JP6810238B1 - ふるさと納税システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が店舗で返礼品を受け取ることができるふるさと納税システムを提供すること。【解決手段】ふるさと納税システム1は、ネットワーク6を介して互いに接続され、利用者の利用者側端末装置2と、自治体の自治体側端末装置3と、店舗の店舗側端末装置4と、ふるさと納税において用いられるウェブサイトのプログラムが記憶されている記憶部52を有するふるさと納税処理装置5とを備え、ふるさと納税サイトを用いて、ふるさと納税を行うシステムである。自治体側端末装置3は、寄付の申し込みに関する情報を受け付け、利用者側端末装置2に、利用者に対応付けされた利用者識別情報を送信する。利用者が店舗において寄付に対応する返礼品を受け取る際、店舗側端末装置4から自治体側端末装置3に、利用者識別情報と、返礼品を受け取ったことを示す情報を有する受け取り完了情報とを送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、ふるさと納税システムに関するものである。
都道府県、市町村等の所定の自治体に対して寄付を行う(納税する)ふるさと納税制度が知られている(以下、「ふるさと納税」とも言う)。
ふるさと納税制度では、利用者(納税者)は、希望する自治体に対して寄付を行う(納税する)ことにより、その自治体から返礼品を貰うことができる。また、返礼品は、宅配便等により利用者の自宅等に配送される(例えば、特許文献1参照)。また、返礼品の価格の上限値と、返礼品の送料の上限値とは、それぞれ、利用者の自治体への寄付金額(納税額)に対する一定の比率として定められている。
また、ふるさと納税制度では、利用者は、確定申告を行うことにより、寄付金額(納税額)の一部が所得税や住民税から控除される。具体的には、原則として、寄付金額から自己負担額(例えば、2000円)を除いた金額が所得税や住民税から控除される。
しかしながら、このふるさと納税制度における従来のふるさと納税システムでは、返礼品は宅配便等により利用者に配送されるので、自治体は、返礼品を利用者に配送するたびに、返礼品の代金の他に、送料を支払う必要がある。また、送料は返礼品の価格とは関係ないので、返礼品の価格に対する送料の比率(割合)を低くするため、返礼品として、比較的高額のものが用いられている。
また、利用者は、返礼品が届く際、その返礼品を受け取るために、所定の時間帯は自宅等に待機していなければならない。
特開2018−67246号公報
本発明の目的は、利用者が店舗で返礼品を受け取ることができるふるさと納税システムを提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明のふるさと納税システムは、ネットワークを介して互いに接続され、利用者の利用者側端末装置と、自治体の自治体側端末装置と、店舗の店舗側端末装置と、ふるさと納税において用いられるウェブサイトのプログラムが記憶されている記憶部を有するふるさと納税処理装置とを備え、前記ウェブサイトを用いて、ふるさと納税を行うふるさと納税システムであって、
前記利用者側端末装置から前記自治体側端末装置に、寄付の申し込みに関する情報を送信し、
前記自治体側端末装置は、前記寄付の申し込みに関する情報を受け付け、前記利用者側端末装置に、前記利用者に対応付けされた利用者識別情報を送信し、
前記利用者側端末装置は、前記利用者識別情報を受け付け、
前記利用者が前記店舗において前記寄付に対応する返礼品を受け取る際、前記店舗側端末装置から前記自治体側端末装置に、前記利用者識別情報と、前記返礼品を受け取ったことを示す情報を有する受け取り完了情報とを送信し、
前記自治体側端末装置は、前記利用者識別情報および前記受け取り完了情報を受け付け
前記返礼品は、前記利用者が希望する量を複数回に分けて受け取ることが可能なものであり、
前記受け取り完了情報は、前記返礼品の全体のうち、前記利用者が希望して受け取った分の量を示す情報を有し、
前記利用者側端末装置は、表示部を有し、
前記表示部に、前記店舗で受け取ることが可能な前記返礼品に関する情報が表示され、
前記店舗で受け取ることが可能な前記返礼品に関する情報は、受け取ることが可能な前記返礼品の残量の情報を有することを特徴とする。
本発明のふるさと納税システムでは、前記利用者側端末装置は、表示部を有し、
前記表示部に、前記店舗で受け取ることが可能な前記返礼品に関する情報が表示されることが好ましい。
本発明のふるさと納税システムでは、前記返礼品は、複数回に分けて受け取ることが可能なものであり、
前記受け取り完了情報は、前記返礼品の全体のうち、前記利用者が受け取った分の量を示す情報を有することが好ましい。
本発明のふるさと納税システムでは、前記利用者側端末装置は、表示部を有し、
前記表示部に、前記店舗で受け取ることが可能な前記返礼品に関する情報が表示され、
前記店舗で受け取ることが可能な前記返礼品に関する情報は、受け取ることが可能な前記返礼品の残量の情報を有することが好ましい。
本発明のふるさと納税システムでは、前記自治体側端末装置は、前記ふるさと納税処理装置の機能の少なくとも一部を有することが好ましい。
本発明のふるさと納税システムでは、前記店舗側端末装置は、前記ふるさと納税処理装置の機能の少なくとも一部を有することが好ましい。
本発明によれば、ふるさと納税において、利用者は、店舗で返礼品を、直接、受け取ることができる。
これにより、自治体は、返礼品をまとめて店舗に配送しておくことで、返礼品の価格に対する送料の比率を低くすることができる。または、店舗で一般的に販売されているものを返礼品として取り扱うことや、返礼品を店舗の常備品とし、通常のものと同様に店舗で一般的に販売することで、返礼品の価格を従来生じていた送料分を含めた価格にすることができる。これにより、返礼品として、比較的高額のものに限らず、比較的低額のものも用いることができ、取り扱うことが可能な返礼品の種類を多くすることができる。
また、利用者は、いつでも店舗に返礼品を取りに行くことができる。
