JP6819232B2 - 組織図生成装置、組織図提供システム、遷移情報提供方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

組織図生成装置、組織図提供システム、遷移情報提供方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、組織図を生成する技術に関する。
現在の組織に存在する部署の状況、またはその部署に所属する者の状況を説明するために組織図が用いられる。組織図に関連する技術として、以下のようなものが提案されている。
特許文献1に記載されている情報処理装置は、人物毎に、当該人物に関する識別情報と、当該人物の履歴情報と、当該人物が所属する組織の組織図を含む組織情報とを対応付けて記憶する記憶部を備え、CPUは、対象となる対象人物の履歴情報を時系列で示す履歴タイムライン表示と、対象人物が所属する組織を示す組織図とを表示し、履歴情報には、各履歴項目に関連する他の人物の識別情報が含まれ、CPUは、履歴情報に含まれる識別情報に基づいて、履歴タイムライン表示上の履歴項目と、当該履歴項目に関連する組織図上の人物とを関連付けて表示する。
特許文献2に記載されている役職デ−タ設定部には、役職コ−ド、役職名称などが保持され、個人情報デ−タ設定部には、氏名、性別、年齢、役職コ−ド、異動履歴情報などが保持されている。処理部は、役職デ−タと個人情報デ−タを参照して、組織図を画像表示部に表示する。表示画面上で、入力部から人事異動情報が入力され、人事異動起源毎に順に、異動情報記憶部に記憶される。
また、組織図ではないが、特定の人物に関連する他の人物を検索、表示する技術として、以下のようなものが提案されている。
引用文献3に記載されている、組織活動を支援するシステムにおいて、サーバ計算機の案件情報DBは、案件参加者の識別子を含む案件情報を格納する。個人情報DBは、各組織構成員について複数の個人属性情報を格納する。人脈検索部は、クライアント端末を介する利用者の検索要求に応答し、検索条件に合致する案件情報を検索してその中の案件参加者を有識者として抽出し、抽出された有識者の各々と利用者について個人情報DBを検索し、利用者と少なくとも1つの共通の属性情報をもつ有識者を抽出し、表示のためにクライアント端末へ送信する。
特開2014−119855号公報 特開平7−21269号公報 特開2007−4504号公報
ところで、ある者が他社の特定の人物にコンタクトを取りたいと考えた場合に、他社の組織図から特定の人物を検索することがある。しかし、組織図から特定の人物を検索できても、特定の人物が現在所属する部署とある者とが何らかのつながりがなければ、特定の人物に対してコンタクトを取り難い。
本発明は、このような問題点に鑑み、ユーザが組織図を使用してコンタクトを取り易い方法を従来よりも容易に発見できるようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る組織図生成装置は、第1の時期に複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、前記第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物それぞれの第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物の前記対応付け画像および当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立ち、かつ、前記複数の部門のうちの、前記複数の第2の人物のうちの前記ターゲット人物と同一である第2の人物が所属する第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第2の所属部門とが相違し、または、当該複数の部門のうちの、当該複数の第2の人物のうちの前記ソース人物と同一である第2の人物が所属する第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第4の所属部門とが相違する場合であって、当該第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該第2の時期よりも前の時期である第3の時期に当該複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第3の人物のうちの当該ターゲット人物と同一である第3の人物が所属する第5の部門とが相違し、または、当該第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該複数の第3の人物のうちの当該ソース人物と同一である第3の人物が所属する第6の部門とが相違する場合に、さらに、当該複数の第3の人物それぞれの第3の識別子を部門ごとに分類して配置した第3の組織図と、当該複数の第2の人物および当該複数の第3の人物のうちの同一である第2の人物および第3の人物それぞれの前記第2の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第2の対応付け画像を含む遷移組織図を生成する、生成手段と、前記遷移組織図を出力する出力手段と、を有する。
好ましくは、前記生成手段は、前記第1の所属部門と前記第2の所属部門とが同一でありかつ前記第3の所属部門と前記第4の所属部門とが同一であるが、当該第1の所属部門と前記第5の部門とが相違しまたは当該第3の所属部門と前記第6の部門とが相違する場合に、前記第1の組織図と、前記第3の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第3の人物のうちの同一である第1の人物および第3の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第3の対応付け画像とを含むが前記第2の組織図を含まない第2の遷移組織図を生成し、または、前記第2の組織図と、前記第3の組織図と、前記第2の対応付け画像とを含むが前記第1の組織図を含まない第3の遷移組織図を生成する。
または、前記生成手段は、前記第1の所属部門と前記第2の所属部門とが相違しまたは前記第3の所属部門と前記第4の所属部門とが相違するが、当該第1の所属部門と前記第5の部門とが同一でありかつ当該第3の所属部門と前記第6の部門とが同一である場合に、前記第3の組織図および前記第2の対応付け画像を含めることなく前記遷移組織図を生成し、または、前記第1の組織図と、前記第3の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第3の人物のうちの同一である第1の人物および第3の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第3の対応付け画像とを含むが前記第2の組織図を含まない第2の遷移組織図を生成する。
本発明の他の一形態に係る組織図生成装置は、第1の時期に複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの、前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物もしくは当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物が所属する部門または当該第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物のうちの当該ターゲット人物または当該ソース人物と同一である同一人物が所属する部門に分類されている第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、当該複数の第2の人物それぞれの第2の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの当該同一人物が所属する部門または当該ターゲット人物または当該ソース人物が所属する部門に分類されている第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、かつ、前記ターゲット人物の前記対応付け画像および前記ソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立つ遷移組織図を生成する、生成手段と、前記遷移組織図を出力する出力手段と、を有する。
本発明によると、ユーザは、組織図を使用してコンタクトを取り易い方法を従来よりも容易に発見することができる。
組織図生成システムの全体的な構成を示す図である。 組織図生成サーバのハードウェア構成の例を示す図である。 組織図生成サーバの機能的構成の例を示す図である。 名刺DBサーバの機能的構成の例を示す図である。 人物データの例を示す図である。 変更データの例を示す図である。 遷移組織図生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。 構成テーブルの例を示す図である。 構成テーブル生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。 組織図のフォーマットの例を示す図である。 現世代組織図生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。 現世代の組織図の生成の過程の例を示す図である。 全体エリアへの現世代の組織図の配置の例を示す図である。 他世代組織図生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。 全体エリアへの不変者のノード画像の配置の例を示す図である。 全体エリアへの被変更者のノード画像の配置の例を示す図である。 対象世代のノード画像の位置の調整の例を示す図である。 次世代のノード画像などの調整の例を示す図である。 全体エリアへの対象世代の第1のエリア、第2のエリア、第3のエリアなどの配置の例を示す図である。 全体エリアへの組織図の配置の例を示す図である。 遷移組織図の例を示す図である。 組織図生成サーバにおける全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 部署名の変更があった場合の人物データおよび変更情報の例を示す図である。 第1のエリア同士および第2のエリア同士を連結した遷移組織図の例を示す図である。 省略可世代の組織図を含む遷移組織図の例を示す図である。 省略可世代の組織図を省略した遷移組織図の例を示す図である。 省略可世代の組織図を省略した遷移組織図の例を示す図である。
