JP6812835B2 - トランスアクスル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンと二つの回転電機とを装備したハイブリッド車両に用いられるトランスアクスル装置に関する。
従来、エンジンと回転電機(モータ,ジェネレータ,モータジェネレータ)とを装備したハイブリッド車両において、走行モードを切り替えながら走行する車両が実用化されている。走行モードには、バッテリの充電電力を用いてモータのみで走行するEVモードや、エンジンによってジェネレータを駆動し、発電しながらモータのみで走行するシリーズモード、エンジンとモータとを併用して走行するパラレルモード等が含まれる。走行モードの切り替えは、トランスアクスル装置内における動力伝達経路上に介装されたスリーブやクラッチ等の機構が制御されることで実施される。この機構は、例えばエンジンとジェネレータとの間の動力伝達経路内の軸上や、エンジンと駆動輪との間の動力伝達経路内の軸上に配置される(特許文献1,2参照)。
特開平11−170877号公報 特開2013−180680号公報
ところで、エンジンの動力とモータの動力とを個別に出力可能なハイブリッド車両では、エンジンから駆動輪までの動力伝達経路とモータから駆動輪までの動力伝達経路とが別々に設けられる。また、こうしたハイブリッド車両では一般的に、走行負荷や走行速度が高くなるとエンジンの動力を利用した走行モード(パラレルモード)が選択される。パラレルモードにおいて必要に応じてモータが併用される場合、エンジンのみで走行している間はモータが駆動輪に連れ回されて回転する。このときのモータの連れ回りによって生じた誘起電圧が駆動用バッテリの電圧を上回ると、車両に対して回生ブレーキが働くことになるため、運転者に違和感を与えかねない。そこで、従来は弱め界磁制御を実施することで高速走行時に意図しない回生ブレーキが生じることを防いでいた。
しかしながら、弱め界磁制御の実施には電力を消費することから、電費向上の観点からはこの制御の実施は好ましくない。また、トランスアクスル装置には、運転者によりPレンジが選択された場合に出力軸の回転を禁止するパーキングギヤが内蔵されるが、このパーキングギヤの位置によってはトランスアクスル装置内の軸方向寸法が拡大される懸念がある。
本件は、このような課題に鑑み案出されたもので、トランスアクスル装置の軸方向寸法を拡大させることなく電費を向上させることができるようにした、トランスアクスル装置を提供することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示するトランスアクスル装置は、エンジンと、駆動輪側の出力軸を駆動する第一の回転電機と、前記エンジンの駆動力により発電する第二の回転電機とを装備し、前記エンジン及び前記第一の回転電機の動力を前記出力軸に個別に伝達する互いに異なる駆動用動力伝達経路を有するとともに前記エンジンの動力を前記第二の回転電機に伝達する発電用動力伝達経路を有するハイブリッド車両のトランスアクスル装置であって、前記第一の回転電機から前記出力軸までの第一動力伝達経路上に設けられたパーキングギヤと、前記第一動力伝達経路上に設けられ、前記第一の回転電機の動力の伝達を断接する断接機構と、を備え、前記パーキングギヤ及び前記断接機構は、前記出力軸の軸方向と直交する方向において互いに重なる位置に配置されている。なお、前記第一動力伝達経路は、前記駆動用動力伝達経路の一つである。
(2)前記第一動力伝達経路上には、前記第一の回転電機の回転軸と同軸上に接続された第一の回転電機軸と、前記第一の回転電機軸と前記出力軸との間に位置するカウンタ軸とが設けられていることが好ましい。この場合、前記パーキングギヤは前記第一の回転電機軸に介装され、前記断接機構は前記カウンタ軸に介装されていることが好ましい。
(3)前記トランスアクスル装置は、前記出力軸に介装されたデファレンシャルギヤと、前記第一動力伝達経路上に設けられて互いに常時噛合する二つのギヤと、を備えていることが好ましい。この場合、前記二つのギヤは、前記軸方向において、前記パーキングギヤ及び前記断接機構に対して前記デファレンシャルギヤの逆側に配置されていることが好ましい。
