JP6806393B2 - 測定装置、測定方法、及び測定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、生体軟組織における各層の硬さの指標を測定するための測定装置、測定方法、及び測定プログラムに関する。
軟組織により構成される生体材料の硬さに関する情報(レオロジー特性)は、医療、福祉、食品などの様々な分野で非常に重要なものである。従来、非破壊的に軟組織の硬さを測定する手法として、表層から力を加えて、その反力から軟組織の硬さを特定する方法が知られている。
例えば、特許文献1では、異なる複数のパターンで生体軟組織を押し込み、その押込力の大きさと生体軟組織の変形量とに基づいて、当該生体軟組織のレオロジー特性を特定する方法が提案されている。当該方法によれば、生体軟組織のレオロジー特性を的確に測定することができる。
特開2016−214455号公報
しかしながら、上記従来の方法では、生体軟組織が複数の層(例えば、脂肪層、筋肉層等)を有することが考慮されておらず、生体軟組織の硬さをひとまとまりで測定していた。そのため、従来の方法では、生体軟組織が有する複数の層それぞれの硬さを特定することは困難であった。
本発明は、一側面では、このような点を考慮してなされたものであり、その目的は、生体軟組織が有する複数の層それぞれの硬さの指標を測定可能な技術を提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係る測定装置は、圧子に変位を加えて、複数の層を有する生体軟組織に当該圧子を押し込んだ際に、当該圧子に作用する反力を力センサにより測定することで得られる、当該圧子の変位と当該圧子に作用した反力との関係を示す反力データを取得するデータ取得部と、取得した前記反力データの反力の値を対数スケールに変換し、変換した前記反力データに対して、複数の直線をフィッティングするデータ処理部と、前記フィッティングにより得られた前記複数の直線それぞれの傾きを前記生体軟組織の各層の硬さの指標として取得する硬さ特定部と、を備える。
本件発明者は、後述するとおり、圧子の変位が所定の境界値を超えると、反力の対数スケールの値と変位との関係を示す片対数グラフにおいて、生体軟組織の層の数だけ直線が得られ、各層の硬さの指標(具体的には、非線形弾性率Gn)は各直線の傾きとなって表れることを見出した。そこで、当該構成に係る測定装置は、複数の層を有する生体軟組織に圧子を押し込んだ際に、当該圧子に作用する反力を力センサにより測定することで得られる反力データを用いて、当該生体軟組織の各層の硬さを解析する。
具体的には、当該構成に係る測定装置は、取得した反力データの反力の値を対数スケールに変換し、変換した反力データに対して、複数の直線をフィッティングする。そして、当該構成に係る測定装置は、フィッティングにより得られた複数の直線それぞれの傾きを生体軟組織の各層の硬さの指標として取得する。これにより、当該構成によれば、生体軟組織が有する複数の層それぞれの硬さの指標を測定することができる。
なお、生体軟組織は、例えば、筋、臓器等を対象とし、生体軟組織の各層は、例えば、脂肪層、表層筋、深層筋等である。圧子は、生体軟組織に押し込み可能な部材であれば、特に限定されなくてもよい。力センサは、圧子に作用する反力を測定可能に構成されていれば特に限定されなくてもよい。当該力センサには、例えば、公知の圧力センサ等が用いられてよい。反力は、圧子の押込み力に対して生体軟組織から圧子に作用する力である。フィッティングには、最小二乗法、線形回帰等の公知の方法が用いられてよい。
また、上記一側面に係る測定装置において、前記データ処理部は、前記生体軟組織の有する層の数の入力を受け付けてもよく、変換した前記反力データに対して、入力された数の直線をフィッティングしてもよい。当該構成によれば、層の数が予め既知である生体軟組織について、各層の硬さの指標を的確に測定することができる。
また、上記一側面に係る測定装置において、前記データ処理部は、前記直線の数を所定の範囲内で変更しながら、変換した前記反力データに対してフィッティングを行ってもよく、前記硬さ特定部は、前記フィッティングにおいて最も適合した数の前記各直線の傾きを前記生体軟組織の各層の硬さの指標として取得してもよい。当該構成によれば、層の数が不明な場合に、生体軟組織を構成する層の数を特定しつつ、各層の硬さの指標を測定することができる。
また、上記一側面に係る測定装置において、前記硬さ特定部は、取得した前記各層の硬さを、所与の生体軟組織における各層の種類と硬さとの関係を集積した軟組織データベースに照合することで、前記生体軟組織の各層の構成を特定してもよい。当該構成によれば、所与の生体軟組織における各層の種類と硬さとの関係を集積した軟組織データベースを用いて、測定対象の生体軟組織の各層の構成を特定することができる。
