JP6812227B2 - ウエブの切断装置とそれを用いた巻取り装置 - Google Patents
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Description
巻取り装置1の全体構造について図9を参照して説明する。巻取り装置1の基台8から左右一対の支持脚3,3が立設されている。この左右一対の支持脚3,3の上端部の間には、回転自在に回転軸4が水平に架設されている。回転軸4からは、左右一対の主アーム5,5が2組突出している。2組の主アーム5,5の間からは左右一対の補助アーム6,6が突出している。主アーム5と補助アーム6は、図9に示すように90°毎に設けられている。左右一対の主アーム5の一方の先端には、第1の巻軸である第1軸7が回転自在に取り付けられている。左右一対の主アーム5の他方の先端には、第2の巻軸である第2軸2が取り付けられている。2組の左右一対の補助アーム6,6の先端には、ガイドロール9が回転自在にそれぞれ設けられている。
円筒型の切断装置10の全体の構造について図1と図2を参照して説明する。切断装置10の本体は、軸方向が水平の円筒体12により構成され、円筒体12の両端部は開口している。円筒体12の下周面中央には、軸方向にスリット14が貫通し、スリット14に沿ってウエブWを切断するカッター16が移動する。円筒体12の内部には、カッター16を軸方向に往復移動させるカッター移動部18が設けられている。円筒体12の下周面であって、スリット14の両側には第1吸引部20と第2吸引部22がそれぞれ設けられている。円筒体12の上周面には、軸方向の所定間隔毎に点検開口部56が切欠かれている。なお、円筒体12の軸方向とウエブWの幅方向は、平行である。
切断装置10をフレーム32に支持する構造について図1、図2、図16、図17、図18に基づいて説明する。
次に、切断装置10に設けられたウエブWの第1吸引部20と第2吸引部22について説明する。
次に、カッター16の移動する構造について図3〜図8を参照して説明する。カッター16は、カッター移動部18によって、円筒体12の下周面にあるスリット14に沿って往復移動する。カッター移動部18は、レール58、カッター支持部64、直線駆動部66、第1クレーン部82、第1クレーン部84を有する。
カッター16でウエブWを切断するときには、円筒体12の回転角度は初期位置、すなわちカッター16が真下になるように固定する必要がある。しかし、円筒体12を吊り下げた状態では、必ずしも図19に示すような定められた下方の位置になるとはならないときがあり、また、切断中は、円筒体12が揺れるのを防止する必要がある。
円筒体12が、所定角度以上回転しないように、回転停止装置130が設けられている。この回転停止装置130について図1と図19を参照して説明する。
コンピュータよりなる制御部100は、ウエブWの速度、巻取り装置1の第1軸7と第2軸2の回転開始、回転停止、回転速度を制御する。また、制御部100は、切断装置10のカッター移動部18、第1吸引部20の第1吸引装置、第2吸引部22の第2吸引装置、上下駆動部34、アーム移動部116を制御し、近接センサ128から信号を受信する。
次に、カッター移動部18によってカッター16を往復移動させる動作状態について図4〜図8を参照して説明する。
次に、切断装置10の動作状態について図10〜図15を参照して説明する。なお、図10〜図15において搬送経路の状態を判り易くするため、巻取り装置1の構造については簡略化し、スプライスロール11、切断装置10、第1軸7、リードロール92及び第2軸2のみ表示している。まず、準備として、第2軸2の所定個所に両面接着テープ90を取り付ける。
本実施形態によれば、円筒体12内部に切断に必要な構成を収納して、その作業を簡略化して短時間化を図ることができる。
Claims (7)
- 下周面に沿ってウエブを搬送する円筒体と、
前記円筒体内の軸方向に配されたカッター移動部と、
前記円筒体の下周面の軸方向に設けられたスリットと、
前記カッター移動部によって軸方向に移動可能であり、かつ、前記スリットから突出する前記ウエブのカッターと、
前記スリットの周方向の一側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第1吸引部と、
前記スリットの周方向の他側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第2吸引部と、
を有し、
前記カッター移動部は、
前記カッターの上部を支持するカッター支持部と、
前記円筒体内の軸方向に配され、前記カッター支持部を直線上に往復させる直線駆動部と、
前記カッター支持部に設けられた車輪と、
前記円筒体内の軸方向に配され、前記車輪が移動するレールと、
を有し、
前記レールは、上下二段になった上レールと下レールとを有し、
前記カッターが前記ウエブを切断するときは、前記車輪が前記下レールを移動し、
前記カッターが待機状態に復帰するときは、前記車輪が前記上レールを移動する、
ことを特徴とするウエブの切断装置。 - 下周面に沿ってウエブを搬送する円筒体と、
前記円筒体内の軸方向に配されたカッター移動部と、
前記円筒体の下周面の軸方向に設けられたスリットと、
前記カッター移動部によって軸方向に移動可能であり、かつ、前記スリットから突出する前記ウエブのカッターと、
前記スリットの周方向の一側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第1吸引部と、
