JP6821458B2 - 検査用データ作成装置および検査用データ作成方法 - Google Patents

検査用データ作成装置および検査用データ作成方法 Download PDF

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本発明は、検査対象基板に形成された回路網を構成する複数の回路要素を検査するための個別検査用データを作成する検査用データ作成装置および検査用データ作成方法に関するものである。
この種の検査用データ作成装置として、本願出願人は、下記の特許文献1に開示された検査用データ作成装置を既に提案している。この検査用データ作成装置は、検査対象基板に形成された回路網を構成する複数の回路要素をこの回路網に接続された検査ポイントにプローブを接触させて検査するときの個別検査用データを作成する処理部を備えている。この検査用データ作成装置では、処理部は、複数の回路要素をすべて正常状態であるとしたときの正常回路ネットリストに基づいて、正常状態の回路網に対して予め規定された検査内容で検査するシミュレーションを実行して正常時検査結果を求める正常時シミュレーション処理、複数の回路要素のうちの1つの回路要素を検査対象(検査対象部品)として故障状態とし、かつ残りの回路要素をすべて正常状態としたときの故障回路ネットリストに基づいて、故障状態の回路網に対して上記の検査内容で検査するシミュレーションを実行して故障時検査結果を求める故障時シミュレーション処理、および正常時検査結果と故障時検査結果とが相違しているときの検査内容を、この検査対象を検査するときの個別検査用データとする個別検査データ作成処理(個別検査用データ作成処理)を実行する。
したがって、この検査用データ作成装置によれば、検査対象基板に内蔵されているなどの理由により、自らの両端に検査ポイントが設定されていない回路要素(検査対象部品)の個別検査用データについても、個別検査用データの自動での作成率を十分に高めることが可能である。このため、この個別検査用データに基づく検査対象基板についての検査カバー率を十分に向上させることが可能となっている。
また、実際の検査対象基板に形成された回路網の回路要素(検査対象を含むすべての回路要素)は、例え正常であったとしても、それぞれのパラメータ値(例えば、回路要素が抵抗のときには抵抗値、コンデンサのときには容量値など)がそれぞれの製品仕様で規定された許容範囲内でばらつくことがある。
しかしながら、この検査用データ作成装置では、シミュレーションで求めた故障時検査結果と比較する正常時検査結果について、シミュレーションで求めた正常時検査結果そのものとするのではなく、この正常時検査結果に予め規定された値を加算して上限値を求めると共に、この予め規定された値を減算して下限値を求め、この求めた上限値以下で、かつ下限値以上の範囲を故障時検査結果と比較する正常時検査結果としている。これにより、この検査用データ作成装置では、シミュレーションで求めた故障時検査結果がシミュレーションで求めた正常時検査結果に対して予め規定された値を超えて相違する(つまり、正常時検査結果の上限値より大きかったり、正常時検査結果の下限値より小さかったりする)検査内容だけを、検査対象(回路要素)の故障を検出し得る個別検査用データとして作成する。
したがって、このようにしてこの検査用データ作成装置で作成した個別検査用データを実際の検査対象基板に対する検査を実行する基板検査装置に使用することにより、検査対象とする回路要素が故障しているときに、この検査対象が故障しているとの検査結果を十分に高い精度で得ることが可能となっている。
特開2016−173354号公報(第11−20頁、第1−5図)
ところが、上記の検査用データ作成装置には、以下のような改善すべき課題が存在している。すなわち、この検査用データ作成装置では、相違するか否かの判定基準値としての上記の上限値や下限値を求める際の「予め規定された値」については、基板検査装置を使用する作業者が経験則に基づいて妥当な値を決定して使用するのが一般的である。このため、この検査用データ作成装置には、基板検査装置を使用する経験の浅い作業者にとって「予め規定された値」として妥当な値を決定するのが難しく、この結果、妥当な個別検査用データを作成することも容易ではないという改善すべき課題が存在している。
