JP6812227B2 - ウエブの切断装置とそれを用いた巻取り装置 - Google Patents

ウエブの切断装置とそれを用いた巻取り装置 Download PDF

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Description

本発明は、フィルム、金属箔、布帛、紙などの長尺状のウエブの切断装置とそれを用いた巻取り装置に関するものである。
従来、熱処理や塗工液の塗工が終了したウエブを、巻軸に巻き取るために巻取り装置が提案されている。この巻取り装置は、2本の巻軸を有し、各巻軸はウエブを巻取るために自転する。そして、1本の巻軸にウエブが満巻になると巻取り位置から取り外し位置にアームを180°公転させ、ウエブが巻かれていない空の巻軸を巻取り位置に公転させ、その巻軸でウエブを再び巻き取る。
特開2009−143707号公報 特開2013−14965号公報
上記巻取り装置において、古い巻軸から新しい巻軸に移行させるときに、ウエブを切断し、切断したウエブの前端部を新しい巻軸に巻き付ける必要がある。
しかし、この新しい巻軸にウエブの前端部を巻き付けるために作業時間がかかるという問題点があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、ウエブを切断して新しい巻軸に短時間に巻き付けることができる切断装置及びそれを用いた巻取り装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態1は、下周面に沿ってウエブを搬送する円筒体と、前記円筒体内の軸方向に配されたカッター移動部と、前記円筒体の下周面の軸方向に設けられたスリットと、前記カッター移動部によって軸方向に移動可能であり、かつ、前記スリットから突出する前記ウエブのカッターと、前記スリットの周方向の一側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第1吸引部と、前記スリットの周方向の他側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第2吸引部と、を有し、前記カッター移動部は、前記カッターの上部を支持するカッター支持部と、前記円筒体内の軸方向に配され、前記カッター支持部を直線上に往復させる直線駆動部と、前記カッター支持部に設けられた車輪と、前記円筒体内の軸方向に配され、前記車輪が移動するレールと、を有し、前記レールは、上下二段になった上レールと下レールとを有し、前記カッターが前記ウエブを切断するときは、前記車輪が前記下レールを移動し、前記カッターが待機状態に復帰するときは、前記車輪が前記上レールを移動する、ことを特徴とするウエブの切断装置である。本発明の実施形態2は、下周面に沿ってウエブを搬送する円筒体と、前記円筒体内の軸方向に配されたカッター移動部と、前記円筒体の下周面の軸方向に設けられたスリットと、前記カッター移動部によって軸方向に移動可能であり、かつ、前記スリットから突出する前記ウエブのカッターと、前記スリットの周方向の一側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第1吸引部と、前記スリットの周方向の他側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第2吸引部と、前記円筒体の左右両側部に取り付けられ、前記円筒体を前記ウエブの搬送路上に吊り下げる左右一対の吊り下げ部と、を有し、前記吊り下げ部の下端に一対の外輪が設けられ、前記吊り下げ部に内輪支持部が設けられ、前記内輪支持部の下端に1個の内輪が設けられ、前記円筒体の左右両側部の上周面の内側を前記内輪が支持し、前記円筒体の左右両側部の上周面の外側を一対の前記外輪が支持する、ことを特徴とするウエブの切断装置である。
また、本発明は、上流から下流に搬送される前記ウエブの搬送路の終点に配された前記ウエブを巻き取る第1軸と、前記第1軸より上流側に配され、外周面に接着テープが取り付けられた前記ウエブを巻き取る第2軸と、前記第2軸より上流側に配された実施形態1又は2記載の切断装置と、前記切断装置より上流側に配されたスプライスロールと、前記第1軸、前記第2軸、前記切断装置を制御する制御部と、を有することを特徴とするウエブの巻取り装置である。
