JP6813706B1 - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸受に潤滑油を適切に供給する構成のロータリ圧縮機を提供すること。【解決手段】 偏心部13の回転によってシリンダの内部を偏心回転するローラ12を備える複数の圧縮機構10を備えるロータリ圧縮機1であって、偏心部13は、給油孔132から供給される潤滑油を供給する溝部131を備え、複数の圧縮機構10の各偏心部13の溝部131によって潤滑油が供給される空間のそれぞれが空間的に分離されていることを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、軸受の信頼性が向上したロータリ圧縮機に関する。
空気調和装置を構成する冷凍サイクルは、冷媒を圧縮する圧縮機を備える。圧縮機は、用途に応じて種々の圧縮方式が開発されており、例えば、ロータリ圧縮機、スクロール圧縮機などが挙げられる。
ロータリ圧縮機は、ローラがシリンダ内を偏心回転することで、当該ローラおよびベーンによって区画されるシリンダ内の空間の体積を変化せしめ、当該空間に吸入された冷媒を圧縮する。ここで、ローラは、すべり軸受として機能する偏心部を介してモータの回転が伝達され、偏心回転する。
ロータリ圧縮機にあっては、ローラと偏心部とのすべり性能を改善すべく、種々の技術が開発されている。例えば、特許第5998522号公報(特許文献1)には、回転軸の給油縦孔内に配置された羽根ポンプにより、圧縮機筐体の下部に貯留された潤滑油を、前記給油縦孔、第1、第2偏芯部給油横孔、中間給油横孔、中間軸部の外周の表面、第1、第2偏芯部油溝、副軸部油溝および主軸部油溝を通して第1、第2の圧縮部ならびに主軸部および副軸部に供給する構成のロータリ圧縮機が開示されている。特許文献1によれば、回転軸を撓み難くし、回転軸の副軸部および主軸部が、下端板の副軸受部および上端板の主軸受部にかじり難くできる。
しかしながら、特許文献1のように、複数のシリンダを備える構成のロータリ圧縮機においては、上部の軸受の給油溝によって潤滑油が供給される空間と、下部の軸受の給油溝によって潤滑油が供給される空間とがつながっている。したがって、上部の軸受の潤滑油が重力によって下方に流れるため、充分に上部の軸受の潤滑ができない場合があった。そのため、軸受に潤滑油を適切に供給し、軸受の信頼性を向上するさらなる技術が求められていた。
特許第5998522号公報
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、軸受に潤滑油を適切に供給する構成のロータリ圧縮機を提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、
偏心部の回転によってシリンダの内部を偏心回転するローラを備える複数の圧縮機構を備えるロータリ圧縮機であって、
前記偏心部は、給油孔から供給される潤滑油を供給する溝部を備え、
前記複数の圧縮機構の各偏心部の前記溝部によって潤滑油が供給される空間のそれぞれが空間的に分離されていることを特徴とする、ロータリ圧縮機が提供される。
本発明によれば、軸受に潤滑油を適切に供給する構成のロータリ圧縮機が提供できる。
ロータリ圧縮機を構成する圧縮機構の圧縮工程を説明する図。 本実施形態の圧縮機構を備えるロータリ圧縮機の構成を示す断面図。 本実施形態の偏心部の詳細を説明する斜視図。 本実施形態において連通路の孔を配置する領域を説明する図。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜その説明を省略するものとする。
本発明の実施形態の前提として、ロータリ方式の圧縮機について説明する。図1は、ロータリ方式の圧縮機を構成する圧縮機構10の圧縮工程を説明する図である。なお、図1は、専ら圧縮工程を説明するためのものであり、一部の部品を省略している点に留意されたい。図1に示すように、圧縮機構10は、主としてシリンダ11、ローラ12、偏心部13、ベーン14から構成される。
シリンダ11は、内部の空間に冷媒を取り入れる吸入口111と、圧縮された冷媒を排出する排出口112とを備え、内部を偏心回転するローラ12によって、冷媒を圧縮する。吸入口111および排出口112は、それぞれ弁を備えており、適切なタイミングにて弁の開閉が制御される。
ローラ12は、シリンダ11の内部の空間を偏心回転する円筒形状の部品である。ローラ12の回転軸は、ローラ12の中心と異なる位置にあるため、ローラ12は偏心回転する。ローラ12は、シリンダ11の内壁に当接して配置され、当接する位置を移動しながら偏心回転する。なお、ここでいうローラ12とシリンダ11との当接とは、数十マイクロメートルオーダのクリアランスを含むものとする。
