JP2019115148A - 非接触受電装置 - Google Patents

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Munekimi Kimura
統公 木村
浩章 湯浅
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浩章 湯浅
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Abstract

【課題】送電装置から非接触で受電する非接触受電装置において、整流回路出力側の過電圧を抑制するとともに、受電部に過電流・過電圧が生じるのを抑制する。【解決手段】受電部は、直列接続された受電コイル101とキャパシタ102とを含む。受電部と整流回路105との間に設けられるフィルタ回路は、キャパシタ103とインダクタ104とを含む。短絡回路110は、受電部に並列に接続され、受電装置100の異常時に受電部の両端を短絡する。受電装置100の異常が発生すると、短絡回路110によって受電部の両端が短絡される。受電部の両端が短絡された後、通信部700によって送電装置200へ送電停止指令が出力される。【選択図】図1

Description

本開示は、送電装置から非接触で受電する非接触受電装置に関する。
送電装置から受電装置へ非接触で電力を伝送する電力伝送システムが知られている(たとえば特許文献1〜5参照)。このような電力伝送システムについて、特開平11−27870号公報(特許文献6)には、受電装置において電池の充電電圧が異常に上昇した場合に、電圧上昇から回路素子を保護可能な受電装置が開示されている。この受電装置では、整流回路の下アームがトランジスタで構成され、整流回路の出力電圧が基準電圧に達すると、トランジスタがオンされる。これにより、受電コイルの両端が短絡され、整流回路の出力電圧が零となるので、電圧上昇から回路素子が保護される(特許文献6参照)。
特開2013−154815号公報 特開2013−146154号公報 特開2013−146148号公報 特開2013−110822号公報 特開2013−126327号公報 特開平11−27870号公報
受電コイルにキャパシタを直列に接続して力率を改善する力率補償方式(S方式)の受電装置に、特許文献6に記載の構成を適用する場合、電圧上昇の異常時に整流回路のトランジスタをオンさせることによって整流回路出力側の過電圧は抑制できるけれども、受電コイルとキャパシタとの共振状態は維持される。これにより、受電コイル及びキャパシタ(以下、纏めて「受電部」と称する場合がある。)に過電流・過電圧が生じ、絶縁故障に至る可能性がある。この場合、送電装置からの送電停止を待つことも考えられるが、送電装置での送電停止処理に時間がかかり、受電部の過電流・過電圧を抑制できない可能性がある。
本開示は、かかる問題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、送電装置から非接触で受電する非接触受電装置において、整流回路出力側の過電圧を抑制するとともに、受電部に過電流・過電圧が生じるのを抑制することである。
本開示における非接触受電装置は、送電装置から非接触で受電する非接触受電装置であって、送電装置から磁界を通じて非接触で受電するように構成された受電部を備える。受電部は、直列接続された受電コイルとキャパシタとを含む。非接触受電装置は、さらに、受電部によって受電された交流電力を整流するように構成された整流回路と、受電部と整流回路との間に設けられるフィルタ回路と、受電部に並列に接続され、受電異常の発生時に受電部の両端を短絡するように構成された短絡回路とを備える。受電異常が発生すると、短絡回路によって受電部が短絡され、受電部の短絡後に送電装置へ送電停止指令が出力される。
この非接触受電装置においては、受電異常が発生すると、送電装置からの送電停止を待つことなく、短絡回路によって受電部の両端が短絡される。これにより、短絡回路による短絡前に対して、送電装置からみた受電側のインピーダンス及び受電装置の共振周波数が変化する。このため、受電装置において、電流及び電圧の位相がずれ、力率が悪化し、受電有効電力が低下する。その結果、受電部の受電コイル及びキャパシタに過電流・過電圧が生じるのを抑制することができる。また、短絡回路によって受電部の両端が短絡されるので、整流回路出力側の過電圧も抑制される。このように、この非接触受電装置によれば、送電装置からの送電停止を待つことなく、整流回路出力側の過電圧を抑制するとともに、受電部の電流及び電圧を速やかに抑制することができる。
短絡回路は、直列接続される少なくとも2つの半導体スイッチにより構成されてもよい。このような構成により、機械式のリレー等に比べて短絡動作移行までの時間を短くすることができ、受電部を良好に保護することができる。
