JP6821336B2 - アイゼン - Google Patents

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    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C15/00Non-skid devices or attachments
    • A43C15/06Ice-gripping devices or attachments, e.g. ice-spurs, ice-cleats, ice-creepers, crampons; Climbing devices or attachments, e.g. mountain climbing irons
    • A43C15/061Ice-gripping devices or attachments, e.g. ice-cleats, ice-creepers

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

本発明は靴の底に装着して雪の上を安全に歩くことができるアイゼンに関する。
積雪や残雪がある登山道、凍結した登山道を滑らないように歩くために、靴底にアイゼンが取り付けられる。アイゼンは、登山中、雪のない道では装着しないが、残雪等があると、ザックから取り出して靴底に装着される。また、残雪等がなくなると、アイゼンをしたままでは歩きにくいため、アイゼンを取り外す必要がある。一般にアイゼンはバンドにより取り付けられるため、取り付けや取り外しに時間がかかり、煩雑である。また、他の登山者の邪魔にならないように道の脇の着脱場所を確保する必要がある。このように、アイゼンの着脱時には、登山道の渋滞や着脱場所での混雑を招く。
特許文献1には、靴底に当接するように鐙(あぶみ)を形成し、該鐙の両側にスプリングを介して上下に摺動するスパイクを設けて、硬い路面ではスパイクが押し込まれ、雪面では突き刺さるようにスプリング力を付与したアイゼンが提案されている。
しかし、特許文献1のアイゼンは、凍結した路面に対してはスパイクが押し込まれてグリップが効かないことがあり、また土等の路面では突き刺さって歩きにくいという問題がある。
靴自体に滑り止めの爪やスパイクを内蔵したものとして、特許文献2には、靴底に凹所を設け、靴底接地面から爪が突出する使用位置と爪が靴底接地面から退避して凹所に収納される収納位置とに保持される防滑靴が提案されている。また、特許文献3には、靴底に収納スペースが形成され、該収納スペースにスパイクユニットが靴底に出没可能としたスパイク内蔵式靴が提案されている。
しかし、特許文献2や特許文献3の靴は、下向きに開口した靴底の凹所に内蔵されているため、爪やスパイクの大きさ、数及び位置が制約され、使用時に凹所が雪で埋まり、元に収納できなくなる等の問題があるため、登山道には不向きである。
特開2006−334333号公報 実用新案登録第3002717号明細書 実用新案登録第3080055号明細書
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、靴に着脱可能であり、靴に取り付けたままで、使用時には爪を靴底から突出させ、不使用時には爪を靴底から退避できるアイゼンを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本第1発明に係るアイゼンは、
靴底の土踏まず部に当てられ、固定具により靴に着脱可能な固定部と、
前記固定部に回動可能に取り付けられ、複数の爪を有する可動部とを備え、
前記可動部は、前記爪が靴底より下方に位置する使用位置と、前記爪が靴底より上方でかつ靴の外方に位置する不使用位置とに回動可能であり、
前記固定部は、両側端に軸部を有し、
前記可動部は、靴底の土踏まず部から前の部分の外側を囲むU字形状を有し、前記軸部に回動可能に取り付けられ、
前記可動部は、靴の幅方向に貫通する貫通孔と、前記貫通孔に差し込み引き抜き可能で、前記使用位置にあるときに靴底を支持し、前記不使用位置にあるときに靴の甲部より上方にする支持部と、前記支持部の両端に係合して前記可動部を靴に締め付ける締付具とをさらに有し、
