JP6815149B2 - ロッカー - Google Patents

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Description

本発明は、オフィスや更衣室等において好適に用いられているロッカーに関するものである。
従来、オフィスや更衣室等において好適に用いられているロッカーが種々提案されている。そしてこの種のロッカーにおいては、対向壁間に形成された収納空間を有するロッカー本体と、収納空間を構成する立壁に設けられた棚受けと、この棚受けに取り付けられた棚部材とを有するものが周知である。従来斯かるロッカーの多くのもの、特にスチール製のロッカー本体を具備するものにおいては、棚部材が溶接によりロッカー本体に固定され棚面の高さ位置が一定となっている。このようなロッカーでは、例えば、女性などはロングコートの裾が棚部材に不自然に接触したり、ロングブーツが棚部材の下側空間に収まらなかったりといった不具合を招来していた。
また一部の収納家具においては特許文献1に記載されているように、対をなす対向壁に棚板を高さ位置変更可能に支持し得る棚受けを設けたロッカーも提案されている。
実開昭56−166845号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなものでは、ロッカーを構成する部品点数が多くなるとともに、その部品自体の構造も複雑になっている。つまり現状では、棚面の高さ位置を変更可能な構成を、簡素且つ容易に実現し得るものが求められている。
すなわち本発明は、上記のような課題を解消することを目的としており、簡素な構成としながらも棚面の高さ位置を容易に変更可能な棚部材を有したロッカーを提供することを目的とするものである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係るロッカーは、対向壁間に形成された収納空間を有するロッカー本体と、前記対向壁に設けられた対をなす棚受けと、この棚受けに対し所定の向きで取り付けられた第一の姿勢及び当該第一の姿勢から反転させて前記第一の姿勢よりも物品を載置するための棚面の高さ位置を異ならせた第二の姿勢を選択的にとり得る棚部材とを具備し、前記棚面は、前記第一の姿勢である場合及び前記第二の姿勢である場合の何れにおいても水平となることを特徴とする。
ここで、「反転」とは上下方向の反転に限られず、左右方向の反転や、上下方向且つ左右方向の反転をも含まれることは勿論である。
このようなものであれば、棚板を反転させるという簡便な作業のみで棚面の高さ位置を変更することが可能となり、使用者は自身の用途に応じた棚面を容易に選択することができる。すなわち本発明によれば、簡素な構成としながらも棚面の高さ位置を容易に変更可能な棚部材を有したロッカーを実現することができる。
また、棚面への荷重の掛かり方を均等とし、棚部材の姿勢変更に係る操作方法が直感的に解かり易いようにするためには、対をなす棚受けを同一高さに設け、棚部材が概略コ字形をなすものとして、当該棚部材を上下反転して前記棚面の高さ位置を変更可能としている態様とすることが望ましい。
そして、部材の姿勢変更に係る操作方法が直感的に解かり易いようにするための他の態様として、対をなす棚受けを異なる高さに設けられたものとし、棚部材を略L字形をなすものとして、当該棚部材を上下反転又は左右反転して棚面の高さを変更可能としている態様を挙げることができる。
棚受けに対する係脱操作を簡単なものとするためには、棚部材を、幅方向端部に設けられて棚受けと係合するフレームと、少なくとも一方のフレームから高さ方向に延びる腕部と、この腕部の延出端に設けられる棚面を有する棚部とを有し、棚受けが上向き開口形状のものとすることが好ましい。