この場合、2つの各半導体スイッチをMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)とし、各MOSFETのソース同士が接続されるようにしてもよい。このような構成により、1つの絶縁ドライバで各MOSFETを駆動することができるので、非接触受電装置を小型化することができる。
受電異常については、整流回路出力側の電圧が所定のしきい電圧を上回った場合に異常と判定されるようにしてもよい。これにより、整流回路出力側の電圧を検出するだけでよい。また、非接触受電装置が搭載される車両のECU(Electric Control Unit)から受電中に異常信号を受信した場合に異常と判定されるようにしてもよい。ECUによる異常監視の結果を用いることで、高い安全性を確保することができる。
短絡回路による短絡は、所定時間保持されるものとし、所定時間は、送電装置からの送電が停止されるまでに要する最大時間以上に設定されるようにしてもよい。これにより、送電装置からの送電が停止されるまでは短絡回路による短絡が保持されるので、受電部を確実に保護することができる。
なお、短絡回路による短絡は、送電装置の送電状態に拘わらず実行されるようにしてもよい。これにより、受電装置側だけで受電装置の保護を実現することができる。
短絡回路は、半導体スイッチに直列接続される抵抗素子を含んでもよい。このような構成により、短絡回路による短絡時に、半導体スイッチに突入電流が流れるのを抑制することができる。
また、整流回路の下アームを半導体スイッチにより構成し、受電異常が発生した場合に、短絡回路によって受電部を短絡するとともに、整流回路の半導体スイッチをオンさせるようにしてもよい。このような構成とすることにより、受電部と整流回路との間に設けられるフィルタ回路のインピーダンスに拘わらず、整流回路出力側の過電圧を確実に抑制することができる。
本開示における非接触受電装置によれば、整流回路出力側の過電圧を抑制するとともに、受電部に過電流・過電圧が生じるのを抑制することができる。
本開示の実施の形態1に従う非接触受電装置が適用される電力伝送システムの全体構成図である。 蓄電装置の充電中における電力伝送システムの等価回路を示した図である。 短絡回路の作動中における電力伝送システムの等価回路を示した図である。 蓄電装置の充電中に受電装置の制御部により実行される処理の手順の一例を示したフローチャートである。 整流回路の出力電圧の推移の一例を示した図である。 受電コイルに流れる電流の推移の一例を示した図である。 受電コイルに生じる電圧の推移の一例を示した図である。 実施の形態2に従う非接触受電装置が適用される電力伝送システムの全体構成図である。 実施の形態3に従う非接触受電装置が適用される電力伝送システムの全体構成図である。 実施の形態3における制御部により実行される処理の手順の一例を示したフローチャートである。 変形例における電力伝送システムの全体構成図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、本開示の実施の形態1に従う非接触受電装置が適用される電力伝送システムの全体構成図である。図1を参照して、この電力伝送システム10は、受電装置100と、送電装置200とを備える。受電装置100は、たとえば、送電装置200から供給され蓄えられた電力を用いて走行可能な車両等に搭載され得る。
以下では、受電装置100は、車両に搭載されるものとして説明する。この実施の形態1では、受電装置100が搭載される車両は、さらに、蓄電装置300と、リレー回路400と、車両ECU(Electronic Control Unit)500と、通信部700とを備えている。
受電装置100は、受電コイル101と、キャパシタ102,103,106と、インダクタ104と、整流回路105と、短絡回路110とを含む。
受電コイル101及びキャパシタ102は、「受電部」の一実施例を構成する。受電コイル101は、送電装置200の送電コイル201(後述)から磁界を通じて非接触で受電する。キャパシタ102は、受電電力の力率を補償するために設けられ、受電コイル101に直列に接続される。受電コイル101及びキャパシタ102は、共振回路を形成し、形成される共振回路の共振強度を示すQ値は、100以上であることが好ましい。なお、このように、受電コイル101にキャパシタ102を直列に接続して力率を改善する力率補償方式は「S方式」とも称される。
キャパシタ103及びインダクタ104は、受電コイル101及びキャパシタ102によって構成される受電部と整流回路105との間に設けられる「フィルタ回路」の一実施例を構成する。キャパシタ103は、上記受電部の両端間に接続される。インダクタ104は、キャパシタ103の一端と整流回路105との間に接続される。キャパシタ103及びインダクタ104は、LC回路を形成しており、受電コイル101による受電時に発生する高調波ノイズを抑制する。
