JP6815644B2 - 除草装置 - Google Patents

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Description

本発明は、苗を移植した後の水田の除草作業を効率よく確実に行う除草装置に関するものである。
除草作業の効率を上げるために、除草機の多条化が進められてきているが、多条化すると除草機の幅が広くなりトラックで運搬できなかったり、保管時に広いスペースが必要になったりするという課題がある。そのため、運搬したり、保管したりするたびに工具を使用して、除草機における除草装置の分解・組立を行う方法もあるが非常に手間が掛かるという課題が生じる。
そこで、中央部分に対し左右両側に延出している作業機部分をそれぞれ中央部分側に折り畳み可能とする折り畳み装置を備える農作業機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この農作業機は、図12に示すように、本体フレームを兼ね、伝動シャフト107,107aを内装した伝動フレーム108,108aを備えている。この伝動フレーム108,108aから、中央部分104においてはトラクタのタイヤ100の後方に位置して、また、作業機部分105L,105Rにおいては外側端に位置して、それぞれチェン伝動ケース109を垂設している。これら各チェン伝動ケース109の下端部と伝動フレーム108,108aからチェン伝動ケース109と対向して垂設した支持フレーム110の下端部との間にロータリ軸111が軸架されている。ロータリ軸111の軸周には多数の砕土・代掻爪112が取付けられて砕土・代掻ロータ113を構成している。前記伝動シャフト107と107aの軸端が対向する部分にはドッグクラッチ114が設けられていて、代掻ハロー101全体が組立状態のときはドッグクラッチ114が接続され、左右の作業機部分105L,105Rを回転軸106を中心に回動して中央部分104上に折り畳むときにドッグクラッチ114が切断されるようになっている。
特許第4230475号公報
ところが、特許文献1に記載された農作業機は、中央部分104及びその左右の作業機部分105L,105Rに分離・連結可能に構成された伝動シャフト107,107aを用い、それに伝達された動力を、中央部分104、及びその左右の作業機部分105L,105Rの砕土・代掻ロータ113に、それぞれチェン伝動ケース109を介して動力を伝動するように構成されているので、構造が複雑になっているとともに、部品点数が多くなっており、コストが掛かるという課題がある。
仮に、中央部分104、及びその左右の作業機部分105L,105Rの砕土・代掻ロータ113のロータリ軸111同士をドッグクラッチにより分離・連結可能に構成するとともに、その連結されたロータリ軸111に1個のチェン伝動ケース109を介して動力を伝動するように構成することも考えられる。しかし、互いに噛み合う爪により動力を伝達するドッグクラッチは、爪同士の間に土や砂が噛み込むと爪同士がスムーズに噛み合わなかったり、噛み合いが浅くなったりして破損することがあるため、圃場表面の近くで回転するロータリ軸111の連結に向いていないという課題がある。また、ドッグクラッチは、連結対象のロータリ軸111同士のうちの一方が回転駆動されると、それにより、爪同士の位相が一致することにより噛み合い、動力の伝達が始まるようになっているため、土や砂の影響により爪同士の噛み合いが正常に行われなかったときは、該回転駆動を停止して、土や砂を除去した上で、回転駆動をやり直す必要があり、手間が掛かるという課題がある。
前記課題を解決するために、第1の発明の除草装置は、
植付け苗条における複数の条に渡るように左右方向へ延びる駆動軸により回転駆動され、該複数の条に対して除草するように構成されており、
前記駆動軸を含む左右方向の構成が複数の除草装置構成要素に分割形成されるとともに、隣接する前記除草装置構成要素同士が折畳機構を介して折り畳み及び組み立て可能に連結されている除草装置であって、
