JP6808567B2 - ハイブリッドシステム - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されたハイブリッドシステムは、内燃機関と、フライホイールと、モータと、ロータボスと、被動機と、出力軸とを備えている。内燃機関の動力はフライホイールに伝達され、該フライホイールが回転軸心の回りに回転する。モータは、回転軸心の回りに回転可能なモータロータと、モータロータを駆動するモータコイルとを有する。ロータボスは、ホロー型であり、外周側に、モータロータが一体回転可能に設けられている。また、ロータボスは、フライホイールと一体回転可能である。被動機は、ロータボスのフライホイールとは反対側に配置されている。また、被動機は入力軸を有し、該入力軸は出力軸に連結されている。
また、前記出力軸は、前記ロータボスの内周の前記回転軸心の方向の一端から他端の間に配置されている。
また、前記出力軸は、小径部であって該小径部の外周面と前記ロータボスの内周面との間に隙間が設けられて配置される小径部と、前記小径部よりも前記フライホイール側に位置し且つ当該出力軸の前記フライホイール側の端部側に設けられていて前記カップリングに連結される大径部とを有し、前記カップリングは、前記ロータボスの内周の前記フライホイール側に形成されている。
また、前記出力軸は、小径部であって該小径部の外周面と前記ロータボスの内周面との間に隙間が設けられて配置される小径部と、前記小径部よりも前記フライホイール側に位置し且つ当該出力軸の前記フライホイール側の端部側に設けられていて前記カップリングに連結される大径部とを有し、前記カップリングは、前記ロータボスの内周の前記被動機側に形成されている。
また、前記カップリングは、可撓性材によって形成されて、前記ロータボスの内周に一体成形されている。
また、ハイブリッドシステムは、前記内燃機関に固定されるケーシングであって、前記モータの外周を覆うモータケースと、前記フライホイールの外周を覆うと共に前記モータケースに一体成形されたフライホイールハウジングとを有するケーシングと、前記モータロータの回転角度を検出する角度センサであって、前記モータケース側に固定されたセンサステータと、前記ロータボスに一体回転自在に設けられたセンサロータとを有する角度センサと、を備えている。
図1は、本実施形態に係るハイブリッドシステム1の一例を示す断面図である。本実施形態のハイブリッドシステム1は、パラレル式のハイブリッドシステムである。ハイブリッドシステム1は、自動車や、農業機械、建設機械、UV(ユーティリティビークル)、ポンプ等の産業機械に適用される。
また、駆動装置21は、内燃機関2及び/又はモータ4からの動力を被動機5に伝達する伝動機構22と、モータ4の回転角度を検出する角度センサ14と、モータ4を冷却する冷却ジャケット(冷却機構)11と、モータ4、伝動機構22及び冷却ジャケット11を収容するケーシング23とを有する。
内燃機関2は、例えば、ディーゼルエンジンである。なお、内燃機関2は、ガソリンエンジン、LPGエンジン等であってもよい。被動機5は、例えば、油圧ポンプであり、具体的には静油圧式トランスミッションの油圧ポンプを例示することができる。また、内燃機関2は、ケーシング23の他方側(図1の右側)に配置され、被動機5は、ケーシング23の一方側(図1の左側)に配置されている。
ケーシング23は、ケーシング本体25と、ケースカバー26とを有する。ケーシング本体25は、モータ4及び角度センサ14の外周を覆うモータケース27と、フライホイール3の外周及び他方側を覆うと共にモータケース27に一体成形されたフライホイールハウジング9とを有する。
ケースカバー26には、被動機5(油圧ポンプのハウジング)がボルト等によって着脱自在に固定されている。被動機5の入力軸5aは、モータハウジング10(ケーシング23)内に挿入されている。
モータ4は、回転軸心回りに回転可能なモータロータ7(回転子)と、モータロータ7を回転させるための力を発生させるモータステータ8(固定子)とを有している。