偏心部13は、モータ(不図示)の回転をローラ12に伝達するクランク軸を構成する部品であり、偏心部13の回転軸は、ローラ12の回転軸と一致する。モータによって偏心部13が回転すると、偏心部13の外周とローラ12の内周とがすべり軸受を構成することによって摺動し、ローラ12にモータの回転を伝達できる。なお、偏心部13は、図1の矢印の方向に回転するものとし、これによってローラ12は図1(A)〜(D)のような偏心回転をする。本実施形態の偏心部13の側面には、潤滑油を供給するための給油溝131が設けられている。給油溝131の詳細については後述する。
ベーン14は、ローラ12と当接し、ローラ12とともにシリンダ11の内部の空間を区画する部品である。ベーン14は、偏心回転するローラ12との当接をバネ(不図示)などの機構によって維持しながら、ベーンスロット141を往復運動する。なお、ローラ12およびベーン14によって区画されるシリンダ11の内部の空間は、図1においてハッチングパターンで示される領域に相当する。
圧縮機構10は、図1に示すようにして冷媒を圧縮する工程を行う。すなわち、図1(A)の状態を圧縮機構10の初期状態とした場合に、圧縮機構10は、図1(A)、(B)、(C)、(D)の各状態に順次移行し、さらにその後図1(A)の状態に戻って同様の工程を繰り返す。ここで、吸入口111および排出口112は、適切なタイミングで弁が開閉することで、シリンダ11に冷媒を取り込み、または、圧縮された冷媒を排出する。
図1におけるハッチングパターンの領域で示すように、シリンダ11の内部の空間は、ローラ12およびベーン14によって閉じられた空間として構成される。ここで、図1において、ローラ12が偏心回転することによる空間Sの体積の変化について考える。ローラ12が偏心回転することで、図1(A)の状態から、図1(B)、(C)、(D)の状態に順次移行し、空間Sの体積が小さくなる。空間Sには冷媒が含まれていることから、体積が縮小されることにより、冷媒が圧縮される。そして、図1(D)のように空間Sの体積が小さくなったタイミングで排出口112の弁が開くことで、圧縮された冷媒が排出される。なお、図1(D)における空間S’は、その後の工程において図1(A)の状態の空間Sとなり、同様の工程を繰り返す。
ここまで図1を参照してロータリ方式の圧縮機を構成する圧縮機構10について説明した。ところで、図1に示したように圧縮機構10が冷媒を圧縮する工程を行うには、モータの回転が、偏心部13を介してローラ12に伝達される必要がある。ここで、回転を効率的に伝達するために、偏心部13には潤滑油が適切に供給されることが好ましい。一般に、偏心部13への潤滑油の供給は、シャフト軸内に設けられた給油孔および遠心ポンプを補助する油板によって潤滑油をくみ上げ、偏心部13の側面に設けられた溝部の給油孔から潤滑油を吐出することで行われる。
一方で、複数の圧縮機構10を備える多シリンダロータリ圧縮機においては、上部の偏心部13の給油溝によって潤滑油が供給される空間と、下部の偏心部13の給油溝によって潤滑油が供給される空間とがつながっている。そのため、上部の偏心部13に供給された潤滑油が重力によって下方に流れ、上部の偏心部13への潤滑油の供給が不充分となる場合があった。そこで本実施形態においては、偏心部13を以下に説明するような構成とする。
図2は、本実施形態の圧縮機構10を備えるロータリ圧縮機1の構成を示す断面図である。なお、以下に説明する実施形態の例では、2つの圧縮機構10を備える、いわゆる「2シリンダロータリ圧縮機」を示しているが、特に実施形態を限定するものではない。すなわち、複数の圧縮機構10を備える多シリンダロータリ圧縮機であれば、本実施形態を適用することができる。
図2に示すように、本実施形態のロータリ圧縮機1は、2つの圧縮機構10を備えている。以下では説明の便宜のために、上部の圧縮機構10を「圧縮機構10A」として参照し、下部の圧縮機構10を「圧縮機構10B」として参照する。また、各圧縮機構10A,10Bを構成する部品についても同様に、符号に「A」または「B」を付して参照する。
本実施形態のロータリ圧縮機1は、圧縮機構10Aと圧縮機構10Bとの間に仕切り板20を具備する。仕切り板20は、内部に中空部を有する円柱形状の部品であり、各圧縮機構10のシリンダ11内の空間を分離する。また、仕切り板20は、内壁から外周部へ貫通した連通路201を備え、連通路201によって潤滑油に混入したガス冷媒を外部に排出する。なお、連通路201の詳細については後述する。