本発明によれば、円筒体内部に切断に必要な構成を収納して、その作業を簡略化して短時間化を図ることができる。
実施形態1の切断装置の正面図である。 切断装置の縦断面図である。 カーター移動部の拡大側面図である。 レールの正面図である。 第1切断工程の説明図である。 第2切断工程の説明図である。 第3切断工程の説明図である。 第4切断工程の説明図である。 巻取り装置と切断装置の説明図である。 第1工程の説明図である。 第2工程の説明図である。 第3工程の説明図である。 第4工程の説明図である。 第5工程の説明図である。 第6工程の説明図である。 切断装置が第2軸とスプライスロールを押圧した状態の図である。 枠材に吊り下げられた切断装置の一部欠裁側面図である。 枠材から切断装置が下方に移動した状態の一部欠裁側面図である。 円筒体の回転検出機構を示す説明図である。 実施形態2における切断装置が第2軸とスプライスロールを押圧した状態の図である。
以下、本発明の実施形態のウエブWの切断装置10とそれを用いた巻取り装置1について図面を参照して説明する。
実施形態1
実施形態1のウエブWの切断装置10とそれを用いた巻取り装置1について、図1〜図16を参照して説明する。本実施形態に用いるウエブWは、例えばフィルム、金属箔、布帛、紙などである。
(1)巻取り装置1の全体構造
巻取り装置1の全体構造について図9を参照して説明する。巻取り装置1の基台8から左右一対の支持脚3,3が立設されている。この左右一対の支持脚3,3の上端部の間には、回転自在に回転軸4が水平に架設されている。回転軸4からは、左右一対の主アーム5,5が2組突出している。2組の主アーム5,5の間からは左右一対の補助アーム6,6が突出している。主アーム5と補助アーム6は、図9に示すように90°毎に設けられている。左右一対の主アーム5の一方の先端には、第1の巻軸である第1軸7が回転自在に取り付けられている。左右一対の主アーム5の他方の先端には、第2の巻軸である第2軸2が取り付けられている。2組の左右一対の補助アーム6,6の先端には、ガイドロール9が回転自在にそれぞれ設けられている。
本実施形態では、図9に示すように、2組の主アーム5,5を水平状態に維持し、第1軸7は、古い巻軸であってウエブWがほぼ満巻であり、新しい巻軸である第2軸2が巻取り位置にあり、この巻取り位置の上方には円筒型の切断装置10が待機しているとして、以下では説明する。すなわち、ウエブWが上流から下流に搬送され、第1軸7がウエブWの搬送路の終点に配され、第2軸2が第1軸7より上流側に配されている。
支持脚3,3の横の基台8には、円筒型の切断装置10を支持するフレーム32が設けられている。フレーム32には、搬送ロール94、スプライスロール11が回転自在に配されている。スプライスロール11は、巻取り位置にある第2軸2と水平に並んだ位置に配されている。
また、基台8には、巻取り装置1の制御部100が設けられている。
ウエブWは、搬送ロール94の下周面、スプライスロール11の上周面、第2軸2の上周面、リードロール92の下周面、上方に位置するガイドロール9の上周面を通り、第1軸7に上巻で巻かれている状態とする。そして、円筒型の切断装置10は、スプライスロール11と第2軸2との上方に待機している。
(2)切断装置10の全体の構造
円筒型の切断装置10の全体の構造について図1と図2を参照して説明する。切断装置10の本体は、軸方向が水平の円筒体12により構成され、円筒体12の両端部は開口している。円筒体12の下周面中央には、軸方向にスリット14が貫通し、スリット14に沿ってウエブWを切断するカッター16が移動する。円筒体12の内部には、カッター16を軸方向に往復移動させるカッター移動部18が設けられている。円筒体12の下周面であって、スリット14の両側には第1吸引部20と第2吸引部22がそれぞれ設けられている。円筒体12の上周面には、軸方向の所定間隔毎に点検開口部56が切欠かれている。なお、円筒体12の軸方向とウエブWの幅方向は、平行である。
(3)切断装置10の支持構造
切断装置10をフレーム32に支持する構造について図1、図2、図16、図17、図18に基づいて説明する。
円筒体12は、図1に示すように、軸方向が水平になるように水平な枠材24に支持されている。枠材24は、左右方向に長い角材であって、搬送されるウエブWの幅方向に沿って配されている。枠材24の両端部から左右一対の吊り下げ部材26,26が下方に突出している。
