JP6809420B2 - 送電装置、受電装置および非接触電力伝送システム - Google Patents

送電装置、受電装置および非接触電力伝送システム Download PDF

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Description

本開示は、送電装置と受電装置とを用いた非接触電力伝送システムに関し、特に、送電装置から受電装置への送電中の異常判定に関する。
従来から車両側に設けられた受電装置と、車両の外部の電源に接続された送電装置とを含み、送電装置から受電装置に対して非接触で電力を送電する非接触電力伝送システムを用いて車両等に搭載された電池を充電する技術が公知である(特許文献1〜5参照)。
また、たとえば、特開2017−046521号公報(特許文献6)には、非接触による送電中において非接触電力伝送システムに異常が発生した場合に、送電を停止させる技術が開示される。
特開2013−154815号公報 特開2013−146154号公報 特開2013−146148号公報 特開2013−110822号公報 特開2013−126327号公報 特開2017−046521号公報
しかしながら、非接触電力伝送システムに異常が発生する場合には、たとえば、送電装置における送電に用いられるコイルおよび受電装置における受電に用いられるコイルのうちのいずれかに短絡が発生していることが考えられるが、修理を速やかに完了するためには送電装置と受電装置とのうちのいずれが修理対象であるか(いずれのコイルにおいて短絡が生じているか)を切り分けることが望ましい。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、非接触による送電中において異常が発生した場合に送電装置および受電装置のいずれに異常が発生したかを判定する送電装置、受電装置および非接触電力伝送システムを提供することである。
本開示のある局面に係る送電装置は、受電コイルを含む受電装置に非接触で送電する送電装置である。送電装置は、送電コイルとキャパシタとを直列に接続した送電回路と、送電装置の送電動作中に受電装置において受電できていない場合に送電装置と受電装置とのうちのいずれが異常であるかを判定する異常判定装置とを備える。異常判定装置は、送電動作中に受電装置において受電できていない場合に、送電回路における電圧と電流とから送電回路におけるインピーダンスを算出する。異常判定装置は、算出されたインピーダンスがしきい値よりも大きいときに送電コイルに短絡が発生していると判定する。異常判定装置は、インピーダンスがしきい値よりも小さいときに受電コイルに短絡が発生していると判定する。
このようにすると、送電コイルに短絡が生じている場合には、送電回路は、キャパシタを含み送電コイルを含まない回路構成となるため、インピーダンスは、送電コイルに短絡が生じていない場合よりも増加することになる。そのため、インピーダンスがしきい値よりも大きいときに送電コイルに短絡が発生していると判定することができる。また、このインピーダンスがしきい値よりも小さいときには送電コイルに短絡が生じていない可能性が高く、受電コイルに短絡が発生していると判定することができる。
ある実施の形態においては、異常判定装置は、送電回路に電流が流れており、かつ、受電装置に電流が流れていない場合に送電動作中に受電装置において受電できていないと判定する。
このようにすると、送電動作中に受電装置において受電できていないことを判定することができる。
ある実施の形態においては、しきい値は、送電コイルにおいて短絡が発生していない場合の送電回路のインピーダンスに予め定められた値が加算されて設定される。
このようにすると、送電コイルに短絡が発生しているか、受電コイルに短絡が発生しているかを判定するためのしきい値を適切に設定することができる。
本開示の他の局面に係る受電装置は、送電コイルとキャパシタとを直列に接続した送電回路を含む送電装置から非接触で受電する受電装置である。受電装置は、受電コイルと、送電装置の送電動作中に受電装置において受電できていない場合に送電装置と受電装置とのうちのいずれが異常であるかを判定する異常判定装置とを備える。異常判定装置は、送電動作中に受電装置において受電できていない場合に、送電回路における電圧と電流とから送電回路におけるインピーダンスを算出する。異常判定装置は、算出されたインピーダンスがしきい値よりも大きいときに送電コイルに短絡が発生していると判定する。異常判定装置は、インピーダンスがしきい値よりも小さいときに受電コイルに短絡が発生していると判定する。