モータステータ8は、回転軸心X1を軸心とする筒状に形成され、モータロータ7の外周側に配置されている。このモータステータ8は、モータケース27側に回り止め固定されている。また、モータステータ8には、モータロータ7を駆動するモータコイル29が設けられている。具体的には、モータステータ8は、例えば、薄い電極鋼板を複数枚積層して形成された筒状のステータ鉄心30と、このステータ鉄心30のティースに巻線を所定の巻数で直接巻き付けて集中巻にしたモータコイル29とを有する。モータコイル29に通電することにより、モータロータ7を回転させるための力が発生する。即ち、モータコイル29は、モータロータ7を駆動する。
筒部32は、回転軸心X1を軸心とする筒状であり、モータロータ7の内周側に同心状に配置されている。
図2に示すように、第1筒部32aの外周面には、回転軸心X1に平行な方向に延伸する係合溝33(第1係合溝という)が設けられている。第1係合溝33は、第1筒部32aの一方側の端部から他方側に向けて形成されている。第3筒部32cの外周面には、回転軸心X1に平行な方向に延伸する係合溝34(第2係合溝という)が設けられている。第2係合溝34は、第3筒部32cの一方側の端部から他方側に向けて形成されている。
図2に示すように、モータロータ7の内周面には、第1係合溝33に嵌る係合突部38(第1係合突部という)が設けられている。第1係合突部38が第1係合溝33に嵌ることによって、モータロータ7がロータボス24に対して回転軸心回りに回り止めされる。即ち、ロータボス24(筒部32)の外周側にモータロータ7が回転軸心回りに一体回転可能に設けられている。
図1に示すように、ロータボス24の内周側には、出力軸12が配置されている。出力軸12は、回転軸心X1を軸心とする円柱状に形成されている。したがって、出力軸12は、ロータボス24と同心状である。また、出力軸12に、入力軸5aが連結されている。詳しくは、出力軸12の一方端側に、入力軸5aの他方端側が、スプライン結合、キー結合等によって回転軸心回りに一体回転可能に連結されている。出力軸12は、金属等の剛性材から形成されている。
ロータボス24の内周側には、ロータボス24に一体成形されたカップリング6が設けられている。カップリング6の内周面には、回転軸心方向平行な方向に延伸する歯(内歯という)が周方向にわたって形成されている。この内歯は、出力軸12の外歯と噛み合わされる。これにより、カップリング6が、出力軸12に連結(スプライン結合)される。言い換えると、ロータボス24がカップリング6を介して出力軸12に連結される。したがって、カップリング6は、ロータボス24の動力を出力軸12に伝達する。なお、出力軸12は、ロータボス24に対して回転軸心方向の位置決めがされる。
カップリング6は、例えば、切削加工(削り出し)によってロータボス24に一体成形される。また、ロータボス24とカップリング6とを鋳造や樹脂の一体成型によって成型することにより、カップリング6がロータボス24に一体成形されていてもよい。また、カップリング6は、ゴムによって形成されて加硫接着によってロータボス24に一体成形されてもよい(図2、図3に仮想線で示す部位を参照)。また、金属製のロータボス24に樹脂製のカップリング6を溶融固着(成形型内で一体成形)することにより、ロータボス24にカップリング6を一体成形してもよい。また、カップリング6は、本実施形態のようなギヤカップリング6でもよいし、ゴムカップリング6であってもよい。
図3に示すように、ジャケット本体39には、径方向に貫通するピン46が設けられている。このピン46は、モータステータ8(固定子)の外周面に形成された溝部47に係合されている。ピン46が溝部47に係合することによって、モータステータ8がジャケット本体39に対して回り止めされている。以上のように、本実施形態では、冷却ジャケット11を介して、モータステータ8がモータケース27側に回り止め固定される。
図1に示すように、角度センサ14は、モータ4の一方側(ケースカバー26側)に設けられている。言い換えると、角度センサ14は、ケースカバー26と、モータロータ7との間に配置されている。即ち、モータ4と角度センサ14とは、回転軸心方向に位置ずれして設けられている。また、角度センサ14は、モータステータ8(モータコイル29)の内周面より内周側に位置している。
