JP6811660B2 - Ic乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、IC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器に関する。
近年、駅務機器の自動化が進み、旅客等の利用者は、多方面のサービスを受けられるようになってきた。しかしながら、従来、駅出札窓口に設置する出札用駅務機器で、旅客から預かったIC乗車券を処理する場合、係員が所持している別のIC乗車券を使って処理を行い、旅客のカードとすり替えるという不正を行うことができた。これは機器に接続されたIC乗車券を読取ることができる部位が2種類(モバイルトレイ部、乗車券類発行部)接続されているためで、預かったカードはどちらの部位で読取っても良いという仕組みになっていて、係員が旅客から預かったIC乗車券の読取り操作を見え難い所に配置された乗車券類発行部を使用すると不正を行うことができた。
なお、本発明に関連する公知技術として、非接触式定期券の更新を行うもので、更新すべき定期券のカードIDが更新装置に送信されてメモリに記憶される。更新すべき非接触式定期券が翳されるとカードIDが読み出され、メモリに記憶されたカードIDと照合され、照合が一致する場合は非接触式定期券の更新がなされ、更新された有効期間に合わせて券面内容の印字が行われることが記載されている(特許文献1参照)。
特開2001−283262号公報
上述した特許文献1記載の方法は、ICカード(例えば、定期券)がICカード読み書き手段に翳されると、カードID(カード番号)が読み出され、メモリに記憶されたカードIDと照合され、照合が一致する場合は非接触式定期券の更新がなされ、更新された有効期間に合わせて券面内容の印字が行われるもので、IC乗車券すり替え防止機能を有していない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、係員が、旅客等利用者から預かったIC乗車券をすり替えて処理することを防止することができるIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器は、利用者が所持するIC乗車券を翳して当該IC乗車券の電子情報の読取り及び書込み可能なモバイルトレイ部と、IC乗車券を挿入して券面印刷及び当該IC乗車券の電子情報読取り及び書込み可能な乗車券類発行部と、操作に必要な項目の表示を行うと共に、タッチパネルから入力可能な入力手段とを有して構成された操作表示部と、前記モバイルトレイ部、乗車券類発行部及び操作表示部と接続され、それらを制御する制御部と、この制御部によって管理された記憶部と、を備えたIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器であって、前記モバイルトレイ部と前記乗車券類発行部は独立して前記IC乗車券の電子情報の読取り及び書込みが可能であり、前記IC乗車券の電子情報の読取り及び書込み業務が発生したとき、最初に、利用者が、前記モバイルトレイ部に前記IC乗車券を翳して当該IC乗車券の電子情報の読取りを行った後に、係員が、前記乗車券類発行部で当該IC乗車券の業務に係るIC乗車券の電子情報の作成処理と券面印刷情報の作成処理を行うことが出来ることを特徴とする。
実施例1に係る駅務機器システムの概略構成図。 実施例1に係る係員用駅務機器を構成する操作表示部・制御部10の概略構成図。 実施例1に係る駅務機器システムを構成するICカード処理部(モバイルトレイ部)概略構成図。 実施例1に係る乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器のフローチャートその1。 実施例1に係る乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器のフローチャートその2。
本実施例では、出札窓口にモバイルトレイ部と乗車券類発行部の何れも接続された係員用駅務機器に関し、以下、図面を参照して本実施例に係るIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器の動作を説明する。
