JP6821566B2 - フィルタ及び保護が追加された無電極蛍光灯バラスト駆動回路及び共振回路 - Google Patents

フィルタ及び保護が追加された無電極蛍光灯バラスト駆動回路及び共振回路 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、2014年8月19に出願された米国特許出願第62/039,372号の優先権を主張し、この文献の内容は、引用によって本願に援用される。
発明の技術分野
本発明は、無電極/誘導型蛍光灯(electrodeless/induction fluorescent lamp)の点灯に関する。
蛍光灯は、電球より効率が高く寿命が長いため、近年、産業界で広く使用されている。従来の蛍光灯は、電極を有するが、誘導型蛍光灯(induction fluorescent lamp)は、電極なしで動作する。誘導型蛍光灯を使用する照明システムは、誘導結合型無電極蛍光灯(inductively coupled electrodeless fluorescent lamp)及びこれを駆動するバラストからなる。この蛍光灯システムでは、電磁誘導の原理に基づいてプラズマを点灯し、蛍光管の蛍光壁でプラズマを発光させる。この蛍光灯システムは、電極を含まないため、無電極蛍光灯の寿命は、一般的な蛍光灯より著しく長い。これらの蛍光灯は、その性質のために、点灯のための高い点灯周波数及び一定の光出力を維持するための高い動作周波数を必要とする。これらの周波数は、無線周波数範囲に含まれる。これらのバラストでは、自励発振型共振回路(selfoscillating resonating circuit)が使用されることが多いが、これらは、力率補正を行わず、非効率的である。自励発振型回路は、部品のばらつきに非常に敏感で、高温アプリケーションには適していない。無電極蛍光灯は、維持コストが低く、寿命が長い特徴のために、多くの場合、空気の循環及び換気が非常に少ないハイベイ、トンネル、高天井等の場所に設置されるが、このために、蛍光灯及びバラストは、極端な高温条件に曝される。固定器具の設計が悪いと、蛍光灯バラストシステムには、より多くの熱が加えられる。使用環境要因による極端な熱条件によって、蛍光灯及びバラストのパラメータ、例えば、蛍光灯のインダクタンス及び/又はバラストの動作特性等が変化することがある。したがって、良好な電力品質を維持しながら、より高い温度に耐えることができる蛍光灯バラストシステムを実現することが極めて重要である。
本発明は、包括的には、無電極誘導型蛍光灯に使用されるバラスト回路を改善する方法に関する。
本発明は、無電極誘導型蛍光灯の動作回路に関する。無電極誘導型蛍光灯のための電子バラストは、AC−DC整流回路と、整流されたDCをブーストし、力率補正を行う回路と、ハーブリッジ構造MOSFETを用いたDC−ACインバータと、蛍光灯を点灯し、蛍光灯出力を維持するバラスト共振回路と、この回路のためのコモンモード差動モードフィルタとを含む。無電極誘導型蛍光灯は、特有の性質を有し、従来の蛍光灯と比較して遙かに高い動作周波数を必要とする。無電極バラストの幾つかは、1.25MHz及び235kHzで動作するが、周囲温度が高い場合に継続的な動作及び再点弧(restrike)を維持するために、共振インダクタ及びキャパシタの選択については、200kHzのランニング周波数が最適であると測定される。電気的ストレスの取り扱いの限界のために、大電力要求の下でこれらの周波数条件で動作することができるバラストIC(チップ)を選択することは、殆ど不可能である。電気的ストレスの問題を克服し、大電力、高周波数条件でICを動作させるために、回路内に絶縁されたハイサイドゲート変圧器(high side gate transformer)を採用する。本発明は、バラスト回路の固有の共振状態と共に、ゲート駆動絶縁回路を提供する。また、本発明は、過酷な電気的条件下で雑音をフィルタリングして回路を保護するために、バラスト回路に波形補正回路を追加する。
したがって、本発明の目的は、無電極誘導型蛍光灯に有用な改良されたバラスト回路を提供することである。
この目的及び更なる目的及び利点は、以下に示す本発明の図面及び詳細な説明によって当業者にとって明らかとなる。