図1は、組織図生成システム100の全体的な構成を示す図である。図2は、組織図生成サーバ2Aのハードウェア構成の例を示す図である。図3は、組織図生成サーバ2Aの機能的構成の例を示す図である。図4は、名刺DBサーバ2Bの機能的構成の例を示す図である。
組織図生成システム100は、図1に示すように、組織図生成サーバ2A、名刺DBサーバ2B、端末装置3、および通信回線5などによって構成されている。
組織図生成システム100は、遷移組織図7Bを生成しユーザへ提供するシステムである。遷移組織図7Bは、後に図21で説明するように、ある組織の、時期の異なる複数の組織図7Aを横並びに配置し、同一の人物の名前(人物名)同士を線または帯で連結したものである。
組織図生成サーバ2A、名刺DBサーバ2B、および端末装置3は、通信回線5を介して通信することができる。通信回線5として、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線、または専用回線などが用いられる。
組織図生成サーバ2Aは、端末装置3からの要求に応じて遷移組織図7Bを生成し、端末装置3へ送信する。
組織図生成サーバ2Aは、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)20a、RAM(Random Access Memory)20b、ROM(Read Only Memory)20c、大容量記憶装置20d、またはNIC(Network Interface Card)20eなどによって構成される。
ROM20cまたは大容量記憶装置20dには、遷移組織図生成プログラム20P(図3参照)が記憶されている。大容量記憶装置20dとして、ハードディスクドライブまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。遷移組織図生成プログラム20Pは、RAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。遷移組織図生成プログラム20Pについては、後に説明する。
名刺DBサーバ2Bは、様々な人物の情報を記憶し、要求に応じて提供するサーバである。この情報には、氏名、連絡先、所属する組織(会社、団体)および部署などの情報が含まれる。つまり、一般に名刺に記載される情報である。
名刺DBサーバ2Bのハードウェアの構成は、組織図生成サーバ2Aのハードウェアの構成と基本的に同様であり、図2に示した通りである。ただし、大容量記憶装置20dには、名刺管理プログラム21Pが記憶されている。名刺管理プログラム21Pについては、後に説明する。
端末装置3は、ユーザが遷移組織図7Bの提供を受けるためのクライアントである。端末装置3には、ウェブブラウザがインストールされている。端末装置3として、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、ウェアラブル端末、またはタブレットコンピュータなどが用いられる。以下、端末装置3として、タブレットコンピュータが用いられる場合を例に説明する。
組織図生成システム100によると、コンタクトを取り易い方法を従来よりも容易に発見できる組織図(遷移組織図7B)を作成することができる。以下、ある会社βの社員であるユーザが、ある会社αの遷移組織図7Bを組織図生成システム100に生成させる場合を例に、この仕組みについて説明する。
なお、会社αは、「Xセンタ−」および「Yセンタ−」というロケーション名をそれそれに有する2つの拠点を有する。各拠点には、1つまたは複数の部署が設けられている。また、会社αは、組織変更(人事異動および部署名の変更など)が必要に応じて1月1日に行われる。人事異動の対象になったか否かに関わらず、毎年、会社αに所属する人物の情報(後述する人物データ6Aによって示される情報)が名刺DBサーバ2Bへ提供される。
遷移組織図生成プログラム20Pによると、図3に示す組織関連データ記憶部101、組織関連データ受信部102、指定データ受信部103、組織図生成部104、連結部105、組織図記憶部106、および組織図送信部107などの機能が組織図生成サーバ2Aに実現される。
名刺管理プログラム21Pによると、図4に示す人物データ記憶部201、人物データ生成部202、変更データ記憶部203、変更データ生成部204、および組織関連データ送信部205などの機能が名刺DBサーバ2Bに実現される。
図5は、人物データ6Aの例を示す図である。図6は、変更データ6Bの例を示す図である。図7は、遷移組織図生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。
名刺DBサーバ2Bにおいて、人物データ記憶部201には、会社などの組織に所属する人物ごとの人物データ6Aが、組織ごとのテーブルに分類されて記憶されている。例えば、会社αに所属する人物ごとの人物データ6Aとして人物データ6A11〜6A38が、図5に示すように、会社α用のテーブルに記憶されている。
人物データ6Aには、人物に関する次の情報が示されている。「生成日」は、その人物データ6Aが生成された日である。
「人物名」は、その人物の氏名である。「組織名」は、その人物が所属する組織の名称である。「ロケーション名」は、その人物が勤務する拠点の名称である。「役職名」は、その人物に与えられている役職の名称である。「部署名」は、その人物が所属する部署の名称である。なお、その人物が拠点のすべての部署を統括的に管理する役職(本例では、センター長)に就いている場合は、部署名が示されない。
人物データ6Aは、例えば次のようにして人物データ生成部202によって生成され人物データ記憶部201に記憶される。
名刺を撮影しまたはスキャンして得られた画像データが名刺DBサーバ2Bへ送信されてくる。
すると、人物データ生成部202は、画像データに対してOCR(Optical character recognition)の処理を行い、画像データに示される、人物の氏名、組織名、ロケーション名、部署名、および役職名を抽出する。
そして、人物データ生成部202は、現在の日付を生成日として示しかつこれらの抽出した情報を示すデータを生成し、人物データ6Aとして人物データ記憶部201のその組織のテーブルに記憶させる。
なお、同一の人物の名刺の画像データが複数回、名刺DBサーバ2Bへ送信されてくることがある。人物データ記憶部201は、このような場合であっても、画像データが送信されてくるごとに、人物データ6Aを生成し記憶する処理を実行する。したがって、人物データ記憶部201には、同一の人物について複数、人物データ6Aが記憶されることがある。
変更データ記憶部203には、人物または部署に関する変更ごとの変更データ6Bが、組織ごとのテーブルに分類されて記憶されている。
例えば、会社αの人物または部署に関する変更ごとの変更データ6Bが、図6に示すように、会社α用のテーブルに記憶されている。以下、変更として人事異動がある場合を例に説明する。他の変更がある場合については、後述する。
変更データ6Bには、変更に関する次の情報が示されている。「変更日」は、その変更が検知された日である。「対象」は、その変更があった対象である。つまり、本例では、異動があった人物の氏名が対象として示される。
「変更前」および「変更後」は、それぞれ、その対象の変更前および変更後の状態である。つまり、本例では、その人物の異動前の部署名および異動後の部署名が示される。
変更データ6Bは、人物データ生成部202によって新たに組織図生成サーバ2Aが生成されると、次のようにして変更データ生成部204によって生成され変更データ記憶部203に記憶される。
変更データ生成部204は、人物データ生成部202が新たに生成した人物データ6Aの人物名と同じ人物名の人物データ6Aを人物データ記憶部201から検索する。これら2つの人物データ6A(新しい人物データ6Aおよび検索された人物データ6A)それぞれの部署名を比較する。そして、両者が相違する場合(すなわち人事異動があったと考えられる場合)、変更データ6Bを生成する。変更データ6Bには、「変更日」として、新しい人物データ6Aの生成日が示される。「対象」として、検索された人物データ6Aの人物名が示される。「変更前」として、検索された人物データ6Aの部署名が示される。「変更後」として、新しい人物データ6Aの部署名が示される。
なお、オペレータがこれらの情報を、名刺DBサーバ2Bを操作して入力し、入力された情報に基づいて変更データ6Bを生成してもよい。
会社βのユーザは、自分の端末装置3のウェブブラウザを、組織図生成サーバ2Aの所定のウェブページへアクセスさせる。そして、どの組織の遷移組織図7Bを生成するのかを指定する。本例では、会社αを指定する。さらに、その組織(つまり、会社α)のターゲットおよびソースを指定する。
「ターゲット」は、会社αに所属する社員のうちの、そのユーザがコンタクトを取りたい社員である。「ソース」は、会社αに所属する社員のうちの、そのユーザが現在、直接コンタクトを取ることができる社員(例えば、そのユーザと名刺を交換したことのある社員)である。
端末装置3のウェブブラウザは、組織、ターゲット、およびソースが指定されると、これらを示す指定データ6Cを組織図生成サーバ2Aへ送信する。
組織図生成サーバ2Aにおいて、指定データ受信部103は、端末装置3から指定データ6Cを受信する。
