JP6806054B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、センサデバイスから受信したセンサデータをデータ処理装置としてのM2Mサーバに送信するM2Mゲートウェイが開示されている。突発的な負荷の増大によるシステム全体の不応答状態を回避するため、M2M(Machine to Machine)ゲートウェイにおける送信条件は、M2Mサーバからの指示によりリアルタイムに更新される技術が開示されている。
特開2014−068285号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、M2Mサーバに全ての情報を集約して、全体が最適となるようにM2Mゲートウェイの制御を行う。そのため、システム規模の増大に伴ってデータ処理装置としてのM2Mサーバにおける計算量の増加が発生する。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理装置であって、
前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信する受信手段と、
前記端末が送信したデータを収集する収集手段と、
前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択する選択手段と、
選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信する送信手段と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理システムは、
端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理装置と、前記端末と、前記データ処理装置とを備えた情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信する受信手段と、
前記端末が送信したデータを収集する収集手段と、
前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択する選択手段と、
選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信する送信手段と、を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理方法であって、
前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信するステップと、
前記端末が送信したデータを収集するステップと、
前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択するステップと、
選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信するステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理方法であって、
前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信するステップと、
前記端末が送信したデータを収集するステップと、
前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択するステップと、
選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信するステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、データ処理装置における計算量を十分低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の機能構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第2実施形態における収集データを説明するための図である。 本発明の第2実施形態における要求サービス品質保証情報データベースを説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるデータ個数決定処理の手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態における送信データ選択処理の手順を説明するためのフローチャートである。 比較例の情報処理システムにおけるデータ転送手順の一例を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムにおけるデータ転送手順の一例を説明するための図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムの構成を説明するための図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の機能構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムにおけるデータ転送手順の一例を説明するための図である。
以下に、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して、以下に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などはあくまで一例であり、本発明の技術範囲をそれらの記載のみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理システムについて、図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係る情報処理システムの構成を説明するためのブロック図である。図1に示すように、情報処理システム100は、情報処理装置110とデータ処理装置としてのM2Mサービスプラットフォーム120と端末131〜133とを備えている。ここで、情報処理装置110は、一般的にはM2Mゲートウェイと称される装置である。
情報処理装置110は、受信部111と、収集部112と、選択部113と、送信部114とを備えている。
受信部111は、M2Mサービスプラットフォーム120に接続され、M2Mサービスプラットフォーム120の負荷状態を表わす負荷状態情報を、M2Mサービスプラットフォーム120から受信する。
収集部112は、端末131〜133からデータを収集する。
選択部113は、負荷状態情報に基づいて、端末131〜133から収集したデータの中から送信するための送信データを選択する。
送信部116は、送信データ選択部115によって選択された送信データをM2Mサービスプラットフォーム120に送信する。
本実施形態によれば、情報処理装置110は、M2Mサービスプラットフォーム120から負荷状態情報を受信する。さらに、情報処理装置110は、負荷状態情報を用いて、M2Mサービスプラットフォーム120へ送信するためのデータを決定している。これにより、M2Mサービスプラットフォーム120がデータ収集における全体の制御を行う必要がないので、M2Mサービスプラットフォーム120における計算量を十分低減することができる。
[第2実施形態]
《前提技術》