(4)前記断接機構は、前記第一動力伝達経路上に設けられた軸に対して相対回転不能であって前記軸方向に摺動自在に結合された環状のスリーブを有し、前記スリーブは、前記軸方向へ移動することで前記軸に対して相対回転可能な遊転ギヤを当該軸に対して回転連結状態とすることが好ましい。
(5)前記トランスアクスル装置は、前記エンジンから前記出力軸までの第二動力伝達経路上に介装されたスリーブ又はクラッチを有し、ハイギヤ段とローギヤ段とを切り替える切替機構を備えていることが好ましい。
第一の回転電機の動力を断接する断接機構が設けられることから、第一の回転電機がオフの場合に駆動輪の回転に連れ回されることを防ぐことができる。このため、従来実施していた弱め界磁制御が不要となり、弱め界磁制御の実施により消費していた電力を走行のために用いることができる。すなわち、断接機構を設けることで、電費を向上させることができる。さらに、パーキングギヤと断接機構とが出力軸の軸方向と直交する方向において互いに重なるように配置されることから、トランスアクスル装置の軸方向寸法の拡大を抑制することができる。
実施形態に係るトランスアクスル装置を搭載した車両の内部構成を例示する上面図である。 図1のトランスアクスル装置を備えたパワートレインの模式的な側面図である。 図1のトランスアクスル装置を備えたパワートレインを示すスケルトン図である。 第一変形例に係るパワートレインを示すスケルトン図である。 第二変形例に係るパワートレインを示すスケルトン図である。
図面を参照して、実施形態としてのトランスアクスル装置について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.全体構成]
本実施形態のトランスアクスル1(トランスアクスル装置)は、図1に示す車両10に適用される。この車両10は、エンジン2と走行用のモータ3(電動機,第一の回転電機)と発電用のジェネレータ4(発電機,第二の回転電機)とを装備したハイブリッド車両である。ジェネレータ4はエンジン2に連結され、モータ3の作動状態とは独立して作動可能とされる。また、車両10にはEVモード,シリーズモード,パラレルモードの三種類の走行モードが用意される。これらの走行モードは、図示しない電子制御装置によって、車両状態や走行状態,運転者の要求出力等に応じて択一的に選択され、その種類に応じてエンジン2,モータ3,ジェネレータ4が使い分けられる。
EVモードは、エンジン2及びジェネレータ4を停止させたまま、図示しない駆動用のバッテリの充電電力を用いてモータ3のみで車両10を駆動する走行モードである。EVモードは、走行負荷,走行速度が低い場合やバッテリの充電レベルが高い場合に選択される。シリーズモードは、エンジン2でジェネレータ4を駆動して発電しつつ、その電力を利用してモータ3で車両10を駆動する走行モードである。シリーズモードは、走行負荷,走行速度が中程度の場合やバッテリの充電レベルが低い場合に選択される。パラレルモードは、おもにエンジン2で車両10を駆動し、必要に応じてモータ3で車両10の駆動をアシストする走行モードであり、走行負荷,走行速度が高い場合に選択される。
駆動輪8には、トランスアクスル1を介してエンジン2及びモータ3が並列に接続され、エンジン2及びモータ3のそれぞれの動力が互いに異なる動力伝達経路から個別に伝達される。また、エンジン2には、トランスアクスル1を介してジェネレータ4及び駆動輪8が並列に接続され、エンジン2の動力が駆動輪8に加えてジェネレータ4にも伝達される。
トランスアクスル1は、デファレンシャルギヤ18(差動装置、以下「デフ18」と呼ぶ)を含むファイナルドライブ(終減速機)とトランスミッション(減速機)とを一体に形成した動力伝達装置であり、駆動源と被駆動装置との間の動力伝達を担う複数の機構を内蔵する。本実施形態のトランスアクスル1は、ハイロー切替(高速段,低速段の切替)が可能に構成されており、パラレルモードでの走行時において、電子制御装置によって走行状態や要求出力等に応じてハイギヤ段とローギヤ段とが切り替えられる。
エンジン2は、ガソリンや軽油を燃焼とする内燃機関(ガソリンエンジン,ディーゼルエンジン)である。このエンジン2は、クランクシャフト2a(回転軸)の向きが車両10の車幅方向に一致するように横向きに配置されたいわゆる横置きエンジンであり、トランスアクスル1の右側面に対して固定される。クランクシャフト2aは、駆動輪8のドライブシャフト9に対して平行に配置される。エンジン2の作動状態は、電子制御装置で制御される。
