JP7052218B2 - エッジコンピューティングシステム、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents

エッジコンピューティングシステム、通信制御方法及び通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、エッジコンピューティングシステム、通信制御方法及び通信制御プログラムに関し、特に、センサが取得したデータを適切にサーバに保存するエッジコンピューティングシステム、エッジコンピューティングシステムにおける通信制御方法及びセンサから取得したデータをサーバに送信するエッジデバイスで動作する通信制御プログラムに関する。
物理層でセンサを用いてデータを取得し、取得したデータを収集してクラウドに保存し、保存したデータをクラウドで解析し、解析結果を物理層に通知するシステム(いわゆるIoT(Internet of Things)システム)では、センサからクラウドに効率的にデータを転送することが求められる。
このIoTシステムは、データを取得するセンサと、センサからデータを取得するエッジデバイスと、エッジデバイスからデータを収集するエッジサーバと、エッジサーバからデータを取得して保存するクラウドサーバなどで構成されるが、リアルタイム性が要求されるIoTシステムでは、最もデータ通信量が多いエッジデバイスとエッジサーバとの間で、効率的にデータを転送することが重要であり、例えば、エッジサーバ側がビジーであった場合に、データ量を少なくするなどして通信データを確保することが行われている。
このようなデータ転送に関連する技術として、例えば、下記特許文献1には、複数のビデオを評価する評価サーバであって、複数のビデオの中で、同じイベントを取り込んだビデオを、該ビデオが或る地理的エリアに又は或る地理的エリア内にあるロケーションから撮影されたか否かを判断し、かつ該ビデオが或る時刻に又は或る時間内に撮影されたか否かを判断することによって識別するモジュールと、同じイベントから撮影されたものとして識別されたビデオについて、1つ又は複数のシーンに基づく関連度パラメータを自動的に取得するモジュールであって、該評価サーバは、複数のビデオをリアルタイムで受信するモジュールと、関連度パラメータを取得してビデオの更新された優先度値を取得するモジュールと、優先度値に基づいて処理の優先度を再構成するモジュールとを備える構成が開示されている。
また、下記特許文献2には、通信モードとして、映像および音声の品質を優先して遅延を許容した高品質モード、低遅延であることを優先し、高品質モードより品質が低い低遅延モードを有する配信システムが開示されており、高品質モードにおいては、一方向通信の際に、各通信端末において高品質な映像、音声の配信を受けることができ、また低遅延モードにおいては、双方向通信によるコミュニケーションの際に、リアルタイム性の高い円滑なコミュニケーションを可能とすることが記載されている。
また、下記特許文献3には、複数の電力負荷それぞれの消費電力を取得する取得部と、消費電力に基づくデータを、ネットワークを介してサーバに送信する通信部と、ネットワークの混雑度を取得する制御部とを備え、制御部は、混雑度に基づきデータの重要度を決定し、当該重要度の高いデータから優先的に送信するように通信部を制御する送信装置が開示されている。
特開2012-165371号公報 特開2012-253823号公報 特開2014-166073号公報
上述したように、エッジサーバ側がビジーであった場合に、データ量を少なくするなどして通信データを確保することにより、リアルタイム処理に要求される最低限のデータを送信することができる。しかしながら、コストの問題により、エッジデバイスにはエッジサーバに送信できなかったデータを記憶可能な十分な容量のメモリを持つことができず、また、エッジデバイスとエッジサーバとの間の通信帯域の性能に関する問題により、最終的にビッグデータ解析などで使用するデータとして全データをシステム上にストレージすることができない場合が生じる。
すなわち、センサ、エッジデバイス、エッジサーバ及びクラウドサーバなどで構成されるIoTシステムにおいて、従来は、リアルタイム性の確保と、ビッグデータへの対応のための全データのストレージと、を両立させることができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、エッジデバイスとエッジサーバとの間のデータ通信を適切に制御して、リアルタイム性の確保と全データのストレージとを両立させることができるエッジコンピューティングシステム、通信制御方法及び通信制御プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッ
ジデバイスと、前記エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティ
ングシステムであって、前記エッジデバイスは、前記1又は複数のセンサから複数のデー
タを受信するデータ受信制御部と、前記複数のデータを前記サーバに送信するデータ送信
制御部と、を備え、前記データ受信制御部は、前記1又は複数のセンサから受信した各々
のデータに、受信したタイミング及びセンサを特定する第1の識別情報を付加し、前記デ
ータ送信制御部は、前記サーバの状態及び/又は前記エッジデバイスと前記サーバとの間
の通信負荷に応じて、前記複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モード、又
は、前記第1の識別情報及び予め各々の前記センサに割り当てられた優先度に基づいて選
択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、前記残りのデータを後で送信
する第2のデータ送信モード、のいずれかで、前記複数のデータを前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記エッジデバイスから受信した前記複数のデータを解析するデータ解析
部を備え、前記データ解析部は、前記第1の識別情報に基づいて、前記複数のデータを並
び替える、ことを特徴とする。
本発明の一側面は、1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッ
ジデバイスと、前記エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティ
ングシステムであって、前記エッジデバイスは、前記1又は複数のセンサから複数のデー
タを受信するデータ受信制御部と、前記複数のデータを前記サーバに送信するデータ送信