すると、組織関連情報受信部102は、指定データ6Cに示される組織に所属する人物の人物データ6Aおよびその組織の変更データ6Bを名刺DBサーバ2Bから次のように受信する。
組織関連情報受信部102は、名刺DBサーバ2Bへアクセスし、リクエストデータ6Dを名刺DBサーバ2Bへ送信する。リクエストデータ6Dには、指定データ6Cに示される組織が示されている。本例では、会社αが示されている。
名刺DBサーバ2Bにおいて、組織関連データ送信部205は、リクエストデータ6Dを受信すると、人物データ6Aおよび変更データ6Bを次のように組織図生成サーバ2Aへ送信する。
組織関連データ送信部205は、リクエストデータ6Dに示される組織に所属する人物の人物データ6Aおよびその組織の変更データ6Bをそれぞれ人物データ記憶部201および変更データ記憶部203から読み出す。そして、組織図生成サーバ2Aへ送信する。
そして、組織図生成サーバ2Aにおいて、組織関連情報受信部102は、人物データ6Aおよび変更データ6Bを受信する。
人物データ6Aおよび変更データ6Bが受信されると、組織関連データ記憶部101に記憶される。名刺DBサーバ2Bの人物データ記憶部201に会社αの人物の人物データ6Aとして図5に示す人物データ6A11〜6A38が記憶されている場合は、人物データ6A11〜6A38が組織関連データ記憶部101にも記憶される。また、名刺DBサーバ2Bの変更データ記憶部203に会社αの変更データ6Bとして図6に示す変更データ6B1〜6B5が記憶されている場合は、変更データ6B1〜6B5が組織関連データ記憶部101にも記憶される。
組織図生成部104および連結部105は、人物データ6Aおよび変更データ6Bに基づいて遷移組織図7Bを生成する。これらの処理は、図7に示す手順で実行される。
組織図生成部104は、所定の期間ごとの、会社αに所属する人物の構成を示すテーブルを生成する(図7の#301)。最も新しい所定の期間の組織図7Aをその期間のテーブルに基づいて生成する(#302)。残りの所定の期間ごとの組織図7Aを、それぞれのテーブルに基づいて生成する(#303)。連結部105は、隣接する2つの所定の期間の、同一の人物の人物名同士を線または帯で連結することによって、遷移組織図7Bを生成する(#304)。以下、各ステップの処理を詳細に説明する。
〔構成テーブル6Eの生成(ステップ#301の処理)〕
図8は、構成テーブル6Eの例を示す図である。図9は、構成テーブル生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。
組織図生成部104は、図8に示すような、所定の期間ごとの構成テーブル6Eを生成する。以下、所定の期間が、毎年1月1日から12月31日までの期間である場合を例に説明する。この期間は、会社αの組織変更が1月1日に行われることに合わせたものである。所定の期間は、ユーザが指定してもよい。
組織図生成部104は、所定の期間のうち最も古い期間の構成テーブル6Eとして構成テーブル6E1を生成する。生成の手順は、図9に示す通りである。
組織図生成部104は、組織関連データ記憶部101に記憶されている人物データ6Aに示される生成日のうち最も古い生成日を含む期間(年)に会社αに在職していた人物の、その期間における人物データ6Aを組織関連データ記憶部101の中から抽出する(図9の#401)。つまり、この期間に生成日が含まれる人物データ6Aを抽出する。
組織関連データ記憶部101に記憶されている人物データ6Aが、図5に示す通りである場合は、組織図生成部104は、2014年1月1日から同年12月31までの期間の人物データ6Aとして「A」、「E」、「C」、「B」、「D」、「F」、「G」、「H」それぞれの人物データ6A11、6A12、6A13、6A14、6A15、6A16、6A17、6A18を抽出する。
ただし、同一の人物について、この期間に生成日が含まれる人物データ6Aが複数ある場合は、これらの人物データ6Aのうちの生成日が最新のもののみを抽出すればよい。以下、同様である。
そして、組織図生成部104は、抽出した人物データ6Aを図8(A)のように1つに纏めることによって構成テーブル6E1を生成する(#402)。
さらに、組織図生成部104は、次の期間の構成テーブル6E(構成テーブル6E2)を、その期間に生成日が含まれる人物データ6Aを抽出し纏めることによって生成する(#403でYes、#404、#402)。
これにより、本例では、2015年1月1日から同年12月31までの期間の人物データ6Aとして「A」、「B」、「D」、「E」、「C」、「F」、「G」、「H」それぞれの人物データ6A21、6A22、6A23、6A24、6A25、6A26、6A27、6A28が抽出され,図8(B)のような構成テーブル6E2が生成される。
同様に、組織図生成部104は、残りの所定の期間それぞれについて、その期間における人物データ6Aを組織関連データ記憶部101の中から抽出し纏めることによって、構成テーブル6Eを生成する(#403でYes、#404、#402)。
以上の処理によって、本例では、構成テーブル6Eとして、図8(A)〜(C)に示す3つの構成テーブル6E1〜6E3が生成される。以下、古い所定の期間から順に、「第1世代」、「第2世代」、…と記載する。また、最新の期間を「現世代」と記載する。本例では、第3世代が現世代である。各構成テーブル6Eには、世代名が対応付けられる。つまり、本例では、構成テーブル6E1、6E2、および6E3のそれぞれに「第1世代」、「第2世代」、および「第3世代」が対応付けられる。
〔組織図7Aの構成〕
図10は、組織図7Aのフォーマットの例を示す図である。
ところで、組織図7Aは、図10に示すように、第1のエリア8A、第2のエリア8B、および第3のエリア8Cの3つのエリアを有する。
第3のエリア8Cは、ある世代における組織全体を表わす画像である。第3のエリア8Cの中に、その世代におけるその組織の拠点ごとの第2のエリア8Bが配置されている。さらに、その世代の世代名(例えば、「第1世代」または「第2世代」など)が配置されている。
第2のエリア8Bは、拠点全体を表わす画像である。第2のエリア8Bの中に、その拠点のロケーション名およびその拠点の部署ごとの第1のエリア8Aが配置されている。さらに、その拠点のすべての部署を統括的に管理する役職に就いている人物(以下、「拠点長」と記載する。)がいる場合は、その人物を表わすノードの画像が配置されている。以下、ノードの画像を「ノード画像8N」と記載する。ノード画像8Nは、人物名および枠によって構成される。ノード画像8Nには、さらに役職名が含まれることもある。役職名は、「一般」である場合は含まれず、「一般」以外である場合に含まれる。
第1のエリア8Aは、部署を表わす画像である。第1のエリア8Aの中に、その部署の部署名およびその部署に所属する人物ごとのノード画像8Nが配置されている。
世代名、ロケーション名、部署名、およびノード画像8Nの高さは、一定であり、高さLhaである。隣り合う2つの第2のエリア8B同士は、距離Lhbだけ離れている。ある拠点の第2のエリア8Bの中にある隣り合う2つの第1のエリア8A同士も同様に、距離Lhbだけ離れている。その拠点に拠点長がいる場合は、その拠点長のノード画像8Nおよび1番目の第1のエリア8A同士も同様に、距離Lhbだけ離れている。
〔現世代の組織図7Aの生成(ステップ#302の処理)〕
図11は、現世代組織図生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。図12は、現世代の組織図7Aの生成の過程の例を示す図である。図13は、全体エリア8Dへの現世代の組織図7Aの配置の例を示す図である。
組織図生成部104は、現世代の構成テーブル6E(本例では、図8(C)に示す構成テーブル6E3)に基づいて、現世代の組織図7Aとして現世代組織図7A0を、図11に示す手順で生成する。
組織図生成部104は、構成テーブル6E3の中のいずれかの人物データ6Aに示される部署名ごとに(つまり、部署ごとに)、第1のエリア8Aを生成する(#501)。第1のエリア8Aには、部署名を対応付けておく。
第1のエリア8Aの高さLhcは、Lha×(Na+1)である。ただし、Naは、その第1のエリア8Aの部署名を示す人物データ6Aの個数である。「Na+1」の「1」は、部署名の高さの分である。以下、1番目の第1のエリア8Aの高さLhc、2番目の第1のエリア8Aの高さLhc、…をそれぞれ「高さLhca」、「高さLhcb」、…と区別して記載することがある。
第1のエリア8Aの幅Lwaは、その第1のエリア8Aに対応する部署の部署名の文字列およびその部署に所属する人物それぞれの役職名と人物名とを横一列に並べた文字列のうちの最長の文字列が収まる長さである。十分に収まるように、最長の文字列に数文字(例えば、2文字)を加えた長さにしてもよい。例えば、1文字当たりの文字の幅がLwtであり、最長の文字列が10文字である場合は、幅Lwaは、Lwt×(10+2)である。
なお、すべての第1のエリア8Aの幅Lwaを統一してもよい。この場合は、現世代における上述の文字列のうち最長のものに基づいて、上述の方法で幅Lwaを決定すればよい。以下、この方法を用いる場合を例に説明する。
次に、組織図生成部104は、構成テーブル6E3の中のいずれかの人物データ6Aに示されるロケーション名ごとに(つまり、拠点ごとに)、第2のエリア8Bを生成する(#502)。第2のエリア8Bには、ロケーション名を対応付けておく。
第2のエリア8Bの高さLhdは、その第2のエリア8Bに対応する拠点に拠点長がいる場合は、SUM(Lhc)+Lhb×(Nb−1)+Lha×2+Lhb、である。「SUM(Lhc)」は、その第2のエリア8Bに配置されるべき第1のエリア8Aそれぞれの高さLhcの和である。「Nb」は、これらの第1のエリア8Aの個数である。第2項は、隣り合う2つの第1のエリア8Aの距離の総和である。第3項は、拠点長のノード画像8Nの高さおよびロケーション名の高さの総和である。第4項は、拠点長のノード画像8Nと1つ目の第1のエリア8Aとの距離である。