前記スリットの周方向の他側部に隣接しつつ、前記下周面に設けられた第2吸引部と、
前記円筒体の左右両側部に取り付けられ、前記円筒体を前記ウエブの搬送路上に吊り下げる左右一対の吊り下げ部と、
を有し、
前記吊り下げ部の下端に一対の外輪が設けられ、
前記吊り下げ部に内輪支持部が設けられ、
前記内輪支持部の下端に1個の内輪が設けられ、
前記円筒体の左右両側部の上周面の内側を前記内輪が支持し、
前記円筒体の左右両側部の上周面の外側を一対の前記外輪が支持する、
ことを特徴とするウエブの切断装置。 - 前記第1吸引部は、前記スリットの周方向の一側部に隣接した部分であって、前記円筒体内に設けられた第1吸引空間と、前記第1吸引空間に対応した前記下周面に開口した複数の第1吸引孔とを有し、
前記第2吸引部は、前記スリットの周方向の他側部に隣接した部分であって、前記円筒体内に設けられた第2吸引空間と、前記第2吸引空間に対応した前記下周面に開口した複数の第2吸引孔とを有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエブの切断装置。 - 前記第1吸引部に対応した部分であって、かつ、前記下周面の外側に沿って第1ゴム板が設けられ、前記第1ゴム板には、前記第1吸引孔に対応した複数の第1ゴム吸引孔が開口し、
前記第2吸引部に対応した部分であって、かつ、前記下周面の外側に沿って第2ゴム板が設けられ、前記第2ゴム板には、前記第2吸引孔に対応した複数の第2ゴム吸引孔が開口している、
ことを特徴とする請求項3に記載のウエブの切断装置。 - 上流から下流に搬送される前記ウエブの搬送路の終点に配された前記ウエブを巻き取る第1軸と、
前記第1軸より上流側に配され、外周面に接着テープが取り付けられた前記ウエブを巻き取る第2軸と、
前記第2軸より上流側に配された請求項1又は2記載の切断装置と、
前記切断装置より上流側に配されたスプライスロールと、
前記第1軸、前記第2軸、前記切断装置を制御する制御部と、
を有することを特徴とするウエブの巻取り装置。 - 前記制御部は、
前記ウエブを前記第2軸と前記切断装置の前記円筒体と前記スプライスロールとによって押圧しつつ、前記第1吸引部と前記第2吸引部とで前記ウエブを吸引して前記円筒体に固定し、固定した前記ウエブを前記カッターで幅方向に切断する、
ことを特徴とする請求項5に記載のウエブの巻取り装置。 - 前記制御部は、
前記第1吸引部の吸引を解除して切断した前記ウエブの後端部の吸引を停止し、
切断した前記ウエブの後端部を、前記第1軸によって巻取らせ、
切断した前記ウエブの前端部を、前記第2吸引部によって吸引したまま、前記第2軸と前記円筒体を回転させて前記前端部を、前記接着テープによって前記第2軸に固定する、
ことを特徴とする請求項6に記載のウエブの巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016241492A JP6812227B2 (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | ウエブの切断装置とそれを用いた巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016241492A JP6812227B2 (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | ウエブの切断装置とそれを用いた巻取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018095407A JP2018095407A (ja) | 2018-06-21 |
JP6812227B2 true JP6812227B2 (ja) | 2021-01-13 |
Family
ID=62631690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016241492A Active JP6812227B2 (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | ウエブの切断装置とそれを用いた巻取り装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6812227B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024161236A1 (en) * | 2023-01-31 | 2024-08-08 | Manz Italy S.R.L. | Splicing apparatus for splicing material bands for the production of power storage devices, machine and related splicing method |
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2016
- 2016-12-13 JP JP2016241492A patent/JP6812227B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2018095407A (ja) | 2018-06-21 |
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