本発明の誘導型蛍光灯を用いた照明システムのバラスト回路のブロック図である。 図1のブロック100によって表されるDC−DC力率補正回路の概略図である。 図2のブロック60によって表されるDC−ACハーフブリッジインバータ回路の概略図である。 図3のブロック70によって表される共振回路の概略図である。 図1のブロック50によって表される米国特許第7,446,436号に開示されているような波形補正フィルタを示す図である。 典型的な照明アプリケーションのための基本的なバラストIC回路設計を示す図である 図9のハイサイドドライバ回路の概略図である 図7の回路の実際の動作によって得られる波形を示す図である。 図1のブロック60を図3より詳細に示す概略図である。 従来の電子蛍光灯バラストの典型的なQ曲線を示す図である。 高温によって図10のQ曲線上の動作点がどのようにシフトするかを示す図である。 従来の無電極蛍光灯の共振タンクにおいて、高温始動時に実際の測定された高エネルギを示す図である。 高温における始動時の理想的なバラスト波形を示す図である。 本発明に基づいて設計された回路の実際の測定によって得られたQ曲線を示す図である。 高温での始動時に同じ回路で取得された実際の波形を示す図である。
図1は、ダイオードブリッジ90を使用するAC−DC整流、DC−DCブースト電力変換及び力率補正100、ハーフブリッジインバータ回路60を用いたDC−AC反転、及び蛍光灯を点灯させ、蛍光灯の一定の電力出力を維持する共振回路70を含む本発明に有用なバラスト回路のブロック図である。バラスト回路は、コモンモード差動モードフィルタ80によって保護され、更なる保護及び性能のために、波形補正回路50が回路に並列に追加されている。
図2は、能動力率補正を含む図1のバラスト回路のDC−DCブースト部を示している。集積回路STL6562 101は、従来のブーストトポロジを有するMOSFET102スイッチ及びブーストインダクタ105による遷移モード動作で使用され、整流されたDC104から、103において、補正された力率0.99及び低いTHDレベルを有するブーストされたDCを達成する。このブーストトポロジでは、低損失ブーストインダクタ105が使用されている。長寿命を達成するために、電解キャパシタ106は、最大温度条件で最大リプル電流を処理できるように選択される。
図3は、ハーフブリッジ共振インバータモデルにおいて2つのMOSFETスイッチ1、20を使用する図1のバラスト回路のDC−ACインバータ部を示している。集積回路IR2156 28は、回路内の2つのMOSFET1、20を駆動するために使用される。ゲート絶縁変圧器7は、接続されたハイサイドゲートをHOピン18及びVs34から絶縁するために使用される。MOSFET1には、クランプツェナーダイオード3及びクランプツェナーダイオード4が接続されており、これにより、10における電圧がツェナーダイオードのクランピング電圧を超えないようにしている。ローサイドMOSFET20は、バイアス抵抗42を介してLo41に接続されている。
図4は、無電極蛍光灯26と共に、阻止キャパシタ23、共振インダクタ24及び共振キャパシタ25を含む図3のバラスト回路の共振回路を示している。
図5は、システムに並列に追加された波形補正技術51を示している。
本発明は、主に、図1に示すバラスト回路の波形補正50、DC−ACハーフブリッジインバータ回路60、及び共振回路70の部分に関係する。
DC−AC反転回路の詳細な説明:
図6は、典型的な照明アプリケーションのための基本的なバラストIC回路設計を示している。この回路は、バラストIC28を使用してハイサイドMOSFET1及びローサイドMOSFET20を駆動し、端子21からのブーストされたDCをスイッチングする。ICの内部ゲート駆動回路に基づいて、ハイサイドは、端子33、34から切り換わり、35において信号を出力する。すなわち、実際の信号は、34を基準にした35であり、ゲートバイアス抵抗37を介してハイサイドMOSFET1のゲート10に供給されるMOSFET1をオンにするには、ゲート10の電圧が11における電圧よりも高くなる必要があるので、ピン35の電圧は、常にピン34よりも高くされる。ローサイドMOSFET20は、そのバイアス抵抗42を介して、IC28のローサイド駆動出力41からこのゲート信号を受け取る。