制御部と、前記1又は複数のセンサから受信した各々のデータを解析して、当該データの
特徴を表す特徴量を抽出する特徴量抽出部と、を備え、前記データ送信制御部は、前記サ
ーバの状態及び/又は前記エッジデバイスと前記サーバとの間の通信負荷に応じて、前記
複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モード、又は、前記特徴量及び予め各
々の前記センサに割り当てられた優先度に基づいて選択されるデータを先に送信して残り
のデータを一時保存し、前記残りのデータを後で送信する第2のデータ送信モード、のい
ずれかで、前記複数のデータを前記サーバに送信し、前記特徴量抽出部は、前記特徴量に
基づいて、当該特徴量を抽出したデータを分割し、分割した各々のデータに、当該各々の
データを関連付ける第2の識別情報を付加し、前記サーバは、前記エッジデバイスから受
信した前記複数のデータを解析するデータ解析部を備え、前記データ解析部は、前記第2
の識別情報に基づいて、前記分割したデータを結合する、ことを特徴とする。
本発明の一側面は、1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッ
ジデバイスと、前記エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティ
ングシステムにおける通信制御方法であって、前記エッジデバイスは、前記1又は複数の
センサから複数のデータを受信するデータ受信処理と、前記複数のデータを前記サーバに
送信するデータ送信処理と、を実行し、前記データ受信処理では、前記1又は複数のセン
サから受信した各々のデータに、受信したタイミング及びセンサを特定する第1の識別情
報を付加し、前記データ送信処理では、前記サーバの状態及び/又は前記エッジデバイス
と前記サーバとの間の通信負荷に応じて、前記複数のデータを連続して送信する第1のデ
ータ送信モード、又は、前記第1の識別情報及び予め各々の前記センサに割り当てられた
優先度に基づいて選択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、前記残り
のデータを後で送信する第2のデータ送信モード、のいずれかで、前記複数のデータを前
記サーバに送信し、前記サーバは、前記エッジデバイスから受信した前記複数のデータを
解析するデータ解析処理を実行し、前記データ解析処理では、前記第1の識別情報に基づ
いて、前記複数のデータを並び替える、ことを特徴とする。
本発明の一側面は、1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッ
ジデバイスと、前記エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティ
ングシステムにおける通信制御方法であって、前記エッジデバイスは、前記1又は複数の
センサから複数のデータを受信するデータ受信処理と、前記複数のデータを前記サーバに
送信するデータ送信処理と、前記1又は複数のセンサから受信した各々のデータを解析し
て、当該データの特徴を表す特徴量を抽出する特徴量抽出処理と、を実行し、前記特徴量
抽出処理では、前記特徴量に基づいて、当該特徴量を抽出したデータを分割し、分割した
各々のデータに、当該各々のデータを関連付ける第2の識別情報を付加し、前記データ送
信処理では、前記サーバの状態及び/又は前記エッジデバイスと前記サーバとの間の通信
負荷に応じて、前記複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モード、又は、
記特徴量及び予め各々の前記センサに割り当てられた優先度に基づいて選択されるデータ
を先に送信して残りのデータを一時保存し、前記残りのデータを後で送信する第2のデー
タ送信モード、のいずれかで、前記複数のデータを前記サーバに送信し、前記サーバは、
前記エッジデバイスから受信した前記複数のデータを解析するデータ解析処理を実行し、
前記データ解析処理では、前記第2の識別情報に基づいて、前記分割したデータを結合す
る、ことを特徴とする。
本発明の一側面は、1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッジデバイスと、前記エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティングシステムにおける前記エッジデバイスで動作する通信制御プログラムであって、前記エッジデバイスに、前記1又は複数のセンサから複数のデータを受信するデータ受信処理、前記複数のデータを前記サーバに送信するデータ送信処理、を実行させ、前記データ送信処理では、前記サーバの状態及び/又は前記エッジデバイスと前記サーバとの間の通信負荷に応じて、前記複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モード、又は、予め各々の前記センサに割り当てられた優先度に基づいて選択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、前記残りのデータを後で送信する第2のデータ送信モード、のいずれかで、前記複数のデータを前記サーバに送信することを特徴とする。
本発明のエッジコンピューティングシステム、通信制御方法及び通信制御プログラムによれば、エッジデバイスとエッジサーバとの間のデータ通信を適切に制御して、リアルタイム性の確保と全データのストレージとを両立させることができる。
その理由は、エッジデバイスに、1又は複数のセンサから複数のデータを受信するデータ受信制御部と、複数のデータをエッジサーバに送信するデータ送信制御部と、を設け、データ送信制御部は、サーバの状態及び/又はエッジデバイスとサーバとの間の通信負荷に応じて、複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モード、又は、予め各々のセンサに割り当てられた優先度に従って選択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、残りのデータを後で送信する第2のデータ送信モード、のいずれかで、複数のデータをサーバに送信するからである。