吊り下げ部材26の下端内側には、左右一対の外輪30,30が回転自在に設けられている。
吊り下げ部材26の外側には、棚27が水平に突出している。吊り下げ部材26の外側に沿って内輪支持板29が棚27を貫通して配されている。内輪支持板29の上端部は外方に折曲され、この外方に折曲された上端部と棚27との間にはコイル状の圧縮バネ31が設けられている。内輪支持板29の内側には、内輪28が回転自在に設けられている。
円筒体12の開口した両端部の内周に内輪28が配され、その外周に左右一対の外輪30,30が配されることにより、円筒体12を両側から吊り下げる構造となっている。そして、圧縮バネ31は、内輪支持板29を支持台として棚27を引っ張る方向に付勢しているため、常に内輪28が外輪30の方向に押圧している。円筒体12が回転するときは、内輪28と外輪30と共に回転する。
枠材24の上部左右両端部には、左右一対の支持部102,102が設けられている。左右一対の支持部102の上部内側には、軸受け部104がそれぞれ立設されている。左右一対の軸受け部104には、支持ピン106が回転自在に水平にそれぞれ配されている。
支持部102の上部外側には、台形状の台形板110が立設されている。台形板110は、上方に行くほど幅が狭くなっている。
一方、フレーム32においては、回転軸96を中心に左右一対の支持アーム23,23が設けられている。フレーム32に設けられたエアシリンダーよりなる上下駆動部34の先端が、支持アーム23に取り付けられ、上下駆動部34のシリンダーが伸縮することにより、支持アーム23が回転軸96を中心にして上下動する。
左右一対の支持アーム23,23の内側には、一対のコロ112,112が回転自在にそれぞれ設けられている。この一対のコロ112,112の間に上記で説明した台形板110が挟まれている。
左右一対の支持アーム23の下部には、図1に示すように、左右一対の上下アーム108が、回転軸114を中心に回転自在にそれぞれ取り付けられている。左右一対の上下アーム108の先端は、支持ピン106の両端部に回転自在に取り付けられている。また、支持アーム23には、エアシリンダーよりなるアーム移動部116が取り付けられ、アーム移動部116のシリンダーは、上下アーム108の基部に取り付けられている。アーム移動部116が作動すると、回転軸114を中心に上下アーム108を回転させる。上下アーム108が回転すると、その先端に取り付けられている支持ピン106を中心に、枠材24及び切断装置10が上下動する。このときのコロ112,112の役割について図17、図18を参照して説明する。
まず、上下アーム108によって台形板110が最も上方にある場合には、図16に示すように、一対のコロ112,112によって挟まれて台形板110が固定され、切断装置10は固定されている。
次に、上下アーム108によって切断装置10が下方に移動すると、図17に示すように、一対のコロ112,112の間に挟まれていた台形板110が下方に移動し、コロ112と台形板110との間に隙間が形成される。そのため、切断装置10の円筒体12は、支持ピン106を中心に左右方向にθ°揺動できる。
また、支持アーム23の先端から延びたリードロールアーム98の先端には、リードロール92が回転自在に設けられている。このリードロール92は、切断装置10がウエブWを切断する場合に、図9に示すロール配置を実現するために、リードロール92が、スプライスロール11とガイドロール9の間のウエブWに当接され、エブWをガイドロール9に案内するものであり、リードロール92は、上下駆動部34によって切断装置10と共に上下動できる。
(4)切断装置10におけるウエブWの吸引構造
次に、切断装置10に設けられたウエブWの第1吸引部20と第2吸引部22について説明する。
第1吸引部20は、図2に示すように、円筒体12の下周面を貫通しているスリット14の左側に設けられ、円筒体12の下周面の内側に沿って第1吸引空間36が設けられ、この第1吸引空間36に対応した下周面に複数の第1吸引孔38が開口している。第1吸引孔38に対応した下周面の外周部には第1ゴム板40が貼り付けられ、この第1ゴム板40には、第1吸引孔38と通じる第1ゴム吸引孔42が貫通している。第1吸引空間36の一端部には、図1に示すように第1吸引空間36から空気を吸引する第1吸引ホース44が接続されている。この第1吸引ホース44の先には、不図示の第1吸引装置が設けられている。
