JP6806484B2 - 箱体、包装箱及び包装箱の製造方法 - Google Patents
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Description
第3切目線が、第2折れ線から第2折れ線の他方の端部側である第2方向にいくに従い傾斜前板部の上辺側となるように形成された第3切目線第1構成部(114Kd−3)と、第3切目線第1構成部から連設され、第1折れ線と平行に形成された第3切目線第2構成部(114Kd−2)と、第3切目線第2構成部から連設され、第5切目線と第7切目線の接点(Q2)にまで形成された第3切目線第3構成部(114Kd−1)とを有することを特徴とする。」としてもよい。
、略方形状の外形を呈している。
A 内箱部
B 外箱部
5、205 スリーブ状部
10、210 正面部
20、30、220、230 側面部
22、32 本体部
24、34 分離部
24a、34a、110K、112K、114Ka、114Kb、114Kc、114Kd、116Ka、116Kb、222、232 切目線
40、240 背面部
49、242 糊代部
50 底面部
60 第1片部
70 第2片部
74、84 先端部
80 第3片部
90 第4片部
110 正面前板部
112 傾斜前板部
114 傾斜後板部
116 支持板部
116−1、116−2 突状部
118 正面後板部
120 接着板部
C1、C2、C3、C4、C5、C10、C11、C12、C13、C21a、C21b、C22、C23、C24 折れ線
Claims (18)
- 箱体であって、
底面部(50)と、
底面部の各辺から立設し底面部に対して略直角をなす側面構成部で、第1側面部(10)と、第1側面部の両側に隣り合う第2側面部(20)及び第3側面部(30)を有する側面構成部(5)と、
を有し、
箱体が、シート状のブランクにより形成され、
第1側面部が、
底面部から連設されるとともに、第2側面部及び第3側面部と隣り合う基部前板部(110)と、
基部前板部の上側に第1切目線(110K)を介して連設された傾斜前板部(112)と、
傾斜前板部の基部前板部側とは反対側の辺部である上辺から第1折れ線(C21a、C21b)を介して連設され、傾斜前板部と接着された傾斜後板部(114)と、
傾斜後板部の傾斜前板部側とは反対側の辺部から第2折れ線(C22)を介して連設されるとともに、第2折れ線の一方の端部から形成された第2切目線(114Kb)を介して傾斜後板部と隣接するとともに、第2折れ線の他方の端部から形成された第3切目線(114Kd)を介して傾斜後板部と隣接し、第2切目線に沿った辺部を有し、傾斜後板部側に突出した第1突状部(116−1)と、第3切目線に沿った辺部を有し、傾斜後板部側に突出した第2突状部(116−2)を有する支持板部(116)と、
支持板部の傾斜後板部側とは反対側の辺部から第3折れ線(C23)を介して連設され、基部前板部と接着された基部後板部(118)と、
を有し、
第1折れ線と第2折れ線と第3折れ線は平行に形成され、
第1切目線を切断する前の状態では、傾斜後板部と支持板部と基部後板部からなる領域は、基部前板部と傾斜前板部からなる領域に対して、第1折れ線を介して折り返した状態であり、
傾斜前板部と傾斜後板部からなる傾斜部(111)を基部前板部と基部後板部からなる基部(109)に対して傾斜した状態にするには、第1切目線を切断して、傾斜部を第1側面部の外側を正面側とした場合に正面側に引き出して、支持板部を基部後板部に対して正面側に回動させるとともに、傾斜後板部を支持板部に対して背面側に回動させ、
傾斜後板部が支持板部に対して背面側に回動するに従い、第1突状部と第2突状部が傾斜前板部の裏側の面を押すことにより、傾斜前板部と傾斜後板部の間に隙間が形成され、支持板部の傾斜前板部に対する傾斜後板部側の角度が直角の状態を経て鋭角とすることにより、傾斜後板部が基部の上端に接した状態となることを特徴とする箱体。 - 基部後板部の支持板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して接着板部(120)が連設され、接着板部は、基部前板部から連設された該底面部に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の箱体。
