発光アレイ23A、23B、23C、23Dの各々の発光期間のタイミングは、互いに異なるように制御される。ここで、「発光期間のタイミングが互いに異なる」とは、発光期間の開始時及び終了時の少なくとも一方が異なることを意味し、好ましくは発光期間が互いに重複しないことを意味する。また、各発光アレイ23A、23B、23C、23Dには少なくとも1つの発光素子23aが含まれており、各発光アレイ23A、23B、23C、23D中の発光素子23aは、同じタイミングで発光するように制御される。
撮像素子24に対する単一露光期間は、撮像素子24のシャッターが開いてから閉まるまでの期間であり、1枚の硬貨100を撮像する期間に相当する。図6は、実施形態1の照明方法における撮像素子24に対する単一露光期間と4つの発光アレイ23A、23B、23C、23Dの発光期間との関係を示す波形図である。図5及び6に示すように、撮像素子24に対する単一露光期間ごと、すなわち1枚の硬貨100を撮像する期間ごとに、円環状照明を分割した各発光アレイ23A、23B、23C、23Dが順にタイミングをずらして発光し、異なる方向から硬貨100を個別に照明する。
図7(a)は、発光アレイ23Aが硬貨100を照明するときの様子を示す図であり、図7(b)は、図7(a)中の点線で囲んだ部位を撮像したときの輝度を示すグラフである。図7(a)に示すように、発光アレイ23Aが硬貨100を照明する時間Aにおいては、硬貨100の表面に存在する凸部101の近傍に明部と暗部(影)が生じる。すなわち、凸部101の発光アレイ23Aと向かい合う段差表面は、発光アレイ23Aの光を強く反射することから明部となり、凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面は、発光アレイ23Aの光が届きにくいことから暗部となる。図7(b)は、時間Aにおける凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面(暗部)とその近傍の輝度を図示している。
図8(a)は、発光アレイ23Cが硬貨100を照明するときの様子を示す図であり、図8(b)は、図8(a)中の点線で囲んだ部位を撮像したときの輝度を示すグラフである。図8(a)に示すように、発光アレイ23Cが硬貨100を照明する時間Cにおいても、硬貨100の表面に存在する凸部101の近傍に明部と暗部(影)が生じる。すなわち、凸部101の発光アレイ23Aと向かい合う段差表面は、発光アレイ23Cの光が届きにくいことから暗部となり、凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面は、発光アレイ23Cの光を強く反射することから明部となる。図8(b)は、時間Cにおける凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面(明部)とその近傍の輝度を図示している。
硬貨画像は、1枚の硬貨100の撮像期間に相当する単一露光期間内に、撮像素子24が受光した光の総量に基づいて作成される。したがって、凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面は、時間A〜Dの輝度の総和に基づいて画像化される。ここで、図7(b)及び図8(b)の輝度の和を求めると、図9のようになる。図9に示すように、凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面におけるコントラストは大きく、硬貨100表面の模様の陰影は強調され、検出しやすくなっている。このように、本実施形態の照明方法によれば、硬貨100表面の凹凸に対応する明暗がより鮮明になった硬貨画像が得られる。
一方、図10に示すように、従来の照明方法では、複数の発光素子23aの発光期間はすべて同じであり、撮像素子24に対する露光期間のタイミングと同期している。なお、図10では、図6との対比の便宜上、発光アレイ23A、23B、23C、23Dに分割して示しているが、実際は、光源23全体が一体的に駆動され、独立して制御される駆動単位は存在しない。したがって、図11に示すように、採取される硬貨画像は、全方位から硬貨100を照明したときのものとなる。このため、図12に示すように、凸部101の発光アレイ23Cと向かい合う段差表面におけるコントラストは小さく、硬貨100表面の凹凸模様による陰影は打ち消され、検出し難い。