本発明は、かかる課題を改善するためになされたものであり、妥当な個別検査用データを容易に作成し得る検査用データ作成装置および検査用データ作成方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の検査用データ作成装置は、検査対象基板に形成された回路網を構成する互いに電気的に接続された複数の回路要素のうちの1つの回路要素を当該検査対象基板の表面に配設されて当該回路網に接続された検査ポイントにプローブを接触させて検査するときの前記回路網のための個別検査用データを作成する処理部を備え、前記処理部が、前記複数の回路要素をすべて正常状態であるとしたときの正常回路ネットリストに基づいて、正常状態の前記回路網に対して予め規定された検査内容で検査するシミュレーションを実行して正常時検査結果を求める正常時シミュレーション処理、前記複数の回路要素のうちの1つの回路要素を検査対象として故障状態とし、かつ残りの回路要素をすべて正常状態としたときの故障回路ネットリストに基づいて、当該故障状態の前記回路網に対して前記検査内容で検査するシミュレーションを実行して故障時検査結果を求める故障時シミュレーション処理、および前記正常時検査結果と前記故障時検査結果とが相違しているときの前記検査内容を、前記検査対象を検査するときの前記個別検査用データとする個別検査用データ作成処理を実行する検査用データ作成装置であって、前記処理部は、良品の前記検査対象基板の前記回路網に対して前記検査内容で実際に検査して得られた良品実測結果と前記正常時シミュレーション処理で求めた前記正常時検査結果との第1差分値に基づいて判定基準値を算出する判定基準値算出処理を実行し、前記個別検査用データ作成処理において、前記正常時シミュレーション処理で求めた前記正常時検査結果と前記故障時シミュレーション処理で求めた前記故障時検査結果との第2差分値を前記判定基準値と比較して、当該第2差分値が前記判定基準値を上回っているときに前記正常時検査結果と前記故障時検査結果とが相違していると判別して、このときの前記検査内容を前記個別検査用データとする。
請求項2記載の検査用データ作成方法は、検査対象基板に形成された回路網を構成する互いに電気的に接続された複数の回路要素のうちの1つの回路要素を当該検査対象基板の表面に配設されて当該回路網に接続された検査ポイントにプローブを接触させて検査するときの前記回路網のための個別検査用データを作成する際に、前記複数の回路要素をすべて正常状態であるとしたときの正常回路ネットリストに基づいて、正常状態の前記回路網に対して予め規定された検査内容で検査するシミュレーションを実行して正常時検査結果を求める正常時シミュレーション処理、前記複数の回路要素のうちの1つの回路要素を検査対象として故障状態とし、かつ残りの回路要素をすべて正常状態としたときの故障回路ネットリストに基づいて、当該故障状態の前記回路網に対して前記検査内容で検査するシミュレーションを実行して故障時検査結果を求める故障時シミュレーション処理、および前記正常時検査結果と前記故障時検査結果とが相違しているときの前記検査内容を、前記検査対象を検査するときの前記個別検査用データとする個別検査用データ作成処理を実行する検査用データ作成方法であって、良品の前記検査対象基板の前記回路網に対して前記検査内容で実際に検査して得られた良品実測結果と前記正常時シミュレーション処理で求めた前記正常時検査結果との第1差分値に基づいて判定基準値を算出する判定基準値算出処理を実行し、前記個別検査用データ作成処理において、前記正常時シミュレーション処理で求めた前記正常時検査結果と前記故障時シミュレーション処理で求めた前記故障時検査結果との第2差分値を前記判定基準値と比較して、当該第2差分値が前記判定基準値を上回っているときに前記正常時検査結果と前記故障時検査結果とが相違していると判別して、このときの前記検査内容を前記個別検査用データとする。
請求項1記載の検査用データ作成装置および請求項2記載の検査用データ作成方法では、良品の検査対象基板の回路網に対して1つの検査内容で実際に検査して得られた良品実測結果とこの検査内容での正常時シミュレーション処理で求めた正常時検査結果との第1差分値に基づいて判定基準値を算出する判定基準値算出処理を実行し、個別検査用データ作成処理において、上記の検査内容での正常時シミュレーション処理で求めた正常時検査結果とこの検査内容での故障時シミュレーション処理で求めた故障時検査結果との第2差分値を判定基準値と比較して、第2差分値が判定基準値を上回っているときに正常時検査結果と故障時検査結果とが相違していると判別して、この検査内容を個別検査用データとする。
したがって、この検査用データ作成装置および検査用データ作成方法によれば、正常時検査結果と故障時検査結果が相違するか否かの判定基準値としての上限値や下限値を求める際の「予め規定された値」を作業者の経験則に基づいて決定していた従来の検査用データ作成装置や検査用データ作成方法とは異なり、経験則によらずに求めることができる良品実測結果に基づいて判定基準値を決定することができる結果、基板検査装置を使用する経験の浅い作業者であっても、妥当な個別検査用データを容易に作成することができる。
検査用データ作成装置11の構成図である。 検査用データ作成装置11の動作(検査用データ作成方法)を説明するための説明図である。 検査用データ作成装置11の動作(検査用データ作成方法)を説明するための検査用データ作成処理80についてのフローチャートである。