第2吸引部22は、図2に示すように、円筒体12の下周面を貫通しているスリット14の右側に設けられ、円筒体12の下周面の内側に沿って第2吸引空間46が設けられ、その第2吸引空間46に対応した下周面に複数の第2吸引孔48が開口している。第2吸引孔48に対応した下周面の外周部には第2ゴム板50が貼り付けられ、この第2ゴム板50には、第2吸引孔48と通じる第2ゴム吸引孔52が貫通している。第2吸引空間46の一端部には、図1に示すように第2吸引空間46から空気を吸引する第2吸引ホース54が接続されている。この第2吸引ホース54の先には、不図示の第2吸引装置が設けられている。
(5)カッター16の移動構造
次に、カッター16の移動する構造について図3〜図8を参照して説明する。カッター16は、カッター移動部18によって、円筒体12の下周面にあるスリット14に沿って往復移動する。カッター移動部18は、レール58、カッター支持部64、直線駆動部66、第1クレーン部82、第1クレーン部84を有する。
レール58は、円筒体12の内部の下部に軸方向に固定されている。このレール58には、上レール60と下レール62が上下二段に設けられている。
カッター支持部64は、円板型であって、カッター16が下方の斜めに突出している。カッター支持部64は、レール58に沿って往復移動する。
直線駆動部66は、ロッドレスシリンダーよりなり、円筒体12の内部で、かつ、レール58の上方に配されている。直線駆動部66の下部には、直線駆動部66によって直線状に往復移動する移動板68が設けられている。
カッター支持部64は、移動板68の表面に水平なカッター回転軸65を中心に回転自在に取り付けられている。円板型のカッター支持部64の外周からは第1突出アーム70が突出し、その先端にはコロである第1突出部72が設けられている。また、カッター支持部64の外周であって、第1突出アーム70とは180°離れた位置からは第2突出アーム74が突出し、その先端にはコロである第2突出部76が設けられている。移動板68の裏面には、車輪アーム78の一端が、カッター回転軸65を中心に回転自在に取り付けられている。車輪アーム78の先端には、車輪80が回転自在に設けられている。車輪アーム78が突出する方向は、第1突出アーム70とほぼ同じ方向に突出している。円板型のカッター支持部64と車輪アーム78の回転軸とはカッター回転軸65で同軸に取り付けられ、このカッター回転軸65を中心にしてカッター支持部64と車輪アーム78とが一体に回転する。
第1クレーン部82は、レール58の一端に設けられ、この位置がカッター支持部64の移動の始点となる。第1クレーン部82は、エアシリンダーよりなり、上下動するシリンダーの下端には、第1保持部86が設けられている。第1保持部86には、コロである第1突出部72が係合する半円形の凹部が設けられている。
第2クレーン部84は、レール58の他端に設けられ、この位置がカッター支持部64の移動の終点となる。第2クレーン部84は、エアシリンダーよりなり、上下動するシリンダーの下端には、第2保持部88が設けられている。第2保持部88には、コロである第2突出部76が係合する半円形の凹部が設けられている。
(6)円筒体12の回転制御装置
カッター16でウエブWを切断するときには、円筒体12の回転角度は初期位置、すなわちカッター16が真下になるように固定する必要がある。しかし、円筒体12を吊り下げた状態では、必ずしも図19に示すような定められた下方の位置になるとはならないときがあり、また、切断中は、円筒体12が揺れるのを防止する必要がある。
そのため、円筒体12を強制的に初期位置に回転させ、かつ、切断中は円筒体12の揺れの防止を行う円筒体12の回転制御装置を設けるのが好適である。
この回転制御装置としては、図示はしないが、例えば、円筒体12の上外周部に沿ってピニオンの歯を設け、枠材24の下面には、このピニオンに螺合するラックを設ける。円筒体12を自由に回転させる場合には、ピニオンとラックの螺合を解除する。
円筒体12を初期位置に復帰させたい場合にはピニオンとラックを螺合させてラックを前後方向に移動させ、それと共にピニオンが設けられた円筒体12が回転して初期位置に復帰させる。