また、上記一側面に係る測定装置において、前記圧子は、一定の速度で押し込まれてよい。当該構成によれば、各層の硬さの指標を解析するのに適した反力データを得ることができる。そのため、生体軟組織が有する複数の層それぞれの硬さの指標を精度よく測定することができる。
なお、上記各形態に係る測定装置の別の形態として、以上の各構成を実現する情報処理方法であってもよいし、プログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータその他装置、機械等が読み取り可能な記憶媒体であってもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、又は、化学的作用によって蓄積する媒体である。
例えば、本発明の一側面に係る測定方法は、コンピュータが、圧子に変位を加えて、複数の層を有する生体軟組織に当該圧子を押し込んだ際に、当該圧子に作用する反力を力センサにより測定することで得られる、当該圧子の変位と当該圧子に作用した反力との関係を示す反力データを取得するステップと、取得した前記反力データの反力の値を対数スケールに変換し、変換した前記反力データに対して、複数の直線をフィッティングするステップと、前記フィッティングにより得られた前記複数の直線それぞれの傾きを前記生体軟組織の各層の硬さの指標として取得するステップと、を実行する情報処理方法である。
また、例えば、本発明の一側面に係る測定プログラムは、コンピュータに、圧子に変位を加えて、複数の層を有する生体軟組織に当該圧子を押し込んだ際に、当該圧子に作用する反力を力センサにより測定することで得られる、当該圧子の変位と当該圧子に作用した反力との関係を示す反力データを取得するステップと、取得した前記反力データの反力の値を対数スケールに変換し、変換した前記反力データに対して、複数の直線をフィッティングするステップと、前記フィッティングにより得られた前記複数の直線それぞれの傾きを前記生体軟組織の各層の硬さの指標として取得するステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、生体軟組織が有する複数の層それぞれの硬さの指標を測定可能な技術を提供することができる。
図1は、本発明が適用される場面の一例を模式的に示す。 図2Aは、1つの層で構成される生体軟組織に圧子を押し込むことで得られた反力データのシミュレーション結果を示す。 図2Bは、図2Aに示す反力データの反力の値を対数スケールに変換した片対数グラフを示す。 図3Aは、2つの層で構成される生体軟組織に圧子を押し込むことで得られた反力データのシミュレーション結果を示す。 図3Bは、図3Bに示す反力データの反力の値を対数スケールに変換した片対数グラフを示す。 図4は、実施の形態に係る測定装置のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図5は、実施の形態に係る測定装置のソフトウェア構成の一例を模式的に例示する。 図6は、実施の形態に係る軟組織データベースの構成の一例を模式的に例示する。 図7は、実施の形態に係る測定装置の処理手順の一例を例示する。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメタ、マシン語等で指定される。
§1 適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る測定装置1の適用場面を模式的に例示する。
本実施形態では、押圧装置2を用いて、生体軟組織3に力を加える。具体的には、本実施形態に係る押圧装置2は、生体軟組織3に押し当てられる圧子21、圧子21を駆動するアクチュエータ22、及び圧子21に作用する反力を測定する力センサ23を備える。これにより、押圧装置2は、アクチュエータ22により圧子21に変位を加えて、複数の層を有する生体軟組織3に当該圧子21を押し込んだ際に、当該圧子21に作用する反力を力センサ23により測定することで、圧子21の変位と当該圧子21に作用した反力との関係を示す反力データ122を取得する。測定装置1は、この反力データ122を利用して、生体軟組織3の各層の硬さを解析する。なお、反力は、圧子21の押込み力に対して生体軟組織3から圧子21に作用する力である。
ここで、生体軟組織に関して、以下の数1〜数3の関係式が成立することが知られている。
なお、βは、所定の定数を示し、eは、自然対数の底を示す。Gは、線形弾性率を示し、Gnは、非線形弾性率を示す。fcは、生体軟組織からの反力を示し、xcは、圧子の変位を示す。xnは、境界値を示す。数3の関係式は、数2の関係式を対数変換したものである。