センサロータ53は、磁性体によって回転軸心X1を軸心とする筒状に形成されている。センサロータ53は、第3筒部32c(ロータボス24)の外周に一方側から嵌められている。センサロータ53は、第2段部36によって他方への位置決めがされている。センサロータ53には、径内側に突出する係合突部55(第2係合突部という)が設けられている。この第2係合突部55は、第3筒部32cに形成された第2係合溝34に嵌っている(図4参照)。第2係合突部55が第2係合溝34に嵌ることによりロータボス24に対してセンサロータ53が回転軸心回りに回り止めされる。即ち、センサロータ53は、ロータボス24(筒部32)の外周側に回転軸心回りに一体回転可能に設けられている。
図4、図5に示すように、取付部56には、端子接続部59が設けられている。端子接続部59には、複数のリード線を束ねて構成されたハーネス60(センサハーネスという)の一端側が接続されている。複数のリード線は、励磁コイル57aに高周波信号を伝達するリード線や、検出コイル57bからの検出信号を伝達するリード線等である。センサハーネス60の他端側には、コネクタ61が接続されている。
図4、図5に示すように、仕切部材62は、回転軸心X1を中心とする円板状を呈している。仕切部材62の外径は、ジャケット本体39の内径と略同じ径に形成されている。仕切部材62は、冷却ジャケット11の内周側で且つ一方側に配置されている。図5に示すように、仕切部材62の中心側には、開穴部63が設けられている。開穴部63は、回転軸心X1を中心とする円弧状の縁部によって形成されている。図2、図3に示すように、この開穴部63は、センサロータ53より径大に形成され、且つセンサステータ54の内周と略同径に形成されている。開穴部63には、ロータボス24の第3筒部32c及び第2筒部32bが挿通されている。開穴部63の内側にセンサロータ53が位置している。
図2、図3及び図5に示すように、仕切部材62は、センサステータ54が固定されるセンサ固定部65と、コア部57(検出コイル57b及び励磁コイル57a)のモータ4側を覆う第1覆い部66と、モータコイル29の角度センサ14側を覆う第2覆い部67と、切欠き68とを有する。
図3に示すように、第1覆い部66は、コア部57を挿入すべくセンサ固定部65(取付け面65a)よりもさらに他方側に向けて凹設されている。センサ固定部65にセンサステータ54を取り付けた状態で、コア部57のモータ4側(他方側)が第1覆い部66の一方側の凹部66a内に没入する。第1覆い部66は、コア部57(励磁コイル57a及び検出コイル57b)の他方側に回転軸心方向において対向する。即ち、第1覆い部66は、コア部57(励磁コイル57a及び検出コイル57b)のモータ4側を覆っている。
図5に示すように、切欠き68は、第1縁部68aと、第2縁部68bとで形成されている。第1縁部68aは、開穴部63を構成する縁部から仕切部材62の外周端にわたって仕切部材62の径方向に形成されている。第2縁部68bは、開穴部63を構成する縁部から仕切部材62の外周端にわたって仕切部材62の径方向に形成された縁部であって、第1縁部68aに対して仕切部材62の周方向に離間して形成されている。
ハイブリッドシステム1は、コントローラ15を備えている。コントローラ15は、モータ4をベクトル制御するインバータを備えている。コントローラ15には、コネクタ61(角度センサ14及び温度センサ)、第2端子72a〜72c(モータ4)、内燃機関2及び被動機5等が接続されている。コントローラ15は、内燃機関2、モータ4及び被動機5等の駆動、停止及び回転数を制御する。
また、被動機5の駆動と同時に、フライホイール3の回転動力は、ロータボス24を介してモータロータ7に伝達され、モータ4をジェネレータとして作動させる。
図6は、ハイブリッドシステム(駆動装置21)の第1変形例を示している。
この場合においても、ロータボス24とカップリング6とフライホイール3とは、切削加工によって一体成形されていてもよいし、鋳造や、樹脂の一体成型によって一体成形されていてもよい。その他の構成は、図1〜図5に示す実施形態と同様に構成される。
この第2変形例では、仕切部材62の外周側に冷却ジャケット11の第1蓋76が一体成形されている。即ち、第2変形例では、仕切部材62が、冷却ジャケット11の第1蓋76を兼用している点が第1変形例と異なる。ロータボス24とカップリング6とフライホイール3とを一体成形している点は、第1変形例と同様である。その他の構成は、図1〜図5に示す実施形態と同様に構成される。