また、本発明に係るロッカーは、対向壁間に形成された収納空間を有するロッカー本体と、前記対向壁に設けられた対をなす棚受けと、この棚受けに対し所定の向きで取り付けられた第一の姿勢及び当該第一の姿勢から反転させて前記第一の姿勢よりも物品を載置するための棚面の高さ位置を異ならせた第二の姿勢を選択的にとり得る棚部材とを具備し、前記対をなす棚受けが同一高さに設けられたものであり、前記棚部材が概略コ字形をなすものであって、当該棚部材を上下反転して前記棚面の高さ位置を変更可能とし、前記棚部材が、幅方向端部に設けられて前記棚受けと係合するフレームと、少なくとも一方のフレームから高さ方向に延びる腕部と、この腕部の延出端に設けられる前記棚面を有する棚部とを有し、前記棚受けが上向き開口形状のものであることを特徴とする。
このようなものであれば、棚板を反転させるという簡便な作業のみで棚面の高さ位置を変更することが可能となり、使用者は自身の用途に応じた棚面を容易に選択することができる。すなわち本発明によれば、簡素な構成としながらも棚面の高さ位置を容易に変更可能な棚部材を有したロッカーを実現することができる。
また、棚面への荷重の掛かり方を均等とし、棚部材の姿勢変更に係る操作方法が直感的に解かり易いようにすることができる。
また、棚受けに対する係脱操作を簡単なものとすることができる。
棚部材を回転により反転するときに壁との干渉を有効に回避できるようにするためには、腕部の延出方向と棚面とのなす角度を90°より大きい鈍角とすることが望ましい。
複数の棚部材を適用することにより、収納空間の仕切り形態のバリエーションをより多くするためには、棚受けを、垂直方向に2以上のフレームを係合可能なものとしたり、水平方向に2以上のフレームを係合可能なものとしたりすることが望ましい。
部品点数を削減することで製造工程の簡素化並びに棚部材の組み付け作業の簡略化を実現するためには、二つの収納空間を仕切る仕切壁によって仕切られた互いに隣接する複数の収納空間を有するものとし、仕切壁に取り付けられ当該仕切壁から二つの収納空間へ向けて突出する対をなす棚受けを有する棚受け部材を有しているものとすることが望ましい。
そして、仕切壁へ加工面積を抑えることで仕切壁自体の強度を担保しつつ好適に棚受けの取り付けを行うためには、棚受け部材を、奥行き方向に棚受けを間欠的に複数設けている態様とすることが望ましい。
また本発明に係るロッカーでは、棚受けが、前記対をなす対向壁にそれぞれ一箇所のみ設けられている態様としても上述の通り、棚部材による収納空間の種々の仕切り形態を実現することができる。
本発明は、以上説明した構成であるから、簡素な構成としながらも棚面の高さ位置を容易に変更可能な棚部材を有したロッカーを実現することができる。
本発明の一実施形態に係る一部を破断して示す外観図。 同実施形態に係る構成説明図。 同上。 同実施形態に係る斜視図。 同実施形態に係る作用説明図。 本発明の第二実施形態に係る斜視図。 同実施形態に係る構成説明図。
<第一実施形態>
以下、本発明の第一実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態のロッカーは、対向壁間に形成され扉体12により開閉可能に構成された収納空間Sを有するロッカー本体1と、対向壁に設けられた対をなす棚受け2と、この棚受け2に対し所定の向きで取り付けられた第一の姿勢(P)及び当該第一の姿勢(P)から反転させて前記第一の姿勢(P)よりも物品を載置するための棚面3aの高さ位置を異ならせた第二の姿勢(Q)を選択的にとり得る棚部材3とを具備するものである。この棚部材3は通常ロッカーに設けられた各収納空間Sにつき一つずつ配置されるようにしているが図1に示すように棚部材3の数が限定されることは無く、使用者の希望により複数個の棚部材3を適宜使用し、収納空間Sを棚部材3により仕切った種々の収納スペースを構築した態様を示している。なお図1では、閉止された状態にある扉体12の下側一部を破断して示している。
以下、ロッカーの具体的な構成について説明する。