本発明の一実施例に係るIoTシステムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るエッジデバイスの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るエッジサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るクラウドサーバの構成を示すブロック図である。 IoTシステムのデータ通信動作(送信待ちなしの場合)を示すシーケンス図である。 IoTシステムのデータ通信動作(エッジサーバに即時送信できない場合)を示すシーケンス図である。 本発明の一実施例に係るエッジデバイスの動作(全体処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るエッジデバイスの動作(センサデータ取得処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るエッジデバイスの動作(送信モード設定処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るエッジデバイスの動作(高優先度データ送信処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るナンバリングを説明する図である。 本発明の一実施例に係るナンバリングを説明する図である。 本発明の一実施例に係るセンサの優先度を説明する図である。 本発明の一実施例に係るセンサデータの並べ替えを説明する図である。 本発明の一実施例に係るセンサデータの特徴量を説明する図である。 本発明の一実施例に係るセンサデータの特徴量を説明する図である。 本発明の一実施例に係るエッジデバイスからエッジサーバへのデータの転送の仕方とストレージの方法(送信待ちなし)を説明する図である。 本発明の一実施例に係るエッジデバイスからエッジサーバへのデータの転送の仕方とストレージの方法(即時送信できない場合)を説明する図である。
背景技術で示したように、センサ、エッジデバイス、エッジサーバ及びクラウドサーバなどで構成されるIoTシステムにおいて、最もデータ通信量が多いエッジデバイスとエッジサーバとの間でデータを効率的に転送することが重要である。
その方法として、エッジサーバ側がビジーの場合に、データ量を少なくするなどして通信データを確保することにより、リアルタイム処理に要求される最低限のデータを送信する方法があるが、コストの問題により、エッジデバイスにはエッジサーバに送信できなかったデータを記憶可能な十分な容量のメモリを持つことができず、また、エッジデバイスとエッジサーバ間での通信帯域の性能に関する問題により、全データをシステム上にストレージすることができない場合が生じる。すなわち、従来IoTシステムでは、リアルタイム性の確保と、ビッグデータへの対応のための全データのストレージと、を両立させることができないという問題があった。
この問題に対して、特許文献1では、複数のデバイスからサーバにデータをアップロードする仕組みを開示しているが、特許文献1は、デバイスからの全データをサーバに対してアップロードするシステムではないため、リアルタイム性の確保と全データのストレージとを両立させることはできない。
また、特許文献2では、高品質モードと低遅延モードとを切り替えてデータを送信するシステムを開示しているが、特許文献2は、データを間引く際にデータの特徴量を抽出していないことに加えて、間引いたデータ全てを後で送信する構成ではないため、やはり、リアルタイム性の確保と全データのストレージとを両立させることはできない。
また、特許文献3では、消費電力を用いて混雑度に基づきデータの重要度を決定し、当該重要度の高いデータから優先的に送信するシステムを開示しているが、特許文献3は、常に全データを転送し続けるものであるため、やはり、リアルタイム性の確保と全データのストレージとを両立させることはできない。
そこで、本発明の一実施の形態では、エッジコンピューティングを用いたIoTシステムにおいて、エッジデバイスは、エッジサーバの状態やエッジデバイスとエッジサーバとの間の通信負荷に基づいて、データ送信モードを設定し、優先度の高いデータのみを送信するデータ送信モードに設定された場合に、センサの優先度(又はセンサの優先度及びデータの特徴量)に基づいて選択されるデータのみを優先して送信し、それ以外のデータはエッジデバイス側に一時的に保存する。そして、エッジサーバの状態や通信負荷に基づいて通常のデータ送信モードに設定されたら、エッジデバイスに一時的に保存したデータをエッジサーバ側へ送信するように制御する。
このような制御を行うことにより、リアルタイム性の確保と全データのストレージとを両立させることが可能となる。また、複数のセンサがある場合でも、重要となるセンサのデータのリアルタイム性を確保することができる。更に、通信負荷が大きい時に、通信を圧迫せずにリアルタイム性を確保することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るエッジコンピューティングシステム、通信制御方法及び通信制御プログラムについて、図1乃至図18を参照して説明する。図1は、本実施例のIotシステムの構成を示す模式図であり、図2乃至図4は、各々、エッジデバイス、エッジサーバ、クラウドサーバの構成を示すブロック図である。また、図5及び図6は、IoTシステムのデータ通信動作を示すシーケンス図であり、図7乃至図10は、本実施例のエッジデバイスの動作を示すフローチャート図である。また、図11及び図12は、ナンバリングを説明する図であり、図13は、センサの優先度を説明する図、図14は、センサデータの並べ替えを説明する図である。また、図15及び図16は、センサデータの特徴量を説明する図であり、図17及び図18は、エッジデバイスからエッジサーバへのデータの転送の仕方とストレージの方法を説明する図である。
図1に示すように、本実施例のIoTシステム10は、各種の状態を検知する1又は複数のセンサ20と、1又は複数のセンサ20からデータを取得する1又は複数のエッジデバイス30と、1又は複数のエッジデバイス30からデータを収集するエッジサーバ40と、エッジサーバ40からデータを取得して保存するクラウドサーバ50などで構成される。センサ20とエッジデバイス30とは直接接続され、エッジデバイス30とエッジサーバ40、エッジサーバ40とクラウドサーバ50とはイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められる通信ネットワークを介して接続されている。
なお、図1では、IoTシステム10をセンサ20とエッジデバイス30とエッジサーバ40とクラウドサーバ50とで構成したが、例えば、工事現場でのトラックの自動運転などに使用するレーザレーダ30aやヘルスケアに使用する監視カメラのように、センサ20がエッジデバイス30に包含されるようにしてもよいし、クラウドサーバ50がエッジデバイス30からデータを直接取得する構成(エッジサーバ40を省略した構成)としてもよい。以下、図1の構成を前提にして、各装置について詳細に説明する。