図1は、実施例1に係る駅務機器システム100の概略構成図の一例である。実施例1に係る図示した駅務機器システム100は、比較的小さなシステムの一例で、係員用駅務機器1、入場機としての改札機2、出場機としての改札機3及び上位装置4がLAN5を介して通信可能に接続された場合を示している。通常、上位装置4は、通信回線6を介してセンター装置7に接続され構成になる場合が多いが、この部分は、本願発明の趣旨ではないので破線表示としその説明を省略する。
係員用駅務機器1は、操作表示部・制御部10、磁気カード処理部20、磁気券発券部30、乗車券類発行部40、モバイルトレイ部50、客用表示部60、ジャーナルプリンタ部70、係員カード読取装置80、自動入出金装置としての自動釣銭機90及び電源制御部(図示しない)等を有して構成される。
操作表示部・制御部10は、操作表示部11及び制御部12を有して構成され、当該係員用駅務機器1を構成する各部と通信が可能であり、当該係員用駅務機器1全体を制御する。詳細は後述する。
磁気カード処理部20は、図示しない、挿入返却部、磁気処理部、印刷部及びパンチ部等を有して構成され磁気券の処理を行う。
挿入返却部は、磁気カード、磁気定期券、エドモンソン券(普通券、回数券)、大型券の挿入、返却を行う。
磁気処理部は、磁気カード、磁気定期券、大型券、エドモンソン券の磁気情報の読取り、書込みを行う。
印刷部は、磁気定期券に対しては印刷を行わないが、大型券、エドモンソン券に対しては表面に印刷を行い、磁気カードに対しては、表面及び裏面の印刷を行う。
パンチ部は、磁気定期券に対してはパンチを行わないが、磁気カードに対しては、金額に合致した位置に目安パンチを行う。また、エドモンソン券、大型券に対しては入場パンチを行う。
磁気券発券部30は、磁気券(磁気定期券、大型券、エドモンソン券)に対して磁気エンコード情報、定期券磁気情報、氏名磁気情報を書込み、読出しを行う。
乗車券類発行部40は、制御部、処理機構部及び電源部等を有して構成される。
制御部は、乗車券類発行部40の制御を行うと共に、操作表示部・制御部10との通信を行う。
処理機構部は、挿入返却部、ホッパー部、無線R/W部、印刷処理部等を有して構成される。
挿入返却部は、ICカードの挿入、返却を行う。
ホッパー部は、内部に設けたカセットにICカードを複数枚(例えば、100枚)収納し、着脱可能である。
無線R/W部は、ICカードの読取り、書込みを行う。
印刷処理部は、IC定期券、ICFSカード(記名式)及び旧カードの更新(リライト)印刷を行う。なお、印刷及び消去はサーマルヘッドで行う。
モバイルトレイ部50は、制御部、無線R/W(Read Write:読取り書込み)部、アンテナ面表示部及び電源部等を有して構成され、小型、軽量であることから移動が容易であり、モバイルトレイ部と称される所以である。本実施例では、当該モバイルトレイ部50は、駅出札窓口に設置され、旅客等利用者が所持するIC乗車券が上記アンテナ面表示部に翳された際、当該IC乗車券の読取り、書込みを行う。また、上述した操作表示部・制御部10との通信を行う。詳細は後述する。
客用表示部60は、収受額、返金額、カード残額等を旅客等の利用者へ表示する。
ジャーナルプリンタ部(レシートプリンタ)70は、業務別データ、締切データ等を、定められたフォーマットに従い、記録用紙に印刷出力する。
係員カード読取装置80は、操作表示部・制御部10の制御部12とUSB接続されており、係員が携帯する係員カードを読取る読取装置である。
自動釣銭機90は、硬貨自動釣銭機91、紙幣自動釣銭機92及びコイントレー93を有して構成される。
自動釣銭機90は、国内発行硬貨6金種(1円、5円、10円、50円、100円、500円)と日本銀行券4種(千円(含む旧札)、二千円、五千円(含む旧札)、一万円(含む旧札))を取扱う。出札窓口処理機(本実施例では係員用駅務機器1が該当する。)と連動することで釣銭放出、入出金を行う。
硬貨自動釣銭機91は、硬貨投入口912を有し、釣銭準備金や受取金を硬貨投入口912から投入することで、硬貨を内部に搬送し、係数を行う。また、硬貨収納庫から硬貨払出を行う。入金、払出した金額を係数し、釣銭機内の在高を硬貨釣銭機単体で管理する。管理している金額は、操作表示部・制御部10へ通知することができる。
