JP6817795B2 - 蒸気タービン - Google Patents

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Description

本発明の実施の形態は、蒸気タービンに関する。
蒸気タービンプラントは、主として、主蒸気が仕事を行う高圧蒸気タービンと、再熱蒸気が仕事を行う中圧蒸気タービンと、中圧蒸気タービンから排出された蒸気が仕事を行う低圧蒸気タービンと、を備えている。このうち低圧蒸気タービンは、復水器に連結されており、低圧蒸気タービンから排出された蒸気は、復水器において凝縮されて復水が生成される。
低圧蒸気タービンの内車には、ノズルダイアフラムが設けられている。このノズルダイアフラムの内周端部には、ラビリンスパッキンが設けられており、ノズルダイアフラムとタービンロータとの間の領域を蒸気が通過することを防止している。このことにより、蒸気リークによる損失を低減し、タービン性能向上を図っている。
ノズルダイアフラムは、タービン段落を通過する蒸気から旋回力を受け、タービンロータの軸中心線を中心とした回転モーメントを受ける。このことにより、内車は、タービンロータの軸方向に直交する方向(以下、軸直交方向と称する)に位置ずれし得る。この場合、静止部の一部であるラビリンスパッキンが、回転部の一部であるタービンロータに接触するという問題がある。
このようなことに対処するために、低圧蒸気タービンの外車に、軸直交方向への内車の移動を規制する支持部材が設けられている。低圧蒸気タービンが、その下方に復水器が連結される下方排気タービンである場合、支持部材は、外車のエンドプレートからタービンロータの軸方向(水平方向)に延びるように形成される。
ところで、低圧蒸気タービンには、その側方に復水器が連結された側方排気タイプのタービン(以下、側方排気タービンと記す)がある。この側方排気タービンに、エンドプレートから水平方向に延びる上述した支持部材を用いた場合、支持部材が蒸気の流れを遮るという問題がある。この場合、蒸気の圧力損失が増大し、タービン性能の低下を招くおそれがある。
特開2001−82108号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、回転部と静止部とが接触することを防止できるとともに、蒸気の圧力損失を低減してタービン性能を向上させることができる蒸気タービンを提供することを目的とする。
実施の形態による蒸気タービンは、外車と、外車に収容された内車と、内車および外車を貫通するタービンロータと、外車内に設けられ、タービンロータの軸方向に直交する方向への内車の移動を規制する一対の内車規制部と、を備えている。一対の内車規制部は、内車の下方に、軸方向において互いに異なる位置に配置されるとともに、外車の底部から上方に延びる規制支持部に支持されている。
本発明によれば、回転部と静止部とが接触することを防止できるとともに、蒸気の圧力損失を低減してタービン性能を向上させることができる。
図1は、第1の実施の形態における蒸気タービンの全体構成を示す縦断面図である。 図2は、図1の蒸気タービンを示す側方断面図である。 図3は、図1の蒸気タービンを示す水平断面図である。 図4は、図2の内車支持梁の梁端部を示す部分拡大断面図である。 図5は、図1のA−A線断面の一例を示す図である。 図6は、図1のA−A線断面の他の一例を示す図である。 図7は、タービンロータの軸方向で見たときの、図1の内車規制部を示す部分拡大図である。 図8は、図7のB−B線断面を示す図である。 図9は、第2の実施の形態における蒸気タービンの全体構成を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態における蒸気タービンについて説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図8を用いて、第1の実施の形態における蒸気タービンについて説明する。本実施の形態では、復水器に連結される低圧蒸気タービンであって、復水器に向かって側方に蒸気を排出する側方排気タービンを例にとって説明する。低圧蒸気タービンは、基礎F上に設置される。
図1に示すように、低圧蒸気タービン1(以下、単に蒸気タービン1と記す)は、外車10と、外車10に収容された内車40と、内車40および外車10を貫通するタービンロータ2と、を備えている。このうち内車40に、複数のノズルダイアフラム3が設けられている。複数のノズルダイアフラム3は、タービンロータ2の軸方向に離間している。主として、内車40とノズルダイアフラム3とによって蒸気タービン1の静止部が構成されている。一方、タービンロータ2に、複数の動翼4が設けられている。複数の動翼4は、タービンロータ2の軸方向に離間している。主として、タービンロータ2と動翼4とによって蒸気タービン1の回転部が構成されている。なお、タービンロータ2の軸方向は、タービンロータ2の軸中心線Xが延びる方向(図1における左右方向)を意味する。