整流回路105は、受電コイル101によって受電された交流電力を整流して蓄電装置300へ出力する。整流回路105は、たとえば4つのダイオードから成るダイオードブリッジ回路によって構成される。キャパシタ106は、整流回路105の出力側に設けられ、整流回路105によって整流された直流電力を平滑化する。
短絡回路110は、受電コイル101及びキャパシタ102によって構成される受電部に並列に接続され、受電部の両端を短絡可能に構成される。この実施の形態1では、短絡回路110は、直列接続されるMOSFET111,112を含んで構成される。
MOSFET111のドレインは、受電部の一端とインダクタ104との間の電力線に接続され、MOSFET111のソースは、MOSFET112のソースに接続される。MOSFET112のドレインは、受電部の他端に接続され、MOSFET112のソースは、MOSFET111のソースに接続される。MOSFET111,112は、絶縁ドライバ140(後述)によって同時に駆動される。短絡回路110の動作については、後ほど詳しく説明する。
整流回路105によって整流された電力は、蓄電装置300に蓄えられる。蓄電装置300は、再充電可能な直流電源であり、たとえばリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池を含んで構成される。蓄電装置300は、整流回路105から出力される電力を蓄え、その蓄えられた電力を図示しないインバータ及び走行用モータ等の駆動装置等へ供給する。なお、蓄電装置300として電気二重層キャパシタ等も採用可能である。リレー回路400は、受電装置100と蓄電装置300との間に設けられ、受電装置100による蓄電装置300の充電時にオン(導通状態)にされる。
車両ECU500は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、各種センサからの信号の入力や各機器への制御信号の出力を行なうとともに、車両における各機器の制御を行なう。一例として、車両ECU500は、車両の走行制御や、受電装置100による蓄電装置300の充電制御等を実行する。これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
通信部700は、送電装置200の通信部と無線通信可能に構成される。そして、車両ECU500は、送電装置200から受電装置100への送電が実行される際は、通信部700を用いて送電装置200と通信を行ない、送電装置200からの送電の開始/停止や受電装置100の受電状況等の情報を送電装置200とやり取りする。
受電装置100は、電圧検出部120と、制御部130と、絶縁ドライバ140とをさらに含む。電圧検出部120は、整流回路105の出力電圧Voを検出し、その検出値を制御部130へ出力する。
制御部130は、マイコンや入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、受電装置100の出力電圧が上昇する等の受電異常が検出された場合に、マイコン内のメモリに予め格納されたプログラムに従って所定の処理を実行する。具体的には、制御部130は、受電装置100による受電中に受電異常が検知された場合に、短絡回路110を作動させるように絶縁ドライバ140へ指令を出力する。この制御部130により実行される処理については、後ほど詳しく説明する。なお、制御部130により実行される処理は、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
絶縁ドライバ140は、絶縁型のゲート駆動回路であり、制御部130からの制御信号に従って、短絡回路110のMOSFET111,112を同時に駆動する。
一方、送電装置200は、送電コイル201と、キャパシタ202,203と、インダクタ204と、インバータ210と、力率改善(PFC(Power Factor Correction))回路220と、送電ECU230と、通信部240とを含む。
PFC回路220は、商用系統電源等の交流電源600から受ける電力を整流及び昇圧してインバータ210へ供給するとともに、入力電流を正弦波に近づけることで力率を改善することができる。このPFC回路220には、公知の種々のPFC回路を採用し得る。なお、PFC回路220に代えて、力率改善機能を有しない整流器を採用してもよい。
インバータ210は、送電ECU230からの制御信号に従って、PFC回路220から受ける直流電力を、所定の周波数(たとえば数十kHz)を有する送電電力(交流)に変換する。インバータ210は、たとえば単相フルブリッジ回路によって構成される。キャパシタ203及びインダクタ204は、LC回路を形成し、インバータ210から発生する高調波ノイズを抑制するフィルタとして機能する。