本実施形態における発光タイミングの制御は、上記制御部を用いて行われる。すなわち、上記制御部が、撮像素子24に対する単一露光期間内で、4つの発光アレイ23A、23B、23C、23Dの各々の発光期間のタイミングを異ならせる光源制御を行う。
制御部は、搬送制御部、磁気検知部、撮像制御部、及び、画像検出部を含む。搬送制御部は、搬送ベルト21a等で構成される搬送部21による硬貨100の搬送を制御する。磁気検知部は、磁気検知センサ1の出力に基づいて搬送路を通過する硬貨100を検知する。撮像制御部は、発光素子23aの発光タイミング及び撮像素子24の撮影タイミングを制御する。画像検出部は、撮像素子24の出力に基づいて硬貨画像を作成する。なお、制御部と、磁気検知センサ1、発光素子23a、撮像素子24等のセンサ構成部材との間には、適宜、増幅回路、フィルタ回路、AD変換回路、駆動回路等の硬貨状媒体処理機の分野において一般的な回路が介在してもよい。
また、硬貨状媒体処理機は、搬送部21、磁気検知センサ1、発光素子23a、撮像素子24、制御部といった既出の構成要素に加え、記憶部及び識別部を含んでいる。記憶部は、処理対象の硬貨100に関する硬貨情報を格納しており、硬貨100の処理に伴い、画像センサ2で撮像された硬貨画像(識別処理用画像)を格納するものである。識別部は、硬貨情報と識別処理用画像とを対比することにより、硬貨100の種類、真偽、正損(汚損)等を識別・判定するものである。
制御部及び識別部の物理的な構成としては、例えば、各種の処理を実現するためのソフトウェアプログラム、当該ソフトウェアプログラムを実行するCPU(中央処理装置)、当該CPUによって制御される各種ハードウェア、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理デバイス等を含むものが挙げられる。各部の動作に必要なソフトウェアプログラムやデータの保存には、記憶部や、別途専用に設けられたRAMやROM等のメモリ、ハードディスク等が利用される。
記憶部の物理的な構成としては、例えば、揮発性又は不揮発性のメモリやハードディスク等の記憶装置が挙げられる。記憶部は、硬貨状媒体処理機で行われる処理に必要な各種のデータを記憶するために利用される。
以上で説明したように、本実施形態の画像採取装置によれば、撮像素子24に対する単一露光期間内で、複数の発光部(発光アレイ23A、23B、23C、23D)の各々の発光期間のタイミングを異ならせることにより、硬貨100表面の凹凸に対応する明暗がより鮮明になった高コントラストの硬貨画像が得られる。したがって、肖像画のような、なだらかな段差を有する硬貨100を識別する性能が向上する。また、複数種の硬貨100を高アングルの照明と低アングルの照明で撮り分けなくてもよいので、光源数の削減が可能であり、センササイズを小さくすることも可能である。更に、単一露光期間で撮像するため、取得画像は1枚であり、画像の処理時間が増加することを防止できる。
本実施形態では、図4に示したように、光源23は、撮像素子24に対する単一露光期間内に、硬貨100の表面に対して複数の斜め方向から光を照射する。斜め方向から照射された光は、法線方向から照射された光よりも、硬貨100の表面に存在する凸部101によって遮られやすく、凸部101の近傍に影を生じさせやすい。その結果、硬貨100表面の凹凸に対応する明暗がより鮮明となり、高コントラストの硬貨画像が得られる。
本実施形態では、複数の発光部(発光アレイ23A、23B、23C、23D)は、平面視において、撮像時に硬貨100が位置する撮像領域22aの周囲に配置されており、かつ、撮像領域22aを介して互いに対向する少なくとも一対の発光部を含む。図5に示したように、発光アレイ23Aと発光アレイ23Cが互いに対向し、発光アレイ23Bと発光アレイ23Dが互いに対向している。少なくとも一対の発光部を用いて撮像することにより、斜め方向から照射する場合であっても、硬貨全面にわたって鮮明な硬貨画像を得ることができる。なかでも、図3及び5に示したように、複数の発光部(発光アレイ23A、23B、23C、23D)は、円環状に配置されていることが好ましい。
(実施形態2)
実施形態1に係る画像採取装置は、撮像素子に対する単一露光期間内に、硬貨の表面に対して複数の斜め方向から光を照射する光源を備えるものであったが、実施形態2に係る画像採取装置は、撮像素子に対する単一露光期間内に、硬貨の表面を構成する複数の領域の各々に対して法線方向から光を照射する光源を備える。図13は、実施形態2に係る画像採取装置の画像センサの構成を示す模式図であり、図14は、実施形態2に係る画像採取装置の画像センサが備える光軸補正格子の形状を示す平面模式図であり、図15は、画像センサが備える光源の発光面を示す平面模式図である。図13中の矢印は、面発光光源73から発せられた光が撮像素子24に入射するまでの経路を示している。
