JP6815641B2 - 紙料洗浄装置及び紙料洗浄方法 - Google Patents

紙料洗浄装置及び紙料洗浄方法 Download PDF

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本発明は、紙料洗浄装置及び紙料洗浄方法に係り、特に、紙料原料の洗浄効果を高めた紙料洗浄装置及び紙料洗浄方法に関する。
従来、紙料原料(例えば、製紙原料の懸濁液)から未離解繊維、非繊維物質(例えば、異物)を分離して紙料原料を洗浄する紙料洗浄装置がある(特許文献参照)。
この紙料洗浄装置は、長手方向が水平となるように取り付けられた側面に開口部を有する円筒の途中に直径を前記円筒の直径より大きくした貯水部を設けている。
特公平1−40155号公報
この紙料洗浄装置にあって、貯水部を設け、該貯水部に溜まった紙料原料を汲出し羽根で紙料原料の下流側へ汲み出させ、それなりの効果は有するものの、貯水部から離れ、紙料原料の下流側へ行くにつれ、水が少なく分離効果が良好でなく、貯水部に水を多く含んだ紙料原料の重さにより円筒を回転させる動力をもを多く要するという問題点が生じた。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、挟持状態を強固にした紙料洗浄装置及び紙料洗浄方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の紙料洗浄装置は、長手方向が水平となるように取り付けられた側面に開口部を有する円筒と、この円筒を回転させる円筒回転手段と、前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の内部に紙料原料を供給する原料供給部材と、前記円筒の内部に位置して、前記円筒の内部に水を供給する水供給部材と、前記円筒の他方の開口端部から排出される前記紙料原料を外方へ案内する紙料原料案内部材と、前記円筒の下方に位置して、前記円筒から排出される水を外方へ案内する水案内部材と、前記円筒の内壁に設けられ、前記円筒の内壁の前記紙料原料を前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に送る螺旋状の送り羽根と、前記円筒の内壁に設けられ、前記円筒の内壁の前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から前記円筒の一方の開口端部に戻す戻し羽根とを備え、前記水供給部材は、水を案内するパイプと、このパイプの側面に設けられた複数の開口部を有し、前記開口部は、円筒の長手方向の全体に亘って設けられているものである。
また、請求項2記載の紙料洗浄装置は、請求項1記載の紙料洗浄装置において、円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に至る前記円筒の中途に螺旋状の送り羽根及び戻し羽根を形成しない羽根なしゾーンを前記円筒の内壁に少なくとも1個形成し、前記円筒の一方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、前記円筒の他方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、それぞれ臨むように配置されているものである。
また、請求項3記載の紙料洗浄方法は、側面に開口部を有する円筒を回転させると共
に、前記円筒内に製紙原料と水を供給して、前記製紙原料を洗浄する紙料洗浄方法であっ
て、前記円筒の内部に水を供給する水供給部材の開口部は、前記円筒の長手方向の全体に亘って設けられ、前記円筒の内壁に設けられた螺旋状の送り羽根で前記円筒の前記紙料原料を前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に送ると共に、前記円筒の内壁に設けられた戻し羽根で前記円筒の前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から前記円筒の一方の開口端部に戻し、前記円筒の一方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、前記円筒の他方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、それぞれ臨むように配置して、前記円筒内に前記紙料原料を滞留させて、前記紙料原料を洗浄し、洗浄した前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から排出するものである。
また、請求項4記載の紙料洗浄方法は、側面に開口部を有する円筒を回転させると共
に、前記円筒内に製紙原料と水を供給して、前記製紙原料を洗浄する紙料洗浄方法であっ