また、カッター12で切断するときは、ピニオンとラックを螺合させて円筒体12が初期位置で回転しないように固定する。
(7)円筒体12の回転停止装置130
円筒体12が、所定角度以上回転しないように、回転停止装置130が設けられている。この回転停止装置130について図1と図19を参照して説明する。
枠材24の下面から固定ストッパ120が突出している。この固定ストッパ120の下部には、近接センサ128が設けられている。
円筒体12の外周部であって、カッター16が図19に示すような定められた下方の位置にあるときにほぼ水平な位置に位置片120が突出している。円筒体12は、第2軸2と当接しているため、円筒体12は、回転する第2軸2から離れるまで連動して回転する。そのため、図19において時計回りの方向に角度αまで回転すると近接センサ128に位置片120が近づくので、円筒体12がそれ以上回転しないように近接センサ128からの信号が出力される。
一方、円筒体12の外周部であって、位置片120とは反対の位置に、回転ストッパ126が設けられ、円筒体12が図19において反時計回りの方向に回転すると、回転ストッパ126が固定ストッパ120に当たりそれ以上回転しない。なお、この位置が定位置となる。
(8)巻取り装置1と切断装置10の電気的構成
コンピュータよりなる制御部100は、ウエブWの速度、巻取り装置1の第1軸7と第2軸2の回転開始、回転停止、回転速度を制御する。また、制御部100は、切断装置10のカッター移動部18、第1吸引部20の第1吸引装置、第2吸引部22の第2吸引装置、上下駆動部34、アーム移動部116を制御し、近接センサ128から信号を受信する。
(9)カッター16の動作状態
次に、カッター移動部18によってカッター16を往復移動させる動作状態について図4〜図8を参照して説明する。
第1切断工程として、カッター16が切断する前の始点にある。図5に示すように、第1クレーン部82の第1保持部86が下方に移動した状態で固定され、第1保持部86とカッター支持部64の第1突出部72とが係合している。図4(a)の実線に示すように、車輪80は、下レール62の一端に位置している。この状態において、カッター16は、スリット14から突出し、ウエブWを切断できる。
第2切断工程として、直線駆動部66が、ウエブWを切断する方向に移動板68を移動させる。図4に示すように、移動板68が移動すると、カッター支持部64の車輪80は、下レール62に沿って左から右に移動し、それに伴ってカッター支持部64のカッター16も移動して、ウエブWを幅方向に切断する。
第3切断工程として、カッター16が終点に到着すると直線駆動部66が移動板68を停止させる。図4(b)の点線に示すように、車輪80は、下レール62の他端に到着して停止する。図6に示すように、カッター支持部64は、下レール62の終点に到着して停止する。この状態でウエブWの切断が終了する。第2クレーン部84の第2保持部88が上方に位置しているため、第2突出アーム74の先端に設けられた第2突出部76と第2クレーン部84の第2保持部88が係合する。
第4切断工程として、カッター16を始点に復帰させる工程が始まる。図7に示すように、第2クレーン部84は、第2保持部88を下方に移動させ、カッター支持部64がそれに伴って移動板68に対し回転し、第1突出アーム70が上方に回転する。すると、図4(b)の実線に示すように、車輪アーム78も上方に回転し、車輪80が、下レール58から上レール60の位置に移動する。カッター16は、カッター支持部64が回転することにより、スリット14から円筒体12内部に収納される。
第5切断工程として、直線駆動部66が、移動板68を始点に復帰させる方向に移動させる。図4に示すように、移動板68が移動すると、カッター支持部64の車輪80は、上レール60に沿って右から左に移動し、それに伴ってカッター支持部64のカッター16も収納された状態で移動する。
第6切断工程として、カッター支持部64が始点に到着すると直線駆動部66が移動板68を停止させる。図4(a)の点線に示すように、車輪80は、上レール60の一端に到着して停止する。図8に示すように、カッター支持部64は、上レール60の始点に到着して停止する。この工程までに第1クレーン部82の第1保持部86を上方に移動させる。すると、第1突出アーム70の先端に設けられた第1突出部72と、第12クレーン部82の第1保持部86とが係合する。カッター16は、収納された状態のままである。この状態が待機状態となる。
