JP6808890B2 - 閾値の変更方法、及び検査装置 - Google Patents

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Description

本開示は、検査対象内を流れるエアの流量を検査するのに用いる閾値を変更する閾値の変更方法、及び検査装置に関するものである。
従来、部品装着機で用いられる吸着ノズルを検査する検査装置がある(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載された部品装着機は、装着ヘッドの吸着ノズルにより電子部品を吸着し、吸着した電子部品を基板に装着する。吸着ノズルは、装着ヘッドの内部に形成されたエア通路を介して供給される負圧エアにより電子部品を吸着する。装着作業において、例えば、吸着ノズルの先端から塵や埃などが吸引され吸着ノズル内で詰まりが発生すると十分な吸着力を得ることができなくなる。そこで、検査装置は、例えば、検査対象の吸着ノズルを接続され、その吸着ノズルを用いてエアを吸引する動作を行うとともに、吸着ノズル内を流れるエアの流量と、閾値とを比較して検査を行う。また、吸着ノズルに限らず、例えば、装着ヘッド内のエア通路に漏れや詰まりが発生すると十分な吸着力を得ることができなくなる。
国際公開第2016/009491号公報
上記した検査装置では、検査装置を設置した工場内のエア源からエアの供給を受けている。このエア源から供給されるエアの流量は、例えば、エア源の供給能力やエアを供給する装置数に応じて変動する場合がある。検査装置に供給されるエア流量の変動に応じて、吸着ノズルや装着ヘッドなどの検査対象のエア通路内を流れるエア流量も変動する。このため、検査の良否を判断するために、測定したエア流量と比較する閾値を、エア源から供給されるエア流量に応じて変更する必要がある。また、検査装置を使用するユーザは、検査の条件を変更するために、閾値の変更を望む可能性がある。
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、エア源から供給されるエア流量と、受け付けた閾値とに応じて、検査に使用する閾値を変更できる閾値の変更方法、及び検査装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本開示は、検査対象にエアを供給し、供給中に測定したエア流量と閾値を用いて前記検査対象を検査する検査装置における閾値の変更方法であって、当該閾値の変更方法が、エア源から前記検査装置に供給される前記エア流量である元流量を測定する元流量測定工程と、前記元流量と関連付けて前記閾値を受け付ける閾値受付工程と、前記元流量を元流量X、前記検査対象のエア通路を流れる前記エア流量を先端流量として前記先端流量と比較する前記閾値を閾値Yth、基準値に対する前記閾値の比率を比率C、係数A1、定数B1とした場合に、次式、閾値Yth=(係数A1×元流量X+定数B1)×比率Cを用いて、前記閾値受付工程で受け付けた前記閾値の値を前記閾値Ythに代入し、前記元流量測定工程で測定した前記元流量の値を前記元流量Xに代入することで、前記閾値受付工程で受け付けた前記閾値に変更した後の前記比率を演算する比率演算工程と、前記式の前記比率Cの値を、前記比率演算工程で演算した前記比率の値に変更し、変更後の前記式を用いて前記閾値を変更する閾値変更工程と、を含む、閾値の変更方法を開示する。
また、上記課題を解決するために、本開示は、検査対象にエアを供給し、供給中に測定したエア流量と閾値を用いて前記検査対象を検査する検査装置における閾値の変更方法であって、当該閾値の変更方法が、エア源から前記検査装置に供給される前記エア流量である元流量を測定する元流量測定工程と、前記元流量を元流量X、前記検査対象のエア通路を流れる前記エア流量を先端流量として前記元流量Xを変化させた場合の前記先端流量の変化率を倍率D、係数A2、定数B2とした場合に、前記倍率Dと前記元流量Xの関係式である次式、倍率D=係数A2×元流量X+定数B2を用いて、前記元流量に応じた前記倍率を演算する倍率演算工程と、前記閾値を受け付ける閾値受付工程と、前記閾値受付工程で受け付けた前記閾値と、前記倍率演算工程で演算した前記倍率を用いて、基準となる前記元流量に対応する前記閾値を変更する閾値変更工程と、を含む、閾値の変更方法を開示する。
本開示によれば、変更したい閾値を入力等するだけで、エア源から供給されるエア流量と、受け付けた閾値とに応じた閾値に変更できる。
第1実施形態の電子部品装着装置の斜視図である。 スライダから取り外した装着ヘッドの斜視図である。 吸着ノズルの斜視図である。 装着ヘッド清掃装置の斜視図である。 装着ヘッド清掃装置の構成のうち、検査に係わる部分を示すブロック図である。 元流量と先端流量の関係を示すグラフである。 上限値及び下限値の変更の受け付け及び検査を実行する処理を示すフローチャートである。 測定結果及び良否判断結果を表示した画面を示す図である。 上限値及び下限値の変更を受け付ける画面を示す図である。 第2実施形態に係わるグラフであり、元流量と倍率の関係を示すグラフである。 第2実施形態に係わるフローチャートであり、上限値及び下限値の変更の受け付け及び検査を実行する処理を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本開示を実施するための一実施形態である第1実施形態について、図を参照しつつ詳しく説明する。まず、本開示の検査対象の一例である装着ヘッドを備える電子部品装着装置について説明する。
(電子部品装着装置の構成)
図1に、電子部品装着装置(以下、「装着装置」と略す場合がある)10を示す。装着装置10は、1つのシステムベース12と、そのシステムベース12の上に隣接された2台の電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)14を有している。なお、以下の説明では、装着機14の並ぶ方向をX軸方向と称し、X軸方向に直角な水平の方向をY軸方向と称して説明する。
各装着機14は、主に、装着機本体20、搬送装置22、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)24、装着ヘッド26、供給装置28、ノズルステーション30を備えている。装着機本体20は、フレーム部32と、そのフレーム部32に上架されたビーム部34を備えている。
搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部32に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、電磁モータ(図示省略)によって各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する。また、回路基板は、所定の位置において、基板保持装置(図示省略)によって固定的に保持される。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置である。移動装置24は、スライダ50をX軸方向にスライドさせる電磁モータ(図示省略)と、Y軸方向にスライドさせる電磁モータ(図示省略)とを備えている。スライダ50には、装着ヘッド26が取り付けられている。装着ヘッド26は、移動装置24の2つの電磁モータの作動によって、フレーム部32上の任意の位置に移動させられる。装着ヘッド26は、スライダ50に対し着脱可能に構成されている。
装着ヘッド26は、回路基板に対して電子部品を装着するものである。図2は、スライダ50から取り外した装着ヘッド26の斜視図である。図2に示すように、装着ヘッド26は、例えば、装着ユニット66を12個備えている。各装着ユニット66の先端部には、吸着ノズル68が装着されている。吸着ノズル68は、装着ユニット66に対し着脱可能に構成されており、電子部品のサイズ、形状等に応じて変更することが可能である。
各吸着ノズル68は、装着ヘッド26のエア通路73を介して、正負圧供給装置(図視略)と接続されている。各吸着ノズル68は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。また、装着ユニット66は、略軸状をなし、ホルダ74の外周部に、等角度ピッチで保持されている。吸着ノズル68は、装着ユニット66の先端部に保持され、下方に向かって延び出している。
12個の装着ユニット66の各々は、図2における上下方向に沿った回転軸を中心に自転可能となっている。これにより、各吸着ノズル68によって吸着保持された電子部品の保持姿勢を変更することが可能である。また、ホルダ74は、装着ヘッド26のヘッド本体80によって、図2における上下方向に沿った回転軸を中心に回転可能に支持されている。これにより、1円周上に配置された複数の吸着ノズル68は、その1円周の中心を軸心として、任意の角度に回転する。また、各装着ユニット66は、ホルダ74に上下方向に移動可能に保持されている。装着ユニット66は、ホルダ74の回転に伴って、上下方向に移動する。例えば、各装着ユニット66は、ホルダ74における1円周上の位置に応じて上下方向の位置を変更される。
また、吸着ノズル68は、図3に示すように、胴体筒91と、フランジ部92と、吸着管93と、掛止ピン94を有する。胴体筒91は、円筒状をなしている。フランジ部92は、胴体筒91の外周面に張り出すようにして固定されている。吸着管93は、細いパイプ状をなし、胴体筒91の下端部から下方に向かって延び出した状態で胴体筒91により保持され、図3における上下方向に移動可能に保持されている。掛止ピン94は、胴体筒91の径方向に延びるように、胴体筒91の上端部に設けられている。吸着ノズル68は、掛止ピン94を利用して、装着ヘッド26にワンタッチで着脱可能に取り付けられる。また、吸着ノズル68は、装着ヘッド26のエア通路73を介して正負圧供給装置に接続される。
装着ヘッド26の内部には、正負圧供給装置が発生させる負圧エアを吸着ノズル68まで供給するエア通路73(図2参照)が形成されている。装着ヘッド26は、例えば、スライダ50と接続されるコネクタを備え、このコネクタを介して正負圧供給装置から負圧を供給される。本実施形態のエア通路73は、例えば、装着ヘッド26におけるスライダ50と接続するコネクタから装着ユニット66に至るまでのエアの通路である。装着ヘッド26は、例えば、ホルダ74を回転させることで、12個の装着ユニット66のうち、エア通路73と接続される装着ユニット66を変更する。エア通路73と接続された装着ユニット66は、コネクタから吸着ノズル68に至るまでのエア通路となる。従って、装着ユニット66内のエアの通路は、本開示における検査対象のエア通路の一例である。各吸着ノズル68は、エア通路73、装着ユニット66を介して供給される負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。
また、図1に示すように、供給装置28は、フィーダ型の供給装置であり、フレーム部32の前方側の端部に配設されている。供給装置28は、テープフィーダ72を有している。テープフィーダ72は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。テープ化部品は、電子部品がテーピング化されたものである。そして、テープフィーダ72は、送出装置(図示省略)によって、テープ化部品を送り出す。これにより、フィーダ型の供給装置28は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品を供給位置において供給する。
ノズルステーション30は、複数の吸着ノズル68を収容するノズルトレイ78を有している。装着ヘッド26は、ノズルステーション30において、取り付けられている吸着ノズル68と、ノズルトレイ78に収容されている吸着ノズル68との交換等を行う。また、ノズルトレイ78は、ノズルステーション30に着脱可能であり、ノズルトレイ78に収容された吸着ノズル68の回収、ノズルトレイ78への吸着ノズル68の補給等を装着機14の外部において行うことが可能である。
(装着機14による装着作業)
装着機14は、上述した構成によって、搬送装置22に保持された回路基板に対して、装着ヘッド26によって装着作業を行うことが可能である。具体的には、装着機14は、回路基板を作業位置まで搬送し、作業位置において基板保持装置によって回路基板を固定的に保持する。また、テープフィーダ72は、テープ化部品を送り出し、電子部品を供給位置において供給する。装着ヘッド26は、電子部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル68によって電子部品を吸着保持する。装着ヘッド26は、回路基板の上方に移動し、保持している電子部品を回路基板上に装着する。
(装着ヘッド26の検査)
本実施形態の装着機14では、上記したように、テープフィーダ72によって供給された電子部品を、装着ヘッド26の吸着ノズル68によって吸着保持し、その電子部品を回路基板に装着する。例えば、装着ヘッド26は、吸着ノズル68の先端などから塵や埃などを吸着ノズル68、装着ユニット66、エア通路73等に吸引する虞がある。また、塵や埃の詰まりだけでなく、エアの通る流路のいずれかに漏れなどが発生する虞がある。このような不具合が生じていると、装着ヘッド26は、十分な吸着力を得ることができず、適切に装着作業を実行することができなくなる。このようなことを考慮して、装着機14から取り外した装着ヘッド26の清掃や清掃後の検査を行う必要が生じる。