本開示のさらに他の局面に係る非接触電力伝送システムは、送電コイルとキャパシタとを直列に接続した送電回路を含み、非接触で送電する送電装置と、受電コイルを含み、送電装置から非接触で受電する受電装置と、送電装置の送電動作中に受電装置において受電できていない場合に送電装置と受電装置とのうちのいずれが異常であるかを判定する異常判定装置とを備える。異常判定装置は、送電動作中に受電装置において受電できていない場合に、送電回路における電圧と電流とから送電回路におけるインピーダンスを算出する。異常判定装置は、算出されたインピーダンスがしきい値よりも大きいときに送電コイルに短絡が発生していると判定する。異常判定装置は、インピーダンスがしきい値よりも小さいときに受電コイルに短絡が発生していると判定する。
本開示によると、非接触による送電中において異常が発生した場合に送電装置および受電装置のいずれに異常が発生したかを判定する送電装置、受電装置および非接触電力伝送システムを提供することができる。
非接触電力伝送システムの全体構成を示す図である。 送電コイルが短絡する故障モードを説明するための図である。 受電コイルが短絡する故障モードを説明するための図である。 短絡しているコイルを判定する異常判定処理を示すフローチャートである。 送電コイルの正常時と短絡時とにおける送電回路の構成とインピーダンスの算出式とを示す図である。 R0の設定について説明するための図である。 電源ECUの動作を説明するための図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<非接触電力伝送システムの構成>
図1は、非接触電力伝送システムの全体構成を示す図である。図1を参照して、この非接触電力伝送システム1は、送電装置10と、受電装置20とを備える。
送電装置10は、交流電源100(たとえば、系統電源)から受ける交流電力を受電装置20に送信する。送電装置10は、PFC(Power Factor Correction)回路210と、インバータ220と、フィルタ回路230と、送電部240と、電源ECU(Electronic Control Unit)250と、通信部260と、電圧センサ270と、電流センサ272とを含む。
PFC回路210は、交流電源100から受ける交流電力を整流および昇圧してインバータ220へ供給するとともに、入力電流を正弦波に近づけることで力率を改善することができる。このPFC回路210には、公知の種々のPFC回路を採用し得る。なお、PFC回路210に代えて、力率改善機能を有しない整流器を採用してもよい。
インバータ220は、PFC回路210から受ける直流電力を、所定の伝送周波数を有する送電電力(交流)に変換する。インバータ220によって生成された送電電力は、フィルタ回路230を通じて送電部240へ供給される。
具体的には、インバータ220は、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子で構成されるスイッチング素子と、IGBT素子に逆並列に接続されたダイオードとからなる回路を複数含む単相フルブリッジ回路によって構成される。
フィルタ回路230は、インバータ220と送電部240との間に設けられ、インバータ220から発生する高調波ノイズを抑制する。フィルタ回路230は、コイルとキャパシタとをそれぞれ1つずつ含むLCフィルタによって構成される。なお、フィルタ回路230は、このような構成には限定されない。フィルタ回路230は、コイルとキャパシタとをそれぞれ複数含むLCフィルタによって構成されてもよいし、コイルとキャパシタとの何れか一方のみによって構成されてもよい。
送電部240は、伝送周波数を有する交流電力(送電電力)をインバータ220からフィルタ回路230を通じて受け、送電部240の周囲に生成される電磁界を通じて、受電装置20の受電部310へ非接触で送電する。送電部240は、受電部310へ非接触で送電するための共振回路を含む。共振回路は、送電コイル242とキャパシタ244とを含んで構成される。キャパシタ244は、送電電力の力率を補償するために設けられ、送電コイル242に直列に接続される。送電装置10の共振回路が「送電回路」に対応する。
電圧センサ270は、フィルタ回路230と送電部240とを接続する電力線間の電圧V1を検出し、その検出値を電源ECU250へ出力する。電流センサ272は、送電部240に流れる電流I1を検出し、その検出値を電源ECU250へ出力する。なお、電流センサ272は、たとえば、インバータ220と送電部240との間に設けられるようにしてもよい。なお、電圧センサ270および電流センサ272によって送電部240に流れる電流と送電部240の電圧が検出され得る。