本例においては、Xセンターの第2のエリア8Bである第2のエリア8B01が、この場合に該当する。そして、Nb=2、なので、第2のエリア8B01の高さLhd(以下、「高さLhd1」と記載する。)は、(Lhca+Lhcb)+Lhb+Lha×2+Lhb、である。
一方、拠点長がいない場合は、高さLhdは、SUM(Lhc)+Lhb(Nb−1)+Lha、である。
本例においては、Yセンターの第2のエリア8Bである第2のエリア8B02が、この場合に該当する。そして、Nb=1、なので、第2のエリア8B02の高さLhd(以下「高さLhd2」と記載する。)は、Lhcc+Lha、である。
第2のエリア8Bの幅Lwbは、幅Lwaに所定の長さ(例えば、2文字分の幅)を足したものである。
次に、組織図生成部104は、現世代の第3のエリア8Cとして、第3のエリア8C0を生成する(#503)。
第3のエリア8C0の高さは、SUM(Lhd)+Lhb(Nc−1)+Lha、である。「SUM(Lhd)」は、第3のエリア8C0に配置されるべき第2のエリア8Bそれぞれの高さLhdの和である。本例では、Lhd1+Lhd2、である。「Nc」は、これらの第2のエリア8Bの個数である。第2項は、隣り合う2つの第2のエリア8Bの距離の総和である。第3項は、世代名の高さである。
第3のエリア8Cの幅Lwcは、幅Lwbに所定の長さ(例えば、2文字分の幅)を足したものである。
現世代の第1のエリア8A、第2のエリア8B、および第3のエリア8Cを生成したら、組織図生成部104は、これらのエリアおよび世代名、ロケーション名、部署名、およびノード画像8Nを次のように組み合わせる。
組織図生成部104は、第3のエリア8Cの上端に現世代の世代名を配置する(#504)。その世代名は、構成テーブル6E3に対応付けられているものである。さらに、その世代名の下に、第2のエリア8Bを所定の順番(例えば、アルファベット順、数字順、または50音順など)に従って配置する(#505)。ただし、その世代名と1番目の第2のエリア8Bとの間隔は、空けない。隣り合う第2のエリア8B同士の間隔は、距離Lhbだけ空ける。
この処理によると、本例では、第3のエリア8C0に「第3世代」という世代名および第2のエリア8B01、8B02が、図12(A)に示すように配置される。
さらに、組織図生成部104は、各第2のエリア8Bの上端にその第2のエリア8Bに対応するロケーション名を配置する(#506)。
そのロケーション名の拠点に拠点長がいる場合は(#507でYes)、組織図生成部104は、その拠点長のノード画像8Nをそのロケーション名の下に配置する(#508)。そのノード画像8Nは、その拠点長の人物名および役職名が枠で囲われて構成される。そして、そのノード画像8Nの下に、その拠点にある部署それぞれの第1のエリア8Aを上述の所定の順番に従って配置する(#509)。ただし、そのロケーション名とそのノード画像8Nとの間隔は、空けない。そのノード画像8Nと1番目の第1のエリア8Aとの間隔は、距離Lhbだけ空ける。隣り合う第1のエリア8A同士の間隔も、距離Lhbだけ空ける。
そのロケーション名およびその役職名(本例では、「センター長」)を示す人物データ6Aが構成テーブル6E3に格納されていれば、拠点長がいることが分かる。そして、その人物データ6Aに示される人物名が、拠点長の人物名である。
その拠点に拠点長がいない場合は(#507でNo)、組織図生成部104は、そのロケーション名の下に、その拠点にある部署それぞれの第1のエリア8Aを上述の所定の順番に従って配置する(#509)。ただし、ロケーション名と1番目の第1のエリア8Aとの間隔は、空けない。隣り合う第1のエリア8A同士の間隔は、距離Lhbだけ空ける。
この処理によると、本例では、図12(B)に示すように、第2のエリア8B01に「Xセンター」というロケーション名および第1のエリア8A01、8A02が配置され、ノード画像8Nとしてノード画像8N01が配置され、第2のエリア8B02に「Yセンター」というロケーション名および第1のエリア8A03が配置される。
さらに、組織図生成部104は、各第1のエリア8Aの上端にその第1のエリア8Aに対応する部署名を配置する(#510)。そして、その部署名の部署に所属する人物ごとのノード画像8Nを、予め決められた役職順に配置する(#511)。
第1のエリア8Aの中に同じ役職の人物がいる場合は、これらの人物については、上述の所定の順番に従ってノード画像8Nを配置する。部署名と1番目のノード画像8Nとの間隔は、空けない。隣り合うノード画像8N同士の間隔も、空けない。
なお、各人物の人物名および役職名は、構成テーブル6E3に格納されている、その部署名を示す人物データ6Aに示されている。
この処理によると、本例では、図12(C)に示すように、第1のエリア8A01、8A02、8A03のそれぞれに部署名が配置され、ノード画像8Nとして8N02〜8N08が配置される。
そして、組織図生成部104は、第3のエリア8Cに第2のエリア8B、第1のエリア8A、ロケーション名、部署名、およびノード画像8Nを配置したら、図13のように、全体エリア8Dの右端へ第3のエリア8Cを配置する(#512)。全体エリア8Dは、遷移組織図7Bの全体を描画するための矩形の領域である。左下の頂点が原点であり、左辺がY軸であり、下辺がX軸である。
〔現世代以外の世代の組織図7Aの生成(ステップ#303の処理)〕
図14は、他世代組織図生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。図15は、全体エリア8Dへの不変者のノード画像8Nの配置の例を示す図である。図16は、全体エリア8Dへの被変更者のノード画像8Nの配置の例を示す図である。図17は、対象世代のノード画像8Nの位置の調整の例を示す図である。図18は、次世代のノード画像8Nなどの調整の例を示す図である。図19は、全体エリア8Dへの対象世代の第1のエリア8A、第2のエリア8B、第3のエリア8Cなどの配置の例を示す図である。図20は、全体エリア8Dへの組織図7A2の配置の例を示す図である。
組織図生成部104は、現世代以外の世代の組織図7Aを、図14に示す手順で、新しい世代のものから順に全体エリア8Dに生成する。
組織図生成部104は、現世代の1つ前の世代を処理の対象の世代として注目する。以下、注目した世代を「対象世代」と記載する。また、対象世代の1つ後の世代を「次世代」と記載する。そして、変更データ6B(図6参照)および対象世代の構成テーブル6E(図8参照)に基づいて、次のように対象世代の組織図7Aを生成する。
組織図生成部104は、次世代の組織図7Aのノード画像8Nの中から、次世代における所属先の部署名と対象世代における所属先の部署名とが異なる人物のノード画像8Nを選出する(#601)。つまり、両世代の間に異動した人物を選出する。以下、このような人物を「被変更者」と記載する。
被変更者は、変更日が次世代に含まれる変更データ6Bを検索することによって特定することができる。この変更データ6Bに人物名が示される人物が、被変更者である。さらに、被変更者以外の人物(つまり、異動していない人物)を、不変者として選出する(#602)。
組織図生成部104は、不変者として選出した人物のノード画像8Nを生成し、次世代の組織図7Aにおける同一の人物のノード画像8Nの左の真横に、距離Lwdだけ離して配置する(#603)。生成したノード画像8Nには、上述と同様に、その人物の人物名が示される。さらに、役職が「一般」でない場合は、役職名も示される。以下、同様である。
ただし、距離Lwdは、次世代の組織図7Aと対象世代の組織図7Aとが重ならないように十分に取らなければならない。例えば、幅Lwc(組織図7A0の幅)の約1/2の距離、取ればよい。
この処理によると、本例では、図15のようにノード画像8Nとして8N11〜8N16、8N18が配置される。
さらに、組織図生成部104は、被変更者として選出した人物のノード画像8Nを生成し、変更日が次世代に含まれかつその人物の人物名を対象として示す変更データ6Bに基づいて次のように配置する(#604)。
組織図生成部104は、次世代の、その変更データ6Bに「変更前」として示される部署名の第1のエリア8Aの下辺の延長線に上辺が接し、かつ、不変者として選出した人物のノード画像8Nの左辺の延長線に左辺か接するように、被変更者として選出した人物のノード画像8Nを配置する。
この処理によると、本例では、図16のようにノード画像8Nとして8N17がノード画像8N15の真下に接するように配置される。
または、次世代の、その変更データ6Bに「変更前」として示される部署名の部署に所属する人物のノード画像8Nのうちの、最も下にあるノード画像8Nの真下に接するように、被変更者として選出した人物のノード画像8Nを配置してもよい。
なお、被変更者として選出した人物が複数いる場合は、組織図生成部104は、これらの人物について1人ずつ、上述の方法でノード画像8Nを配置する。
ノード画像8N11〜8N18のサイズの決め方は、ステップ#302における8N01〜8N08のサイズの決め方と同様である。
以上の処理によると、対象世代および次世代それぞれにおける不変者のノード画像8Nが、水平に(X軸方向に)並んで配置される。つまり、両ノード画像8NのY座標が同じである。しかし、被変更者のノード画像8Nは、Y座標が異なる。後述する処理をこのままの状態で行うと、2つの第1のエリア8A同士が接したり重なったり、2つの第2のエリア8B同士が接したり重なったりすることがある。そこで、組織図生成部104は、このような場合に(#605でYes)、ノード画像8Nの位置を次のように調整する(#606)。
組織図生成部104は、対象世代の、被変更者のノード画像8Nを選出する。選出したノード画像8Nよりも下にある、対象世代のすべてのノード画像8Nを、X座標をそのままにして高さLhaの距離だけ下へ移動させる。
この処理によると、本例では、図17のようにノード画像8N16、8N18が下へ移動する。