て、前記円筒の内部に水を供給する水供給部材の開口部は、前記円筒の長手方向の全体に亘って設けられ、前記円筒の内壁に設けられた螺旋状の送り羽根で前記円筒の前記紙料原料を前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に送ると共に、前記円筒の内壁に設けられた戻し羽根で前記円筒の前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から前記円筒の一方の開口端部に戻し、前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に至る前記円筒の中途に前記螺旋状の送り羽根及び前記戻し羽根を形成しない羽根なしゾーンを前記円筒の内壁に少なくとも1個形成し、前記円筒の一方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、前記円筒の他方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、それぞれ臨むように配置して、前記円筒内に前記紙料原料を滞留させて、前記紙料原料を洗浄し、洗浄した前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から排出するものである。
請求項1記載の紙料洗浄装置 によれば、水供給部材は、水を案内するパイプと、このパイプの側面に設けられた複数の開口部を有し、前記開口部は、円筒の長手方向の全体に亘って設けられているため、従来のような、貯水部から離れ、紙料原料の下流側へ行くにつれ、水が少なくことが防止され、分離効果が良好で、しかも、貯水部に水を多く含んだ紙料原料の重さにより円筒を回転させる動力に多く要することも防止され、更に、戻し羽根が設けられているため、円筒内への紙料原料の滞留時間が長くなり、紙料原料の洗浄効果を高めることができる等の効果を有する。
また、請求項2記載の紙料洗浄装置によれば、水供給部材は、水を案内するパイプと、このパイプの側面に設けられた複数の開口部を有し、前記開口部は、円筒の長手方向の全体に亘って設けられているため、従来のような、貯水部から離れ、紙料原料の下流側へ行くにつれ、水が少なくことが防止され、分離効果が良好で、しかも、貯水部に水を多く含んだ紙料原料の重さにより円筒を回転させる動力に多く要することが防止され、更に、戻し羽根9が設けられているため、円筒1内への紙料原料の滞留時間が長くなり、紙料原料の洗浄効果を高め、加えて、羽根なしゾーンを円筒の内壁に少なくとも1個形成しているため、円筒内への紙料原料の滞留時間が更に長くなり、紙料原料の洗浄効果をより高めることができる等の効果を有する。
また、請求項3記載の紙料洗浄方法によれば、水供給部材は、水を案内するパイプと、このパイプの側面に設けられた複数の開口部を有し、前記開口部は、円筒の長手方向の全体に亘って設けられているため、従来のような、貯水部から離れ、紙料原料の下流側へ行くにつれ、水が少なくことが防止され、分離効果が良好で、しかも、貯水部に水を多く含んだ紙料原料の重さにより円筒を回転させる動力に多く要することも防止され、更に、戻し羽根が設けられているため、円筒内への紙料原料の滞留時間が長くなり、紙料原料の洗浄効果を高めることができる等の効果を有する。
また、請求項4記載の紙料洗浄方法によれば、水供給部材は、水を案内するパイプと、このパイプの側面に設けられた複数の開口部を有し、前記開口部は、円筒の長手方向の全体に亘って設けられているため、従来のような、貯水部から離れ、紙料原料の下流側へ行くにつれ、水が少なくことが防止され、分離効果が良好で、しかも、貯水部に水を多く含んだ紙料原料の重さにより円筒を回転させる動力に多く要することが防止され、更に、戻し羽根9が設けられているため、円筒1内への紙料原料の滞留時間が長くなり、紙料原料の洗浄効果を高め、加えて、羽根なしゾーンを円筒の内壁に少なくとも1個形成しているため、円筒内への紙料原料の滞留時間が更に長くなり、紙料原料の洗浄効果をより高めることができる等の効果を有する。
図1は、本発明の一実施例の紙料洗浄装置の概略的側断面図である。 図2は、図1の概略的正面横断断面図である。
本発明の一実施例の紙料洗浄装置及び紙料洗浄方法を図面(図1及び図2)を参照して説明する。
図1に示すSは、紙料原料(例えば、製紙原料の懸濁液)から未離解繊維、非繊維物質(例えば、異物)を分離して紙料原料を洗浄する紙料洗浄装置である。
図1に示す1は、長手方向が水平となるように取り付けられた側面に開口部を有する円筒で、円筒1の側面に設けられた開口部は、例えば、直径6mmの孔である。
この円筒1は、円筒回転手段2により回転するようになっている。
円筒回転手段2は、例えば、図1及び図2に示すように、円筒1を支持する二つのベルト(例えば、Vベルト)21、21、ベルト21、21がかかる溝を有したプーリー22、22、プーリー22、22に回転を伝達する回転軸23、回転軸23を支持する支持部材24、24、24、回転軸23の駆動源であるモーター25、モーター25の回転軸と回転軸23とを接続するカップリング26を有して、モーター25の回転をカップリング26、回転軸23、プーリー22、22、ベルト21、21を介して円筒1を回転するようにしている。
図2に示す3は、円筒1の一方の開口端部1Aから円筒1の内部に紙料原料を供給する原料供給部材である。
また、4は、円筒1の内部に位置して、円筒1の内部に水を供給する水供給部材で、水供給部材4は、水を案内するパイプ41と、このパイプ41の側面に設けられた複数の開口部42を有し、開口部42は、図2に示すように、円筒1の長手方向の全体に亘って設けられている。
図1に示す5は、円筒1の外部に位置して、円筒1の外表面に水を供給する外方水供給部材で、外方水供給部材5は、水を案内するパイプ51と、このパイプ51の側面に設けられた複数の開口部(図示せず)を有し、開口部(図示せず)は、水供給部材4と同様に、円筒1の長手方向の全体に亘って設けられている。