前記駆動軸は、前記各除草装置構成要素に対応する駆動軸構成要素と、隣接する一対の前記駆動軸構成要素の間にそれぞれ介装され、該一対の駆動軸構成要素を連結及び切離可能、且つ、該連結時に駆動力を伝動可能に構成されている駆動軸連結部とを備えており、
前記駆動軸連結部は、前記一対の前記駆動軸構成要素にそれぞれ固定された一対の連結部により構成されており、
前記一対の連結部は、それらに相対的に設けられた一対の嵌合手段と、同相対的に設けられた一対の位相整合手段とを備え、
前記一対の嵌合手段は、それぞれに連なる前記駆動軸構成要素の軸芯を互いに一致させるとともに該軸芯に対する相対位相を互いに一致させると、前記軸芯の軸長方向へ所定の嵌合深さに嵌合可能になるように構成されており、
前記一対の位相整合手段は、前記一対の嵌合手段のそれぞれに連なる前記駆動軸構成要素の軸芯を互いに一致させた状態で、該一対の嵌合手段を互いに近づけると、該一対の嵌合手段の前記軸芯に対する相対位相が互いに一致するように、前記一対の嵌合手段同士を相対回転させるように構成されており、
前記折畳機構は、前記一対の嵌合手段のそれぞれに連なる前記駆動軸構成要素の軸芯を互いに一致させた状態で、該一対の嵌合手段を含む一対の前記連結部を相対スライド移動させるスライド移動手段を備えている。
ここで、前記「相対的に設けられた」とは、例えば、「前記一対の連結部は、それらに相対的に設けられた一対の嵌合手段を備え」であれば、前記一対の連結部のうちの一方と他方に対して、前記一対の嵌合手段のうちの一方と他方をそれぞれ組み合わせて備えさせても良いし、その逆に前記一対の嵌合手段のうちの他方と一方をそれぞれ組み合わせて備えさせてもよいことを意味している。
この構成によれば、前記スライド移動手段により、前記一対の嵌合手段を含む一対の前記連結部を相対的に近づけると、前記一対の位相整合手段により、前記相対位相が一致するように前記一対の嵌合手段同士が相対回転されるようになっているので、前記一対の駆動軸構成要素同士の連結時に、該相対位相を手動で一致させる必要がなく、該駆動軸構成要素同士を簡単かつスムーズに連結することができる。このように前記相対位相を一致させる必要がないので、工具を使用せずに、前記一対の駆動軸構成要素同士を連結するように構成することができる。
第2の発明の除草装置としては、前記第1の発明において、
前記折畳機構は、前記除草装置構成要素同士が組み立てられた状態で固定する固定手段を備え、該固定手段は、前記一対の嵌合手段が、前記所定の嵌合深さに嵌合した状態になると固定可能に構成されている態様を例示する。
この構成によれば、土や砂が付着することにより、前記一対の嵌合手段が互いに嵌合できなかったり、嵌合深さが所定のものより浅くなったりして、嵌合が異常なときは、前記折畳機構により前記組み立てられた状態で固定できないため、該異常を容易に把握することができる。そのため、ドッグクラッチとは異なり、前記駆動軸の回転を始める前に、前記一対の嵌合手段の嵌合を正常に行わせておくことができる。
第3の発明の除草装置としては、前記第1又は2の発明において、
前記一対の嵌合手段は、一方が前記駆動軸構成要素の軸長方向に延びる断面略正多角形のピンを備え、もう一方が該ピンの断面形状に対応する同じ断面略正多角形に形成され、且つ、該ピンが嵌入可能に形成されている穴を備えている態様を例示する。
前記略正多角形の角数としては、特に限定されないが、3〜12とすることを例示する。ここで、角数が少ない方が前記ピンと前記筒体の穴の隙間を大きめに設定することができ、該隙間に土や砂が噛み込み難くなるという点で好ましい。一方、角数が多い方が前記駆動軸構成要素同士の連結時の最大相対回転角度を小さくすることができ、スムーズに連結され易くなるという点で好ましい。よって、それらのトレードオフで角数を適宜決定するとよい。
この構成によれば、前記断面略正多角形のピンが、該ピンの断面形状に対応する同じ断面略正多角形に形成され、且つ、該ピンが嵌入可能に形成されている前記穴に挿入されることにより、隣接する前記駆動軸構成要素同士が連結されるように構成されており、そのような単純な構造のため安価かつ頑丈に構成することができる。そのため、該ピンや該穴に土や砂が付着したとしても、破損し難いし、前記ピンと前記穴とが嵌まり合う深さを深くすることにより、該両者を確実に連結させることができる。