被変更者のノード画像8Nが複数ある場合は、上から順にこれら複数のノード画像8Nの中から1つずつ選出し、このように移動させる処理を行う。
このような処理を行うと、同一の不変者の、対象世代および次世代それぞれにおけるノード画像8Nが水平に並ばなくなる。
そこで、組織図生成部104は、両者が水平に並ぶように、2つのノード画像8Nのうちの次世代のノード画像8Nを移動させる(#607)。第1のエリア8Aを次のように調整する(#608)。このノード画像8Nが第1のエリア8Aに配置されている場合は、その第1のエリア8Aも同じ距離だけ移動させる。第2のエリア8Bに含まれるすべての第1のエリア8Aを移動させた場合は、その第2のエリア8Bも同じ距離だけ移動させる。第2のエリア8Bに含まれる一部の第1のエリア8Aだけを移動させた場合は、その第2のエリア8Bの下辺を、上辺の位置をそのままにして、その第2のエリア8Bに含まれる一番下の第1のエリア8Aの下辺の位置まで下げる(#609)。つまり、その第2のエリア8Bを高くする。
さらに、組織図生成部104は、次世代の第3のエリア8Cの下辺を、上辺の位置をそのままにして、次世代の一番下の第2のエリア8Bの下辺の位置まで下げる(#610)。つまり、その第3のエリア8Cを高くする。
この処理によると、本例では、図18のように第2のエリア8B02、第1のエリア8A03、ノード画像8N06〜8N08が移動し、第2のエリア8B02および第3のエリア8C0が高くなる。
次世代の第1のエリア8Aなどの移動の処理と前後してまたは並行して、組織図生成部104は、対象世代の第1のエリア8A、第2のエリア8B、および第3のエリア8Cなどを次のように全体エリア8Dに配置する(#611)。
組織図生成部104は、同じ部署に所属する人物のノード画像8Nのうちの一番上のノード画像8Nの上辺の上に接するようにその部署の部署名を配置する。そして、この部署名およびこれらのノード画像8Nを包含するように第1のエリア8Aを全体エリア8Dに配置する。ただし、高さは、これらを包含する最低限の高さにする。幅は、現世代の第1のエリア8Aの幅の決め方と同様の方法によって、決定する。
さらに、組織図生成部104は、同じ拠点の部署の第1のエリア8Aのうちの一番上の第1のエリア8Aの上辺の上に接するようにその拠点のロケーション名を配置する。ただし、その拠点に拠点長がいる場合は、その拠点長のノード画像8Nの上辺の上に接するようにその拠点のロケーション名を配置する。そして、このロケーション名およびこれらの第1のエリア8Aを包含するように第2のエリア8Bを全体エリア8Dに配置する。ただし、高さは、これらを包含する最低限の高さにする。幅は、現世代の第2のエリア8Bの幅の決め方と同様の方法によって、決定する。
さらに、組織図生成部104は、各拠点の第2のエリア8Bのうちの一番上の第2のエリア8Bの上辺の上に接するように対象世代の世代名を配置する。そして、この世代名およびこれらの第2のエリア8Bを包含するように第3のエリア8Cを全体エリア8Dに配置する。ただし、高さは、これらを包含する最低限の高さにする。幅は、現世代の第3のエリア8Cの幅の決め方と同様の方法によって、決定する。
この処理によると、本例では、図19のように第1のエリア8A11〜8A13、第2のエリア8B11〜8B12、第3のエリア8C1、および部署名、ロケーション名、および世代名が配置される。
組織図生成部104の以上の処理によって、対象世代の組織図7Aが全体エリア8Dに生成される。本例では、第2世代の組織図7Aとして組織図7A1が生成される。
組織図生成部104は、現在の対象世代よりも前の世代がある場合は(#612でYes)、この世代を新たに注目する(#613)。つまり、この世代を新たに対象世代に設定する。本例では、第1世代を対象世代に設定する。そして、上述の処理を実行することによって、新たな対象世代の組織図7Aを全体エリア8Dに生成する。
この処理により、本例では、図20のように、第1世代の組織図7Aとして組織図7A2が生成される。
ただし、この際に、次世代の一部または全部のノード画像8Nが下に下がることがある。そこで、組織図生成部104は、下げられたノード画像8Nに対応する、次世代の次の世代のノード画像8Nが、下げられたノード画像8Nと水平に並ぶように、調整を行う。さらに、次世代の次の世代の第1のエリア8A、第2のエリア8B、および第3のエリア8Cの調整も行う。調整の仕方は、上述のステップ#606〜#610の通りである。
〔ノード画像8Nの連結(ステップ#304の処理)〕
図21は、遷移組織図7Bの例を示す図である。
連結部105は、隣り合う2つの組織図7Aの中の、同一人物のノード画像8N同士を線または帯によって連結する。以下、線または帯を「連結画像8L」と記載する。このとき、指定データ6Cに示されるターゲットおよびソースそれぞれの人物については、より目立つように連結する。例えば、ターゲットである人物のノード画像8N同士は赤色の連結画像8L1で連結し、ソースである人物のノード画像8N同士は黄色の連結画像8L2で連結し、それ以外の人物のノード画像8N同士は黒色の連結画像8L3で連結する。なお、連結画像8L3は、連結画像8L1および連結画像8L2よりも細い。
以上の処理によって、遷移組織図7Bが完成する。本例では、ターゲットが「B」でありソースが「C」であれば、図21に示すような遷移組織図7Bが完成する。遷移組織図7Bは、その組織の組織名と対応付けられて遷移組織図データ6Fとして、組織図記憶部106に記憶される。
組織図送信部107は、遷移組織図データ6Fを、指定データ6Cの送信元つまり端末装置3へ送信する。
端末装置3は、遷移組織図データ6Fを受信すると、遷移組織図データ6Fに基づいて遷移組織図7Bを表示する。
図22は、組織図生成サーバ2Aにおける全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、遷移組織図7Bを生成する全体的な処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。
組織図生成サーバ2Aは、遷移組織図生成プログラム20Pに従って、図22に示す手順で処理を実行する。
ユーザが組織、ターゲット、およびソースを端末装置3に対して指定すると、端末装置3から組織図生成サーバ2Aへ指定データ6Cが送信される。
組織図生成サーバ2Aは、端末装置3から指定データ6Cを受信すると(図22の#11)、名刺DBサーバ2Bへリクエストデータ6Dを送信することによって、指定された組織に対応する人物データ6Aおよび変更データ6Bを取得する(#12)。
そして、組織図生成サーバ2Aは、これらの人物データ6Aおよび変更データ6Bに基づいて遷移組織図7Bを生成する(#13)。生成の手順は、前に図7で説明した通りである。
遷移組織図7Bを生成したら、組織図生成サーバ2Aは、遷移組織図7Bの遷移組織図データ6Fを保存するとともに(#14)、端末装置3へ送信する(#15)。端末装置3は、遷移組織図データ6Fに基づいて遷移組織図7Bを表示する。
本実施形態によると、組織図生成サーバ2Aは、組織に所属する各人物の、世代ごとのノード画像8Nを連結画像8Lで結んだ。特に、ターゲットである人物およびソースである人物については、連結画像8Lを、他の人物のものとは異なる形態で再現した。よって、本実施形態によると、ユーザは、ソースである人物を介しての、ターゲットである人物へのコンタクトを取り方を、従来よりも容易に発見することができる。
図23は、部署名の変更があった場合の人物データ6Aおよび変更情報6Bの例を示す図である。図24は、第1のエリア8A同士および第2のエリア8B同士を連結した遷移組織図7Bの例を示す図である。図25は、省略可世代の組織図7Aを含む遷移組織図7Bの例を示す図である。図26は、省略可世代の組織図7Aを省略した遷移組織図7Bの例を示す図である。図27は、省略可世代の組織図7Aを省略した遷移組織図7Bの例を示す図である。
上述の実施形態では、変更データ6Bとして、人物の所属の変更の情報(すなわち人事異動の情報)を示すデータを例に説明したが、部署名の変更の情報が含まれていてもよい。この場合は、組織図生成部104は、次のように処理を行う。
組織図生成部104は、対象世代の組織図7Aを生成し始める前に、次世代の構成テーブル6Eから、その変更データ6Bの「変更前」の部署名を示す人物データ6Aを検索する。見つかった人物データ6Aに示される部署名を、その変更データ6Bの「変更後」の部署名に一時的に置き換える。そして、上述の通り、対象世代の組織図7Aを生成する。ただし、その部署名の第2のエリア8Bには、変更前の部署名を配置する。そして、生成後、見つかった人物データ6Aの部署名を元に戻す。
例えば、対象世代の人物データ6Aとして、図23(A)のような、P開発部に所属する人物の人物データ6A96があり、次世代の人物データ6Aとして、図23(B)のような、Q開発部に所属する人物の人物データ6A97があり、次世代の変更データ6Bとして、図23(C)のような、「P開発部」から「Q開発部」へ部署名が変更された旨の変更データ6B96があるとする。
この場合に、組織図生成部104は、図23(D)のように、人物データ6A96の部署名「P開発部」を、変更データ6B96の「変更後」に示される「Q開発部」に一時的に置き換える。そして、上述の処理を行う。この際に、変更後の部署名を赤字にし、太字にし、または動く文字にするなどして強調し、他の部署名の形態と異なるようにしてもよい。
なお、部署名の変更を例に挙げたが、氏名の変更の場合およびロケーション名の変更の場合も、同様に処理を行えばよい。氏名の変更の場合は、組織図生成部104は、人物データ6Aに示される氏名を、一時的に変更データ6Bの「変更後」の氏名に置き換えて処理を行えばよい。ロケーション名の変更の場合は、人物データ6Aに示されるロケーション名を、一時的に変更データ6Bの「変更後」のロケーション名に置き換えて処理を行えばよい。