以下、検査用データ作成装置および検査用データ作成方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
まず、検査用データ作成装置の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す検査用データ作成装置としての検査用データ作成装置11は、一例として、入力部12、処理部13、記憶部14および出力部15を備え、入力部12から入力される設計データ(検査対象基板となる回路基板についての設計データ)Dde、この回路基板に対する検査を実行する基板検査装置の仕様データDsp、および検査対象基板についての良品から予め取得した良品実測結果REmに基づいて、検査対象基板に含まれている複数の回路網のそれぞれを構成する回路要素(例えば、抵抗やコンデンサやコイルやICなどの個々の電子部品)を個別に検査する際に基板検査装置で使用される個別検査用データDteをシミュレーションで自動的に作成可能に構成されている。
なお、この設計データDdeには、基板検査装置の検査対象となる回路基板(検査対象基板)に実装されるすべての電子部品の仕様を示す情報、電子部品同士を接続する導体パターンの形状を示す情報、導体パターンにおけるすべての電子部品の実装位置を示す情報、および回路要素の検査のために回路網毎に回路基板の表面に位置する導体パターン上の所定の位置に予め設けられた検査ポイントの位置を示す情報などが含まれているものとする。
また、この個別検査用データDteを使用する基板検査装置は、複数のプローブ、プローブ移動機構、種々の電気信号を生成可能な信号生成部および電気信号を測定する測定部を有して、プローブのうちの任意のプローブを出力プローブとして機能させることで検査のための電気信号(電圧や電流)をこの出力プローブを介して回路網の検査ポイントに出力する機能、プローブのうちの他の任意のプローブを入力プローブとして機能させることで上記の電気信号の回路網への出力に起因してこの回路網の検査ポイントに発生する電気信号をこの入力プローブを介して入力する機能、および入力プローブを介して入力した電気信号に基づいて(またはこの入力した電気信号および上記の出力した電気信号の双方に基づいて)回路網についてのパラメータを測定する機能を備えている。
また、この基板検査装置は、検査用データ作成装置11で作成された個別検査用データDteに基づいて上記の各機能を発揮させることで、回路網毎に設けられた複数の検査ポイントのうちの個別検査用データDteで示された検査ポイントを使用して、1または2以上の検査機能fcのうちの個別検査用データDteで示された検査機能fcで回路網(回路網に含まれている回路要素)を検査することが可能に構成されている。
これらの検査機能fcの一例として、この基板検査装置は、回路網に設けられた一対の検査ポイント間のインピーダンスまたは抵抗値(本例では一例としてインピーダンス)を測定して、この回路網に含まれる回路要素(検査対象)を検査するインピーダンス検査機能、回路網に設けられた一対の検査ポイント間に電圧を印加すると共にこの電圧の印加時に、この一対の検査ポイント間に生じる電流(電流値や電流波形)や、回路網に設けられた他の一対の検査ポイント間に生じる電圧(電圧値や電圧波形)または電流(電流値や電流波形)を測定することで、この回路網に含まれている回路要素を検査する電圧検査(電圧印加検査)機能、および回路網に設けられた一対の検査ポイント間に電流を印加すると共にこの電流の印加時に、この一対の検査ポイント間に生じる電圧(電圧値や電圧波形)や、回路網に設けられた他の一対の検査ポイント間に生じる電圧(電圧値や電圧波形)または電流(電流値や電流波形)を測定することで、この回路網に含まれている回路要素を検査する電流検査(電流印加検査)機能を備えているものとする。したがって、検査用データ作成装置11が入力する上記の基板検査装置についての仕様データDspには、基板検査装置が有するこのような検査機能fcを示す情報が含まれると共に、回路要素を検査する際の回路網(この回路要素を含む規定の回路網)を示す情報が各回路要素に対応させて含まれているものとする。
また、良品実測結果REmは、検査対象基板とする回路基板の良品を基板検査装置を用いて実際に検査することにより、具体的には、回路基板に存在する複数の回路網(正常回路網)のうちの検査対象とする回路要素を含むすべての回路網に対して、複数の検査機能fcのうちの1つの検査機能fcで、かつこの回路網内に存在する複数の検査ポイントのうちのこの1つの検査機能fcに対応する検査ポイントにこの1つの検査機能fcに対応する種類のプローブ(出力プローブおよび入力プローブのいずれか)を接触させて測定することを、検査機能fcを変更しつつ実行することで検査内容毎に取得されるもの(実測結果)であり、予め取得されているものとする。この場合、この検査内容とは、このように基板検査装置が所定の回路網を構成する検査対象の回路要素を検査する際に、各検査機能fcのうちのどの検査機能fcを使用し、この検査機能fcに対応して各プローブのうちのどれを出力プローブおよび入力プローブとして機能させ、かつこのように機能させる出力プローブおよび入力プローブをどの検査ポイントに接触させるのか、といった検査に関する検査条件を示す。