第4の発明の除草装置としては、前記第1〜3のいずれかの発明において、
前記一対の位相整合手段は、一方が前記駆動軸構成要素の軸長方向と略平行に延びる尖端を有する突片であり、もう一方が前記断面形状の略正多角形の角数と同数のガイド片であり、
該複数のガイド片は、前記穴の周囲に等間隔をおいて列設されるとともに、該各ガイド片は、その先端縁が前記駆動軸構成要素の略径方向に延びるように配設されている態様を例示する。
この構成によれば、前記位相整合手段を簡単な構成で実現することができる。
第5の発明の除草装置としては、前記第4の発明において、
前記ガイド片は、先端縁の断面形状が尖った形に形成されている態様を例示する。
この構成によれば、前記駆動軸構成要素同士の連結時に、前記突片の尖端が前記先端縁に引っ掛かり難くなるため、スムーズに連結することができる。
第6の発明の除草装置としては、前記第4又は5の発明において、
前記突片は、平面視で略V字形に形成された板状体からなっており、該略V字形の尖端における板状体の厚さ方向に延びる辺は、前記ガイド片の前記先端縁に接触する状態のときに、該先端縁と平行になるように設けられている態様を例示する。
この構成によれば、前記突片が平面視でV字形に形成された板状体からなる場合に、前記駆動軸構成要素同士の連結時に、前記突片の尖端が前記先端縁に引っ掛かり難くなるため、スムーズに連結することができる。
本発明に係る除草装置によれば、隣接する駆動軸構成要素同士を簡単かつスムーズに連結することができるという優れた効果を奏する。
本発明を具体化した一実施形態に係る除草装置を備えた水田除草機の側面図である。 同除草装置の組立状態の正面図である。 同除草装置の折畳状態の正面図である。 同除草装置の折畳状態における左側部分を正面側から見た斜視図である。 同除草装置の折畳機構を示す平面図であり、(a)は組立位置にある状態、(b)は組立位置から折畳位置へ移行する途中の状態、(c)は折畳位置にある状態を示している。 同除草装置の折畳状態における左側部分を示す背面図である。 同除草装置の折畳状態における左側部分を背面側から見た斜視図である。 同除草装置の左側部分における各種軸の連結構造を示す斜視図である。 同除草装置の昇降機構の被係合部材の形状を示す図である。 同除草装置の駆動軸連結部の構造を示す図である。 同駆動軸連結部の変更例に係る構造を示す図10と同様の図である。 背景技術としての従来の農作業機を示す平面図である。
図1〜図11は本発明を具体化した一実施形態の除草装置3を備えた水田除草機1を示しており、各図において矢印Fは機体前側を指し示している。この水田除草機1は、図1に示すように、水田を走行自在に構成された乗用走行機体2を備えるとともに、該乗用走行機体2の略中央部に除草装置3が設けられてなっている。
乗用走行機体2は、条間を転動する一輪の前輪2aと、該前輪2aとは異なる条間を転動する左右一対の後輪2bとにより走行自在に構成されている。本例の除草装置3は、前輪2aと後輪2bとの間において、乗用走行機体2に対して昇降自在に支持されている。
除草装置3は、図2〜図8に示すように、左右方向に延びるフレーム10を備え、該フレーム10には、その両側にそれぞれ連結されたソリ11と、植付け苗条における複数の条の条間にそれぞれ作用する条間除草機構12と、同複数の条の株間にそれぞれ作用する株間除草機構13とが支持されている。なお、図2には、左右方向における、前輪2aの走行軌道Taの位置と、後輪2bの走行軌道Tbの位置と、苗条Nの位置が図示されている。
この除草装置3は、図2、図3及び図6に示すように、左右方向の構成が複数の除草装置構成要素としての中央部3a及びその左右の外側部3b,3bに分割形成されるとともに、中央部3aに対して、それぞれ外側部3bが折畳機構25を介して折り畳み可能に連結されている。本例では、中央部3aと外側部3bの間の分割位置が、後輪2bの走行軌道Tbの略直上に設定されている。