本実施形態のモータ3及びジェネレータ4はいずれも、電動機としての機能と発電機としての機能とを兼ね備えた電動発電機(モータ・ジェネレータ)である。モータ3は、おもに電動機として機能して車両10を駆動し、回生時には発電機として機能する。ジェネレータ4は、エンジン2を始動させる際に電動機(スターター)として機能し、エンジン2の作動時にはエンジン動力で発電を実施する。モータ3及びジェネレータ4の各周囲(又は各内部)には、直流電流と交流電流とを変換するインバータ(図示略)が設けられる。モータ3及びジェネレータ4の各回転速度は、インバータを制御することで制御される。なお、モータ3,ジェネレータ4,各インバータの作動状態は、電子制御装置で制御される。
本実施形態のモータ3は、その外形が回転軸3aを中心軸とした円筒状に形成され、その底面をトランスアクスル1側に向けた姿勢でトランスアクスル1の左側面に対して固定される。また、本実施形態のジェネレータ4は、その外形が回転軸4aを中心軸とした円筒状に形成され、モータ3と同様に、その底面をトランスアクスル1側に向けた姿勢でトランスアクスル1の左側面に対して固定される。
図2は、エンジン2,モータ3,ジェネレータ4,トランスアクスル1を含むパワートレイン7を左側から見た側面図である。なお、この側面図ではエンジン2を省略している。図2に示すように、トランスアクスル1の左側面には、モータ3及びジェネレータ4に加えてポンプ5が固定される。ポンプ5は、駆動輪8側の動力を利用して、作動油や潤滑油といった機能を持つオイルを図示しない油圧回路に圧送する油圧発生装置である。
[2.トランスアクスル]
図3は、本実施形態のトランスアクスル1を備えたパワートレイン7のスケルトン図である。図2及び図3に示すように、トランスアクスル1には、互いに平行に配列された六つの軸11〜16が設けられる。以下、クランクシャフト2aと同軸上に接続される回転軸を入力軸11と呼ぶ。
同様に、ドライブシャフト9,モータ3の回転軸3a,ジェネレータ4の回転軸4aのそれぞれと同軸上に接続される回転軸を、出力軸12,モータ軸13(第一の回転電機軸),ジェネレータ軸14と呼ぶ。また、入力軸11と出力軸12との間の動力伝達経路上に配置された回転軸を第一カウンタ軸15と呼び、モータ軸13と出力軸12との間の動力伝達経路上に配置された回転軸を第二カウンタ軸16と呼ぶ。
六つの軸11〜16はいずれも、両端部が図示しない軸受を介してケーシング1Cに軸支される。また、入力軸11,出力軸12,モータ軸13,ジェネレータ軸14のそれぞれの軸上に位置するケーシング1Cの側面には開口が形成されており、これらの開口を通じてクランクシャフト2a等と接続される。なお、クランクシャフト2a上には、過大トルクを遮断して動力伝達機構を保護する機能を持ったトルクリミッタ6が介装される。なお、第一カウンタ軸15にはポンプ5(図2参照)の回転軸が接続される。
トランスアクスル1の内部には、三つの動力伝達経路が形成される。具体的には、図2中に二点鎖線で示すように、モータ軸13から出力軸12に至る動力伝達経路(以下「第一経路51」と呼ぶ)と、エンジン2から入力軸11を介して出力軸12に至る動力伝達経路(以下「第二経路52」と呼ぶ)と、エンジン2から入力軸11を介してジェネレータ軸14に至る動力伝達経路(以下「第三経路53」と呼ぶ)とが形成される。ここで、第一経路51及び第二経路52は駆動用動力伝達経路であり、第三経路53は発電用動力伝達経路である。
第一経路52(第一動力伝達経路)は、モータ3から駆動輪8への動力伝達に係る経路であり、モータ3の動力伝達を担うものである。第一経路51上には、モータ軸13及び第二カウンタ軸16が設けられ、第一経路51の中途にはその動力伝達を断接する後述の断接機構20が介装される。第二経路52(第二動力伝達経路)は、エンジン2から駆動輪8への動力伝達に係る経路であり、エンジン2の作動時における動力の伝達を担うものである。第二経路52上には、入力軸11及び第一カウンタ軸15が設けられ、第二経路52の中途にはその動力伝達の断接とハイロー切替とを実施する後述の切替機構30が介装される。第三経路53(第三動力伝達経路)は、エンジン2からジェネレータ4への動力伝達に係る経路であり、エンジン始動時の動力伝達及びエンジン2による発電時の動力伝達を担うものである。