入力部12は、一例として、外部インターフェース回路を備えて構成されて、外部装置から送信された設計データDde、仕様データDspおよび良品実測結果REmを受信して、処理部13に出力する。
処理部13は、一例として、コンピュータで構成されて、記憶部14に記憶されている動作プログラムを読み出して実行することにより、入力部12から出力される設計データDde、仕様データDspおよび良品実測結果REmを入力して記憶部14に記憶させる記憶処理、記憶部14に記憶されている設計データDde、仕様データDspおよび良品実測結果REmに基づいて個別検査用データDteをシミュレーションで作成する検査用データ作成処理80(図3参照)、並びに作成した個別検査用データDteを出力部15に出力する出力処理を実行する。
記憶部14は、一例として、HDD(Hard Disk Drive )や、RAMなどの半導体メモリなどで構成されている。また、記憶部14には、処理部13の動作プログラム(処理部13に検査用データ作成処理80を実行させるためのプログラムを含む)が予め記憶されると共に、設計データDde、仕様データDsp、良品実測結果REmおよび個別検査用データDteなどが記憶される。出力部15は、一例として、外部インターフェース回路を備えて構成されて、処理部13から出力される個別検査用データDteを入力すると共に、外部インターフェース回路に接続されている外部装置にこの個別検査用データDteを出力する。この個別検査用データDteは、基板検査装置が回路網を構成する検査対象の回路要素を検査する際の上記の検査内容を規定(特定)するものである。
次に、検査用データ作成装置11の動作と共に、検査用データ作成方法について図面を参照して説明する。
検査用データ作成装置11では、処理部13が、図3に示す検査用データ作成処理80を実行することにより、検査対象基板に実装されている回路要素のうちの検査対象となる回路要素(特定回路要素ともいう)を基板検査装置で検査する際の個別検査用データDteを自動的に作成するが、まず、この検査用データ作成処理80(検査用データ作成方法)の基本的な原理について説明する。
この検査用データ作成方法では、1つの検査内容でのシミュレーション(検査シミュレーション)を、特定回路要素を含む1つの回路網(特定回路網ともいう)を構成するすべての回路要素が正常(回路要素のパラメータ値がカタログなどの仕様書に記載の公称値である状態)であるこの回路網(正常回路網ともいう)に対してこの正常回路網のネットリスト(正常回路ネットリスト)を使用して実行して(正常時シミュレーション処理を実行して)、シミュレーション結果(正常時検査結果)を求める。また、同じ検査内容でのシミュレーションを、この特定回路網を構成する回路要素のうちのいずれか1つのみを故障状態としたこの回路網(故障回路網ともいう)に対してこの故障回路網のネットリスト(故障回路ネットリスト)を使用して実行すること(故障時シミュレーション処理の実行)を、故障状態とする回路要素を変えながらすべての故障回路網に対して実行して(故障時シミュレーション処理を実行して)、このすべての故障回路網についてのシミュレーション結果(故障時検査結果)を求める。
そして、このようにして求めた検査内容毎の故障時検査結果の中に、同じ検査内容での正常時検査結果と相違するものが1つだけ存在している検査内容が存在しているときには、基板検査装置でこの1つの検査内容で規定される検査を特定回路網に対して実行することで、この1つの故障時検査結果が得られた故障回路網において故障状態とした1つの回路要素(特定回路要素)が正常であるか故障しているかを検査することができる。このことから、この1つの検査内容を、この特定回路網のこの1つの特定回路要素を基板検査装置で検査する際の個別検査用データDteとすることができる、という論理に基づいている。
検査用データ作成処理80では、処理部13は、まず、部品選択処理を実行する(ステップ81)。この部品選択処理では、処理部13は、記憶部14に記憶されている設計データDdeに基づいて、検査対象基板に実装される回路要素のうちの検査対象とする特定回路要素(以下、検査対象部品obともいう)を1つ選択する。なお、この例では、理解を容易にするため、回路要素A,B,Cだけで構成される回路網(特定回路網)のうちの回路要素Aが検査対象部品obとして選択されたものとする。