ロッカー本体1は、本実施形態では板金素材を適宜成形することによって構成されたものであり、複数の収納空間Sを形成する筐体11と、この筐体11に形成されたそれぞれの収納空間Sを閉止し得る扉体12と、各収納空間S内の例えば上限付近の位置に形成され小物類を載置し得る上棚13とを有している。筐体11は、床面に接地される底壁14と、この底壁14の両端に立設される側壁16と、この側壁16の上端間に亘って形成される頂壁15と、これら底壁14、側壁16及び頂壁15により形成された正面視矩形状をなす空間を仕切り各収納空間Sを構成する仕切壁17とを有している。すなわち筐体11は、二つの収納空間Sを仕切るための仕切壁17を複数設けることによって仕切られた互いに隣接する複数の、具体的には本実施形態では三つの収納空間Sを有している。また本実施形態では隣接する側壁16及び仕切壁17又は仕切壁17同士が、棚受け2を設けるための対向壁に相当する。
また本実施形態では図2(b)に示すように、側壁16には棚受け2を取り付けるための取付板19が溶接により固定されている。取付板19は側壁16に溶接された溶接板19aと、この溶接板19aから側壁16に離間すべく突出する離間板19bと、この離間板19bから上方へ延出する立板19cとを有している。
更に本実施形態では図3(a)に示すように、仕切壁17には棚受け2を取り付けるための係合孔17a及び挿通孔17bが設けられている。そして係合孔17aの上端17c及び下端17dが、棚受け2の固定に寄与しているが、この点に関しては後に説明する。
扉体12は、各収納空間Sの正面側を開閉し得るように回動可能に構成されたものであり、使用者に把持操作されるための把手18を有したものである。上棚13は、収納空間Sの上端付近に設けられた板金材を主体としたものである。
そして扉体12には、使用者がロッカーを好適に使用するために設けられた各オプション部材が取り付けられている。当該オプション部材は、扉体12の表面上端付近に取り付けられた名札入れOP1と、扉体12の裏面側上部に取り付けられたミラーOP2と、このミラーOP2の若干下側に取り付けられ種々の小物類を載置し得るトレイOP3とこのトレイOP3の下側に設けられたフック部OP4とを有している。本実施形態ではトレイOP3は、一端側を平面視円形状に窪ませることによって図示しないペットボトルや缶飲料を載置し得るように構成されたボトル受けOP31と、このボトル受けOP31に隣接し小物類を載置し得る皿部OP32と、両端から下方に概略U字状に樹脂素材を垂下させて設けたタオル掛けOP33とを有している。フック部OP4は、トレイOP3の若干下方に設けられ、手提げのバックや買い物袋等を好適に掛け止めておくことができるものである。また本実施形態では図示しないが、オプション部材としては他に、扉体12の裏面側下部において図示しない傘を保持しておくための傘入れを別途設けても良い。
しかして本実施形態に係るロッカーは、収納空間Sの下側部分において、左右の立壁である対向壁間に形成された棚受け2に、着脱可能に構成された棚部材3を設けている。そして当該棚部材3は、棚受け2に対し所定の向きで取り付けられた第一の姿勢(P)及び当該第一の姿勢(P)から反転させて前記第一の姿勢(P)よりも物品を載置するための棚面3aの高さ位置を異ならせた第二の姿勢(Q)を選択的にとり得ることを特徴としている。
以下、棚受け2及び棚部材3の構成について説明する。
棚受け2は、棚部材3の一部を掛け止めることにより当該棚部材3を支持するフレーム受け21を主体としたものであり、対をなす対向壁、すなわち側壁16の一面側並びに仕切壁17の両面にそれぞれ一箇所のみ、対向する棚受け2同士が同一高さとなるように設けられている。本実施形態では、この棚部材3は、棚受け部材たる端部棚受け部材2B及び中間棚受け部材2Aを構成する一要素をして設けられている。図2には筐体11の側壁16に取り付け得るように構成された端部棚受け部材2Bの構成を示し、図3には筐体11の仕切壁17に取り付け得るように構成された中間棚受け部材2Aの構成を示している。