前記可動部は、前記使用位置で前記爪が靴の土踏まず部から爪先部の下方に位置し、前記不使用位置で前記爪が靴底より上方でかつ靴の土踏まず部から爪先部の上方に位置することを特徴とする。
また、本第2発明に係るアイゼンは、
靴底の土踏まず部に当てられ、固定具により靴に着脱可能な固定部と、
前記固定部に回動可能に取り付けられ、複数の爪を有する可動部とを備え、
前記可動部は、前記爪が靴底より下方に位置する使用位置と、前記爪が靴底より上方でかつ靴の外方に位置する不使用位置とに回動可能であり、
前記固定部は、中央部に靴の幅方向に延びる軸部を有し、
前記可動部は、靴底の土踏まず部から前の部分を支持する形状を有し、前記軸部に連結部を介して回動可能に取り付けられ、
前記可動部は、前記可動部を靴に締め付ける締付具をさらに有し、
前記可動部は、前記使用位置で前記爪が靴の土踏まず部から爪先部の下方に位置し、前記不使用位置で前記爪が靴底の踵部より上方に位置することを特徴とする。
本発明では、予め固定部を靴の土踏まず部に当ててアイゼンを靴に装着しておくことができる。使用時に可動部を使用位置に回動させると、爪が靴底より下方に位置するので、雪のある道を滑ることなく安全に歩くことができる。不使用時に可動部を不使用位置に回動させると、爪が靴底より上方でかつ靴の外方に位置するので、アイゼンを靴から取り外すことなく、雪のない道を歩くことができる。
第1発明において、前記軸部は、前記可動部に形成された爪先方向に延びる長孔に挿通されていることが好ましい。これにより、靴の長さに合わせて可動部の位置を調整することができる。
第1発明において、前記可動部を前記不使用位置に付勢するばねを備えていることが好ましい。
第2発明において、前記軸部は、前記固定部に形成された爪先方向に延びる長孔に挿通されていることが好ましい。これにより、靴の長さに合わせて可動部の位置を調整することができる。
本発明によれば、予め固定部を靴の土踏まず部に当ててアイゼンを靴に装着しておき、使用時には可動部を使用位置に回動させ、不使用時には可動部を不使用位置に回動させるだけでよく、登山中にアイゼンの着脱動作だけでなく、アイゼンのザックへの収納や取出し動作が不要であるため、登山道の渋滞や混雑を避けることができるという効果を有している。
本発明の第1実施形態のアイゼンの使用状態を示す側面図(a)、不使用状態を示す側面図(b)。 図1のアイゼンの背面図。 図1のアイゼンの底面図。 図1のアイゼンのIV−IV線断面図。 捩じりばねを装着した変形例のアイゼンの部分拡大図。 本発明の第2実施形態のアイゼンの使用状態を示す側面図(a)、不使用状態を示す側面図(b)。 図5のアイゼンの使用状態を示す底面図(a)、不使用状態を示す底面図(b)。 第1実施形態の変形例のアイゼンの使用状態を示す側面図(a)、不使用状態を示す側面図(b)。
次に、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るアイゼン1を示す。アイゼン1は、登山靴等の靴2の靴底3に取り付けられるもので、固定部4と可動部5とを備えている。
固定部4は、靴底3の土踏まず部3aに当てられる靴2の幅方向に長い矩形の金属製の板で形成されている。靴底3の土踏まず部3aとは、踵部分3bの前方の凹んだ部分をいう。固定部4の両側端は、図2に示すように、靴底3の土踏まず部3aから両側に突出して上方に屈曲する突出部6が形成されている。突出部6には靴2の幅方向に延びる軸部7が設けられている。固定部4は、軽量化のため、孔が形成されていてもよい。また、固定部4の雪と接触する面に雪の団子が付着するのを防止するため、酢酸ビニル、塩化ビニル等のスノープレートが取り付けられてもよい。
固定部4の両側には、図2に示すように、突出部6に取り付けたリング8aを介して固定バンド8が取り付けられ、この固定バンド8を靴2の甲部2a及び足首2bに廻して締結することにより、固定部4を靴2の土踏まず部3aに固定することができ、また取り外すこともできるようになっている。固定バンド8のバンドは、ゴムバンド、テープバンドを使用することができ、締結部はフック、バックル等を使用することができる。