紙幣自動釣銭機92は、紙幣入口を有し、釣銭準備金や受取金の紙幣を投入口から投入することで、紙幣を内部へ搬送し、係数を行う。また、紙幣収納部から紙幣払出を行う。入金、払出した金額を計数し、釣銭機内の在高を紙幣釣銭機単体で管理する。管理している金額は、操作表示部・制御部10へ通知することができる。
コイントレー93は、手動式の硬貨トレーである。トレーには、各硬貨を収納することができる。利用者から預かったお金を自動硬貨釣銭機で認識できないとき等に、このトレーに収納した硬貨を代替で使用することができる。
図2は、実施例1に係る係員用駅務機器1を構成する操作表示部・制御部10の概略構成図である。操作表示部・制御部10は、上述したように、操作表示部11及び制御部12を有して構成される。
操作表示部11は、操作に必要な項目の表示を行うカラーLCD11aを有する表示手段及びカラーLCD11a上に配置(表示と同義)されたテンキー、業務釦、条件釦等で構成された入力手段を有し、これらテンキー、業務釦、条件釦等を、指で押下することにより入力できるタッチパネル11bを有して構成される。
制御部12は、CPU12a、メモリ12b、記憶部12c(磁気ディスク(HDD))、キーボード13、マウス14等が接続されて構成され、シリアルインターフェース12d、パラレルインターフェース12e又はLANインターフェース12fに接続された当該係員用駅務機器1を構成する各部を制御すると共に、上位装置4と通信可能に接続される。
図3は、実施例1に係る係員用駅務機器1を構成するモバイルトレイ部50の概略構成図である。
モバイルトレイ部50は、上述したように、制御部51、無線R/W部52、アンテナ面表示部53及び電源部54等を有して構成される。
制御部51は、モバイルトレイ部50の制御を行うと共に、操作表示部・制御部10との通信を行う。
無線R/W部52は、IC乗車券Tが翳されたときに、読取り、書込みを行う。
アンテナ面表示部53は、アンテナを翳す部分を表示するために発光表示する。実施例では、赤/青の2色表示と赤と青を同時点灯して表示する紫表示の合計3色表示を行う。
図4は、実施例1に係る乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器のフローチャートその1である。
ステップS01で、駅出札窓口のモバイルトレイ部50に利用者のIC乗車券Tが翳されると(S01のYes)、ステップS02に移行する。利用者のIC乗車券Tが翳されない場合は(S01のNo)、ステップS01で待機することになる。
ステップS01において、利用者のIC乗車券Tが翳されると、モバイルトレイ部50は、IC乗車券TのID(番号)、乗車情報、個人情報などの電子情報(ここでは、この情報を「情報1」と定義する。)を読取り、読取った「情報1」を制御部12に送信する(S02)。
制御部12は、モバイルトレイ部50から受信した「情報1」を記憶部12cとしての磁気ディスク(HDD)に記憶する(S02)。なお、記憶部12cは、当該駅務機器1とLANインターフェース12fを介して接続された上位装置4が管理する記憶部(図示しない)に記憶しても本実施例を達成することができる。
ステップS03では、操作表示部11のIC乗車券Tに関する業務選択画面で、係員が選択した業務番号(ここでは、この情報を「情報2」と定義する。)を記憶する(S03)。
ステップS04では、係員がステップS03で選択した業務が実行できる状態になるまで、全ての情報を入力する(S04)。
ステップS05では、ステップS04の情報入力結果に基づく業務を実行するか、係員により判断される。係員による入力ミスや入力漏れが発見された場合には、実行せずに修正を行うことになる。係員の判断の結果、実行しないと判断した場合、ステップS06に移行する。
ステップS06では、操作表示部11に表示されている「リセット」釦を押下し、ステップS07に移行する。