M2M通信ではコンシューマ(consumer)通信と異なり、端末はあらかじめ決められた動作に従ってデータ送信を行う。動作の種類としては、周期動作以外にも、特定のイベントを検知した際にデータを送信するイベント駆動や、1時間や1日といった区切りの中における特定のタイミングでデータを送信するというバッチ処理が多くみられる。そのため、特定の瞬間に端末が一斉にデータを送信することによって、瞬間的なデータ数の増大(バーストトラフィック)が発生しやすいという特徴がある。これにより、データ処理装置としてのM2Mサービスプラットフォームでは、M2Mサービスプラットフォーム上に滞留している受信データ数の増加に伴って処理量が増加する。このため、バーストトラフィック発生による滞留データの増加が、データ処理におけるパフォーマンスの低下を引き起こす。
M2Mサービスプラットフォームにおいて、受信データ数に伴って処理量が大きくなる代表的な例としては、優先度制御が挙げられる。通常のコンシューマ通信では、一部高優先の通信は存在することがあっても、ほとんどの通信の優先度は変わらず逐次的に処理が行われる。しかし、M2M通信では、1つのM2Mサービスプラットフォーム上に様々な要求SLA(Service Level Agreement)の異なるサービスが混在する。また、1つのサービス内でも、やりとりされるデータによって優先度が異なることが多い。このため、優先度制御は多様なサービスを扱う上で必要な要素である。優先度制御においては、受信したデータの中から優先度の高いものを検索する処理が必要となるため、M2Mサービスプラットフォーム上に滞留している受信データ数に伴って処理量が大きくなる。また、課金制御や帯域制限を行う場合でも同様に、特定のサービスや端末からのデータに対して制限をかけるためには、受信したデータの中から制限に該当しないデータを検索する処理が必要となる。
また、M2Mサービスの実現方法として、端末とM2MゲートウェイとM2Mサービスプラットフォームとを用いた3層構造で通信を行う手法がある。M2Mゲートウェイは、地理的な局所性のある端末や同一のサービスに属する端末など、一定のまとまった端末からのデータを収集し、M2Mサービスプラットフォームに送信する。M2Mサービスプラットフォームは、収集したデータの加工と蓄積とを行う。
M2Mサービスにおいて、M2Mサービスプラットフォームの負荷増大は大きな問題であり、上記のような構成において、M2Mサービスプラットフォームの負荷軽減を行う仕組みに関する技術は多数存在する。しかし、従来のM2Mシステムの多くは、1つ1つのサービスごとに専用のシステムが構築され、またM2Mサービスの提供者がシステム全体を管理するため、それらの技術の大分部は、M2Mサービスの提供者がシステム全体を制御できることが前提であった。しかし今後、特定のサービス向けではない公衆型のM2Mシステムが出てくることが予想され、マルチサービスを前提としたM2Mサービスプラットフォームの負荷軽減の仕組みが必要になると思われる。公衆型のM2Mシステムにおいては、M2Mサービスプラットフォームの提供者がM2MサービスプラットフォームとM2Mゲートウェイとを公衆のインフラストラクチャー(infrastructure)として提供する。そして、M2Mサービスの提供者はサービスに必要な端末をシステムに登録し、M2Mゲートウェイと接続することでサービスを提供する。このような公衆型のM2Mシステムで負荷制御を実施する場合、登録される端末の種類や数が流動的なため、特定の端末に依存した制御はできない。
《本実施形態の説明》
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理システムについて、図2乃至図10を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理システム200の機能構成を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、情報処理システム200は、情報処理装置211、212と、ネットワーク250を介して接続されたデータ処理装置としてのM2Mサービスプラットフォーム220と、センサデバイスとしての端末231〜233、241〜243とを有する。情報処理装置211、212は、一般的にM2Mゲートウェイと称される装置である。
情報処理装置211、212は、ネットワーク250を介してM2Mサービスプラットフォーム220に接続されている。
さらに、情報処理装置211は、端末231〜233に無線接続されている。また、情報処理装置212は、端末241〜243に無線接続されている。端末231〜233、241〜243は、それぞれ1つ以上のセンサを備えており、センサデータを取得して情報処理装置211、212へ送信する。センサの種類としては、例えば電力センサ、温度センサ、湿度センサなどがある。
図3は本実施形態に係る情報処理装置211、212の機能構成を説明するためのブロック図である。
図3に示すように、情報処理装置211、212は、受信部311と、品質保証情報記憶部312と、データ収集部313と、データ個数決定部314とを備えている。さらに情報処理装置211、212は、送信データ選択部315と、送信部316と、情報検索部317と品質保証情報更新部318とを備えている。
受信部311は、M2Mサービスプラットフォーム220に接続され、M2Mサービスプラットフォーム220からの応答データと共にM2Mサービスプラットフォーム220の負荷状態を表わす負荷状態情報をM2Mサービスプラットフォーム220から受信する。M2Mサービスプラットフォーム220からの応答データは、送信部316からM2Mサービスプラットフォーム220にデータを送信した際に、M2Mサービスプラットフォーム220から情報処理装置211、212に送信される。また、受信部311は、受信した負荷状態情報をデータ個数決定部314および送信データ選択部315に通知する。
品質保証情報記憶部312は、端末231〜233、241〜243のセンサが取得したデータの要求サービス品質保証(SLA:Service Level Agreement)情報を記憶している。また、要求サービス品質保証情報は、端末231〜233、241〜243のセンサが取得したデータを必要とするサービスごとおよびデータ種別ごとに設定されている。
データ収集部313は、端末231〜233、241〜243がセンサを用いて取得したデータを端末231〜233、241〜243から収集する。なお、端末231〜233、241〜243から送信されるデータには、センサが取得したデータに加えて、このデータのデータ名とデータを必要とするサービス名とデータ種別とが含まれている。さらに、データ収集部313は、取得したデータに対して、端末231〜233、241〜243からデータを受信した受信時刻を付加して、データ個数決定部314と送信データ選択部315と情報検索部317とに送出する。
データ個数決定部314は、負荷状態情報および要求サービス品質保証情報に基づいて、端末231〜233、241〜243から収集したデータをM2Mサービスプラットフォーム220へ送信する際の送信データの個数を決定する。
送信データ選択部315は、負荷状態情報および要求サービス品質保証情報に基づいて、データ個数決定部314によって決定された送信データの個数となるように、端末231〜233、241〜243から収集したデータの中から送信データを選択する。さらに、送信データ選択部315は、送信データの優先度の値を算出して、送信情報と共に優先度の値を送信部316に送出する。
送信部316は、送信データ選択部315によって選択されたデータをM2Mサービスプラットフォーム220に送信する。