電源ECU250は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、各種センサや機器からの信号を受けるとともに、送電装置10における各種機器の制御を行なう。一例として、電源ECU250は、送電装置10から受電装置20への電力伝送の実行時に、インバータ220が送電電力(交流電力)を生成するようにインバータ220のスイッチング制御を行なう。各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
通信部260は、受電装置20の通信部370と無線通信するように構成される。通信部260は、たとえば、受電装置20の受電部310に流れる電流I2などの受電装置20の受電状態を示す情報や非接触での送電動作を開始するための指令(送電開始指令)を通信部370から受信する。
一方、受電装置20は、たとえば、送電装置10から非接触で送電された電力を用いて走行可能な車両等に搭載され得る。受電装置20は、受電部310と、フィルタ回路320と、整流部330と、リレー回路340と、蓄電装置350とを含む。また、受電装置20は、充電ECU360と、通信部370と、電流センサ382とをさらに含む。
受電部310は、送電装置10の送電部240から出力される電力(交流電力)を非接触で受電する。受電部310は、たとえば、送電部240から非接触で受電するための共振回路を含む。共振回路は、受電コイル312とキャパシタ314とによって構成される。キャパシタ314は、受電電力の力率を補償するために設けられ、受電コイル312に直列に接続される。
なお、共振回路は、必ずしもこのような構成に限定されない。たとえば、受電コイル312の容量成分のみで所望の共振状態が形成される場合には、キャパシタを設けなくてもよい。受電部310は、受電した電力をフィルタ回路320を通じて整流部330へ出力する。
フィルタ回路320は、受電部310と整流部330との間に設けられ、受電時に発生する高調波ノイズを抑制する。フィルタ回路320は、コイルとキャパシタとをそれぞれ1つずつ含むLCフィルタによって構成される。なお、フィルタ回路320は、このような構成には限定されない。フィルタ回路320は、コイルとキャパシタとをそれぞれ複数含むLCフィルタによって構成されてもよいし、コイルとキャパシタとの何れか一方のみによって構成されてもよい。
整流部330は、受電部310によって受電された交流電力を整流して蓄電装置350へ出力する。
蓄電装置350は、再充電可能な直流電源であり、たとえば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池によって構成される。蓄電装置350は、整流部330から出力される電力を蓄える。蓄電装置350は、車両の走行時等に図示しない負荷駆動装置等への電力供給に用いられる。
リレー回路340は、整流部330と蓄電装置350との間に設けられ、送電装置10による蓄電装置350の充電時に閉成される。なお、特に図示しないが、整流部330と蓄電装置350との間(たとえば、整流部330とリレー回路340との間)に、整流部330の出力電圧を調整するDC/DCコンバータを設けてもよい。
充電ECU360は、CPU、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、各種センサや機器からの信号を受けるとともに、受電装置20における各種機器の制御を行なう。各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
通信部370は、送電装置10の通信部260と無線通信するように構成される。たとえば、通信部370は、受電装置20の受電部310に流れる電流I2などの受電装置20の受電状態を示す情報や送電開始指令などを通信部260に送信する。充電ECU360は、たとえば、送電装置10と車両(受電装置20)との相対位置が送電可能な位置関係である場合に送電開始指令を通信部370を経由して送電装置10(通信部260)に送信する。
この非接触電力伝送システム1においては、インバータ220からフィルタ回路230を通じて送電部240へ送電電力(交流電力)が供給される。送電部240および受電部310の各々は、コイルとキャパシタとを含み、伝送周波数において共振するように設計されている。送電部240および受電部310の共振強度を示すQ値は、100以上であることが好ましい。
送電装置10において、インバータ220から送電部240へ送電電力が供給されると、送電部240の送電コイル242と受電部310の受電コイル312との間に形成される電磁界を通じて、送電部240から受電部310へエネルギー(電力)が移動する。受電部310へ移動したエネルギー(電力)は、フィルタ回路320および整流部330を通じて蓄電装置350へ供給される。