上述の実施形態では、連結部105は、同一人物の隣り合うノード画像8Nを連結したが、図24に示すように、さらに、同一の部署の隣り合う第1のエリア8A同士を線または帯で連結してもよい。または、同一の拠点の隣り合う第2のエリア8B同士を線または帯で連結してもよい。なお、これらの線または帯を見やすくするために、図24では、連結画像8Lの記載を省略している。
上述の実施形態では、組織図生成部104および連結部105は、すべての世代の組織図7Aを生成した。しかし、ターゲットおよびソースがともに不変者である世代(以下、「省略可世代」と記載する。)が対象世代である場合は、その省略可世代の組織図7Aを生成しないようにしてもよい。この場合は、連結部105は、省略可世代が存在しないものとして同一人物の2つのノード画像8N同士を連結することによって、遷移組織図7Bを生成すればよい。
例えば、省略可世代の組織図7Aを省略せずに処理を行った結果、図25に示すような遷移組織図7Bが生成されたとする。そして、「S」がターゲットであり、「V」がソースであるとする。この場合において、ターゲットは、第3世代の部署および第2世代の部署が同じであり、ソースも、第3世代の部署および第2世代の部署が同じである。しかし、ソースは、第1世代の部署および第2世代の部署が異なる。
そこで、組織図生成部104は、第2世代の組織図7Aを生成しないようにする。第1世代と第3世代とが連続する世代であるものとして、第1世代の組織図7Aを生成する。そして、連結部105は、第1世代の組織図7Aと第3世代の組織図7Aとが隣り合うものとして、同一人物の2つのノード画像8N同士を連結する。その結果、図26(A)のような遷移組織図7Bが生成される。
または、省略可世代が存在しないものとして生成した遷移組織図7Bおよびその世代の組織図7Aを含めた遷移組織図7Bの両方を生成し、それぞれの遷移組織図データ6Fを端末装置3へ送信してもよい。そして、端末装置3は、ユーザからの指令に応じて、2つの遷移組織図7Bを選択的に表示してもよい。これにより、省略可世代の組織図7Aの表示および非表示を切り換えることができる。
または、省略可世代の組織図7Aの形態を他の世代の組織図7Aと異なるようにしてもよい。例えば、省略可世代の組織図7Aの背景色をグレー(薄墨色)にして、他の世代の組織図7Aの背景色を白にしてもよい。または、省略可世代の組織図7Aを、図26(B)のように第3のエリア8Cおよび世代名のみによって表わしてもよい。この際に、第3のエリア8Cの幅を狭めてもよい。
このような処理を、第2世代が省略可世代でないが第1世代が省略可世代である場合に行うと、遷移組織図7Bとして、第1世代〜第3世代のうちの第1世代の組織図7Aが省略された遷移組織図が生成される。
このような処理によると、隣り合う2つの世代においてターゲットが所属する部署もソースが所属する部署も変わらない場合は、これら2つの世代のうちの前の世代の組織図7Aが省略される。しかし、前の世代の組織図7Aでなく後の世代の組織図7Aを省略してもよい。
例えば、第1世代および第2世代においてターゲットが所属する部署もソースが所属する部署も変わらないが、第2世代および第3世代においてターゲットおよびソースの少なくともいずれか一方の部署が変わった場合は、第2世代の組織図7Aを省略し、第1世代および第3世代それぞれの組織図7Aを用いて遷移組織図7Bを生成してもよい。同様に、第2世代および第3世代においてターゲットが所属する部署もソースが所属する部署も変わらないが、第1世代および第2世代においてターゲットおよびソースの少なくともいずれか一方の部署が変わった場合は、第3世代の組織図7Aを省略し、第1世代および第2世代それぞれの組織図7Aを用いて遷移組織図7Bを生成してもよい。
ターゲットおよびソースだけでなく他の人物も不変者である世代を省略可世代としてもよい。
上述の実施形態では、組織図生成部104は、すべての部署について組織図7Aを生成した。しかし、ターゲットおよびソースがともに一度も所属したことのない部署の第1のエリア8Aを省略してもよい。または、ターゲットおよびソースがともに一度も所属したことのない拠点の第2のエリア8Bを省略してもよい。
例えば、そのような第1のエリア8Aを省略せずに処理を行った結果、図25に示すような遷移組織図7Bが生成されたとする。そして、「S」がターゲットであり、「V」がソースであり、ターゲットおよびソースがQ開発部には一度も所属したことがないものとする。
この場合に、組織図生成部104は、Q開発部の第1のエリア8Aより下の部分をQ開発部の第1のエリア8Aの上へ重ねるように移動させ、連結画像8Lを配置し直すことによって、図27(A)のように遷移組織図7Bを生成し直す。または、図27(B)のように、Q開発部の第1のエリア8Aの中のノード画像8Nを削除し、Q開発部の第1のエリア8Aの高さを低くし、低くした分をQ開発部の第1のエリア8Aより下の部分を上へ移動させ、連結画像8Lを配置し直すことによって、遷移組織図7Bを生成し直してもよい。または、Q開発部の第1のエリア8Aと他の第1のエリア8Aとの形態を異なるようにしてもよい。例えば、Q開発部の第1のエリア8Aの背景色をグレー(薄墨色)にして、他の第1のエリア8Aの背景色を白にしてもよい。
Q開発部の第1のエリア8Aを省略した遷移組織図7Bの遷移組織図データ6Fおよび省略しなかった遷移組織図7Bの遷移組織図データ6Fを両方とも、端末装置3へ送信してもよい。そして、端末装置3は、ユーザからの指令に応じて、2つの遷移組織図7Bを選択的に表示してもよい。これにより、Q開発部の第1のエリア8Aの表示および非表示を切り換えることができる。
または、人事異動が一度もなかった部署の第1のエリア8Aまたは拠点の第2のエリア8Bを省略して遷移組織図7Bを生成してもよい。
上述の実施形態では、連結部105は、2つのノード画像8Nを連結する連結画像8L(線または帯)の形態をターゲット、ソース、およびそれ以外の人物によって異なるようにした。例えば、ターゲットの場合は赤色の帯で連結し、ソースの場合は黄色の帯で連結し、それ以外の人物の場合は線で連結した。さらに、拠点を異動した場合、拠点は変わらないが部署を異動した場合、および異動しなかった場合によって異なるようにしてもよい。例えば、拠点を異動した場合は実線の帯で連結し、拠点は変わらないが部署を異動した場合は一点鎖線で連結し、異動しなかった場合は二点鎖線で連結してもよい。または、拠点を異動した場合および拠点は変わらないが部署を異動した場合は、異動の様子を表わす線または帯をアニメーションGIF(Graphics Interchange Format)などによって再現してもよい。
上述の実施形態では、指定データ受信部103は、ターゲットおよびソースそれぞれを指定するデータを指定データ6Cとして受信したが、いずれか一方のみを指定するデータを受信してもよい。または、ターゲットを複数指定しまたはソースを複数指定するデータを指定データ6Cとして受信してもよい。
上述の実施形態では、名刺DBサーバ2Bと組織図生成サーバ2Aとが独立していたが、両者を1台の装置によって実現してもよい。
上述の実施形態では、遷移組織図7Bを、遷移組織図データ6Fを端末装置3へ送信することによって出力したが、画像形成装置またはプリンタなどで用紙に印刷することによって出力してもよい。
上述の実施形態では、1年を1つの世代として各世代の組織図7Aを生成したが、組織の事情などに鑑み他の長さの期間を1つの世代としてもよい。または、設立の当初を第1世代とし、第2世代以降は、ある変化(例えば、人事異動、部署の新設、または統廃合)が生じたときから次の変化が生じる直前までの期間を1つの世代としてもよい。
上述の実施形態では、組織図7Aを横一列に配置したが、縦一列に配置してもよい。ただし、この場合は、同じ世代の第1のエリア8Aを横一列に配置し、第2のエリア8Bを横一列に配置し、ノード画像8Nを横一列に配置する。この際に、隣り合う2つの世代において同一の部署に所属する人物の2つのノード画像8Nを、垂線によって連結されるように配置する。
その他、組織図生成システム100、組織図生成サーバ2A、名刺DBサーバ2Bの全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、データの構成、組織図7Aの構成、遷移組織図7Bの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
100 組織図生成システム(組織図提供システム)
8N ノード画像(第1の識別子、第2の識別子、第3の識別子)
7A 組織図(第1の組織図、第2の組織図、第3の組織図)
8L 連結画像(対応付け画像、第2の対応付け画像、第3の対応付け画像)
104 組織図生成部(生成手段)
107 組織図送信部(出力手段、送信手段)
2A 組織図生成サーバ(組織図生成装置)
8A 第1のエリア(第1の部門画像、第2の部門画像)
8B 第2のエリア(第1の部門画像、第2の部門画像)

Claims (12)

  1. 第1の時期に複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、前記第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物それぞれの第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、
    前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物の前記対応付け画像および当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立ち、かつ、