情報検索部317は、データ収集部313が収集したデータが属するサービスとデータ種別とを判別し、このデータに適合した要求サービス品質保証情報を品質保証情報記憶部312から検索する。さらに、情報検索部317は、検索して得られた要求サービス品質保証情報をデータ個数決定部314および送信データ選択部315に通知する。
品質保証情報更新部318は、新たな端末の追加および端末231〜233、241〜243の削除や要求サービス品質保証情報の変更に伴い、要求サービス品質保証情報の更新を行う。
《ハードウェア構成の説明》
図4は、本実施形態に係る情報処理装置211、212のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
図4に示すように、情報処理装置211、212は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、通信制御部403、RAM(Random Access Memory)404、およびストレージ405を備えている。さらに、情報処理装置211、212は、入力部406と出力部407とを備えている。
CPU401は中央処理部であって、様々なプログラムを実行することにより情報処理装置211、212全体を制御する。ROM402は、リードオンリメモリであり、CPU401が最初に実行すべきブートプログラムの他、各種パラメータ等を記憶している。また、通信制御部403は、無線通信による端末231〜233、241〜243との通信、およびネットワーク250を介したM2Mサービスプラットフォーム220との通信を制御する。RAM404は、ランダムアクセスメモリであり、端末231〜233、241〜243からの収集データ441、および送信データ442を記憶する。さらに、RAM404は、t回目の送信用データの個数f(t)443、負荷状態情報としてのt回目のサーバ負荷率l(t)444、およびt+1回目の送信用データの個数f(t+1)445を記憶する。
また、ストレージ405は、要求サービス品質保証情報データベース451、データ収集モジュール452、データ個数決定モジュール453、および送信データ選択モジュール454を有している。さらに、ストレージ405は、送受信モジュール455、要求サービス品質保証情報更新モジュール456、および情報検索モジュール457を有している。
データ収集モジュール452は、データ収集部313を構成し、通信制御部403を介して端末231〜233、241〜243からデータを収集してRAM404に記憶する。
データサイズ決定モジュール453は、データ個数決定部314を構成する。
送信データ選択モジュール454は、送信データ選択部315を構成する。
送受信モジュール455は、受信部311と送信部316を構成する。
要求サービス品質保証情報更新モジュール456は、品質保証情報更新部318を構成し、入力部406の操作に基づいて、品質保証情報記憶部312に記憶されている要求サービス品質保証情報を更新する。
情報検索モジュール4567は、情報検索部317を構成する。
入力部406は、リーダ461、キーパッド462、タッチパネル463およびこれらからの入力をCPU401に渡す入力インタフェース464を含む。ここではリーダ461は、一例としてバーコードリーダとするが、RFID(radio frequency identifier)タグリーダなどでもよい。
出力部407は、出力インタフェース471と表示部472とを含む。
図5はRAM404に一時的に記憶されている端末からの収集データ441を説明するための図である。図4に示すように、データごとに受信番号と受信時刻と優先度とが対応付けて記憶されている。
図6は要求サービス品質保証情報データベース451を説明するための図である。図6に示すように、要求サービス品質保証情報データベース451は、情報処理装置211、212に接続されている端末231〜233、241〜243のセンサが取得するデータの要求サービス品質保証情報を含んでいる。本実施形態では、要求サービス品質保証情報データベース451には、要求サービス品質保証情報とともにTAT(Turn Around Time)値が設定されている。また、要求サービス品質保証情報とTAT値は、端末231〜233、241〜243のセンサが取得したデータを必要とするサービス名ごとおよびデータ種別ごとに設定されている。TAT値は要求サービス品質保証情報に規定されている。
TAT値の設定に関しては、端末231〜233、241〜243が早急な応答を要求する場合はTAT値が短く設定される。例えば、車載器の通信などの場合はTAT値は短く設定される。一方、農業用センサ情報を送信するなど、早急な応答を必要としない場合のTAT値は長く設定される。
《本実施形態の動作説明》
情報処理装置211、212は、端末231〜233、241〜243から収集したデータを一定間隔ごとにM2Mサービスプラットフォーム220に送信する。この際、M2Mサービスプラットフォーム220は、情報処理装置211、212からデータを受信すると応答データを情報処理装置211、212に送信する。この応答データは、M2Mサービスプラットフォーム220の負荷状態を表わす負荷状態情報を含む。また、負荷状態情報は、M2Mサービスプラットフォーム220が全ての情報処理装置211、212から受信したデータの総数と、M2Mサービスプラットフォーム220が1回の受信サイクルで処理可能なデータ数との割合をサーバ負荷率として表す値を含む。
情報処理装置211、212は、M2Mサービスプラットフォーム220から受け取った負荷状態情報を元に、次回以降のM2Mサービスプラットフォーム220へ送信する送信用のデータの個数を決定する。また、M2Mサービスプラットフォーム220へ送信するデータの選択では、情報処理装置211、212は、端末231〜233、241〜243から受信したデータごとの優先度を算出し、優先度の高いデータを優先的に選択する。優先度の算出処理では、情報処理装置211、212は、あらかじめ記憶している要求サービス品質保証情報の中から、該当するサービスおよびデータ種別に対応する要求SLA値を基準に、データの個数や送信待機時間を加味して優先度の値の増減を行う。なお、要求SLA値の本実施形態中の意味としては、端末231〜233、241〜243がデータ送信を行ってから応答を受信するまでの時間(TAT:Turn Around Time)を表すものとする。
図7は本実施形態に係る情報処理装置211、212の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS701において、情報処理装置211、212は、データ収集部313を用いて端末231〜233、241〜243からデータ収集を行なう。次に、ステップS703において、情報処理装置211、212は、情報検索部317を用いて要求サービス品質保証情報データベース451を検索し、端末231〜233、241〜243から収集したデータの要求サービス品質保証情報を抽出する。
次に、ステップS705において、情報処理装置211、212の情報検索部317は、抽出した要求サービス品質保証情報をデータ個数決定部314と送信データ選択部315に通知する。ステップS707において、データ個数決定部314は、M2Mサービスプラットフォーム220へ送信するデータの個数を算出する。この際、M2Mサービスプラットフォーム220の負荷が大きい場合には送信用のデータの個数を少なく、負荷が小さい場合には送信用のデータの個数を多くすることで通信量を平準化し、M2Mサービスプラットフォーム220へのバーストトラフィックの発生を抑制する。本実施形態では、データ個数決定部314は、負荷状態情報に基づいて、M2Mサービスプラットフォーム220の負荷が第1閾値th1よりも大きい場合は送信用のデータの個数を第2閾値th2よりも少なく設定する。また、データ個数決定部314は、M2Mサービスプラットフォーム220の負荷が第1閾値th1以下の場合は送信用のデータの個数を第2閾値th2以上の個数に設定する。