次に、図3を用いてトランスアクスル1の構成を詳述する。なお、以下の説明において、「固定ギヤ」とは、軸と一体に設けられ、軸に対して相対回転不能な歯車を意味する。また、「遊転ギヤ」とは、軸に対して相対回転可能に枢支された歯車を意味する。
入力軸11には、固定ギヤ11H及び遊転ギヤ11Lが設けられる。二つのギヤ11H,11Lは互いに異なる歯数を持ち、第一カウンタ軸15に設けられた互いに歯数の異なる二つのギヤ15H,15Lのそれぞれと常時噛合している。
本実施形態では、歯数が少ない遊転ギヤ11Lが右側(デフ18側)に配置され、歯数が多い固定ギヤ11Hが左側(遊転ギヤ11Lに対してデフ18の逆側)に配置される。歯数が少ない遊転ギヤ11Lは、歯数が多い固定ギヤ15Lと噛み合ってローギヤ段を形成する。反対に、歯数が多い固定ギヤ11Hは、歯数が少ない遊転ギヤ15Hと噛み合ってハイギヤ段を形成する。
つまり、第一カウンタ軸15には、デフ18に近い側に大径な固定ギヤ15Lが配置され、デフ18から離れた位置に小径な遊転ギヤ15Hが配置される。第一カウンタ軸15は、デフ18が介装される出力軸12に隣接することから、このようなギヤの配置とすることで、例えば、ケーシング1Cにおける第一カウンタ軸15に沿った部分(図3中に符号1aで示す筒状部分)を、デフ18から離れる方向(図3中の左側)に向かって縮径させることができる。あるいは、出力軸12の開口が形成されるケーシング側面1bが、大径な固定ギヤ15Lと小径な遊転ギヤ15Hとの間の径方向外側に位置するようにケーシング1Cを設けた場合には、上記の筒状部分1aが大径な固定ギヤ15Lよりも図3中の左側に位置することになるため、筒状部分1aを全体的に小さくすることができる。これらのような構成により、ケーシング1C外における出力軸12の延長線上に、ドライブシャフト9を接続するためのスペースが確保される。
なお、入力軸11には、ロー側の遊転ギヤ11Lの右側に、ジェネレータ軸14に設けられた固定ギヤ14aと常時噛合する固定ギヤ11aが設けられる。つまり、入力軸11とジェネレータ軸14とは、二つの固定ギヤ11a,14aを介して連結されており、エンジン2とジェネレータ4との間で動力伝達可能とされる。
遊転ギヤ15Hは、左部に固定ギヤ11Hと噛み合う歯面部を有し、この歯面部の右側に突設された当接部に対して結合されたドグギヤ15dを有する。遊転ギヤ11Lは、右部に固定ギヤ15Lと噛み合う歯面部を有し、この歯面部の左側に突設された当接部に対して結合されたドグギヤ11eを有する。各ドグギヤ15d,11eの先端部(径方向外側の端部)には、図示しないドグ歯が設けられる。
切替機構30は、第二経路52上に設けられ、エンジン2の動力の断接状態を制御するとともにハイギヤ段とローギヤ段とを切り替えるものである。本実施形態の切替機構30は、ハイギヤ段及びローギヤ段のそれぞれを選択する二つの選択機構30A,30Bから構成される。一方の選択機構30Aは入力軸11に介装され、他方の選択機構30Bは第一カウンタ軸15に介装される。また、これらの選択機構30A,30Bは、幅方向において互いに重なる位置に配置される。
選択機構30Aは、入力軸11に固定されたハブ31Aと、ハブ31A(入力軸11)に対して相対回転不能であって軸方向に摺動自在に結合された環状のスリーブ32Aとを有する。スリーブ32Aは、図示しないアクチュエータが電子制御装置によって制御されることで、図中のニュートラル位置から右側へ移動する。スリーブ32Aの径方向内側には、ドグギヤ11eのドグ歯と係合するスプライン歯(図示略)が設けられる。スプライン歯とドグ歯とが係合することで、スリーブ32Aとドグギヤ11eとが係合する。
同様に、選択機構30Bは、第一カウンタ軸15に固定されたハブ31Bと、ハブ31B(第一カウンタ軸15)に対して相対回転不能であって軸方向に摺動自在に結合された環状のスリーブ32Bとを有する。スリーブ32Bは、図示しないアクチュエータが電子制御装置によって制御されることで、図中のニュートラル位置から左側へ移動する。スリーブ32Bの径方向内側には、ドグギヤ15dのドグ歯と係合するスプライン歯(図示略)が設けられる。スプライン歯とドグ歯とが係合することで、スリーブ32Bとドグギヤ15dとが係合する。