図4は、装着ヘッド清掃装置101の斜視図である。図4に示すように、装着ヘッド清掃装置101は、略直方体形状をなしている。装着ヘッド清掃装置101の正面には、装着ヘッド26の出し入れを行う取り出し口103が設けられている。また、装着ヘッド清掃装置101の正面の上部には、操作部105が設けられている。操作部105は、例えば、タッチパネルや操作スイッチを有する。ユーザは、取り出し口103を開けて検査を行いたい装着ヘッド26を装着ヘッド清掃装置101内に接続する。
装着ヘッド26の清掃及び検査は、例えば、吸着ノズル68を取り外した状態の装着ヘッド26に対して行われる。このため、ユーザは、例えば、装着ユニット66から全ての吸着ノズル68を取り外した装着ヘッド26を装着ヘッド清掃装置101に接続する。ユーザは、装着ヘッド26を接続して取り出し口103を閉じた後、操作部105の表示内容を確認し操作部105の操作を行って清掃や検査を実行させる。装着ヘッド清掃装置101は、例えば、装着ヘッド26の清掃を実行し、清掃後の装着ヘッド26内(エア通路73など)を流れるエアの流量を検査する。
清掃作業において、装着ヘッド清掃装置101は、例えば、装着ヘッド26のエア通路73に正圧エアやオイルミストなどを供給してエア通路73内の清掃を行う。装着ヘッド清掃装置101は、例えば、エア通路73に接続される切替バルブ(図視略)を備え、切替バルブの切り替えにより正圧エア又はオイルミストの供給を切り替える。装着ヘッド清掃装置101は、正圧エア又はオイルミストをエア通路73に供給し、吸着ノズル68を取り外した装着ユニット66から排出される塵等を回収する。これにより、装着ヘッド26のエア通路73の清掃が実行される。
次に、装着ヘッド清掃装置101は、清掃後のエア通路73のエア流量を検査する。図5は、装着ヘッド清掃装置101の構成のうち、検査に係わる部分を示すブロック図である。図5に示すように、装着ヘッド清掃装置101は、制御部110、第1流量測定器111、レギュレータ113、エジェクタ115、及び第2流量測定器117を備えている。なお、装着ヘッド清掃装置101は、清掃と検査とを同じ装置を用いて実行しても良く、清掃を行う装置とは別に検査を行う装置を備えても良い。
制御部110は、上記した操作部105(図4参照)の他に、CPU121、記憶部123、外部IF125、駆動回路127を備える。これら操作部105、CPU121等は、通信バス129を介して互いに通信可能となっている。操作部105は、タッチパネルや操作スイッチに対する操作入力に応じた信号をCPU121へ出力する。また、操作部105は、CPU121からの信号に基づいてタッチパネルの表示内容を変更する。
CPU121は、記憶部123に記憶されたプログラムPGを実行し、装着ヘッド清掃装置101の各部を制御して検査を実行する。記憶部123は、例えば、ハードディスクや不揮発性メモリ等を備えている。外部IF125は、第1流量測定器111及び第2流量測定器117に接続されている。外部IF125は、第1流量測定器111及び第2流量測定器117から測定信号を入力し、入力した測定信号をCPU121へ出力する。
駆動回路127は、装着ヘッド26に接続されている。駆動回路127は、例えば、装着ヘッド26の駆動源のサーボモータ等に接続されるアンプ回路を備える。駆動回路127は、CPU121の制御に基づいて、装着ヘッド26の駆動源等を制御する。これにより、CPU121は、例えば、駆動回路127を介してホルダ74を回転させ、エア通路73と接続される装着ユニット66を変更することが可能となる。CPU121は、ホルダ74を回転させ装着ユニット66を切り替えながら各装着ユニット66のエア流量を検査する。
レギュレータ113は、エア源107に接続されている。エア源107は、装着ヘッド清掃装置101のエア源であり、装着ヘッド清掃装置101に加圧されたエアを供給する。エア源107は、例えば、装着ヘッド清掃装置101を設置する工場内のコンプレッサである。エア源107は、例えば、装着ヘッド清掃装置101以外の工場内の装置にもエアを供給する。このため、接続される装置数や供給可能な最大エア量等に応じて、エア源107から装着ヘッド清掃装置101へ供給されるエアの流量は、変動する。
レギュレータ113は、エアの圧力を調整する調整弁である。レギュレータ113は、エア源107から供給されたエアを任意の圧力に調整し、エア源107から供給されるエアの流量を安定させるように駆動する。第1流量測定器111、レギュレータ113及びエジェクタ115は、エア源107から供給されたエアが流れる加圧エア流路131に配置されている。第1流量測定器111は、レギュレータ113とエジェクタ115の間に接続されている。第1流量測定器111は、エア源107からレギュレータ113を介して供給されるエアの流量である元流量Xを測定する。第1流量測定器111は、例えば、エア源107からレギュレータ113を介して供給されるエアの単位時間当たりの流量(以下、「エア流量」と略して記載する場合がある)を元流量Xとして測定する。第1流量測定器111は、元流量Xの測定値を測定信号として外部IF125へ出力する。これにより、制御部110は、第1流量測定器111で測定した元流量Xの値を取得できる。
エジェクタ115は、加圧されたエアを利用して、エアを減圧する真空ポンプであり、第1流量測定器111を介してレギュレータ113に接続されている。エジェクタ115は、真空ポート133からエアを吸引するとともに、排気ポート135からエアを吹き出す。これにより、装着ヘッド26には、負圧エアが供給される。
エジェクタ115及び第2流量測定器117は、減圧されたエアが流れる減圧エア流路137に接続されている。エジェクタ115は、真空ポート133を介して第2流量測定器117に接続される。第2流量測定器117は、装着ヘッド清掃装置101に接続された装着ヘッド26のエア通路73に減圧エア流路137を介して接続されている。第2流量測定器117は、減圧エア流路137内を流れるエア流量を測定することで、エア通路73内やエア通路73に接続された装着ユニット66内を流れるエア流量を測定する。第2流量測定器117は、検査対象である装着ヘッド26のエア通路73や装着ユニット66を流れるエア流量に応じた先端流量Yを測定する。第2流量測定器117は、例えば、減圧エア流路137内を流れるエアの単位時間当たりのエア流量を先端流量Yとして測定する。第2流量測定器117は、先端流量Yの測定値を測定信号として外部IF125へ出力する。これにより、制御部110は、第2流量測定器117で測定した先端流量Yの値を取得できる。