ノズルダイアフラム3と動翼4は、交互に配置されており、一のノズルダイアフラム3と、これに下流側で隣り合う動翼4とによって一のタービン段落5が構成されている。図1に示す蒸気タービン1には、このようなタービン段落5が複数設けられている。ノズルダイアフラム3の内周端部には、ラビリンスパッキン(図示せず)が設けられている。このことにより、ノズルダイアフラム3とタービンロータ2との間の領域を蒸気が通過することを防止し、蒸気リークによる損失を低減して、タービン性能向上を図っている。
内車40には、蒸気供給管6が連結されている。図示しない中圧蒸気タービンまたはボイラなどから供給された蒸気は、蒸気供給管6によって最も上流側のタービン段落5に案内され、各タービン段落5を通過して仕事を行う。このことにより、タービンロータ2が回転駆動され、タービンロータ2に連結された図示しない発電機が発電を行う。
本実施の形態による蒸気タービン1は、上述したように側方排気タービンとして構成されている。すなわち、外車10は、外車10の側方端部に設けられた側方排気口11を有している。外車10には、各タービン段落5を通過した蒸気を側方排気口11に案内するためのコーン部12が設けられている。このコーン部12は、後述する上半エンドプレート21および下半エンドプレート31から外車10の内側に突出するように形成されている。また、内車40には、各タービン段落5を通過した蒸気の流れを案内するディフューザ13が設けられている。このようにして、各タービン段落5を通過した蒸気は、コーン部12およびディフューザ13によって、外車10内を側方排気口11に向かって流れ、側方排気口11から排出される。側方排気口11から排出された蒸気は、蒸気タービン1に連結された復水器(図示せず)に供給され、復水器において凝縮されて復水が生成される。
図1および図2に示すように、外車10は、外車上半20と外車下半30とを有している。外車10は、タービンロータ2の軸中心線Xを含む水平面で上下方向に2分割されている。
外車上半20は、タービンロータ2の軸方向における両端部に設けられた一対の上半エンドプレート21と、一対の上半エンドプレート21の間に設けられた外車上半本体22と、上半フランジ部23と、を含んでいる。上半フランジ部23は、上半エンドプレート21の下端部および外車上半本体22の下端部に連続状に設けられている。
一方、外車下半30は、タービンロータ2の軸方向における両端部に設けられた一対の下半エンドプレート31と、一対の下半エンドプレート31の間に設けられた外車下半本体32と、を含んでいる。下半エンドプレート31の上端部および外車下半本体32の上端部には、下半フランジ部33が連続状に設けられている。
外車上半20の上半フランジ部23と、外車下半30の下半フランジ部33とは、ボルト等で互いに締結されている。このことにより、外車上半20と外車下半30とが一体化されている。
図3に示すように、本実施の形態における外車下半30は、各下半エンドプレート31に設けられた第1フットプレート34(外車支持部)を更に含んでいる。第1フットプレート34は、外車10の周囲に設けられる基礎Fに支持される。より具体的には、第1フットプレート34は、基礎Fに固定されて、外車10を基礎Fに支持させる。第1フットプレート34は、上方から見たときにタービンロータ2の軸中心線Xに対して両側に配置されており、本実施の形態では、外車下半30は、4つの第1フットプレート34を含んでいる。
図3に示すように、外車10内には、内車40を支持する一対の内車支持梁50が設けられている。内車支持梁50は、タービンロータ2の軸方向(より具体的にはタービンロータ2の軸中心線Xに平行かつ水平に)に延びている。すなわち、内車支持梁50は、タービンロータ2の軸方向に沿う長手方向を有している。本実施の形態では、内車支持梁50は、上方から見たときに、タービンロータ2の軸中心線Xに対して両側(図3における上下方向両側)に配置されており、内車40の近傍に配置されている。より具体的には、内車支持梁50は、上方から見たときに、内車40と外車下半本体32との間に配置されているが、外車下半本体32よりも内車40に近い位置に配置されている。
内車支持梁50は、タービンロータ2の軸方向における両端部に設けられた梁端部51を有している。上述した第1フットプレート34は、図3および図4に示すように、この梁端部51を支持する支持面35(第1フットプレート34の上面)を含んでいる。本実施の形態では、各梁端部51は、対応する第1フットプレート34の支持面35上に載置されている。このことにより、内車支持梁50の高さ位置は、基礎面(基礎Fの上面)を基準とした位置になっている。また、各梁端部51は、対応する支持面35上でタービンロータ2の軸方向に摺動可能になっている。
