JP6807169B2 - 植物栽培装置及び植物栽培方法 - Google Patents
植物栽培装置及び植物栽培方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6807169B2 JP6807169B2 JP2016110324A JP2016110324A JP6807169B2 JP 6807169 B2 JP6807169 B2 JP 6807169B2 JP 2016110324 A JP2016110324 A JP 2016110324A JP 2016110324 A JP2016110324 A JP 2016110324A JP 6807169 B2 JP6807169 B2 JP 6807169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cultivation
- plant
- illuminance
- lighting device
- plant cultivation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012364 cultivation method Methods 0.000 title claims description 18
- 230000012010 growth Effects 0.000 claims description 58
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 claims description 44
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 41
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 36
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 36
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 33
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 32
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 19
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 18
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 14
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 11
- 230000000712 assembly Effects 0.000 claims description 11
- 238000000429 assembly Methods 0.000 claims description 11
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 317
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 9
- 235000015802 Lactuca sativa var crispa Nutrition 0.000 description 7
- 240000004201 Lactuca sativa var. crispa Species 0.000 description 7
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 230000008635 plant growth Effects 0.000 description 7
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 235000021049 nutrient content Nutrition 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000012272 crop production Methods 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 1
- 235000012041 food component Nutrition 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000035800 maturation Effects 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 241000894007 species Species 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Hydroponics (AREA)