ICに電力が供給されると、ICは、ローサイドMOSFET20のためのゲート信号41を生成し、ローサイドMOSFET20をオンにする。この時点では、ハイサイドMOSFET1は、オフのままであり、電流の経路は、(ICに電力を供給するために使用される)調整されたDC39から、ブートダイオード31及びブートストラップキャパシタ32を経由し、ローサイドMOSFET20に至る。このようにして、ブートストラップキャパシタ32は、調整されたDCが1つのダイオードによって降下した電圧値に充電される。次に、ICは、ハイサイド信号35を生成し、このローサイド信号41をシャットダウンする。このハイサイド信号は、33における振幅(調整されたDCが1つのダイオードによって降下した電圧値)を有し、ハイサイドMOSFET1がオンになる。スイッチ1及びスイッチ20の両方が発振を開始すると、端子11にとって、ブーストされたDCは、450VDCとなる。この状態では、ハイサイドMOSFET1をオンにするために、ブーストストラップキャパシタ(調整されたDC39−ダイオード降下31)から450VDCに高められたブートストラップ電圧によって、ハイサイドMOSFET1がオンになる。ハーフブリッジ構成で2つのMOSFETを駆動するためにICを使用するこの手法は、60kHz未満で動作する蛍光灯アプリケーションの大半で成功する。
しかしながら、図6の構成は、ワット数がより高いアプリケーションにおいて高い動作周波数を扱う場合、実用的ではない。11においてバラスト回路内の共振タンクから生じる高エネルギ又は高電圧の短時間の過渡現象は、ハイサイド37又はローサイド42を介して最終的にIC28に伝送され、不正な信号に起因するMOSFET1、20からのスイッチング過渡を発生させ、IC28の寿命を縮め、又は恒久的な損傷を引き起こす。これらの標準的なバラストICは、予熱のために最大60kHzに耐えるように設計されているが、誘導照明は、予熱周波数として466kHzを必要とする。したがって、これらのICは、周波数及びワット数が高いアプリケーションには適していない。しかしながら、周波数及びワット数が高いアプリケーションで動作するICのためのリソースが存在しない又は限定的であるため、エンジニアは、既存の技術を使用して高エネルギアプリケーションを駆動する以外の選択肢はない。無電極蛍光灯は、共振周波数が250kHz、動作周波数が200kHzのスイートスポットを有している。市販されている上述のICは、回路に何らかの追加が行われない限り、無電極蛍光灯アプリケーションの駆動に使用できない。
本発明は、高周波高エネルギの無電極蛍光灯を確実かつ効率的に動作させるために、最も一般的な蛍光バラストICを使用することを目的としている。前段落で述べたように、ICが損傷する主な理由は、共振タンクからICの駆動回路に大きなエネルギが伝送されるためである。この問題を解決するために、ゲート信号を絶縁する。ゲート絶縁は、ブリッジのハイサイド及びローサイドの両方で行うことができるが、ブリッジのハイサイドのみが高いエネルギを有し、2つではなく1つの絶縁回路を使用することによってPCBのスペース及びコストを節約できるため、ブリッジのハイサイドのみを分離することが特に望ましい。
ハイサイドゲート変圧器の実装:
より高いワット数及びより高い周波数で回路を動作させるために、従来のバラストIC回路を更に改善する必要があり、絶縁ゲート変圧器はストレスの一部を緩和する。この変圧器の利点は、MOSFETを制御回路から電気的に絶縁することである。図7のドライバ回路14は、カップリングキャパシタ15、1:1絶縁変圧器7、ダイオード5、バイアス抵抗6、クランプツェナーダイオード3,4、NチャネルMOSFET1、プルダウン抵抗2からなる。
図7は、本発明に有用なハイサイド駆動回路の概略を示している。カップリングキャパシタ15は、HO信号18と、変圧器17のドット側の一次側との間に直列に配置されている。変圧器8の一次側の他端はグランド19に接続されている。ダイオード5のアノードは、変圧器7のドット側の二次側16に接続されており、ダイオード5のカソードは、MOSFET1のゲート10及び/又はツェナーダイオード3のアノード及び/又はゲート−ソース抵抗2に接続されている。抵抗2は、NチャネルMOSFET1のゲート10とソース11との間に接続されている。抵抗2、ツェナーダイオード4のカソードは、変圧器7のドットなし側の二次側9に接続されている。変圧器7のドットなし側の二次側9は、MOSFET1のソース11に接続されている。
