JP6820219B2 - 水素製造システム - Google Patents

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Description

本発明は、水素製造システムに関する。
特許文献1には、燃料電池のオフガスを精製装置で精製して水素を得る技術が開示されている。特許文献1では、精製装置で精製された水素を高圧タンクに貯蔵すると共に、精製装置から排出されるオフガスを改質器の燃焼器で燃焼させたり、燃料電池の発電に再利用したりしている。
このように、燃料電池のオフガスを精製して水素を得る場合には、燃料電池への水素供給が継続している限り水素が生成され続ける。したがって、時間によって発電の需要に比して水素の需要が少ない場合には、水素の貯留量が増加し、貯留用の大容量のタンクが必要になる。
特開2004−247290号公報
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、燃料電池のオフガスを精製して水素を得る水素製造システムにおいて、水素の精製量を調整することを課題とする。
請求項1に係る水素製造システムは、燃料ガスと酸素との反応により発電する燃料電池と燃焼器とを有する発電部と、水素を精製する水素精製部と、前記燃料電池からのオフガスを前記水素精製部へ導くオフガス導入路と、前記オフガス導入路から分岐され、前記オフガスを前記発電部の前記燃焼器へ戻す戻流路と、前記オフガスの前記水素精製部への送出を停止させる水素停止部と、を備えている。
請求項1に係る水素製造システムは、オフガス導入路と戻流路を有している。オフガス導入路は、燃料電池から排出されたオフガスを水素精製部へ導く。ここでのオフガスは、燃料電池の燃料極(アノード)からのオフガスをいい、未反応の水素を含んでいる。水素精製部では、オフガスから水素が精製される。戻流路は、オフガスを発電部へ戻す。発電部へ戻されたオフガスは再利用される。そして、オフガスの水素精製部への送出を停止させる水素停止部を有しているので、水素の精製が不要な時には、オフガスの水素精製部への送出を停止させる。これにより、燃料電池での発電を継続しつつ水素の精製を停止させることができる。したがって、水素の精製量を調整でき、貯留が必要とされる水素量を抑制することができる。
請求項2に係る水素製造システムは、前記オフガスの前記戻流路への送出を停止させるオフガス停止部、をさらに備えている。
請求項2に係る水素製造システムによれば、オフガスを直接は発電部へ戻すことなく、水素精製部へ導いて、水素の製造に供することができる。
請求項3に係る水素製造システムは、前記水素停止部により前記オフガスの前記水素精製部への送出が停止されているときには、前記オフガスは前記発電部へ戻され、前記オフガス停止部により前記オフガスの前記戻流路への送出が停止されている時には、前記オフガスは前記水素精製部へ導入されるように、前記水素停止部及び前記オフガス停止部を制御する制御部を備えている。
請求項3に係る水素製造システムによれば、水素の精製が必要な時に水素精製部へオフガスを集中して導入し、水素の精製が不要の時にオフガスを水素精製部へ送ることなく発電部へ戻して使用することができる。
請求項4に係る水素製造システムは、前記水素精製部から、精製された水素から分離されて排出された分離オフガスを前記発電部へ戻す分離オフガス戻流路、をさらに備えている。
請求項4に係る水素製造システムによれば、分離オフガス中に含まれた水素などを発電用に再利用することができる。
本発明に係る水素製造システムによれば、燃料電池のオフガスを精製して水素を得る水素製造システムにおいて、水素の精製量を調整することができる。
本実施形態に係る水素製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係る水素製造システムの制御系に関する主要部分のブロック図である。 本実施形態での運転処理のフローチャートである。 本実施形態での水素製造処理のフローチャートである。 水素製造停止状態におけるガス経路を示す図である。 水素製造中におけるガス経路を示す図である。