次いで、処理部13は、正常ネットリスト作成処理を実行する(ステップ82)。この正常ネットリスト作成処理では、処理部13は、ステップ81において選択した検査対象部品obを含む特定回路網についての正常回路網のネットリストを正常回路ネットリストNEnoとして作成すると共に、検査対象部品obに対応させて記憶部14に記憶させる。この場合、正常回路網とは、検査対象部品obを含む回路網に含まれる回路要素(本例では、回路要素A,B,C)がすべて正常であるときの回路網をいうものとする。また、作成した正常回路ネットリストNEnoには、検査対象部品obを検査する際に使用する検査ポイントの情報(例えば、番号名)が含まれているものとする。
続いて、処理部13は、故障ネットリスト作成処理を実行する(ステップ83)。この故障ネットリスト作成処理では、処理部13は、ステップ82において作成した正常回路ネットリストNEnoに基づいて、特定回路網に含まれている回路要素A,B,Cのそれぞれを単独で故障状態としたときの回路網を故障回路網として、この故障回路網のネットリストを故障回路ネットリストNEabとして作成すると共に、検査対象部品obに対応させて記憶部14に記憶させる。
これにより本例では、処理部13は、回路要素Aだけを故障状態(つまり、残りの回路要素B,Cは正常)としたときの故障回路網のネットリストである故障回路ネットリストNEabA、回路要素Bだけを故障状態としたときの故障回路網のネットリストである故障回路ネットリストNEabB、および回路要素Cだけを故障状態としたときの故障回路網のネットリストである故障回路ネットリストNEabCを作成する(図2参照)と共に、検査対象部品obに対応させて記憶部14に記憶させる。この場合、故障回路ネットリストNEabA,NEabB,NEabC(以下、特に区別しないときには故障回路ネットリストNEabともいう)にも、検査対象部品obを検査する際に使用する検査ポイントの情報が含まれている。また、例えば、回路要素についての上記の故障状態とは、断線、短絡および定数間違いなどの種々の故障状態が考えられる。
次いで、処理部13は、正常時シミュレーション処理を実行する(ステップ84)。この正常時シミュレーション処理では、処理部13は、ステップ82において作成した正常回路網の正常回路ネットリストNEnoを用いて、この正常回路網に対して、検査内容1,2,3で示される各検査を順次、シミュレーションで実行することにより、検査内容1で検査したときの正常時検査結果REno1、検査内容2で検査したときの正常時検査結果REno2、および検査内容3で検査したときの正常時検査結果REno3(以下、正常時検査結果REno1,REno2,REno3を特に区別しないときには、正常時検査結果REnoともいう)をそれぞれ求めて(図2参照)、記憶部14に記憶させる。
続いて、処理部13は、故障時シミュレーション処理を実行する(ステップ85)。この故障時シミュレーション処理では、処理部13は、ステップ83において作成したすべての故障回路網に対して、故障回路網に対応する故障回路ネットリストNEabを用いて検査内容1,2,3で示される各検査を順次、シミュレーションで実行することにより、各故障回路網についての検査内容1,2,3毎の故障時検査結果REabを求めて記憶部14に記憶させる。
これにより本例では、処理部13は、回路要素Aだけが故障状態である故障回路網(故障回路ネットリストNEabAで示される回路網)を検査内容1で検査したときの故障時検査結果REabA1、この同じ故障回路網を検査内容2で検査したときの故障時検査結果REabA2、およびこの同じ故障回路網を検査内容3で検査したときの故障時検査結果REabA3(以下、故障時検査結果REabA1,REabA2,REabA3を特に区別しないときには、故障時検査結果REabAともいう)をそれぞれ求めて(図2参照)、記憶部14に記憶させる。また、処理部13は、回路要素Bだけが故障状態である故障回路網(故障回路ネットリストNEabBで示される回路網)を検査内容1で検査したときの故障時検査結果REabB1、この同じ故障回路網を検査内容2で検査したときの故障時検査結果REabB2、およびこの同じ故障回路網を検査内容3で検査したときの故障時検査結果REabB3(以下、故障時検査結果REabB1,REabB2,REabB3を特に区別しないときには、故障時検査結果REabBともいう)をそれぞれ求めて(図2参照)、記憶部14に記憶させる。また、処理部13は、回路要素Cだけが故障状態である故障回路網(故障回路ネットリストNEabCで示される回路網)を検査内容1で検査したときの故障時検査結果REabC1、この同じ故障回路網を検査内容2で検査したときの故障時検査結果REabC2、およびこの同じ故障回路網を検査内容3で検査したときの故障時検査結果REabC3(以下、故障時検査結果REabC1,REabC2,REabC3を特に区別しないときには、故障時検査結果REabCともいう)をそれぞれ求めて(図2参照)、記憶部14に記憶させる。