端部棚受け部材2Bは、図2(a)に示すように、筐体11の側壁16に例えば溶接によって固定された取付板19に固定し得るように構成されている。具体的には端部棚受け部材2Bは、奥行き方向両端に棚受け2が設けられるとともに、取付板19の立板19cに係り合う上爪2B1及び横爪2B2と、取付板19の下端に当接する下リブ2B3とを有している。そして同図(b)に示すように、端部棚受け部材2Bを取付板19へ向けて押圧するように取り付けることによって端部棚受け部材2Bの一部が経過的に弾性変形しながら取付板19の立板19cに嵌合する。これにより端部棚受け部材2Bは側壁16に固定される。
中間棚受け部材2Aは、図3(a)〜(c)に示すように、仕切壁17に取り付けられ当該仕切壁17から二つの収納空間Sへ向けて突出する対をなす棚受け2を有する。またこの中間棚受け部材2Aが、奥行き方向に前記棚受け2を間欠的に複数有している。具体的には同図(c)に示すように、この中間棚受け部材2Aは仕切壁17の左右両方から棚受け2が少なくとも前後二箇所、一方からは中央からも突出するように構成したものである。当該中間棚受け部材2Aは、仕切壁17において前後に設けられた対をなす係合孔17a及びこれら係合孔17aの中間に介在する挿通孔17bを設けた箇所に取り付けられる。この中間棚受け部材2Aは、仕切壁17の何れか一方から当接する板状部2A1と、係合孔17aの下端17dに当接する下端部2A2と、係合孔17aの上端17cに係り合い下端部2A2とともに棚受け2の上下動を禁止する固定爪2A3とを有している。そして同図((b)に示すように、三つの棚受け2を係合孔17a及び挿通孔17bを通過させた状態で下端部2A2を係合孔17aの下端17dへ押し付けると、下端部2A2が係合孔17aの下端17dに当接しつつ固定爪2A3が係合孔17aの上端17cに係り合うために、同図(a)、(c)に示すように仕切壁17に固定されるようになっている。
棚部材3は、図4に示すように、本実施形態では例えば金属製の線材を主体として構成したものである。棚部材3は、幅方向端部に設けられて棚受け2と係合するフレーム31と、少なくとも一方のフレーム31から高さ方向に延びる腕部32と、この腕部32の延出端に設けられる棚面3aを有する棚部33とを有する。フレーム31は、正面視において線材を鈍角に折り曲げて構成した概略チャネル形状をなすものである。すなわちフレーム31を当該形状とすることにより、棚部材3は腕部32の延出方向と棚面3aとのなす角度が90°より大きく構成された、第一の姿勢(P)では上向き開口形状をなす。棚部33は、このフレーム31における直線状をなす中間部分に他の線材を複数架け渡すことにより棚面3aを構成する。腕部32は、棚部33の端部からフレーム31を構成する線材を延出させその端部を棚受け2に支持させるものであるが、当該腕部32はフレーム31とは別体に構成してもよい。本実施形態では便宜上、棚部材3が上向き開口形状をなしている姿勢を第一の姿勢(P)とし、棚部材3が下向き開口形状をなしている姿勢を第二の姿勢(Q)としている。
ここで、本実施形態に係るロッカーは、図1の下側及び図5に示すように、対向壁に対をなす棚受け2、棚部材3を反転させて取り付けることで棚面3aの高さを変更可能とした前記棚部材3が概略コ字形をなすものであって、当該棚部材3を上下反転させて棚面3aの高さ位置を変更可能としている。
すなわち図1の下側に示すように、棚部材3を第一の姿勢(P)、第二の姿勢(Q)とすることにより、使用者は棚面3aを所望の高さ位置として好適に収納空間Sを利用することができる。また同図では、棚部材3を敢えて棚受け2に取り付けず、底壁14に載置することで、収納空間Sの下端部分を仕切り、例えばスリッパ等を好適に収容し得る収容スペースを構築する態様を図示している。
更に図5に示すように本実施形態では、棚受け2に垂直方向に2以上の前記フレーム31を係合可能としている。これにより、一対の棚受け2に対し第一の姿勢(P)並びに第二の姿勢(Q)とした棚部材3を取り付けることにより、二つの棚部材3により上下に仕切られた新たな収納スペースを構築することも可能である。また同図では、棚部材3の片方の棚受け2にのみ支持させることにより棚面3aを略垂直として、左右方向に仕切られた新たな収納スペースを構築した態様をも図示している。このように本実施形態によれば、棚部材3により収納空間Sを様々な態様で仕切ることによる、バリエーションに富んだ収納スペースを構築することができる。