条間除草機構12は、図4、図7及び図8に示すように、水平に軸支された条間ロータ駆動軸15を中心に回転駆動される複数の条間ロータ16を備えるとともに、フレーム10に対する相対上下位置を昇降レバーにより調節するための昇降機構17を備えている。条間ロータ16は、図2に示すように、植付け苗の条間に位置するように条間ピッチと同ピッチで列設されている。複数の条間ロータ16のうち、前輪2a及び後輪2bが転動する条間に対応する条間ロータ16は、前輪2a及び後輪2bの走行軌道Ta,Tbの略直上で左右に2分割形成されている。この分割による空隙部分については、前輪2a又は後輪2bで条間の雑草を踏んで田面に埋め込むようにすることにより、条間の除草を未処理領域なく行うことができるようしている。条間除草機構12に対する駆動力は、前輪2aが転動する条間に対応する条間ロータにおける分割された中央の隙間を介して伝動機構19により伝動されるようになっている。
条間ロータ駆動軸15は、図8に示すように、中央部3a及びその左右の外側部3b,3bにそれぞれ対応する駆動軸構成要素15a,15b,15bと、隣接する該駆動軸構成要素15a,15b同士を連結及び切離可能に、該駆動軸構成要素同士の間に介装された駆動軸連結部40とを備えている。伝動機構19により、駆動軸構成要素15aに駆動力が伝動され、その駆動力がその両側の駆動軸構成要素15b,15bにも伝動されるようになっている。
駆動軸連結部40は、図10に示すように、一対の駆動軸構成要素15a,15bにそれぞれ固定された一対の連結部41A,41Bにより構成されている。
一対の連結部41A,41Bは、それらに相対的に設けられた一対の嵌合手段42A,42Bと、同相対的に設けられた一対の位相整合手段43A,43Bとを備えている。
一対の嵌合手段42A,42Bは、それぞれに連なる駆動軸構成要素15a,15bの軸芯を互いに一致させるとともに該軸芯に対する相対位相を互いに一致させると、軸芯の軸長方向へ所定の嵌合深さに嵌合可能になるように構成されている。本例では、嵌合手段42Aは、駆動軸構成要素15aの軸長方向に延びる断面略正多角形(本例では断面略正六角形)のピンとなっている。そして、嵌合手段42Bは、該ピンの断面形状に対応する同じ断面略正多角形に形成され、且つ、該ピンが嵌入可能に形成されている穴となっている。
一対の位相整合手段43A,43Bは、一対の嵌合手段42A,42Bのそれぞれに連なる駆動軸構成要素15a,15bの軸芯を互いに一致させた状態で、該両嵌合手段を互いに近づけると、該両嵌合手段の前記軸芯に対する相対位相が互いに一致するように、該両嵌合手段同士を相対回転させるように構成されている。本例では、位相整合手段43Aは、駆動軸構成要素15aの軸長方向と略平行に延びる尖端46を有する突片となっている。位相整合手段43Bは、前記断面形状の略正多角形の角数と同数のガイド片となっており、該複数のガイド片は、嵌合手段42Bとしての穴の周囲に等間隔をおいて列設されるとともに、該各ガイド片は、駆動軸構成要素15bの略径方向に延びるように配設されている。一対の位相整合手段43A,43Bの作用について説明すると、該位相整合手段43A,43Bを前述した状態で互いに近づけると、一対の嵌合手段42A,42Bが接触するまでの間に、位相整合手段43Bにおける隣接する一対のガイド片の間に、位相整合手段43Aとしての突片が入り込んで嵌合することにより、両嵌合手段同士を相対回転させ、両嵌合手段の前記軸芯に対する相対位相を互いに一致させるようになっている。
位相整合手段43Bとしてのガイド片は、先端縁47の断面形状が尖った形に形成されている。本例では、該ガイド片が板状体からなっており、その先端縁部が駆動軸構成要素15bの軸周方向へ約45°折り曲げられることにより、該板状体の先端面における一方の長辺が突出されており、それにより前記尖った形に形成されている。これとともに、本例では、位相整合手段43Aとしての突片は、平面視で略V字形に形成された板状体からなっており、該略V字形の尖端46における板状体の厚さ方向に延びる辺48は、前記ガイド片の先端縁47に接触する状態のときに、該先端縁47と平行になるように設けられている。これにより、前記駆動軸構成要素同士の連結時に、前記突片の尖端46が先端縁47に引っ掛かり難くなる。