送電コイル201及びキャパシタ202は、受電装置100の受電コイル101へ非接触で送電する「送電部」を構成する。送電コイル201は、インバータ210により生成される交流電力をインバータ210から受け、送電コイル201の周囲に生成される磁界を通じて、受電装置100の受電コイル101へ非接触で送電する。キャパシタ202は、送電電力の力率を補償するために設けられ、送電コイル201に直列に接続される。送電コイル201及びキャパシタ202は共振回路を形成し、形成される共振回路のQ値は100以上であることが好ましい。
送電ECU230は、CPU、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、送電装置200における各種機器の制御を行なう。たとえば、送電ECU230は、送電装置200から受電装置100への電力伝送の実行時に、所定の周波数を有する送電電力をインバータ210が生成するようにインバータ210のスイッチング制御を行なう。各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
通信部240は、受電装置100が搭載される車両の通信部700と無線通信可能に構成される。通信部240は、電力伝送の開始/停止に関する情報を車両側とやり取りしたり、受電装置100の受電状況(受電電圧や受電電流、受電電力等)を車両から受信したりする。
この電力伝送システム10においては、送電装置200において、インバータ210から送電コイル201へ、所定の周波数を有する交流電力が供給される。送電コイル201に交流電力が供給されると、送電コイル201と受電装置100の受電コイル101との間に形成される磁界を通じて、送電コイル201から受電コイル101へエネルギー(電力)が移動する。受電コイル101へ移動したエネルギー(電力)は、整流回路105を通じて蓄電装置300へ供給される。
このような電力伝送システムにおいて、受電装置(整流回路)の出力電圧が異常に上昇する等の受電異常が発生した場合に、受電装置を保護する対策として、整流回路の下アームをMOSFET等のトランジスタで構成し、受電装置(整流回路)の出力が過電圧となった場合に上記トランジスタをオンさせることが考えられる(たとえば上記の特許文献6参照)。
しかしながら、上記の受電装置100のようなS方式の受電装置に上記の手法を適用する場合、整流回路のトランジスタをオンさせることによって整流回路出力側の過電圧は抑制できるけれども、受電コイル及びキャパシタによって構成される受電部の共振状態は維持される。これにより、受電部に過電流・過電圧が生じ、絶縁故障に至る可能性がある。この場合、送電装置からの送電停止を待つことも考えられるが、送電装置での送電停止処理に時間がかかり、受電部の過電流・過電圧を抑制できない可能性がある。
そこで、本実施の形態1に従う受電装置100では、受電部に並列に接続される短絡回路110が設けられ、整流回路105の出力が過電圧となるような受電異常が発生すると、短絡回路110を直ちに作動させる。なお、短絡回路110は、インダクタ104よりも受電部側に設けられている。
すなわち、この受電装置100では、受電異常が発生すると、送電装置200からの送電停止を待つことなく、短絡回路110によって受電部の両端が短絡される。これにより、短絡回路110による短絡前に対して、送電装置200からみた受電側のインピーダンス及び受電装置100の共振周波数が変化する。このため、受電装置100において、電流及び電圧の位相がずれ、力率が悪化し、受電有効電力が低下する。その結果、受電部の受電コイル101及びキャパシタ102に過電流・過電圧が生じるのを抑制することができる。また、短絡回路110によって受電部の両端が短絡されるので、整流回路105の出力側の過電圧も抑制される。
このように、この実施の形態1に従う受電装置100によれば、送電装置200からの送電停止を待つことなく、整流回路105の出力側の過電圧を抑制するとともに、受電部の電流及び電圧を速やかに抑制することができる。以下、短絡回路110による短絡前後の回路特性の変化について説明する。
図2は、蓄電装置300の充電中における電力伝送システム10の等価回路を示した図である。すなわち、この図2では、短絡回路110の非作動時における電力伝送システム10の等価回路が示されている。なお、この図2では、送電装置200において、PFC回路220の図示は省略されている。また、受電装置100において、インピーダンス150は、図1に示した整流回路105、キャパシタ106及び蓄電装置300から成る電気負荷の等価インピーダンスであり、そのインピーダンス値をRLとする。