スリーブ32A,32Bがいずれもニュートラル位置である場合には、二つの遊転ギヤ15H,11Lはいずれも空転状態となる。この場合には、エンジン2が作動していても、エンジン2の動力(入力軸11の回転)は出力軸12へは伝達されない。つまり、この場合はエンジン2の動力伝達が遮断された状態となる。
スリーブ32Bがニュートラル位置で、スリーブ32Aが空転状態から右側へ移動して遊転ギヤ11Lのドグギヤ11eと係合すると、エンジン2の動力(入力軸11の回転)が遊転ギヤ11L及び固定ギヤ15Lを介して出力軸12に伝達される。以下、この状態を回転連結状態と呼ぶ。本実施形態のトランスアクスル1では、スリーブ32Aが右側に移動して遊転ギヤ11Lのドグギヤ11eと係合することで、ローギヤ段の遊転ギヤ11Lが入力軸11に対して回転連結状態となる。
反対に、スリーブ32Aがニュートラル位置で、スリーブ32Bが空転状態から左側に移動して遊転ギヤ15Hのドグギヤ15dと係合すると、エンジン2の動力(入力軸11の回転)が固定ギヤ11H及び遊転ギヤ15Hを介して出力軸12に伝達される。すなわち、スリーブ32Bが左側に移動して遊転ギヤ15Hのドグギヤ15dと係合することで、ハイギヤ段の遊転ギヤ15Hが第一カウンタ軸15に対して回転連結状態となる。
なお、例えばスリーブ32Aの移動に際し、ジェネレータ4によって入力軸11の回転速度(すなわち遊転ギヤ15H,15Lの回転速度)を駆動輪8側の回転速度に合わせて同期させてもよい。つまり、スリーブ32Aを遊転ギヤ11Lのドグギヤ11eと係合させる場合(ローギヤ段の選択時、あるいは、ハイギヤ段とローギヤ段との切替時)には、その係合に先立ち、入力軸11の回転速度が第一カウンタ軸15の回転速度に合うように、電子制御装置によってジェネレータ4側のインバータが制御されるように構成してもよい。
この制御方法としては、例えば、入力軸11と駆動輪8との回転速度差(回転差)をセンサで検出し、この回転速度差に応じてジェネレータ4から入力軸11の回転に負荷をかけることで同期させる方法が挙げられる。あるいは、駆動輪8の回転速度をセンサで検出し、この回転速度になるようにジェネレータ4の回転速度を制御することで同期させる方法が挙げられる。
図3に示すように、第一カウンタ軸15には、ロー側の固定ギヤ15Lの右側に隣接して固定ギヤ15aが設けられる。この固定ギヤ15aは、出力軸12に設けられたデフ18のリングギヤ18aと常時噛合している。なお、第一カウンタ軸15には、ハイ側の遊転ギヤ15Hの左側に隣接してポンプ5(図2参照)が設けられる。ポンプ5から圧送されたオイルは、第一カウンタ軸15や第二カウンタ軸16等の端部に設けられた油路入口(図示略)から油圧回路内に送給される。
第二カウンタ軸16には、断接機構20を左右から挟むように固定ギヤ16b及び遊転ギヤ16dが設けられる。固定ギヤ16bは、デフ18のリングギヤ18aと常時噛合している。一方、遊転ギヤ16dは、モータ軸13の固定ギヤ13aよりも歯数が多く、この固定ギヤ13aと常時噛合している。遊転ギヤ16dは、その右部に固定ギヤ13aと噛み合う歯面部を有し、この歯面部の左側に突設された当接部に対して結合されたドグギヤ16eを有する。なお、このドグギヤ16eも、その先端部に図示しないドグ歯を有する。
断接機構20は、第二カウンタ軸16に固定されたハブ27と、ハブ27(第二カウンタ軸16)に対して相対回転不能であって軸方向に摺動自在に結合された環状のスリーブ28とを有する。スリーブ28の径方向内側には図示しないスプライン歯が設けられる。スリーブ28がニュートラル位置である場合には、遊転ギヤ16dが空転状態となり、第一経路51の動力伝達が遮断された状態となる。すなわち、エンジン2での走行時(モータ3の停止時)にスリーブ28がニュートラル位置に制御されると、遊転ギヤ16dが空転し、駆動輪8側の回転がモータ3に伝わることがないため、モータ3が連れ回されることがなくなり抵抗が小さくなる。
一方、スリーブ28が軸方向(右側)へ移動して遊転ギヤ16dのドグギヤ16eと係合すると、遊転ギヤ16dが第二カウンタ軸16に対して回転連結状態となり、第一経路51の動力伝達が可能となる。すなわち、モータ3の動力が駆動輪8側へと伝達されるとともに、駆動輪8側の回転がモータ3へと伝わるため、モータ3による力行駆動,回生発電が可能となる。本実施形態では、モータ3の作動時に(オン状態で)スリーブ28がドグギヤ16eと係合し、モータ3の停止時に(オフ状態で)スリーブ28がニュートラル位置に制御される。