もし、辺48と、先端縁47が平行でなく、交差する位置関係にあると、両者が対峙したときに、互いに行き違うことができず、引っ掛かってしまうからである。図10(a)は、位相整合手段43Aとしての突片の尖端46と、位相整合手段43Bとしてのガイド片の先端縁47とが接触し得る位置関係にある場合を示している。この場合、両者が接触すると、互いに行き違い(両者の位置が丁度一致してしまった場合でも、該両者又はその一方に少し振動を加えると、互いに行き違わせることができる。)、連結部41Aに対して連結部41Bが正逆いずれかの方向(例えば図10(b)の二点鎖線の矢印で示す方向)に相対回転し、位相整合手段43A,43Bの相互作用によって最終的に、該両嵌合手段42A,42Bの前記軸芯に対する相対位相が互いに一致するようになっている(例えば、嵌合手段42Aは図10(a)の状態になり、嵌合手段42Bは図10(b)の二点鎖線で示す状態になる)。
昇降機構17は、後述する除草装置の折畳時に、後輪2bの走行軌道Tbの略直上において、除草装置3の中央部3a側と外側部3b側とに分離可能に構成されている。本例の昇降機構17は、中央部3a側と外側部3b側が一体的に昇降駆動されるようになっている。昇降機構17は、後述する除草装置3の折畳時に、後輪2bの走行軌道Tbの略直上のところで、除草装置3の中央部3a側と、同外側部3b側に分離可能に構成されている。本例では、昇降機構17における中央部3a側に円柱型の係合ピン50が突設されるとともに、同外側部3bに該係合ピン50が係合可能な逆U字型の凹部51aを有する被係合部材51が設けられることによって、前記分離可能に構成されている。昇降機構17の中央部3aと、同外側部3bとの位置関係には、機械的な遊びが存在するため、図9に示すように、凹部51aの周囲部は広めに形成することにより、係合ピン50が被係合部材51の凹部51aに係合しなかった場合に、被係合部材51の表面に突きあたるようにし、凹部51aから外れた場所に係合ピン50が誤進入することを防止するようにすることが好ましい。
株間除草機構13は、水平に軸支された左右の株間ツース駆動軸21の回動に伴って進行方向に対して左右に揺動する揺動ツースとなっている。株間除草機構13は、乗用走行機体2の進行方向に対して左右に往復移動する可動枠22に、線材を下向きに垂設してなるツース23を取付けて構成されており、植付け苗の条ごとに複数本ずつ作用するように複数組のツース23群が左右に並列して配備されている。株間除草機構13に対する駆動力は、株間ツース駆動軸21における除草装置3の中央側端部に伝動機構(図示略)により伝動されるようになっている。この株間除草機構の株間ツース駆動軸21は、後述する除草装置3の折畳時に、後輪2bの走行軌道Tbの略直上のところで、除草装置3の中央部3a側と、同外側部3b側に分離可能に構成されている。本例では、株間ツース駆動軸21の中央部3a側の先端21aが角柱に形成されるとともに、該角柱が相対回転不可能に嵌入可能な角筒に同外側部3bの先端21bが形成されることにより、除草装置3の左右方向に着脱可能に構成されている。先端21aと先端21bの嵌合がスムーズに行われるように、先端21aの端部が面取りされるとともに、先端21bの開口部は、先端側になるほどテーパー状に拡径されている。また、先端21bは、同外側部3bの軸長方向にスライド可能且つ同軸周方向に相対回転不可能に設けられているとともに、付勢部材としてのバネ55により、同外側部3bの先端方向に付勢されている。そのため、株間ツース駆動軸21の中央部3aと同外側部3bの連結時に、先端21aと先端21bの断面形状の位相がずれている場合、先端21bが先端21aに嵌合せずに反先端側にスライド移動するようになっている。その後、株間ツース駆動軸21の中央部3aが回転駆動されることにより、先端21aと先端21bの断面形状の位相が合致したときに、付勢部材55によって付勢された先端21bが自動的に先端21aに嵌合するようになっている。なお、本例とは逆に、中央部3a側に先端21bを設け、外側部3b側に先端21aを設けるようにしてもよい。