図2を参照して、受電装置100における受電コイル101及びインダクタ104のインダクタンスをそれぞれL2,L21とし、受電装置100におけるキャパシタ102,103のキャパシタンスをそれぞれC2,C21とする。蓄電装置300の充電中における、送電装置200からみた受電側のインピーダンスZ2は、次式にて示される。
Figure 2019115148
ここで、ωは、伝送電力の角周波数を示す。式(1)で示されるインピーダンスZ2の虚部が零となる角周波数ω2及び周波数f2は、式(1)から次式にて示される。
Figure 2019115148
なお、インダクタンスL2,L21及びキャパシタンスC2,C21は、式(2)中の等号で示される関係を満たすように設計されているものとする。言い換えると、インダクタンスL2,L21及びキャパシタンスC2,C21が式(2)中の等号を満たすように設計されている場合、インピーダンスZ2の虚部が零となる角周波数ω2及び周波数f2は、式(2)で示される。
そして、角周波数ω(周波数f)が式(2)で示される角周波数ω2(周波数f2)である場合、インピーダンスZ2は、次式のように実部で表わされる。
Figure 2019115148
式(2)の関係を満たす状態で送電装置200から受電装置100への電力伝送が行なわれると、受電側のインピーダンスZ2の虚部が零であることにより無効電力が発生せず、高効率な状態で電力を伝送することができる。受電装置100では、インダクタンスL2,L21及びキャパシタンスC2,C21が、伝送電力の周波数f(角周波数ω)に対して式(2)の関係を満たすように設計されている。
図3は、短絡回路110の作動中における電力伝送システム10の等価回路を示した図である。この図3は、図2に対応するものであり、図2で説明した符号については説明を繰り返さない。
図3を参照して、短絡回路110の作動中におけるMOSFET111,112のオン抵抗をRonとする。MOSFET111,112のオン抵抗Ronは、キャパシタ103及びインダクタ104のインピーダンスに比べて十分に小さいものとすると、短絡回路110の作動中(MOSFET111,112のオン中)における、送電装置200からみた受電側のインピーダンスZ2*は、次式のように表わすことができる。
Figure 2019115148
インダクタ104を通じて整流回路105へ流れる電流は十分に小さいので、整流回路105及びキャパシタ106を保護することができる。
式(4)で示されるインピーダンスZ2*の虚部が零となる角周波数ω2*及び周波数f2*は、式(4)から次式にて示される。
Figure 2019115148
そして、角周波数ω(周波数f)が式(5)で示される角周波数ω2*(周波数f2*)である場合、インピーダンスZ2*は、次式にて示される。
Figure 2019115148
式(5),(6)を式(2),(3)と比較すると、短絡回路110を作動させることによって、受電側のインピーダンス及び共振周波数が変化し、インピーダンスの虚部が増加する(非零となる)。このことは、受電装置100において、電流及び電圧の位相がずれ、力率が悪化し、受電有効電力が低下することを意味する。このため、送電装置200からの送電が継続していても、受電コイル101及びキャパシタ102に過電流・過電圧が生じるのを抑制することができる。
そして、短絡回路110を作動させた後、送電装置200へ送電停止指令が送信される。すなわち、受電異常(過電圧)が発生した場合に、送電装置200からの送電停止を待っていると受電部(受電コイル101及びキャパシタ102)に過電流・過電圧が生じ得るところ、この実施の形態1に従う受電装置100では、送電装置200からの送電停止を待つことなく短絡回路110を作動させ、その後、送電装置200へ送電停止指令が送信される。
図4は、蓄電装置300の充電中に受電装置100の制御部130により実行される処理の手順の一例を示したフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、受電装置100による蓄電装置300の充電中に、所定時間毎又は所定の条件が成立する毎に繰返し実行される。
図4を参照して、制御部130は、電圧検出部120から整流回路105の出力電圧Voの検出値を取得し、出力電圧Voがしきい値Vthよりも高いか否かを判定する(ステップS10)。このしきい値Vthは、整流回路105の出側において過電圧が生じているか否かを判定するためのしきい値であり、たとえば、蓄電装置300の上限電圧とキャパシタ106の耐電圧との範囲内において適宜設定される。
ステップS10において出力電圧Voがしきい値Vth以下であると判定された場合(ステップS10においてNO)、制御部130は、蓄電装置300の充電異常を示す充電異常信号を車両ECU500から受信したか否かを判定する(ステップS20)。車両ECU500は、蓄電装置300の充電中に、たとえば、整流回路105の出力電圧Voや充電電流を監視するとともに、電圧検出部120の異常等も監視している。そして、車両ECU500は、電圧或いは電流の異常や電圧検出部120の異常等を検知すると、充電異常信号を生成して制御部130へ出力する。
