JP6812719B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
そして、ヒータパターンのいずれかが故障したと判断したときには、正常なヒータパターンについて、第一発熱密度よりも大きな第二発熱密度とした状態で温度制御を実行することで、故障したヒータパターンによる発熱がなくなった故障時でも加熱量を確保することが可能となる。
従って、ひとつのヒータパターンが故障時においても通常時と同様に所定温度に加熱した温水を出湯することができ、衛生洗浄装置利用者は所定温度の温水を吐水して局部洗浄を行うことができる。
なお、ヒータパターンにおける発熱密度とは、ヒータパターンに対して単位時間当たりの通電割合を全通電とした場合における、ヒータパターン毎の単位時間当たりの発熱量を指すものである。
ケーシング5の内部には、便座7に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する衛生洗浄装置3などが内蔵されている。衛生洗浄装置3は、水を吐出する洗浄ノズル11と、洗浄ノズル11の先端部に設けられる吐水口13と、洗浄ノズル11の伸出の制御を行う制御部200と、を備える。
なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
給水弁23は開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング5の内部に設けられた制御部200からの指令に基づいて、熱交換器101への水の供給を制御する。給水弁23の下流側には、入水サーミスタ25が設けられている。入水サーミスタ25は、熱交換器101に導かれる水の温度を検知し、その水温の情報を制御部200へ出力する。
ノズル装置10に供給された水は、流路切替弁(図示しない)により、例えば「おしり洗浄」や「やわらか洗浄」や「ビデ洗浄」などに対応するそれぞれのノズル流路12へ通水される。そして、ノズル流路12へ通水された水は、例えば「おしり洗浄」や「やわらか洗浄」や「ビデ洗浄」などに対応するそれぞれの吐水口13から水を吐出して、便座7に座った使用者の「おしり」を洗浄する。
図4は、本実施の形態に係る熱交換器101で用いられる発熱体103を例示する模式的平面図である。
図4(a)は発熱体103の外観を例示する模式的平面図、図5はヒータパターン105へ通電する為の接続構成を例示する回路構成図である。
なお、本実施の形態では、3つのヒータパターン105a、105b及び105cが設けられた場合を例として説明する。
複数のヒータパターン105a、105b及び105cへの通電制御は、入水サーミスタ25にて検知される熱交換器101への入水温度と、温水サーミスタ27にて検知される加熱された水の温度と、の情報を制御部200が取り込むことによって、フィードフォワード制御とフィードバック制御の組合せにて行われる。
この制御例では、1制御単位が4セットであり、1セット当たり16波での通電制御を行っている。また、複数のヒータパターン105a、105b及び105cのそれぞれの出力は、400Wである。
さらに、1制御単位の4セットのうち、他の3セットについては、いずれのヒータパターン105a、105b及び105cにも通電を行わない。つまり、0Wである。
したがって、1制御単位では、4セットのうち1セットだけ100Wの出力になることから、100Wの1/4である25Wの出力を得られる。なお、1制御単位での出力の変更は、トランスなどの変圧器により実現される。
そこで、本実施の形態では、発熱密度増加制御によって、3つのヒータパターン105a、105b及び105cのうち何れかのヒータパターン105が故障しても、故障していないヒータパターン105の発熱密度を増加させることによって、故障していないヒータパターン105のみで所定温度まで水を加熱することができる。
具体的には、全てにヒータパターン 105a、105b、105cが故障していない場合は、通電量が400Wを超えるまで単独で通電されるヒータパターンである。1個のヒータパターンが故障していた場合には、通電量が600Wを超えるまで単独で通電されるヒータパターンである。2個のヒータパターンが故障していた場合には、故障していない1個のヒータパターンであり、通電量が1200Wの範囲内で、単位時間当たりの通電量が調整される。
なお、メインヒータは、吐水開始の毎に、または、着座検知が行われた毎に切り替るようになっており、複数のヒータパターン105a、105b、105cがメインヒータとして使用される機会が均等となるようになっている。
3 衛生洗浄装置
5 ケーシング
7 便座
9 便蓋
10 ノズル装置
11 洗浄ノズル
12 ノズル流路
13 吐水口
15 着座検知センサ
17 ボウル
19 分岐金具
21 バルブユニット
23 給水弁
25 入水サーミスタ
27 温水サーミスタ
101 熱交換器
102 筒形状部
103 発熱体
104a 水の流路
104b 水の流路
105 ヒータパターン
105a ヒータパターンa
105b ヒータパターンb
105c ヒータパターンc
106 フランジ部
107 ケース部
109 供給電源
111 スイッチ手段
111a 第1のスイッチ手段
111b 第2のスイッチ手段
111c 第3のスイッチ手段
112 トランス112
113a 第4のスイッチ手段
113b 第4のスイッチ手段
Claims (3)
- 通水流路を流れる水を所定温度に加熱した温水を吐水して局部洗浄をすることができる衛生洗浄装置であって、
発熱する複数のヒータパターンが設けられた発熱体と、
発熱体が挿入され、供給された水の通水流路が発熱体の周囲に形成されたケース部と、
発熱体によって過熱された温水の温度が予め設定された所定温度となるように、前記ヒータパターンそれぞれに対する単位時間当たりの通電割合を変更する温度制御を実行可能な制御部と、
を備え、
制御部は、前記ヒータパターンそれぞれの故障を判定し、故障した前記ヒータパターンがないと判定した場合には第一発熱密度で温度制御を実行し、故障有りと判定した場合には故障していない前記ヒータパターンの発熱密度を前記第一発熱密度よりも大きな第二発熱密度に切り替えて温度制御を実行することを特徴とした衛生洗浄装置。
- 前記衛生洗浄装置は、水温を計測する水温計測手段を備え、
前記制御部は、前記水温計測手段が計測した、給水源から供給された洗浄水の水温と、前記洗浄水を加熱してできた温水の温度とを比較し、前記ヒータパターンの故障を判定することを特徴とした請求項1記載の衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、故障した前記ヒータパターンを記憶しておき、故障していない前記ヒータパターンの発熱密度をあらかじめ第二発熱密度にすることを特徴とした請求項2記載の衛生洗浄装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016190238A JP6812719B2 (ja) | 2016-09-28 | 2016-09-28 | 衛生洗浄装置 |
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JP2018053535A JP2018053535A (ja) | 2018-04-05 |
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ID=61832929
Family Applications (1)
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