より具体的には、図3および図4に示すように、第1フットプレート34の上方に、梁端部51を収容する端部収容空間36が設けられている。外車下半30は、第1端壁36a、一対の第2端壁36bおよび天井壁36cを更に含んでおり、端部収容空間36は、第1フットプレート34と、第1端壁36aと、一対の第2端壁36bと、天井壁36cとによって画定されている。また、端部収容空間36は、外車10の内部空間に対して凹状(言い換えると、下半エンドプレート31から外側に凸状)に形成されている。第1端壁36aは、タービンロータ2の軸方向において対応する梁端部51に対向している。第2端壁36bは、上方から見たときのタービンロータ2の軸方向に直交する方向(以下、軸直交方向と称する)において対応する梁端部51に対向している。天井壁36cは、支持面35に対向するように、第1端壁36aの上端部および第2端壁36bの上端部に連結されている。支持面35、第2端壁36bおよび天井壁36cは、下半エンドプレート31に連結されている。このようにして、端部収容空間36は、矩形状の空間として形成されており、梁端部51を収容可能に構成されている。なお、第1フットプレート34は、下半エンドプレート31の上部に配置されているが、下半フランジ部33よりも下方に端部収容空間36が形成可能な位置に配置されている。
図3および図4に示すように、各梁端部51と、対応する第1端壁36aとの間に間隙G1が設けられている。このようにして、各梁端部51が、第1端壁36aと接触しないようになっている。この間隙G1は、真空荷重やタービンロータ2の荷重により外車10が変形した場合であっても、各梁端部51が第1端壁36aと接触しない寸法に設定されている。また、各梁端部51と対応する一対の第2端壁36bとの間にも間隙G2がそれぞれ設けられており、各梁端部51が、第2端壁36bと接触しないようになっている。この間隙G2は、間隙G1と同様に、外車10が変形した場合であっても、各梁端部51が第2端壁36bと接触しない寸法に設定されている。
図4に示すように、本実施の形態では、各梁端部51と、対応する支持面35との間に、低摩擦部材60が介在されている。低摩擦部材60は、例えば、テフロン(登録商標)などの低摩擦材料によって構成することができるが、これに限られることはない。例えば、低摩擦部材60は、全体的に低摩擦材料により形成されていてもよく、あるいは、台板状の金属材料の表面(少なくとも上面)に低摩擦材料がコーティングされた構成としてもよい。
図1および図2に示すように、内車40は、内車上半41と内車下半42とを有している。すなわち、内車40は、タービンロータ2の軸中心線Xを含む水平面で上下方向に2分割されている。図2および図3に示すように、内車下半42は、内車支持梁50に支持された4つの腕部43を有している。腕部43は、軸直交方向に延びており、内車下半42の上端部から外側に突出するように形成されている。本実施の形態では、図3に示すように、腕部43は、上方から見たときにタービンロータ2の軸中心線Xに対して両側に2つずつ設けられている。
図2に示すように、タービンロータ2の軸方向における内車40の中央部に対して、当該軸方向における内車支持梁50の移動が規制されている。より具体的には、内車下半42は、内車規制部44を有している。内車規制部44は、上方から見たときにタービンロータ2の軸中心線Xに対して両側に設けられている。また、内車規制部44は、上方から見たときに上述した一対の腕部43の間に配置されており、より詳細には、タービンロータ2の軸方向において内車40の中心位置に配置されている。軸方向における内車規制部44の両側には、内車支持梁50の被規制部53が設けられており、当該軸方向において、内車40に対する内車支持梁50の移動が規制されるようになっている。
ところで、図2および図3に示すように、外車下半30は、外車下半本体32の外面に設けられた第2フットプレート37を更に含んでいる。この第2フットプレート37は、外車10の周囲に設けられる基礎Fに支持される。より具体的には、第2フットプレート37は、基礎Fに固定されて、外車10を基礎Fに支持させる。第2フットプレート37は、上方から見たときにタービンロータ2の軸中心線Xに対して一方の側に配置されている。すなわち、第2フットプレート37は、側方排気口11の側とは反対側に配置されており、第1フットプレート34と同様の高さ位置に配置されている。
また、図1および図3に示すように、タービンロータ2は、ロータ軸受70によって回転可能に支持されている。このロータ軸受70は、軸受台71に支持されており、軸受台71は、外車10の周囲に設けられる基礎Fに支持される。より具体的には、軸受台71は、基礎Fに固定されて、ロータ軸受70を基礎Fに支持させる。このように、本実施の形態では、ロータ軸受70は、外車10ではなく、軸受台71によって基礎Fに直接的に支持される。このため、タービンロータ2の高さ位置は、基礎面(基礎Fの上面)を基準とした位置になっている。