図13に示すように、本実施形態の画像センサは、面発光光源73からの光をビームスプリッター73fで反射させることにより硬貨100に照射する。面発光光源73は、表面に複数の発光素子(LED)73aが実装された発光基板73dを備える。複数の発光素子73aの発光面側(発光の進行方向)には、光軸補正格子73eが設けられる。光軸補正格子73eは、図14に示すように、16個の筒状の空洞を備える格子状の部材であり、面発光光源73が発する光の光軸を制限する。すなわち、複数の発光素子73aが発する光のうち、筒状の空洞を通過した光を取り出すことにより、直進性の高い光が得られる。また、発光基板73dと光軸補正格子73eの間には、樹脂格子73gが挟持されている。樹脂格子73gは、発光基板73dと光軸補正格子73eを接続する格子状のスペーサである。樹脂格子73gを光軸補正格子73eと一体化してもよく、その場合には、樹脂格子73gは用いられず、発光基板73dと光軸補正格子73eが直に接続される。
図15に面発光光源73の発光面を示したように、複数の発光素子73aは、その発光が通過する16個の筒状の空洞に対応して16個の発光部73Aに分割されており、それぞれの発光タイミングが異なる。図15の面発光光源73の発光面に記入された数字は、実施形態2の照明方法における発光部の発光順序を示している。図16は、実施形態2の照明方法における撮像素子に対する露光期間と複数の発光部の発光期間との関係を示す波形図である。図15及び16に示すように、16個の発光部73Aに分割し、分割された個々の発光部73Aがタイミングをずらして硬貨100を個別に照明することで、硬貨100の表面の模様や、微小な傷をより鮮明に撮像できる。したがって、硬貨100表面に緩やかな段差をエッジ(輪郭)として有する肖像画のような模様の撮像に適している。
ビームスプリッター73fは、面発光光源73から入射した光を撮像領域に向けて反射させ、かつ、撮像領域を通過する硬貨100の表面で反射された光を透過させる。ビームスプリッター73fを透過した光が撮像素子24により撮像されることで、硬貨画像が得られる。ビームスプリッター73fは、面発光光源73から発せられた光の進行方向、及び、硬貨100の搬送面に対して斜め方向に向けられた反射面を有し、例えば、図13に示すように、硬貨100の搬送面に対して45°に傾斜する反射面が設けられる。なお、ビームスプリッター73fは、入射光を反射させる機能と透過させる機能の両方を有するものであればよく、透過光と反射光の割合は特に限定されないが、透過光と反射光の割合が1:1となる特性を示すハーフミラーが好適に用いられる。
本実施形態では、図13に示したように、面発光光源73は、撮像素子24に対する単一露光期間内に、撮像領域を構成する区画された複数の領域の各々に対して法線方向から光を照射する。従来の一般的な面発光では、拡散光に含まれる斜め方向からの入射成分のために、硬貨100表面の小さな凹凸に対応する明暗は不鮮明になるが、このような分割露光によれば、面発光光源73の利点である色合いの再現性を得つつ、硬貨100の表面の模様や、微小な傷を鮮明に撮像することができる。したがって、肖像画のような、なだらかな段差を有する硬貨100を識別する性能が向上する。
また、未使用の硬貨(新貨)は、低アングル照明で撮像すると、硬貨の法線方向への反射光が少なく、暗い画像になりやすい。したがって、硬貨の表面に対して法線方向から光を照射する本実施形態の画像採取装置は、新貨の微細な傷を検出することに適している。
また、図16に示したように、分割露光は、撮像素子24に対する単一露光期間内に行われるので、硬貨画像のデータ量が増加することはなく、硬貨画像の高速処理が可能である。
また、本実施形態では、図13及び14に示したように、複数の発光部73Aの各々が発する光を区分する筒状の光軸補正格子73eが設けられている。筒状の光軸補正格子73eを介することで、硬貨100に直進性の高い光が得られる。これにより、直線的な光で硬貨100表面を部分的に照らすことができ、硬貨100の表面の模様や、微小な傷をより鮮明に撮像できる。
また、本実施形態では、複数の発光部73Aは、図15に示したように、マトリックス状に配置されている。これにより、硬貨100全面について鮮明な画像が得られる。