- 箱体であって、
底面部(50)と、
底面部の各辺から立設し底面部に対して略直角をなす側面構成部で、第1側面部(10)と、第1側面部の両側に隣り合う第2側面部(20)及び第3側面部(30)を有する側面構成部(5)と、
を有し、
箱体が、シート状のブランクにより形成され、
第1側面部が、
底面部から連設されるとともに、第2側面部及び第3側面部と隣り合う基部前板部(110)と、
基部前板部の上側に第1切目線(110K)を介して連設された傾斜前板部(112)と、
傾斜前板部の基部前板部側とは反対側の辺部である上辺から第1折れ線(C21a、C21b)を介して連設され、傾斜前板部と接着された傾斜後板部(114)と、
傾斜後板部の傾斜前板部側とは反対側の辺部から第2折れ線(C22)を介して連設されるとともに、第2折れ線の一方の端部から形成された第2切目線(114Kb)を介して傾斜後板部と隣接するとともに、第2折れ線の他方の端部から形成された第3切目線(114Kd)を介して傾斜後板部と隣接し、第2切目線に沿った辺部を有し、傾斜後板部側に突出した第1突状部(116−1)と、第3切目線に沿った辺部を有し、傾斜後板部側に突出した第2突状部(116−2)を有する支持板部(116)と、
支持板部の傾斜後板部側とは反対側の辺部から第3折れ線(C23)を介して連設された基部後板部(118)と、
基部後板部の支持板部側とは反対側の辺部から第4折れ線(C24)を介して連設された接着板部で、基部前板部から連設された該底面部に接着された接着板部(120)と、
を有し、
第1折れ線と第2折れ線と第3折れ線は平行に形成され、
第1切目線を切断する前の状態では、傾斜後板部と支持板部と基部後板部からなる領域は、基部前板部と傾斜前板部からなる領域に対して、第1折れ線を介して折り返した状態であり、
傾斜前板部と傾斜後板部からなる傾斜部(111)を基部前板部と基部後板部からなる基部(109)に対して傾斜した状態にするには、第1切目線を切断して、傾斜部を第1側面部の外側を正面側とした場合に正面側に引き出して、支持板部を基部後板部に対して正面側に回動させるとともに、傾斜後板部を支持板部に対して背面側に回動させ、
傾斜後板部が支持板部に対して背面側に回動するに従い、第1突状部と第2突状部が傾斜前板部の裏側の面を押すことにより、傾斜前板部と傾斜後板部の間に隙間が形成され、支持板部の傾斜前板部に対する傾斜後板部側の角度が直角の状態を経て鋭角とすることにより、傾斜後板部が基部の上端に接した状態となることを特徴とする箱体。 - 基部後板部が、傾斜後板部の基部後板部側の辺部における一方の端部において、第4切目線(114Ka)を介して傾斜後板部と隣接し、傾斜後板部の基部後板部側の辺部における他方の端部において、第5切目線(114Kc)を介して傾斜後板部と隣接し、
第4切目線は、第2切目線における第2折れ線側とは反対側の端部と接続し、第5切目線は、第3切目線における第2折れ線側とは反対側の端部と接続し、
支持板部は、第4切目線から連設された第6切目線(116Ka)及び第5切目線から連設された第7切目線(116Kb)を介して基部後板部と隣接していることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の箱体。 - 第2切目線と第3切目線と第4切目線と第5切目線が切断予定線であり、傾斜部を基部に対して傾斜した状態とする際に、第2切目線と第3切目線と第4切目線と第5切目線を切断することを特徴とする請求項4に記載の箱体。
- 包装箱であって、
内箱部(A)と外箱部(B)とを有し、
内箱部が、
底面部(50)と、
底面部の各辺から立設し底面部に対して略直角をなす内側スリーブ状部で、第1内箱部側面部(30)と、第2内箱部側面部(10)と、第3内箱部側面部(20)と、第4内箱部側面部(40)を有し、内箱部を箱状に組み立てた状態では、互いに隣接する側面部
が略直角をなす内側スリーブ状部(5)と、を有し、