つまり、圧子21の変位xcが境界値xn未満である場合には、測定により得られる反力データ122において、圧子21の変位xcと反力fcとの関係は直線で表現される(線形領域)。一方、圧子21の変位xcが境界値xnを超えると、圧子21の変位xcに対して反力fcは指数関数的に増加する(非線形領域)。ただし、数3の関係式に示されるとおり、反力fcを対数スケールに変換すると、対数スケールの反力fcと変位xcと関係は直線で表現される。
そこで、複数の層を有する生体軟組織3において、反力データ122に上記の関係がどのように表れるかを調べるために、市販のパーソナルコンピュータを利用して、上記押圧装置2と同様の構成を有する押圧装置を設定し、次の数値実験(シミュレーション)を行った。すなわち、1つの層(筋)を有する参考例に係る生体軟組織と、2つの層(筋と脂肪)を有する実施例に係る生体軟組織とを用意し、各生体軟組織について以下の数値実験(シミュレーション)条件で反力データを取得した。なお、実施例に係る生体軟組織の2つの層は、表層側に配置される皮下脂肪層(脂肪層)、及び当該皮下脂肪層よりも押し込み方向奥側に配置される筋肉層(筋層)とした。
<シミュレーション条件>
・参考例:筋層(弾性率:約0.15[N/mm], 非線形弾性率:約0.2 [1/mm])を有する生体軟組織に対して押し込みを行ったケース
・実施例:脂肪層(弾性率:約0.15[N/mm],非線形弾性率:約0.15[1/mm])及び筋肉層(弾性率:約0.15[N/mm],非線形弾性率:約0.2[1/mm])を有する生体軟組織に対して押し込みを行ったケース
図2Aは、参考例に係る生体軟組織に圧子を押し込むことで得られた反力データのシミュレーション結果を示す。図2Bは、図2Aに示す反力データにおける反力の値を対数スケールに変換した片対数グラフを示す。図3Aは、実施例に係る生体軟組織に圧子を押し込むことで得られた反力データのシミュレーション結果を示す。図3Bは、図3Aに示す反力データにおける反力の値を対数スケールに変換した片対数グラフを示す。
図2Aに示されるとおり、1つの層を有する参考例では、上記線形領域と非線形領域との境界を示す境界値xnが5(mm)あたりに現れた。これに応じて、図2Bに示されるとおり、反力の値を対数スケールに変換した片対数グラフでは、境界値xnを超える範囲において、反力の値と変位との関係は1つの直線で表されることが分かった。当該直線の傾きは、参考例に係る生体軟組織の筋層の非線形弾性率脂肪層に比例していることが確認されている。
一方、図3Aに示されるとおり、2つの層を有する参考例では、上記線形領域と非線形領域との境界を示す境界値xnが5(mm)あたりに現れた。これに応じて、図3Bに示されるとおり、反力の値を対数スケールに変換した片対数グラフでは、境界値xnを超える範囲において、反力の値と変位との関係は2つの直線(図3Bの2つの点線)で表されることが分かった。各直線の傾きの比は、筋層及び脂肪層それぞれの非線形弾性率の比と一致していた。
以上により、圧子の変位が境界値xnを超えると、反力の対数スケールの値と変位との関係を示す片対数グラフにおいて、生体軟組織の層の数だけ直線が得られ、各層の硬さの指標(具体的には、非線形弾性率Gn)は各直線の傾きとなって表れることが分かった。
なお、境界値xnは、非線形弾性率Gnの逆数(1/Gn)よりも小さいことから、図3Bに示されるとおり、境界値xnに近い直線ほど、傾きが大きく、より硬い層の指標を表わすことが分かった。すなわち、片対数グラフに表れる各直線は、表層側から順に硬さの指標を表すのではなく、より硬い層の指標から順に表すことが分かった。
そこで、本実施形態に係る測定装置1は、押圧装置2から反力データ122を取得し、取得した反力データ122の反力の値を対数スケールに変換する。次に、本実施形態に係る測定装置1は、反力の値を対数スケールに変換した反力データ122に対して、複数の直線をフィッティングする。
そして、本実施形態に係る測定装置1は、当該フィッティングにより得られた複数の直線それぞれの傾きを、生体軟組織3の各層の硬さの指標(具体的には、非線形弾性率Gn)として取得する。これによって、本実施形態によれば、生体軟組織3が有する複数の層それぞれの硬さの指標を測定することばできる。
なお、生体軟組織3は、例えば、臓器、筋等を対象とし、生体軟組織3の各層は、例えば、(皮下)脂肪層、表層筋層、深層筋層等であってよい。図1では、生体軟組織3の一例として、骨33の上に、筋肉層32及び皮下脂肪層31の2つの層が順に積層した生体軟組織が例示されている。ただし、生体軟組織3の層の数は、2つの限られる訳ではなく、3つ以上であってもよい。