このような送電装置10から受電装置20に非接触で送電する非接触電力伝送システム1において、送電動作中(すなわち、インバータ220の動作中)において受電装置20において受電できないなどの異常が発生した場合には、速やかに送電を停止させることがシステム保護の観点から望ましい。送電中において受電装置20において受電できないなどの異常は、たとえば、送電装置10の送電コイル242や受電装置20の受電コイル312の短絡によって発生する場合がある。
たとえば、図2は、送電コイル242が短絡する故障モードを説明するための図である。図2に示すように、送電コイル242が短絡する場合には、送電装置10において送電動作が行なわれても送電装置10から受電装置20に送電できないため、電流I1および電圧V1がいずれもゼロよりも大きい状態であっても、電流I2がゼロになる。
一方、図3は、受電コイル312が短絡する故障モードを説明するための図である。図3に示すように、受電コイル312が短絡する場合には、送電装置10において送電動作が行なわれて送電装置10から受電装置20に送電できても、受電装置20において受電できないため、電流I1および電圧V1がいずれもゼロよりも大きい状態であっても、電流I2がゼロになる。
このように送電コイル242が短絡する場合も、受電コイル312が短絡する場合も送電装置10の送電動作中に受電装置20において受電できていない場合には、電流I1,I2および電圧V1は、いずれも同様の変化を示すため、これらの変化を検出しても、送電コイル242に短絡が発生しているか、受電コイル312に短絡が発生しているかを明確に切り分けることができない場合がある。
しかしながら、修理を速やかに完了するためには送電装置10および受電装置20とのうちのいずれかが修理対象であるか(いずれのコイルにおいて短絡が生じているか)を切り分けることが望ましい。
そこで、本実施の形態において、電源ECU250は、送電動作中に受電装置20において受電できていない場合に、送電部240の送電回路における電圧V1と電流I1とから送電回路におけるインピーダンスZ(=V1/I1)を算出するものとする。さらに、電源ECU250は、算出されたインピーダンスZがしきい値R0よりも大きいときに送電コイル242に短絡が発生していると判定するものとする。一方、電源ECU250は、インピーダンスZがしきい値R0よりも小さいときに受電コイル312に短絡が発生していると判定するものとする。
このようにすると、送電コイル242に短絡が生じている場合には、送電部240の送電回路は、キャパシタ244を含み送電コイル242を含まない回路構成となるため、インピーダンスZは、送電コイル242に短絡が生じていない場合よりも増加することになる。そのため、インピーダンスZがしきい値R0よりも大きいときに送電コイル242に短絡が発生していると判定することができる。また、このインピーダンスZがしきい値R0よりも小さいときには送電コイル242に短絡が生じていない可能性が高く、受電コイル312に短絡が発生していると判定することができる。
以下、図4を用いて電源ECU250で実行される制御処理について説明する。図4は、電源ECU250において実行される制御処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、所定の制御周期毎にメインルーチン(図示せず)から呼び出されて実行される。これらのフローチャートに含まれる各ステップは、基本的には、電源ECU250によるソフトウェア処理によって実現されるが、その一部または全部が電源ECU250内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。
ステップ(以下、ステップを「S」と記載する)100にて、電源ECU250は、非接触充電中であるか否かを判定する。電源ECU250は、たとえば、非接触充電中であることを示すフラグがオン状態である場合に非接触充電中であると判定する。電源ECU500は、たとえば、通信部260に受電装置20から送電開始指令を受信した場合に非接触充電中であることを示すフラグをオン状態にしてもよい。非接触充電中であると判定される場合(S100にてYES)、処理はS102に移される。
S102にて、電源ECU250は、送電動作中における電圧V1および電流I1を取得する。電源ECU250は、電圧センサ270および電流センサ272の検出結果から電圧V1および電流I1を取得する。
S104にて、電源ECU250は、送電動作中であって、かつ、受電できていない状態であるか否かを判定する。電源ECU250は、たとえば、電圧V1および電流I1がいずれもゼロよりも大きい場合に、送電装置10において送電動作中であると判定する。さらに、電源ECU250は、受電装置20から通信部260を経由して受信する電流I2がゼロである場合に、受電装置20において受電できていない状態であると判定する。送電動作中であって、かつ、受電できていない状態であると判定される場合(S104にてYES)、処理はS106に移される。
S106にて、電源ECU250は、電圧V1を電流I1で除算した値V1/I1(=インピーダンスZ)がしきい値R0よりも大きいか否かを判定する。
しきい値R0は、送電動作中であるにも関わらず、受電できていないという異常が送電コイル242の短絡に起因するものであるか、受電コイル312の短絡に起因するものであるかを判定するための値である。しきい値R0は、たとえば、送電コイル242に短絡が発生していない正常時のインピーダンスZを予め実験等によって求めておき、算出されたインピーダンスZに予め定められた値を加算することによって設定される。
図5は、送電コイル242の正常時と異常時とにおける送電回路の構成とインピーダンスZの算出式とを示す図である。
送電コイル242の正常時においては、送電装置10の送電回路は、送電コイル242とキャパシタ244とを含む回路構成になるため、図5に示すようなLC回路に対応したインピーダンスの算出式によって第1インピーダンスZ1を算出することができる。
一方、送電コイル242の短絡発生時においては、送電装置10の送電回路は、キャパシタ244のみを含む回路構成と等価になるため、キャパシタ244のみを含む回路構成に対応したインピーダンスの算出式によって第2インピーダンスZ2を算出することができる。
すなわち、正常であった送電コイル242に短絡が発生する場合には、インピーダンスZは、第1インピーダンスZ1から第2インピーダンスZ2に変化することになるため、しきい値R0は、第1インピーダンスZ1と第2インピーダンスZ2との間の値であって、部品定数等のバラツキを考慮して第1インピーダンスZ1からも第2インピーダンスZ2からも所定のマージンだけ離隔する値に設定されることが望ましい。
図6は、しきい値R0の設定方法を説明するための図である。図6には、送電コイル242に短絡が発生した場合と、受電コイル312に短絡が発生した場合(送電コイル242が正常である場合)との各々の場合において、種々のばらつき要素を複数組み合わせて考慮したときのインピーダンスZの取り得る範囲と、そのインピーダンスZの値となる頻度とが示される。
種々のばらつき要素とは、たとえば、コイルおよびキャパシタの部品定数のばらつき、インバータ220の駆動周波数のばらつき、送電コイル242と受電コイル312との相対位置のズレや受電装置20における電圧(充電電圧)の範囲のバラツキ等を含む。
図6に示すように、種々のバラツキ要素を考慮すると、受電コイル312に短絡が発生する場合のインピーダンスZがとり得る範囲は、0〜Z(0)の第1範囲となり、送電コイル242に短絡が発生する場合のインピーダンスZがとり得る範囲は、Z(1)〜Z(2)の第2範囲となる。すなわち、しきい値R0を、第1範囲と第2範囲との間のZ(0)〜Z(1)内に設定することによって、送電コイル242に短絡が発生している場合と、受電コイル312に短絡が発生している場合とを明確に切り分けることができる。そのため、しきい値R0としては、たとえば、Z(0)とZ(1)との中点に設定することによって第1範囲からも第2範囲からも所定のマージンだけ離隔する値に設定することができる。
図4に戻って、電圧V1を電流I1で除算した値V1/I1がしきい値R0よりも大きいと判定される場合(S106にてYES)、処理はS108に移される。S108にて、電源ECU250は、送電コイル242に短絡が発生していると判定する。
なお、電圧V1を電流I1で除算した値V1/I1がしきい値R0以下であると判定される場合(S106にてNO)、処理はS110に移される。S110にて、電源ECU250は、受電コイル312に短絡が発生していると判定する。
また、非接触充電中でないと判定される場合や(S100にてNO)、送電動作中でない場合、あるいは、送電動作中に受電できている状態である場合には(S104にてNO)、この処理は終了する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく電源ECU250の動作について図7を用いて説明する。図7は、電源ECU250の動作を説明するための図である。図7の横軸は、時間を示す。図7の縦軸は、V1/I1、電流I1および電流I2を示す。なお、ラインLN1およびLN2は、V1/I1の変化を示す。さらに、ラインLN3およびLN4は、電流I1の変化を示す。ラインLN5は、電流I2の変化を示す。