図1には、本発明の実施形態に係る水素製造システム10が示されている。水素製造システム10は、発電部18を有し、発電部18は、燃料電池12、燃焼器14、を備えている。また、水素製造システム10は、水素精製部26を有し、水素精製部26は、COシフト部20、分離膜22、PSA(Pressure Swing Adsorption)装置24を備えている。
また、水素製造システム10は、図2に示されるように、制御部30を備えている。制御部30は、水素製造システム10の全体を制御する機能を有しており、CPU、ROM、RAM、メモリ等を含んで構成されている。メモリには、後述する運転処理や、運転時における各種の処理に必要なデータや手順等が記憶されている。なお、図2には、制御部30と本実施形態で特に説明を要する主要な部分との接続のみが示されている。
燃料電池12には、原料ガスを供給する原料ガス管P1の一端が接続されており、原料ガス管P1の他端は不図示の原料ガス源と接続されている。この原料ガス管P1は、分岐部B1で分岐されており、一方が燃料電池12と接続され、他方は燃焼器14と接続されている。原料ガスとしては、一例としてメタンやメタンを主成分とする都市ガス等を用いることができる。燃料電池12内では、原料ガスの改質が行われて水素が生成され、不図示の空気導入路から導入された空気中の酸素と水素とを反応させて発電が行われる。
燃料電池12内の不図示の燃料極(アノード)には、オフガス導入路P2の一端が接続されている。オフガス導入路P2の他端側は水素精製部26の分離膜22と接続されている。オフガス導入路P2には、ポンプ40が設けられている。また、オフガス導入路P2のポンプ40よりも下流側には、水素停止部としてのバルブV1が設けられている。バルブV1は、後述する分岐部B2よりも下流側でオフガス導入路P2を開閉する開閉バルブである。バルブV1は、制御部30と接続されており、バルブV1の開閉は、制御部30に制御されている。燃料電池12の燃料極から排出されるアノードオフガス(以下、単に「オフガス」という)は、オフガス導入路P2へ送出され、水素精製部26または燃焼器14へ導入される。
オフガス導入管P2は、ポンプ40の下流側、バルブV1の上流側の分岐部B2で、戻流路P3へ分岐されている。戻流路P3の他端は、発電部18内に設けられた燃焼器14と接続されている。戻流路P3には、バルブV2が設けられている。バルブV2は、戻流路P3を開閉する開閉バルブである。バルブV2は、制御部30と接続されており、バルブV2の開閉は、制御部30に制御されている。
燃焼器14は、発電部18内に設けられている。燃焼器14は、内部で可燃性ガス(原料ガス等)を燃焼させ高温高圧ガスを発生させる。燃焼器14には、分岐部B1で分岐された原料ガス管P1の他方側の端部が接続されている。また、燃焼器14には、戻流路P3が接続されている。燃焼器14には、原料ガス管P1から原料ガスが導入され、戻流路P3からオフガス等が導入される。
燃焼器14からの高温高圧ガスは、排出管P10から外部に排出される。
オフガス導入路P2のバルブV1の下流側には、水素精製部26としてのCOシフト部20が設けられている。COシフト部20は、オフガス中の一酸化炭素を酸化反応により除去する。COシフト部20には、内部の温度を検出する温度センサ20Tが設けられている。温度センサ20Tは、制御部30と接続されており、検出された温度は制御部30へ出力される。COシフト部20での酸化反応は、発熱反応であるため、COシフト部20の温度により、酸化反応が安定しているかどうかを確認することができる。制御部30内のメモリ(不図示)には、当該酸化反応が安定していると判断できる温度T0が記憶されており、温度センサ20Tで検出された温度が、温度T0以上となった場合に、当該酸化反応が安定していると判断される。
COシフト部20には、CO下流管P4が接続されておりCO下流管P4の他端は分離膜22に接続されている。CO下流管P4には、バルブV4が設けられている。バルブV4は、CO下流管P4を開閉する開閉バルブである。バルブV4は、制御部30と接続されており、バルブV4の開閉は、制御部30に制御されている。