変圧器7の巻線比は1:1であり、入力信号及び出力信号は同相である(16及び17のドットで観察)。理想的な条件では、変圧器はエネルギを蓄積しない。しかしながら、実際には、変圧器の漏れインダクタンス及び磁化インダクタンスが僅かなエネルギを蓄積し、これによって、変圧器設計の効率が低下し、ゲート信号のターンオン及びターンオフのタイミングに影響が生じる可能性がある。したがって、漏れインダクタンスが小さい変圧器を設計することは非常に重要である。ゲートドライバは、18において、19に対するハイサイドゲート信号を出力し、19は、デジタルグランドに接続されている。カップリングキャパシタ15は、絶縁変圧器7の一次巻線に直列に接続され、直流電圧を遮断するとともに、HO信号18のAC成分を変圧器17のドット側の一次側に通す。カップリングキャパシタ15が巻線に直列に接続されていないと、変圧器7が飽和してしまうため、カップリングキャパシタ15は、磁化インダクタンスの電圧をリセットしているといえる。HO信号18が正である場合、この信号は、変圧器7のドット側端子16において正の電圧を誘起し、バイアスゲート抵抗6は、ダイオード5をバイパスしてNチャネルMOSFET1のゲート10に電流を流す。ダイオード5は、16における電圧信号が正である間は、阻止ダイオードであり、ゲート電流は、ゲート抵抗6のみを通過する。16においてゲート信号がゼロになると、ダイオード5は、MOSFET1のゲート容量を、ゲート抵抗6をバイパスさせて速やかに放電させ、ゲート10を電源電圧11に引き下げ、MOSFET1を効率的かつ迅速に適切にオフにすることができる。バイアスゲート抵抗6は、16において、非結合インダクタンスからのゲート過渡電流がMOSFET1のゲート10に流れることを回避するために使用される。クランプツェナーダイオード3、4は、ゲート電圧が規定の電圧範囲を超えないようにし、13における電圧を16Vのレールツーレール電圧(rail to rail voltage)にクランプするために使用される。換言すれば、これらの2つのツェナーダイオード3、4は、緩く合された二次インダクタンス(loosely coupled secondary inductance)に関連する過渡現象から負のスイング及び正のスイングをクリップする。プルダウン抵抗2は、変圧器7の二次巻線16及び9から、緩く結合された二次インダクタンスによって引き起こされる過渡電圧(dv/dt)を消去するために使用される。スイッチング遷移の間、13における結合されていない二次インダクタンスは、電圧スパイクを発生させる可能性があり、この電圧スパイクは、MOSFETのゲート10の酸化物層に穴を空け、MOSFET1に恒久的な損傷を与える可能性がある。MOSFETは、通常、故障によって短絡モードになるため、ハーフブリッジの2つのMOSFETが同じ導通状態になり、ヒューズ及び/又は電流検出抵抗の溶断が発生するおそれがある。このため、MOSFETのゲート及びソースの間にプルダウン抵抗2を設け、MOSFETを過渡電圧から保護することが不可欠である。カップリングキャパシタ15は、ACカップリングを提供し、したがって、ゲート駆動信号18をレベルシフトさせる。図7に示すように、ツェナーダイオード3、4とカップリングキャパシタ15を追加した後、ハイサイドMOSFET1のゲート10は、0とVGではなく、−VcとVG−Vcによって駆動され、ここで、Vcはカップリングキャパシタ15の両端の電圧であり、VGはゲート電圧である。これらの波形を図8に示す。これにより、FETは、ターンオフ時に負にバイアスされ、これによりターンオフ速度が改善される。また、MOSFETのdv/dt耐性も向上する。図7のプルダウン抵抗2は、ターンオン時にゲートをローに引き下げるので、FETはスタートアップ時に常にオフになる。プルダウン抵抗2は、阻止キャパシタの充放電に寄与し、これがなければ、阻止キャパシタに亘る電圧が生じない。
回路の温度依存性:
上述したように、無電極蛍光灯システムは、空気循環及び換気が非常に少ないハイベイ及びトンネルに設置されることが多い。このような状況下では、バラストシステムは、固定器具の外部に熱を良好に伝達できず、したがって、高温に対する耐性を有する必要がある。これらの条件下では、無電極蛍光灯システムの周囲温度は、180°Fまで上昇し、バラストコンポーネントは、200°F以上で動作しなくてはならないことがある。これらの極端な高温下では、コンポーネント値がかなり変動し、回路の動作条件が変化する。これらのコンポーネントの値が変化すると、回路の共振状態も変化し、共振周波数が設計値より高く又は低くシフトする。しかしながら、ICは、予めプログラムされたデッドタイム及び周波数でFETを駆動するように設計されており、共振周波数が変動すると、蛍光灯が点灯しない可能性がある。蛍光灯が点灯されないと、バラストICは、この値をリセットし、蛍光灯を再点弧しようとし続け、共振回路に多くのエネルギが流れるおそれがある。このエネルギによって、ハイサイドMOSFETの経路がバラストICに移行し、ICの内部ドライバ回路が損傷する可能性がある。ゲートドライバの絶縁は、ゲート信号を制御信号から電気的に絶縁することによって、このICの損傷の原因を防いでいる。
したがって、ゲート絶縁変圧器をバラスト回路に使用することによって、MOSFET制御メカニズムを強化し、MOSFETを過渡電圧から保護し、制御回路を雑音から絶縁し、ICの内部ドライバ回路の電気的ストレスを緩和し、MOSFETにおけるスイッチング損失を低減することができる。
共振回路70:
図9に示すように、MOSFET1、20は、トーテムポール型ハーフブリッジ構成回路(a totem pole, half bridge configuration circuit)に接続され、IC28からのハイサイド及びローサイドゲート信号によって駆動される。制御回路29は、IC28のデッドタイム及びスイッチング周波数を決定する。MOSFETは、端子21、22におけるブーストDCをスイッチングする。図4の共振タンクは、DC阻止キャパシタ23と、共振インダクタ24と、共振キャパシタ25とを備える。無電極蛍光灯26は、共振キャパシタ25に並列に接続されている。MOSFET20は、電流検出抵抗27を介して接地されている。電流検出抵抗27は、共振タンク30内で駆動されている電流を制限する。共振キャパシタ25の値は、DC阻止キャパシタ23よりも小さいので、蛍光灯26は、最初の点弧時に高いAC電圧を得る。下側のキャパシタ25は、DCブロックキャパシタ23より常に高い電圧を有する。蛍光灯26が点弧されると、蛍光灯は、共振キャパシタ25に比べてインピーダンスが小さくなり、したがって、共振キャパシタは、開回路のように振る舞い、キャパシタ23及びインダクタ24のみが共振タンク30を構成するように振る舞う。これにより、タンク内の共振状態が変化し、この結果、動作周波数及び電圧が変化する。
無電極蛍光灯は、電極又はフィラメントを有していないため、予熱条件を必要とせず、これは、無電極蛍光灯が予熱時間及び予熱電流を必要としないことを意味する。バラストICは、プログラム可能な予熱時間及び予熱周波数を有しており、予熱周波数466kHzの予熱の場合、バラストは、140msの非常に短い時間で動作するようになっている。蛍光灯を点灯する前に、直列L−C回路は、高いQ係数で共振する。予熱モードが経過すると、周波数は、共振周波数に向かって掃引(減少)され、蛍光灯電圧は1〜1.55kVに上昇して蛍光灯を点灯する。この高電圧によって蛍光灯が点灯すると、回路は、Q係数が低い直列L及び並列RCとなる。点灯後、回路内の周波数は、更に蛍光灯のランニング周波数まで低下し、蛍光灯電流は、そのランニング周波数において一定値に維持される。