本実施形態のハイブリッドシステム1は、内燃機関2と、内燃機関2の動力が伝達されて回転軸心X1の回りに回転するフライホイール3と、回転軸心X1の回りに回転可能なモータロータ7と、モータロータ7を駆動するモータコイル29とを有するモータ4と、外周側にモータロータ7が一体回転可能に設けられるホロー型のロータボス24であって、フライホイール3と一体回転可能なロータボス24と、入力軸5aを有すると共にロータボス24のフライホイール3とは反対側に配置された被動機5と、ロータボス24の内周側に配置されていて入力軸5aに連結される出力軸12と、ロータボス24に一体成形されたカップリング6であって、出力軸12が連結されてロータボス24の動力を出力軸12に伝達するカップリング6と、を備えている。
この構成によれば、ロータボス24とフライホイール3とをネジ等を用いて組み立てる必要がなく、フライホイール3に対するロータボス24の組み付け公差をなくすことができる。延いては、モータロータ7の機械公差を小さくすることができる。
また、内燃機関2に固定されるケーシング23であって、モータ4の外周を覆うモータケース27と、フライホイール3の外周を覆うと共にモータケース27に一体成形されたフライホイールハウジング9とを有するケーシング23と、モータロータ7の回転角度を検出する角度センサ14であって、モータケース27側に固定されたセンサステータ54と、ロータボス24に一体回転自在に設けられたセンサロータ53とを有する角度センサ14と、を備えている。
また、センサロータ53を、フライホイール3に一体成形されているロータボス24に設けた場合、フライホイール3に対するロータボス24の組み付け公差がなくなることから、センサロータ53の機械公差が小さくなる。
また、モータステータ8の機械公差を小さくすること、及び、ロータボス24とフライホイール3との組み付け公差をなくして、モータロータ7の機械公差を小さくすることにより、モータステータ8とモータロータ7との芯ずれを小さくすることができる。これにより、モータ4の性能を向上させることができる。
本実施形態の駆動装置21は、回転軸心X1の回りに回転可能なモータロータ7と、モータロータ7を駆動するモータコイル29とを有するモータ4と、モータロータ7の回転角度を検出する角度センサ14と、モータ4及び角度センサ14が収容されるモータハウジング10と、モータハウジング10内に設けられていて、モータコイル29と角度センサ14との間を仕切る仕切部材62と、を備えている。
また、モータ4と角度センサ14とは、回転軸心X1の方向に位置ずれして設けられ、仕切部材62は、回転軸心X1の方向におけるモータ4と角度センサ14との間に設けられている。
また、仕切部材62は、角度センサ14と回転軸心X1の方向でオーバーラップしている。
また、モータハウジング10は、モータ4及び角度センサ14の外周を覆うモータケース27と、モータ4及び角度センサ14の回転軸心X1の方向の一方を覆うケースカバー26とを有し、モータ4は、モータコイル29が設けられたモータステータ8であって、モータケース27側に回り止め固定されたモータステータ8を有し、角度センサ14は、モータロータ7と一体回転するセンサロータ53と、センサロータ53の回転角度に応じて検出信号を発生する検出コイル57bが設けられたセンサステータ54とを有し、仕切部材62は、センサステータ54が固定されるセンサ固定部65を有し、モータケース27側に回り止め固定されている。
この構成によれば、モータコイル29と検出コイル57bとを容易に仕切ることができ、モータ4の制御の安定性の向上を図ることができる。
この構成によれば、モータコイル29から発生するノイズがセンサハーネス60に影響するのを低減することができる。これによって、モータ4の制御の安定性の向上を図ることができる。
また、センサステータ54は、センサ固定部65に取り付けられる取付部56と、検出コイル57bが設けられたコア部57とを有し、センサ固定部65は、取付部56を挿入すべく凹設され、第1覆い部66は、コア部57を挿入すべく取付部56よりもさらに凹設されている。
また、モータ4は、モータステータ8側に設けられたモータハーネス69を有し、仕切部材62は、モータハーネス69を角度センサ14側に引き出すための切欠き68を有する。
また、仕切部材62は、非磁性金属によって形成されている。