第1内箱部側面部と第2内箱部側面部と第3内箱部側面部と第4内箱部側面部とにおける2つの内箱部側面部において、内箱部側面部の一部が分離部(24、34)として内箱部側面部における分離部以外の部分である内箱部側面部本体部と切目線を介して分離可能に形成され、
内箱部における分離部が設けられた内箱部側面部以外の内箱部側面部である特定内箱部側面部(10)が、
底面部から連設されるとともに、特定内箱部側面部が隣接する内箱部側面部と隣り合う基部前板部(110)と、
基部前板部の上側に第1切目線(110K)を介して連設された傾斜前板部(112)と、
傾斜前板部の基部前板部側とは反対側の辺部である上辺から第1折れ線(C21a、C21b)を介して連設され、基部前板部と接着された傾斜後板部(114)と、
傾斜後板部の傾斜前板部側とは反対側の辺部から第2折れ線(C22)を介して連設されるとともに、第2折れ線の一方の端部から形成された第2切目線(114Kb)を介して傾斜後板部と隣接するとともに、第2折れ線の他方の端部から形成された第3切目線(114Kd)を介して傾斜後板部と隣接し、第2切目線に沿った辺部を有し、傾斜後板部側に突出した第1突状部(116−1)と、第3切目線に沿った辺部を有し、傾斜後板部側に突出した第2突状部(116−2)を有する支持板部(116)と、
支持板部の傾斜後板部側とは反対側の辺部から第3折れ線(C23)を介して連設され、基部前板部と接着された基部後板部(118)と、
を有し、
第1折れ線と第2折れ線と第3折れ線は平行に形成され、
第1切目線を切断する前の状態では、傾斜後板部と支持板部と基部後板部からなる領域は、基部前板部と傾斜前板部からなる領域に対して、第1折れ線を介して折り返した状態であり、
外箱部が、
内箱部の外側の面に沿って設けられた外側スリーブ状部で、第1内箱部側面部の外側の面に沿って形成された第1外箱部側面部(230)と、第2内箱部側面部の外側の面に沿って形成された第2外箱部側面部(210)と、第3内箱部側面部の外側の面に沿って形成された第3外箱部側面部(220)と、第4内箱部側面部の外側の面に沿って形成された第4外箱部側面部(240)とを有し、外箱部を箱状に組み立てた状態では、互いに隣接する側面部が略直角をなす外側スリーブ状部(205)と、
外側スリーブ状部の上端から折れ線を介して連設された蓋部と、を有し、
内箱部における分離部が設けられた内箱部側面部である分離部形成内箱部側面部に対応した外箱部側面部に分離部が接着され、外箱部側面部における分離部が接着された領域を含む片部である回動片部(224、234)が分離部が接着された外箱部側面部の他の部分に対して回動可能に形成され、回動片部を外側に回動させることにより分離部と内箱部側面部本体部間の切目線が切断されて分離部が回動片部に接着した状態で内箱部から分離し、
傾斜前板部と傾斜後板部からなる傾斜部(111)を基部前板部と基部後板部からなる基部(109)に対して傾斜した状態にするには、第1切目線を切断して、傾斜部を第1側面部の外側を正面側とした場合に正面側に引き出して、支持板部を基部後板部に対して正面側に回動させるとともに、支持板部を傾斜後板部に対して背面側に回動させ、
傾斜後板部が支持板部に対して背面側に回動するに従い、第1突状部と第2突状部が傾斜前板部の裏側の面を押すことにより、傾斜前板部と傾斜後板部の間に隙間が形成され、支持板部の傾斜前板部に対する傾斜後板部側の角度が直角の状態を経て鋭角とすることにより、傾斜後板部が基部の上端に接した状態となることを特徴とする包装箱。 - 基部後板部の支持板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して接着板部(120)が連設され、接着板部は、基部前板部から連設された底面部に接着されていることを特徴とする請求項6に記載の包装箱。
- 基部後板部が、傾斜後板部の基部後板部側の辺部における一方の端部において、第4切目線(114Ka)を介して傾斜後板部と隣接し、傾斜後板部の基部後板部側の辺部における他方の端部において、第5切目線(114Kb)を介して傾斜後板部と隣接し、
第4切目線は、第2切目線における第2折れ線側とは反対側の端部と接続し、第5切目線は、第3切目線における第2折れ線側とは反対側の端部と接続し、