これにより、利用者は、従来のように返礼品を受け取るために自宅等に待機する無駄な時間をなくすことができる。また、利用者は、返礼品が生鮮食品の場合、その生鮮食品を必要なときに店舗に取りに行くことで、新鮮な生鮮食品を入手し、使用することができる。
本発明のふるさと納税システムの第1実施形態を示すブロック図である。 本発明のふるさと納税システムの第2実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第2実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第3実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第3実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第3実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第4実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第4実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第4実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第5実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第5実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第5実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。 本発明のふるさと納税システムの第5実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。
以下、本発明のふるさと納税システムを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
本発明のふるさと納税システムの第1実施形態について説明する。
図1は、本発明のふるさと納税システムの第1実施形態を示すブロック図である。
[ふるさと納税システム]
図1に示すふるさと納税システム1は、ふるさと納税を行う際に用いられるシステムである。
図1に示すように、ふるさと納税システム1は、利用者の(利用者が所有する)利用者側端末装置2(利用者側ふるさと納税処理装置)と、自治体の(自治体が所有する)自治体側端末装置3(自治体側ふるさと納税処理装置)と、店舗の(店舗が所有する)店舗側端末装置4(店舗側ふるさと納税処理装置)と、ふるさと納税処理装置5とを備えている。自治体側端末装置3は、通常、その自治体に配置されており、店舗側端末装置4は、通常、その店舗に配置されている。
また、利用者側端末装置2、自治体側端末装置3および店舗側端末装置4の数は、それぞれ、複数であるが、以下の説明では、それぞれ、1つを図示して説明する。
なお、利用者側端末装置2、自治体側端末装置3および店舗側端末装置4の数は、それぞれ、1つでもよい。
また、利用者側端末装置2、自治体側端末装置3、店舗側端末装置4およびふるさと納税処理装置5は、互いに、ネットワーク6を介して接続される。このネットワーク6としては、例えば、インターネット回線等のオープンネットワーク、専用回線等のクローズドネットワーク等を用いることができる。
すなわち、利用者側端末装置2と自治体側端末装置3とは、ネットワーク6を介して通信を行うことが可能になっている。同様に、利用者側端末装置2と店舗側端末装置4とは、ネットワーク6を介して通信を行うことが可能になっている。同様に、利用者側端末装置2とふるさと納税処理装置5とは、ネットワーク6を介して通信を行うことが可能になっている。同様に、自治体側端末装置3と店舗側端末装置4とは、ネットワーク6を介して通信を行うことが可能になっている。同様に、自治体側端末装置3とふるさと納税処理装置5とは、ネットワーク6を介して通信を行うことが可能になっている。同様に、店舗側端末装置4とふるさと納税処理装置5とは、ネットワーク6を介して通信を行うことが可能になっている。
また、利用者側端末装置2、自治体側端末装置3、店舗側端末装置4およびふるさと納税処理装置5としては、それぞれ、例えば、パーソナルコンピューター(コンピューター)、スマートフォン等を用いることができ、それぞれ、その数は、1つでもよく、また、複数でもよい。また、利用者側端末装置2としては、前記のうち、携帯に便利であることから、スマートフォンが好ましい。
利用者側端末装置2は、各制御を行う制御部21と、各情報を記憶する記憶部22と、通信(送信および受信)を行う通信部23と、入力および出力を行うI/O部24(入出力部)と、各情報(例えば、文字、数字、記号、マーク、線、図形等)を表示する表示部25と、操作部26(入力装置)とを有している。
また、自治体側端末装置3は、制御を行う制御部31と、各情報を記憶する記憶部32と、通信(送信および受信)を行う通信部33と、入力および出力を行うI/O部34(入出力部)と、各情報(例えば、文字、数字、記号、マーク、線、図形等)を表示する表示部35と、操作部36(入力装置)とを有している。
また、店舗側端末装置4は、制御を行う制御部41と、各情報を記憶する記憶部42と、通信(送信および受信)を行う通信部43と、入力および出力を行うI/O部44(入出力部)と、各情報(例えば、文字、数字、記号、マーク、線、図形等)を表示する表示部45と、操作部46(入力装置)とを有している。
また、ふるさと納税処理装置5は、制御を行う制御部51と、各情報を記憶する記憶部52と、通信(送信および受信)を行う通信部53と、入力および出力を行うI/O部54(入出力部)と、各情報(例えば、文字、数字、記号、マーク、線、図形等)を表示する表示部55と、操作部56(入力装置)とを有している。
また、制御部21の機能は、例えば、記憶部22に記憶されている各種のプログラムを実行することにより実現することができる。また、制御部31、41および51についてもそれぞれ前記制御部21と同様である。