検査作業において、制御部110は、エア通路73内を流れる先端流量Yを測定すると、先端流量Yの測定値に基づいて、エア流量が正常であるか否か、即ち、エア通路73等が正常であるか否かを判断する。例えば、詰まり等のない正常なエア通路73にエアを供給した場合、エア通路73内をスムーズにエアが通り抜けていくため、第2流量測定器117により測定される先端流量Yは、所望の値となる。一方、エア通路73や装着ユニット66に塵等の詰まりが生じている場合、エア通路73等をエアが通り抜け難いため、第2流量測定器117により測定される先端流量Yは、所望の値に比べて少なくなる。また、エア通路73等にエアの漏れる部分が存在する場合、エア通路73等から外部にエアが漏れてしまうため、第2流量測定器117により測定される先端流量Yは、所望の値に比べて多くなる。
そこで、制御部110は、測定した先端流量Yが所定の上限値と下限値の間の値になる場合、エア通路73等が正常であると判断する。一方、制御部110は、先端流量Yが上限値を超えた場合、あるいは先端流量Yが下限値を下回った場合、エア通路73等が異常であると判断する。
ここで、本実施形態の先端流量Yは、エア源107から供給される元流量Xと比例する関係にある。図6は、元流量Xと先端流量Yとの関係を示すグラフである。図6の横軸は、元流量Xを示しており、1分当たりの流量(リットル)を示している。図6の縦軸は、先端流量Yを示しており、1分当たりの流量(リットル)を示している。なお、図6の値は、一例である。
図6に示すように、先端流量Yは、元流量Xの増加にともなって増加する。例えば、先端流量Yは、元流量X、係数A1、定数B1を用いて次式(1)で表すことができる。
先端流量Y=係数A1×元流量X+定数B1・・・(1)
図6に実線で示すグラフは、基準となるエア流量の式(以下、基準式という場合がある)の値(本開示の基準値の一例)を示している。例えば、基準式において、元流量Xが30L/minの場合、先端流量Yは、10L/minとなる。図6に示す例では、基準式の係数A1は、4/15である。定数B1は、2である。従って、基準式は、次式(2)で表すことができる。
先端流量Y=(4/15)×元流量X+2・・・・(2)
この基準となる値や基準式は、例えば、装着ヘッド26に使用する部材、装着ヘッド26の構造等に応じて装着ヘッド清掃装置101の製造元のベンダーによって決定される推奨の値である。
また、例えば、元流量Xが30L/minである場合、検査に用いる上限値Yuを12L/min、下限値Ylを8L/minとする。この場合、制御部110は、元流量Xが30L/minの際、先端流量Yの値が12L/minから8L/minの間に収まればエア通路73等を正常であると判断する。
各元流量Xに対応する上限値Yuは、基準式の先端流量Yの値に対して所定の比率を乗算した値として定義することができる。従って、上限値Yuを表す上限式は、上記式(1)と、上限比率C1を用いて、次式(3)で表すことができる。
上限値Yu=(係数A1×元流量X+定数B1)×上限比率C1・・・(3)
同様に、下限値Ylを表す下限式は、上記式(1)と、下限比率C2を用いて、次式(4)で表すことができる。
下限値Yl=(係数A1×元流量X+定数B1)×下限比率C2・・・(4)
上記した例では、上限値Yu(12L/min)は、基準式の先端流量Yの値(10L/min)の1.2倍(=上限比率C1)となっている。従って、上限式は、上記式(2)を用いて、次式(5)で表すことができる。
上限値Yu=((4/15)×元流量X+2)×1.2・・・・(5)
同様に、上記した例では、下限値Yl(8L/min)は、基準式の先端流量Yの値(10L/min)の0.8倍(=下限比率C2)となっている。従って、下限式は、上記式(2)を用いて、次式(6)で表すことができる。
下限値Yl=((4/15)×元流量X+2)×0.8・・・・(6)
ここで、上記したように、エア源107から供給される元流量Xは、例えば、エア源107と接続される装置数や供給可能な最大エア量等に応じて、即ち、装着ヘッド清掃装置101を使用する使用環境に応じて変動する虞がある。例えば、制御部110のプログラムPGには、上記した30L/minの元流量Xが基準の元流量(以下、「基準元流量」という場合がある)X1として設定されている。また、プログラムPGには、基準元流量X1に対応する、即ち、元流量Xが30L/minの際の上限値(以下、「基準上限値」という場合がある)Yu1として12L/minが設定されている。また、プログラムPGには、基準元流量X1に対応する下限値(以下、「基準下限値」という場合がある)Yl1として8L/minが設定されている。
制御部110は、例えば、装着ヘッド26の検査を開始し、第1流量測定器111により測定した元流量Xに基づいて上限値Yu及び下限値Ylを変更し、変更した上限値Yu等で先端流量Yを判断する。例えば、装着ヘッド清掃装置101を使用する使用環境の元流量(以下、「使用環境元流量」という場合がある)X2を20L/minとする。この場合、制御部110は、例えば、元流量Xが使用環境元流量X2付近で安定すると、上記した式(5),(6)を用いて使用環境元流量X2の実測値に応じた上限値Yu及び下限値Ylを演算する。制御部110は、演算した上限値Yu及び下限値Ylを用いて先端流量Yの判断を実行する。
なお、上記した判断手順は、一例である。例えば、制御部110は、検査を開始する前に予め使用環境元流量X2を測定し、上限値Yu及び下限値Ylを設定しても良い。即ち、制御部110は、検査中に上限値Yu等を演算しなくとも良い。また、制御部110は、使用環境元流量X2及び先端流量Yの測定のみを先に実行し、測定後に上限値Yuの演算等を実行しても良い。
(上限値Yu及び下限値Ylの変更)
次に、上限値Yu及び下限値Ylの変更方法について説明する。例えば、制御部110のプログラムPGには、上記した式(5)、(6)の情報が設定されている。制御部110は、この式(5)、(6)を用いて使用環境元流量X2の実測値に応じた上限値Yu及び下限値Ylを演算し、設定することができる。しかしながら、ユーザは、例えば、検査基準を厳しくしたい場合、あるいは、検査基準を緩めたい場合、上限値Yu及び下限値Ylを変更したくなる。そこで、本実施形態の制御部110は、上限値Yu及び下限値Ylの変更を受け付けて、変更後の上限値Yu及び下限値Ylに基づいて検査を実行可能となっている。
図7は、上限値Yu及び下限値Ylの変更の受け付け及び検査を実行するフローチャートを示している。制御部110は、例えば、システムの起動時に記憶部123のプログラムPGをCPU121で実行することで図7の処理を開始する。なお、図7に示す処理の内容、処理の順番等は一例である。
まず、図7のステップ(以下、単に「S」と記載する)11において、制御部110は、検査の開始を受け付ける。制御部110は、例えば、操作部105のタッチパネルに検査の開始を受け付けるための画面を表示する。制御部110は、開始を指示する操作を操作部105で受け付けると(S11)、検査を開始する(S13)。