図1に示すように、外車10内に、一対の内車規制部80a、80bが設けられている。一対の内車規制部80a、80bは、内車40の下方に配置されている。一方、内車40の内車下半42の下部に、一対の被規制プレート81a、81b(被規制部材)が設けられている。一対の内車規制部80a、80bおよび一対の被規制プレート81a、81bは、それぞれ、タービンロータ2の軸方向において互いに異なる位置に配置されている。本実施の形態では、内車40の軸方向中心に対して対称となる位置に、一対の内車規制部80a、80bおよび一対の被規制プレート81a、81bがそれぞれ配置されている。そして、一対の内車規制部80a、80bは、軸直交方向への内車40の移動を、対応する被規制プレート81a、81bを介して規制している。すなわち、一方の内車規制部(第1内車規制部80a)が、対応する一方の被規制プレート(第1被規制プレート81a)の移動を規制し、他方の内車規制部(第2内車規制部80b)が、対応する他方の被規制プレート(第2被規制プレート81b)の移動を規制している。
一対の内車規制部80a、80bは、外車下半30の外車下半本体32の底部から上方に延びる規制支持部82に支持されている。本実施の形態では、規制支持部82は、第1内車規制部80aを支持する第1縦支持梁82aと、第2内車規制部80bを支持する第2縦支持梁82bと、を有している。第1縦支持梁82aおよび第2縦支持梁82bは、いずれも上下方向に延びるように形成されている。
各縦支持梁82a、82bのタービンロータ2の軸中心線Xを含む鉛直面に投影した投影面積は、軸中心線Xに垂直な鉛直面に投影した投影面積よりも小さくなっている。すなわち、図5および図6に示すように、水平断面において、各縦支持梁82a、82bの、タービンロータ2の軸方向の水平寸法d1が、軸直交方向の水平寸法d2よりも小さくなっており、側方排気口11に向かう蒸気の流れの一部が遮られることを抑制している。縦支持梁82a、82bの水平断面形状は、特に限られることはないが、例えば、矩形状、楕円状に形成することができる。縦支持梁82a、82bの水平断面が矩形状に形成される場合、図5に示すように、側方排気口11に向かう蒸気の流れ(矢印で図示)に、当該水平断面の長手方向が沿うように配置されることが好適である。また、縦支持梁82a、82bの水平断面が楕円状に形成される場合、図6に示すように、側方排気口11に向かう蒸気の流れに、当該水平断面の長軸方向が沿うように配置されることが好適である。更には、図示しないが、縦支持梁82a、82bの水平断面が、蒸気の流れに沿って流線形状で形成されるようにしてもよい。
各縦支持梁82a、82bと同様に、被規制プレート81a、81bのタービンロータ2の軸中心線Xを含む鉛直面に投影した投影面積は、軸中心線Xに垂直な鉛直面に投影した投影面積よりも小さくなっている。本実施の形態では、被規制プレート81a、81bは平板状に形成されており、主となる面が、タービンロータ2の軸方向を向くように配置されている。
図1および図2に示すように、各縦支持梁82a、82bは、被規制プレート81a、81bおよび内車規制部80a、80bとともに、内車40の下方に配置されている。言い換えると、被規制プレート81a、81b、内車規制部80a、80bおよび縦支持梁82a、82bは、上方から見たときに、内車40に重なるように配置されており、内車40のディフューザ13と、外車10の上半エンドプレート21および下半エンドプレート31との間の領域に重ならないように配置されている。
各縦支持梁82a、82bは、外車10の周囲に設置された基礎Fに固定される基礎固定部83a、83bに取り付けられている。基礎固定部83a、83bは、外車変形吸収機構(第1ベローズ84aおよび第2ベローズ84b)を介して外車10の外車下半本体32の底部に取り付けられている。より具体的には、第1縦支持梁82aは、第1基礎固定部83aおよび第1ベローズ84aを介して外車下半本体32の底部に取り付けられ、第2縦支持梁82bは、第2基礎固定部83bおよび第2ベローズ84bを介して外車下半本体32の底部に取り付けられている。第1基礎固定部83aおよび第2基礎固定部83bは、基礎Fに埋め込まれる固定金具85を含んでおり、外車下半本体32の周囲に設置された基礎Fに固定される。第1ベローズ84aおよび第2ベローズ84bは、外車10の変形を吸収可能な伸縮継手として構成されている。
外車下半本体32の底部には、第1開口部86aおよび第2開口部86bが設けられている。第1基礎固定部83aが第1開口部86aの下側に設けられ、第1縦支持梁82aは、第1基礎固定部83aから第1開口部86aを貫通して上方に延びている。同様に、第2基礎固定部83bが第2開口部86bの下側に設けられ、第2縦支持梁82bは、第2基礎固定部83bから第2開口部86bを貫通して上方に延びている。