また、制御部21、31、41および51は、それぞれ、例えば、CPU等で構成される。
また、記憶部22、32、42および52は、それぞれ、例えば、RAM、ROM等の半導体メモリー、磁気記録媒体(例えば、ハードディスク)、光記録媒体、光磁気記録媒体等で構成される。
また、記憶部22には、利用者側端末装置2の作動を制御する所定のプログラム等が記憶されており、制御部21は、このプログラムを読み出して実行する。また、記憶部32、42および52についてもそれぞれ前記記憶部22と同様である。
また、ふるさと納税処理装置5の記憶部52には、例えば、寄付を行う自治体、寄付金額、返礼品、返礼品を受け取る店舗の選択等、ふるさと納税において用いられるウェブサイト(ホームページ)を実現(構成)するプログラム(アプリ)等が記憶されており、制御部51は、このプログラムを読み出して実行する。以下、前記ふるさと納税において用いられるウェブサイトを「ふるさと納税用サイト」とも言う。
また、I/O部24、34、44および54は、それぞれ、情報(指令を含む)等の入出力を行う部位であり、情報等を受け付ける受付部を構成している。
また、表示部25、35、45および55は、それぞれ、例えば、液晶表示装置(液晶ディスプレイ)、有機EL表示装置(有機ELディスプレイ)等で構成される。
また、利用者は、操作部26を操作することで、ふるさと納税システム1に対して各種の処理等の指示(情報の入力を含む)を行うことができる。また、操作部36、46および56についてもそれぞれ前記操作部26と同様である。
また、操作部26、36、46および56は、それぞれ、例えば、マウス、キーボード、読み取り装置等で構成される。また、読み取り装置としては、例えば、1次元コードリーダー(例えば、バーコードリーダー)、2次元コードリーダー等の各種のコードリーダー、イメージスキャナー等が挙げられる。
また、利用者側端末装置2では、表示部25や操作部26とともに、または、表示部25や操作部26に換えて、表示部25および操作部26(表示部25および操作部26の機能)を兼ね備えた表示入力部を設けてもよい。表示入力部としては、例えば、タッチパネル等を用いることができる。また、自治体側端末装置3、店舗側端末装置4およびふるさと納税処理装置5についてもそれぞれ前記利用者側端末装置2と同様に表示入力部を設けてもよい。
また、自治体側端末装置3は、ふるさと納税処理装置5(ふるさと納税処理装置5の機能)の少なくとも一部を有していてもよい。すなわち、自治体側端末装置3は、ふるさと納税処理装置5(ふるさと納税処理装置5の機能)の一部を有していてもよく、全部を有していてもよい(ふるさと納税処理装置5を兼ねていてもよい)。具体的には、例えば、自治体側端末装置3の制御部31は、ふるさと納税処理装置5の制御部51の機能を有していてもよい。すなわち、記憶部32に、ふるさと納税用サイトを実現するプログラムが記憶されており、制御部31は、このプログラムを読み出して実行するようになっていてもよい。この場合は、自治体は、ふるさと納税においてより便利になるように、ふるさと納税システム1(ふるさと納税処理装置5の機能)を変更することができる。
また、店舗側端末装置4は、ふるさと納税処理装置5(ふるさと納税処理装置5の機能)の少なくとも一部を有していてもよい。すなわち、店舗側端末装置4は、ふるさと納税処理装置5(ふるさと納税処理装置5の機能)の一部を有していてもよく、全部を有していてもよい(ふるさと納税処理装置5を兼ねていてもよい)。具体的には、例えば、店舗側端末装置4の制御部41は、ふるさと納税処理装置5の制御部51の機能を有していてもよい。すなわち、記憶部42に、ふるさと納税用サイトを実現するプログラムが記憶されており、制御部41は、このプログラムを読み出して実行するようになっていてもよい。この場合は、店舗は、ふるさと納税においてより便利になるように、ふるさと納税システム1(ふるさと納税処理装置5の機能)を変更することができる。
[自治体]
自治体は、その自治体のウェブサイト(ホームページ)において、取り扱っている返礼品、その返礼品を取り扱っている店舗等を紹介することが好ましい。これにより、利用者の利便性が向上し、ふるさと納税の活性化を図ることができる。
また、返礼品としては、ふるさと納税制度で認められているものであれば特に限定されず、例えば、特定の地域の特産物等の各種の商品(物品)等が挙げられる。また、返礼品としては、商品の他、例えば、宿泊券、食事券、乗車券等の乗り物の券、旅行、体験、エステ等のサービス(サービスを受ける権利)等であってもよい。
[店舗]
店舗は、どの自治体のどのようなものを返礼品として取り扱っているか等を利用者に対して告知することが好ましい。告知の方法は、特に限定されず、例えば、ウェブサイト(ホームページ)、紙面による広告等が挙げられる。
また、自治体と店舗との間では、事前に、ふるさと納税についての取り決め(提携)がなされている。
そして、店舗において、自治体の返礼品を取り扱うようになっている。また、店舗で取り扱う返礼品、すなわち、その返礼品と同じものは、一般の客も購入することができるようになっている。これにより、返礼品は、生鮮食品の場合でも、常に、新鮮な状態を保つことができる。
なお、店舗において、1つの自治体の返礼品のみを取り扱っていてもよく、また、複数の自治体の返礼品を取り扱っていてもよい。また、自治体が複数種類の返礼品を用意している場合、店舗において、その複数種類の返礼品のうちの少なくとも1種類の返礼品を取り扱っていればよいが、利便性を考慮すると、2種類以上の返礼品を取り扱っていることが好ましく、全種類の返礼品を取り扱っていることがより好ましい。
以上説明したふるさと納税システム1は、ふるさと納税を行う際に用いられるシステムであり、そのふるさと納税において、利用者が、店舗で返礼品を、直接、受け取ることができるように支援する。
次に、ふるさと納税の手順とともに、ふるさと納税システム1の動作について説明する。
ふるさと納税を行う際は、ふるさと納税システム1において、ふるさと納税サイトを用いる。