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態の植物栽培装置の構成を概略的に示す図である。本実施の形態の植物栽培装置1は、植物栽培ユニット2と照明装置制御部35(図2)とを備えている。植物栽培ユニット2は、床10の上に設置された栽培ラック3を備えている。栽培ラック3は、4本以上の柱5と、上下方向に間隔をあけて配置された棚を構成する複数の梁7と、底壁9とから構成されている。底壁9の上には、漏水を溜める漏水パン11が設置されており、梁7によって構成される栽培棚の上には栽培ベッド(培養液を植物に供給する部分)13がそれぞれ設置されている。栽培ベッド13には栽培用植物15が植えられている。本実施の形態では、溶液を貯めたタンク17よりポンプにより、各栽培ベッド13に培養液が供給される。タンク17と各棚の栽培ベッド13とは、配管19で連結されており、閉ループの培養液循環流路が形成されている。
図8は、照明装置制御部35の構成の一例を示すブロック図である。照明装置制御部35は、栽培用植物に対して予め設定した栽培時間に応じた栽培用植物の生長促進に寄与する照射空間内の光の照度の目標値と、照度センサ33によって検出した照度とに基づいて、照度センサ33により検出する照度を目標値に近付けるように植物栽培用照明装置25の光源から照射される光束を制御する。照明装置制御部35は、照度センサ33により検出した照度と目標値との照度差を求める照度差演算部35Aと、照度差が所定の範囲内あるかを判断する照度差判定部35Bと、照度差判定部35Bが、照度差が所定の範囲外にあることを判定しているときには、照度差を0に近付けるように植物栽培用照明装置25に供給する電力を調整する電力調整部35Cとを備えている。電力調整部35Cは、照度差に基づき植物栽培用照明装置25の電圧及び電流の少なくとも一方を調整することにより、電力を調整するように構成されている。LED光源を用いる場合は、電流を制御して電力を調整する。
図9(A)は本発明の第2の実施の形態の植物栽培装置1の制御系を示す図であり、図9(B)は第2の実施の形態で用いる照明装置制御部の構成の一例を示すブロックである。図9(A)及び(B)には、図1,図2及び図8を用いて説明した第1の実施の形態の構成要素と同様の構成要素には、図1,図2及び図8に付した符号と同じ符号を付してある。また機能が若干ことなる構成要素には図1,図2及び図8に付した符号に´を付してある。本実施の形態では、1つの栽培ラックの3段の栽培棚に個別に設けられた3つの植物栽培ユニット2によって1つの植物栽培装置アセンブリ4が構成されている。そして1つの植物栽培装置アセンブリ4中の3つの植物栽培ユニット2が備える3つの植物栽培用照明装置25に対して、1つの照明装置制御部35´を共通のものとして設けている。本実施の形態では、照明装置制御部35´が、3つの植物栽培ユニット2の3つの照度センサ33の出力を、照度差演算部35´Aが順次受信して、共通に設定した照度の目標値を用いて照度差判定部35´Bがそれぞれ照度差を判定し、電力調整部35´Cが3つの照度センサ33に対応する3つの植物栽培用照明装置25を個別に制御し、また共通に設定した許容範囲の中央値及び供給電力の許容範囲を用いて共通の電力監視部35´Iにより電力監視を行う。
図10は、本発明の第3の実施の形態の制御系を示す図であり、図11は第3の実施の形態で用いる制御系の構成の一例を示すブロックである。図10及び図11には、図1,図2及び図8を用いて説明した第1の実施の形態の構成要素と同様の構成要素には、図1,図2及び図8に付した符号と同じ符号を付してある。また機能が若干異なる構成要素には図1,図2及び図8に付した符号に100の数を加えた数の符号を付してある。第3の実施の形態は、第2の実施の形態をさらに大型化し且つ集中管理可能にしたものである。
次に反射面の材質の相違による効果の相違について試験をした結果を説明する。図12は試験結果を示す表である。この試験では、図1に示した1つの植物栽培ユニット2を用いた。本発明の実施例として5つの実施例1乃至5を用意し、1つの比較例を用意した。実施例1では、天板23の構成が拡散反射板に照明が装着された構造を採用し、4枚の側面反射板29として拡散反射板を用い、栽培ベッド13の上に栽培用植物15が伸び出る貫通孔が形成された底面反射板27として拡散反射板を用いている。ここで拡散反射板とは、古河電気工業株式会社がMCPETシリーズのグレードM4の名称で販売する反射材料である。実施例2では、天板23の構成が拡散反射板に照明が装着された構造を採用し、4枚の側面反射板27,29として白色の発泡シートを用い、底面反射板27として拡散反射板を用いている。白色の発泡シートは、ポリプロピレン発泡樹脂シートであり、古河電気工業株式会社がエフセルの名称で販売している発泡材料である。実施例3では、天板23の構成が拡散反射板に照明が装着された構造を採用し、4枚の側面反射板27,29として無光沢のアルミニュウムの反射板を用い、底面反射板27として拡散反射板を用いている。実施例4では、天板23の構成が拡散反射板に照明が装着された構造を採用し、4枚の側面反射板27,29として白色のプラスチック製段ボールの反射板を用い、底面反射板27として拡散反射板を用いている。実施例5では、天板23の構成が拡散反射板に照明が装着された構造を採用し、4枚の側面反射板27,29として茶色段ボールの反射板を用い、底面反射板27として拡散反射板を用いている。そして比較例では、天板23の構成が拡散反射板に照明が装着された構造を採用し、4枚の側面反射板は設けずに前面開放とし、底面反射板27として拡散反射板を用いている。試験の栽培エリアの面積は7440cm2であった。植物栽培用照明装置からの照射光の光量子密度(PPFD)は、実施例においては、初期において照度センサで測って100μmol/m2/s、150μmol/m2/s、200μmol/m2/sとなるようにし、収穫時にも照度センサで測って100μmol/m2/s、150μmol/m2/s、200μmol/m2/sとなるように植物栽培用照明装置に供給する電力を変えた。比較例では植物栽培用照明装置に供給する電力は変えていない。