以上のように、本実施形態に係るロッカーは、棚部材3を反転させるという簡便な作業のみで棚面3aの高さ位置を変更することが可能となり、使用者にとっては自身の用途に応じた棚面3aを容易に選択できるものとなっている。すなわち本実施形態によれば、簡素な構成でありながらも棚面3aの高さ位置を容易に変更可能な棚部材3を有したロッカーが実現されている。
また本実施形態では、対をなす棚受け2を同一高さに設け、棚部材3が概略コ字形をなすものとして、当該棚部材3を上下反転して前記棚面3aの高さ位置を変更可能としているので、棚面3aへの荷重の掛かり方が均等となり、棚部材3の姿勢変更に係る操作方法が直感的に解かり易いものとなっている。
そして本実施形態では棚受け2が第一の姿勢(P)において上向き開口形状のものとしているので、棚受け2に対する係脱操作が簡単に行い得るものとなっている。
また本実施形態の棚部材3は正面視チャネル形状としつつ腕部32の延出方向と棚面3aとのなす角度を90°より大きい鈍角としているので、棚部材3を回転により反転するときに壁との干渉を有効に回避できるようになっている。
特に本実施形態では、棚受け2を設ける具体的な態様として仕切壁17から二つの収納空間Sへ向けて突出する対をなす棚受け2を有する中間棚受け部材2Aを適用することで、部品点数を削減することで製造工程の簡素化並びに棚部材3の組み付け作業の簡略化を実現している。
そして本実施形態では中間棚受け部材2Aを、奥行き方向に棚受け2を間欠的に複数設けている態様とすることで、仕切壁17へ加工面積を抑えることで仕切壁17自体の強度を担保しつつ好適に棚受け2の取り付けを行い得るものとなっている。
また本実施形態に係るロッカーでは、棚受け2が、前記対をなす対向壁にそれぞれ一箇所のみ設けられている簡素な態様としても上述の通り、棚部材3による収納空間Sの種々の仕切り形態が実現されている。
<第二実施形態>
以下、本発明の第二実施形態について図6及び図7に示して説明する。当該第二実施形態について上記実施形態の構成要素に相当するものに対しては同じ符号を付すとともに、その詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るロッカーは図6に示すように、棚部材3が正面視において略L字形をなすものであって、当該棚部材3を上下反転又は左右反転して前記棚面3aの高さを変更可能としている。
また本実施形態では図7に示すように、上記実施形態とは異なり、棚部材3を支持している対向して面する対をなす棚受け2が異なる高さに設けられる態様を示している。また本実施形態に示す棚受け2は、筐体11の側壁16の一面並びに仕切壁17の両面から突出して設けられている点は上記実施形態同様である。しかし同実施形態の棚受け2は、当該棚受け2の形状が水平方向に二つのフレーム31を係合可能とすべく、第一受け22と、第二受け23とを有する。
そして本実施形態では図7に示すように、棚部材3を左右に反転させることで一の収納空間Sにおいて互いに干渉せずに異なる高さに棚面3aを形成したり、所要の高さに棚面3aを配置したりすることで、上記実施形態同様収納空間Sを棚部材3により種々の態様で仕切ることでバリエーションに富んだ収納スペースを構築することができる。
また本実施形態のように、棚部材3を略L字形をなすものとして、当該棚部材3を上下反転又は左右反転して棚面3aの高さを変更可能としているので、上記実施形態同様、本実施形態に係るロッカーは、部材すなわち棚部材3の姿勢変更に係る操作方法が直感的に解かり易いようになっている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば上記実施形態では棚部材を金属製の線材によって構成したが勿論、棚受けに支持され得るものであれば棚部材を構成する素材は問わない。また上記各実施形態では棚部材を収納空間の下端近傍に取り付ける態様のみ開示したが勿論、収納空間における棚部材の配置は棚受けが取り付け得る箇所である限り自由に設定することができる。