[センサ]
センサ20は、画像や動画などの周辺情報を取得するカメラなどであり、アナログ値を取得する検出部と、取得したアナログ値をデジタル値に変換するA/D変換部と、変換したデジタル値をエッジデバイス30に送信する通信I/F部などを有する(図示せず)。
[エッジデバイス]
エッジデバイス30は、1又は複数のセンサ20からデータを取得してエッジサーバ40に送信するマイコンなどであり、図2(a)に示すように、制御部31、センサI/F部32、通信I/F部33などで構成される。
制御部31は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU(Central Processing Unit)31aとROM(Read Only Memory)31bやRAM(Random Access Memory)31cなどのメモリとで構成され、CPU31aは、ROM31bに記憶した制御プログラムをRAM31cに展開して実行することにより、エッジデバイス30全体の動作を制御する。なお、どのセンサ20から取得したデータを優先的にエッジサーバ40に送信するかを規定するセンサ20の優先度が予め設定され、ROM31bに記憶されている。また、RAM31cには、センサ20から取得したデータが一時的に記憶される。
センサI/F部32は、エッジデバイス30をセンサ20に接続し、センサ20が検出したデータを取得可能にすると共に、センサ20の動作を制御可能にする。
通信I/F部32は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、エッジデバイス30を通信ネットワークに接続し、センサ20から取得したデータをエッジサーバ40に送信可能にする。
上記制御部31は、図2(b)に示すように、データ受信制御部34、特徴量抽出部35、データ送信制御部36などとして機能する。
データ受信制御部34は、予め定められたスキャンタイミングで、センサ20にデータ送信を指示し、センサ20からデータを取得する。また、データ受信制御部34は、何回目のスキャンの際のデータであるか、どのセンサ20からのデータであるかなどを識別できるように、取得したデータにデータヘッドを付加し、そのデータヘッドに、スキャン回数やセンサナンバーなどの識別情報を付加する。そして、データヘッドに識別情報を付加したデータをRAM31cなどに記憶する。なお、所定のセンサ20からデータを受信できない場合は、空データに識別情報を付加する。
特徴量抽出部35は、センサ20から取得したデータを解析し、データから、当該データの特徴を表す特徴量を抽出する。例えば、データの値が予め定めた閾値を超える部分を抽出したり、データの値が増加傾向にある部分を抽出したりする。その際、抽出した特徴量に基づいてデータを分割した場合は、分割したデータの関係性をエッジサーバ40が認識できるように、分割した各々のデータのデータヘッドに、各々のデータを関連付ける識別情報を付加する。
データ送信制御部36は、エッジサーバ40にデータの送信が可能かを問い合わせ、エッジサーバ40からデータの受信が可能との結果応答を受信したら、センサ20から取得したデータをエッジサーバ40に送信する。その際、エッジサーバ40の状態やエッジデバイス30とエッジサーバ40との間の通信負荷を取得する。エッジサーバ40がフリー状態であり、かつ、通信負荷が予め定めた閾値以下の場合は、データ送信モードを通常モードに設定し、各々のセンサ20から取得した全てのデータをエッジサーバ40に連続して送信(必要に応じて、予め設定された優先度に従い、優先度の高いセンサ20から取得したデータから順に送信)する。また、エッジサーバ40がビジー状態であるか、又は、通信負荷が予め定めた閾値を超える場合は、データ送信モードを高優先データ送信モードに設定し、予め設定された優先度に従い、即時送信が必要な優先度が最も高いセンサ20から取得したデータ(必要に応じて、即時送信が優先度の高いセンサ20から取得したデータの内の特徴量抽出部35が抽出した特徴量に基づいて分割した部分のみ)をエッジサーバ40に送信する。そして、エッジサーバ40がフリー状態、かつ、通信負荷が閾値以下になったら、未送信のデータ(優先度の低いセンサ20から取得したデータや特徴量に基づいて分割した残りの部分)を後口送信する。
なお、データ受信制御部34、特徴量抽出部35、データ送信制御部36はハードウェアとして構成してもよいし、制御部31をデータ受信制御部34、特徴量抽出部35、データ送信制御部36として機能させる通信制御プログラムとして構成し、当該通信制御プログラムをCPU31aに実行させるようにしてもよい。
[エッジサーバ]
エッジサーバ40は、1又は複数のエッジデバイス30からデータを収集してクラウドサーバ50に送信するコンピュータ装置(例えば、給紙トレイや印刷エンジンに設けた各種センサからの情報を吸い上げるMFP(Multi-Functional Peripherals)など)であり、図3(a)に示すように、制御部41、記憶部42、通信I/F部43などで構成される。
制御部41は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU41aとROM41bやRAM41cなどのメモリとで構成され、CPU41aは、ROM41bや記憶部42に記憶した制御プログラムをRAM41cに展開して実行することにより、エッジサーバ40全体の動作を制御する。
記憶部42は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU41aが各部を制御するためのプログラム、エッジデバイス30から受信したデータなどを記憶する。
通信I/F部43は、NICやモデムなどで構成され、エッジサーバ40を通信ネットワークに接続し、エッジデバイス30からデータを受信可能にすると共に、クラウドサーバ50にデータを送信可能にする。
上記制御部41は、図3(b)に示すように、データ受信制御部46、データ解析部47、データ送信制御部48などとして機能する。
データ受信制御部46は、エッジデバイス30から、データの送信が可能であるかの問い合わせを受信し、データを受信可能であるか否かの結果応答を返信する。そして、受信可能と応答した場合は、エッジデバイス30からデータを受信し、受信したデータを記憶部42に保存する。