折畳機構25は、図5に示すように、中央部3aの両端部にそれぞれ設けられ、後輪2bの走行軌道Tbの上方における左右方向の内方及び外方に間隔をおいてそれぞれ設定された組立位置P1及び折畳位置P2の間で先端部61aがスライド移動可能に設けられたスライド移動手段としての伸縮ピストン61と、該伸縮ピストン61の先端部61aに対し前後方向に延びる支軸28を介して外側部3bを回動自在に支持する回動体29と、伸縮ピストン61を伸縮させることにより先端部61aをスライド移動させるとともに、組立位置P1及び折畳位置P2のそれぞれで位置固定するための伸縮ピストン操作手段63と、伸縮ピストン61の先端部61a及び回動体29との間に設けられ、回動時における中央部3aに対する外側部3bの急激な動きを防止するダンパ手段(図示略)と、中央部3aに対して外側部3bを上方に折畳んだ状態で固定するための折畳位置固定手段としての折畳ロック手段32とを備えている。伸縮ピストン61の伸縮方向は、条間ロータ駆動軸15、株間ツース駆動軸21及び昇降機構の係合ピン50の軸長方向と平行に設定されている。
伸縮ピストン操作手段63は、くの字状にピン63aで枢着された長さの異なる2つのリンク65、66と、短いリンク66に一体的に設けられた操作レバー67とを備えている。長いリンク65の先端は伸縮ピストン61の基端側にピン63bで枢着され、短いリンク66の先端は伸縮ピストン61の先端側にピン63cで枢着されている。二つのリンク65、66を折り畳むように操作レバー67を操作すると伸縮ピストン61が組立位置P1(即ち、一対の嵌合手段42A,42Bが、前記所定の嵌合深さに嵌合した状態)になり、同リンク65、66を伸ばすように操作レバー67を操作すると、伸縮ピストン61が折畳位置P2になるように構成されている。伸縮ピストン61の先端側には、伸縮ピストン61が組立位置P1及び折畳位置P2のそれぞれにおいて、操作レバー67を位置固定するための一対の固定手段68が設けられている。本例では、一対の固定手段68として一対の凹部が設けられており、該各位置P1,P2における操作レバー67の基端部が該各凹部に係合し、それぞれ位置固定されるようになっている。そして、土や砂が付着することにより、前記一対の嵌合手段42A,42Bが互いに嵌合できなかったり、嵌合深さが所定のものより浅くなったりして、嵌合が異常なときは、伸縮ピストン61が組立位置P1にならないため、操作レバー67を位置固定できないようになっている。
伸縮ピストン操作手段63が操作されることにより、伸縮ピストンが折畳位置P2へ移動されると、回動体29を介して外側部3bも移動されることにより、中央部3aから分離され、このとき、後輪2bの走行軌道Tbの略直上のところで、条間ロータ駆動軸15、昇降機構17、及び株間ツース駆動軸21が中央部側と外側部3b側にそれぞれ分離される(図3の二点鎖線に示す状態参照)。その逆に、伸縮ピストンが組立位置P1へ移動されると、条間ロータ駆動軸15、昇降機構17、及び株間ツース駆動軸21が元通りに連結される(図2参照)。
折畳ロック手段32は、図6に示すように、外側部3bに設けられた被ロックピン32aを、中央部3aに回動可能に軸支されたロックフック32bにより係止するように構成されている。ロックフック32bの回転支点32cの軸受の内周には、弾性体(図示略)が配設されている。この弾性体は、折り畳まれてロックされた状態における外側部3bの振動を吸収し、外側部3bを保護するようになっている。
次に、本例の水田除草機1の除草装置3の折畳方法及び組立方法について説明する。まず、折畳方法について説明すると、折畳み前に、除草装置3は組立状態にあるものとする(図1及び図2参照)。伸縮ピストン操作手段63の操作レバー67を操作して、伸縮ピストン61の先端部61aを組立位置P1から折畳位置P2へ移動させ、その位置で固定する(図3(二点鎖線の状態)参照)。次いで、外側部3bを上方に回動させて折り畳み、折畳ロック手段32により、その状態で固定する(図3(実線の状態)、図4、図6及び図7参照)。すると、折畳みが完了する。なお、除草装置3の組立方法は、以上の方法を逆に行う。このように、本例の除草装置は、工具を使用せずに折り畳んだり、組み立てたりすることができる。