ステップS20において車両ECU500から充電異常信号を受信していないと判定されると(ステップS20においてNO)、制御部130は、ステップS30以降の一連の処理を実行することなくリターンへと処理を移行する。
ステップS10において整流回路105の出力電圧Voがしきい値Vthよりも高いと判定された場合(ステップS10においてYES)、又はステップS20において車両ECU500から充電異常信号を受信したと判定された場合(ステップS20においてYES)、制御部130は、短絡回路110を作動させるための短絡動作駆動信号を生成して絶縁ドライバ140へ出力する(ステップS30)。そうすると、絶縁ドライバ140から短絡回路110のMOSFET111,112へ駆動信号が出力され、MOSFET111,112がオン(導通状態)される。これにより、受電部(受電コイル101及びキャパシタ102)の両端が短絡され、受電部に過電流・過電圧が生じるのを抑制することができる。
短絡動作駆動信号が絶縁ドライバ140へ出力された後、制御部130は、送電装置200からの送電の停止を指示する送電停止信号を送電装置200へ送信するように車両ECU500へ指示する(ステップS40)。これにより、通信部700によって送電装置200へ送電停止指令が送信される。
次いで、制御部130は、短絡動作駆動信号を絶縁ドライバ140へ出力してから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS50)。この所定時間は、たとえば、送電装置200において送電停止指令が受信され、送電停止指令に従って送電ECU230がインバータ210へ駆動停止信号を出力し、送電コイル201からの送電が停止されるまでに要する最大時間(予測値)以上に設定される。
そして、ステップS50において、短絡動作駆動信号が絶縁ドライバ140へ出力されてから所定時間が経過したと判定されると(ステップS50においてYES)、制御部130は、短絡回路110の作動を停止させるための短絡動作停止信号を生成して絶縁ドライバ140へ出力する(ステップS60)。
図5は、整流回路105の出力電圧Voの推移の一例を示した図である。図5を参照して、時刻t0からt1の期間では、受電異常(過電圧や充電異常)は発生しておらず、正常に蓄電装置300の充電が行なわれている。
時刻t1において、受電異常が発生し、出力電圧Voが上昇している。時刻t2において、出力電圧Voがしきい値Vthを超えると、短絡回路110が作動する(MOSFET111,112がオン)。これにより、時刻t2以降の出力電圧Voの上昇が抑制されている。
図6は、受電コイル101に流れる電流の推移の一例を示した図である。この図6では、定格電力で蓄電装置300が充電されているとき(正常動作時)に対する電流増加比が示されている。図6において、実線は、本実施の形態1における受電コイル101に流れる電流を示す。点線は、比較例として、図1に示した短絡回路110に代えて、上述した特許文献6に記載の受電装置のように、整流回路の下アームをトランジスタで構成し、受電異常が発生した場合に当該トランジスタをオンさせる場合の電流推移を示す。
図6を参照して、時刻t0からt1の期間では、受電装置100により蓄電装置300が定格電力で充電されている(正常動作)。時刻t1において、受電異常が発生し、時刻t2において、出力電圧Voがしきい値Vthを超えることにより短絡回路110が作動する(MOSFET111,112がオン)。これにより、受電コイル101の過電流が抑制されている。
これに対して、点線で示される比較例では、時刻t2において、出力電圧Voがしきい値Vthを超えることにより、整流回路の下アームのトランジスタがオンされる。これにより、出力電圧Voの過電圧は抑制できるけれども(図示せず)、受電コイルにおいて、正常動作時(時刻t0からt1)の電流に対して6倍程度の電流(過電流)が流れている。このように、整流回路の下アームのトランジスタによって短絡手段を構成しても、受電コイルの過電流を抑制することができない。
図7は、受電コイル101に生じる電圧の推移の一例を示した図である。この図7では、定格電力で蓄電装置300が充電されているとき(正常動作時)に対する電圧増加比が示されている。図7において、実線は、本実施の形態1における受電コイル101に生じる電圧を示す。点線は、比較例として、上記のように、整流回路の下アームをトランジスタで構成し、受電異常が発生した場合に当該トランジスタをオンさせる場合の電圧の推移を示す。