本発明は、バラスト回路の予熱周波数、予熱時間及び共振状態を改善する。回路パラメータの値は、バラストが、そのコンポーネント値の変動にかかわらず、全ての温度条件で蛍光灯を点弧できるように選択する必要がある。無電極蛍光灯は、通常、235kHzで動作し、予熱周波数及び共振周波数は、それぞれ450kHz及び240kHzである。図10は、電子蛍光灯バラストの典型的なQ曲線を示している。この図では、バラストは、初期的には共振タンクの高Q特性125に従い、予熱周波数121から点灯周波数122まで掃引を行い、ここで、蛍光灯を点灯する。蛍光灯が点灯すると、回路の動作周波数は、ランニング周波数123に低下し、回路は低Q値のグラフ126を維持する。回路の共振状態は、共振周波数124に維持される。共振タンクのこれらの典型的な特性において、共振周波数124とランニング周波数123の間には、例えば、少なくとも30kHzの大きな差が存在する。しかしながら、高温下では、共振インダクタと蛍光灯インダクタンスの値の変動のために、共振周波数とランニング周波数の差は、10kHz未満の範囲で更に近くなり、蛍光灯システムのQ曲線は図11に示すようにシフトする。この図では、バラストシステムのランニング周波数129は、タンクの共振周波数128に非常に近く、蛍光灯は、共振周波数の近くで動作する。共振の性質により、タンクは、共振状態の間に多くのエネルギ及び最大電力の伝送を続けるため、バラストは、過度の電力及びエネルギを取り扱わなくてはならない。これにより、回路内の残りの電気部品に負荷がかかり、バラストIC28に損傷が生じ、バラストに恒久的な損傷が生じる。これは、高温に曝される現場に設置された電子バラストの故障の主な原因である。バラストは、これらの高温下で電源を入れ直すと大部分が故障する。これは、無電極蛍光灯バラストの設計における困難な課題であり、現場設置におけるバラストの破損の大部分は、この設計ミスによって引き起こされることが報告されている。既存の設計で共通する設計ミスは、バラストのために選択される周波数が互いに非常に近すぎることである。
図12は、高温での始動時の共振タンク内の高いエネルギを示している。バラストの予熱時間は、約400ms(132)であり、400msにおける点灯電圧133は、750Vである。バラストは、400ms(132)の間、予熱電圧を700V(130)及び0.4A(131)に維持する。このため、蛍光灯の点灯前であっても、共振タンク内の予熱エネルギは、280Wと算出される。バラスト回路は、蛍光灯を点灯しようとしている間に、過剰なエネルギに曝されていることがわかる。これは、ランプの点灯中に生成する必要のない過剰なエネルギである。図13は、常温条件下における典型的な蛍光灯特性を示している。予熱電圧135は、ランニング電圧137より低くなければならず、予熱電流138は、点灯電圧136よりも前では、ゼロでなければならない。136において蛍光灯が点灯されると、ランニング電圧137及びランニング電流139の値は、蛍光灯の動作期間全体に亘って一定に安定させる必要がある。高温下でのバラストの効率的かつ効果的な動作のためには、バラスト波形は、図12のようではなく、図13のようになる必要がある。
本発明では、共振インダクタ及びキャパシタの値は、Q曲線が如何なる温度変化に対しても大きくシフトしないように選択される。共振タンクの値は、温度変化に対するインダクタ、キャパシタ、蛍光灯のインダクタンスの値の変動を考慮して選択される。蛍光灯のインダクタンスのばらつきは、蛍光灯の製造業者が採用する製造技術の相違によって生じる。したがって、可能性がある全ての条件で蛍光灯を点灯させることができる共振タンクを設計することは非常に重要である。動作周波数及び予熱周波数を変更しながら、異なる温度条件下で、図9に示すIC28、阻止キャパシタ23、共振インダクタ24、共振キャパシタ25及び蛍光灯のインダクタンス26について研究を重ねて得られた可能な最良の動作点の組合せを図14に示す。図14に示すように、バラストの予熱周波数141、共振周波数144及びランニング周波数143の値は、それぞれ、466kHz、231kHz及び199kHzに選択されている。これらの値は、高温での蛍光灯の点灯に成功し、動作中一定の蛍光灯ルーメン出力を維持することが検証された。ランニング周波数143は、共振周波数144に近くならず、そのパラメトリック分散によって、如何なる条件下でもバラストが共振周波数で動作しないように選択された。したがって、このバラストは、動作中に大量のエネルギ及び/又は電力が伝送されることを回避する。このQ曲線の変化は、残りのバラスト部品にかかるストレスを低減し、したがって、最適な性能をより長く持続する。この新しい値の組は、バラストが極端な温度条件下で正常に再点弧するためにも役立つ。図15は、高温における蛍光灯点弧の成功を示している。