以上のように構成された本例の除草装置3によれば、前記スライド移動手段としての伸縮ピストン61により、一対の嵌合手段42A,42Bを含む一対の連結部41A,41Bを相対的に近づけると、一対の位相整合手段43A,43Bにより、前記相対位相が一致するように一対の嵌合手段42A,42B同士が相対回転されるようになっているので、一対の駆動軸構成要素15a,15b同士の連結時に、該相対位相を手動で一致させる必要がなく、該駆動軸構成要素15a,15b同士を簡単かつスムーズに連結することができる。
また、折畳機構25は、除草装置構成要素3a,3b同士が組み立てられた状態である組立位置P1で固定する固定手段68を備え、該固定手段68は、一対の嵌合手段42A,42Bが、前記所定の嵌合深さに嵌合した状態になると固定可能に構成されている。この構成によれば、土や砂が付着することにより、一対の嵌合手段42A,42Bが互いに嵌合できなかったり、嵌合深さが所定のものより浅くなったりして、嵌合が異常なときは、折畳機構25により前記組み立てられた状態で固定できないため、該異常を容易に把握することができる。そのため、ドッグクラッチとは異なり、条間ロータ駆動軸15の回転を始める前に、一対の嵌合手段42A,42Bの嵌合を正常に行わせておくことができる。
また、一対の嵌合手段42A,42Bは、一方(本例では嵌合手段42A)が、駆動軸構成要素15aの軸長方向に延びる断面略正多角形のピンとなっており、もう一方(本例では嵌合手段42B)が該ピンの断面形状に対応する同じ断面略正多角形に形成され、且つ、該ピンが嵌入可能に形成されている穴となっている。この構成によれば、嵌合手段42Aとしてのピンが、嵌合手段42Bとしての穴に挿入されることにより、隣接する駆動軸構成要素15a、15b同士が連結されるように構成されており、そのような単純な構造のため安価かつ頑丈に構成することができる。そのため、該ピンや該穴に土や砂が付着したとしても、破損し難いし、該ピンと該穴とが嵌まり合う深さを深くすることにより、該両者を確実に連結させることができる。
また、一対の位相整合手段43A,43Bは、一方が駆動軸構成要素15aの軸長方向と略平行に延びる尖端46を有する突片であり、もう一方が前記断面形状の略正多角形の角数と同数のガイド片であり、該複数のガイド片は、嵌合手段42Bとしての穴の周囲に等間隔をおいて列設されるとともに、該各ガイド片は、駆動軸構成要素15bの略径方向に延びるように配設されている。この構成によれば、位相整合手段43A,43Bを簡単な構成で実現することができる。
また、前記ガイド片は、先端縁47の断面形状が尖った形に形成されている。この構成によれば、駆動軸構成要素15a、15b同士の連結時に、前記突片の尖端46が先端縁47に引っ掛かり難くなるため、スムーズに連結することができる。
さらに、前記突片は、平面視で略V字形に形成された板状体からなっており、該略V字形の尖端46における板状体の厚さ方向に延びる辺は、前記ガイド片の先端縁47に接触する状態のときに、該先端縁47と平行になるように設けられている。この構成によれば、駆動軸構成要素15a,15b同士の連結時に、前記突片の尖端46が先端縁47に引っ掛かり難くなるため、スムーズに連結することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)株間除草機構13を揺動ツースとは別の手段(例えば、水田に垂らしたチェーン)により実現すること。
(2)一対の嵌合手段42A,42Bにおける前記略正多角形の角数を、6以外にすること。
(3)図11に示すように、前記ガイド片の先端縁部を折り曲げずに、該先端縁部を断面略V字型に形成(例えば切削加工により形成)すること。
(4)前記突片の尖端46を円錐状又は角錐状に形成すること。
(5)一対の駆動軸構成要素15a,15bに対し、連結部41A,41Bを入れ替えて設けること。また、連結部41A,41Bに対し、嵌合手段42A,42Bを入れ替えて設けたり、位相整合手段43A,43Bを入れ替えて設けたりすること。
1 水田除草機
2 乗用走行機体
2a 前輪
2b 後輪
3 除草装置
3a 中央部
3b 外側部
10 フレーム
11 ソリ
12 条間除草機構
13 株間除草機構
15 条間ロータ駆動軸