データ解析部47は、記憶部42に保存された、エッジデバイス30から受信したデータを解析し、データヘッドの識別情報等を参照して、受信したデータが通常モードで送信されたデータであるか、高優先度データ送信モードで送信されたデータであるかを判断する。高優先度データ送信モードで送信されたデータの場合は、先に送信されたデータと後口で送信されるデータ(優先度の低いデータや特徴量に基づいて分割された残りの部分)とを組み合わせて(データを補完して)、データの並べ替えやデータの結合などの処理を行い、処理後のデータを記憶部42に保存する。
データ送信制御部48は、クラウドサーバ50にデータの送信が可能であるかの問い合わせを行い、クラウドサーバ50から、データを受信可能であるか否かの結果応答を受信する。そして、受信可能の結果応答を受信した場合は、クラウドサーバ50に、記憶部42に保存したデータを送信する。
なお、データ受信制御部46、データ解析部47、データ送信制御部48はハードウェアとして構成してもよいし、制御部41をデータ受信制御部46、データ解析部47、データ送信制御部48として機能させる通信制御プログラムとして構成し、当該通信制御プログラムをCPU41aに実行させるようにしてもよい。
[クラウドサーバ]
クラウドサーバ50は、エッジサーバ40からデータを収集して保存するコンピュータ装置であり、図4(a)に示すように、制御部51、記憶部52、通信I/F部53などで構成される。
制御部51は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU51aとROM51bやRAM51cなどのメモリとで構成され、CPU51aは、ROM51bや記憶部52に記憶した制御プログラムをRAM51cに展開して実行することにより、クラウドサーバ50全体の動作を制御する。
記憶部52は、HDDやSSDなどで構成され、CPU51aが各部を制御するためのプログラム、エッジサーバ40から受信したデータなどを記憶する。
通信I/F部53は、NICやモデムなどで構成され、クラウドサーバ50を通信ネットワークに接続し、エッジサーバ40からデータを受信可能にする。
上記制御部51は、図4(b)に示すように、データ受信制御部54、データ保存制御部55、データ解析部56などとして機能する。
データ受信制御部54は、エッジサーバ40から、データの送信が可能であるかの問い合わせを受信し、データを受信可能であるか否かの結果応答を返信する。そして、受信可能と応答した場合は、エッジサーバ40からデータを受信する。
データ保存制御部55は、様々なエッジサーバ40から受信したデータを、データ解析部56がデータ解析可能な形態に加工して、記憶部52などに保存する。
データ解析部56は、記憶部52に保存されたデータを解析し(いわゆる、ビッグデータ解析を行い)、解析結果をユーザに提供する。
なお、図1乃至図4は、本実施例のIoTシステム10の一例であり、その構成や制御内容は適宜変更可能である。例えば、上記ではセンサ20とエッジデバイス30とを直接接続したが、これらは通信ネットワークを介して接続される構成としても良い。また、上記では、クラウドサーバ50がビッグデータ解析を行う構成としたが、エッジサーバ40のデータ解析部47が複数のセンサ20から取得したデータを解析して、解析結果をユーザに提供するようにしてもよい。
次に、通常のIoTシステム10によるデータ通信について、図5及び図6のシーケンス図を参照して説明する。なお、ここでは、エッジデバイス30がセンサ1~3の3つのセンサ20からデータを受信してエッジサーバ40に送信するものとする。
図5は、エッジデバイス30からエッジサーバ40へのデータ送信に送信待ちがない場合の通常シーケンスである。エッジデバイス30は、各々のセンサ20にデータ送信を指示し、各々のセンサ20からデータを受信し、受信したデータをナンバリングする。そして、エッジサーバ40にデータ送信が可能であるかを問い合わせ、結果応答が「OK」であれば、受信したデータをエッジサーバ40に送信する。
エッジサーバ40は、エッジデバイス30からデータを受信すると、受信したデータを記憶部42などにストレージする。そして、クラウドサーバ50にデータ送信が可能であるかを問い合わせ、結果応答が「OK」であれば、ストレージしたデータをエッジサーバ40に送信する。
クラウドサーバ50は、エッジサーバ40からデータを受信すると、受信したデータを記憶部52などにストレージする。
図6は、エッジデバイス30からエッジサーバ40に即時送信ができない場合のシーケンスである。エッジデバイス30は、各々のセンサ20にデータ送信を指示し、各々のセンサ20からデータを受信し、受信したデータをナンバリングする。その際、センサ20とエッジデバイス30との間で何らかの障害が発生した場合は、センサのデータ値を”データ無し”にした欠落データ(空データ)としてナンバリングする。そして、エッジサーバ40にデータ送信が可能であるかを問い合わせ、結果応答が「NG」の場合(例えば、エッジサーバ40の状態がビジー、又は、エッジデバイス30とエッジサーバ40との間の通信負荷が大きい場合)は、受信したデータを一時的に保管する。その後、再度、エッジサーバ40にデータ送信が可能であるかを問い合わせ、結果応答が「OK」であれば、一時保管したデータをエッジサーバ40に送信する。
エッジサーバ40は、エッジデバイス30からデータを受信すると、受信したデータを記憶部42などにストレージする。そして、クラウドサーバ50にデータ送信が可能であるかを問い合わせ、結果応答が「OK」であれば、ストレージしたデータをエッジサーバ40に送信する。
クラウドサーバ50は、エッジサーバ40からデータを受信すると、受信したデータを記憶部52などにストレージする。
図6のシーケンス図では、エッジデバイス30からの問い合わせに対するエッジサーバ40の結果応答が「NG」の場合、エッジデバイス30では、受信したデータを一時的に保管するが、この制御では、リアルタイム性を確保することができず、また、受信したデータ全てを保管可能なデータ容量のメモリを用意しなければならない。そこで、本実施例では、エッジサーバ40の結果応答が「NG」の場合に、優先度の高いデータのみを先に送信し、その後、結果応答が「OK」になったら、残りのデータを送信して、リアルタイム性の確保と全データのストレージとを両立させる。
その場合のエッジデバイス30の通信制御方法について説明する。エッジデバイス30のCPU31aは、ROM31bに記憶した通信制御プログラムをRAM31cに展開して実行することにより、図7乃至図10のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