この図から、共振タンクは、蛍光灯を点灯している間は、エネルギを保持していないことがわかる。予熱電圧146の値は、200Vであるが、予熱電流149は、110ms(151)の予熱時間の間は無視できる。蛍光灯は、900V(147)の理想点灯電圧を有し、点灯電圧148及び電流150が蛍光灯の動作中安定し、一定であり、したがって蛍光灯出力は一定である。図15は、より高い温度条件で測定されており、バラストの動作状態が図13のバラストの理想的な状態に非常に近いことが観察される。高温におけるバラストの再点弧の精度と堅牢性についても検証した。バラストの周囲温度を85℃に維持し、34,000回の電力サイクルを行った。85℃の周囲温度では、バラスト回路内の全ての電気部品が最大温度範囲を超えたが、バラストは、低いTHD及び高い力率で34,000回の電力サイクルを経ても正常に動作することが観察された。したがって、ハイサイドのゲート絶縁変圧器の使用、最適化されたタンク回路値及び動作周波数は、全ての動作温度における無電極誘導バラストの正常で効率的な動作のための3つの重要なパラメータであるといえる。
波形補正回路:
本発明の最後の部分は、図1の波形補正及びTVSS保護50に関する。本発明では、保護機能が追加された良好な電力品質を維持するための安定化技術に波形補正技術を追加する。無電極バラストは、無線周波数範囲(予熱中は、最大466kHz、ランニング周波数は、199kHz)で動作し、従来の差動モード及びコモンモードフィルタは、バラスト回路から発生する雑音の除去に適していないことがある。高速道路やトンネルを含む過酷なバラストの設置場所では、バラストから発生する雑音が、交通管制、監視カメラ、通信ネットワークシステム等の高感度電子機器に影響を与えないように、更なるフィルタリングが必要となる。交通制御システム、スマート照明制御、通信システム、IPカーネル等の高感度電子機器は、照明パネル等の非線形負荷によって発生する周波数雑音の影響を受けやすい。高感度なコンピュータ負荷の誤動作又は不規則な挙動を引き起こす前に、負荷パネルから1.5kHz〜1MHzの範囲の周波数雑音をフィルタリングする必要がある。また、バラスト回路は、現場に設置された際、内部又は外部で発生する電気雑音から保護する必要がある。したがって、バラストは、フィールド内での動作を成功させるための保護回路と共にフィルタ回路を必要とする。電子バラストによってメインライン上に伝導又は放射されるエネルギ伝送は、フィルタリング、処理及び保護する必要がある。図5に示すように、米国特許第6486570号明細書に記載されている波形補正技術をバラスト回路に使用している。
要約すると、本発明は、限定的又は排他的であることを意図するものではないが、以下の概念及び思想を開示する。
1.図9に示すように、無電極誘導バラストのアプリケーションにおいて、典型的なバラストIC28の内部ドライバ回路上の電気的ストレスを低減する目的のために、ハイサイドゲート絶縁変圧器7をハーフブリッジインバータ回路に接続する必要があり、これにより、バラストIC28は、60kHzの仕様より高い周波数(466kHz)で動作することができる。
2.図9に示すように、無電極誘導バラストのアプリケーションにおいて、バラストをより高い周波数及びより高い温度で動作させる場合、ハイサイドMOSFETのゲート1、したがって、MOSFET10を絶縁し、保護する目的のために、ハイサイドゲート絶縁変圧器7をハーフブリッジインバータ回路に接続する必要がある。
3.図9に示すように、無電極誘導バラストのアプリケーションにおいて、バラストをより高い周波数及びより高い温度で動作させる場合、バラストIC28を保護する目的で、ハイサイドゲート絶縁変圧器7をハーフブリッジインバータ回路に接続する必要がある。
4.図14に示すように、無誘導型蛍光灯バラストシステムのQ曲線は、バラストが高い周囲温度の条件下にある場合、共振周波数とランニング周波数との間の差がより大きくなるように(少なくとも30kHzより大きくなるように)シフトさせる必要がある。これにより、共振タンク内の予熱エネルギが減少し、したがって、より高温での蛍光灯の再点弧が可能になる。
5.バラストICの動作周波数は、85℃におけるパラメータ値の温度依存性を考慮して選択する必要がある。