次いで、処理部13は、判定基準値算出処理を実行する(ステップ86)。この判定基準値算出処理では、処理部13は、後述の個別検査データ作成処理(ステップ87)において、検査内容毎に、正常時検査結果REnoに対して、各故障時検査結果REabA,REabB,REabCが相違しているか否かを判定するための判定基準値STを算出して記憶部14に記憶させる。
本例では、処理部13は、検査内容1については、記憶部14に記憶されている良品実測結果REmの中から、この特定回路網に対して同じ検査内容1で基板検査装置が実際に行った検査において実測された良品実測結果REm1を読み出すと共に、この良品実測結果REm1と正常時検査結果REno1との第1差分値X1(=|REno1−REm1|)に基づいて判定基準値ST1を算出する。また、処理部13は、検査内容2,3についても上記した検査内容1のときと同様にして、記憶部14に記憶されている良品実測結果REmの中から、この特定回路網に対して同じ検査内容2,3で基板検査装置が実際に行った検査において実測された良品実測結果REm2,3を読み出すと共に、この良品実測結果REm2と正常時検査結果REno2との第1差分値X2(=|REno2−REm2|)に基づいて判定基準値ST2を算出すると共に、この良品実測結果REm3と正常時検査結果REno3との第1差分値X3(=|REno3−REm3|)に基づいて判定基準値ST3を算出する。また、処理部13は、算出した各判定基準値ST1,ST2,ST3(以下、特に区別しないときには、判定基準値STともいう)を記憶部14に記憶させる。本例では一例として、処理部13は、第1差分値X1,X2,X3(以下、特に区別しないときには、第1差分値Xともいう)自体をそれぞれ判定基準値ST1,ST2,ST3として算出するものとする。
次いで、処理部13は、個別検査データ作成処理を実行する(ステップ87)。この個別検査データ作成処理では、処理部13は、検査内容1,2,3毎に、正常時検査結果REnoに対して、各故障時検査結果REabA,REabB,REabCが相違しているか否かを判定基準値ST1,2,3を用いて判定する。
具体的には、処理部13は、検査内容1については、正常時検査結果REno1と故障時検査結果REabA1との第2差分値XA1(=|REno1−REabA1|)、正常時検査結果REno1と故障時検査結果REabB1との第2差分値XB1(=|REno1−REabB1|)、および正常時検査結果REno1と故障時検査結果REabC1との第2差分値XC1(=|REno1−REabC1|)を算出する。次いで、各第2差分値XA1,XB1,XC1と、判定基準値ST1(この例では第1差分値X1)とを比較して、判定基準値ST1を上回る第2差分値が算出された故障時検査結果REabについては、正常時検査結果REno1と相違していると判別し、一方、判定基準値ST1以下の第2差分値が算出された故障時検査結果REabについては、正常時検査結果REno1と相違していないと判別する。
処理部13は、同様にして、検査内容2についても、正常時検査結果REno2と故障時検査結果REabA2との第2差分値XA2(=|REno2−REabA2|)、正常時検査結果REno2と故障時検査結果REabB2との第2差分値XB2(=|REno2−REabB2|)、および正常時検査結果REno2と故障時検査結果REabC2との第2差分値XC2(=|REno2−REabC2|)を算出する。次いで、各第2差分値XA2,XB2,XC2と、判定基準値ST2(この例では第1差分値X2)とを比較して、判定基準値ST2を上回る第2差分値が算出された故障時検査結果REabについては、正常時検査結果REno2と相違していると判別し、一方、判定基準値ST2以下の第2差分値が算出された故障時検査結果REabについては、正常時検査結果REno2と相違していないと判別する。
また、処理部13は、検査内容3についても、正常時検査結果REno3と故障時検査結果REabA3との第2差分値XA3(=|REno3−REabA3|)、正常時検査結果REno3と故障時検査結果REabB3との第2差分値XB3(=|REno3−REabB3|)、および正常時検査結果REno3と故障時検査結果REabC3との第2差分値XC3(=|REno3−REabC3|)を算出する。次いで、各第2差分値XA3,XB3,XC3と、判定基準値ST3(この例では第1差分値X3)とを比較して、判定基準値ST3を上回る第2差分値が算出された故障時検査結果REabについては、正常時検査結果REno3と相違していると判別し、一方、判定基準値ST3以下の第2差分値が算出された故障時検査結果REabについては、正常時検査結果REno3と相違していないと判別する。以下、第2差分値XA1,XA2,XA3について特に区別しないときには、第2差分値XAともいい、また第2差分値XB1,XB2,XB3について特に区別しないときには、第2差分値XBともいい、第2差分値XC1,XC2,XC3について特に区別しないときには、第2差分値XCともいうものとする。