§2 構成例
[ハードウェア構成]
<押圧装置>
次に、押圧装置2のハードウェア構成の一例について説明する。上記のとおり、押圧装置2は、生体軟組織3に押し当てられる圧子21、圧子21を駆動するアクチュエータ22、及び圧子21に作用する反力を測定する力センサ23を備える。
圧子21は、生体軟組織に押し込み可能な部材であれば、特に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。当該圧子21には、例えば、直径10mm程度の円筒が用いられる。また、アクチュエータ22は、圧子21を駆動可能であれば特に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。当該アクチュエータ22には、市販のアクチュエータが用いられてもよい。更に、力センサ23は、圧子21に作用する反力を測定可能に構成されていれば特に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。当該力センサ23には、市販の圧力センサ等が用いられてもよい。
なお、押圧装置2の具体的なハードウェア構成に関して、実施の形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換、及び追加が可能である。例えば、圧子21を所望の生体軟組織に押し当てる際に把持するためのハンドルが押圧装置2に設けられてもよい。また、押圧装置2は、圧子21の変位と反力との関係を特定可能であれば、アクチュエータ22以外の駆動手段を採用してもよい。
<測定装置>
次に、図4を用いて、測定装置1のハードウェア構成の一例を説明する。図4は、本実施形態に係る測定装置1のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。図4に示されるとおり、本実施形態に係る測定装置1は、制御部11、記憶部12、外部インタフェース13、入力装置14、出力装置15、及びドライブ16が電気的に接続されたコンピュータである。なお、図4では、外部インタフェースは、「外部I/F」と記載されている。
制御部11は、ハードウェアプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、プログラム及びデータに基づいて各種情報処理を実行するように構成される。記憶部12は、「メモリ」の一例であり、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の記憶装置で構成される。本実施形態では、記憶部12には、測定プログラム121、軟組織データベース123等が記憶される。
測定プログラム121は、後述する生体軟組織3の各層の硬さの指標を解析するための情報処理(図7)を測定装置1に実行させる命令を含むプログラムである。軟組織データベース123は、所与の生体軟組織における各層の種類と硬さとの関係を集積したものである。詳細は後述する。
外部インタフェース13は、アクチュエータ22、力センサ23等の外部装置と接続するために利用される。外部インタフェース13の種類は、接続する外部装置に応じて適宜選択されてよい。入力装置14は、例えば、ボタン、マウス、キーボード等であり、入力を行うために利用される。出力装置15は、例えば、ディスプレイ等であり、情報を表示するために利用される。
ドライブ16は、例えば、CDドライブ、DVDドライブ等であり、記憶媒体9に記憶されたプログラムを読み込むためのドライブ装置である。ドライブ16の種類は、記憶媒体9の種類に応じて適宜選択されてよい。上記測定プログラム121及び軟組織データベース123の少なくとも一方は、この記憶媒体9に記憶されていてもよい。
記憶媒体9は、コンピュータその他装置、機械等が記録されたプログラム等の情報を読み取り可能なように、当該プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的又は化学的作用によって蓄積する媒体である。測定装置1は、この記憶媒体9から、上記測定プログラム121及び軟組織データベース123の少なくとも一方を取得してもよい。
ここで、図4では、記憶媒体9の一例として、CD、DVD等のディスク型の記憶媒体を例示している。しかしながら、記憶媒体9の種類は、ディスク型に限定される訳ではなく、ディスク型以外であってもよい。ディスク型以外の記憶媒体として、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリを挙げることができる。