2 植物栽培ユニット
3 栽培ラック
4,104 植物栽培装置アセンブリ
5 柱
9 底壁
11 漏水パン
13 栽培ベッド
15 栽培用植物
17 タンク
19 配管
21 栽培空間領域
22 照射空間
23 天板
25 植物栽培用照明装置
27 底面反射板
29 側面反射板
33 照度センサ
35,35´,135 照明装置制御部
35A 照度差演算部
35B 照度差判定部
35C 電力調整部
35D 照度目標値設定変更部
35E 表示部
35F 表示装置
35G 異常判断部
35I 電力監視部
35J 供給電力許容範囲設定部
161 中央管理装置
Claims (21)
- 栽培用植物が配置される栽培棚の上に栽培空間領域を画定する天板を備え、前記天板に前記栽培棚上の前記栽培用植物に光を照射する植物栽培用照明装置が配置されている1以上の植物栽培ユニットと、前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を制御する1以上の照明装置制御部とを備えてなる植物栽培装置であって、
前記植物栽培ユニットは、反射面を備え且つ前記反射面を前記栽培空間領域側に向けて、前記栽培空間領域を囲む六面を構成する六面構成部材と、受光部を有し且つ生長する前記栽培用植物によって前記受光部が遮られることが無い前記栽培空間領域内の照射空間内の光の照度を前記受光部で検出する照度センサを備え、
前記照明装置制御部は、前記栽培用植物に対して予め設定した栽培時間に応じた前記栽培用植物の生長促進に寄与する前記照射空間内の光の照度の目標値と、前記照度センサによって検出した前記照度に基づいて、前記照度センサにより検出した前記照度を前記目標値に近付けるように前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を制御するように構成されており、
前記目標値が、前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を一定にすると、前記栽培用植物の生長に伴って前記照度センサが検出する前記照度が低下するという現象に基づいて、前記照射空間の照度が前記栽培時間に応じた前記栽培用植物の生長促進に寄与する照度となるように定められており、
前記反射面は、反射した光の分光分布特性を前記光源の分光分布特性に対して実質的に変えることがない反射特性を有する反射面であり、
前記植物栽培用照明装置の前記光源として、供給される電力が変わっても照射する光の分光分布特性が実質的に変わることがない光源を備えており、
前記照明装置制御部は、前記照度センサが検出した前記照度と前記目標値との照度差を求め、前記照度差の絶対値が予め定めた値以上あるときに異常が発生していると判断する異常判断部をさらに備えていることを特徴とする植物栽培装置。 - 栽培用植物が配置される栽培棚の上に栽培空間領域を画定する天板を備え、前記天板に前記栽培棚上の前記栽培用植物に光を照射する植物栽培用照明装置が配置されている1以上の植物栽培ユニットと、前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を制御する1以上の照明装置制御部とを備えてなる植物栽培装置であって、
前記植物栽培ユニットは、反射面を備え且つ前記反射面を前記栽培空間領域側に向けて、前記栽培空間領域を囲む六面を構成する六面構成部材と、受光部を有し且つ生長する前記栽培用植物によって前記受光部が遮られることが無い前記栽培空間領域内の照射空間内の光の照度を前記受光部で検出する照度センサを備え、
前記照明装置制御部は、前記栽培用植物に対して予め設定した栽培時間に応じた前記栽培用植物の生長促進に寄与する前記照射空間内の光の照度の目標値と、前記照度センサによって検出した前記照度に基づいて、前記照度センサにより検出した前記照度を前記目標値に近付けるように前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を制御するように構成されており、
前記目標値が、前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を一定にすると、前記栽培用植物の生長に伴って前記照度センサが検出する前記照度が低下するという現象に基づいて、前記照射空間の照度が前記栽培時間に応じた前記栽培用植物の生長促進に寄与する照度となるように定められており、
前記反射面は、反射した光の分光分布特性を前記光源の分光分布特性に対して変える反射特性を有する反射面であり、
前記植物栽培用照明装置の前記光源として、供給される電力が変わっても照射する光の分光分布特性が実質的に変わることがない光源を備えており、