図7に示すように、被規制プレート81a、81bは、内車規制部80a、80bを収容する内車凹部87を有している。この内車凹部87は、タービンロータ2の軸方向(図7の紙面に垂直な方向)で見たときに、被規制プレート81a、81bの下端の中央部に凹状に形成されている。内車凹部87は、当該軸方向で被規制プレート81a、81bを貫通するように形成されている。
図7に示すように、軸直交方向(図7における左右方向)において、内車規制部80a、80bと被規制プレート81a、81bとの間に、シム88が介在されている。より具体的には、内車凹部87は、軸直交方向において内車規制部80a、80bに対向する一対の凹部壁89を含んでいる。内車規制部80a、80bは、対応する凹部壁89に対向する一対の規制壁90を含んでいる。各凹部壁89と、対応する規制壁90との間に、シム88が介在されている。この場合、被規制プレート81a、81bと内車規制部80a、80bとの位置関係に応じてシム88の厚みまたは枚数を調整することにより、縦支持梁82を基礎に固定した後に内車40を据え付けた時の凹部壁89と規制壁90との間の相対的な位置ずれを吸収することができ、内車40の据え付けを容易にすることができる。なお、シム88は、タービンロータ2の軸方向において内車凹部87からはみ出した部分(図8において被規制プレート81a、81bよりも上側および下側にはみ出した部分)において、図示しないボルト等で内車規制部80a、80bに着脱可能に固定することができる。あるいは、シム88は、被規制プレート81a、81bに取り外し可能に保持されるようにしてもよい。
図8に示すように、本実施の形態では、タービンロータ2の軸方向においては、内車規制部80a、80bは被規制プレート81a、81bの両端面から突出しており、当該軸方向への被規制プレート81a、81bの移動は、規制されないようになっている。この場合、被規制プレート81a、81b、内車規制部80a、80b、縦支持梁82a、82bには、タービンロータ2の軸方向の荷重がかからない。このため、当該軸方向における被規制プレート81a、81b、内車規制部80a、80b、縦支持梁82a、82bの寸法を低減することができ、蒸気の流れの圧力損失を低減することができる。
図7に示すように、上下方向において、内車凹部87の上端面と内車規制部80a、80bの上端面との間には所定の隙間が設けられている。また、被規制プレート81a、81bの下端面と縦支持梁82a、82bの上端面との間には所定の隙間が設けられている。このようにして、上下方向への被規制プレート81a、81bの移動は、この隙間の範囲内では規制されないようになっている。このため、熱膨張などによって内車40が上下方向に位置ずれした場合には、内車規制部80a、80bと被規制プレート81a、81bとが相対的に移動可能になっている一方、熱膨張などによって内車40が軸直交方向に位置ずれしようとした場合、内車40は凹部壁89を起点として内車40を支持する腕部43の底面が内車支持梁50に対して滑り、摩擦力が生じる。この摩擦力は内車40が滑るときの反力として、凹部壁89、シム88および規制壁90を介して縦支持梁82に軸直交方向に加わる。縦支持梁82a、82bは、この軸直交方向の反力(摩擦力)に対して変形しない程度の剛性を有していることが好適である。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
蒸気タービン1の運転時には、蒸気は各タービン段落5を通過して仕事を行う。この際、ノズルダイアフラム3は、タービン段落5を通過する蒸気から旋回力を受け、タービンロータ2の軸中心線Xを中心とした回転モーメントを受ける。しかしながら本実施の形態による内車40は、内車規制部80a、80bによって、軸直交方向への移動が規制される。このことにより、蒸気から受ける回転モーメントによって、静止部の一部であるノズルダイアフラム3の内周端部に設けられたラビリンスパッキン(図示せず)が、回転部の一部であるタービンロータ2に接触することを防止できる。
各タービン段落5を通過した蒸気は、外車10内を側方排気口11に向かって流れる。側方排気口11を通過した蒸気は、図示しない復水器に供給されて凝縮される。
また、本実施の形態による内車規制部80a、80bは、内車40の下部に設けられた被規制プレート81a、81bを規制し、この内車規制部80a、80bを支持する縦支持梁82a、82bが、外車10の外車下半本体32の底部から上方に延びている。この場合、被規制プレート81a、81b、内車規制部80a、80bおよび縦支持梁82a、82bは、内車40の下方に配置される。このため、各タービン段落5を通過した蒸気の多くが流れる領域に、被規制プレート81a、81b、内車規制部80a、80bおよび縦支持梁82a、82bが配置されることを回避できる。このため、蒸気の流れが、被規制プレート81a、81b、内車規制部80a、80bおよび縦支持梁82a、82bによって遮られることを抑制でき、圧力損失を低減できる。とりわけ、縦支持梁82a、82bのタービンロータ2の軸中心線Xを含む鉛直面に投影した投影面積が、軸中心線Xに垂直な鉛直面に投影した投影面積よりも小さくなっている。このことにより、縦支持梁82a、82bの周囲における蒸気の流れの圧力損失を低減することができる。