    前記複数の部門のうちの、前記複数の第2の人物のうちの前記ターゲット人物と同一である第2の人物が所属する第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第2の所属部門とが相違し、または、当該複数の部門のうちの、当該複数の第2の人物のうちの前記ソース人物と同一である第2の人物が所属する第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第4の所属部門とが相違する場合であって、当該第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該第2の時期よりも前の時期である第3の時期に当該複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第3の人物のうちの当該ターゲット人物と同一である第3の人物が所属する第5の部門とが相違し、または、当該第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該複数の第3の人物のうちの当該ソース人物と同一である第3の人物が所属する第6の部門とが相違する場合に、さらに、当該複数の第3の人物それぞれの第3の識別子を部門ごとに分類して配置した第3の組織図と、当該複数の第2の人物および当該複数の第3の人物のうちの同一である第2の人物および第3の人物それぞれの前記第2の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第2の対応付け画像を含む
    遷移組織図を生成する、生成手段と、
    前記遷移組織図を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする組織図生成装置。
  2. 前記生成手段は、前記第1の所属部門と前記第2の所属部門とが同一でありかつ前記第3の所属部門と前記第4の所属部門とが同一であるが、当該第1の所属部門と前記第5の部門とが相違しまたは当該第3の所属部門と前記第6の部門とが相違する場合に、前記第1の組織図と、前記第3の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第3の人物のうちの同一である第1の人物および第3の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第3の対応付け画像とを含むが前記第2の組織図を含まない第2の遷移組織図を生成し、または、前記第2の組織図と、前記第3の組織図と、前記第2の対応付け画像とを含むが前記第1の組織図を含まない第3の遷移組織図を生成する、
    請求項1に記載の組織図生成装置。
  3. 前記生成手段は、前記第1の所属部門と前記第2の所属部門とが相違しまたは前記第3の所属部門と前記第4の所属部門とが相違するが、当該第1の所属部門と前記第5の部門とが同一でありかつ当該第3の所属部門と前記第6の部門とが同一である場合に、前記第3の組織図および前記第2の対応付け画像を含めることなく前記遷移組織図を生成し、または、前記第1の組織図と、前記第3の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第3の人物のうちの同一である第1の人物および第3の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第3の対応付け画像とを含むが前記第2の組織図を含まない第2の遷移組織図を生成する、
    請求項1に記載の組織図生成装置。
  4. 第1の時期に複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの、前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物もしくは当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物が所属する部門または当該第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物のうちの当該ターゲット人物または当該ソース人物と同一である同一人物が所属する部門に分類されている第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、当該複数の第2の人物それぞれの第2の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの当該同一人物が所属する部門または当該ターゲット人物または当該ソース人物が所属する部門に分類されている第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、かつ、
    前記ターゲット人物の前記対応付け画像および前記ソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立つ
    遷移組織図を生成する、生成手段と、
    前記遷移組織図を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする組織図生成装置。
  5. 前記生成手段は、前記第1の組織図として、前記複数の部門のうちの前記第1の時期に存在する部門ごとに当該部門を表わす第1の部門画像が当該部門に分類された前記第1の識別子と対応付けられて配置された組織図を含み、前記第2の組織図として、前記複数の部門のうちの前記第2の時期に存在する部門ごとに当該部門を表わす第2の部門画像が当該部門に分類された前記第2の識別子と対応付けられて配置された組織図を含み、さらに、部門が同一である前記第1の部門画像および前記第2の部門画像を対応付ける部門対応付け画像を含む図を、前記遷移組織図として生成する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の組織図生成装置。
  6. 前記生成手段は、前記複数の第1の人物それぞれの前記第1の識別子が第1の方向に並べて配置され、前記複数の第2の人物それぞれの前記第2の識別子が当該第1の方向に並べて配置され、かつ、当該複数の第1の人物および当該複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物が同一の部門に所属する場合に当該第1の人物および当該第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子が当該第1の方向に直行する第2の方向に並べて配置されるように、前記遷移組織図を生成する、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の組織図生成装置。
  7. サーバおよび端末装置が設けられた組織図提供システムであって、
    前記サーバは、
    第1の時期に複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、前記第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物それぞれの第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、
    前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物の前記対応付け画像および当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立ち、かつ、
    前記複数の部門のうちの、前記複数の第2の人物のうちの前記ターゲット人物と同一である第2の人物が所属する第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第2の所属部門とが相違し、または、当該複数の部門のうちの、当該複数の第2の人物のうちの前記ソース人物と同一である第2の人物が所属する第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第4の所属部門とが相違する場合であって、当該第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該第2の時期よりも前の時期である第3の時期に当該複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第3の人物のうちの当該ターゲット人物と同一である第3の人物が所属する第5の部門とが相違し、または、当該第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該複数の第3の人物のうちの当該ソース人物と同一である第3の人物が所属する第6の部門とが相違する場合に、さらに、当該複数の第3の人物それぞれの第3の識別子を部門ごとに分類して配置した第3の組織図と、当該複数の第2の人物および当該複数の第3の人物のうちの同一である第2の人物および第3の人物それぞれの前記第2の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第2の対応付け画像を含む
    遷移組織図を生成する、生成手段と、
    前記遷移組織図を前記端末装置へ送信する送信手段と、
    を有し、
    前記端末装置は、
    前記サーバから前記遷移組織図を受信する受信手段と、
    前記遷移組織図を表示する表示手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする組織図提供システム。
  8. サーバおよび端末装置が設けられた組織図提供システムであって、
    前記サーバは、