本実施形態では、ふるさと納税を行う際、利用者は、利用者側端末装置2を用い、自治体は、自治体側端末装置3を用い、店舗は、店舗側端末装置4を用いて、それぞれ、ふるさと納税サイトにアクセスし(ふるさと納税サイトを開き)、各手続を行う場合を例に挙げて説明する。なお、所定の端末装置と他の所定の端末装置との間において、他の方法で通信を行うように構成してもよい。
[1]寄付(納税)
利用者は、利用者側端末装置2を用いて、寄付を行う(寄付先の)自治体と、寄付金額と、返礼品と、返礼品を受け取る店舗等を選択する。前記寄付を行う自治体と、寄付金額と、返礼品と、返礼品を受け取る店舗は、寄付の申し込みに関する情報である。また、1つの自治体において選択する返礼品の種類は、1種類でもよく、また、複数種類でもよい。
この寄付の申し込みに関する情報は、利用者側端末装置2からふるさと納税処理装置5に送信され、ふるさと納税処理装置5で受信される(受け付ける)。そして、ふるさと納税処理装置5において、前記情報のうち、自治体側端末装置3で必要な情報、例えば、寄付金額と、返礼品と、返礼品を受け取る店舗等の情報(寄付の申し込みに関する情報)は、ふるさと納税処理装置5から選択された自治体側端末装置3に送信され、その自治体側端末装置3で受信される(受け付ける)。
また、利用者は、選択した自治体に対して寄付(納税)を行う。この寄付の方法は特に限定されず、例えば、クレジットカードからの引き落とし、現金での支払い等の各種の方法を用いることができ、また、手続きは、例えば、利用者側端末装置2を用いて行うことも可能である。
また、自治体(自治体の人間)は、利用者に対し、前記寄付に対する受領書や寄付証明書等を送付する。この受領書や寄付証明書の送付の方法は特に限定されず、例えば、自治体側端末装置3を用いて利用者側端末装置2に対して行ってもよく、また、郵送等の方法で行ってもよい。
なお、この段階では返礼品の選択を不要とし、後日、店舗において、返礼品を選択し、受け取ることができるようにしてもよい。この場合は、例えば、店舗において使用可能な金額が設定され、利用者は、後日、店舗において、前記設定された金額の範囲内で返礼品を選択し、受け取る。なお、店舗において返礼品を選択できるようにしてもよいことは、後述する各実施形態でも同様である。
[2]IDおよびパスワード(利用者識別情報)の送付
自治体は、利用者に対して、その利用者に対応付けされた利用者識別情報として、IDおよびパスワードを付与する。このIDおよびパスワードにより、利用者を特定することができる。
具体的には、自治体は、自治体側端末装置3を用いて、利用者側端末装置2に、IDおよびパスワードを送信する。そして、そのIDおよびパスワードは、利用者側端末装置2で受信される(受け付ける)。なお、この通信は、ふるさと納税処理装置5を介して行われるが、ふるさと納税処理装置5を介さずに行ってもよい。
また、前記IDおよびパスワードは、後に、利用者が店舗で返礼品を受け取る際に、店舗側端末装置4で使用される。
また、自治体は、自治体側端末装置3を用いて、利用者側端末装置2に、その自治体を示す情報と、その自治体が提供し、店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報とを送信する。また、店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報には、決定した返礼品(選択された返礼品)を示す情報、返礼品が受け取り可能であるか否かを示す情報、返礼品が受け取り可能となる日時等が含まれる。そして、前記返礼品に関する情報は、利用者側端末装置2で受信される(受け付ける)。なお、この通信は、ふるさと納税処理装置5を介して行われるが、ふるさと納税処理装置5を介さずに行ってもよい。
また、店舗において、返礼品を選択し、受け取る場合は、前記返礼品に関する情報には、前記店舗において返礼品を選択して受け取ることを示す情報、店舗において使用可能な金額等が含まれる。
[3]返礼品の受け取り
利用者は、店舗(選択された店舗)に行き、その店舗で、寄付に対応する返礼品(選択された返礼品)を受け取る。
また、店舗(店舗の人間)は、店舗側端末装置4を用いて、利用者に付与されているIDおよびパスワードを入力し、自治体側端末装置3に、利用者が返礼品を受け取ったことを示す情報を有する受け取り完了情報を送信する。そして、その受け取り完了情報は、自治体側端末装置3で受信される(受け付ける)。また、受け取り完了情報には、例えば、返礼品の名称、返礼品の価格(店舗の利益分等も含まれる)等が含まれる。この情報受け取り完了の送信の際は、利用者に付与されているIDおよびパスワードを用いるので、利用者を確実に特定できるとともに、不正を防止することができる。なお、この通信は、ふるさと納税処理装置5を介して行われるが、ふるさと納税処理装置5を介さずに行ってもよい。
[4]代金の支払い
自治体は、受け取り完了情報が自治体側端末装置3で受信された(受け付けた)ことを確認すると、店舗に対して、返礼品に関する代金(店舗の利益分等も含まれる)を支払う。
以上説明したように、ふるさと納税システム1によれば、ふるさと納税において、利用者は、店舗で返礼品を、直接、受け取ることができる。
これにより、自治体は、返礼品をまとめて店舗に配送しておくことで、返礼品の価格に対する送料の比率を低くすることができる。または、店舗で一般的に販売されているものを返礼品として取り扱うことや、返礼品を店舗の常備品とし、通常のものと同様に店舗で一般的に販売することで、返礼品の価格を従来生じていた送料分を含めた価格にすることができる。これにより、返礼品として、比較的高額のものに限らず、比較的低額のものも用いることができ、取り扱うことが可能な返礼品の種類を多くすることができる。
また、利用者は、いつでも店舗に返礼品を取りに行くことができる。
これにより、利用者は、従来のように返礼品を受け取るために自宅等に待機する無駄な時間をなくすことができる。また、利用者は、返礼品が生鮮食品の場合、その生鮮食品を必要なときに店舗に取りに行くことで、新鮮な生鮮食品を入手し、使用することができる。