上記の判別の結果、図2に示すように、検査内容1でのシミュレーション結果では、□マークを付した故障時検査結果REabA1のみが正常時検査結果REno1と相違し、検査内容2でのシミュレーション結果では、故障時検査結果REabA2,REabB2,REabC2のいずれも正常時検査結果REno2と相違しておらず、検査内容3でのシミュレーション結果では、□マークを付した故障時検査結果REabA3,REabB3の2つが正常時検査結果REno3と相違している状態となったとする。
この場合、検査内容1は、検査対象部品obとして選択された回路要素Aのみが故障しているか否かをシミュレーションによって検出することができるものとなっている。このことから、処理部13は、この回路要素Aが正常であるか故障しているかを基板検査装置で検査する際の個別検査用データDteとしてこの検査内容1を選択して記憶部14に記憶させる。一方、検査内容2でのシミュレーションでは回路要素A,B,Cのいずれの故障状態についても検出することができないことから、処理部13は、検査内容2については、個別検査用データDteとして使用しないものとする。また、検査内容3でのシミュレーションでは、回路要素A,Bのいずれかが故障している状態を検出することはできるものの、回路要素A,Bのいずれが故障しているかを特定することができないことから、処理部13は、検査内容3については、個別検査用データDteとして使用しないものとする。
したがって、この例では、このステップ87での個別検査データ作成処理の実行により、検査対象部品obとして選択された回路要素Aの個別検査用データDteとして、検査内容1が記憶部14に記憶される。なお、上記の例において、仮に、検査内容1においても、正常時検査結果REno1と相違する故障時検査結果REabが存在しないときには、処理部13は、検査対象部品obとして選択された回路要素Aの個別検査用データDteは作成できない旨を記憶部14に記憶させる。
続いて、処理部13は、記憶部14に記憶されている設計データDdeに基づいて、検査対象基板に実装される回路要素のうちの検査対象とするすべての回路要素(検査対象部品ob)について、ステップ82〜ステップ87の各処理を実行したか否かを判別し(ステップ88)、すべての検査対象部品obに対するこれらの処理の実行が完了していないときには、上記したステップ81に戻って、ステップ81〜ステップ87を繰り返す。これにより、検査用データ作成装置11は、検査対象基板に存在しているすべての検査対象部品obのうちの多くの検査対象部品obについての個別検査用データDteをシミュレーションで作成する。また、処理部13は、すべての検査対象部品obに対するステップ82〜ステップ87の各処理の実行が完了したときには、検査用データ作成処理80を完了させる。最後に、処理部13は、出力処理を実行して、検査用データ作成処理80で作成して記憶部14に記憶させている各検査対象部品obについての個別検査用データDteを読み出して出力部15に出力する。
このように、この検査用データ作成装置11および検査用データ作成方法では、ステップ87での個別検査データ作成処理において、検査内容1,2,3毎に、正常時検査結果REnoに対して、各故障時検査結果REabA,REabB,REabCが相違しているか否かを判定する際に、検査対象基板についての良品から予め取得した良品実測結果REmに基づいてステップ86での判定基準値算出処理で算出した判定基準値STを利用して判定する。
したがって、この検査用データ作成装置11および検査用データ作成方法によれば、相違するか否かの判定基準値としての上限値や下限値を求める際の「予め規定された値」を作業者の経験則に基づいて決定していた従来の検査用データ作成装置や検査用データ作成方法とは異なり、経験則によらずに求めることができる良品実測結果REmに基づいて判定基準値STを決定することができる結果、基板検査装置を使用する経験の浅い作業者であっても、妥当な個別検査用データDteを容易に作成することができる。