支持板部は、第4切目線から連設された第6切目線(116Ka)及び第5切目線から連設された第7切目線(116Kb)を介して基部後板部と隣接していることを特徴とする請求項6又は7に記載の包装箱。 - 第2切目線と第3切目線と第4切目線と第5切目線が切断予定線であり、傾斜部を基部に対して傾斜した状態とする際に、第2切目線と第3切目線と第4切目線と第5切目線を切断することを特徴とする請求項8に記載の包装箱。
- 包装箱であって、内箱部(A)と、外箱部(B)とを有し、内箱部が、第1内箱部側面部(30)と第2内箱部側面部(10)と第3内箱部側面部(20)と第4内箱部側面部(40)と第4内箱部側面部から連設された内箱部糊代部とを有し、第3内箱部側面部、第1内箱部側面部、第2内箱部側面部、第4内箱部側面部、内箱部糊代部の順に連設され、内箱部を箱状に組み立てた状態では、互いに隣接する側面部が略直角をなす内側スリーブ状部で、第1内箱部側面部と第2内箱部側面部と第3内箱部側面部と第4内箱部側面部とにおける2つの内箱部側面部において、内箱部側面部の一部が分離部(24、34)として内箱部側面部における分離部以外の部分である内箱部側面部本体部と切目線を介して分離可能に形成された内側スリーブ状部(5)と、内側スリーブ状部の下端から連設された底面部で、第2内箱部側面部の下辺から連設された底面部第1片部(60)と、第3内箱部側面部の下辺から連設された底面部第2片部(70)と、第1内箱部側面部の下辺から連設された底面部第3片部(80)と、第4内箱部側面部の下辺から連設された底面部第4片部(90)とを有する底面部(50)と、を有し、外箱部が、第1内箱部側面部の外側の面に沿って形成された第1外箱部側面部(230)と、第2内箱部側面部の外側の面に沿って形成された第2外箱部側面部(210)と、第3内箱部側面部の外側の面に沿って形成された第3外箱部側面部(220)と、第4内箱部側面部の外側の面に沿って形成された第4外箱部側面部(240)と、第1外箱部側面部から連設された外箱部糊代部(242)とを有し、外箱部糊代部、第1外箱部側面部、第2外箱部側面部、第3外箱部側面部、第4外箱部側面部の順に連設され、外箱部を箱状に組み立てた状態では、互いに隣接する側面部が略直角をなす外側スリーブ状部と、外側スリーブ状部の上端から折れ線を介して連設された蓋部とを有し、内箱部における分離部が設けられた内箱部側面部である分離部形成内箱部側面部に対応した外箱部側面部に分離部が接着され、外箱部側面部における分離部が接着された領域を含む片部である回動片部(224、234)が分離部が接着された外箱部側面部の他の部分に対して回動可能に形成され、回動片部を外側に回動させることにより分離部と内箱部側面部本体部間の切目線が切断されて分離部が回動片部に接着した状態で内箱部から分離する包装箱で、内箱部における分離部が設けられた内箱部側面部以外の内箱部側面部である特定内箱部側面部(10)が、底面部から連設されるとともに、特定内箱部側面部が隣接する内箱部側面部と隣り合う基部前板部(110)と、基部前板部の上側に第1切目線(110K)を介して連設された傾斜前板部(112)と、傾斜前板部の基部前板部側とは反対側の辺部である上辺から第1折れ線(C21a、C21b)を介して連設され、基部前板部と接着された傾斜後板部(114)と、傾斜後板部の傾斜前板部側とは反対側の辺部から第2折れ線(C22)を介して連設されるとともに、第2折れ線の一方の端部から形成された第2切目線(114Kb)を介して傾斜後板部と隣接するとともに、第2折れ線の他方の端部から形成された第3切目線(114Kd)を介して傾斜後板部と隣接し、第2切目線に沿った辺部を有し、傾斜後板部側に突出した第1突状部(116−1)と、第3切目線に沿った辺部を有し、傾斜後板部側に突出した第2突状部(116−2)を有する支持板部(116)と、支持板部の傾斜後板部側とは反対側の辺部から第3折れ線(C23)を介して連設され、基部前板部と接着された基部後板部(118)と、基部後板部の支持板部側とは反対側の辺部から第4折れ線(C24)を介して連設された接着板部(120)と、を有し、基部前板部と底面部間の折れ線と第1折れ線間の長さ(L11)が、第4折れ線と第1折れ線間の長さ(L12)が略同一に形成され、第1折れ線と第2折れ線と