図2に示す6は、円筒1の他方の開口端部1Bから排出される紙料原料を外方へ案内する紙料原料案内部材で、7は、円筒1の下方に位置して、円筒1から排出される水を外方へ案内する水案内部材である。
また、図2に示す8は、円筒1の内壁に設けられた螺旋状の送り羽根で、螺旋状の送り羽根8は、円筒1の内壁の紙料原料を円筒1の一方の開口端部1Aから円筒1の他方の開口端部1Bに送るように作用するものである。
9は、円筒1の内壁に設けられた戻し羽根で、戻し羽根9は、円筒1の内壁の紙料原料を円筒1の他方の開口端部1Bから円筒1の一方の開口端部1Aに戻すように作用するものである。
図2に示すように、円筒1の一方の開口端部1Aから円筒1の他方の開口端部1Bに至る円筒1の中途に螺旋状の送り羽根8及び戻し羽根9を形成しない羽根なしゾーンZを円筒1の内壁に少なくとも1個(本実施例では、2個)形成している。
そして、円筒1の一方の開口端部1Aに螺旋状の送り羽根8が、円筒1」の他方の開口端部1Bに螺旋状の送り羽根8が、それぞれ臨むように配置されている。
従って、上述した紙料洗浄装置Sによれば、水供給部材4は、水を案内するパイプ41と、このパイプ41の側面に設けられた複数の開口部42を有し、開口部42は、円筒1の長手方向の全体に亘って設けられているため、従来のような、貯水部から離れ、紙料原料の下流側へ行くにつれ、水が少なくことが防止され、分離効果が良好で、しかも、貯水部に水を多く含んだ紙料原料の重さにより円筒1を回転させる動力に多く要することが防止され、更に、戻し羽根9が設けられているため、円筒1内への紙料原料の滞留時間が長くなり、紙料原料の洗浄効果を高め、加えて、羽根なしゾーンZを円筒1の内壁に少なくとも1個形成しているため、円筒1内への紙料原料の滞留時間が更に長くなり、紙料原料の洗浄効果をより高めることができる等の効果を有する。
また、上述したことは、側面に開口部を有する円筒1を回転させると共に、円筒1内に製紙原料と水を供給して、前記製紙原料を洗浄する紙料洗浄方法であって、前記水は、円筒1の長手方向の全体に亘って設けられ、円筒1の内壁に設けられた螺旋状の送り羽根8で円筒1の前記紙料原料を円筒1の一方の開口端部1Aから円筒1の他方の開口端部1Bに送ると共に、円筒1の内壁に設けられた戻し羽根9で円筒1の前記紙料原料を円筒1の他方の開口端部1Bから円筒1の一方の開口端部1Aに戻し、円筒の1一方の開口端部1Aら円筒1の他方の開口端部1Bに至る円筒1の中途に螺旋状の送り羽根8及び戻し羽根9を形成しない羽根なしゾーンZを円筒1の内壁に少なくとも1個(本実施例では、2個)形成し、円筒1の一方の開口端部1Aに螺旋状の送り羽根8が、円筒1の他方の開口端部1Bに螺旋状の送り羽根8が、それぞれ臨むように配置して、円筒1内に前記紙料原料を滞留させて、前記紙料原料を洗浄し、洗浄した前記紙料原料を円筒1の他方の開口端部1Bから排出するようにしている。
上述した実施例にあっては、羽根なしゾーンZを円筒1の内壁に少なくとも1個形成しているが、場合により、羽根なしゾーンZを省略しても良い。
かかる場合の紙料洗浄装置Sにあっては、長手方向が水平となるように取り付けられた側面に開口部を有する円筒1と、この円筒1を回転させる円筒回転手段2と、円筒1の一方の開口端部1Aから円筒1の内部に紙料原料を供給する原料供給部材3と、円筒1の内部に位置して、円筒1の内部に水を供給する水供給部材4と、円筒1の他方の開口端部1Bから排出される前記紙料原料を外方へ案内する紙料原料案内部材6と、円筒1の下方に位置して、円筒1から排出される水を外方へ案内する水案内部材7と、円筒1の内壁に設けられ、円筒1の内壁の前記紙料原料を円筒1の一方の開口端部1Aから円筒1の他方の開口端部1Bに送る螺旋状の送り羽根8と、円筒1の内壁に設けられ、円筒1の内壁の前記紙料原料を円筒1の他方の開口端部1Bから円筒1の一方の開口端部1Aに戻す戻し羽根9とを備え、水供給部材4は、水を案内するパイプ41と、このパイプ41の側面に設けられた複数の開口部42を有し、開口部42は、円筒1の長手方向の全体に亘って設けられているものである。
羽根なしゾーンZを省略した紙料洗浄装置Sによれば、水供給部材4は、水を案内するパイプ41と、このパイプ41の側面に設けられた複数の開口部42を有し、開口部42は、円筒1の長手方向の全体に亘って設けられているため、従来のような、貯水部から離れ、紙料原料の下流側へ行くにつれ、水が少なくことが防止され、分離効果が良好で、しかも、貯水部に水を多く含んだ紙料原料の重さにより円筒1を回転させる動力に多く要することも防止され、更に、戻し羽根9が設けられているため、円筒1内への紙料原料の滞留時間が長くなり、紙料原料の洗浄効果を高めることができる等の効果を有する。
また、上述したことは、側面に開口部を有する円筒1を回転させると共に、円筒1内に製紙原料と水を供給して、前記製紙原料を洗浄する紙料洗浄方法であって、前記水は、円筒1の長手方向の全体に亘って設けられ、円筒1の内壁に設けられた螺旋状の送り羽根8で円筒1の前記紙料原料を円筒1の一方の開口端部1Aから円筒1の他方の開口端部1Bに送ると共に、円筒1の内壁に設けられた戻し羽根9で円筒1の前記紙料原料を円筒1の他方の開口端部1Bから円筒1の一方の開口端部1Aに戻し、円筒1の一方の開口端部1Aに螺旋状の送り羽根8が、円筒1の他方の開口端部1Bに螺旋状の送り羽根8が、それぞれ臨むように配置して、円筒1内に前記紙料原料を滞留させて、前記紙料原料を洗浄し、洗浄した前記紙料原料を円筒1の他方の開口端部1Bから排出するようにしている。