図7に示すように、データ受信制御部34は、センサ20からデータを取得する(S101)。図8は、上記S101のセンサデータ取得処理の詳細を示しており、まず、データ受信制御部34は、予め定めた所定時間が経過したかを判断し(S201)、所定時間が経過したら、全てのセンサ20をスキャンする(S202)。具体的には、各々のセンサ20にデータ送信を指示し、各々のセンサ20からデータを取得する。次に、データ受信制御部34は、受信したデータにデータヘッドを付加し、データヘッドに識別情報を付加する(S203)。例えば、図11に示すように、センサデータのみで構成される元データにデータヘッドを付加し、そのデータヘッドに識別情報を付加する。図12は、識別情報の一例を示しており、例えば、何回目のスキャンであるかを示すスキャン回数と、どのセンサ20からのデータであるかを示すセンサナンバーと、を用いて識別情報を設定し、その識別情報をデータヘッドに付加する。そして、データ受信制御部34は、データヘッドに識別情報を付加したデータをRAM31cなどに記録する(S204)。
図7に戻って、データ送信制御部36は、データを送信するモードを設定する(S102)。図9は、上記S102の送信モード設定処理の詳細を示しており、まず、データ送信制御部36は、エッジサーバ40からサーバ状態を示す情報を取得すると共に、エッジデバイス30とエッジサーバ40との間の通信負荷を示す情報を取得する(S301)。そして、データ送信制御部36は、エッジサーバ40の状態がフリーかビジーかを判定し(S302)、サーバ状態がフリーの場合(通常通りにデータの受信が可能な場合)は、エッジデバイス30とエッジサーバ40との間の通信負荷と予め定めた閾値とを比較する(S303)。サーバ状態がフリーであり、かつ、通信負荷が閾値以下の場合は、データを通常通りエッジサーバ40に送信することができるため、データ送信制御部36は、データ送信モードを通常送信モードに設定する(S304)。一方、サーバ状態がビジーである(通常通りにはデータの受信ができない)か、又は、通信負荷が閾値を超える場合は、データを通常通りエッジサーバ40に送信することができないため、データ送信制御部36は、データ送信モードを高優先度のデータ(優先度の高いセンサ20から受信したデータや、そのデータから抽出した特徴量に基づいて分割した部分)のみをエッジサーバ40に送信する高優先度データ送信モードを設定する(S305)。
図7に戻って、データ送信制御部36は、S102で設定された送信モードを判定し(S103)、高優先度データ送信モードに設定された場合は、高優先度データ送信処理を実行する(S104)。図10は、S104の高優先度データ送信処理の詳細を示しており、まず、データ送信制御部36は、予め設定されたセンサ20の優先度をROM31bから読み出し(S401)、読み出した優先度に従ってセンサデータをRAM31cから読み出す(S402)。例えば、図13に示すように、センサナンバーが1のセンサ20(センサ1)を低優先度、センサナンバーが2のセンサ20(センサ2)を高優先度、センサナンバーが3のセンサ20(センサ3)を中優先度とした場合、センサ1から順にデータを取得すると、低優先度データ、高優先度データ、中優先度データの順にRAM31cに記憶されるが、データ送信制御部36は、データヘッドの識別情報を参照して、センサ20の優先度(センサ2→センサ3→センサ1)に従ってセンサデータをRAM31cから読み出す。なお、ここでは、センサ20の優先度に従ってデータを読み出したが、図14に示すように、サンプリングしたデータをセンサ20の優先度に従って並び替えて保存しても良く、その場合は、センサデータをRAM31cから順に読み出せばよい。
次に、特徴量抽出部35は、読み出したデータを解析して特徴量を抽出する(S403)。図15及び図16は、特徴量を説明する図であり、例えば、図15に示すように、センサ20のデータ値が予め定めた閾値を超えている場合、その部分は重要な情報を含むと考えられることから、その部分を特徴量に基づいて分割される部分(データ送信対象)として抽出する。また、図16に示すように、データ値が増加傾向にある場合、その部分は重要な情報を含むと考えられることから、その部分を特徴量に基づいて分割される部分(データ送信対象)として抽出する。
そして、データ送信制御部36は、センサの優先度や抽出した特徴量に基づいて、読み出したデータが、即時送信が必要なデータであるかを判定する(S404)。例えば、センサ20の優先度が最も高いデータは即時送信が必要なデータと判断したり、データ値が閾値を超えている部分の割合が所定値以上の場合やデータ値が増加傾向にある部分の数が所定値以上の場合は、有効なデータと考えられることから、そのデータ(又はそのデータの特徴量に基づいて分割される部分)を即時送信が必要なデータと判断したりする。また、必要に応じて、データの個数やデータサイズ、センサ20からデータを受信した時刻などに基づいて、即時送信が必要なデータであるかを判定する。例えば、データの個数が少ない場合やデータサイズが小さい場合は、エッジサーバ40や通信環境に与える影響が少ないと考えられることから、そのデータ(又はそのデータの特徴量に基づいて分割される部分)を即時送信が必要なデータと判断する。また、データを受信した時刻が古いデータは、リアルタイム性を確保するためにできるだけ早く送信する必要があると考えられることから、そのデータ(又はそのデータの特徴量に基づいて分割される部分)を即時送信が必要なデータと判断する。
判定の結果、即時送信が必要なデータであると判定した場合は、データ送信制御部36は、そのデータ(又はそのデータの特徴量に基づいて分割される部分)をエッジサーバ40に送信する(S405)。一方、即時送信が必要なデータでないと判定した場合は、データ送信制御部36は、そのデータをRAM31cなどに一時保存する(S406)。そして、データ送信制御部36は、RAM31cに保存されている全てのデータに対して上記処理を実施したかを判断し(S407)、未処理のデータが残っていれば、S402に戻って同様の処理を繰り返す。
再び図7に戻って、S103で通常送信モードに設定された場合は、データ送信制御部36は、通常通り、センサ20から受信したデータをエッジサーバ40に送信する(S105)。そして、データ送信制御部36は、RAM31cに蓄積データ(優先度データ送信モードにおいて、送信されずに一時保存されたデータ)があるか否かを判断し(S106)、蓄積データがなければS101に戻り、蓄積データがあれば、蓄積データをエッジサーバ40に送信する(S107)。
その後、データ送信制御部36は、エッジサーバ40の状態が変化したかを判断し(S108)、エッジサーバ40の状態が変化した場合は、データを継続して送信できないため、S101に戻る。一方、エッジサーバ40の状態が変化していない場合は、データ送信制御部36は、センサデータを取得するタイミングになったかを判断し(S109)、センサデータを取得するタイミングでなければ、S106に戻って蓄積データの送信を継続し、センサデータを取得するタイミングになったら、S101に戻ってセンサデータを取得する。