15a 駆動軸構成要素
15b 駆動軸構成要素
16 条間ロータ
17 昇降機構
19 伝動機構
21 株間ツース駆動軸
21a 先端
21b 先端
22 可動枠
23 ツース
25 折畳機構
28 支軸
29 回動体
32 折畳ロック手段
32a 被ロックピン
32b ロックフック
32c 回転支点
40 駆動軸連結部
41A 連結部
41B 連結部
42A 嵌合手段
42B 嵌合手段
43A 位相整合手段
43B 位相整合手段
46 尖端
47 先端縁
48 辺
50 係合ピン
51 被係合部材
51a 凹部
55 バネ
61 伸縮ピストン
61a 先端部
63 伸縮ピストン操作手段
63a ピン
63b ピン
63c ピン
65 リンク
66 リンク
67 操作レバー
68 固定手段
F 矢印
N 苗条
P1 組立位置
P2 折畳位置
Ta 前輪の走行軌道
Tb 後輪の走行軌道

Claims (6)

  1. 植付け苗条における複数の条に渡るように左右方向へ延びる駆動軸により回転駆動され、該複数の条に対して除草するように構成されており、
    前記駆動軸を含む左右方向の構成が複数の除草装置構成要素に分割形成されるとともに、隣接する前記除草装置構成要素同士が折畳機構を介して折り畳み及び組み立て可能に連結されている除草装置であって、
    前記駆動軸は、前記各除草装置構成要素に対応する駆動軸構成要素と、隣接する一対の前記駆動軸構成要素の間にそれぞれ介装され、該一対の駆動軸構成要素を連結及び切離可能、且つ、該連結時に駆動力を伝動可能に構成されている駆動軸連結部とを備えており、
    前記駆動軸連結部は、前記一対の前記駆動軸構成要素にそれぞれ固定された一対の連結部により構成されており、
    前記一対の連結部は、それらに相対的に設けられた一対の嵌合手段と、同相対的に設けられた一対の位相整合手段とを備え、
    前記一対の嵌合手段は、それぞれに連なる前記駆動軸構成要素の軸芯を互いに一致させるとともに該軸芯に対する相対位相を互いに一致させると、前記軸芯の軸長方向へ所定の嵌合深さに嵌合可能になるように構成されており、
    前記一対の位相整合手段は、前記一対の嵌合手段のそれぞれに連なる前記駆動軸構成要素の軸芯を互いに一致させた状態で、該一対の嵌合手段を互いに近づけると、該一対の嵌合手段の前記軸芯に対する相対位相が互いに一致するように、前記一対の嵌合手段同士を相対回転させるように構成されており、
    前記折畳機構は、前記一対の嵌合手段のそれぞれに連なる前記駆動軸構成要素の軸芯を互いに一致させた状態で、該一対の嵌合手段を含む一対の前記連結部を相対スライド移動させるスライド移動手段を備えている除草装置。
  2. 前記折畳機構は、前記除草装置構成要素同士が組み立てられた状態で固定する固定手段を備え、該固定手段は、前記一対の嵌合手段が、前記所定の嵌合深さに嵌合した状態になると固定可能に構成されている請求項1記載の除草装置。
  3. 前記一対の嵌合手段は、一方が前記駆動軸構成要素の軸長方向に延びる断面略正多角形のピンを備え、もう一方が該ピンの断面形状に対応する同じ断面略正多角形に形成され、且つ、該ピンが嵌入可能に形成されている穴を備えている請求項1又は2記載の除草装置。
  4. 前記一対の位相整合手段は、一方が前記駆動軸構成要素の軸長方向と略平行に延びる尖端を有する突片であり、もう一方が前記断面形状の略正多角形の角数と同数のガイド片であり、
    該複数のガイド片は、前記穴の周囲に等間隔をおいて列設されるとともに、該各ガイド片は、その先端縁が前記駆動軸構成要素の略径方向に延びるように配設されている請求項3記載の除草装置。
  5. 前記ガイド片は、先端縁の断面形状が尖った形に形成されている請求項4記載の除草装置。
  6. 前記突片は、平面視で略V字形に形成された板状体からなっており、該略V字形の尖端における板状体の厚さ方向に延びる辺は、前記ガイド片の前記先端縁に接触する状態のときに、該先端縁と平行になるように設けられている請求項4又は5記載の除草装置。
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