以上、第1実施形態のふるさと納税システム1について説明した。このようなふるさと納税システム1は、ネットワーク6を介して互いに接続され、利用者の利用者側端末装置2と、自治体の自治体側端末装置3と、店舗の店舗側端末装置4と、ふるさと納税において用いられるウェブサイトのプログラムが記憶されている記憶部52を有するふるさと納税処理装置5とを備え、ふるさと納税サイトを用いて、ふるさと納税を行うシステムである。利用者側端末装置2から自治体側端末装置3に、寄付の申し込みに関する情報を送信し、自治体側端末装置3は、その寄付の申し込みに関する情報を受け付け、利用者側端末装置2に、利用者に対応付けされた利用者識別情報を送信し、利用者側端末装置2は、その利用者識別情報を受け付け、利用者が店舗において寄付に対応する返礼品を受け取る際、店舗側端末装置4から自治体側端末装置3に、利用者識別情報と、返礼品を受け取ったことを示す情報を有する受け取り完了情報とを送信し、自治体側端末装置3は、利用者識別情報および受け取り完了情報を受け付ける。
このようなふるさと納税システム1によれば、ふるさと納税において、利用者は、店舗で返礼品を、直接、受け取ることができる。これにより、返礼品の価格に対する送料の比率を低くすることができ、また、返礼品の価格を従来生じていた送料分を含めた価格にすることができ、返礼品として、比較的高額のものに限らず、比較的低額のものも用いることができ、取り扱うことが可能な返礼品の種類を多くすることができる。また、利用者は、いつでも店舗に返礼品を取りに行くことができる。これにより、利用者は、従来のように返礼品を受け取るために自宅等に待機する無駄な時間をなくすことができ、また、返礼品が生鮮食品の場合、その生鮮食品を必要なときに店舗に取りに行くことで、新鮮な生鮮食品を入手し、使用することができる。
また、前述したように、自治体側端末装置3は、ふるさと納税処理装置5の機能の少なくとも一部を有する。これにより、自治体は、ふるさと納税においてより便利になるように、ふるさと納税システム1(ふるさと納税処理装置5の機能)を変更することができる。
また、前述したように、店舗側端末装置4は、ふるさと納税処理装置5の機能の少なくとも一部を有する。これにより、店舗は、ふるさと納税においてより便利になるように、ふるさと納税システム1(ふるさと納税処理装置5の機能)を変更することができる。
<第2実施形態>
本発明のふるさと納税システムの第2実施形態について説明する。
図2および図3は、それぞれ、本発明のふるさと納税システムの第2実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。
以下、第2実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態は、利用者側端末装置2の表示部25に、店舗で受け取ることが可能な返礼品(決定した返礼品)に関する情報が表示されること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図2に示すように、第2実施形態のふるさと納税システム1では、返礼品が決定した後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力(指示)を行うと、表示部25に、寄付を行った自治体を示す情報と、その自治体が提供し、店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報とが表示される。また、店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報には、決定した返礼品を示す情報、返礼品が受け取り可能であるか否かを示す情報、返礼品の受け取りが完了している(返礼品を受け取り済みである)か否かを示す情報等が含まれる。
前記寄付を行った自治体を示す情報および店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報は、ふるさと納税処理装置5から利用者側端末装置2に送信される。なお、図2および図3に示す構成例は、返礼品が「メロン1玉」の場合のものであるが、これは、あくまでも1例である。
図2に示すように、自治体Aの返礼品が受け取り可能である場合は、表示部25に、返礼品として「メロン1玉」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。
また、返礼品が受け取り可能になっていない場合は、表示部25に、返礼品として「メロン1玉」が表示され、「受け取り可能」は表示されない。なお、この場合、表示部25に、返礼品が受け取り可能になっていないことを示す「受け取り不可」が表示されるようにしてもよい。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、返礼品がメロン1玉であることと、その返礼品の受け取りが可能、不可能のいずれであるのかとを確認することができる。
また、図3に示すように、利用者が返礼品を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、返礼品の受け取りが完了していること(返礼品を受け取り済みであること)を示す「受け取り完了」が表示される。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、返礼品の受け取りが完了していることを確認することができる。
以上のような第2実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、第2実施形態のふるさと納税システム1について説明した。このようなふるさと納税システム1では、利用者側端末装置2は、表示部25を有し、表示部25に、店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報が表示される。このようなふるさと納税システム1によれば、利用者の利便性が向上する。
<第3実施形態>
本発明のふるさと納税システムの第3実施形態について説明する。