図7を参照して、時刻t0からt1の期間では、受電装置100により蓄電装置300が定格電力で充電されている(正常動作)。時刻t1において、受電異常が発生し、時刻t2において、出力電圧Voがしきい値Vthを超えることにより短絡回路110が作動する(MOSFET111,112がオン)。これにより、受電コイル101の過電圧が抑制されている。
これに対して、点線で示される比較例では、時刻t2において、出力電圧Voがしきい値Vthを超えることにより、整流回路の下アームのトランジスタがオンされる。これにより、出力電圧Voの過電圧は抑制できるけれども(図示せず)、受電コイルにおいて、正常動作時(時刻t0からt1)の電圧に対して7倍程度の電圧(過電圧)が生じている。このように、整流回路の下アームのトランジスタによって短絡手段を構成しても、受電コイルの過電圧を抑制することはできない。
以上のように、この実施の形態1においては、短絡回路110が設けられ、受電異常が発生すると、送電装置200からの送電停止を待つことなく、短絡回路110を作動させる。これにより、短絡回路110による短絡前に対して、受電側のインピーダンスZ及び共振周波数fを変化させ、受電部(受電コイル101及びキャパシタ102)に過電流・過電圧が生じるのを抑制することができる。また、短絡回路110によって受電部の両端が短絡されるので、整流回路105の出力側の過電圧も抑制される。このように、この実施の形態1によれば、送電装置200からの送電停止を待つことなく、整流回路105出力側の過電圧を抑制するとともに、受電部の電流及び電圧を速やかに抑制することができる。
また、この実施の形態1では、短絡回路110は、直列接続される2つのMOSFET111,112により構成される。これにより、仮に短絡回路を機械式のリレーで構成した場合に比べて、短絡動作移行までの時間を短くすることができ、受電部を良好に保護することができる。さらに、MOSFET111,112は互いにソース同士が接続されるように配置されるので、1つの絶縁ドライバ140で各MOSFET111,112を駆動することができ、受電装置100を小型化することができる。
但し、本開示の短絡回路は、2つのMOSFET111,112により構成されるものに限定されるものではなく、1つのMOSFETにより構成されてもよいし、3つ以上の直列接続されたMOSFETにより構成されてもよい。
[実施の形態2]
図8は、実施の形態2に従う非接触受電装置が適用される電力伝送システムの全体構成図である。図8を参照して、この電力伝送システム10Aは、受電装置100Aと、送電装置200とを備える。
受電装置100Aは、図1に示した受電装置100の構成において、短絡回路110に代えて短絡回路110Aを含む。短絡回路110Aは、短絡回路110の構成において、抵抗素子113をさらに含む。
抵抗素子113は、MOSFET111,112に直列に接続される。このような抵抗素子113が設けられることにより、短絡回路110Aの作動時(MOSFET111,112のオン時)に、キャパシタ103に蓄積されている電荷がMOSFET111,112に流れることで生じる突入電流を抑制することができる。
[実施の形態3]
図9は、実施の形態3に従う非接触受電装置が適用される電力伝送システムの全体構成図である。図9を参照して、この電力伝送システム10Bは、受電装置100Bと、送電装置200とを備える。
受電装置100Bは、図8に示した受電装置100Aの構成において、整流回路105及び制御部130に代えてそれぞれ整流回路105A及び制御部130Aを含み、絶縁ドライバ141をさらに含む。
整流回路105Aは、整流回路105の構成において、下アームがMOSFET114,115によって構成されている。MOSFET114,115の各ソースは、リレー回路400を介して蓄電装置300の負極に接続される。
絶縁ドライバ141は、絶縁型のゲート駆動回路であり、制御部130Aからの制御信号に従って、整流回路105AのMOSFET114,115を同時に駆動する。
MOSFET114,115は、絶縁ドライバ141によってオン駆動されることにより、整流回路105Aの入力端子間を短絡する。すなわち、この実施の形態3では、短絡回路110Aに加えて、MOSFET114,115によって構成される短絡手段をさらに備えている。
インダクタ104のインピーダンスが小さい場合には、受電異常時にインダクタ104を通じて整流回路105Aに過電圧がかかる可能性もある。この実施の形態3では、受電異常の発生時にMOSFET114,115によって整流回路105Aの入力端子間が短絡されるので、インダクタ104のインピーダンスが小さい場合においても、整流回路105A及び整流回路105A出側のキャパシタ106に過電圧が生じるのを抑制することができる。