なお、測定装置1の具体的なハードウェア構成に関して、実施の形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換、及び追加が可能である。例えば、制御部11は、複数のプロセッサを含んでもよい。ハードウェアプロセッサは、マイクロプロセッサ、FPGA(field-programmable gate array)等で構成されてよい。また、測定装置1は、提供されるサービス専用に設計された情報処理装置の他、パーソナルコンピュータ等の汎用の情報処理装置であってもよい。更に、測定装置1は、複数台の情報処理装置により構成されてもよい。
[ソフトウェア構成]
次に、図5を用いて、測定装置1のソフトウェア構成の一例について説明する。図5は、本実施形態に係る測定装置1のソフトウェア構成の一例を模式的に例示する。
本実施形態では、測定装置1の制御部11は、記憶部12に記憶された測定プログラム121をRAMに展開する。そして、制御部11は、RAMに展開された測定プログラム121をCPUにより解釈し、各構成要素を制御しながら、当該解釈に基づいた情報処理を実行する。これにより、図5に示されるとおり、本実施形態に係る測定装置1は、ソフトウェアモジュールとして、データ取得部111、データ処理部112、及び硬さ特定部113を備えるコンピュータとして構成される。
データ取得部111は、圧子21に変位を加えて、複数の層を有する生体軟組織3に当該圧子21を押し込んだ際に、当該圧子21に作用する反力を力センサ23により測定することで得られる、当該圧子21の変位と当該圧子21に作用した反力との関係を示す反力データ122を取得する。データ処理部112は、取得した反力データ122の反力の値を対数スケールに変換し、変換した反力データ122に対して、複数の直線をフィッティングする。そして、硬さ特定部113は、当該フィッティングにより得られた複数の直線それぞれの傾きを生体軟組織3の各層の硬さの指標として取得する。
また、本実施形態では、上記のとおり、表層側から順にではなく、より硬い層から順に各層の硬さの指標が特定される。そこで、本実施形態に係る測定装置1は、軟組織データベース123を用いて、測定対象の生体軟組織3の各層の構成を特定する。具体的には、本実施形態に係る硬さ特定部113は、取得した各層の硬さを軟組織データベース123に照合することで、生体軟組織3の各層の構成を特定する。
なお、本実施形態では、これらのソフトウェアモジュールがいずれも汎用のCPUによって実現される例を説明している。しかしながら、これらのソフトウェアモジュールの一部又は全部が、1又は複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。また、測定装置1の機能構成に関して、実施形態に応じて、適宜、機能の省略、置換、及び追加が行われてもよい。各ソフトウェアモジュールに関しては後述する動作例で詳細に説明する。
(軟組織データベース)
次に、図6を用いて、生体軟組織3の構成の特定に利用する軟組織データベース123の構成の一例を説明する。図6に示されるとおり、本実施形態に係る軟組織データベース123は、テーブル形式のデータで表現され、軟組織名、各層の種類、各層の硬さ等を保持するためのフィールドを含んでいる。
軟組織名のフィールドには、生体軟組織を特定するための情報(例えば、名称)が格納される。各層の種類及び硬さのフィールドには、各層の種類を特定するための情報(例えば、名称)及び硬さの指標を示す情報が格納される。各層の種類及び各層の硬さのフィールドの数は、対象の生体軟組織の層の数に応じて適宜変更されてよい。1つのレコード(行データ)が、1種類の生体軟組織の構成を示す。
なお、軟組織データベース123の構成は、所与の生体軟組織における各層の種類と硬さとの関係を集積可能であれば、図6に示される例に限られなくてもよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。また、軟組織データベース123のデータ形式は、図6に示されるようなテーブル形式に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。また、図6の各レコードに格納された値は、本実施形態を説明するために便宜上記載したものであり、このような例に限定される訳ではない。各レコードに格納される値は、実施の形態に応じて適宜していされてよい。
§3 動作例
次に、図7を用いて、測定装置1の動作例を説明する。図7は、測定装置1の処理手順の一例を示す。以下で説明する処理手順は、本発明の「測定方法」に相当する。ただし、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてもよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