また、蒸気タービン1の運転時には、外車10の内部空間が復水器によって真空状態になる。この場合、外車10が内側にへこむように変形し得る。また、外車10は熱膨張によっても変形し得る。
これに対して本実施の形態による縦支持梁82a、82bは、基礎固定部83a、83bおよびベローズ84a、84bを介して外車下半本体32の底部に取り付けられている。このことにより、縦支持梁82a、82bは、外車下半本体32ではなく、基礎固定部83a、83bによって支持される。このため、外車10が真空荷重等によって変形した場合であっても、外車10の変形の影響を縦支持梁82a、82bが受けることを抑制できる。
また、本実施の形態による内車支持梁50の各梁端部51が、外車下半30の下半エンドプレート31に設けられた第1フットプレート34の支持面35に支持されている。このことにより、内車40を、外車上半本体22や外車下半本体32を介することなく、基礎Fに支持させることができる。このため、外車10が真空荷重等によって変形した場合であっても、外車10の変形の影響を内車40が受けることがない。
また、本実施の形態によるロータ軸受70は、軸受台71を介して基礎Fに支持される。このことにより、ロータ軸受70を、外車10ではなく、基礎Fに支持させることができる。このため、真空荷重等による外車10の変形による影響を、タービンロータ2が受けることがない。また、ロータ軸受70が基礎Fに支持されるため、タービンロータ2の荷重を外車10が受けることがない。
このように、真空荷重等による外車10の変形の影響と、タービンロータ2の荷重による外車10の変形の影響を、内車40が受けることがなく、タービンロータ2が受けることもない。このことにより、内車40の位置とタービンロータ2の位置とが変動することがない。このため、回転部と静止部との間の間隙を小さくすることができるとともに、運転状態によらずに回転部と静止部との間の間隙を維持することができる。この場合、蒸気リークによる損失を低減することができ、タービン性能を向上させることができる。また、一般的な蒸気タービンにおいて外車10の変形を抑制するために外車10の内面に設けられていたリブを不要にすることができる、またはリブの個数や大きさを低減することができる。この場合、蒸気の流れが遮られることを抑制でき、圧力損失を低減して、タービン性能を向上させることができる。
このように本実施の形態によれば、内車40の軸直交方向への移動が、内車規制部80a、80bによって規制されている。このことにより、回転部の一部であるタービンロータ2と、静止部の一部であるノズルダイアフラム3の内周端部に設けられたラビリンスパッキンと、が接触することを防止できる。このため、回転部と静止部とが接触することを防止できる。
また、本実施の形態によれば、内車規制部80a、80bが外車10の外車下半本体32の底部から上方に延びる縦支持梁82a、82bに支持されている。このことにより、内車規制部80a、80bおよび縦支持梁82a、82bを、内車40の下方に配置することができる。このため、各タービン段落5を通過した蒸気の流れが、内車規制部80a、80bおよび縦支持梁82a、82bによって遮られることを抑制できる。この結果、蒸気の圧力損失を低減し、タービン性能を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、縦支持梁82a、82bのタービンロータ2の軸中心線Xを含む鉛直面に投影した投影面積は、軸中心線Xに垂直な鉛直面に投影した投影面積よりも小さくなっている。このことにより、縦支持梁82a、82bの周囲における蒸気の流れが遮られることを抑制し、圧力損失をより一層低減することができる。
また、本実施の形態によれば、第1内車規制部80aが、上方に延びる第1縦支持梁82aによって支持されるとともに、第2内車規制部80bが、上方に延びる第2縦支持梁82bによって支持されている。このことにより、第1内車規制部80aと第2内車規制部80bとを、別々のタービンロータ2の軸方向において支持することができる。このため、内車40の軸直交方向への移動を、効果的に規制することができ、回転部と静止部とが接触することをより一層防止できる。
また、本実施の形態によれば、各縦支持梁82a、82bは、対応する基礎固定部83a、83bで基礎Fに固定され、基礎固定部83a、83bが、ベローズ84a、84bを介して外車10の外車下半本体32に取り付けられている。このことにより、外車10が真空荷重や熱膨張などによって変形した場合であっても、外車10の変形の影響を内車40が受けて位置ずれすることを防止できる。このため、回転部と静止部とが接触することをより一層防止できる。