制御部110は、第1流量測定器111によりエア源107から供給される元流量Xを測定し、実際の使用環境の使用環境元流量X2を測定する(S13)。制御部110は、第2流量測定器117により先端流量Yを測定する。制御部110は、測定した使用環境元流量X2の値を、プログラムPGに設定された式(5)(6)の元流量Xに代入して、使用環境元流量X2に応じた上限値Yu及び下限値Ylを演算する。制御部110は、演算した上限値Yu及び下限値Ylを用いて装着ユニット66ごとのエア通路73等の良否を判断する。
制御部110は、測定結果と、良否の判断結果を操作部105に表示する(S15)。図8は、測定結果と良否判断結果を操作部105に表示した画面の一例を示している。例えば、使用環境元流量X2が20L/minの場合、上限値Yuは、8.8L/min(=((4/15)×20+2)×1.2)となる。下限値Ylは、約5.9L/min(=((4/15)×20+2)×0.8)となる。制御部110は、演算した上限値Yuから下限値Ylの範囲内に装着ユニット66ごとの先端流量Yが含まれているか否かを判断し、良否を判断する。
例えば、12個の装着ユニット66のうち、一番目に測定した装着ユニット66(図中の「ホルダ1」)の先端流量Yは、6L/minとなっている。ホルダ1の装着ユニット66の先端流量Yは、上限値Yuから下限値Ylの範囲内に入っているため、合格と判断される。一方、ホルダ2の装着ユニット66の先端流量Y(=9L/min)は、上限値Yu(8.8L/min)を超えているため、不合格と判断される。ユーザは、判断結果を確認することで、適切な対応を実行できる。ユーザは、例えば、装着ヘッド26を再度清掃する、装着ヘッド26を交換するなどの対応を実行できる。
制御部110は、S15を実行した後、良否を判断する上限値Yu及び下限値Ylを変更して再度検査を実行するか否かを受け付ける(S17)。制御部110は、例えば、変更を実行するか否かを受け付ける画面を操作部105のタッチパネルに表示する。なお、制御部110は、S11を実行した後、最初の検査(S13)を実行する前に、上限値Yu等の変更を受け付けても良い。
制御部110は、S17において、上限値Yu等を変更して再度検査を実行しない旨の操作を受け付けると(S17:NO)、図7に示す処理を終了する。また、制御部110は、上限値Yu等を変更して再度検査を実行する旨の操作を受け付けると(S17:YES)、使用環境元流量X2に応じた上限値Yu等の変更を受け付ける(S19)。
制御部110は、上限値Yu等の変更を受け付ける画面を操作部105に表示する。図9は、上限値Yu及び下限値Ylの変更を受け付ける画面の一例を示している。図9に示すように、制御部110は、S13で測定した使用環境元流量X2を画面に表示する。また、制御部110は、使用環境元流量X2に応じた上限値Yu及び下限値Ylを、変更前の値として画面に表示する。また、制御部110は、変更前の値の右側に変更後の上限値Yu等を入力する入力欄を表示する。ユーザは、例えば、操作部105のタッチパネルを操作し、変更後の上限値Yu等を入力欄に入力する。
なお、制御部110は、誤った値が入力された場合に、警告を表示しても良い。例えば、下限値(=5.9L/min)よりも小さい上限値Yuが入力された場合、制御部110は、警告を表示しても良い。また、使用環境元流量X2(=20L/min)の場合、式(2)の基準式の先端流量Yは、約7.3(=(4/15)×20+2)となる。このため、制御部110は、例えば、7.3以下の上限値Yuが入力された場合、警告を表示しても良い。
制御部110は、変更後の上限値Yu等を受け付けると(S19)、例えば、受け付けた上限値Yu等を使用環境元流量X2と関連付けて記憶部123に記憶する(S21)。これにより、変更を受け付けた上限値Yu及び下限値Ylが、その上限値Yu等を使用する使用環境元流量X2、即ち、使用環境の条件と関連付けて記憶される。制御部110は、例えば、操作部105の確定ボタンを押されると、S21の処理を開始する。制御部110は、上限値Yu等を記憶部123に記憶した後、受け付けた変更後の上限値Yu等に応じた上限比率C1及び下限比率C2を演算する(S21)。
例えば、S19において、上限値Yuを8.8L/minから8L/minに変更する指示を受け付けた場合について説明する。この場合、変更後の上限比率C1、変更後の上限値Yu、使用環境元流量X2(=20L/min)の関係は、式(5)を用いて、
8=((4/15)×20+2)×上限比率C1
となる。よって、上限比率C1は、約1.09(=12/11)となる。
制御部110は、同様に、変更後の下限比率C2についても演算することができる。例えば、S19において、下限値Ylを5.9L/minから6L/minに変更する指示を受け付けた場合について説明する。この場合、ユーザは、変更前の上限値Yu(8.8L/min)〜下限値Yl(5.9L/min)の範囲を、変更後の上限値Yu(8L/min)〜下限値Yl(6L/min)の範囲に絞る操作を行ったこととなる。変更後の下限比率C2、変更後の下限値Yl、使用環境元流量X2(=20L/min)の関係は、式(6)を用いて、
6=((4/15)×20+2)×下限比率C2
となる。よって、下限比率C2は、約0.82(=9/11)となる。
制御部110は、S21で演算した上限比率C1を式(5)に設定する(S23)。また、制御部110は、S21で演算した下限比率C2を式(6)に設定する(S23)。例えば、変更後の式(5)’は、使用環境元流量X2を用いて、
上限値Yu=((4/15)×使用環境元流量X2+2)×1.09・・・・(5)’
となる。これにより、次の検査では、変更後の式を用いて使用環境元流量X2の実測値に応じた上限値Yu及び下限値Ylが演算され、上限値Yu及び下限値Ylが変更される。
なお、本実施形態のプログラムPGには、基準となる基準元流量X1(例えば、30L/min)、基準元流量X1に対応する基準上限値Yu1(例えば、12L/min)、基準元流量X1に対応する基準下限値Yl1(例えば、8L/min)が設定されている。制御部110は、上記した上限比率C1及び下限比率C2の変更に併せて、基準上限値Yu1、及び基準下限値Yl1を変更しても良い。また、プログラムPGは、式(5)(6)が設定され、基準元流量X1、基準上限値Yu1、及び基準下限値Yl1が設定されていないデータでも良い。