また、棚部材や棚受けの数、更にはロッカーに用いる他のオプション部材の具体的な仕様といったその他の詳細な構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1・・・ロッカー本体
16・・・対向壁(側壁)
17・・・対向壁(仕切壁)
2・・・棚受け
2A・・・棚受け部材(中間棚受け部材)
3・・・棚部材
3a・・・棚面
31・・・フレーム
32・・・腕部
33・・・棚部
P・・・第一の姿勢
Q・・・第二の姿勢
S・・・収納空間

Claims (11)

  1. 対向壁間に形成された収納空間を有するロッカー本体と、
    前記対向壁に設けられた対をなす棚受けと、
    この棚受けに対し所定の向きで取り付けられた第一の姿勢及び当該第一の姿勢から反転させて前記第一の姿勢よりも物品を載置するための棚面の高さ位置を異ならせた第二の姿勢を選択的にとり得る棚部材とを具備し、
    前記棚面は、前記第一の姿勢である場合及び前記第二の姿勢である場合の何れにおいても水平となることを特徴とするロッカー。
  2. 前記対をなす棚受けが同一高さに設けられたものであり、
    前記棚部材が概略コ字形をなすものであって、当該棚部材を上下反転して前記棚面の高さ位置を変更可能としている請求項1記載のロッカー。
  3. 対をなす棚受けが異なる高さに設けられたものであり、
    前記棚部材が略L字形をなすものであって、当該棚部材を上下反転又は左右反転して前記棚面の高さを変更可能としている請求項1に記載のロッカー。
  4. 前記棚部材が、幅方向端部に設けられて前記棚受けと係合するフレームと、少なくとも一方のフレームから高さ方向に延びる腕部と、この腕部の延出端に設けられる前記棚面を有する棚部とを有し、前記棚受けが上向き開口形状のものである請求項2または3に記載のロッカー。
  5. 対向壁間に形成された収納空間を有するロッカー本体と、
    前記対向壁に設けられた対をなす棚受けと、
    この棚受けに対し所定の向きで取り付けられた第一の姿勢及び当該第一の姿勢から反転させて前記第一の姿勢よりも物品を載置するための棚面の高さ位置を異ならせた第二の姿勢を選択的にとり得る棚部材とを具備し、
    前記対をなす棚受けが同一高さに設けられたものであり、
    前記棚部材が概略コ字形をなすものであって、当該棚部材を上下反転して前記棚面の高さ位置を変更可能とし、
    前記棚部材が、幅方向端部に設けられて前記棚受けと係合するフレームと、少なくとも一方のフレームから高さ方向に延びる腕部と、この腕部の延出端に設けられる前記棚面を有する棚部とを有し、前記棚受けが上向き開口形状のものであることを特徴とするロッカー。
  6. 前記腕部の延出方向と棚面とのなす角度が90°より大きい請求項4または5に記載のロッカー。
  7. 前記棚受けに垂直方向に2以上の前記フレームを係合可能としている請求項4〜6の何れかに記載のロッカー。
  8. 前記棚受けに水平方向に2以上のフレームを係合可能としている請求項4〜7の何れかに記載のロッカー。
  9. 二つの収納空間を仕切る仕切壁によって仕切られた互いに隣接する複数の収納空間を有するものであり、
    前記仕切壁に取り付けられ当該仕切壁から二つの収納空間へ向けて突出する対をなす棚受けを有する棚受け部材を有している請求項1〜の何れかに記載のロッカー。
  10. 前記棚受け部材が、奥行き方向に前記棚受けを間欠的に複数有している請求項記載のロッカー。
  11. 前記棚受けが、前記対をなす対向壁にそれぞれ一箇所のみ設けられている請求項1〜10の何れかに記載のロッカー。
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