また、本実施の形態によれば、軸直交方向において、内車規制部80a、80bと被規制プレート81a、81bとの間に、シム88が介在されている。このことにより、シム88の厚みまたは枚数を調整することにより、内車規制部80a、80bと被規制プレート81a、81bとの間の隙間を低減することができ、被規制プレート81a、81bの軸直交方向への移動をより一層規制することができる。
なお、上述した本実施の形態においては、内車40が、外車10内に設けられた内車支持梁50によって支持されている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、内車40の位置ずれを抑制可能であれば、内車40の支持構造は任意である。
(第2の実施の形態)
次に、図9を用いて、本発明の第2の実施の形態における蒸気タービンについて説明する。
図9に示す第2の実施の形態においては、規制支持部が、一対の内車規制部の両方を支持する共通縦支持梁を有している点が主に異なり、他の構成は、図1〜図7に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図9において、図1〜図7に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施の形態においては、一対の内車規制部80a、80bを支持する規制支持部82が、一対の内車規制部80a、80bの両方を支持する共通縦支持梁91を有している。この共通縦支持梁91は、上下方向に延びるように形成されている。
図1等に示す各縦支持梁82a、82bと同様に、共通縦支持梁91は、外車10の周囲に設置された基礎Fに固定される基礎固定部83cに取り付けられている。基礎固定部83cは、ベローズ84cを介して外車下半本体32の底部に取り付けられている。
外車下半本体32の底部には、開口部86cが設けられている。基礎固定部83cが開口部86cの下側に設けられ、共通縦支持梁91は、基礎固定部83cから開口部86cを貫通して上方に延びている。
共通縦支持梁91と一対の内車規制部80a、80bとの間には、横支持梁92が介在されている。横支持梁92は、タービンロータ2の軸方向に延びており、横支持梁92の中間位置に、横支持梁92が連結されている。図8に示す形態では、共通縦支持梁91と横支持梁92とが、一体に形成されている例が示されているが、これらは別々に形成されて取り付けられるようにしてもよい。内車規制部80a、80bは、横支持梁92の両端部に取り付けられている。
図1等に示す各縦支持梁82a、82bと同様に、共通縦支持梁91および横支持梁92のタービンロータ2の軸中心線Xを含む鉛直面に投影した投影面積は、軸中心線Xに垂直な鉛直面に投影した投影面積よりも小さくなっている。共通縦支持梁91および横支持梁92は、内車40の下方に配置されている。このうち共通縦支持梁91は、タービンロータ2の軸方向の中間位置に配置されている。
このように本実施の形態によれば、一対の内車規制部80a、80bを支持する規制支持部82が、一対の内車規制部80a、80bの両方を支持する共通縦支持梁91を有している。このことにより、共通縦支持梁91のタービンロータ2の軸中心線Xを含む鉛直面に投影した投影面積を、より一層小さくすることができる。このため、各タービン段落5を通過した蒸気の流れが、共通縦支持梁91によって遮られることをより一層抑制でき、蒸気の圧力損失をより一層低減することができる。また、共通縦支持梁91を用いることにより、構造の簡素化を図ることができる。すなわち、共通縦支持梁91を外車下半本体32に取り付けるための基礎固定部83c、ベローズ84c、外車下半本体32の開口部86cの個数を低減することができる。
以上述べた実施の形態によれば、回転部と静止部とが接触することを防止できるとともに、蒸気の圧力損失を低減してタービン性能を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、当然のことながら、本発明の要旨の範囲内で、これらの実施の形態を、部分的に適宜組み合わせることも可能である。
1:蒸気タービン、2:タービンロータ、10:外車、34:第1フットプレート、35:支持面、40:内車、50:内車支持梁、51:梁端部、80a:第1内車規制部、80b:第2内車規制部、81a:第1被規制プレート、81b:第2被規制プレート、82:規制支持部、82a:第1縦支持梁、82b:第2縦支持梁、83a:第1基礎固定部、83b:第2基礎固定部、83c:基礎固定部、84a:第1ベローズ、84b:第2ベローズ、84c:ベローズ、87:内車凹部、88:シム、91:共通縦支持梁、F:基礎、X:軸中心線

Claims (8)

  1. 蒸気を側方に排出する蒸気タービンであって、
    外車と、
    前記外車に収容された内車と、
    前記内車および前記外車を貫通するタービンロータと、
    前記外車内に設けられ、前記タービンロータの軸方向に直交する方向への前記内車の移動を規制する一対の内車規制部と、を備え、