図2に示す本実施形態のロータリ圧縮機1は、主軸30、上部の偏心部13A、下部の偏心部13B、副軸40から構成されるクランク軸がモータ(不図示)と接続され、ローラ12が偏心回転することで冷媒を圧縮する。また、図2に示すように本実施形態の偏心部13は、ローラ12への回転の伝達を円滑にするために潤滑油を供給するべく、側面に給油溝131が設けられる。また、給油溝131には、くみ上げた潤滑油の出口となる給油孔132が設けられる。本実施形態の偏心部13は、上部の給油領域と下部の給油領域とを空間的に分離する構造となっている。なお、本実施形態の説明において用いられる「給油領域を空間的に分離」とは、各領域が完全に分断されていることを意味するものではなく、給油経路として機能するミリメートルオーダの隙間が分離されていることを指すものとする。
ここで、本実施形態の偏心部13の詳細について図3を以て説明する。図3は、本実施形態の偏心部13の詳細を説明する斜視図である。図3(A)は、本実施形態の偏心部13の一例を示し、図3(B)は、本実施形態の偏心部13の変形例を示している。
本実施形態の偏心部13は、図3(A)に示すように、偏心部13の回転軸方向に沿った方向に給油溝131が設けられている。本実施形態では、多シリンダ構成のロータリ圧縮機1において、各給油領域を空間的に分離するために、給油溝131は図3(A)のように、溝が偏心部13の上面まで到達している一方で、下面まで到達しない構造とされる。すなわち、本実施形態の偏心部13は、上方向に貫通し、下方向には貫通しない給油溝131を備える。これによって、給油孔132から出る潤滑油を上方の領域に適切に供給しつつ、重力によって下方に流れるのを抑制できる。
また、図3(A)に示すような本実施形態の偏心部13においては、給油孔132は、偏心部13の高さ方向の中央よりも上方に設けることが好ましい。給油孔132から出る潤滑油は、重力によって下方に流れるため、上述のように偏心部13の高さ方向の中央よりも上方に給油孔132を設けることで、偏心部13の高さ方向の全域に潤滑油を供給しやすくできる。
また、本実施形態の偏心部13は、図3(B)に示すような形状の給油溝131としてもよい。図3(B)に示す給油溝131は、図3(A)に示した偏心部13のように、上方向に貫通し、下方向には貫通しない構造としつつ、偏心部13の回転軸に対して傾斜して設けられている。給油溝131は、偏心部13の回転方向に応じた方向に傾斜して設けられる。給油溝131が傾斜して設けられることで、潤滑油は、偏心部13の回転によって傾斜した溝を伝わるため、上方への潤滑油の供給を促進できる。そのため、図3(B)に示すような本実施形態の偏心部13においては、給油孔132は、偏心部13の高さ方向の中央よりも下方に設けることが好ましい。このような構造とすることで、偏心部13の高さ方向の全域に潤滑油を供給しやすくできる。
説明を図2に戻す。図2に示す本実施形態のロータリ圧縮機1は、一例として図3(A)に示した形状の偏心部13Aを備える。したがって、図2の破線を境界として、上部の給油領域と下部の給油領域とを空間的に分離することができる。すなわち、上部の給油孔132Aから供給される潤滑油は、上部の偏心部13Aおよび主軸30に供給され、下部の給油孔132Bから供給される潤滑油は、下部の偏心部13Bおよび副軸40に供給される。これによって、上部の給油孔132Aから供給される潤滑油が偏心部13B側に流れず、偏心部13Aおよび主軸30への潤滑油の供給が適切になされるため、軸受信頼性を向上できる。
また、本実施形態のロータリ圧縮機1は、下部の圧縮機構10Bを構成する偏心部13Bについても、上述したものと同様に、図3(A)などに示した形状の給油溝131を備える構成としてもよい。これによって、下方への潤滑油の流出を抑制でき、軸受信頼性を向上できる。
ところで、偏心部13に供給される潤滑油には、ガス冷媒が混入する場合がある。しかしながら、ガス冷媒が潤滑油に含まれると、軸受信頼性に影響する場合があるため、ガス冷媒を排出することが好ましい。例えば、図2に示すように、上部の圧縮機構10Aにガス抜き孔50を設けることで、上部の偏心部13Aに供給される潤滑油に含まれるガス冷媒を外部(例えば、ロータリ圧縮機1の密閉容器内など)に排出できる。
一方で、本実施形態のロータリ圧縮機1は、上部の給油領域と下部の給油領域とを空間的に分離されているため、下部の偏心部13Bに供給される潤滑油に含まれるガス冷媒は、ガス抜き孔50から排出することができない。そこで、本実施形態の仕切り板20には、図2に示すように、ガス冷媒を排出するための連通路201を設けることが好ましい。ところで、連通路201がベーン14およびベーンスロット141と近接して設けられると、ガス冷媒による潤滑油の発泡により、ベーン14の動作に影響を及ぼす場合がある。そこで、本実施形態における連通路201は、以下の図4を以て説明するような配置とすることが好ましい。