S 紙料洗浄装置
1 円筒
1A 一方の開口端部
1B 他方の開口端部
2 円筒回転手段
3 原料供給部材
4 水供給部材
41 パイプ
42 開口部
6 紙料原料案内部材
7 水案内部材7
8 螺旋状の送り羽根
9 戻し羽根

Claims (4)

  1. 長手方向が水平となるように取り付けられた側面に開口部を有する円筒と、
    この円筒を回転させる円筒回転手段と、
    前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の内部に紙料原料を供給する原料供給部材と、
    前記円筒の内部に位置して、前記円筒の内部に水を供給する水供給部材と、
    前記円筒の他方の開口端部から排出される前記紙料原料を外方へ案内する紙料原料案内部材と、
    前記円筒の下方に位置して、前記円筒から排出される水を外方へ案内する水案内部材と、
    前記円筒の内壁に設けられ、前記円筒の内壁の前記紙料原料を前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に送る螺旋状の送り羽根と、
    前記円筒の内壁に設けられ、前記円筒の内壁の前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から前記円筒の一方の開口端部に戻す戻し羽根とを備え、
    前記水供給部材は、水を案内するパイプと、このパイプの側面に設けられた複数の開口部を有し、前記開口部は、円筒の長手方向の全体に亘って設けられている
    ことを特徴とする紙料洗浄装置。
  2. 円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に至る前記円筒の中途に螺旋状の送り羽根及び戻し羽根を形成しない羽根なしゾーンを前記円筒の内壁に少なくとも1個形成し、
    前記円筒の一方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、前記円筒の他方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、それぞれ臨むように配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の紙料洗浄装置。
  3. 側面に開口部を有する円筒を回転させると共に、前記円筒内に製紙原料と水を供給して、前記製紙原料を洗浄する紙料洗浄方法であって、
    前記円筒の内部に水を供給する水供給部材の開口部は、前記円筒の長手方向の全体に亘って設けられ、
    前記円筒の内壁に設けられた螺旋状の送り羽根で前記円筒の前記紙料原料を前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に送ると共に、前記円筒の内壁に設けられた戻し羽根で前記円筒の前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から前記円筒の一方の開口端部に戻し、
    前記円筒の一方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、前記円筒の他方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、それぞれ臨むように配置して、
    前記円筒内に前記紙料原料を滞留させて、前記紙料原料を洗浄し、洗浄した前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から排出する
    ことを特徴とする紙料洗浄方法。
  4. 側面に開口部を有する円筒を回転させると共に、前記円筒内に製紙原料と水を供給して、前記製紙原料を洗浄する紙料洗浄方法であって、
    前記円筒の内部に水を供給する水供給部材の開口部は、前記円筒の長手方向の全体に亘って設けられ、
    前記円筒の内壁に設けられた螺旋状の送り羽根で前記円筒の前記紙料原料を前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に送ると共に、前記円筒の内壁に設けられた戻し羽根で前記円筒の前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から前記円筒の一方の開口端部に戻し、
    前記円筒の一方の開口端部から前記円筒の他方の開口端部に至る前記円筒の中途に前記螺旋状の送り羽根及び前記戻し羽根を形成しない羽根なしゾーンを前記円筒の内壁に少なくとも1個形成し、
    前記円筒の一方の開口端部に前記螺旋状の送り羽根が、前記円筒の他方の開口端部に
    前記螺旋状の送り羽根が、それぞれ臨むように配置して、
    前記円筒内に前記紙料原料を滞留させて、前記紙料原料を洗浄し、洗浄した前記紙料原料を前記円筒の他方の開口端部から排出する
    ことを特徴とする紙料洗浄方法。
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