    第1の時期に複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの、前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物もしくは当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物が所属する部門または当該第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物のうちの当該ターゲット人物または当該ソース人物と同一である同一人物が所属する部門に分類されている第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、当該複数の第2の人物それぞれの第2の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの当該同一人物が所属する部門または当該ターゲット人物または当該ソース人物が所属する部門に分類されている第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、かつ、
    前記ターゲット人物の前記対応付け画像および前記ソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立つ
    遷移組織図を生成する、生成手段と、
    前記遷移組織図を前記端末装置へ送信する送信手段と、
    を有し、
    前記端末装置は、
    前記サーバから前記遷移組織図を受信する受信手段と、
    前記遷移組織図を表示する表示手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする組織図提供システム。
  9. 複数の部門からなる組織における遷移に関する情報を提供する遷移情報提供方法であって、
    第1の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、前記第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物それぞれの第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、
    前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物の前記対応付け画像および当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立ち、かつ、
    前記複数の部門のうちの、前記複数の第2の人物のうちの前記ターゲット人物と同一である第2の人物が所属する第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第2の所属部門とが相違し、または、当該複数の部門のうちの、当該複数の第2の人物のうちの前記ソース人物と同一である第2の人物が所属する第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第4の所属部門とが相違する場合であって、当該第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該第2の時期よりも前の時期である第3の時期に当該複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第3の人物のうちの当該ターゲット人物と同一である第3の人物が所属する第5の部門とが相違し、または、当該第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該複数の第3の人物のうちの当該ソース人物と同一である第3の人物が所属する第6の部門とが相違する場合に、さらに、当該複数の第3の人物それぞれの第3の識別子を部門ごとに分類して配置した第3の組織図と、当該複数の第2の人物および当該複数の第3の人物のうちの同一である第2の人物および第3の人物それぞれの前記第2の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第2の対応付け画像を含む
    遷移組織図を生成し、
    前記遷移組織図を出力する、
    ことを特徴とする遷移情報提供方法。
  10. 複数の部門からなる組織における遷移に関する情報を提供する遷移情報提供方法であって、
    第1の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの、前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物もしくは当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物が所属する部門または当該第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物のうちの当該ターゲット人物または当該ソース人物と同一である同一人物が所属する部門に分類されている第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、当該複数の第2の人物それぞれの第2の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの当該同一人物が所属する部門または当該ターゲット人物または当該ソース人物が所属する部門に分類されている第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、かつ、
    前記ターゲット人物の前記対応付け画像および前記ソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立つ
    遷移組織図を生成し、
    前記遷移組織図を出力する、
    ことを特徴とする遷移情報提供方法。
  11. 複数の部門からなる組織における遷移に関する情報を提供するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    第1の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、前記第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物それぞれの第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、
    前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物の前記対応付け画像および当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立ち、かつ、
    前記複数の部門のうちの、前記複数の第2の人物のうちの前記ターゲット人物と同一である第2の人物が所属する第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第2の所属部門とが相違し、または、当該複数の部門のうちの、当該複数の第2の人物のうちの前記ソース人物と同一である第2の人物が所属する第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該ターゲット人物が所属する第4の所属部門とが相違する場合であって、当該第1の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該第2の時期よりも前の時期である第3の時期に当該複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第3の人物のうちの当該ターゲット人物と同一である第3の人物が所属する第5の部門とが相違し、または、当該第3の所属部門と、当該複数の部門のうちの、当該複数の第3の人物のうちの当該ソース人物と同一である第3の人物が所属する第6の部門とが相違する場合に、さらに、当該複数の第3の人物それぞれの第3の識別子を部門ごとに分類して配置した第3の組織図と、当該複数の第2の人物および当該複数の第3の人物のうちの同一である第2の人物および第3の人物それぞれの前記第2の識別子および前記第3の識別子を対応付ける第2の対応付け画像を含む
    遷移組織図を生成する生成処理を実行させ、
    前記遷移組織図を出力する出力処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 複数の部門からなる組織における遷移に関する情報を提供するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    第1の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第1の人物それぞれの第1の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの、前記複数の第1の人物のうちのユーザがコンタクトを取りたい人物であるターゲット人物もしくは当該複数の第1の人物のうちの当該ユーザが直接コンタクトを取ることができる人物であるソース人物が所属する部門または当該第1の時期よりも前の時期である第2の時期に前記複数の部門のうちのいずれかに所属する複数の第2の人物のうちの当該ターゲット人物または当該ソース人物と同一である同一人物が所属する部門に分類されている第1の識別子を部門ごとに分類して配置した第1の組織図と、当該複数の第2の人物それぞれの第2の識別子のうちの、当該複数の部門のうちの当該同一人物が所属する部門または当該ターゲット人物または当該ソース人物が所属する部門に分類されている第2の識別子を部門ごとに分類して配置した第2の組織図と、前記複数の第1の人物および前記複数の第2の人物のうちの同一である第1の人物および第2の人物それぞれの前記第1の識別子および前記第2の識別子を対応付ける対応付け画像と、を含み、かつ、
    前記ターゲット人物の前記対応付け画像および前記ソース人物の前記対応付け画像が、それ以外の前記対応付け画像よりも目立つ
    遷移組織図を生成する生成処理を実行させ、
    前記遷移組織図を出力する出力処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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