図17及び図18は、エッジデバイス30からエッジサーバ40へのデータの転送の仕方とストレージの方法を示している。図17に示すように、送信待ちがない場合は、n回目のスキャンでセンサ1~3から取得したデータがエッジサーバ40に順に送信され、エッジサーバ40に順にストレージされる。一方、図18に示すように、1回目のスキャンでセンサ1、2から取得したデータ(ここではセンサ2のデータは欠落データ)がエッジサーバ40に送信され、2回目のスキャンでセンサ1、2から取得したデータがエッジサーバ40に送信され、3回目のスキャンでセンサ2、3から取得したデータ(ここではセンサ2のデータは欠落データ)がエッジサーバ40に送信された場合、エッジサーバ40では送信順にデータがストレージされ、その後の後口で送信されたデータ(蓄積データ)が、続けてストレージされる。その場合、エッジサーバ40のデータ解析部47は、各々のデータを解析してデータヘッドの識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいてデータを並び替え(必要に応じて、特徴量に基づいて分割したデータを結合し)、データ送信制御部48は、並び替えた順番でクラウドサーバ50にデータを送信することになる。
上記フローでは、高優先度データ送信モードで、即時送信が必要なデータでない場合はデータを一時保存(RAM31cに退避)したが、退避が続いているデータは、リアルタイム性をある程度確保するため、他の優先度のデータと入れ替えて先にエッジサーバ40に送信するようにしてもよい。
以上説明したように、エッジデバイス30は、エッジサーバ40の状態及び/又はエッジデバイス30とエッジサーバ40との間の通信負荷を判定し、エッジサーバ40がフリー状態、かつ、通信負荷が閾値以下の場合は、センサ20から受信した複数のデータを連続して送信する通常送信モード(第1のデータ送信モード)でデータを送信し、エッジサーバ40がビジー状態、又は、通信負荷が閾値を超える場合は、予め各々のセンサ20に割り当てられた優先度及び/又は特徴量に従って選択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、残りのデータを後で送信する高優先度データ送信モード(第2のデータ送信モード)でデータを送信することにより、リアルタイム性の確保と全データのストレージとを両立させることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、エッジデバイス30からエッジサーバ40にデータを送信し、エッジサーバ40からクラウドサーバ50にデータを送信する構成としたが、エッジサーバ40を省略して、エッジデバイス30からクラウドサーバ50にデータを直接送信する構成としてもよく、その場合は、エッジデバイス30は、クラウドサーバ50の状態及び/又はエッジデバイス30とクラウドサーバ50との間の通信負荷に基づいて、データ送信モードを設定すればよい。
本発明は、センサが取得したデータを適切にサーバに保存するエッジコンピューティングシステム、エッジコンピューティングシステムにおける通信制御方法及びセンサから取得したデータをサーバに送信するエッジデバイスで動作する通信制御プログラム及び当該制御プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 IoTシステム
11 エッジコンピューティングシステム
20 センサ
30 エッジデバイス
30a レーザレーダ
31 制御部
31a CPU
31b ROM
31c RAM
32 センサI/F部
33 通信I/F部
34 データ受信制御部
35 特徴量抽出部
36 データ送信制御部
40 エッジサーバ
41 制御部
41a CPU
41b ROM
41c RAM
42 記憶部
43 通信I/F部
46 データ受信制御部
47 データ解析部
48 データ送信制御部
50 クラウドサーバ
51 制御部
51a CPU
51b ROM
51c RAM
52 記憶部
53 通信I/F部
54 データ受信制御部
55 データ保存制御部
56 データ解析部

Claims (8)

  1. 1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッジデバイスと、前記
    エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティングシステムであっ
    て、
    前記エッジデバイスは、
    前記1又は複数のセンサから複数のデータを受信するデータ受信制御部と、
    前記複数のデータを前記サーバに送信するデータ送信制御部と、を備え、
    前記データ受信制御部は、前記1又は複数のセンサから受信した各々のデータに、受信
    したタイミング及びセンサを特定する第1の識別情報を付加し、
    前記データ送信制御部は、前記サーバの状態及び/又は前記エッジデバイスと前記サー
    バとの間の通信負荷に応じて、前記複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モ
    ード、又は、前記第1の識別情報及び予め各々の前記センサに割り当てられた優先度に基
    づいて選択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、前記残りのデータを
    後で送信する第2のデータ送信モード、のいずれかで、前記複数のデータを前記サーバに
    送信し、
    前記サーバは、
    前記エッジデバイスから受信した前記複数のデータを解析するデータ解析部を備え、
    前記データ解析部は、前記第1の識別情報に基づいて、前記複数のデータを並び替える

    ことを特徴とするエッジコンピューティングシステム。
  2. 1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッジデバイスと、前記
    エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティングシステムであっ
    て、
    前記エッジデバイスは、
    前記1又は複数のセンサから複数のデータを受信するデータ受信制御部と、
    前記複数のデータを前記サーバに送信するデータ送信制御部と、
    前記1又は複数のセンサから受信した各々のデータを解析して、当該データの特徴を表