また、トランスアクスル1は、第一経路51上に設けられたパーキングギヤ19を有する。パーキングギヤ19は、パーキングロック装置を構成する要素であり、運転者によりPレンジが選択されると、図示しないパーキングスプラグと係合して、第二カウンタ軸16(すなわち出力軸12)の回転を禁止する。本実施形態のパーキングギヤ19はモータ軸13に介装されている。また、パーキングギヤ19及び断接機構20は、出力軸12の軸方向と直交する方向(以下「幅方向」という)において互いに重なる位置に配置されている。これにより、トランスアクスル1の軸方向寸法の拡大が抑制される。
また、本実施形態のトランスアクスル1では、モータ軸13上の固定ギヤ13aと第二カウンタ軸16上の遊転ギヤ16dとが、軸方向においてパーキングギヤ19及び断接機構20に対しデフ18と逆側に配置される。これら二つのギヤ13a,16dは第一経路51上に設けられ、互いに常時噛合している。これらのギヤ13a,16dを右側面寄りに配置してデフ18から離隔させることで、歯数の多い遊転ギヤ16dの径を大きくすることが可能となるため、大きなギヤ比が設定可能となる。
[3.作用,効果]
(1)上述したトランスアクスル1には、モータ3の動力を断接する断接機構20が設けられることから、モータ3がオフの状態で駆動輪8の回転に連れ回されることを防ぐことができる。このため、従来実施していた弱め界磁制御が不要となることから、弱め界磁制御の実施により消費していた電力を走行のために用いることができる。すなわち、断接機構20を設けることで、電費を向上させることができる。さらに、パーキングギヤ19と断接機構20とが幅方向において互いに重なるように配置されることから、トランスアクスル1の軸方向寸法の拡大を抑制することができる。
(2)上述したトランスアクスル1では、パーキングギヤ19がモータ軸13に介装され、断接機構20が第二カウンタ軸16に介装される。第二カウンタ軸16は、出力軸12の回転に連動して回転するため、第二カウンタ軸16に断接機構20を配置することで、第二カウンタ軸16の端部に設けられた油路入口から第二カウンタ軸16の内部(第二カウンタ軸16上の遊転ギヤ16d)に対して容易にオイルを供給することができる。
なお、本実施形態では、固定ギヤ13aよりも歯数が多い(径が大きい)遊転ギヤ16dが第二カウンタ軸16に設けられることから、仮に、モータ軸13に小径の遊転ギヤを配置するとともに第二カウンタ軸16に大径の固定ギヤを配置する場合と比べて、遊転ギヤ16dの回転数を低くすることができる。これにより、遊転ギヤ16dのニードルベアリングの許容回転数内で設計することが可能となる。
(3)上述したトランスアクスル1によれば、固定ギヤ13a及び遊転ギヤ16dが、軸方向においてパーキングギヤ19及び断接機構20に対してデフ18と逆側に配置されることから、第一経路51上に設けられる二つのギヤ13a,16dのギヤ比を大きく設定することができる。
(4)上述したトランスアクスル1では、断接機構20がスリーブ28を有し、スリーブ28によって動力の断接が切り替られるため、ギヤ比の制約がなく、設計の自由度を高めることができる。また、断接機構20及び遊転ギヤ16dが第二カウンタ軸16に介装されているため、出力軸12の回転に伴って第二カウンタ軸16が回転しても、遊転ギヤ16dは空回りする。このため、仮に遊転ギヤ16dの一部あるいは全部が油浴していたとしても、トランスアクスル1内のオイルを攪拌させないため、トランスアクスル1の効率を低下させることがない。
(5)上述したトランスアクスル1では、エンジン2から出力軸12までの動力伝達経路(第二経路52)上に切替機構30が設けられ、パラレルモードでの走行時に、走行状態や要求出力等に応じてハイギヤ段とローギヤ段とが切り替えられる。つまり、パラレルモードにおいて、エンジン2の動力を二段階に切り替えて伝達(出力)することができるため、走行パターンを増やすことができ、ドライブフィーリングの向上や燃費改善といった効果が得られ、車両商品性を向上させることができる。