第3折れ線は平行に形成され、第1切目線を切断する前の状態では、傾斜後板部と支持板部と基部後板部からなる領域は、基部前板部と傾斜前板部からなる領域に対して、第1折れ線を介して折り返した状態であり、傾斜前板部と傾斜後板部からなる傾斜部(111)を基部前板部と基部後板部からなる基部(109)に対して傾斜した状態にするには、第1切目線を切断して、傾斜部を第1側面部の外側を正面側とした場合に正面側に引き出して、支持板部を基部後板部に対して正面側に回動させるとともに、支持板部を傾斜後板部に対して背面側に回動させ、傾斜後板部が支持板部に対して背面側に回動するに従い、第1突状部と第2突状部が傾斜前板部の裏側の面を押すことにより、傾斜前板部と傾斜後板部の間に隙間が形成され、支持板部の傾斜前板部に対する傾斜後板部側の角度が直角の状態を経て鋭角とすることにより、傾斜後板部が基部の上端に接した状態となり、内箱部と外箱部とがそれぞれ1枚のブランクにより形成された包装箱の製造方法であって、
展開状態の外箱部に展開状態の内箱部を接着する第1接着工程であって、第1外箱部側面部に第1内箱部側面部を重ね、第2外箱部側面部に第2内箱部側面部を重ね、第3外箱部側面部に第3内箱部側面部を重ね、第4外箱部側面部に第4内箱部側面部を重ねた状態で、外箱部の回動片部と内箱部の分離部とを接着させ、外箱部に内箱部を接着した状態では、接着板部の少なくとも一部が外箱部に重ならない非重なり領域となる第1接着工程と、
底面部第1片部と底面部第2片部と底面部第3片部と底面部第4片部の4つの片部において特定内箱部側面部の下辺から連設された片部と接着板部のいずれかと、傾斜前板部と傾斜後板部のいずれかに接着剤を塗布した状態で、特定内箱部側面部において、接着板部の非重なり領域に係止用部材(300)を係止することにより、第1折れ線よりも接着板部側である先端側の領域を第1折れ線を介して折り返して、特定内箱部側面部の下辺から連設された片部と接着板部とを接着し、傾斜前板部と傾斜後板部を接着する第2接着工程と、
外箱部の第4外箱部側面部を第3外箱部側面部に対して折り返す折り返し工程と、
外箱部糊代部と第4外箱部側面部における外箱部糊代部が接着する領域のいずれかと、内箱部糊代部と第1内箱部側面部における内箱部糊代部が接着する領域のいずれかとに接着剤を塗布した状態で、外箱部の第1外箱部側面部を第2外箱部側面部に対して折り返すことにより、外箱部糊代部と第4外箱部側面部とを接着し、内箱部糊代部と第1内箱部側面部とを接着する第3接着工程と、を有することを特徴とする包装箱の製造方法。 - 第2接着工程において、基部前板部と基部後板部のいずれかに接着剤を塗布した状態で、特定内箱部側面部において、第1折れ線よりも接着板部側である先端側の領域を第1折れ線を介して折り返して、基部前板部と基部後板部を接着することを特徴とする請求項10に記載の包装箱の製造方法。
- 製造される包装箱において、底面部が、ワンタッチ底により形成されていて、底面部第1片部と底面部第3片部のいずれか一方における他方の側の部分である第1端部領域(84)が折れ線を介して折曲げ可能であり、該第1端部領域が底面部第1片部と底面部第3片部の他方に接着され、底面部第2片部と底面部第4片部のいずれか一方における他方の側の部分である第2端部領域(74)が折れ線を介して折曲げ可能であり、該第2端部領域が底面部第2片部と底面部第4片部の他方に接着され、
折り返し工程において、内箱部の底面部を構成する底面部第2片部と底面部第4片部を内側スリーブ状部に対して折り返し第2端部領域を外側に折り返すとともに、第2端部領域と、底面部第2片部と底面部第4片部の他方における該第2端部領域が接着する領域とのいずれかに接着剤を塗布した状態で、外箱部の第4外箱部側面部を第3外箱部側面部に対して折り返すことにより、第2端部領域と、底面部第2片部と底面部第4片部の他方とを接着し、