仕切部材62の材料に、アルミニウムやステンレス鋼などの非磁性金属を用いると、仕切部材62に発生する渦電流に起因する発熱を減少させることができる。
3 フライホイール
4 モータ
5 被動機
5a 入力軸
6 カップリング
7 モータロータ
8 モータステータ
9 フライホイールハウジング
12 出力軸
14 角度センサ
24 ロータボス
27 モータケース
29 モータコイル
53 センサロータ
54 センサステータ
X1 回転軸心
Claims (8)
- 内燃機関と、
前記内燃機関のクランク軸に連結されていて前記内燃機関の動力が伝達されて回転軸心の回りに回転するフライホイールと、
前記回転軸心の回りに回転可能なモータロータと、前記モータロータを駆動するモータコイルとを有するモータと、
外周側に前記モータロータが一体回転可能に設けられるホロー型のロータボスであって、前記フライホイールと一体回転可能なロータボスと、
入力軸を有すると共に前記ロータボスの前記フライホイールとは反対側に配置された被動機と、
前記ロータボスの内周側に配置されていて前記入力軸に連結される出力軸と、
前記ロータボスに一体成形されたカップリングであって、前記出力軸が連結されて前記ロータボスの動力を前記出力軸に伝達するカップリングと、
を備え、
前記ロータボスは、前記モータロータの内周側に同心状に配置された筒部と、前記筒部のフライホイール側に設けられていて前記フライホイールに固定されたフランジ部とを有して構成され、
前記内燃機関から前記フライホイールに伝達される動力は、前記フライホイールから前記ロータボスを介さずに前記出力軸に伝達されることはなく、前記フライホイールから前記ロータボスへ伝達されると共に前記ロータボスから前記カップリングを介して前記出力軸に伝達されるハイブリッドシステム。 - 前記出力軸は、前記ロータボスの内周の前記回転軸心の方向の一端から他端の間に配置されている請求項1に記載のハイブリッドシステム。
- 前記出力軸は、小径部であって該小径部の外周面と前記ロータボスの内周面との間に隙間が設けられて配置される小径部と、前記小径部よりも前記フライホイール側に位置し且つ当該出力軸の前記フライホイール側の端部側に設けられていて前記カップリングに連結される大径部とを有し、
前記カップリングは、前記ロータボスの内周の前記フライホイール側に形成されている請求項1または2に記載のハイブリッドシステム。 - 前記出力軸は、小径部であって該小径部の外周面と前記ロータボスの内周面との間に隙間が設けられて配置される小径部と、前記小径部よりも前記フライホイール側に位置し且つ当該出力軸の前記フライホイール側の端部側に設けられていて前記カップリングに連結される大径部とを有し、
前記カップリングは、前記ロータボスの内周の前記被動機側に形成されている請求項1または2に記載のハイブリッドシステム。 - 前記カップリングは、可撓性材によって形成されて、前記ロータボスの内周に一体成形されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のハイブリッドシステム。
- 前記ロータボスは、前記フライホイールに一体成形されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のハイブリッドシステム。
- 前記内燃機関に固定されるケーシングであって、前記モータの外周を覆うモータケースと、前記フライホイールの外周を覆うと共に前記モータケースに一体成形されたフライホイールハウジングとを有するケーシングと、
前記モータロータの回転角度を検出する角度センサであって、前記モータケース側に固定されたセンサステータと、前記ロータボスに一体回転自在に設けられたセンサロータとを有する角度センサと、
を備えている請求項1〜6のいずれか1項に記載のハイブリッドシステム。 - 前記内燃機関に固定されるケーシングであって、前記モータの外周を覆うモータケースと、前記フライホイールの外周を覆うと共に前記モータケースに一体成形されたフライホイールハウジングとを有するケーシングを備え、
前記モータは、前記モータコイルが設けられたモータステータを有し、
前記モータステータは、前記モータケース側に回り止め固定されている請求項1〜7のいずれか1項に記載のハイブリッドシステム。
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