制御部110は、上限比率C1及び下限比率C2を式(5)(6)のそれぞれに設定した後、S13からの処理を再度実行する。制御部110は、範囲を絞った変更後の上限値Yu及び下限値Yl(式(5)(6))を用いて、測定した先端流量Yの良否判断を実行する。制御部110は、例えば、使用環境元流量X2を再度測定し、変更後の式(5)(6)により上限値Yu等を演算する。使用環境元流量X2が20L/minで変動がない場合、演算した上限値Yu及び下限値Ylは、S19で受け付けた値となる。制御部110は、演算した上限値Yu等を用いて、先端流量Yの良否判断を実行する。あるいは、制御部110は、使用環境元流量X2の再測定を実行せずに、S19で受け付けた上限値Yu等を用いて良否判断を実行しも良い。この場合、次回以降の図7の検査の実行時において、変更後の式(5)(6)を用いて演算することで上限値Yu等が変更される。これにより、前回実行した検査に比べてより厳しい検査を実行することができる。このようにして、第1実施形態の制御部110は、上限値Yu及び下限値Ylを変更し、変更後の上限値Yu等による検査を実行できる。
なお、上記した説明では、上限値Yu〜下限値Ylの範囲を絞る例について説明したが、制御部110は、上限値Yu〜下限値Ylの範囲を広げる場合、即ち、上限値Yuの値をより大きくし、下限値Ylの値をより小さくする場合についても同様に実行可能である。また、制御部110は、他の場合、例えば、上限値Yu及び下限値Ylを小さくする場合、上限値Yu及び下限値Ylを大きくする場合、上限値Yu及び下限値Ylの一方のみを変更する場合についても同様に実行可能である。
因みに、上記第1実施形態において、装着ヘッド26は、検査対象の一例である。装着ユニット66内のエアの通路は、エア通路の一例である。装着ヘッド清掃装置101は、検査装置の一例である。上限値Yu及び下限値Ylは、閾値Ythの一例である。S13は、元流量測定工程、元流量測定処理の一例である。S19は、閾値受付工程、閾値受付処理の一例である。S21は、比率演算工程、比率演算処理の一例である。S23及びS23を実行した後の検査は、閾値変更工程、閾値変更処理の一例である。
上記したように、第1実施形態の装着ヘッド清掃装置101の制御部110は、操作部105を介して受け付けた上限値Yu及び下限値Ylに基づいて、式(5)の上限比率C1及び式(6)の下限比率C2を変更する。制御部110は、変更後の式(5)、(6)を用いて上限値Yuの決定等を実行し、装着ヘッド26の検査を実行する。これにより、操作部105を操作して上限値Yu等を入力するだけで、エア源107から供給される元流量Xと、受け付けた上限値Yu等に応じた上限値Yu及び下限値Ylに変更できる。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態について説明する。上記した第1実施形態では、図6に示す基準式の値に対する比率Cを変更することで、検査に用いる上限値Yu及び下限値Ylを変更した。これに対し、第2実施形態では、元流量Xを変化させた場合の先端流量Yの変化率である倍率を用いて、上限値Yu及び下限値Ylを変更する。なお、以下の説明では、上記実施形態と同様の内容についてはその説明を適宜省略する。
図10は、元流量Xと倍率Dとの関係を示すグラフである。図10の横軸は、元流量Xを示しており、1分当たりの流量(リットル)を示している。図10の縦軸は、倍率を示している。また、基準元流量X1における先端流量Yを、基準先端流量Y1とする。また、図10に示すように、基準先端流量Y1(基準元流量X1)に対応する倍率を1倍とする。
ここで、上記式(1)に示すように、先端流量Yは、元流量Xの増減に比例して変動する。例えば、元流量Xが、基準元流量X1(=30L/min)から使用環境元流量X2(=20L/min)まで減ると、元流量Xの減少に比例して先端流量Yも減少する。例えば、先端流量Yは、基準先端流量Y1から使用環境先端流量Y2まで減少する。
倍率Dは、この先端流量Yの変化率を示す値であり、元流量X、先端流量Y、基準先端流量Y1を用いて以下の式(7)で定義する。
倍率D=(元流量Xを変化させた場合の先端流量Y)/基準先端流量Y1・・・・・(7)
図10に示す例では、使用環境先端流量Y2(使用環境元流量X2)における倍率Dが0.8倍となっている。従って、式(7)を用いて、使用環境先端流量Y2と基準先端流量Y1は、以下の関係になる。
倍率D=0.8=使用環境先端流量Y2/基準先端流量Y1
そして、元流量Xと倍率Dは、図10に示すように比例関係となる。例えば、倍率Dは、元流量X、係数A2、定数B2を用いて次式(8)で表わすことができる。
倍率D=係数A2×元流量X+定数B2・・・・・(8)
図10に示す例では、係数A2=0.02、定数B2=0.4となる。
上記第1実施形態で説明したように、上限値Yu及び下限値Ylは、元流量Xに比例する関係にある(図6参照)。従って、元流量Xの増減に応じて、上限値Yu及び下限値Ylは、先端流量Yと同様に増減する。換言すれば、任意の2つの元流量Xに対応する上限値Yu等は、先端流量Yと同様に倍率Dの関係となる。例えば、使用環境に応じた上限値Yu及び下限値Yl、即ち、使用環境先端流量Y2を判断するための上限値Yuを上限値Yu2、下限値Ylを下限値Yl2とする。この場合、上限値Yu2及び下限値Yl2の各々は、基準先端流量Y1を判断する基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1、使用環境先端流量Y2の倍率D(=0.8倍)を用いて、次式(9)(10)で表わされる。
上限値Yu2=基準上限値Yu1×倍率D=基準上限値Yu1×0.8・・・(9)
下限値Yl2=基準下限値Yl1×倍率D=基準下限値Yl1×0.8・・・(10)
例えば、上記第1実施形態と同様に、基準上限値Yu1を12L/minとすると、使用環境の上限値Yu2は、9.6L/min(=12×0.8)となる。また、上記第1実施形態と同様に、基準下限値Yl1を8L/minとすると、使用環境の下限値Yl2は、6.4L/min(=8×0.8)となる。
また、式(9)を変換すると、基準上限値Yu1は、次式(11)で表わされる。
基準上限値Yu1=上限値Yu2/倍率D=上限値Yu2/0.8・・・(11)
また、式(10)を変換すると、基準下限値Yl1は、次式(12)で表わされる。
基準下限値Yl1=下限値Yl2/倍率D=下限値Yl2/0.8・・・(12)
そして、本実施形態の制御部110のプログラムPGには、例えば、基準元流量X1、基準上限値Yu1、基準下限値Yl1の他に上記式(8)〜(12)のデータが設定されている。制御部110は、ユーザから受付けた上限値Yu2及び下限値Yl2と、式(11)、(12)を用いて基準となる基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を演算する。制御部110は、演算した基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1により、プログラムPGに設定された基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を更新する。