そして、ウエブWを切断しようとするときには、第1切断工程に示すように、第1クレーン部82の第1保持部86を下方に移動させ、それによって第1突出部72が下方に移動するため、カッター支持部64が移動板68に対して回転し、カッター16が円筒体12のスリット14から突出する。
このようにすることで、カッター16は、レール58の始点から終点に移動するときにはスリット14から突出した状態で移動し、ウエブWを切断する。一方、終点から始点に復帰するときは、円筒体12内部にカッター16が収納された状態で移動する。
(10)切断装置10の動作状態
次に、切断装置10の動作状態について図10〜図15を参照して説明する。なお、図10〜図15において搬送経路の状態を判り易くするため、巻取り装置1の構造については簡略化し、スプライスロール11、切断装置10、第1軸7、リードロール92及び第2軸2のみ表示している。まず、準備として、第2軸2の所定個所に両面接着テープ90を取り付ける。
第1工程において、図9と図10に示すように、制御部100は、上下駆動部34によって支持アーム23を回転させ、リードロール92と円筒体12を第2軸2とスプライスロール11の上方に位置させる。このときにウエブWは、スプライスロール11、リードロール92で搬送され第1軸7に上巻で巻かれている。
第2工程について図11、図18を参照して説明する。第1軸7の巻取りを停止させ、ウエブWの搬送を停止させる。制御部100は、図18に示すようにアーム移動部116によって台形板110を一対のコロ112,112との間に隙間が形成されるように下方に移動させる。すると、円筒体12は支持ピン106を中心に揺動可能となり、その揺動の自由を得ることにより、第2軸2とスプライスロール11との上周面にウエブWを挟んで均等に圧着する。また、制御部100は、カッター16を円筒体12内部から突出させる。円筒体12を第2軸2とスプライスロール11に圧着させる。
第3工程について図12と図16を参照して説明する。制御部100は、切断装置10の第1吸引部20と第2吸引部22によってウエブWを吸引して、第2軸2とスプライスロール11の間で固定し、上記で説明したようにカッター16でウエブWを幅方向に切断する。制御部100は、ウエブWを切断すると、カッター16を円筒体12に収納する。
第4工程について図13を参照して説明する。ウエブWの切断後に、第2軸2が最初に回転を開始し、ウエブWの前端部を保持する。すなわち、ウエブWの前端部は、第2軸2と円筒体12によって挟まれた状態となり、第2軸2が回転すると円筒体12も従動で回転し、さらにスプライスロール11は、ウエブWの移動と共に従動で回転する。この連動した動作によって、第2吸引部22に吸引されたウエブWの前端部が第2軸2に取り付けられた両面接着テープ90の位置に移動して、第2軸2に両面接着テープ90で固定される。残ったウエブWの後端部は、第1軸7で再び巻き取っていく。また、第1吸引部20と第2吸引部22の吸引を停止させる。
第5工程について図14と図17と図19を参照して説明する。制御部100は、図19に示すように、円筒体12が角度αまで回転すると近接センサ128に位置片120が近づくので、近接センサ128からの信号によって、両面接着テープ90が貼り終えたとして、第2吸引部22の吸引を停止させる。アーム移動部116と上下駆動部34の開放動作によって円筒体12が、第2軸2とスプライスロール11から離脱して、回転制御装置によって円筒体12を初期位置に復帰させ、図17に示すように、アーム移動部116によって台形板110を一対のコロ112,112との間に隙間がなくなるように上方に移動させて固定する。
第6工程について図15を参照して説明する。第1軸7は、残ったウエブWを完全に巻き取る。第2軸2は、スプライスロール11の上周面を経たウエブWを上巻で巻取り続け、生産運転に移行する。
(11)効果
本実施形態によれば、円筒体12内部に切断に必要な構成を収納して、その作業を簡略化して短時間化を図ることができる。
また、第1吸引部20と第2吸引部22によってウエブWが固定されているので、ウエブWをカッター16によって幅方向に確実に切断できる。