    す特徴量を抽出する特徴量抽出部と、を備え、
    前記データ送信制御部は、前記サーバの状態及び/又は前記エッジデバイスと前記サー
    バとの間の通信負荷に応じて、前記複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モ
    ード、又は、前記特徴量及び予め各々の前記センサに割り当てられた優先度に基づいて選
    択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、前記残りのデータを後で送信
    する第2のデータ送信モード、のいずれかで、前記複数のデータを前記サーバに送信し、
    前記特徴量抽出部は、前記特徴量に基づいて、当該特徴量を抽出したデータを分割し、
    分割した各々のデータに、当該各々のデータを関連付ける第2の識別情報を付加し、
    前記サーバは、
    前記エッジデバイスから受信した前記複数のデータを解析するデータ解析部を備え、
    前記データ解析部は、前記第2の識別情報に基づいて、前記分割したデータを結合する

    ことを特徴とするエッジコンピューティングシステム。
  3. 前記データ送信制御部は、前記サーバがフリー状態、かつ、前記通信負荷が予め定めた
    閾値以下の場合は、前記複数のデータを前記第1のデータ送信モードで送信し、前記サー
    バがビジー状態、又は、前記通信負荷が前記閾値を超える場合は、前記複数のデータを前
    記第2のデータ送信モードで送信する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエッジコンピューティングシステム。
  4. 前記データ受信制御部は、所定のセンサからデータを受信できない場合は、空データに
    前記第1の識別情報を付加し、
    前記データ送信制御部は、前記第1の識別情報を付加した前記空データを前記サーバに
    送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエッジコンピューティングシステム。
  5. 1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッジデバイスと、前記
    エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティングシステムにおけ
    る通信制御方法であって、
    前記エッジデバイスは、
    前記1又は複数のセンサから複数のデータを受信するデータ受信処理と、
    前記複数のデータを前記サーバに送信するデータ送信処理と、を実行し、
    前記データ受信処理では、前記1又は複数のセンサから受信した各々のデータに、受信
    したタイミング及びセンサを特定する第1の識別情報を付加し、
    前記データ送信処理では、前記サーバの状態及び/又は前記エッジデバイスと前記サー
    バとの間の通信負荷に応じて、前記複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モ
    ード、又は、前記第1の識別情報及び予め各々の前記センサに割り当てられた優先度に基
    づいて選択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、前記残りのデータを
    後で送信する第2のデータ送信モード、のいずれかで、前記複数のデータを前記サーバに
    送信し、
    前記サーバは、
    前記エッジデバイスから受信した前記複数のデータを解析するデータ解析処理を実行し

    前記データ解析処理では、前記第1の識別情報に基づいて、前記複数のデータを並び替
    える、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  6. 1又は複数のセンサと、前記1又は複数のセンサに接続されるエッジデバイスと、前記
    エッジデバイスに接続されるサーバと、を含むエッジコンピューティングシステムにおけ
    る通信制御方法であって、
    前記エッジデバイスは、
    前記1又は複数のセンサから複数のデータを受信するデータ受信処理と、
    前記複数のデータを前記サーバに送信するデータ送信処理と、
    前記1又は複数のセンサから受信した各々のデータを解析して、当該データの特徴を表
    す特徴量を抽出する特徴量抽出処理と、を実行し、
    前記特徴量抽出処理では、前記特徴量に基づいて、当該特徴量を抽出したデータを分割
    し、分割した各々のデータに、当該各々のデータを関連付ける第2の識別情報を付加し、
    前記データ送信処理では、前記サーバの状態及び/又は前記エッジデバイスと前記サー
    バとの間の通信負荷に応じて、前記複数のデータを連続して送信する第1のデータ送信モ
    ード、又は、前記特徴量及び予め各々の前記センサに割り当てられた優先度に基づいて選
    択されるデータを先に送信して残りのデータを一時保存し、前記残りのデータを後で送信
    する第2のデータ送信モード、のいずれかで、前記複数のデータを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記エッジデバイスから受信した前記複数のデータを解析するデータ解析処理を実行し

    前記データ解析処理では、前記第2の識別情報に基づいて、前記分割したデータを結合
    する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  7. 前記データ送信処理では、前記サーバがフリー状態、かつ、前記通信負荷が予め定めた
    閾値以下の場合は、前記複数のデータを前記第1のデータ送信モードで送信し、前記サー
    バがビジー状態、又は、前記通信負荷が前記閾値を超える場合は、前記複数のデータを前
    記第2のデータ送信モードで送信する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の通信制御方法。
  8. 前記データ受信処理では、所定のセンサからデータを受信できない場合は、空データに
    前記第1の識別情報を付加し、
    前記データ送信処理では、前記第1の識別情報を付加した前記空データを前記サーバに
    送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信制御方法。
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