図4、図5および図6は、それぞれ、本発明のふるさと納税システムの第3実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。
以下、第3実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態は、複数の自治体に対して寄付を行う場合の構成であること以外は、前記第2実施形態と同様である。
なお、図4〜図6に示す構成例は、返礼品が「メロン1玉」、「スイカ1玉」の場合のものであるが、これは、あくまでも1例である。
第3実施形態のふるさと納税システム1では、利用者は、自治体AおよびBに対して寄付を行った。
図4に示すように、返礼品が決定した後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力(指示)を行うと、自治体Aの返礼品が受け取り可能である場合は、表示部25に、返礼品として「メロン1玉」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。同様に、自治体Bの返礼品が受け取り可能である場合は、表示部25に、返礼品として「スイカ1玉」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。
また、自治体Aの返礼品が受け取り可能になっていない場合は、表示部25に、返礼品として「メロン1玉」が表示され、「受け取り可能」は表示されない。また、自治体Bの返礼品についても同様である。なお、この場合、表示部25に、返礼品が受け取り可能になっていないことを示す「受け取り不可」が表示されるようにしてもよい。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、自治体Aの返礼品がメロン1玉であることと、自治体Bの返礼品がスイカ1玉であることと、その返礼品の受け取りが可能、不可能のいずれであるのかとを確認することができる。
また、図5に示すように、利用者が自治体Aの返礼品を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、自治体Aの返礼品の受け取りが完了していることを示す「受け取り完了」が表示される。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、自治体Aの返礼品のみ、受け取りが完了していることを確認することができる。
また、図6に示すように、さらに、利用者が自治体Bの返礼品を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、自治体Bの返礼品の受け取りが完了していることを示す「受け取り完了」が表示される。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、自治体Aおよび自治体Bの返礼品の受け取りが完了していることを確認することができる。
以上のような第3実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上説明したように、ふるさと納税システム1によれば、利用者は、店舗で返礼品を複数回に分けて(小分けして)受け取ることができる。これにより、利用者は、返礼品が生鮮食品の場合、生鮮食品を使用する都度、必要な分だけ新鮮な生鮮食品を入手することができ、使用することができる。
<第4実施形態>
本発明のふるさと納税システムの第4実施形態について説明する。
図7、図8および図9は、それぞれ、本発明のふるさと納税システムの第4実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。
以下、第4実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第4実施形態は、返礼品を複数回に分けて店舗で受け取ることが可能であること以外は、前記第1実施形態と同様である。
なお、図7〜図9に示す構成例は、返礼品が「牛肉1000g」の場合のものであるが、これは、あくまでも1例である。
第4実施形態のふるさと納税システム1では、返礼品が複数回に分けて受け取ることが可能なものである場合、返礼品を1回で店舗で受け取ることも可能であり、また、返礼品を複数回に分けて店舗で受け取ることも可能になっている。
また、店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報には、決定した返礼品を示す情報、返礼品が受け取り可能であるか否かを示す情報、返礼品の受け取りが完了している((返礼品を受け取り済みである)か否かを示す情報、受け取ることが可能な返礼品の残量の情報等が含まれる。
図7に示すように、返礼品が決定した後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力(指示)を行うと、自治体Aの返礼品が受け取り可能である場合は、表示部25に、返礼品として「牛肉 1000g/1000g」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。この場合、「1000g/1000g」は、受け取ることが可能な返礼品の残量の情報の1例であり、その分母は、受け取ることが可能な返礼品の全体の量であり、分子は、受け取ることが可能な返礼品の残量である。
また、返礼品が受け取り可能になっていない場合は、表示部25に、返礼品として「牛肉 1000g/1000g」が表示され、「受け取り可能」は表示されない。なお、この場合、表示部25に、返礼品が受け取り可能になっていないことを示す「受け取り不可」が表示されるようにしてもよい。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、返礼品が牛肉1000gであることと、その返礼品の受け取りが可能、不可能のいずれであるのかとを確認することができる。