第3接着工程において、内箱部の底面部を構成する底面部第1片部と底面部第3片部を内側スリーブ状部に対して折り返し第1端部領域を外側に折り返すとともに、第1端部領域と、底面部第1片部と底面部第3片部の他方における該第1端部領域が接着する領域とのいずれかとに接着剤を塗布した状態で、外箱部の第1外箱部側面部を第2外箱部側面部に対して折り返すことにより、第1端部領域と、底面部第1片部と底面部第3片部の他方とを接着することを特徴とする請求項10又は11に記載の包装箱の製造方法。 - 第2接着工程と折り返し工程の間に、内箱部の底面部を構成する底面部第1片部と底面部第2片部と底面部第3片部と底面部第4片部を内側スリーブ状部に対して折り返すとともに、第1端部領域と第2端部領域を外側に折り返す第2折り返し工程と、第2端部領域と、底面部第2片部と底面部第4片部の他方における該第2端部領域が接着する領域とのいずれかに接着剤を塗布する第1接着剤塗布工程を有し、また、折り返し工程と第3接着工程の間に、外箱部糊代部と第4外箱部側面部における外箱部糊代部が接着する領域のいずれかと、内箱部糊代部と第1内箱部側面部における内箱部糊代部が接着する領域のいずれかと、第1端部領域と、底面部第1片部と底面部第3片部の他方における該第1端部領域が接着する領域とのいずれかとに接着剤を塗布する第2接着剤塗布工程とを有することを特徴とする請求項12に記載の包装箱の製造方法。
- 第2接着工程と折り返し工程の間に、内箱部の底面部を構成する底面部第2片部と底面部第4片部を内側スリーブ状部に対して折り返すとともに第2端部領域を外側に折り返し、その後、第2端部領域と、底面部第2片部と底面部第4片部の他方における該第2端部領域が接着する領域とのいずれかに接着剤を塗布する第1折り返し・接着剤塗布工程を有することを特徴とする請求項12に記載の包装箱の製造方法。
- 折り返し工程と第3接着工程の間に、内箱部の底面部を構成する底面部第1片部と底面部第3片部を内側スリーブ状部に対して折り返すとともに第1端部領域を外側に折り返し、その後、外箱部糊代部と第4外箱部側面部における外箱部糊代部が接着する領域のいずれかと、内箱部糊代部と第1内箱部側面部における内箱部糊代部が接着する領域のいずれかと、第1端部領域と、底面部第1片部と底面部第3片部の他方における該第1端部領域が接着する領域とのいずれかとに接着剤を塗布する第2折り返し・接着剤塗布工程を有することを特徴とする請求項12又は14に記載の包装箱の製造方法。
- 第2接着工程と折り返し工程の間に、第2端部領域と、底面部第2片部と底面部第4片部の他方における該第2端部領域が接着する領域とのいずれかに接着剤を塗布し、その後、底面部第2片部と底面部第4片部を内側スリーブ状部に対して折り返すとともに第2端部領域を外側に折り返した状態とする第1接着剤塗布・折り返し工程を有することを特徴とする請求項12に記載の包装箱の製造方法。
- 折り返し工程と第3接着工程の間に、外箱部糊代部と第4外箱部側面部における外箱部糊代部が接着する領域のいずれかと、内箱部糊代部と第1内箱部側面部における内箱部糊代部が接着する領域のいずれかと、第1端部領域と、底面部第1片部と底面部第3片部の他方における該第1端部領域が接着する領域とのいずれかとに接着剤を塗布し、その後、内箱部の底面部を構成する底面部第1片部と底面部第3片部を内側スリーブ状部に対して折り返すとともに第1端部領域を外側に折り返した状態とする第2接着剤塗布・折り返し工程を有することを特徴とする請求項12又は16に記載の包装箱の製造方法。
- 蓋部が、第1外箱部側面部の上辺から連設された第1蓋部片部(280)と、第2外箱部側面部の上辺から連設された第2蓋部片部(260)と、第3外箱部側面部の上辺から連設された第3蓋部片部(270)と、第4外箱部側面部の上辺から連設された第4蓋部片部(290)とを有し、第1接着工程で、外箱部に内箱部を接着した際に、接着板部における一部の領域は、第1蓋部片部と第2蓋部片部と第3蓋部片部と第4蓋部片部において、第1外箱部側面部と第2外箱部側面部と第3外箱部側面部と第4外箱部側面部の4つの外箱部側面部の中で特定内箱部側面部に対応する外箱部側面部(210)から連設された蓋部片部である特定蓋部片部(260)と重なり、接着板部の他の領域は、該特定蓋部片部とは重ならないことを特徴とする請求項10又は11又は12又は13又は14又は15又は16又は17に記載の包装箱の製造方法。
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