送信用のデータの個数を抑制したことで、端末231〜233、241〜243から受信したデータの中から、M2Mサービスプラットフォーム220に送信するデータの選択を行う必要が生じる。このため、ステップS709において、送信データ選択部315は、データ個数決定部314が決定したデータの個数に収まるように、M2Mサービスプラットフォーム220へ送信するデータの選択を行なう。本実施形態では、優先度の高いデータから順に送信を行うが、優先度は受信データの要求SLA値を基準値として、受信データの個数や受信してからの待機時間などを基に修正を行った値とする。これにより、受信したデータを逐次送信する場合に比べて、要求サービス品質保証情報に則した通信が可能となる。
この後、ステップS711において、送信部316は、送信データ選択部315が選択したデータをM2Mサービスプラットフォーム220へ送信する。次いで、ステップS713において、受信部311は、M2Mサービスプラットフォーム220から送られてくる応答データを受信する。次いで、ステップS715において、データ収集部313は端末231〜233、241〜243へ応答を送信する。
さらに、ステップS717において、受信部311はM2Mサービスプラットフォーム220から受信した応答データに含まれる負荷状態情報を抽出する。そして、ステップS719において、受信部311は、この負荷状態情報をデータ個数決定部314および送信データ選択部315に通知する。
以上の処理は、端末231〜233、241〜243からデータを受信するごとに繰り返し行なわれる。
次に、上記ステップS707におけるデータサイズ決定処理について図8に示す処理手順のフローチャートを用いて説明する。
データ個数決定部314は、M2Mサービスプラットフォーム220へのデータ送信ごとにt回目の送信用のデータの個数f(t)443とt回目のサーバ負荷率l(t)444とをRAM404に一時的に記憶しておく。
ステップS707において、データ個数決定部314が送信用のデータの個数を決定する際には、ステップS801において、データ個数決定部314はRAM404からt回目のデータ送信タイミングでの送信用のデータの個数f(t)443を取得する。さらに、ステップS803において、データ個数決定部314はt回目のサーバ負荷率l(t)444を取得する。この後、ステップS805において、データ個数決定部314は、t+1回目の送信用のデータの個数f(t+1)445を下記の式を用いて決定し、RAM404に記憶する。なお、ここでt回目とは前回のことであり、t+1回目とは今回のことである。また、サーバ負荷率l(t)は、t回目のデータ送信に対してM2Mサービスプラットフォーム220から受信した負荷状態情報に含まれるサーバ負荷率l(t)である。
Figure 0006806054
次に、上記ステップS708における送信データ選択処理について図9に示す処理手順のフローチャートを用いて説明する。なお、nを自然数として、送信データ選択処理における各データの優先度pr(1)〜pr(n)は、各受信データの要求TAT値tat(1)〜tat(n)、データの個数size(1)〜size(n)、および待機時間wait(1)〜wait(n)を用いて決定される。ここで、待機時間wait(1)〜wait(n)は、端末231〜233、241〜243からデータを受信してからの待機時間である。
ステップS901、S903において、送信データ選択部315は、iを自然数(1≦i≦n)として、i番目の受信データの要求TAT値tat(i)と送信用のデータの個数size(i)とを取得する。さらに、ステップS905において、送信データ選択部315は、端末231〜233、241〜243からi番目の受信データについてデータを受信してからの待機時間wait(i)を取得する。待機時間wait(i)はデータに付加されているデータの受信時刻から求められる。
次に、ステップS907において、送信データ選択部315は、i番目の受信データの優先度pr(i)を下記の式を用いて算出する。
Figure 0006806054
このように、情報処理装置211、212の送信データ選択部315は、算出した送信用のデータの個数になるように、上式を用いて算出した優先度pr(i)の大きいデータから順に選択する。情報処理装置211、212の送信部316は、上記のように選択された優先度pr(i)が大きいデータから順にM2Mサービスプラットフォーム220に送信する。
次に、本実施形態による効果の詳細を図10および図11を用いて説明する。
図10は本実施形態に係る情報処理装置211、212を用いないで、従来の情報処理装置901を用いた情報処理システムにおけるデータ転送手順の一例を説明するための図である。
情報処理装置901が端末902、903から一定の間隔で収集したデータ全てをM2Mサービスプラットフォーム904に送信する場合、端末902、903から送信されるデータ数が同時に増加した際に、M2Mサービスプラットフォーム904の滞留データ数が急激に高まる。これにより、M2Mサービスプラットフォーム904において滞留データ数に伴って処理量が増大する場合、M2Mサービスプラットフォーム904の過負荷による動作遅延が発生する可能性がある。なお、ここではM2Mサービスプラットフォーム904における、情報処理装置901のデータ送信間隔ごとに処理可能な最大データ数を2とする。
図10に示すように、ステップS1011、S1013において、端末902がデータA、Bを情報処理装置901に送信する。さらに、ステップS1015において、端末903がデータCを情報処理装置901に送信する。情報処理装置901は、端末902、903から受信したデータを定期的に一括送信する。この際、情報処理装置901は前回一括送信した後に端末902、903から受信した全データを送信する。この場合、ステップS1017において、情報処理装置901はデータA、B、Cを一括してM2Mサービスプラットフォーム904に送信する。
M2Mサービスプラットフォーム904は、ステップS1019においてデータ処理を行なう。しかし、M2Mサービスプラットフォーム904におけるデータ滞留数は3になり、M2Mサービスプラットフォーム904の処理限界を超過する。このため、ステップS1021において、M2Mサービスプラットフォーム904はデータA、Bを処理したことを示す応答データを情報処理装置901に送信する。
情報処理装置901は、M2Mサービスプラットフォーム904から応答データを受信すると、ステップS1023、S1025において、端末902にデータA応答およびデータB応答を送信する。M2Mサービスプラットフォーム904においてデータCが処理されていないため、情報処理装置901は端末903へ応答を返さない。
ステップS1027、S1029において、端末903がデータD、Eを情報処理装置901に送信する。次いで、ステップS1031、S1033において、端末902がデータF、Gを情報処理装置901に送信する。ステップS1035において、情報処理装置901はデータD、E、F、Gを一括してM2Mサービスプラットフォーム904に送信する。