前記照明装置制御部は、前記照度センサが検出した前記照度と前記目標値との照度差を求め、前記照度差の絶対値が予め定めた値以上あるときに異常が発生していると判断する異常判断部をさらに備えていることを特徴とする植物栽培装置。 - 前記反射面の反射率が、47%以上である請求項1に記載の植物栽培装置。
- 複数の前記植物栽培ユニットが組み合わされてなる1つの植物栽培装置アセンブリを備え、
前記1つの植物装置アセンブリに対して、1つの前記照明装置制御部が設けられており、
前記1つの照明装置制御部は、前記1つの植物栽培装置アセンブリ内の前記複数の植物栽培ユニットの複数の前記植物栽培用照明装置を個別に制御するように構成されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の植物栽培装置。 - 複数の前記植物栽培装置アセンブリを備え、
前記複数の植物栽培装置アセンブリに対して中央管理装置が設けられ、
前記中央管理装置は、前記複数の植物栽培装置アセンブリに対してそれぞれ設けられた複数の前記照明装置制御部に、制御に必要な設定値情報を与えるように構成されている請求項4に記載の植物栽培装置。 - 前記照度センサは、少なくとも前記反射面及び前記栽培用植物によって反射された光を受光することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
- 前記照明装置制御部は、
前記照度センサにより検出した前記照度と前記目標値との照度差を求める照度差演算部と、
前記照度を前記目標値に近付けて、前記照度差が所定の範囲内になるように前記植物栽培用照明装置に供給する電力を調整する電力調整部と、
前記目標値と前記照度センサが検出する前記照度を表示部に表示する表示装置を備えた請求項1乃至6のいずれか1項に記載の植物栽培装置。 - 前記照明装置制御部は、前記目標値を任意に設定変更できる照度目標値設定変更部を備えている請求項1乃至7のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
- 前記中央管理装置は、前記複数の照明装置制御部における前記目標値を任意に設定変更する照度目標値設定機能を備えている請求項5に記載の植物栽培装置。
- 前記照明装置制御部は、前記照度センサが検出した前記照度と前記目標値との照度差を求め、前記照度差の絶対値が予め定めた値以上あるときに異常が発生していると判断する異常判断部をさらに備え、
前記中央管理装置は、前記複数の照明装置制御部にある複数の前記異常判断部の判断結果を栽培状況表示部に表示する請求項5または9に記載の植物栽培装置。 - 前記照明装置制御部は、
前記照度センサにより検出した前記照度と前記目標値との照度差を求める照度差演算部と、
前記照度差が所定の範囲内あるかを判断する照度差判定部と、
前記照度差判定部が前記照度差が前記所定の範囲外にあることを判定しているときには、前記照度を前記目標値に近付けて、前記照度差を前記所定の範囲内にするように前記植物栽培用照明装置に供給する電力を調整する電力調整部を備えた請求項1乃至10のいずれか1項に記載の植物栽培装置。 - 前記照明装置制御部は、
前記栽培用植物の栽培のために予め設定した前記栽培時間に応じた前記照度の目標値に対応して予め設定した供給電力の許容範囲と、前記植物栽培用照明装置に供給している電力とを比較し、前記植物栽培用照明装置に供給している電力の状態を監視し監視結果を表示部に表示する電力監視部をさらに備えている請求項11に記載の植物栽培装置。 - 前記電力監視部は、植物の栽培時間に対応した前記供給電力の許容範囲と該許容範囲の中央値と前記植物栽培用照明装置に供給している電力を前記表示部に表示する請求項12に記載の植物栽培装置。
- 前記照明装置制御部は、
前記供給電力の許容範囲を設定できる供給電力許容範囲設定部をさらに備えている請求項11または12に記載の植物栽培装置。 - 前記植物栽培ユニットは、前記栽培空間領域内の空気を換気する換気装置をさらに備えている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
- 栽培用植物が配置される栽培棚の上に栽培空間領域を画定する天板を備え、前記天板に前記栽培棚上の前記栽培用植物に光を照射する植物栽培用照明装置が配置されている1以上の植物栽培ユニットを用いて前記栽培用植物を栽培する植物栽培方法であって、
前記植物栽培ユニットとして、反射面を備え且つ前記反射面を前記栽培空間領域側に向けて、前記栽培空間領域を囲む六面を構成する六面構成部材と、受光部を有し且つ生長する前記栽培用植物によって前記受光部が遮られることが無い前記栽培空間領域内の照射空間内の光の照度を前記受光部で検出する照度センサと、前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を制御する照明装置制御部を備えたものを準備し、
前記照明装置制御部により、事前に決定した栽培時間に応じた前記栽培用植物の生長促進に寄与する前記照射空間内の光の照度の目標値に、前記照度センサによって検出した前記照度が近付くように前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を制御し、