(準備)
まず、事前準備として、測定対象の生体軟組織3上に圧子21が当接するように、押圧装置2を適宜配置する。そして、測定装置1を操作して、以下の一連の処理の実行を開始する。
(ステップS101)
ステップS101では、制御部11は、外部インタフェース13を介してアクチュエータ22にアクセスして、アクチュエータ22の動作を制御する。具体的には、制御部11は、圧子21に変位を加えて、生体軟組織3に圧子21を押し込むように、アクチュエータ22の動作を制御する。
アクチュエータ22による圧子21の駆動方法は、圧子21の変位と圧子21に作用する反力との関係を示す反力データ122を取得可能なように適宜設定されてよい。例えば、制御部11は、圧子21に強制変位を加えるように、アクチュエータ22の動作を制御してもよい。これに応じて、生体軟組織3に圧子21が押し込まれた際に、力センサ23は、圧子21に作用する反力を測定する。
(ステップS102)
次のステップS102では、制御部11は、データ取得部111として動作し、圧子21に変位を加えて、生体軟組織3に当該圧子21を押し込んだ際に、当該圧子21に作用する反力を力センサ23により測定することで得られる、当該圧子21の変位と当該圧子21に作用した反力との関係を示す反力データ122を取得する。
本変形例では、制御部11は、外部インタフェース13を介して力センサ23にアクセスして、当該力センサ23の測定結果、すなわち、圧子21に作用した反力の値を取得する。また、制御部11は、アクチュエータ22の駆動量に基づいて、圧子21の変位の値を取得する。そして、制御部11は、取得した反力の値と変位の値とをプロットすることで、圧子21の変位と当該圧子21に作用した反力との関係を示す反力データ122を取得する。
なお、上記ステップS101では、制御部11は、圧子21が一定の速度で押し込まれるように、アクチュエータ22の動作を制御するのが好ましい。これにより、本ステップS102では、圧子21に作用する反力の値を一定の変位間隔で取得することができるため、変位と反力との関係を適切に示す反力データ122を得ることができる。
(ステップS103)
次のステップS103では、制御部11は、データ処理部112として動作し、生体軟組織3の有する層の数の入力を受け付ける。ユーザは、入力装置14を操作して、測定対象の生体軟組織3の有する層の数を入力する。これにより、制御部11は、生体軟組織3の有する層の数を取得する。
なお、例えば、生体軟組織3の有する層の数が不明であるケース等では、当該ステップS103は、省略されてもよい。また、本ステップS103の実行タイミングは、後述するステップS105の前であれば、このような例に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。
(ステップS104及びS105)
次のステップS104では、制御部11は、取得した反力データ122の反力の値を対数スケールに変換する。これにより、上記図3Bに例示されるような片対数グラフをプロット可能なデータを得ることができる。
そして、ステップS105では、制御部11は、反力の値を対数スケールに変換した反力データ122に対して、ステップS103で入力された数の直線をフィッティングする。具体的には、制御部11は、変換後の反力データ122の境界値xnを超える範囲に対して直線のフィッティングを行う。
なお、フィッティングの手法は、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。例えば、フィッティングには、最小二乗法、線形回帰等の公知の方法が用いられてよい。また、制御部11は、反力データ122において線形領域と非線形領域との境界を検出することで境界値xnを特定可能である。
(ステップS106)
次のステップS106では、制御部11は、硬さ特定部113として動作し、ステップS105のフィッティングにより得られた各直線の傾きを生体軟組織3の各層の硬さの指標(非線形弾性率Gn)として取得する。
なお、上記のとおり、上記ステップS101で、圧子21が一定に速度で押し込まれるように、アクチュエータ22の動作を制御することで、変位と反力との関係を適切に示す反力データ122を得ることができる。この反力データ122によれば、上記ステップS104〜S106までの処理を的確に行うことができ、これによって、生体軟組織3が有する各層の硬さの指標を精度よく特定することができる。
(ステップS107)