ステップS07では、ステップS06による「リセット」釦押下に伴い、当該業務を中止するために機器を初期化処理する。ここでは、当該IC乗車券Tをモバイルトレイ部50で読取ることにより記憶部12cに記憶した電子情報及びIC乗車券Tに関する業務選択画面で係員が選択した業務番号などを消去する(S07)。この初期化処理後ステップS01に移行し、モバイルトレイ部50にIC乗車券が翳されるのを待機する(S01)。
ステップS05で、係員は、ステップS04の情報入力結果に基づく業務を実行すると判断した場合(S04のYes)、ステップS08に移行する。
ステップS08で、係員は、操作表示部11に表示されている「実行」釦を押下する。
ステップS09で、制御部12は、ステップS03で記憶部12cに記憶した業務番号(情報2)の値(ここでは、キー=aとする。)をキーに、IC乗車券印刷有無情報から、選択した業務で、印刷処理が発生するかを検索する(S09)。ここで、「業務別IC乗車券印刷有無情報」は、業務番号ごとにIC乗車券Tに対する印刷の有無を登録したもので、記憶部12cに事前に登録された情報である。
ステップS10では、S09の検索の結果、印刷処理が発生しない場合(S10のNo)、ステップS11に移行する。
ステップS11では、操作表示部11で業務選択した仕様に沿って、業務実行後のIC乗車券電子情報の作成処理を行う。
ステップS12では、モバイルトレイ部50のトレイアンテナ面表示部51)上(のIC乗車券(T)に対して作成した電子情報を書込む処理を行い(S12)、ステップS07に移行して機器を初期化処理する(S07)。その内容については上述した通りである。
ステップS10で、S09の検索の結果、印刷処理が発生する場合(S10のYes)、ステップS13に移行する。
ステップS13では、操作表示部の係員操作案内表示エリアに「トレイ上のIC乗車券を乗車券類発行部へ挿入して下さい」メッセージを表示し、ステップS14に移行する。
ステップS14で、乗車券類発行部40は、挿入口センサの状態を監視する。
ステップS14の監視の結果、挿入口センサによってIC乗車券Tが検出されない場合(S15の明(未挿入))、ステップS14に移行し、挿入口センサ状態の監視を継続する。
ステップS14の監視の結果、センサによってIC乗車券Tが検出された場合(S15の暗(挿入))、図5のステップS20に移行する。
ステップS20で、乗車券類発行部40は、挿入されたIC乗車券Tを取込む。
ステップS21で、乗車券類発行部40は、取込んだ乗車券の電子情報を読取る。読取った電子情報を制御部12の記憶部12cに送信する。
ステップS22で、制御部12は、乗車券類発行部40から受信したIC乗車券Tの電子情報の中のカード番号bと、モバイルトレイ部50で読取った「情報1」の中のカード番号aを比較する。
ステップS23で、制御部12は、ステップS22による比較の結果、カード番号が同一でない場合(S23のNo)は、ステップS24に移行する。
ステップS24で、操作表示部11の係員操作案内表示エリアに「IC乗車券が違います。リセットして下さい」メッセージを表示する。
ステップS25で、取込んだIC乗車券を乗車券類発行部40の機内から返却する処理を行う。
係員は、操作表示部11に表示されているリセット釦を押下し、ステップS07に移行する。ステップ07で機器を初期化して以降の処理は上述した通りである。
ステップS23で、ステップ22による比較の結果、カード番号が同一の場合(S23のYes)、ステップS27に移行する。
ステップS27で、乗車券類発行部40は、選択した業務で指定された仕様に沿って業務実行後のIC乗車券電子情報の作成処理と券面印刷情報の作成処理を行う。
ステップS28で、取込んだIC乗車券Tに対してステップS7で作成した券面印刷情報を使って印刷処理を行う。
ステップS29で、取込んでいるIC乗車券を乗車券類発行部40の機内から排出する処理を行う。処理終了後ステップS07に移行する。ステップ07で機器を初期化して以降の処理は上述した通りである。
以上説明したように、本実施例のIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器によれば、係員が旅客から預かったIC乗車券をすり替えて処理することを防止することができる。