分離膜22は、オフガス(一酸化炭素除去後)から水素以外のガス、例えば、水及び二酸化炭素を分離する膜を有している。二酸化炭素、水を分離する膜としては、二酸化炭素、水を透過させて、非透過側から水素濃度の高い水素含有ガスを得るものであってもよいし、水素を透過させて、透過側から水素濃度の高い水素含有ガスを得るものであってもよい。本実施形態では、分離膜22として水、二酸化炭素を透過させる膜を用いるとする。分離膜22の透過側には分離オフガス路P5が接続され、非透過側には水素含有ガス路P6が接続されている。分離オフガス路P5には、水及び二酸化炭素を多く含む分離オフガスが送出される。また、水素含有ガス路P6には、水素を多く含む水素含有ガスが送出される。
分離膜22には水素含有ガス路P6を介してPSA装置24が接続されている。PSA装置24では、分離膜22から送られてくる水素含有ガスが精製される。PSA装置24には、精製後オフガス路P7、及び、精製水素ガス路P8が接続されている。精製後オフガス路P7には、水素含有ガスに含まれている水素以外の物質(二酸化炭素、水など)及び僅かな水素を含む精製後オフガスが送出される。また、精製水素ガス路P8には、精製後の水素が送出される。精製水素ガス路P8から、需要に応じて水素が供給される。
分離オフガス路P5と精製後オフガス路P7は、合流部J1で合流し分離オフガス戻流路P9とされる。分離オフガス戻流路P9は、合流部J2で戻流路P3と合流される。分離オフガス戻流路P9には、バルブV3が設けられている。分離オフガス戻流路P9のバルブV3よりも上流側には、ポンプ42が設けられている。バルブV3は、分離オフガス戻流路P9を開閉する開閉バルブである。バルブV3は、制御部30と接続されており、バルブV3の開閉は、制御部30に制御されている。
CO下流管P4のCOシフト部20とバルブV4の間には、第1圧力ベント管PB1が接続されている。第1圧力ベント管PB1には、第1圧力計44が設けられ、その下流側にバルブV5が設けられている。第1圧力計44は、CO下流管P4の圧力を検出し、検出した圧力値を制御部30へ出力する。なお、第1圧力計44は、CO下流管P4に設けられていてもよい。バルブV5は、第1圧力計44で検出された圧力に応じて開閉が制御される。バルブV5は、制御部30と接続され制御部30によって制御されている。
分離オフガス戻流路P9のバルブV3よりも上流側、ポンプ42よりも下流側には、第2圧力ベント管PB2が接続されている。第2圧力ベント管PB2の他端は、第1圧力ベント管PB1のバルブよりも下流側に接続され制御部30によって制御されている。第2圧力ベント管PB2には、第2圧力計46が設けられ、その下流側にバルブV6が設けられている。第2圧力計46は、分離オフガス戻流路P9の圧力を検出し、検出した圧力値を制御部30へ出力する。なお、第2圧力計46は、分離オフガス戻流路P9に設けられていてもよい。バルブV6は、第2圧力計46で検出された圧力に応じて開閉が制御される。バルブV6は、制御部30と接続されている。第1圧力ベント管PB1及び第2圧力ベント管PB2は、バルブ、V6よりも下流側が大気に開放されている。
バルブV1とCOシフト部20の間には、窒素ガスを送出する窒素ガス管PNの一端が接続されている。窒素ガス管PNの他端は、不図示の窒素ガス源と接続されている。
次に、本実施形態の水素製造システム10の動作について説明する。
水素製造システム10の起動時には、原料ガスが原料ガス管P1を通して燃料電池12へ供給される。原料ガスは、改質されて水素を含む燃料ガスが生成され、当該水素と不図示の空気供給管を介して燃料電池12の空気極へ供給された空気中の酸素との反応により、発電が行われる。ポンプ40が駆動され、燃料電池12からのオフガスはオフガス導入路P2へ送出される。また、原料ガスは、分岐部B1で分岐されて燃焼器14へ供給される。燃焼器14では、原料ガスが燃焼される。なお、水素製造システム10Aの起動前には、バルブV1〜V6は閉鎖されている。