また、上述した切替機構30は、二つの選択機構30A,30Bから構成され、各選択機構30A,30Bにはスリーブ32A,32Bが設けられるため、ギヤ比の制約がない。すなわち、ハイギヤ段,ローギヤ段の各ギヤ比を自由に設定することができる。さらに、上述した車両10では、エンジン2及びモータ3の動力を個別に出力可能であるため、ハイロー切替時におけるトルク抜けをモータ3の動力でカバーすることができる。これにより、変速ショックを抑制することができるとともに、ハイロー切替を早急に行う必要性が低くなることから切替機構30の構成を簡素化することができる。
[4.変形例]
上述したトランスアクスル1は一例であって、その構成は上述したものに限られない。以下、トランスアクスル1の変形例について、図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5は、第一変形例及び第二変形例に係るトランスアクスル1を備えたパワートレイン7を示すスケルトン図である。なお、上述した実施形態と同様の構成については、上述した実施形態と同一の符号又は同様の符号(同一の数字に異なるアルファベット等)を付し、重複する説明は省略する。
[4−1.第一変形例]
図4に示すように、第一変形例に係るトランスアクスル1は、第二カウンタ軸16上の断接機構20と遊転ギヤ16dとの位置関係、及び、モータ軸13上の固定ギヤ13aとパーキングギヤ19との位置関係を除いて、上述した実施形態(図3)の構成と同様に構成される。
本変形例のトランスアクスル1では、断接機構20の左側(デフ18に近い側)に遊転ギヤ16dが配置される。すなわち、断接機構20が右側面寄りに配置され、断接機構20と固定ギヤ16aとの間に遊転ギヤ16dが配置される。また、モータ軸13上のパーキングギヤ19は、断接機構20と幅方向において重なるように配置され、モータ軸13上の固定ギヤ13aは、遊転ギヤ16dと噛合するようにパーキングギヤ19の左側(モータ3側)に配置される。
したがって、本変形例のトランスアクスル1によっても、上述した実施形態と同様に、トランスアクスル1の軸方向寸法を拡大させることなく電費を向上させることができる。また、上述した実施形態と同様の構成からは同様の効果を得ることができる。
[4−2.第二変形例]
図5に示すように、第二変形例に係るトランスアクスル1は、断接機構20がモータ軸13に介装されるとともにパーキングギヤ19が第二カウンタ軸16に介装される点を除いて、上述した実施形態(図3)の構成と同様に構成される。すなわち、本変形例においても、パーキングギヤ19及び断接機構20はいずれも第一経路51上に設けられるとともに、幅方向において互いに重なる位置に配置される。
本変形例では、モータ軸13に断接機構20及び遊転ギヤ13bが介装され、第二カウンタ軸16にパーキングギヤ19及び二つの固定ギヤ16a,16bが介装される。モータ軸13上の遊転ギヤ13bは、第二カウンタ軸16上の固定ギヤ16aよりも歯数が少なく、固定ギヤ16aと常時噛合している。遊転ギヤ13bは、右部に固定ギヤ16aと噛み合う歯面部を有し、この歯面部の左側にドグギヤ13eを有する。断接機構20のスリーブ28がこのドグギヤ13eと係合することで、遊転ギヤ13bがモータ軸13に対して回転連結状態となり、第一経路51の動力伝達が可能となる。なお、スリーブ28がニュートラル位置であれば、第一経路51の動力伝達が遮断される。
したがって、本変形例のトランスアクスル1によっても、上述した実施形態と同様に、トランスアクスル1の軸方向寸法を拡大させることなく電費を向上させることができる。また、上述した実施形態と同様の構成からは同様の効果を得ることができる。
[5.その他]
以上、本発明の実施形態及び変形例を説明したが、本発明は上述した実施形態等に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上述した実施形態及び各変形例では、ハイギヤ段とローギヤ段とを切り替える切替機構30が二つの選択機構30A,30Bから構成されている場合を例示したが、切替機構の構成はこれに限定されない。
例えば、切替機構と同軸上にハイ側の遊転ギヤとロー側の遊転ギヤとが配置され、切替機構がこれら二つの遊転ギヤと係合する摺動自在なスリーブを有して構成されていてもよい。この場合は、スリーブがニュートラル位置であれば第二経路52の動力伝達が遮断された状態となり、スリーブがハイ側の遊転ギヤと係合すればハイギヤ段が選択され、スリーブがロー側の遊転ギヤと係合すればローギヤ段が選択される。