M2Mサービスプラットフォーム904は、ステップS1037においてデータ処理を行なう。しかし、M2Mサービスプラットフォーム904におけるデータ滞留数は5になり、M2Mサービスプラットフォーム904の処理遅延が発生する。このため、ステップS1039において、M2Mサービスプラットフォーム904はデータD、Eを処理したことを示す応答データを情報処理装置901に送信する。
情報処理装置901は、M2Mサービスプラットフォーム904から応答データを受信すると、ステップS1041、S1043において、端末903にデータD応答およびデータE応答を送信する。M2Mサービスプラットフォーム904においてデータF、Gが処理されていないため、情報処理装置901は端末902へ応答を返さない。
上記のように、M2Mサービスプラットフォーム904の処理可能データ数2に対して、情報処理装置901からデータ数3以上の一括送信が連続して行われるため、処理しきれないデータはM2Mサービスプラットフォーム904に蓄積し続ける。そのため、M2Mサービスプラットフォーム904における受信データ数が減少して蓄積されていたデータの処理が完了するまで、M2Mサービスプラットフォーム904の高負荷状態が継続する。
これに対して本実施形態に係る情報処理装置211、212を用いた情報処理システムでは、M2Mサービスプラットフォーム220がデータ収集における全体の制御を行う必要がない。このため、規模の増大に伴うM2Mサービスプラットフォーム220における計算量を十分低減することができる。
図11は、本実施形態に係る情報処理システムにおける情報処理装置211と端末231、232を用いたデータ転送手順の一例を説明するための図である。ここではM2Mサービスプラットフォーム220における、情報処理装置211のデータ送信間隔ごとに処理可能な最大データ数を2とする。
図11に示すように、ステップS1101、S1103において、端末232がデータA、Bを情報処理装置211に送信する。次いで、ステップS1105において、端末231がデータCを情報処理装置211に送信する。情報処理装置211は、端末231、232から受信したデータを定期的に一括送信する。この際、情報処理装置211は前回一括送信した後に端末231、232から受信した全データから優先度の高いデータを選択してデータを送信する。この場合、ステップS1107において、情報処理装置211は、要求サービス品質保証情報データベース451から要求サービス品質保証情報を取得する。この後、ステップ1009において、情報処理装置211は送信データの選択を行なう。ここでは、まだM2Mサービスプラットフォーム220の負荷状態情報を取得していないので、ステップS1111において、情報処理装置211はデータA、B、Cを一括してM2Mサービスプラットフォーム220に送信する。
M2Mサービスプラットフォーム220は、ステップS1113においてデータ処理を行なう。しかし、M2Mサービスプラットフォーム220におけるデータ滞留数は3になり、M2Mサービスプラットフォーム220の処理限界を超過する。このため、ステップS1115において、M2Mサービスプラットフォーム220はデータA、Bを処理したことを示す応答データを情報処理装置211に送信する。なお、応答データはサーバ負荷率を含む。ここでは、情報処理装置211からM2Mサービスプラットフォーム220に対して3つのデータを送信し、このうちの2つのデータがM2Mサービスプラットフォーム220において処理されたので、サーバ負荷率は1.5である。
情報処理装置211は、M2Mサービスプラットフォーム220から応答データを受信すると、ステップS1117において、データ送信数の上限を設定する。ここでは、情報処理装置211は、データ送信数の上限を2に設定する。すなわち、情報処理装置211からM2Mサービスプラットフォーム220に対して3つのデータを送信したときの、サーバ負荷率が1.5であるため、データ送信数の上限(t+1回目の送信用のデータの個数f(t+1))が2になる。
次いで、ステップS1119、S1121において、情報処理装置211は、端末232にデータA応答およびデータB応答を送信する。
ステップS1123、S1125において、端末231がデータD、Eを情報処理装置211に送信する。次いで、ステップS1127、S1129において、端末232がデータF、Gを情報処理装置211に送信する。ステップS1131において、情報処理装置211、212は、要求サービス品質保証情報データベース451から要求サービス品質保証情報を取得する。この後、ステップS1133において、情報処理装置211は送信データの選択を行なう。ここでは、データ送信数の上限が2に設定されているので、情報処理装置211は優先度の高い順から2つのデータE、Gを選択し、ステップS1135において、情報処理装置211はデータE、Gを一括してM2Mサービスプラットフォーム220に送信する。
M2Mサービスプラットフォーム220は、ステップS1137においてデータ処理を行なう。ここで、M2Mサービスプラットフォーム220におけるデータ滞留数は3であり、M2Mサービスプラットフォーム220のデータ滞留数が小さいため処理遅延が発生しない。
この後、ステップS1139において、M2Mサービスプラットフォーム220はデータE、Gを処理したことを示す応答データを情報処理装置211に送信する。なお、応答データはサーバ負荷率を含む。
情報処理装置211は、M2Mサービスプラットフォーム220から応答データを受信すると、ステップS1141において、データ送信数の上限を設定する。ここでは、情報処理装置211、212は、データ送信数の上限を2に設定する。次いで、情報処理装置211は、ステップS1143において、端末231にデータE応答を送信する。さらに、情報処理装置211は、ステップS1145において、端末232にデータG応答を送信する。
上記のように、情報処理装置211による1回目のデータ一括送信が、M2Mサービスプラットフォーム220の処理可能データ数の2を超えていたので、情報処理装置211に通知されるサーバ負荷率が高い値となる。このため、情報処理装置211は、データ送信数の上限を2に設定する。これにより、2回目のデータ一括送信では、情報処理装置211から送信されるデータ数は1回目を下回り、M2Mサービスプラットフォーム220に蓄積される滞留データ数の増加が抑制される。また、情報処理装置211の2回目のデータ一括送信では、優先度の高いデータが選択されて送信される。このため、M2Mサービスプラットフォーム220は優先度の高いデータを処理するので、M2Mサービスプラットフォーム220において優先制御に則した順序でデータ処理を行うことができる。なお、上記手順の説明では、情報処理装置211と端末231、232を用いて説明を行なったが、情報処理装置211、212と端末231〜233、241〜243を用いた場合も同様である。また、各端末231〜233、241〜243が2つ以上のサービスに係るデータを情報処理装置211、212に送信する場合も同様である。
本実施形態によれば、情報処理装置211、212は、データごとの要求サービス品質保証情報とM2Mサービスプラットフォーム220の負荷状態情報とを用いて、M2Mサービスプラットフォーム220へ送信する送信用のデータの個数と送信用のデータとを決定している。このように情報処理装置211、212ごとにM2Mサービスプラットフォーム220への送信用のデータを決定しているので、情報処理装置211、212間の結合度は低い。このため、システム規模の増大に伴う情報処理装置211、212の計算量の増加は極めて低くなる。さらに、M2Mサービスプラットフォーム220がデータ収集における全体の制御を行う必要がないので、システム規模の増大に伴うM2Mサービスプラットフォーム220における計算量を十分低減することができる。また、データごとの要求サービス品質保証情報やデータの個数などのデータ単位の情報に基づいて送信データを決定するため、より自由度の高い、様々な要求に対応した制御が実現可能になる。