また、図8に示すように、利用者が返礼品の一部(200g)を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、返礼品として「牛肉 800g/1000g」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、受け取ることが可能な返礼品の残量は、800gであること、すなわち、既に200gを受け取ったことを確認することができる。
ここで、前述した受け取り完了情報には、返礼品の全体のうち、利用者が受け取った分の量を示す情報が含まれる。この利用者が受け取った分の量を示す情報は、本実施形態では、牛肉200gと、その価格(店舗の利益分等も含まれる)である。
これにより、自治体は、利用者が、返礼品の全体のうち、どの程度の量を受け取ったかを把握することができる。
また、図9に示すように、利用者が返礼品の全部(全体)を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、返礼品の受け取りが完了していること(返礼品を受け取り済みであること)を示す「受け取り完了」が表示される。また、返礼品の表示は「牛肉 0/1000g」となる。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、返礼品の受け取りが完了していることを確認することができる。
また、利用者が返礼品の全部(全体)を受け取り、受け取り完了情報が自治体側端末装置3に送信された後(自治体側端末装置3で受信された後)は、以降、店舗側端末装置4から自治体側端末装置3に受け取り完了情報を送信することができなくなる。
これにより、店舗は、利用者に対して余分な量の返礼品を受け渡してしまうことを防止することができる。
以上のような第4実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、第4実施形態のふるさと納税システム1について説明した。このようなふるさと納税システム1では、返礼品は、複数回に分けて受け取ることが可能なものであり、受け取り完了情報は、返礼品の全体のうち、利用者が受け取った分の量を示す情報を有する。このようなふるさと納税システム1によれば、自治体は、利用者が、返礼品の全体のうち、どの程度の量を受け取ったかを把握することができる。
また、前述したように、利用者側端末装置2は、表示部25を有し、表示部25に、店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報が表示され、店舗で受け取ることが可能な返礼品に関する情報は、受け取ることが可能な返礼品の残量の情報を有する。これにより、利用者の利便性が向上する。
<第5実施形態>
本発明のふるさと納税システムの第5実施形態について説明する。
図10、図11、図12および図13は、それぞれ、本発明のふるさと納税システムの第5実施形態における利用者側端末装置の表示部の表示例を示す図である。
以下、第5実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第5実施形態は、複数の自治体に対して寄付を行う場合の構成であること以外は、前記第4実施形態と同様である。
なお、図10〜図13に示す構成例は、返礼品が「牛肉1000g」、「桃10玉」の場合のものであるが、これは、あくまでも1例である。
第5実施形態のふるさと納税システム1では、返礼品が複数回に分けて受け取ることが可能なものである場合、返礼品を1回で店舗で受け取ることも可能であり、また、返礼品を複数回に分けて店舗で受け取ることも可能になっている。そして、利用者は、自治体AおよびBに対して寄付を行った。
図10に示すように、返礼品が決定した後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力(指示)を行うと、自治体Aの返礼品が受け取り可能である場合は、表示部25に、返礼品として「牛肉 1000g/1000g」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。この場合、「1000g/1000g」は、受け取ることが可能な返礼品の残量の情報の1例であり、その分母は、受け取ることが可能な返礼品の全体の量であり、分子は、受け取ることが可能な返礼品の残量である。同様に、自治体Bの返礼品が受け取り可能である場合は、表示部25に、返礼品として「桃 10玉/10玉」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。
また、返礼品が受け取り可能になっていない場合は、表示部25に、返礼品として「牛肉 1000g/1000g」が表示され、「受け取り可能」は表示されない。また、自治体Bの返礼品についても同様である。なお、この場合、表示部25に、返礼品が受け取り可能になっていないことを示す「受け取り不可」が表示されるようにしてもよい。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、返礼品が牛肉1000gであることと、その返礼品の受け取りが可能、不可能のいずれであるのかとを確認することができる。また、自治体Bの返礼品についても同様である。
また、図11に示すように、利用者が自治体Bの返礼品の一部(5玉)を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、返礼品として「桃 5玉/10玉」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、受け取ることが可能な返礼品の残量は、5玉であること、すなわち、既に5玉を受け取ったことを確認することができる。
ここで、前述した受け取り完了情報には、返礼品の全体のうち、利用者が受け取った分の量を示す情報が含まれる。この利用者が受け取った分の量を示す情報は、本実施形態では、桃5玉と、その価格(店舗の利益分等も含まれる)である。
これにより、自治体は、利用者が、返礼品の全体のうち、どの程度の量を受け取ったかを把握することができる。