また、本実施形態では、複数の発光部の各々が発する光の一部を、硬貨100の表面に向けて反射させるビームスプリッターを備える。このような構成によれば、硬貨100に対して法線方向から直進性の高い光を照射することができ、色合いの再現性に優れた硬貨画像を得ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜削除されてもよいし、変更されてもよいし、組み合わされてもよい。
以上のように、本発明は、画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法に関し、小型化及び高速処理に適した簡潔な機構によって、高コントラストの硬貨状媒体画像を採取できる有用な技術である。
1:磁気検知センサ
2:画像センサ
3:正損検知センサ
4:燐光検知センサ
5:蛍光検知センサ
21:搬送部
21a:搬送ベルト
21b:搬送ピン
22:透明部
22a:撮像領域
23:光源
23a:発光素子
23A、23B、23C、23D:発光アレイ
23b:プリズム(導光体)
23c:光拡散フィルム
24:撮像素子
24a:光電変換部
24b:レンズユニット
26:筐体
27:搬送路側カバー
28:搬送ガイド
73:面発光光源
73a:発光素子
73A:発光部
73d:発光基板
73e:光軸補正格子
73f:ビームスプリッター
73g:樹脂格子
100:硬貨
101:硬貨表面の凸部

Claims (10)

  1. 硬貨状媒体の識別処理用画像を採取する画像採取装置であって、
    複数の発光部を有し、かつ、前記複数の発光部が発する光を前記硬貨状媒体の表面に異なる方向から照射する光源と、
    前記硬貨状媒体の表面で反射される光を結像し、前記硬貨状媒体を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子に対する一つの画像を撮像するための単一露光期間内で、前記複数の発光部の各々の発光期間のタイミングを異ならせる制御を行う制御部とを備えることを特徴とする画像採取装置。
  2. 前記光源は、前記撮像素子に対する一つの画像を撮像するための単一露光期間内に、前記硬貨状媒体の表面に対して複数の斜め方向から光を照射することを特徴とする請求項1に記載の画像採取装置。
  3. 前記複数の発光部は、平面視において、撮像時に前記硬貨状媒体が位置する撮像領域の周囲に配置されており、かつ、前記撮像領域を介して互いに対向する少なくとも一対の発光部を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像採取装置。
  4. 前記複数の発光部は、円環状に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の画像採取装置。
  5. 前記光源は、前記撮像素子に対する一つの画像を撮像するための単一露光期間内に、区画された複数の領域の各々に対して法線方向から光を照射することを特徴とする請求項1に記載の画像採取装置。
  6. 前記複数の発光部は、マトリックス状に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の画像採取装置。
  7. 前記複数の発光部の各々が発する光を区分する筒状の光軸補正格子を更に備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像採取装置。
  8. 前記複数の発光部の各々が発する光の一部を、前記硬貨状媒体の表面に向けて反射させるビームスプリッターを更に備えることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の画像採取装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の画像採取装置を備えることを特徴とする硬貨状媒体処理機。
  10. 硬貨状媒体の識別処理用画像を採取する画像採取方法であって、
    撮像素子に対する一つの画像を撮像するための単一露光期間内に、制御部が、
    光源を構成する複数の発光部の各々を異なるタイミングで発光させて前記硬貨状媒体表面に異なる方向から光を照射させる光源制御と、
    前記撮像素子が前記単一露光期間を通じて受光する前記硬貨状媒体表面の反射光に基づいて、前記硬貨状媒体の画像を採取する画像採取と、
    を行うことを特徴とする画像採取方法。
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