なお、本実施形態では、サーバ負荷率の通知は、基本的にM2Mサービスプラットフォーム220から情報処理装置211、212へ送信する応答データに含めることを想定している。しかし、これに限られず、M2Mサービスプラットフォーム220の負荷が所定の閾値を超えた場合のみにサーバ負荷率を情報処理装置211、212に通知してもよい。この場合、M2Mサービスプラットフォーム220の負荷の上限閾値を超えた場合および下限閾値を下回った場合にサーバ負荷率を情報処理装置211、212に通知することも可能である。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理システムについて、図12乃至図16を用いて説明する。図12は、本実施形態に係る情報処理システムの構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理システム1100は、上記第2実施形態と比べると、負荷状態情報と優先度とに基づいて送信データの送信タイミングをずらすことができる情報処理装置1211、1212を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図13は本実施形態に係る情報処理装置1211、1212の機能構成を説明するためのブロック図である。図13において、第2実施形態との相違点は送信部1316を備えた点である。
送信部1316は、受信部311から負荷状態情報を入力し、サーバ負荷率に応じてデータの優先度を考慮しながら送信タイミングを決定して送信データを送信する。本実施形態においては、送信部1316は、送信データを送信した後にM2Mサービスプラットフォーム220からデータ処理した通知を受けない場合、次回のデータ送信タイミングをy秒ずらしている。なお、2つ以上の送信タイミングをあらかじめ各情報処理装置1211、1212に記憶させておいて、いずれかの送信タイミングを選択できるようにしてもよい。
図14は本実施形態に係る情報処理装置1211、1212のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図14において、第2実施形態との相違点は、ストレージ405が送受信モジュール455に代えて送受信モジュール1455を有する点である。この送受信モジュール1455によって受信部311と送信部1316が構成される。
図15は本実施形態に係る情報処理装置1211、1212の動作を説明するためのフローチャートである。図15に示すフローチャートにおいて、第2実施形態との相違点はステップS711の処理に代えてステップS1511の処理を行なうようにしたことである。ステップS1511において、送信部1316は、サーバ負荷率に応じてデータの優先度を考慮しながら送信タイミングを決定して、送信データ選択部315が選択したデータをM2Mサービスプラットフォーム220へ送信する。
図16は、本実施形態に係る情報処理システムにおけるデータ転送手順の一例を説明するための図である。ここではM2Mサービスプラットフォーム220における、情報処理装置のデータ送信間隔ごとに処理可能な最大データ数を2とする。
図16に示すように、ステップS1601、S1605、S1609において、端末231〜233がデータA、C、Eを情報処理装置1211に送信する。これよりやや遅れて、ステップS1603、S1607、S1611において、端末241〜243がデータB、D、Fを情報処理装置1212に送信する。情報処理装置1211は、端末231〜233から受信したデータを定期的に一括送信する。この際、情報処理装置1211は前回一括送信した後に端末231〜233から受信した全データから優先度の高いデータを選択してデータを送信する。情報処理装置1212においても同様である。
次に、ステップS1613において、情報処理装置1211は、送信用のデータの選択を行なう。ここでは、まだM2Mサービスプラットフォーム220の負荷状態情報を取得していないので、ステップS1615において、情報処理装置1211はデータA、C、Eを一括してM2Mサービスプラットフォーム220に送信する。この時点で、M2Mサービスプラットフォーム220におけるデータ滞留数は3である。
この後、ステップS1617において、M2Mサービスプラットフォーム220はデータ処理を行なう。次いで、ステップS1619において、情報処理装置1212はデータB、D、Fを一括してM2Mサービスプラットフォーム220に送信する。この時点で、M2Mサービスプラットフォーム220におけるデータ滞留数は6になり、M2Mサービスプラットフォーム220の処理限界を超過する。このため、ステップS1621において、M2Mサービスプラットフォーム220はデータA、Cを処理したことを示す応答データを情報処理装置1211に送信する。なお、応答データはサーバ負荷率を含む。
ここで、M2Mサービスプラットフォーム220が情報処理装置1211、1212から受信した全データ数は6であり、1回の受信で処理可能なデータ数が2であるので、サーバ負荷率l(t)は3になる。
情報処理装置1211は、M2Mサービスプラットフォーム220から応答データを受信すると、ステップS1623において、データ送信数の上限を設定する。ここでは、情報処理装置1211は、データ送信数の上限を1に設定する。すなわち、情報処理装置1211がM2Mサービスプラットフォーム220に送信したデータの個数f(t)が3であり、サーバ負荷率l(t)が3であるので、データ送信数の上限(t+1回目の送信用のデータの個数f(t+1))は1となる。
次いで、ステップS1625において、情報処理装置1211は、端末231〜233にデータA、C応答を送信する。
次に、ステップS1627において、M2Mサービスプラットフォーム220は、データ処理できなかったことを示す応答データを情報処理装置1212に送信する。なお、応答データはサーバ負荷率を含む。情報処理装置1212は、M2Mサービスプラットフォーム220から応答データを受信すると、ステップS1631において、データ送信数の上限を設定する。ここでは、情報処理装置1212は、データ送信数の上限を1に設定する。すなわち、情報処理装置1212がM2Mサービスプラットフォーム220に送信したデータの個数f(t)が3であり、サーバ負荷率l(t)が3であるので、データ送信数の上限(t+1回目の送信用のデータの個数f(t+1))は1となる。
ステップS1631、S1635、S1639において、端末231〜233がデータG、I、Kを情報処理装置1211に送信する。これよりやや遅れて、ステップS1633、S1637、S1641において、端末241〜243がデータH、J、Lを情報処理装置1212に送信する。
情報処理装置1211は、ステップS1643において、送信データの選択を行ない、ステップS1645において、データKをM2Mサービスプラットフォーム220に送信する。この時点で、M2Mサービスプラットフォーム220におけるデータ滞留数は5である。次いで、M2Mサービスプラットフォーム220は、ステップS1647において、データ処理を行なった後、ステップS1649において、サーバ負荷率を含む応答データを情報処理装置1211に送信する。M2Mサービスプラットフォーム220から応答データを受信した情報処理装置1211は、ステップS1651において、データ送信数の上限を設定すると共に、ステップS1653において、端末231〜233に対してデータK応答を送信する。