6.図14に示すように、無電極誘導型蛍光灯の予熱周波数、共振周波数及びランニング周波数は、それぞれ、466±5kHz、231±5kHz及び199±5kHzに選択する。これらの値は、回路内の部品値の温度依存性を慎重に検討した後に選択されている。
7.バラストから発生するラインへの電気的雑音を除去するために、米国特許第6486570B1号に記載されている波形補正回路をバラストフィルタ回路に追加する。
8.米国特許第6486570B1号に記載されている波形補正回路は、施設からの内部/外部過渡状態からバラストを保護するためにバラストに追加される。
本発明を特定の好ましい実施形態を参照して本明細書に記載したが、これらの実施形態は単に例示的なものであり、本発明の範囲を限定するものではない。この詳細な説明によって、本発明の更なる実施形態も当業者にとって明らかである。
したがって、ここに開示する発明の思想及び範囲から逸脱することなく、本明細書に記載した実際の概念を容易に変更及び修正できることは、当業者にとって明らかである。

Claims (7)

  1. 誘導型蛍光灯を用いた照明システム用バラスト回路であって、
    AC−DC整流回路と、
    DC−DCブースト電力変換回路と、
    DC−ACハーフブリッジインバータ回路と、
    前記蛍光灯を点灯して前記蛍光灯の一定の電力出力を実質的に維持する共振回路と、を備え、
    前記DC−ACハーフブリッジインバータ回路は、バラスト集積回路(IC)を使用してハイサイドMOSFET及びローサイドMOSFETを駆動するハーフブリッジインバータ回路に接続されたゲート絶縁変圧器を更に備え、
    前記ゲート絶縁変圧器は、前記ハイサイドMOSFETへのゲート信号を、前記ローサイドMOSFETへの別のゲート信号から電気的に絶縁し、
    前記共振回路は、DC阻止キャパシタと前記誘導型蛍光灯に並列に接続された共振キャパシタとの間に直列に接続された共振インダクタを備え、前記共振キャパシタの値は、前記DC阻止キャパシタよりも小さく、
    前記誘導型蛍光灯のQ曲線は、前記バラスト回路が85℃で動作しているときに、共振周波数とランニング周波数との差が30kHz以上となるようにシフトされているバラスト回路。
  2. 前記バラスト回路は、コモンモード差動モードフィルタによって保護され、波形補正回路が並列に追加されている請求項1記載のバラスト回路。
  3. 前記ゲート絶縁変圧器は、駆動回路の一部であり、前記駆動回路は、
    高出力信号の後段及び絶縁ゲート変圧器の第1の一次側に直列に配置されたカップリングキャパシタと、
    ゲート抵抗に亘って接続されたダイオードと、を備え、
    前記ダイオードのカソードは、絶縁ゲート変圧器の第1の二次側に接続され、
    前記ダイオードのアノードは、前記ハイサイドMOSFETのゲートとソースの間に接続されたツェナーダイオード、前記ハイサイドMOSFETのゲート、及び前記ハイサイドMOSFETのゲートとソースの間に接続されたゲート−ソース抵抗の少なくとも1つに接続され、
    前記絶縁ゲート変圧器の第2の一次側は、デジタルグランドに接続され、
    前記絶縁ゲート変圧器の第2の二次側は、前記ハイサイドMOSFETのソースに接続されている請求項1記載のバラスト回路。
  4. 前記ゲート絶縁変圧器の巻線比は、1:1であり、前記ゲート絶縁変圧器の入出力信号は、同相であり、前記カップリングキャパシタは、前記ゲート絶縁変圧器の一次巻線に直列に接続されている請求項3記載のバラスト回路。
  5. 前記ハイサイドMOSFETのゲートとソースの間に一対のツェナーダイオードが接続され、前記ハイサイドMOSFETのゲート電圧が指定された負の電圧又は指定された正の電圧を超えないようにされている請求項3記載のバラスト回路。
  6. 前記誘導型蛍光灯は、ランニング周波数が199±5kHz、予熱周波数が466±5kHz、共振周波数が231±5kHzである請求項記載のバラスト回路。
  7. 前記バラスト回路は、コモンモード差動モードフィルタによって保護され、波形補正回路が並列に付加されている請求項記載のバラスト回路。
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