制御部30では、図3に示す運転処理が行われる。まず、ステップS10で、バルブV2が開放される。これにより、燃料電池12からのオフガスは、オフガス導入路P2から戻流路P3へ流れ、燃焼器14へ供給される。燃焼器14へ供給されたオフガスは、原料ガスと共に燃焼される
ステップS12で、水素精製要求があったかどうかを判断する。水素精製要求がない場合には、ステップS12が繰り返され、水素精製要求があるまで待機する。このとき、図5に示されるように、水素製造システム10では、発電部18にのみ原料ガス及びオフガスが供給され、水素の製造は行われず発電のみ行われる。
水素精製要求は、例えば、不図示の指示装置からの入力により、指示が制御部30へ送信される。ステップS12で水素精製要求ありと判断された場合には、ステップS20で水素精製処理が実行される。
水素精製処理は、図4に示されるように、ステップS21でオフガス導入路P2のバルブV1よりも下流側へ窒素ガス管PNから窒素を供給し、ステップS22でオフガス導入路P2の圧力が発電部18の圧力と同じになるように、圧力調整する。圧力調整は、第1圧力計44で得られた圧力値に基づいてバルブV5の開度を調整することにより行うことができる。これにより、オフガス導入路P2の圧力が発電部18の圧力と同程度になる。
次に、ステップS23で、バルブV2を閉鎖すると共にバルブV1を開放し、ステップS24で窒素の供給を停止する。これにより、オフガスがCOシフト部20へ供給され、COシフト部20では、オフガス中の一酸化炭素の酸化反応が進行する。ステップS25で、温度センサ20Tで検出された温度に基づいて、COシフト部20における酸化反応が安定するまで待機する。酸化反応が安定しているかどうかは、温度センサ20Tで検出された温度がT0を超えているかどうかで判断することができる。
酸化反応が安定したと判断された場合には、ステップS26でバルブV4を開放する。これにより、オフガスが分離膜22へ供給される。分離膜22では、水素と水素以外のガス(主にメタン、水、二酸化炭素)が粗分離され、分離オフガス路P5へ送出されると共に、水素を多く含む水素含有ガスが、水素含有ガス路P6へ送出される。水素含有ガスは、水素含有ガス路P6を介してPSA装置24へ送られ、水素が精製され、得られた水素が精製水素ガス路P8から、需要に応じて供給される。一方、PSA装置24で分離された精製後のオフガスは、精製後オフガス路P7へ送出され、分離オフガス路P5へ送出された水素以外のガスと合流する。
ステップS27では、分離オフガス戻流路P9の圧力が発電部18の圧力と同じになるように、圧力調整する。圧力調整は、第2圧力計46で得られた圧力値に基づいてバルブV6の開度を調整することにより行うことができる。これにより、分離オフガス戻流路P9の圧力が発電部18の圧力と同程度になる。
次に、ステップS28で、バルブV3を開放する。これにより、分離オフガス戻流路P9から燃焼器14へ水素と分離されたオフガスが供給される。燃焼器14では、当該オフガス中の可燃性ガスが燃焼する。
以上がステップS20に示される水素精製処理である。
次に、ステップS14で、水素精製の停止指示があるかどうか判断する。水素精製の停止指示があるまで、水素の精製が継続される。このとき、図6に示されるように、水素製造システム10では、発電部18に原料ガスが供給され、水素精製部26にオフガスが供給される。また、水素精製部26から排出されたオフガス(水素精製後のオフガス)が燃焼器14へ供給される。これにより、水素製造システム10では、発電が行われると共に水素の製造が行われる。
水素製造の停止指示がある場合には、ステップS15で、水素精製停止処理を行う。水素精製停止処理は、バルブV1、V3〜V6を閉鎖することにより実行される。これにより、燃料電池12からのオフガスの水素精製部26への供給が停止される。
次に、ステップS16で、水素製造システム10の運転停止指示があったかどうかを判断し、運転停止の指示があった場合には、ステップS18で運転停止される。運転指示がない場合には、ステップS10へ戻り、上記の処理を繰り返す。