次のステップS107では、制御部11は、硬さ特定部113として動作し、ステップS106により取得した各層の硬さの指標を、所与の生体軟組織における各層の種類と硬さとの関係を集積した軟組織データベース123に照合する。そして、制御部11は、ステップS106により取得した各層の硬さの指標に最も適合するレコードを特定し、特定したレコードにより示される情報(軟組織名、各層の種類等)に基づいて、測定対象の生体軟組織3の各層の構成を特定する。制御部11は、ステップS106及びS107により特定した各層の硬さの指標、及び各層の構成を出力装置15等に出力してもよい。これにより、制御部11は、本動作例に係る処理を終了する。
[作用・効果]
以上のとおり、本実施形態では、圧子21に作用した反力と圧子21の変位との関係を示す片対数グラフにおいて、生体軟組織3の各層の硬さの指標が各直線の傾きとなって表れることを利用して、当該生体軟組織3の各層の硬さの指標を特定する。具体的には、ステップS102により、圧子21に作用した反力と圧子21の変位との関係を示す反力データ122を取得する。次に、ステップS104により、取得した反力データ122の反力の値を対数スケールに変換する。続いて、ステップS105により、反力の値を対数スケールに変換した反力データ122に対して、複数の直線をフィッティングする。そして、ステップS106により、フィッティングにより得られた各直線の傾きを生体軟組織3の各層の硬さの指標として取得する。これにより、本実施形態によれば、生体軟組織3が有する複数の層それぞれの硬さの指標を測定することができる。
また、本実施形態では、上記ステップS103により、生体軟組織3の層の数の入力を受け付けることで、測定対象の生体軟組織3の層の数を限定することができる。これにより、層の数が予め既知である生体軟組織3について、各層の硬さの指標を的確に測定することができる。
また、上記ステップS106では、各層の硬さの指標は、表層側から順にではなく、硬い層から順に表れ得る。これに対して、本実施形態では、上記ステップS107において、所与の生体軟組織における各層の種類と硬さとの関係を集積した軟組織データベース123を利用することで、測定対象の生体軟組織3の各層の構成を特定することができる。
§4 変形例
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
<4.1>
上記実施形態では、測定装置1は、ステップS103により、生体軟組織3の層の数の入力を受け付けている。しかしながら、生体軟組織3の層の数が不明である場合には、当該ステップS103の処理は省略されてよい。
この場合、制御部11は、上記ステップS105において、データ処理部112として動作し、直線の数を所定の範囲内で変更しながら、反力の値を対数スケールに変換した反力データ122に対してフィッティングを行う。所定の範囲は、例えば、2〜5等のように設定されてよい。
そして、制御部11は、上記ステップS106において、硬さ特定部113として動作し、ステップS105のフィッティングにおいて最も適合した数の各直線の傾きを生体軟組織3の各層の硬さの指標として取得してもよい。フィッティングの適合度は、公知の方法により算出されてよい。例えば、フィッティングの手法として最小二乗法を用いる場合、フィッティングの適合度は決定係数により表すことができる。これにより、生体軟組織3の層の数が不明であっても、当該生体軟組織3を構成する層の数を特定しつつ、各層の硬さの指標を測定することができる。
なお、ステップS105のフィッティングにおいて最も適合した直線の数は、生体軟組織3の層の数と一致しない可能性がある。そこで、制御部11は、隣接する2つの直線の傾きの差が閾値以上であるか否かによって、隣接する2つの直線の傾きが異なる層の硬さを示しているのか、同じ層の硬さを示しているのかを判定してもよい。
例えば、ステップS105において、3つの直線のフィッティングが最も適合した場合、制御部11は、1つ目の直線の傾きと2つ目の直線の傾きとの差が閾値以上であるか否かを判定する。そして、制御部11は、1つ目の直線の傾きと2つ目の直線の傾きとの差が閾値以上であるとき、1つ目の直線の傾きと2つ目の直線の傾きとは異なる層の硬さの指標を示していると認定してもよい。一方、制御部11は、1つ目の直線の傾きと2つ目の直線の傾きとの差が閾値未満であるとき、1つ目の直線の傾きと2つ目の直線の傾きとは同じ層の硬さの指標を示していると認定してもよい。2つ目の直線と3つ目の直線との組についても同様である。
<4.2>
また、上記実施形態では、ステップS107において、軟組織データベース123を利用して、生体軟組織3の各層の構成を特定している。しかしながら、本ステップS107は省略されてもよく、測定装置1は、軟組織データベース123を保持していなくてもよい。この場合、測定装置1は、ステップS106で特定した各層の硬さの指標を出力装置15にそのまま出力してもよい。また、測定装置1は、ステップS106で特定した各層の硬さの指標に所定の変換処理を適用した後に得られた値を出力装置15に出力してもよい。