なお、式(8)〜(12)を予めプログラムPGに設定しなくとも良い。例えば、装着ヘッド清掃装置101は、第1流量測定器111に流れ込むエア流量を制御する制御弁等を備えても良い。そして、制御部110は、制御弁を制御し元流量Xを変化させながら先端流量Yを計測しても良い。これにより、制御部110は、測定結果に基づいて、倍率Dや式(8)の係数A2等を演算することが可能となる。
図11は、第2実施形態の制御部110により実行される処理の内容を示している。制御部110は、第1実施形態と同様に、操作部105のタッチパネルで検査を開始する指示を受け付けると(S11)、検査を開始する(S13)。制御部110は、第1流量測定器111により実際の使用環境の使用環境元流量X2を測定する(S13)。制御部110は、使用環境元流量X2の値と、式(8)に基づいて、倍率Dを演算する。使用環境元流量X2が20L/minの場合、倍率Dは、0.8倍(=0.02×20+0.4)となる。制御部110は、演算した使用環境の倍率Dと、式(9)、(10)を用いて、使用環境の上限値Yu2及び下限値Yl2を演算する。上記したように上限値Yu2は、9.6L/minとなる。下限値Yl2は、6.4L/minとなる。制御部110は、演算した上限値Yu2及び下限値Yl2を用いて装着ユニット66ごとの良否を判断する。
制御部110は、図8の画面と同様に、測定結果と、良否の判断結果を操作部105に表示する(S15)。制御部110は、S15を実行した後、S17において、上限値Yu等を変更して再度検査を実行する旨の操作を受け付けると(S17:YES)、使用環境元に応じた上限値Yu等の変更を受け付ける(S19)。制御部110は、S19で変更後の上限値Yu及び下限値Ylを受け付けると、例えば、受け付けた上限値Yu等を使用環境元流量X2と関連付けて記憶部123に記憶する(S31)。制御部110は、S13で式(8)を用いて演算した倍率D(=0.8)、S19で受付けた上限値Yu及び下限値Yl、式(11)、(12)を用いて基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を演算する(S31)。
例えば、S19において、上限値Yuを9.6L/minから8L/minに変更する操作を受け付けた場合について説明する。この場合、変更後の基準上限値Yu1は、式(11)を用いて次式のように演算できる。
基準上限値Yu1=8/0.8=10L/min
制御部110は、同様に、変更後の基準下限値Yl1についても演算することができる。例えば、S19において、下限値Ylを6.4L/minから7L/minに変更する操作を受け付けた場合について説明する。この場合、ユーザは、変更前の上限値Yu(9.6L/min)〜下限値Yl(6.4L/min)の範囲を、変更後の上限値Yu(8L/min)〜下限値Yl(7L/min)の範囲に絞る操作を行っている。変更後の基準下限値Yl1は、式(12)を用いて次式のように演算できる。
基準下限値Yl1=7/0.8=8.75L/min
制御部110は、S31で基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を演算した後、演算した基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1をプログラムPGに設定する(S33)。即ち、制御部110は、ユーザから受付けた上限値Yuや下限値Ylの変更に応じて、基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を変更する(S33)。
制御部110は、S33で基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を変更した後、S13からの処理を再度実行する。制御部110は、S33で変更した基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1に基づいて検査を実行する。例えば、制御部110は、第1流量測定器111により使用環境元流量X2を再度測定する(S13)。制御部110は、使用環境元流量X2の値と、式(8)に基づいて、倍率Dを演算する。制御部110は、演算した使用環境の倍率Dと、式(9)、(10)を用いて、使用環境の上限値Yu2及び下限値Yl2を演算する(S13)。この際、S33で変更した基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を用いて、使用環境の上限値Yu2及び下限値Yl2を演算する。これにより、例えば、制御部110は、範囲を絞った変更後の上限値Yu及び下限値Ylを用いて測定した先端流量Yの良否判断を実行する。制御部110は、前回実行した検査に比べてより厳しい検査を実行することができる。このようにして、第2実施形態の制御部110は、基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を変更し、変更後の基準上限値Yu1等による検査を実行できる。
因みに、上記第2実施形態において、装着ヘッド26は、検査対象の一例である。装着ユニット66内のエアの通路は、エア通路の一例である。装着ヘッド清掃装置101は、検査装置の一例である。上限値Yu及び下限値Ylは、閾値Ythの一例である。S13は、元流量測定工程、元流量測定処理、倍率演算工程、倍率演算処理の一例である。S19は、閾値受付工程、閾値受付処理の一例である。S33は、閾値変更工程、閾値変更処理の一例である。
上記したように、第2実施形態の装着ヘッド清掃装置101の制御部110は、操作部105を介して受け付けた上限値Yu及び下限値Ylに基づいて、基準となる基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を変更できる。そして、制御部110は、変更後の基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1に基づいて、その後の装着ヘッド26の検査を実行できる。これにより、操作部105を操作して上限値Yu等を入力するだけで、エア源107から供給される元流量Xと、受け付けた上限値Yu等に応じて基準上限値Yu1及び基準下限値Yl1を変更し、検査に使用する上限値Yu及び下限値Ylを変更できる。
なお、本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。
例えば、上記各実施形態では、装着ヘッド清掃装置101は、上限値Yu及び下限値Ylの両方を変更可能であったが、どちらか一方のみを変更可能な構成でも良い。