また、第1吸引部20には第1ゴム板40が取り付けられ、第2吸引部22には第2ゴム板50が取り付けられて、これら第1ゴム板40、第2ゴム板50を挟んでウエブWを吸引するため、空気が漏れ難く確実にウエブWを吸引できる。
カッター16がウエブWを切断する場合には、車輪80がレール58の下レール62に沿って移動して切断するため、確実に直線状に切断できる。
また、第1クレーン部82と第2クレーン部84によって、車輪80を上レール60から下レール62、又は、下レール62から上レール60に移動させるため、切断状態から待機状態、又は、待機状態から切断状態に簡単に移行できる。
また、切断装置10の円筒体12は、左右一対の外輪30と1個の内輪28によって上周面が支持されているため、回転自在に支持され、第2軸2の回転に伴って円筒体12も回転できる。
また、新しい巻軸である第2軸2の上流側でウエブWを切断し、切断したウエブWの前端部を切断装置10の第2吸引部22で吸引したまま第2軸2に取り付けられた両面接着テープ90に固定するため、ウエブWを第2軸2に短時間に巻き付けることができる。
また、切断装置10の円筒体12の上周面には、複数の点検開口部56が切欠かれているため、円筒体12の内部にあるカッター移動部18、第1吸引部20、第2吸引部22を点検しやすい。
また、上下アーム108によって円筒体12を下方に移動させた場合に円筒体12が揺動できる状態になるため、第2軸2とスプライスロール11に対し均等な圧力で圧着できる。特に、均等に圧着することにより、第1軸1、第2軸2、スプライスロール11に沿って流れるウエブWに関して、3つの領域の相互干渉なき張力環境を形成でき、安定したウエブの切断条件を整えることができる。
実施形態2
本発明の実施形態2の切断装置10について図16と図20を参照して説明する。本実施形態では、第2軸2の半径R2が、実施形態1の第2軸2の半径R1よりも小さい(図16参照)。但し、R1>R2である。
このように第2軸2の半径が小さくなっても、第2軸2とスプライスロール11の上に移動した切断装置10の円筒体12は、支持ピン106を中心にして揺動し、かつ、左右一対の外輪30と1個の内輪28によって回転自在に支持されているため、図20に示すようにやや左側に回転した状態でウエブWを小さい半径R2の第2軸2とスプライスロール11の上周面に押圧できる。
本実施形態では、第2軸2の半径が小さくなっても、従来のように搬送経路を変更する必要がなく、また切断装置10の取り付け位置などを変更する必要もない。
変更例
上記各実施形態では、切断装置10は、第2軸2とスプライスロール11の上方からカッター16が接近する構造であったが、これに代えて、切断装置10を上下逆に配置し、第2軸2とスプライスロール11の下方からカッター16が接近する構造であってもよい。また、切断装置10は、上下に併設してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
W・・・ウエブ、1・・・巻取り装置、2・・・第2軸、7・・・第1軸、10・・・切断装置、11・・・スプライスロール、12・・・円筒体、14・・・スリット、16・・・カッター、18・・・移動部、20・・・ただい第1吸引部20、22・・・第2吸引部、28・・・内輪、30・・・外輪、58・・・レール、60・・・上レール、62・・・下レール、64・・・カッター支持部、66・・・直線駆動部、80・・・車輪、

Claims (7)

  1. 下周面に沿ってウエブを搬送する円筒体と、
    前記円筒体内の軸方向に配されたカッター移動部と、
    前記円筒体の下周面の軸方向に設けられたスリットと、
    前記カッター移動部によって軸方向に移動可能であり、かつ、前記スリットから突出する前記ウエブのカッターと、
    前記スリットの周方向の一側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第1吸引部と、
    前記スリットの周方向の他側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第2吸引部と、
    を有し、
    前記カッター移動部は、
    前記カッターの上部を支持するカッター支持部と、