    前記外車は、前記タービンロータの軸方向で見たときに、前記タービンロータの軸中心線を含む鉛直面に対して一側に位置する前記側方の端部に設けられた側方排気口を有し、
    一対の前記内車規制部は、前記内車の下方に、前記軸方向において互いに異なる位置に配置されるとともに、前記外車の底部から上方に延びる規制支持部に支持され、
    前記規制支持部の前記タービンロータの軸中心線を含む鉛直面に投影した投影面積は、前記軸中心線に垂直な鉛直面に投影した投影面積よりも小さく、
    前記規制支持部は、前記外車の周囲に設置された基礎に固定される基礎固定部に取り付けられ、
    前記基礎固定部は、外車変形吸収機構を介して前記外車の底部に取り付けられている、蒸気タービン。
  2. 前記内車の下部に一対の被規制部材が設けられ、
    前記内車規制部は、前記被規制部材を介して前記内車の移動を規制し、
    前記被規制部材は、前記内車規制部を収容する内車凹部を有し、
    前記軸方向に直交する方向において、前記内車規制部と前記被規制部材との間に、シムが介在されている、請求項に記載の蒸気タービン。
  3. 蒸気を側方に排出する蒸気タービンであって、
    外車と、
    前記外車に収容された内車と、
    前記内車および前記外車を貫通するタービンロータと、
    前記外車内に設けられ、前記タービンロータの軸方向に直交する方向への前記内車の移動を規制する一対の内車規制部と、を備え、
    前記外車は、前記タービンロータの軸方向で見たときに、前記タービンロータの軸中心線を含む鉛直面に対して一側に位置する前記側方の端部に設けられた側方排気口を有し、
    一対の前記内車規制部は、前記内車の下方に、前記軸方向において互いに異なる位置に配置されるとともに、前記外車の底部から上方に延びる規制支持部に支持され、
    前記規制支持部の前記タービンロータの軸中心線を含む鉛直面に投影した投影面積は、前記軸中心線に垂直な鉛直面に投影した投影面積よりも小さく、
    前記内車の下部に一対の被規制部材が設けられ、
    前記内車規制部は、前記被規制部材を介して前記内車の移動を規制し、
    前記被規制部材は、前記内車規制部を収容する内車凹部を有し、
    前記軸方向に直交する方向において、前記内車規制部と前記被規制部材との間に、シムが介在されている、蒸気タービン。
  4. 前記外車内に設けられ、前記内車を支持する内車支持梁を更に備えた、請求項1〜のいずれか一項に記載の蒸気タービン。
  5. 前記内車支持梁は、前記軸方向に延び、
    前記外車は、前記軸方向における前記外車の両端部に設けられた、基礎に支持される外車支持部を有し、
    前記内車支持梁は、前記軸方向における両端部に設けられた梁端部を有し、
    前記外車支持部は、前記梁端部を支持する支持面を含んでいる、請求項に記載の蒸気タービン。
  6. 蒸気を側方に排出する蒸気タービンであって、
    外車と、
    前記外車に収容された内車と、
    前記内車および前記外車を貫通するタービンロータと、
    前記外車内に設けられ、前記タービンロータの軸方向に直交する方向への前記内車の移動を規制する一対の内車規制部と、
    前記外車内に設けられ、前記内車を支持する内車支持梁と、を備え、
    前記外車は、前記タービンロータの軸方向で見たときに、前記タービンロータの軸中心線を含む鉛直面に対して一側に位置する前記側方の端部に設けられた側方排気口を有し、
    一対の前記内車規制部は、前記内車の下方に、前記軸方向において互いに異なる位置に配置されるとともに、前記外車の底部から上方に延びる規制支持部に支持され、
    前記規制支持部の前記タービンロータの軸中心線を含む鉛直面に投影した投影面積は、前記軸中心線に垂直な鉛直面に投影した投影面積よりも小さく、
    前記内車支持梁は、前記軸方向に延び、
    前記外車は、前記軸方向における前記外車の両端部に設けられた、基礎に支持される外車支持部を有し、
    前記内車支持梁は、前記軸方向における両端部に設けられた梁端部を有し、
    前記外車支持部は、前記梁端部を支持する支持面を含んでいる、蒸気タービン。
  7. 前記規制支持部は、一方の前記内車規制部を支持する第1縦支持梁と、他方の前記内車規制部を支持する第2縦支持梁と、を有している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の蒸気タービン。
  8. 前記規制支持部は、一対の前記内車規制部の両方を支持する共通縦支持梁を有している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の蒸気タービン。
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