なお、上記の検査用データ作成装置11および検査用データ作成方法では、ステップ86での判定基準値STの算出において、良品実測結果REmと正常時検査結果REnoとの第1差分値X自体を判定基準値STとして算出して、ステップ87での個別検査データ作成処理において、この判定基準値STと、正常時検査結果REnoと各故障時検査結果REabA,REabB,REabCとの第2差分値XA,XB,XCとを比較する構成を採用しているが、これに限定されるものではない。例えば、ステップ86での判定基準値STの算出において、良品実測結果REmと正常時検査結果REnoとの第1差分値Xに基づいて、具体的には第1差分値Xについての正常時検査結果REnoに対する比率の絶対値を算出して判定基準値STとし、ステップ87での個別検査データ作成処理において、第2差分値XA,XB,XCに基づいて、具体的には第2差分値XA,XB,XCについての正常時検査結果REnoに対する比率の絶対値を算出して、この算出した比率の絶対値を上記のようにして算出した比率の絶対値で構成される判定基準値STと比較する構成を採用することもできる。
11 検査用データ作成装置
80 検査用データ作成処理
81 部品選択処理
82 正常ネットリスト作成処理
83 故障ネットリスト作成処理
84 正常時シミュレーション処理
85 故障時シミュレーション処理
86 判定基準値算出処理
87 個別検査データ作成処理

Claims (2)

  1. 検査対象基板に形成された回路網を構成する互いに電気的に接続された複数の回路要素のうちの1つの回路要素を当該検査対象基板の表面に配設されて当該回路網に接続された検査ポイントにプローブを接触させて検査するときの前記回路網のための個別検査用データを作成する処理部を備え、
    前記処理部が、前記複数の回路要素をすべて正常状態であるとしたときの正常回路ネットリストに基づいて、正常状態の前記回路網に対して予め規定された検査内容で検査するシミュレーションを実行して正常時検査結果を求める正常時シミュレーション処理、前記複数の回路要素のうちの1つの回路要素を検査対象として故障状態とし、かつ残りの回路要素をすべて正常状態としたときの故障回路ネットリストに基づいて、当該故障状態の前記回路網に対して前記検査内容で検査するシミュレーションを実行して故障時検査結果を求める故障時シミュレーション処理、および前記正常時検査結果と前記故障時検査結果とが相違しているときの前記検査内容を、前記検査対象を検査するときの前記個別検査用データとする個別検査用データ作成処理を実行する検査用データ作成装置であって、
    前記処理部は、良品の前記検査対象基板の前記回路網に対して前記検査内容で実際に検査して得られた良品実測結果と前記正常時シミュレーション処理で求めた前記正常時検査結果との第1差分値に基づいて判定基準値を算出する判定基準値算出処理を実行し、
    前記個別検査用データ作成処理において、前記正常時シミュレーション処理で求めた前記正常時検査結果と前記故障時シミュレーション処理で求めた前記故障時検査結果との第2差分値を前記判定基準値と比較して、当該第2差分値が前記判定基準値を上回っているときに前記正常時検査結果と前記故障時検査結果とが相違していると判別して、このときの前記検査内容を前記個別検査用データとする検査用データ作成装置。
  2. 検査対象基板に形成された回路網を構成する互いに電気的に接続された複数の回路要素のうちの1つの回路要素を当該検査対象基板の表面に配設されて当該回路網に接続された検査ポイントにプローブを接触させて検査するときの前記回路網のための個別検査用データを作成する際に、
    前記複数の回路要素をすべて正常状態であるとしたときの正常回路ネットリストに基づいて、正常状態の前記回路網に対して予め規定された検査内容で検査するシミュレーションを実行して正常時検査結果を求める正常時シミュレーション処理、
    前記複数の回路要素のうちの1つの回路要素を検査対象として故障状態とし、かつ残りの回路要素をすべて正常状態としたときの故障回路ネットリストに基づいて、当該故障状態の前記回路網に対して前記検査内容で検査するシミュレーションを実行して故障時検査結果を求める故障時シミュレーション処理、
    および前記正常時検査結果と前記故障時検査結果とが相違しているときの前記検査内容を、前記検査対象を検査するときの前記個別検査用データとする個別検査用データ作成処理を実行する検査用データ作成方法であって、
    良品の前記検査対象基板の前記回路網に対して前記検査内容で実際に検査して得られた良品実測結果と前記正常時シミュレーション処理で求めた前記正常時検査結果との第1差分値に基づいて判定基準値を算出する判定基準値算出処理を実行し、
    前記個別検査用データ作成処理において、前記正常時シミュレーション処理で求めた前記正常時検査結果と前記故障時シミュレーション処理で求めた前記故障時検査結果との第2差分値を前記判定基準値と比較して、当該第2差分値が前記判定基準値を上回っているときに前記正常時検査結果と前記故障時検査結果とが相違していると判別して、このときの前記検査内容を前記個別検査用データとする検査用データ作成方法。
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