JP6812835B2 - トランスアクスル装置 - Google Patents
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Description
(3)前記トランスアクスル装置は、前記出力軸に介装されたデファレンシャルギヤと、前記第一動力伝達経路上に設けられて互いに常時噛合する二つのギヤと、を備えていることが好ましい。この場合、前記二つのギヤは、前記軸方向において、前記パーキングギヤ及び前記断接機構に対して前記デファレンシャルギヤの逆側に配置されていることが好ましい。
(5)前記トランスアクスル装置は、前記エンジンから前記出力軸までの第二動力伝達経路上に介装されたスリーブ又はクラッチを有し、ハイギヤ段とローギヤ段とを切り替える切替機構を備えていることが好ましい。
本実施形態のトランスアクスル1(トランスアクスル装置)は、図1に示す車両10に適用される。この車両10は、エンジン2と走行用のモータ3(電動機,第一の回転電機)と発電用のジェネレータ4(発電機,第二の回転電機)とを装備したハイブリッド車両である。ジェネレータ4はエンジン2に連結され、モータ3の作動状態とは独立して作動可能とされる。また、車両10にはEVモード,シリーズモード,パラレルモードの三種類の走行モードが用意される。これらの走行モードは、図示しない電子制御装置によって、車両状態や走行状態,運転者の要求出力等に応じて択一的に選択され、その種類に応じてエンジン2,モータ3,ジェネレータ4が使い分けられる。
図3は、本実施形態のトランスアクスル1を備えたパワートレイン7のスケルトン図である。図2及び図3に示すように、トランスアクスル1には、互いに平行に配列された六つの軸11〜16が設けられる。以下、クランクシャフト2aと同軸上に接続される回転軸を入力軸11と呼ぶ。
入力軸11には、固定ギヤ11H及び遊転ギヤ11Lが設けられる。二つのギヤ11H,11Lは互いに異なる歯数を持ち、第一カウンタ軸15に設けられた互いに歯数の異なる二つのギヤ15H,15Lのそれぞれと常時噛合している。
(1)上述したトランスアクスル1には、モータ3の動力を断接する断接機構20が設けられることから、モータ3がオフの状態で駆動輪8の回転に連れ回されることを防ぐことができる。このため、従来実施していた弱め界磁制御が不要となることから、弱め界磁制御の実施により消費していた電力を走行のために用いることができる。すなわち、断接機構20を設けることで、電費を向上させることができる。さらに、パーキングギヤ19と断接機構20とが幅方向において互いに重なるように配置されることから、トランスアクスル1の軸方向寸法の拡大を抑制することができる。
なお、本実施形態では、固定ギヤ13aよりも歯数が多い(径が大きい)遊転ギヤ16dが第二カウンタ軸16に設けられることから、仮に、モータ軸13に小径の遊転ギヤを配置するとともに第二カウンタ軸16に大径の固定ギヤを配置する場合と比べて、遊転ギヤ16dの回転数を低くすることができる。これにより、遊転ギヤ16dのニードルベアリングの許容回転数内で設計することが可能となる。
上述したトランスアクスル1は一例であって、その構成は上述したものに限られない。以下、トランスアクスル1の変形例について、図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5は、第一変形例及び第二変形例に係るトランスアクスル1を備えたパワートレイン7を示すスケルトン図である。なお、上述した実施形態と同様の構成については、上述した実施形態と同一の符号又は同様の符号(同一の数字に異なるアルファベット等)を付し、重複する説明は省略する。
図4に示すように、第一変形例に係るトランスアクスル1は、第二カウンタ軸16上の断接機構20と遊転ギヤ16dとの位置関係、及び、モータ軸13上の固定ギヤ13aとパーキングギヤ19との位置関係を除いて、上述した実施形態(図3)の構成と同様に構成される。
図5に示すように、第二変形例に係るトランスアクスル1は、断接機構20がモータ軸13に介装されるとともにパーキングギヤ19が第二カウンタ軸16に介装される点を除いて、上述した実施形態(図3)の構成と同様に構成される。すなわち、本変形例においても、パーキングギヤ19及び断接機構20はいずれも第一経路51上に設けられるとともに、幅方向において互いに重なる位置に配置される。
以上、本発明の実施形態及び変形例を説明したが、本発明は上述した実施形態等に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上述した実施形態及び各変形例では、ハイギヤ段とローギヤ段とを切り替える切替機構30が二つの選択機構30A,30Bから構成されている場合を例示したが、切替機構の構成はこれに限定されない。
2 エンジン
3 モータ(電動機,第一の回転電機)
3a 回転軸
4 ジェネレータ(発電機,第二の回転電機)
8 駆動輪
10 車両
12 出力軸
13 モータ軸(第一の回転電機軸)
13a 固定ギヤ
13b 遊転ギヤ
16 第二カウンタ軸(カウンタ軸)
16a,16b 固定ギヤ
16d 遊転ギヤ
18 デフ(デファレンシャルギヤ)
19 パーキングギヤ
20 断接機構
27 ハブ
28 スリーブ
30 切替機構
30A,30B 選択機構
31A,31B ハブ
32A,32B スリーブ
51 第一経路(第一動力伝達経路)
52 第二経路(第二動力伝達経路)
Claims (5)
- エンジンと、駆動輪側の出力軸を駆動する第一の回転電機と、前記エンジンの駆動力により発電する第二の回転電機とを装備し、前記エンジン及び前記第一の回転電機の動力を前記出力軸に個別に伝達する互いに異なる駆動用動力伝達経路を有するとともに前記エンジンの動力を前記第二の回転電機に伝達する発電用動力伝達経路を有するハイブリッド車両のトランスアクスル装置であって、
前記第一の回転電機から前記出力軸までの第一動力伝達経路上に設けられたパーキングギヤと、
前記第一動力伝達経路上に設けられ、前記第一の回転電機の動力の伝達を断接する断接機構と、を備え、
前記パーキングギヤ及び前記断接機構は、前記出力軸の軸方向と直交する方向において互いに重なる位置に配置されている
ことを特徴とする、トランスアクスル装置。 - 前記第一動力伝達経路上には、前記第一の回転電機の回転軸と同軸上に接続された第一の回転電機軸と、前記第一の回転電機軸と前記出力軸との間に位置するカウンタ軸とが設けられ、
前記パーキングギヤは、前記第一の回転電機軸に介装され、
前記断接機構は、前記カウンタ軸に介装されている
ことを特徴とする、請求項1記載のトランスアクスル装置。 - 前記出力軸に介装されたデファレンシャルギヤと、
前記第一動力伝達経路上に設けられ、互いに常時噛合する二つのギヤと、を備え、
前記二つのギヤは、前記軸方向において、前記パーキングギヤ及び前記断接機構に対して前記デファレンシャルギヤの逆側に配置されている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のトランスアクスル装置。 - 前記断接機構は、前記第一動力伝達経路上に設けられた軸に対して相対回転不能であって前記軸方向に摺動自在に結合された環状のスリーブを有し、
前記スリーブは、前記軸方向へ移動することで前記軸に対して相対回転可能な遊転ギヤを当該軸に対して回転連結状態とする
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のトランスアクスル装置。 - 前記エンジンから前記出力軸までの第二動力伝達経路上に介装されたスリーブ又はクラッチを有し、ハイギヤ段とローギヤ段とを切り替える切替機構を備えた
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のトランスアクスル装置。
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