可動部5は、図3に示すように、靴底3の土踏まず部3aから前の部分の外側を囲むように金属製の帯板をU字形状に折り曲げて形成されている。図3では、可動部5の中間部から先端側は台形状に折り曲げられているが、靴2の爪先部2cに沿って全体的に湾曲するように形成されてもよい。可動部5の両端は、図1に示すように、爪先方向に向かって延びる長孔9が形成され、該長孔9に固定部4の軸部7が挿通されて回動可能に取り付けられている。可動部5の下縁には雪面に突き刺さるように6本の爪10が形成されている。可動部5は、図1(a)に示すように爪10が靴底3より下方に位置する使用位置と、図1(b)に示すように爪10が靴底3より上方でかつ靴2の外方に位置する不使用位置とに回動可能である。
可動部5の先端部と軸部7の間には、図3、図4に示すように、靴2の幅方向に貫通する貫通孔11が形成され、当該貫通孔11に支持バー12が挿通されている。支持バー12は、靴2の幅方向に長い金属製の板からなり、一端に屈曲片13を有し、他端に係合孔14が形成されている。支持バー12の一端の屈曲片13には締付バンド15が取り付けられている。締付バンド15は伸縮可能なゴム製で、先端に支持バー12の他端の係合孔14に係合するフック16を有している。支持バー12は、可動部5が使用位置にあるときに、靴底3を支持することができるように、爪12の付け根より上方に位置している。
以上の構成からなるアイゼン1を使用するには、まず図1(a)に示すように、可動部5を固定部4の前方に置き、可動部5の中に靴底3の土踏まず部3aより前の部分を入れて支持バー12に置き、靴底3の土踏まず部3aを固定部4の上に置き、固定部4の両側の固定バンド8を靴2の甲部2aから足首部2bに廻して図示しない締結具で締結する。固定部4の位置は、可動部5が靴2に当たらずに上下に回動できる位置に調整する。可動部5の両端に長孔9が形成されているので、靴2の大きさに合わせて可動部5を靴2の長さ方向に調整することができる。次に、支持バー12の締付バンド15を靴2の甲部2aに廻してフック16を支持バー12の係合孔14に係合して固定する。これにより可動部4は図1(a)に示す使用位置となる。この使用位置では、可動部5の爪10が靴2の土踏まず部2aから爪先部2cの下方に位置し、雪面を滑らずに安全に歩くことができる。
雪が無くなり、アイゼン1を使用する必要がないときは、図4に示すように、締付バンド15のフック16を支持バー12の係合孔14から外して支持バー12を可動部5の貫通孔11から引き抜く。続いて、図1(b)に示すように、可動部5を靴1の甲部2aより上方に持ち上げ、この状態で支持バー12を可動部5の貫通孔11に差し込み、締付バンド15のフック16を支持バー12の係合孔14に係合する。これにより、可動部5は図1(b)に示す不使用位置となる。この不使用位置では、可動部5の爪10が靴底3より上方でかつ靴2の土踏まず部3aから爪先部2cの上方に位置するので、歩いても爪10が地面に突き刺さることがなく、歩くことができる。
使用位置に戻すには、支持バー12を可動部5の貫通孔11から引き抜き、可動部5を下方に降ろし、靴2の爪先部2cを上げて可動部5と靴底3の間に隙間を開けた状態で、支持バー12を可動部5の貫通孔11に差し込み、支持バー12の締付バンド15を靴2の甲部2aに廻し、フック16を支持バー12の係合孔14に係合して固定する。これにより、可動部5は図1(a)に示す使用位置に戻り、再び雪面を滑らずに安全に歩くことができる。
このように、アイゼン1を靴2から取り外すことなく、アイゼン1を使用位置と不使用位置に回動させることができるので、登山中にアイゼン1の着脱動作だけでなく、アイゼン1のザックへの収納や取出し動作が不要である。
第1実施形態のアイゼン1は、可動部5を使用位置から不使用位置に付勢する捩じりばね17を備えることができる。具体的に説明すると、図5に示すように、固定部4の軸部7に捩じりばね17を装着し、捩じりばね17の一端を固定部4の突出部6に係止し、他端を可動部5に係止して、図1(b)に示す不使用位置で捩じりばね17が効かずに静止し、図1(b)の不使用位置から図1(a)に示す使用位置に可動部5を移動させると捩じりばね17のばね力が効くようにする。可動部5を使用位置にするには、捩じりばね17のばね力に抗して可動部5を押し下げて、支持バー12を可動部5の貫通孔11に差し込む。これにより、支持バー12は捩じりばね17の付勢力により靴底3に押し付けられる。可動部5を不使用位置にするために、支持バー12を可動部5の貫通孔11から引き抜くと、捩じりばね17の付勢力により可動部5は使用位置に自動的に移動する。