たとえば、非接触での送電動作中である場合を想定する。また、現時点において、送電コイル242および受電コイル312のいずれにも短絡が発生していない場合を想定する。すなわち、送電装置10から非接触で送電された電力が受電装置20において受電され、受電された電力を用いて蓄電装置350が充電されているものとする。
このとき、非接触充電中であり(S100にてYES)、送電動作中であって、かつ、受電ができている状態であると判定される(S102にてNO)。
<送電コイル242に短絡が発生した場合>
時間T(0)にて、送電コイル242に短絡が発生すると、図7のラインLN5(実線)に示すように、電流I2がゼロになるため、送電動作中であって、かつ、受電できていない状態であると判定される(S102にてYES)。このとき、電流I1および電圧V1が取得され(S104)、V1/I1の値が算出される。送電コイル242が短絡することによって、図1のラインLN1(実線)に示すように、V1/I1の値が、増加するため、図7のラインLN3(実線)に示すように、電流I1が減少する。算出されたV1/I1がしきい値R0よりも大きいと判定される場合(S106にてYES)、送電コイル242に短絡が発生していると判定される。
<受電コイル312に短絡が発生した場合>
時間T(0)にて、受電コイル312に短絡が発生すると、図5のラインLN5(実線)に示すように、電流I2がゼロになるため、送電動作中であって、かつ、受電できていない状態であると判定される(S102にてYES)。このとき、電流I1および電圧V1が取得され(S104)、V1/I1の値が算出される。受電コイル312が短絡する場合には、図1のラインLN2(破線)に示すように、V1/I1の値も変化しないため、図7のラインLN4(破線)に示すように、電流I1は変化しない。算出されたV1/I1がしきい値R0以下であると判定される場合(S106にてNO)、受電コイル312に短絡が発生していると判定される。
以上のようにして、本実施の形態に係る非接触電力伝送システム1および送電装置10によると、送電コイル242に短絡が生じている場合には、送電回路は、キャパシタ244を含み送電コイル242を含まない回路構成となるため、インピーダンスZは、送電コイル242に短絡が生じていない場合よりも増加することになる。そのため、インピーダンスZがしきい値R0よりも大きいときに送電コイル242に短絡が発生していると判定することができる。また、このインピーダンスZがしきい値R0以下のときには送電コイル242に短絡が生じていない可能性が高く、受電コイル312に短絡が発生していると判定することができる。したがって、非接触による送電中において異常が発生した場合に送電装置および受電装置のいずれに異常が発生したかを判定する非接触電力伝送システムおよび送電装置を提供することができる。
さらに、電源ECU250は、送電装置10の送電回路に電流が流れており、かつ、受電装置20に電流が流れていない場合を電流I1およびI2を検出することによって、送電動作中に受電できていない状態を判定することができる。
さらに、しきい値R0は、送電コイル242において短絡が発生していない場合の送電回路のインピーダンスZに予め定められた値が加算されて設定される。そのため、送電コイルに短絡が発生しているか、受電コイル312に短絡が発生しているかを判定するためのしきい値R0を適切に設定することができる。
以下、変形例について記載する。
上述の実施の形態では、送電動作中に受電できていない状態になる場合に、送電装置10の電源ECU250によって送電装置10の送電回路のインピーダンスZが算出され、算出されたインピーダンスZに基づいて送電コイル242に短絡が発生しているか受電コイル312に短絡が発生しているかを判定する異常判定処理を実行するとして説明したが、たとえば、異常判定処理は、受電装置20の充電ECU360によって実行されてもよい。すなわち、充電ECU360によって送電装置10の送電回路のインピーダンスZが算出され、算出されたインピーダンスZに基づいて送電コイル242に短絡が発生しているか受電コイル312に短絡が発生しているかを判定してもよい。
この場合、充電ECU360は、図4のフローチャートに示される処理と同様の処理を実行する。なお、充電ECU360が実行する処理のうち、電源ECU250が実行する処理と異なる点は、以下の通りである。