<4.3>
また、上記実施形態では、ステップS101において、測定装置1が、押圧装置2(アクチュエータ22)の動作を制御している。しかしながら、押圧装置2は、測定装置1以外の情報処理装置により制御されてもよく、この場合、本ステップS101は、省略されてよい。
<4.4>
また、上記実施形態では、測定装置1は、ステップS102により、圧子21に作用した反力と圧子21の変位とをプロットすることで、反力データ122を生成している。しかしながら、当該反力データ122の生成は、測定装置1以外のその他の装置(例えば、押圧装置2自身)により行われてもよい。この場合、測定装置1は、上記ステップS102により、当該その他の装置にアクセスすることで、生成された反力データ122を取得してもよい。
1…測定装置、
11…制御部、12…記憶部、13…外部インタフェース、
14…入力装置、15…出力装置、16…ドライブ、
111…データ取得部、112…データ処理部、113…硬さ特定部、
121…測定プログラム、122…反力データ、
123…軟組織データベース、
2…押圧装置、
21…圧子、22…アクチュエータ、23…力センサ、
3…生体軟組織、
31…皮下脂肪層、32…筋肉層、33…骨、
9…記憶媒体

Claims (7)

  1. 圧子に変位を加えて、複数の層を有する生体軟組織に当該圧子を押し込んだ際に、当該圧子に作用する反力を力センサにより測定することで得られる、当該圧子の変位と当該圧子に作用した反力との関係を示す反力データを取得するデータ取得部と、
    取得した前記反力データの反力の値を対数スケールに変換し、変換した前記反力データに対して、複数の直線をフィッティングするデータ処理部と、
    前記フィッティングにより得られた前記複数の直線それぞれの傾きを前記生体軟組織の各層の硬さの指標として取得する硬さ特定部と、
    を備える、
    測定装置。
  2. 前記データ処理部は、
    前記生体軟組織の有する層の数の入力を受け付け、
    変換した前記反力データに対して、入力された数の直線をフィッティングする、
    請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記データ処理部は、前記直線の数を所定の範囲内で変更しながら、変換した前記反力データに対してフィッティングを行い、
    前記硬さ特定部は、前記フィッティングにおいて最も適合した数の前記各直線の傾きを前記生体軟組織の各層の硬さの指標として取得する、
    請求項1に記載の測定装置。
  4. 前記硬さ特定部は、取得した前記各層の硬さを、所与の生体軟組織における各層の種類と硬さとの関係を集積した軟組織データベースに照合することで、前記生体軟組織の各層の構成を特定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の測定装置。
  5. 前記圧子は、一定の速度で押し込まれる、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の測定装置。
  6. コンピュータが、
    圧子に変位を加えて、複数の層を有する生体軟組織に当該圧子を押し込んだ際に、当該圧子に作用する反力を力センサにより測定することで得られる、当該圧子の変位と当該圧子に作用した反力との関係を示す反力データを取得するステップと、
    取得した前記反力データの反力の値を対数スケールに変換し、変換した前記反力データに対して、複数の直線をフィッティングするステップと、
    前記フィッティングにより得られた前記複数の直線それぞれの傾きを前記生体軟組織の各層の硬さの指標として取得するステップと、
    を実行する、
    測定方法。
  7. コンピュータに、
    圧子に変位を加えて、複数の層を有する生体軟組織に当該圧子を押し込んだ際に、当該圧子に作用する反力を力センサにより測定することで得られる、当該圧子の変位と当該圧子に作用した反力との関係を示す反力データを取得するステップと、
    取得した前記反力データの反力の値を対数スケールに変換し、変換した前記反力データに対して、複数の直線をフィッティングするステップと、
    前記フィッティングにより得られた前記複数の直線それぞれの傾きを前記生体軟組織の各層の硬さの指標として取得するステップと、
    を実行させるための、
    測定プログラム。
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