<第2実施形態>
図6は、本発明の第2実施形態に係るアイゼン21を示す。アイゼン21は、登山靴等の靴2の靴底3に取り付けられるもので、固定部22と可動部23とを備えている。
固定部22は、靴底3の土踏まず部3aに当てられる靴2の幅方向に長い矩形の金属製の板で形成されている。固定部22の両側端は、靴底3の土踏まず部3aから両側に突出して下方に屈曲する突出部24が形成されている。突出部24には靴2の長さ方向に延びる長孔25が形成され、該長孔24に靴2の幅方向に延びる軸部26が挿通されている。固定部22は、軽量化のため、孔が形成されていてもよい。また、固定部22の雪と接触する面に雪の団子が付着するのを防止するため、酢酸ビニル、塩化ビニル等のスノープレートが取り付けられてもよい。
固定部22の両側の上面には、リング27aが取り付けられ、該リング27aに固定バンド27が取り付けられ、この固定バンド27を靴の甲部2a及び足首部2bに廻して締結することにより、固定部22を靴2の土踏まず部3aに固定することができ、また取り外すこともできるようになっている。固定バンド27のバンドは、ゴムバンド、テープバンドを使用することができ、締結部はフック、バックル等を使用することができる。
可動部23は、図7(a)に示すように、靴底3の土踏まず部3aから前の部分を支持するように金属製の枠で形成されている。可動部23は、U字形部23aと、該U字形部23aの両端を連結する直線部23bとからなり、U字形部23aの幅は、靴底3の踵部3bの幅より大きく、U字形部23aの先端から直線部23bまでの長さは、靴底3の踵部3bの後面から土踏まず部3aまでの長さと同じである。すなわち、可動部23は、不使用時に踵部3bに反転されたときに、踵部3bがU字形部23aに収容される大きさに形成されている。図7(a)は、U字形部23aは台形状に折り曲げられているが、靴底3の踵部3bに沿って全体的に湾曲するように形成されてもよい。可動部23の直線部23bは、固定部22の軸部26に連結部28を介して回動可能に取り付けられている。連結部23は、可撓性を有する樹脂で形成され、一端は可動部23の直線部23bに取り付けられ、他端は軸孔29が設けられ、該軸孔29に固定部22の軸部26が挿通されている。連結部23は、可撓性を有する樹脂に限らず、固定部22と可動部23が少なくとも上下方向、前後方向に相対的に移動可能となるように、固定部22と可動部23を連結するものであればよく、例えば鎖などでもよい。
可動部23のU字形部23aの下縁には雪面に突き刺さるように6本の爪30が形成されている。可動部23のU字形部23aには、リング31aが取り付けられ、該リング31aに締付バンド31が取り付けられている。可動部23は、図6(a)に示すように爪23が靴底3より下方に位置する使用位置と、図6(b)に示すように爪30が靴底3の踵部3bより上方に位置する不使用位置とに回動可能である。
以上の構成からなるアイゼン21を使用するには、まず図6(a)、図7(a)に示すように、可動部23を固定部22の前方に置き、可動部23の上に靴底3の土踏まず部3aより前の部分を置き、靴底3の土踏まず部3aを固定部22の上に置き、固定部22の両側の固定バンド27を靴2の甲部2aから足首部2bに廻して図示しない締結具で締結する。次に、可動部23の締付バンド31により可動部23を靴2の甲部2aに固定する。これにより可動部23は図6(a)に示す使用位置となる。この使用位置では、可動部23の爪30が靴底3の土踏まず部3aから爪先部の下方に位置し、雪面を滑らずに安全に歩くことができる。
雪が無くなり、アイゼン21を使用する必要がないときは、図6(b)、図7(b)に示すように、締付バンド31を外し、可動部23を靴底3の踵部3bの側に反転し、可動部23のU字形部23aが踵部3bの外側に位置するようにし、可動部23の締付バンド31により可動部23を靴2の甲部2aに固定する。これにより、可動部23は図6(b)に示す不使用位置となる。この不使用位置では、可動部23の爪30が靴底3より上方でかつ靴底3の踵部3bの上方に位置するので、歩いても爪30が地面に突き刺さることがなく、歩くことができる。