たとえば、充電ECU360は、送電開始指令を送電装置10に送信するとともに非接触充電フラグをオン状態にする。また、充電ECU360は、電源ECU250の通信部260から通信部370を経由して電流I1および電圧V1を受信することによって、電流I1および電圧V1を取得する。充電ECU360は、送電動作中に、電流センサ382によって検出された電流I2がゼロとなる場合に、受電できていない状態であると判定する。
このようにしても、充電ECU360によって、インピーダンスZがしきい値R0よりも大きいか否かによって、送電コイル242に短絡が発生しているか、受電コイル312に短絡が発生しているかを判定することができる。したがって、非接触による送電中において異常が発生した場合に送電装置および受電装置のいずれに異常が発生したかを判定する受電装置を提供することができる。
さらに上述の実施の形態では、送電動作中に受電できていない状態になる場合に、送電装置10の電源ECU250によって送電装置10の送電回路のインピーダンスZが算出され、算出されたインピーダンスZに基づいて送電コイル242に短絡が発生しているか受電コイル312に短絡が発生しているかを判定する異常判定処理を実行するとして説明したが、たとえば、異常判定処理の実行主体は、送電装置10および受電装置20とは別体の異常判定装置によって実行されてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 非接触電力伝送システム、10 送電装置、20 受電装置、100 交流電源、210 回路、220 インバータ、230,320 フィルタ回路、240 送電部、242 送電コイル、244,314 キャパシタ、250 電源ECU、260,370 通信部、270 電圧センサ、272,382 電流センサ、310 受電部、312 受電コイル、330 整流部、340 リレー回路、350 蓄電装置、360 充電ECU。

Claims (5)

  1. 受電コイルを含む受電装置に非接触で送電する送電装置であって、
    送電コイルとキャパシタとを直列に接続した送電回路と、
    前記送電装置の送電動作中に前記受電装置において受電できていない場合に前記送電装置と前記受電装置とのうちのいずれが異常であるかを判定する異常判定装置とを備え、
    前記異常判定装置は、前記送電動作中に前記受電装置において受電できていない場合に、前記送電回路における電圧と電流とから前記送電回路におけるインピーダンスを算出し、算出された前記インピーダンスがしきい値よりも大きいときに前記送電コイルに短絡が発生していると判定し、前記インピーダンスが前記しきい値よりも小さいときに前記受電コイルに短絡が発生していると判定する、送電装置。
  2. 前記異常判定装置は、前記送電回路に電流が流れており、かつ、前記受電装置に電流が流れていない場合に前記送電動作中に前記受電装置において受電できていないと判定する、請求項1に記載の送電装置。
  3. 前記しきい値は、前記送電コイルにおいて短絡が発生していない場合の前記送電回路のインピーダンスに予め定められた値が加算されて設定される、請求項1または2に記載に送電装置。
  4. 送電コイルとキャパシタとを直列に接続した送電回路を含む送電装置から非接触で受電する受電装置であって、
    受電コイルと、
    前記送電装置の送電動作中に前記受電装置において受電できていない場合に前記送電装置と前記受電装置とのうちのいずれが異常であるかを判定する異常判定装置とを備え、
    前記異常判定装置は、前記送電動作中に前記受電装置において受電できていない場合に、前記送電回路における電圧と電流とから前記送電回路におけるインピーダンスを算出し、算出された前記インピーダンスがしきい値よりも大きいときに前記送電コイルに短絡が発生していると判定し、前記インピーダンスが前記しきい値よりも小さいときに前記受電コイルに短絡が発生していると判定する、受電装置。
  5. 送電コイルとキャパシタとを直列に接続した送電回路を含み、非接触で送電する送電装置と、
    受電コイルを含み、前記送電装置から非接触で受電する受電装置と、
    前記送電装置の送電動作中に前記受電装置において受電できていない場合に前記送電装置と前記受電装置とのうちのいずれが異常であるかを判定する異常判定装置とを備え、
    前記異常判定装置は、前記送電動作中に前記受電装置において受電できていない場合に、前記送電回路における電圧と電流とから前記送電回路におけるインピーダンスを算出し、算出された前記インピーダンスがしきい値よりも大きいときに前記送電コイルに短絡が発生していると判定し、前記インピーダンスが前記しきい値よりも小さいときに前記受電コイルに短絡が発生していると判定する、非接触電力伝送システム。
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