図4は、本実施形態において連通路201の孔を配置する領域を説明する図である。本実施形態においてガス冷媒を排出するための連通路201の孔は、ベーン14およびベーンスロット141から離れた位置に配置されることが好ましく、例えば、図4に示すような連通路孔配置領域に連通路201の孔を設けることができる。図4に示す本実施形態の連通路孔配置領域は、以下のようにして決定することができる。
まず、図4に示す2本の破線のように、ベーンスロット141の閉じている側の端部から、シリンダ11の外壁に接する接線を引く。次に、各接線とシリンダ11の外壁との接点をP,Qとして、接点Pおよび接点Qを通る直線をLとする。そして、直線Lを領域の境界線として、ベーンスロット141が配置される側と反対側を連通路孔配置領域とする。このようにして連通路孔配置領域を決定することで、ベーン14およびベーンスロット141から離れた位置に連通路201の孔を配置でき、ガス冷媒の発泡のベーン14およびベーンスロット141への影響を低減できる。
なお、連通路201の孔の大きさは、下部の偏心部13Bに設けられた給油孔132Bよりも小さいことが好ましい。連通路201の孔の大きさを給油孔132Bよりも小さくすることで、下部の偏心部13Bに供給された潤滑油は仕切り板20の中空部に一時的に貯油され、ガス冷媒を含む一部の潤滑油を連通路201から外部へ排出することができる。これによって、下部の偏心部13Bへの潤滑油の供給が過剰となるのを抑制できる。また、上部の偏心部13Aへも、充分な量の潤滑油を供給することができる。したがって、偏心部13A,13Bの軸受信頼性を向上できる。
以上、説明した本発明の実施形態によれば、軸受に潤滑油を適切に供給する構成のロータリ圧縮機を提供することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1 …ロータリ圧縮機、
10 …圧縮機構、
11 …シリンダ、
111…吸入口、
112…排出口、
12 …ローラ、
13 …偏心部、
131…給油溝、
132…給油孔、
14 …ベーン、
141…ベーンスロット、
20 …仕切り板、
201…連通路、
30 …主軸、
40 …副軸、
50 …ガス抜き孔

Claims (8)

  1. 偏心部の回転によってシリンダの内部を偏心回転するローラを備える複数の圧縮機構を備えるロータリ圧縮機であって、
    前記偏心部は、給油孔から供給される潤滑油を供給する溝部を備え、
    前記複数の圧縮機構の各偏心部の前記溝部によって潤滑油が供給される空間のそれぞれが空間的に分離され
    前記複数の圧縮機構のうち上部の圧縮機構の前記溝部は、当該偏心部の回転軸方向上部に貫通し、当該偏心部の回転軸方向下部に貫通しないことを特徴とする、ロータリ圧縮機。
  2. 前記給油孔は、前記偏心部の高さ方向の中央よりも上方に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のロータリ圧縮機。
  3. 前記溝部は、前記偏心部の回転軸の方向に対して傾斜して設けられることを特徴とする、請求項1に記載のロータリ圧縮機。
  4. 前記給油孔は、前記偏心部の高さ方向の中央よりも下方に設けられることを特徴とする、請求項に記載のロータリ圧縮機。
  5. 前記複数の圧縮機構のうち下部の圧縮機構の前記溝部は、当該偏心部の回転軸方向上部に貫通し、当該偏心部の回転軸方向下部に貫通しないことを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のロータリ圧縮機。
  6. 前記複数の圧縮機構の空間を分離する、内部が中空構造の仕切り板であって、内壁から外周部へ連通する連通路を有する仕切り板を備える、請求項1〜のいずれか1項に記載のロータリ圧縮機。
  7. 前記圧縮機構は、
    前記ローラの偏心回転によってベーンスロット内を往復移動して、前記シリンダの内部の空間を前記ローラとともに区画するベーンを備え、
    前記連通路は、前記シリンダの外壁における前記ベーンスロットの開口部に対して、前記ベーンスロットの端部と前記シリンダの外壁とが成す接線における当該外壁との接点を結ぶ直線よりも離れた領域に設けられることを特徴とする、請求項に記載のロータリ圧縮機。
  8. 前記連通路の孔の断面積は、前記給油孔の断面積よりも小さいことを特徴とする、請求項またはに記載のロータリ圧縮機。
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