使用位置に戻すには、可動部23の締付バンド31を外して、可動部23を爪先側に反転し、締付バンド31により靴2の甲部2aに固定する。これにより、可動部23は図6(a)に示す使用位置に戻り、再び雪面を滑らずに安全に歩くことができる。
このように、アイゼン21を取り外すことなく、アイゼン21を使用位置と不使用位置に回動させることができるので、登山中にアイゼン21の着脱動作だけでなく、アイゼン21のザックへの収納や取出し動作が不要である。
本発明は以上の実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々変更することができる。例えば、固定バンド及び締付バンドの形態や取り付け位置は適宜変更することができる。
また、第1実施形態のアイゼンの変形例として、図8に示すように、可動部5の長孔9を長くして可動部5を前後方向に移動可能にするとともに、支持バー12を可動部5に一体に形成することで、可動部5を不使用位置にするときには、図8(a)中2点鎖線で示すように可動部5を前方に移動させ、支持バー12が爪先部2cの前方を通るようにしてから、図8(b)に示すように、可動部5を上方に回動させて後方に移動させるように構成してもよい。また、可動部5の長穴9を長くする代わりに、可動部5の中間部分を入れ子式にして可動部5を前後方向に伸縮可能としてもよい。
1…アイゼン
2…靴
2a…甲部
2b…足首部
2c…爪先部
3…靴底
3a…土踏まず部
3b…踵部
4…固定部
5…可動部
6…突出部
7…軸部
8…固定バンド(固定具)
8a…リング
9…長孔
10…爪
11…貫通孔
12…支持バー(支持部)
13…屈曲片
14…係合孔
15…締付バンド(締付具)
16…フック
17…捩じりばね
21…アイゼン
22…固定部
23…可動部
24…突出部
25…長孔
26…軸部
27…固定バンド(固定具)
27a…リング
28…連結部
29…軸孔
30…爪
31…締付バンド(締付具)

Claims (2)

  1. 靴底の土踏まず部に当てられ、固定具により靴に着脱可能な固定部と、
    前記固定部に回動可能に取り付けられ、複数の爪を有する可動部とを備え、
    前記可動部は、前記爪が靴底より下方に位置する使用位置と、前記爪が靴底より上方でかつ靴の外方に位置する不使用位置とに回動可能であり、
    前記固定部は、両側端に軸部を有し、
    前記可動部は、靴底の土踏まず部から前の部分の外側を囲むU字形状を有し、前記軸部に回動可能に取り付けられ、
    前記可動部は、靴の幅方向に貫通する貫通孔と、前記貫通孔に差し込み引き抜き可能で、前記使用位置にあるときに靴底を支持し、前記不使用位置にあるときに靴の甲部より上方にする支持部と、前記支持部の両端に係合して前記可動部を靴に締め付ける締付具とをさらに有し、
    前記可動部は、前記使用位置で前記爪が靴の土踏まず部から爪先部の下方に位置し、前記不使用位置で前記爪が靴底より上方でかつ靴の土踏まず部から爪先部の上方に位置することを特徴とするアイゼン。
  2. 靴底の土踏まず部に当てられ、固定具により靴に着脱可能な固定部と、
    前記固定部に回動可能に取り付けられ、複数の爪を有する可動部とを備え、
    前記可動部は、前記爪が靴底より下方に位置する使用位置と、前記爪が靴底より上方でかつ靴の外方に位置する不使用位置とに回動可能であり、
    前記固定部は、中央部に靴の幅方向に延びる軸部を有し、
    前記可動部は、靴底の土踏まず部から前の部分を支持する形状を有し、前記軸部に連結部を介して回動可能に取り付けられ、
    前記可動部は、前記可動部を靴に締め付ける締付具をさらに有し、
    前記可動部は、前記使用位置で前記爪が靴の土踏まず部から爪先部の下方に位置し、前記不使用位置で前記爪が靴底の踵部より上方に位置することを特徴とするアイゼン。
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