前記目標値を、前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を一定にすると、前記栽培用植物の生長に伴って前記照度センサが検出する前記照度が低下するという現象に基づいて、前記照射空間の照度が前記栽培時間に応じた前記栽培用植物の生長促進に寄与する照度となるように定め、
前記反射面は、反射した光の分光分布特性を前記光源の分光分布特性に対して実質的に変えることがない反射特性を有する反射面であり、前記植物栽培用照明装置の前記光源として、供給される電力が変わっても照射する光の分光分布特性が実質的に変わることがない光源を備えたものを用いており、
前記照明装置制御部は、前記照度センサが検出した前記照度と前記目標値との照度差を求め、前記照度差の絶対値が予め定めた値以上あるときに異常が発生していると判断する異常判断部をさらに備えていることを特徴とする植物栽培方法。 - 栽培用植物が配置される栽培棚の上に栽培空間領域を画定する天板を備え、前記天板に前記栽培棚上の前記栽培用植物に光を照射する植物栽培用照明装置が配置されている1以上の植物栽培ユニットを用いて前記栽培用植物を栽培する植物栽培方法であって、
前記植物栽培ユニットとして、反射面を備え且つ前記反射面を前記栽培空間領域側に向けて、前記栽培空間領域を囲む六面を構成する六面構成部材と、受光部を有し且つ生長する前記栽培用植物によって前記受光部が遮られることが無い前記栽培空間領域内の照射空間内の光の照度を前記受光部で検出する照度センサと、前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を制御する照明装置制御部を備えたものを準備し、
前記照明装置制御部により、事前に決定した栽培時間に応じた前記栽培用植物の生長促進に寄与する前記照射空間内の光の照度の目標値に、前記照度センサによって検出した前記照度が近付くように前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を制御し、
前記目標値を、前記植物栽培用照明装置の光源から照射される光束を一定にすると、前記栽培用植物の生長に伴って前記照度センサが検出する前記照度が低下するという現象に基づいて、前記照射空間の照度が前記栽培時間に応じた前記栽培用植物の生長促進に寄与する照度となるように定め、
前記反射面は、反射した光の分光分布特性を前記光源の分光分布特性に対して変える反射特性を有する反射面であり、
前記植物栽培用照明装置の前記光源として、供給される電力が変わっても照射する光の分光分布特性が実質的に変わることがない光源を備えており、
前記照明装置制御部は、前記照度センサが検出した前記照度と前記目標値との照度差を求め、前記照度差の絶対値が予め定めた値以上あるときに異常が発生していると判断する異常判断部をさらに備えていることを特徴とする植物栽培方法。 - 前記栽培用植物の栽培のために予め設定した栽培時間に応じた前記照度の目標値に対応して供給電力の許容範囲を予め設定し、
前記供給電力の許容範囲と前記植物栽培用照明装置に供給している電力とを比較し、前記植物栽培用照明装置に供給している電力の状態を監視することを特徴とする請求項16または17に記載の植物栽培方法。 - 前記照度センサが検出する前記照度と、前記目標値と、前記供給電力の許容範囲と前記植物栽培用照明装置に供給している電力を表示部に表示することを特徴とする請求項18に記載の植物栽培方法。
- 前記照度センサによって検出した前記照度と前記照度の目標値の照度差を求め、照度差が所定の範囲を超えた場合、警報を出すことを特徴とする請求項18または19に記載の植物栽培方法。
- 前記供給電力の許容範囲と前記植物栽培用照明装置に供給している電力の電力差を求め、該電力差が差所定の範囲を超えた場合、警報を出すことを特徴とする請求項18または19に記載の植物栽培方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016110324A JP6807169B2 (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | 植物栽培装置及び植物栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016110324A JP6807169B2 (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | 植物栽培装置及び植物栽培方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017212947A JP2017212947A (ja) | 2017-12-07 |
JP2017212947A5 JP2017212947A5 (ja) | 2019-07-04 |
JP6807169B2 true JP6807169B2 (ja) | 2021-01-06 |
Family