また、装着ヘッド清掃装置101は、装着ヘッド26の清掃を実行せずに、検査のみを実行する構成でも良い。
また、装着ヘッド清掃装置101は、エアによる清掃のみ、あるいはオイルミストによる洗浄のみを実行する構成でも良い。
また、上記実施形態において、第1流量測定器111と第2流量測定器117の設置場所は、一例であり、適宜変更しても良い。例えば、第1流量測定器111を、レギュレータ113の上流側(エア源107側)に設置しても良い。また、第2流量測定器117は、エア通路73を介して装着ユニット66から排出されるエア流量を測定する構成でも良い。即ち、第2流量測定器117は、検査対象から排出された後のエア流量を測定しても良い。
また、上記各実施形態では、本願の検査対象として装着ヘッド26を採用したが、これに限らない。例えば、検査対象は、吸着ノズル68でも良い。この場合、本開示の検査装置は、吸着ノズル68を接続して、吸着ノズル68内のエア通路を検査可能なノズル清掃装置でも良い。ノズル清掃装置の構成としては、先行技術文献(国際公開第2016/009491号公報)のノズル管理装置の構成を採用することができる。例えば、ノズルステーション30(図1参照)から取り外したノズルトレイ78を装置内に配置され、ノズルトレイ78の各吸着ノズル68を順番に検査するノズル管理装置でも良い。この吸着ノズル68の検査において、本開示の閾値の変更方法を適用しても良い。
また、検査対象としては、電子部品を吸着する装置(装着ヘッド26等)に限らず、他の部材等を吸着する装置や、エア通路を備える種々の装置を採用できる。
26 装着ヘッド(検査対象)、73 エア通路、101 装着ヘッド清掃装置(検査装置)、107 エア源、110 制御部、111 第1流量測定器、117 第2流量測定器、A1,A2 係数、B1,B2 定数、C 比率、D 倍率、X 元流量、Y 先端流量、Yu 上限値(閾値)、Yl 下限値(閾値)。

Claims (4)

  1. 検査対象にエアを供給し、供給中に測定したエア流量と閾値を用いて前記検査対象を検査する検査装置における閾値の変更方法であって、
    当該閾値の変更方法が、
    エア源から前記検査装置に供給される前記エア流量である元流量を測定する元流量測定工程と、
    前記元流量と関連付けて前記閾値を受け付ける閾値受付工程と、
    前記元流量を元流量X、前記検査対象のエア通路を流れる前記エア流量を先端流量として前記先端流量と比較する前記閾値を閾値Yth、基準値に対する前記閾値の比率を比率C、係数A1、定数B1とした場合に、次式、
    閾値Yth=(係数A1×元流量X+定数B1)×比率C
    を用いて、前記閾値受付工程で受け付けた前記閾値の値を前記閾値Ythに代入し、前記元流量測定工程で測定した前記元流量の値を前記元流量Xに代入することで、前記閾値受付工程で受け付けた前記閾値に変更した後の前記比率を演算する比率演算工程と、
    前記式の前記比率Cの値を、前記比率演算工程で演算した前記比率の値に変更し、変更後の前記式を用いて前記閾値を変更する閾値変更工程と、
    を含む、閾値の変更方法。
  2. 検査対象にエアを供給し、供給中に測定したエア流量と閾値を用いて前記検査対象を検査する検査装置における閾値の変更方法であって、
    当該閾値の変更方法が、
    エア源から前記検査装置に供給される前記エア流量である元流量を測定する元流量測定工程と、
    前記元流量を元流量X、前記検査対象のエア通路を流れる前記エア流量を先端流量として前記元流量Xを変化させた場合の前記先端流量の変化率を倍率D、係数A2、定数B2とした場合に、前記倍率Dと前記元流量Xの関係式である次式、
    倍率D=係数A2×元流量X+定数B2
    を用いて、前記元流量に応じた前記倍率を演算する倍率演算工程と、
    前記閾値を受け付ける閾値受付工程と、
    前記閾値受付工程で受け付けた前記閾値と、前記倍率演算工程で演算した前記倍率を用いて、基準となる前記元流量に対応する前記閾値を変更する閾値変更工程と、
    を含む、閾値の変更方法。
  3. 検査対象にエアを供給し、供給中に測定したエア流量と閾値を用いて前記検査対象を検査する検査装置であって、
    エア源から供給される前記エア流量である元流量を測定する第1流量測定器と、
    前記検査対象のエア通路を流れる前記エア流量である先端流量を測定する第2流量測定器と、
    前記第1流量測定器及び前記第2流量測定器に接続される制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1流量測定器により、前記元流量を測定する元流量測定処理と、
    前記元流量と関連付けて前記閾値を受け付ける閾値受付処理と、
    前記元流量を元流量X、前記先端流量と比較する前記閾値を閾値Yth、基準値に対する前記閾値の比率を比率C、係数A1、定数B1とした場合に、次式、
    閾値Yth=(係数A1×元流量X+定数B1)×比率C
    を用いて、前記閾値受付処理で受け付けた前記閾値の値を前記閾値Ythに代入し、前記元流量測定処理で測定した前記元流量の値を前記元流量Xに代入することで、前記閾値受付処理で受け付けた前記閾値に変更した後の前記比率を演算する比率演算処理と、
    前記式の前記比率Cの値を、前記比率演算処理で演算した前記比率の値に変更し、変更後の前記式を用いて前記閾値を変更する閾値変更処理と、
    を実行する、検査装置。
  4. 検査対象にエアを供給し、供給中に測定したエア流量と閾値を用いて前記検査対象を検査する検査装置であって、
    エア源から供給される前記エア流量である元流量を測定する第1流量測定器と、
    前記検査対象のエア通路を流れる前記エア流量である先端流量を測定する第2流量測定器と、
    前記第1流量測定器及び前記第2流量測定器と接続される制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1流量測定器により、前記元流量を測定する元流量測定処理と、
    前記元流量を元流量X、前記元流量Xを変化させた場合の前記先端流量の変化率を倍率D、係数A2、定数B2とした場合に、前記倍率Dと前記元流量Xの関係式である次式、
    倍率D=係数A2×元流量X+定数B2
    を用いて、前記元流量に応じた前記倍率を演算する倍率演算処理と、
    前記閾値を受け付ける閾値受付処理と、
    前記閾値受付処理で受け付けた前記閾値と、前記倍率演算処理で演算した前記倍率を用いて、基準となる前記元流量に対応する前記閾値を変更する閾値変更処理と、
    を実行する、検査装置。
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