また、図12に示すように、利用者が自治体Aの返礼品の一部(200g)を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、返礼品として「牛肉 800g/1000g」が表示され、また、その返礼品が受け取り可能であることを示す「受け取り可能」が表示される。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、受け取ることが可能な返礼品の残量は、800gであること、すなわち、既に200gを受け取ったことを確認することができる。
また、利用者が自治体Bの返礼品の全部(全体)を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、返礼品の受け取りが完了していること(返礼品を受け取り済みであること)を示す「受け取り完了」が表示される。また、返礼品の表示は「桃 0/10玉」となる。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、自治体Bの返礼品の受け取りが完了していることを確認することができる。
また、図13に示すように、利用者が自治体Aの返礼品の全部を受け取った後に、利用者が利用者側端末装置2の操作部26を操作して所定の入力を行うと、表示部25に、「受け取り完了」が表示される。また、返礼品の表示は「牛肉 0/1000g」となる。
利用者は、表示部25の前記表示を見て、自治体Aの返礼品の受け取りが完了していることを確認することができる。
また、利用者が自治体Aの返礼品の全部を受け取り、受け取り完了情報が自治体側端末装置3に送信された後(自治体側端末装置3で受信された後)は、以降、店舗側端末装置4から自治体側端末装置3に自治体Aの返礼品についての受け取り完了情報を送信することができなくなる。また、自治体Bの返礼品についても同様である。
これにより、店舗は、利用者に対して余分な量の返礼品を受け渡してしまうことを防止することができる。
以上のような第5実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第6実施形態>
本発明のふるさと納税システムの第6実施形態について説明する。
以下、第6実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第6実施形態は、複数の自治体に対して寄付を行う場合の構成であること以外は、前記第1実施形態と同様である。
第6実施形態のふるさと納税システム1では、利用者は、複数の自治体に対して寄付を行う際、所定の寄付金額をその複数の自治体に所望の配分で分配する。
また、前述したように、利用者は、返礼品の選択は、事前に行ってもよく、後日、店舗において、返礼品を選択してもよい。
後者の場合は、店舗において使用可能な金額は、各自治体毎に、寄付金額の配分に応じた金額が設定される。そして、利用者は、後日、店舗において、所定の自治体の返礼品を受け取る際は、その自治体の返礼品用に設定された金額の範囲内で、その自治体の複数の返礼品のうちから所定の返礼品を選択し、受け取る。
以上のような第6実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明のふるさと納税システムを、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物、機能部等が付加されていてもよい。また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 ふるさと納税システム
2 利用者側端末装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 I/O部
25 表示部
26 操作部
3 自治体側端末装置
31 制御部
32 記憶部
33 通信部
34 I/O部
35 表示部
36 操作部
4 店舗側端末装置
41 制御部
42 記憶部
43 通信部
44 I/O部
45 表示部
46 操作部
5 ふるさと納税処理装置
51 制御部
52 記憶部
53 通信部
54 I/O部
55 表示部
56 操作部
6 ネットワーク
A 自治体
B 自治体

Claims (3)

  1. ネットワークを介して互いに接続され、利用者の利用者側端末装置と、自治体の自治体側端末装置と、店舗の店舗側端末装置と、ふるさと納税において用いられるウェブサイトのプログラムが記憶されている記憶部を有するふるさと納税処理装置とを備え、前記ウェブサイトを用いて、ふるさと納税を行うふるさと納税システムであって、
    前記利用者側端末装置から前記自治体側端末装置に、寄付の申し込みに関する情報を送信し、
    前記自治体側端末装置は、前記寄付の申し込みに関する情報を受け付け、前記利用者側端末装置に、前記利用者に対応付けされた利用者識別情報を送信し、
    前記利用者側端末装置は、前記利用者識別情報を受け付け、
    前記利用者が前記店舗において前記寄付に対応する返礼品を受け取る際、前記店舗側端末装置から前記自治体側端末装置に、前記利用者識別情報と、前記返礼品を受け取ったことを示す情報を有する受け取り完了情報とを送信し、
    前記自治体側端末装置は、前記利用者識別情報および前記受け取り完了情報を受け付け
    前記返礼品は、前記利用者が希望する量を複数回に分けて受け取ることが可能なものであり、
    前記受け取り完了情報は、前記返礼品の全体のうち、前記利用者が希望して受け取った分の量を示す情報を有し、
    前記利用者側端末装置は、表示部を有し、
    前記表示部に、前記店舗で受け取ることが可能な前記返礼品に関する情報が表示され、
    前記店舗で受け取ることが可能な前記返礼品に関する情報は、受け取ることが可能な前記返礼品の残量の情報を有することを特徴とするふるさと納税システム。
  2. 前記自治体側端末装置は、前記ふるさと納税処理装置の機能の少なくとも一部を有する請求項1に記載のふるさと納税システム。
  3. 前記店舗側端末装置は、前記ふるさと納税処理装置の機能の少なくとも一部を有する請求項1または2に記載のふるさと納税システム。
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