本実施形態では、オフガスを発電部18の燃焼器14へ戻す戻流路P3、及び、オフガスを水素精製部26へ導入するオフガス導入路P2を有しており、バルブV1を閉鎖することにより、オフガスの水素精製部26への供給を停止することができる。したがって、水素の精製が不要な時には、発電部18での発電を継続しつつ水素の精製を停止させることができる。これにより、水素の精製量が調整され、貯留が必要とされる水素量が少なくなり、水素の貯留量を抑制することができる。
また、本実施形態では、戻流路P3をバルブV2で閉鎖することができるので、オフガスを直接は発電部18へ戻さずに、水素精製部26へ導いて、水素の製造に供することができる。
また、本実施形態では、制御部30により、オフガスの水素精製部26への送出が停止されているときには、オフガスは発電部18へ戻され、オフガスの戻流路P3への送出が停止されている時には、オフガスは水素精製部26へ導入されている。したがって、水素の精製が必要な時に水素精製部26へオフガスを集中して導入し、水素の精製が不要の時にオフガスを発電部18へ戻して使用することができる。
また、本実施形態では、水素精製部26から、精製された水素から分離されて排出された分離オフガスを発電部18へ戻す分離オフガス戻流路P9を備えているので、分離オフガス中の可燃ガスを有効に利用することができる。
なお、戻流路P3からのオフガスは、燃料電池12のアノードへ戻してもよい。
また、本実施形態では、水素精製部26で水素を生成する場合に、バルブV2を閉鎖したが、バルブV2の開度を調整しつつ開放してオフガスの一部を発電部18へ送出してもよい。また、オフガスの一部を、常時、燃料電池12の燃料極(アノード)へ供給してもよい。
また、本実施形態では、水素精製部26にCOシフト部20及び分離膜22を設けたが、これらは必須ではない。本実施形態のように、COシフト部20及び分離膜22を設けることにより、PSA装置24の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、バルブV1、V2を別々の開閉弁としたが、これらのバルブ1個の三方弁で構成してもよい。
10 水素製造システム、 12 燃料電池、 14 燃焼器
18 発電部、 26 水素精製部
30 制御部、 P2 オフガス導入路、 P10 戻流路
P9 分離オフガス戻流路、 V1 バルブ(水素停止部)
V2 バルブ(オフガス停止部)

Claims (4)

  1. 燃料ガスと酸素との反応により発電する燃料電池と燃焼器とを有する発電部と、
    水素を精製する水素精製部と、
    前記燃料電池からのオフガスを前記水素精製部へ導くオフガス導入路と、
    前記オフガス導入路から分岐され、前記オフガスを前記発電部の前記燃焼器へ戻す戻流路と、
    前記オフガス導入路に設けられ、前記オフガスの前記水素精製部への送出を停止させる水素停止部と、
    を備えた水素製造システム。
  2. 前記戻流路に設けられ、前記オフガスの前記戻流路への送出を停止させるオフガス停止部、をさらに備えた請求項1に記載の水素製造システム。
  3. 前記水素停止部により前記オフガスの前記水素精製部への送出が停止されているときには、前記オフガスは前記発電部へ戻され、前記オフガス停止部により前記オフガスの前記戻流路への送出が停止されている時には、前記オフガスは前記水素精製部へ導入されるように、前記水素停止部及び前記オフガス停止部を制御する制御部を備えた、請求項2に記載の水素製造システム。
  4. 前記水素精製部から、精製された水素から分離されて排出された分離オフガスを前記発電部へ戻す分離オフガス戻流路、をさらに備えた、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の水素製造システム。
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