一方、情報処理装置1212は、ステップS1655において、送信データの選択を行なうと共に、ステップS1657において、データJを送信する。このとき、情報処理装置1212は、前回、M2Mサービスプラットフォーム220からデータが処理できなかった応答データを受信したので、通常の送信タイミングからずらした送信タイミングでデータを送信する。この時点で、M2Mサービスプラットフォーム220におけるデータ滞留数は4である。次いで、M2Mサービスプラットフォーム220は、ステップS1659において、データ処理を行なった後、ステップS1661において、サーバ負荷率を含む応答データを情報処理装置1212に送信する。
M2Mサービスプラットフォーム220から応答データを受信した情報処理装置1212は、ステップS1663において、データ送信数の上限を設定すると共に、ステップS1665において、端末241〜243に対してデータJ応答を送信する。
本実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態のような制御を行うことで、全ての情報処理装置1211、1212からのデータ送信が異なるタイミングで行われるようになるため、M2Mサービスプラットフォーム220の時間当たりの受信データ数が平準化される。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理装置であって、
前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信する受信手段と、
前記端末が送信したデータを収集する収集手段と、
前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択する選択手段と、
選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信する送信手段と、
を備えた情報処理装置。
(付記2)
前記負荷状態情報に基づいて、前記データ処理装置の負荷が第1閾値よりも大きい場合は送信用のデータの個数を第2閾値よりも少なく設定し、前記データ処理装置の負荷が前記第1閾値以下の場合は前記送信用のデータの個数を前記第2閾値以上の個数に設定する個数決定手段をさらに備えた、付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記端末が送信したデータのターンアラウンドタイムを記憶する記憶手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記端末から収集した前記データの、前記ターンアラウンドタイムと、前記送信用のデータの個数と、前記端末からデータを受信してからの待機時間とに基づいて、前記データの優先度を決定し、該優先度が高いデータから順に、前記送信データとして選択する、付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記送信手段は、前記負荷状態情報と前記優先度とに基づいて、前記送信用のデータの送信タイミングを所定の送信タイミングからずらして前記送信用のデータを送信する、付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記ターンアラウンドタイムは、前記端末が送信するデータを必要とするサービスごとおよびデータ種別ごとに設定されており、
前記端末から受信した前記データを必要とするサービスとデータ種別とを用いて、前記記憶手段に記憶されている前記ターンアラウンドタイムの中から必要とするターンアラウンドタイムを検索する検索手段をさらに備えた、付記1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記負荷状態情報は、前記データ処理装置が該データ処理装置に接続されている全ての前記情報処理装置から受信したデータの総数と、前記データ処理装置が1回の受信サイクルで処理可能なデータ数との割合であるサーバ負荷率を表わす値を含む、付記1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7)
接続される前記端末の追加および削除と、前記ターンアラウンドタイムの変更とに伴い、前記記憶手段に記憶されているターンアラウンドタイムの更新を行なう情報更新手段をさらに備えた、付記1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記個数決定手段は、前記データ処理装置へのt回目のデータ送信における送信用のデータ個数f(t)と、前記t回目のデータ送信に対して前記データ処理装置から受信した前記負荷状態情報に含まれる前記サーバ負荷率の値l(t)とを用いて、t+1回目のデータ送信における送信用のデータ個数f(t+1)を次の式を用いて決定する、付記1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
Figure 0006806054
(付記9)
前記選択手段は、1≦i≦n(nは自然数)として、前記端末から受信したi番目のデータの、ターンアラウンドタイム値tat(i)およびデータの個数size(i)と、前記端末からデータを受信してからの待機時間wait(i)とを用いて、前記i番目のデータの優先度pr(i)を次の式を用いて算出する、付記3乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
Figure 0006806054
(付記10)
端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理装置と、前記端末と、前記データ処理装置とを備えた情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信する受信手段と、
前記端末が送信したデータを収集する収集手段と、
前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択する選択手段と、
選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信する送信手段と、を備えた、情報処理システム。
(付記11)
端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理方法であって、
前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信するステップと、
前記端末が送信したデータを収集するステップと、
前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択するステップと、
選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信するステップと、
を含む情報処理方法。
(付記12)
端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理方法であって、
前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信するステップと、
前記端末が送信したデータを収集するステップと、