T IC乗車券
1 係員用駅務機器
2 改札機(入場機)
3 改札機(出場機)
4 上位装置
10 操作表示部/制御部
11 操作表示部
12 制御部
13 キーボード
14 マウス
20 磁気カード処理部
30 磁気券発券部
40 乗車券類発行部
50 モバイルトレイ部
53 アンテナ面表示部
60 客用表示部
70 ジャーナルプリンタ部
80 係員カード読取装置
90 自動釣銭機
91 硬貨自動釣銭機
92 紙幣自動釣銭機

Claims (3)

  1. 利用者が所持するIC乗車券を翳して当該IC乗車券の電子情報の読取り及び書込み可能なモバイルトレイ部と、IC乗車券を挿入して券面印刷及び当該IC乗車券の電子情報読取り及び書込み可能な乗車券類発行部と、操作に必要な項目の表示を行うと共に、タッチパネルから入力可能な入力手段とを有して構成された操作表示部と、前記モバイルトレイ部、乗車券類発行部及び操作表示部と接続され、それらを制御する制御部と、この制御部によって管理された記憶部と、を備えたIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器であって、
    前記モバイルトレイ部と前記乗車券類発行部は独立して前記IC乗車券の電子情報の読取り及び書込みが可能であり、
    前記IC乗車券の電子情報の読取り及び書込み業務が発生したとき、
    最初に、利用者が、前記モバイルトレイ部に前記IC乗車券を翳して当該IC乗車券の電子情報の読取りを行った後に、係員が、前記乗車券類発行部で当該IC乗車券の業務に係るIC乗車券の電子情報の作成処理と券面印刷情報の作成処理を行うことが出来ることを特徴とするIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器。
  2. 前記モバイルトレイ部は、
    当該モバイルトレイ部に翳された前記IC乗車券の電子情報を読取り、読取った電子情報を前記制御部に送信し、
    前記制御部は、
    前記モバイルトレイ部から受信した前記IC乗車券の電子情報を前記記憶部に記憶し、
    続けて、前記操作表示部に当該IC乗車券に関する業務選択画面を表示し、係員によって選択された業務番号を前記記憶部に記憶し、
    前記業務番号をキーに検索した前記IC乗車券の印刷有無情報が印刷処理を必要とするとき、前記IC乗車券の電子情報を前記乗車券類発行部の挿入口に挿入することを促す操作案内を行い、
    前記乗車券類発行部は、
    前記挿入された前記IC乗車券の電子情報を読取り、読取った電子情報を前記制御部に送信し、
    前記制御部は、
    前記乗車券類発行部から受信した前記IC乗車券の電子情報を前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された、前記乗車券類発行部で読取ったIC乗車券の電子情報と、前記モバイルトレイ部で読取ったIC乗車券の電子情報とを比較する比較手段を備え、
    前記比較手段による比較の結果、前記乗車券類発行部で読取ったIC乗車券の電子情報と、前記モバイルトレイ部で読取ったIC乗車券の電子情報とが同一でない場合、前記乗車券類発行部での前記業務番号に係る業務を中止し、IC乗車券を前記乗車券類発行部から排出し、前記乗車券類発行部で読取ったIC乗車券の電子情報と、前記モバイルトレイ部で読取ったIC乗車券の電子情報とが同一の場合、前記乗車券類発行部で、選択された業務に係るIC乗車券の電子情報の作成処理と券面印刷情報の作成処理を行うことを特徴とする請求項1記載のIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器。
  3. 前記比較手段で比較する情報が、前記乗車券類発行部で読取ったIC乗車券の中のカード番号と、前記モバイルトレイ部で読取ったIC乗車券中のカード番号であることを特徴とする請求項2記載のIC乗車券すり替え防止機能を備えた係員用駅務機器。
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