なお、切替機構がスリーブの代わりにクラッチを有して構成されていてもよい。例えば、遊星歯車機構とクラッチ及びブレーキとを組み合わせてハイローを切り替えてもよいし、多板式のクラッチによってハイローを切り替えてもよい。また、切替機構は第二経路52上(入力軸11及び第一カウンタ軸15の一方又は両方)に設けられていればよい。なお、切替機構は必須の構成ではなく、省略可能である。
上述した実施形態では、パーキングギヤ19及び断接機構20が幅方向において互いに重なる位置に配置されている構成を説明したが、パーキングギヤ19及び断接機構20が、さらにデフ18を構成する要素(例えば、リングギヤ18aやデフケースなど)とも幅方向において重なる位置に配置されていてもよい。
また、トランスアクスル1に対するエンジン2,モータ3,ジェネレータ4,ポンプ5の相対位置は上述したものに限らない。これらの相対位置に応じて、トランスアクスル1内の六つの軸11〜16の配置を設定すればよい。また、トランスアクスル1内の各軸に設けられるギヤの配置も一例であって、上述したものに限られない。
1 トランスアクスル(トランスアクスル装置)
2 エンジン
3 モータ(電動機,第一の回転電機)
3a 回転軸
4 ジェネレータ(発電機,第二の回転電機)
8 駆動輪
10 車両
12 出力軸
13 モータ軸(第一の回転電機軸)
13a 固定ギヤ
13b 遊転ギヤ
16 第二カウンタ軸(カウンタ軸)
16a,16b 固定ギヤ
16d 遊転ギヤ
18 デフ(デファレンシャルギヤ)
19 パーキングギヤ
20 断接機構
27 ハブ
28 スリーブ
30 切替機構
30A,30B 選択機構
31A,31B ハブ
32A,32B スリーブ
51 第一経路(第一動力伝達経路)
52 第二経路(第二動力伝達経路)

Claims (5)

  1. エンジンと、駆動輪側の出力軸を駆動する第一の回転電機と、前記エンジンの駆動力により発電する第二の回転電機とを装備し、前記エンジン及び前記第一の回転電機の動力を前記出力軸に個別に伝達する互いに異なる駆動用動力伝達経路を有するとともに前記エンジンの動力を前記第二の回転電機に伝達する発電用動力伝達経路を有するハイブリッド車両のトランスアクスル装置であって、
    前記第一の回転電機から前記出力軸までの第一動力伝達経路上に設けられたパーキングギヤと、
    前記第一動力伝達経路上に設けられ、前記第一の回転電機の動力の伝達を断接する断接機構と、を備え、
    前記パーキングギヤ及び前記断接機構は、前記出力軸の軸方向と直交する方向において互いに重なる位置に配置されている
    ことを特徴とする、トランスアクスル装置。
  2. 前記第一動力伝達経路上には、前記第一の回転電機の回転軸と同軸上に接続された第一の回転電機軸と、前記第一の回転電機軸と前記出力軸との間に位置するカウンタ軸とが設けられ、
    前記パーキングギヤは、前記第一の回転電機軸に介装され、
    前記断接機構は、前記カウンタ軸に介装されている
    ことを特徴とする、請求項1記載のトランスアクスル装置。
  3. 前記出力軸に介装されたデファレンシャルギヤと、
    前記第一動力伝達経路上に設けられ、互いに常時噛合する二つのギヤと、を備え、
    前記二つのギヤは、前記軸方向において、前記パーキングギヤ及び前記断接機構に対して前記デファレンシャルギヤの逆側に配置されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のトランスアクスル装置。
  4. 前記断接機構は、前記第一動力伝達経路上に設けられた軸に対して相対回転不能であって前記軸方向に摺動自在に結合された環状のスリーブを有し、
    前記スリーブは、前記軸方向へ移動することで前記軸に対して相対回転可能な遊転ギヤを当該軸に対して回転連結状態とする
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のトランスアクスル装置。
  5. 前記エンジンから前記出力軸までの第二動力伝達経路上に介装されたスリーブ又はクラッチを有し、ハイギヤ段とローギヤ段とを切り替える切替機構を備えた
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のトランスアクスル装置。
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