前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択するステップと、
選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信するステップと、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
(付記13)
前記端末はセンサデバイスであり、
前記データ処理装置はM2M(Machine to Machine)サービスプラとフォームであり、
前記情報処理装置はM2Mゲートウェイである、付記1に記載の情報処理装置。
この出願は、2015年6月24日に出願された日本出願特願2015−126992を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (9)

  1. 端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理装置であって、
    前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信する受信手段と、
    前記端末が送信したデータを収集する収集手段と、
    前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択する選択手段と、
    選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信する送信手段と、
    前記端末が送信したデータのターンアラウンドタイムを記憶する記憶手段とを備え、
    前記選択手段は、前記端末から収集した前記データの、前記ターンアラウンドタイムと、前記送信用のデータの個数と、前記端末からデータを受信してからの待機時間とに基づいて、前記データの優先度を決定し、該優先度が高いデータから順に、前記送信用のデータとして選択する情報処理装置。
  2. 前記負荷状態情報に基づいて、前記データ処理装置の負荷が第1閾値よりも大きい場合は送信用のデータの個数を第2閾値よりも少なく設定し、前記データ処理装置の負荷が前記第1閾値以下の場合は前記送信用のデータの個数を前記第2閾値以上の個数に設定する個数決定手段をさらに備えた、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記送信手段は、前記負荷状態情報と前記優先度とに基づいて、前記送信用のデータの送信タイミングを所定の送信タイミングからずらして前記送信用のデータを送信する、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記負荷状態情報は、前記データ処理装置が該データ処理装置に接続されている全ての前記情報処理装置から受信したデータの総数と、前記データ処理装置が1回の受信サイクルで処理可能なデータ数との割合であるサーバ負荷率を表わす値を含む、請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理装置であって、
    前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信する受信手段と、
    前記端末が送信したデータを収集する収集手段と、
    前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択する選択手段と、
    選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信する送信手段と、
    前記負荷状態情報に基づいて、前記データ処理装置の負荷が第1閾値よりも大きい場合は送信用のデータの個数を第2閾値よりも少なく設定し、前記データ処理装置の負荷が前記第1閾値以下の場合は前記送信用のデータの個数を前記第2閾値以上の個数に設定する個数決定手段と、を備え、
    前記個数決定手段は、前記データ処理装置へのt回目のデータ送信における送信用のデータ個数f(t)と、前記t回目のデータ送信に対して前記データ処理装置から受信した前記負荷状態情報に含まれるサーバ負荷率の値l(t)とを用いて、t+1回目のデータ送信における送信用のデータ個数f(t+1)を次の式を用いて決定する、情報処理装置。
    Figure 0006806054
  6. 前記選択手段は、1≦i≦n(nは自然数)として、前記端末から受信したi番目のデータの、ターンアラウンドタイム値tat(i)およびデータの個数size(i)と、前記端末からデータを受信してからの待機時間wait(i)とを用いて、前記i番目のデータの優先度pr(i)を次の式を用いて算出する、請求項1、3、4、および5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
    Figure 0006806054
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置と、前記端末と、前記データ処理装置とを備えた情報処理システム。
  8. 端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理方法であって、
    前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信するステップと、
    前記端末が送信したデータを収集するステップと、
    前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択するステップと、
    選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信するステップと、
    前記端末が送信したデータのターンアラウンドタイムを記憶するステップと、
    を含み、
    前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択する際に、前記端末から収集した前記データの、前記ターンアラウンドタイムと、前記送信用のデータの個数と、前記端末からデータを受信してからの待機時間とに基づいて、前記データの優先度を決定し、該優先度が高いデータから順に、前記送信用のデータとして選択する、
    情報処理方法。
  9. 端末から収集したデータをデータ処理装置に送信する情報処理方法であって、
    前記データ処理装置の負荷状態を表わす負荷状態情報を、前記データ処理装置から受信するステップと、
    前記端末が送信したデータを収集するステップと、
    前記負荷状態情報に基づいて、前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択するステップと、
    選択された前記送信用のデータを、前記データ処理装置に送信するステップと、
    前記端末が送信したデータのターンアラウンドタイムを記憶するステップと、
    をコンピュータに実行させ
    前記端末から収集した前記データの中から送信用のデータを選択するステップにおいて、前記端末から収集した前記データの、前記ターンアラウンドタイムと、前記送信用のデータの個数と、前記端末からデータを受信してからの待機時間とに基づいて、前記データの優先度を決定し、該優先度が高いデータから順に、前記送信用のデータとして選択する、
    情報処理プログラム。
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