    前記円筒体内の軸方向に配され、前記カッター支持部を直線上に往復させる直線駆動部と、
    前記カッター支持部に設けられた車輪と、
    前記円筒体内の軸方向に配され、前記車輪が移動するレールと、
    を有し、
    前記レールは、上下二段になった上レールと下レールとを有し、
    前記カッターが前記ウエブを切断するときは、前記車輪が前記下レールを移動し、
    前記カッターが待機状態に復帰するときは、前記車輪が前記上レールを移動する、
    ことを特徴とするウエブの切断装置。
  2. 下周面に沿ってウエブを搬送する円筒体と、
    前記円筒体内の軸方向に配されたカッター移動部と、
    前記円筒体の下周面の軸方向に設けられたスリットと、
    前記カッター移動部によって軸方向に移動可能であり、かつ、前記スリットから突出する前記ウエブのカッターと、
    前記スリットの周方向の一側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第1吸引部と、
    前記スリットの周方向の他側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第2吸引部と、
    前記円筒体の左右両側部に取り付けられ、前記円筒体を前記ウエブの搬送路上に吊り下げる左右一対の吊り下げ部と、
    を有し、
    前記吊り下げ部の下端に一対の外輪が設けられ、
    前記吊り下げ部に内輪支持部が設けられ、
    前記内輪支持部の下端に1個の内輪が設けられ、
    前記円筒体の左右両側部の上周面の内側を前記内輪が支持し、
    前記円筒体の左右両側部の上周面の外側を一対の前記外輪が支持する、
    ことを特徴とするウエブの切断装置。
  3. 前記第1吸引部は、前記スリットの周方向の一側部に隣接した部分であって、前記円筒体内に設けられた第1吸引空間と、前記第1吸引空間に対応した前記下周面に開口した複数の第1吸引孔とを有し、
    前記第2吸引部は、前記スリットの周方向の他側部に隣接した部分であって、前記円筒体内に設けられた第2吸引空間と、前記第2吸引空間に対応した前記下周面に開口した複数の第2吸引孔とを有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエブの切断装置。
  4. 前記第1吸引部に対応した部分であって、かつ、前記下周面の外側に沿って第1ゴム板が設けられ、前記第1ゴム板には、前記第1吸引孔に対応した複数の第1ゴム吸引孔が開口し、
    前記第2吸引部に対応した部分であって、かつ、前記下周面の外側に沿って第2ゴム板が設けられ、前記第2ゴム板には、前記第2吸引孔に対応した複数の第2ゴム吸引孔が開口している、
    ことを特徴とする請求項に記載のウエブの切断装置。
  5. 上流から下流に搬送される前記ウエブの搬送路の終点に配された前記ウエブを巻き取る第1軸と、
    前記第1軸より上流側に配され、外周面に接着テープが取り付けられた前記ウエブを巻き取る第2軸と、
    前記第2軸より上流側に配された請求項1又は2記載の切断装置と、
    前記切断装置より上流側に配されたスプライスロールと、
    前記第1軸、前記第2軸、前記切断装置を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするウエブの巻取り装置。
  6. 前記制御部は、
    前記ウエブを前記第2軸と前記切断装置の前記円筒体と前記スプライスロールとによって押圧しつつ、前記第1吸引部と前記第2吸引部とで前記ウエブを吸引して前記円筒体に固定し、固定した前記ウエブを前記カッターで幅方向に切断する、
    ことを特徴とする請求項に記載のウエブの巻取り装置。
  7. 前記制御部は、
    前記第1吸引部の吸引を解除して切断した前記ウエブの後端部の吸引を停止し、
    切断した前記ウエブの後端部を、前記第1軸によって巻取らせ、
    切断した前記ウエブの前端部を、前記第2吸引部によって吸引したまま、前記第2軸と前記円筒体を回転させて前記前端部を、前記接着テープによって前記第2軸に固定する、
    ことを特徴とする請求項に記載のウエブの巻取り装置。
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