図10は、実施の形態3において、蓄電装置300の充電中に受電装置100Bの制御部130Aにより実行される処理の手順の一例を示したフローチャートである。このフローチャートは、図4に示したフローチャートに対応するものである。このフローチャートに示される一連の処理も、受電装置100Bによる蓄電装置300の充電中に、所定時間毎又は所定の条件が成立する毎に繰返し実行される。
図10を参照して、ステップS110,S120,S140,S150の各処理は、それぞれ図4に示したステップS10,S20,S40,S50の各処理と同じであるので、説明を繰り返さない。
ステップS110において整流回路105Aの出力電圧Voがしきい値Vthよりも高いと判定された場合(ステップS110においてYES)、又はステップS120において車両ECU500から充電異常信号を受信したと判定された場合(ステップS120においてYES)、制御部130Aは、短絡回路110A及び整流回路105Aの下アームを作動させるための短絡動作駆動信号を生成して絶縁ドライバ140,141の各々へ出力する(ステップS130)。
そうすると、絶縁ドライバ140から短絡回路110AのMOSFET111,112へ駆動信号が出力され、MOSFET111,112がオン(導通状態)される。これにより、受電部(受電コイル101及びキャパシタ102)に過電流・過電圧が生じるのを抑制することができる。また、絶縁ドライバ141から整流回路105AのMOSFET114,115へ駆動信号が出力され、MOSFET114,115がオン(導通状態)される。これにより、インダクタ104のインピーダンスが小さい場合においても、整流回路105A及びキャパシタ106に過電圧が生じるのを抑制することができる。
また、ステップS150において、短絡動作駆動信号が出力されてから所定時間が経過したと判定されると(ステップS150においてYES)、制御部130Aは、短絡回路110A及び整流回路105Aの下アームの作動を停止させるための短絡動作停止信号を生成して絶縁ドライバ140,141の各々へ出力する(ステップS160)。
以上のように、この実施の形態3においては、整流回路105Aの下アームがMOSFET114,115によって構成され、受電異常が発生すると、短絡回路110を作動させるとともに、整流回路105AのMOSFET114,115もオンさせる。これにより、インダクタ104のインピーダンスの大きさに拘わらず、整流回路105A及びキャパシタ106の過電圧を確実に抑制することができる。
[変形例]
図1に示した実施の形態1の構成では、受電装置100において、短絡回路110は、キャパシタ103とインダクタ104との間に設けられるものとしたが、図11に示すように、短絡回路110は、受電コイル101及びキャパシタ102によって構成される受電部とキャパシタ103との間に設けられてもよい。
なお、特に図示しないが、実施の形態2,3においても、短絡回路110Aは、受電コイル101及びキャパシタ102によって構成される受電部とキャパシタ103との間に設けられてもよい。
また、実施の形態3では、実施の形態2における受電装置100Aの構成において、整流回路105に代えて整流回路105Aを含むものとしたが、実施の形態1や図11に示した変形例における受電装置100Cの構成において、整流回路105に代えて整流回路105Aを含んでもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10A〜10C 電力伝送システム、100,100A〜100C 受電装置、101 受電コイル、102,103,106,202,203 キャパシタ、104,204 インダクタ、105,105A 整流回路、110,110A 短絡回路、111,112,114,115 MOSFET、113 抵抗素子、120 電圧検出部、130,130A 制御部、140,141 絶縁ドライバ、150 インピーダンス、200 送電装置、201 送電コイル、210 インバータ、220 PFC回路、230 送電ECU、240,700 通信部、300 蓄電装置、400 リレー回路、500 車両ECU、600 交流電源。

Claims (1)

  1. 送電装置から非接触で受電する非接触受電装置であって、
    前記送電装置から磁界を通じて非接触で受電するように構成された受電部を備え、
    前記受電部は、直列接続された受電コイルとキャパシタとを含み、さらに、
    前記受電部によって受電された交流電力を整流するように構成された整流回路と、
    前記受電部と前記整流回路との間に設けられるフィルタ回路と、
    前記受電部に並列に接続され、受電異常の発生時に前記受電部の両端を短絡するように構成された短絡回路とを備え、
    受電異常が発生すると、前記短絡回路によって前記受電部が短絡され、前記受電部の短絡後に前記送電装置へ送電停止指令が出力される、非接触受電装置。
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