ID=60576035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016110324A Active JP6807169B2 (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | 植物栽培装置及び植物栽培方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6807169B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230013917A (ko) * | 2021-07-20 | 2023-01-27 | 주식회사 그린에코스 | 스마트 아쿠아포닉스 돔 시스템 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019103452A (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-27 | 千代田化工建設株式会社 | 植物栽培システムおよび植物栽培方法 |
CN108094180A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-06-01 | 安徽东华农业科技开发股份有限公司 | 一种家用微型栽培控制系统 |
US11547060B2 (en) * | 2018-08-28 | 2023-01-10 | Seoul Viosys Co., Ltd. | Plant cultivation device and method for culturing plant |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6255025A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-10 | 三菱電機株式会社 | 植物栽培装置 |
-
2016
- 2016-06-01 JP JP2016110324A patent/JP6807169B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230013917A (ko) * | 2021-07-20 | 2023-01-27 | 주식회사 그린에코스 | 스마트 아쿠아포닉스 돔 시스템 |
KR102698011B1 (ko) * | 2021-07-20 | 2024-08-22 | 주식회사 그린에코스 | 스마트 아쿠아포닉스 돔 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017212947A (ja) | 2017-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6807169B2 (ja) | 植物栽培装置及び植物栽培方法 | |
KR200462981Y1 (ko) | 컨테이너를 이용한 식물 재배 장치 | |
JP2017212947A5 (ja) | ||
NL9001485A (nl) | Werkwijze voor het kweken van planten en inrichting daarvoor. | |
CN104756794A (zh) | 一种植物生长箱 | |
KR101531385B1 (ko) | 공조형 배양대 | |
CN109716953A (zh) | 一种植物工厂 | |
WO2017208725A1 (ja) | 水耕栽培システム、水耕栽培制御装置、水耕栽培方法及びプログラム | |
JP2017201929A (ja) | 多段式育苗装置 | |
KR20150028110A (ko) | 가변형 식물재배 장치 | |
JP6248256B2 (ja) | 完全人工光型植物栽培設備 | |
WO2019117008A1 (ja) | 植物栽培システムおよび植物栽培方法 | |
JP2002272270A (ja) | 植物栽培用グロースボックス | |
KR102664610B1 (ko) | 에너지 절감형 스마트 식물공장 시스템 | |
JP6872063B1 (ja) | 栽培設備、及び植物の栽培方法 | |
US20220225581A1 (en) | Plant Cultivation Device | |
JP6586775B2 (ja) | 植物栽培装置及び植物栽培方法 | |
JP5417251B2 (ja) | 光合成パネル、光合成ラック及び植物育成システム | |
KR102282854B1 (ko) | Led 조명을 이용한 식물 공장 및 그 재배 방법 | |
KR102514461B1 (ko) | 양액 순환형 증산량 측정 식물재배기 | |
CN204598834U (zh) | 一种植物生长箱 | |
KR20220086292A (ko) | 생육기 제어 시스템 | |
KR101332542B1 (ko) | 식물공장 재배작물의 육묘방법 및 그를 위한 육묘재배 장치 | |
JPS6255025A (ja) | 植物栽培装置 | |
KR100921917B1 (ko) | 생물체의 인공광 효과 시험장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190527 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200817 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6807169 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |