JP6001491B2 - 通信装置及び方法、無線通信システム - Google Patents

通信装置及び方法、無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置及び方法、無線通信システムに係り、特に、携帯網を使用する端末と、それらの制御信号に関わる処理を行うM2M(Machine to Machine)ゲートウェイと基地局、管理サーバを備えたM2M向けネットワークの制御技術に関する。
エネルギー管理や環境モニタリング、スマートシティ、スマートコミュニティ、スマートモビリティ等の分野においては、社会インフラに散在する様々な機器からの情報を集め、処理を行って結果を社会インフラにフィードバックする用途が今後拡大すると見込まれている。本用途において、社会インフラに散在する機器からの情報収集と、フィードバックの情報伝達を行うのがM2Mネットワークである。
一般にM2Mネットワークには、通信キャリアの携帯網が利用されることが多い。これは、種々の社会インフラの用途(例:電力、鉄道、エネルギー管理)において有線を自営網として構築するのはコストがかかるためである。したがって、社会インフラに散在する膨大な機器に携帯端末が設置され、携帯網であるM2Mネットワークに接続されるようになると考えられる。
しかし、社会インフラに散在する機器は利用目的に応じて周期的に情報を集約するための通信を行う。例えば電力分野におけるスマートメータ(検針値を通信で送信する機能を有する電力メータ)では30分毎に検針値を電力会社のデータセンタ等に送信することが考えられる。国内の電力会社の例で考えると、管内には数千万戸の加入者がいるため、全戸の電力メータがスマートメータに置き換わり、その全てが携帯網を使って通信すると仮定すると、30分毎に僅かな検針値(200B程度:推定)の送信のために数千万もの送信開始処理(呼処理)がほぼ同時に発生することが想定される。呼処理は携帯網の管理サーバと、スマートメータに付随する携帯端末との間で複数回のやりとり(制御信号)によって成立し、その後データ通信が可能となる。このため、ごく僅かなデータ通信のために、大量の制御信号のやり取りが必要となる場合がある。実際に、現行の携帯網では’11/12に発生したNTTドコモのスマートフォン向けプロバイダサービスspモードの障害に見られるように、多数の端末が一斉に通信を開始したことによって障害が発生する事例も起きている。
第一の従来技術として、以下に示す特許文献1では、MTC(Machine Type Communication) 端末の数は膨大になることを想定し、MTC端末を効率的に管理する手法を提供している。ここでは、MTCゲートウェイにおいて、MTC端末のページングに関する間欠通信のタイミング等を保持し、端末のDRX周期に応じた動作を行うと共に、M2Mにおける遅延時間短縮のため代理でACKを返す動作を行う。また、本MTCゲートウェイを端末の代表として基地局に接続することで、制御信号の削減も可能としている。
また、第二の従来技術として、以下に示す特許文献2は、複数の携帯端末間にて通信する機会の公平性を、各端末からの1パケットごとに行うための発明である。ここでは、端末の位置情報や経路情報をキャッシュする制御サーバを複数の基地局の上位に配置する。また、端末からのパケット毎にキャッシュに基づいて送信制御を行うことで単位時間当たりの送信量を制御し平滑化を実施している。
特開2012−124603号公報 特開2009−206805号公報
第一の従来技術では、MTCゲートウェイによって端末との制御信号を軽減する場合は、ページングによる基地局から端末への通信時であり、M2Mに見られるような情報収集系には適応しにくいと考えられる。
第二の従来技術では、制御信号についての言及は行われておらず、M2M端末間でのデータトラフィックの公平性を確保するためにゲートウェイサーバに、端末の位置情報等の一時情報を記録する。このため、M2M端末からの接続等により生じる制御信号の軽減は行えないと考えられる。上述のように、従来技術では、M2Mによるトラフィック増加に対するデータの平準化や接続される端末の識別子に基づいて膨大に接続されるM2M端末の管理の効率化を図るものである。このため、端末から発せられる制御信号の処理が管理サーバに集中するという課題が残る。
そこで、本発明では、以上の点に鑑みて、M2M用途の端末の利用方法の特徴に着眼し、端末から発せられる制御信号を効率よく処理するための通信装置及び方法、無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の解決手段によると、
通信装置であって、
用途又はアプリケーション毎に、ひとつ又は複数の端末IDと、待ち合わせ時間の上限値を記憶する第1のリストと、
端末からの端末IDを含むデータ送信要求を受信すると、前記第1のリストを参照し、前記端末と同一の用途又はアプリケーションの他のひとつ又は複数の端末からの端末IDを含むひとつ又は複数のデータ送信要求を待ち合わせ、前記用途又はアプリケーション毎に、前記第1のリストに記憶された上限値の経過後に、複数の前記データ送信要求を纏めた集約データ送信要求を複数の前記端末の認証のために送信する処理部と、
を備えた通信装置が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
通信装置における通信方法であって、
前記通信装置は、
端末からの端末IDを含むデータ送信要求を受信すると、用途又はアプリケーション毎に、ひとつ又は複数の端末IDと、待ち合わせ時間の上限値を記憶する前記第1のリストを参照し、
前記端末と同一の用途又はアプリケーションの他のひとつ又は複数の端末からの端末IDを含むひとつ又は複数のデータ送信要求を待ち合わせ、
前記用途又はアプリケーション毎に、前記第1のリストに記憶された上限値の経過後に、複数の前記データ送信要求を纏めた集約データ送信要求を複数の前記端末の認証のために送信する
を備えた通信方法が提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
無線通信システムであって、
端末と基地局との間又は前記基地局と管理サーバの間に設置される通信装置を備え、前記端末から前記基地局を経由して前記管理サーバとの間で、前記端末の認証のための信号のやり取りをし、
前記通信装置は、
用途又はアプリケーション毎に、ひとつ又は複数の端末IDと、待ち合わせ時間の上限値を記憶する第1のリストと、
端末からの端末IDを含むデータ送信要求を受信すると、前記第1のリストを参照し、前記端末と同一の用途又はアプリケーションの他のひとつ又は複数の端末からの端末IDを含むひとつ又は複数のデータ送信要求を待ち合わせ、前記用途又はアプリケーション毎に、前記第1のリストに記憶された上限値の経過後に、複数の前記データ送信要求を纏めた集約データ送信要求を複数の前記端末の認証のために送信する処理部と、
を備えた無線通信システムが提供される。
本発明によれば、M2M用途の端末の利用方法の特徴に着眼し、端末から発せられる制御信号を効率よく処理するための通信装置及び方法、無線通信システムを提供することができる。
本発明の第一の実施例によるシステム構成図である。 M2Mゲートウェイの構成図である。 関連技術の携帯網におけるデータ通信時のフローを示す図である。 本発明の第一の実施例におけるデータ通信時のフローを示す図である。 M2Mゲートウェイがローカルデータベースに保持する端末プロファイルリストの構成例を説明する図である。 M2Mゲートウェイがローカルデータベースに保持する用途別データ送信要求リストの構成例を説明する図である。 M2Mゲートウェイでの処理フローを示す図である。 本発明の第二の実施例によるシステム構成図である。 本発明の第二の実施例におけるデータ通信時のフローを示す図である。
A.概要

本実施例では、無線端末から基地局を経由して管理サーバとの間で認証等のために制御信号をやりとりする携帯網において、端末と基地局との間、又は、基地局と管理サーバとの間に設置されるM2Mゲートウェイを備える。M2Mゲートウェイは、付属するローカルなデータベースに、基地局に接続される端末のリストを有し、リストには、端末毎のM2Mとしての使用用途(アプリケーション)や通信周期、データ送信要求を送信するための待ち合わせ時間の上限値等が記載される。M2Mゲートウェイは、第一の端末からのデータ送信要求の受信を契機として、リストを参照し、第一の端末と同一用途の他端末からのデータ送信要求との待ち合わせを行う。M2Mゲートウェイは、許容される一定期間(上限値)経過後に、基地局又は管理サーバに纏めてデータ送信要求を行うことにより、各端末からの要求時に逐次処理する場合と比べ、M2Mゲートウェイ⇔基地局⇔管理サーバ間、又は、M2Mゲートウェイ⇔管理サーバ間の制御信号のやりとりを減らし、管理サーバの処理負荷を低減することができる。
また、端末として、携帯端末を用いる例を説明するが、本発明及び本実施例は、無線端末等の適宜の端末に適用することができる。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。

B.第一の実施例

1.システム

図1は、本発明の第一の実施例によるシステム構成図である。
図1において、M2M用途の機器11(例えば、スマートメータ等)に接続された携帯端末12は、通信キャリアの携帯網を介してM2Mゲートウェイ13及び基地局14と接続される。基地局14は、携帯網から一般網への出口となる管理サーバ15に接続され、その先一般網を介して通信先16(例えば、スマートメータのデータを収集する電力会社のデータセンタ等)へ接続される。携帯網で使われる通信規格の例としては、第三世代(3G)のUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)や、第四世代(4G)のLTE(Long Term Evolution)等がある。なお、本実施例では、携帯端末12とM2Mゲートウェイ13の間は携帯網で通信する構成としたが、例えば、IEEE802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)や、IEEE802.15.4に代表される特小無線を使用してもよい。
図2は、M2Mゲートウェイの一実施例を示す構成図である。同図において、M2Mゲートウェイ13、24は、第一のネットワーク通信インタフェース(I/F)81と第二のネットワーク通信I/F82を備え、それらを接続する内部バス83に接続された中央処理部(Central Processing Unit:CPU)84、タイマー85、記憶部である演算用メモリ(ローカルデータベース)86と、CPU84で実行されるプログラムを記憶する記憶部であるプログラム格納用メモリ87を備える。ここで、第一の実施例において、第一のネットワーク通信インタフェース81は携帯端末12と、第二のネットワーク通信インタフェース82は基地局14との通信インタフェースに相当する。後述の第二の実施例において、第一のネットワーク通信インタフェース81は基地局23と、第二のネットワーク通信インタフェース82は管理サーバ25との通信インタフェースに相当する。なお、詳述する各種のリストは、記憶部を構成する演算用メモリ86、プログラム格納用メモリ87のどちらに蓄積・記憶しても良い。また、プログラム格納用メモリ87には、図6に詳細を後述する、データ送信要求の待合せを行う機能88や、基地局14(又は管理サーバ25)からの認証応答を中継する機能89、データ通信時にデータを中継する機能810等を実現する各プログラムが格納される。一方、演算用メモリ86には、その各プログラムの実行状況に応じて、図5Aに後述する端末プロファイルリスト811、図5Bに後述する用途別データ送信要求リスト812等の領域が設けられる。タイマー85は、図6に後述するように、複数の用途別待合せタイマー813を備え、また、時間計測機能を備える。
2.動作

(1)関連技術の構成の動作例
図3は、関連技術の携帯網におけるデータ通信時のフローを示す図である。
図3に示すとおり、関連技術の携帯網では、携帯端末Aからデータ送信を行いたい場合、携帯端末Aは、基地局に対して端末ID及び送信先識別情報を含むデータ送信要求を送信する(31)。基地局は、データ送信要求を受信するとそれを更に、管理サーバへ転送する(32)。管理サーバは、データ送信要求等に基づき、付属する共通データベース33を参照し、端末IDから送信元(携帯端末A)の認証、送信先(電力会社のデータセンタ等)IPアドレスの特定、送信元から送信先への通信経路の特定、等の処理を行う(34)。なお、共通データベース33は、端末設定情報、位置情報、課金情報等を予め設定しておくことができる。管理サーバは、認証の応答及び、データ通信経路(経路情報)等の応答を基地局へ返す(35)。基地局は、それを更に、携帯端末Aへ転送する(36)。携帯端末Aは、応答を受信後、送信先(電力会社のデータセンタ等)とのデータ通信を開始する(37)。
携帯端末は、データ送信要求に、送信先識別情報を含めないようにしてもよい。また、管理サーバは、送信先(電力会社のデータセンタ等)IPアドレスの特定、送信元から送信先への通信経路の特定、等の処理を行なわないようにしてもよく、また、応答に経路情報を含めないようにしてもよい。
なお、一旦前述の認証等のフローを行った後は連続的にデータ送信が可能であるが、データが送信されない時間が一定時間(T_ndata)以上経過すると、前述の認証等は無効となり、再度データ送信を試みる際には、前述のフローを最初からやり直す必要がある。T_ndataの値の設定は通信キャリアによって異なるが、多くは数秒〜数分のオーダである。前述したスマートメータの例のように、例えば、30分毎に検針値を電力会社のデータセンタ等へ送る場合には、送信間隔がT_ndataよりも長いため、データ送信を行う毎に、前述のフローを最初から行う必要があると想定される。更に、前述のようにM2M用途の端末の数が非常に多い場合も、N台の端末に対して上記フロー全体をN回繰り返す必要があると想定される。こうした制御信号のやりとりによって携帯網の帯域が圧迫され、一般ユーザのデータ通信をも妨げる可能性がある点が課題である。
(2)第一の実施例のシステム構成による動作例
図4は、本発明の第一の実施例におけるデータ通信時のフローを示す図である。
図4に示すとおり、図1にて前述したM2Mゲートウェイ13は、該携帯端末Aからの端末ID及び送信先識別情報を含むデータ送信要求41を受け取ると、付属するローカルデータベース86に保管されている端末プロファイルリストを参照し、当該端末と同一の用途に属する所属端末IDのリストに基づく、他端末からのデータ送信要求との待ち合わせを行う(43)。具体的な待ち合わせの動作内容について以下に説明する。
図5Aは、M2Mゲートウェイ13がローカルデータベース86に保持する端末プロファイルリスト811の構成例を説明する図である。
図5Aに示すとおり、端末プロファイルリスト811には、M2M端末の通信用途毎に、当該基地局の配下に設置され、かつ正常稼動している全携帯端末の所属端末ID503(本実施例においてはA,B等)が登録されている。また、端末プロファイルリスト811には、用途毎に、番号501、用途502、各携帯端末が送信するデータ送信要求の通信周期504、M2Mゲートウェイが管理サーバに向けて、複数のデータ送信要求をまとめて送信するまでの待ち合わせ時間の上限値505なども登録される。なお、番号501、用途502、上限値505等の各データは、一例であり、適宜の値を予め定めて登録することができる。また、主に、「用途502」を例として説明するが、これに限らず、他にも、アプリケーション等の適宜の種別を用いることができる。
図5Bは、M2Mゲートウェイ13がローカルデータベース86に保持する、用途別データ送信要求リスト812の構成例を説明する図である。
図5Bに示すとおり、用途別データ送信要求リスト812は、用途別にひとつ又は複数備えられ、各リストの先頭には用途511が記載される。リストには、待合せ実施中にデータ送信要求を受付けした端末IDが記憶される登録端末ID512と、リストへの登録時刻513が記載される。
図6は、M2Mゲートウェイ13での処理フローを示す図である。
図6に示すように、M2Mゲートウェイ13では、配下の携帯端末12からのデータ送信要求を常時待ち受けている(61)。例として、CPU84が、第一のネットワーク通信I/F81を介し携帯端末Aからの端末IDを含むデータ送信要求を受け付けると(62)、CPU84は、付属するローカルデータベース86に保管されている端末プロファイルリスト811を参照し、端末IDに従い、用途毎に登録されている所属端末ID503の一覧を検索して、当該携帯端末の所属する用途を特定する(63)。次に、CPU84は、先に特定した該携帯端末が所属する用途の用途別データ送信要求リスト812が、付属するローカルデータベース86に既に登録されているかを確認する(64)。ローカルデータベース86にその登録がある場合は、CPU84は、該携帯端末が所属する用途の用途別データ送信要求リスト812内の登録端末ID512に該携帯端末の端末IDを追加し、また、タイマー85を参照し、端末IDを追加した時刻を登録時刻513に登録(65)し、待ち受け状態(61)に戻る。一方、ステップ64で、先に特定した該携帯端末が所属する用途の用途別データ送信要求リスト812が、まだ付属するローカルデータベース86に登録されていなかった場合は、CPU84は、該携帯端末が所属する用途の用途別データ送信要求リスト812をローカルデータベース86に新規登録する。ここで、CPU84は、そのリスト内の用途511にステップ63で特定した用途を、登録端末ID512に該端末の端末IDを登録し、また、CPU84は、タイマー85を参照し、登録時刻513を登録する。CPU84は、端末プロファイルリスト811から該用途の待ち合わせ時間の上限値505を抽出し、用途別待合せ時間タイマー813としてその上限値をセットし計測開始する(66)。
M2Mゲートウェイ13のCPU84は、待ちうけ状態で用途別待合せ時間タイマー813を管理しており、いずれかの用途のタイマーが上限値を超えたら(67)、該用途の用途別データ送信要求リスト812にその時点で記載されている端末分のデータ送信要求を、ひとつのデータ送信要求に纏めて(集約データ送信要求)、それを第二のネットワーク通信I/F82を介し、基地局14又は管理サーバ25に送出する(68)。なお、待ち合わせ時間の上限値505は、当該携帯端末の属する用途の許容遅延を超過する前にデータ送信が完了できるよう、最低限の余裕を見て予め設定することができる。また、集約データ送信要求は、複数の端末IDを含めたひとつのデータとすることができる。
図4に再び戻って、ステップ44以降の動作を説明する。図6のステップ68の動作が、図4のステップ44に対応している。前述の通り、用途別待合せ時間タイマー813が上限値を超えたら、CPU84は、その期間内に受信したひとつ又は複数の端末の分(本実施例では携帯端末Aと携帯端末B)の端末ID及び送信先識別情報を含むデータ送信要求を纏めて1つの電文(集約データ送信要求)とし、該基地局14へ送信する(44)。基地局14は、それを該管理サーバ15へ転送する(45)。管理サーバ15は、データ送信要求を受信すると、付属する共通データベース46を参照し、各端末ID及び送信先識別情報等に基づき、端末A、端末Bそれぞれについて送信元の認証、送信先IPアドレスの特定、送信元から送信先へのデータ通信時の経路の特定、等の処理を行う(47)。なお、共通データベース46には、端末設定情報、位置情報、課金情報等を予め設定しておくことができる。その後、管理サーバ15は、携帯端末A、携帯端末Bの認証の応答及び、データ通信経路(経路情報)等の情報を基地局14へ返す(48)。基地局14は、応答を受信すると、それを更に、M2Mゲートウェイ13に転送する(49)。M2Mゲートウェイ13は、まとめて受信した応答を携帯端末A、携帯端末Bにそれぞれ転送する(50、51)。携帯端末A、携帯端末Bは応答を受信後、これらの情報を基に、通信先16(電力会社のデータセンタ等)とのデータ通信を開始する(52)。
なお、携帯端末12、M2Mゲートウェイ13、基地局14は、データ送信要求に、送信先識別情報を含めないようにしてもよい。また、管理サーバ15は、送信先(電力会社のデータセンタ等)IPアドレスの特定、送信元から送信先への通信経路の特定、等の処理を行なわないようにしてもよく、また、管理サーバ15、基地局14、M2Mゲートウェイ13は、応答に経路情報を含めないようにしてもよい。また、集約データ送信要求は1つの電文でなく複数の電文から構成してもよい。
本実施例によれば、携帯端末と管理サーバ間の制御信号のやりとりを低減し、管理サーバの処理負荷集中を回避することができる。また、本実施例のように、同一用途に属する複数端末のデータ送信要求を纏めて処理することにより、各端末からの要求時に逐次処理する場合と比べ、M2Mゲートウェイ⇔基地局⇔管理サーバ間の制御信号のやりとりを減らし、管理サーバの処理負荷を低減することが可能となる。
C.第二の実施例

図7は、本発明の第二の実施例によるシステム構成図である。
図7では、M2M用途の機器21(例えば、スマートメータ等)に接続された携帯端末22は、通信キャリアの携帯網(例えば、UMTS等の3G、LTE等の4G)を介して基地局23と接続される。基地局23は、M2Mゲートウェイ24を経由して、携帯網から一般網への出口となる管理サーバ25に接続され、その先一般網を介して通信先26(例えば、電力会社のデータセンタ等)へ接続される。なお、本実施例では、基地局23とM2Mゲートウェイ24、管理サーバ25が順番に接続される構成としたが、基地局23とM2Mゲートウェイ24は、同一装置内の別々のハードウェアとして搭載したり、同一ハードウェア上で動作する別々のソフトウェアとして実装してもよい。
第二の実施例において、図2に示したM2Mゲートウェイの構成図、図5A、5Bに示したリスト類については、第一の実施例と共通である。また、図6に示したM2Mゲートウェイ13での処理フローについても、データ送信要求の送信元が携帯端末12から基地局23に、データ送信要求の送信先が基地局14から管理サーバ25に変わる以外は、第一の実施例と共通である。
図8は、本発明の第二の実施例におけるデータ通信時のフローを示す図である。
前述の図2に示したように、第二のシステム構成では、M2Mゲートウェイ24が基地局23と管理サーバ25の間に位置するため、基地局23⇔M2Mゲートウェイ24間の通信は端末毎にやり取りを行い、M2Mゲートウェイ24⇔管理サーバ25間の通信のみ、複数端末分を纏めてやり取りする。
なお、携帯端末12、M2Mゲートウェイ13、基地局14は、データ送信要求に、送信先識別情報を含めないようにしてもよい。また、管理サーバ15は、送信先(電力会社のデータセンタ等)IPアドレスの特定、送信元から送信先への通信経路の特定、等の処理を行なわないようにしてもよく、また、管理サーバ15、基地局14、M2Mゲートウェイ13は、応答に経路情報を含めないようにしてもよい。
本実施例によれば、携帯端末と管理サーバ間の制御信号のやりとりを低減し、管理サーバの処理負荷集中を回避することができる。また、本実施例のように、同一用途に属する複数端末のデータ送信要求を纏めて処理することにより、各端末からの要求時に逐次処理する場合と比べ、M2Mゲートウェイ⇔管理サーバ間の制御信号のやりとりを減らし、管理サーバの処理負荷を低減することが可能となる。
D.付記

なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれている。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
11、21 メータ等のM2M機器
12、22 携帯端末
13、24 M2Mゲートウェイ
14、23 基地局
15、25 管理サーバ
16、26 通信先(電力会社のデータセンタ等)
31、32、41、42 データ送信要求
33、46 共通データベース
34、47 送信元認証等の処理
35、36、50、51 認証応答、経路情報
37、52 データ通信
43 所属端末IDに基づく待ち合わせ等の処理
44、45 (複数端末分纏めた)データ送信要求
48、49 (複数端末分纏めた)認証応答、経路情報
61 待ち受け状態
62 データ送信要求受付
63 リスト検索と用途特定
64 用途別データ送信要求リストの検索
65 用途別データ送信要求リストへの追加
66 用途別データ送信要求リストの新規登録
67 タイマー計測
68 複数端末分のデータ送信要求
86 ローカルデータベース

Claims (15)

  1. 通信装置であって、
    用途又はアプリケーション毎に、ひとつ又は複数の端末IDと、待ち合わせ時間の上限値を記憶する第1のリストと、
    端末からの端末IDを含むデータ送信要求を受信すると、前記第1のリストを参照し、前記端末と同一の用途又はアプリケーションの他のひとつ又は複数の端末からの端末IDを含むひとつ又は複数のデータ送信要求を待ち合わせ、前記用途又はアプリケーション毎に、前記第1のリストに記憶された上限値の経過後に、複数の前記データ送信要求を纏めた集約データ送信要求を複数の前記端末の認証のために送信する処理部と、
    を備えた通信装置。
  2. 請求項1に記載された通信装置において、
    前記処理部は、前記端末から前記データ送信要求を受け付けると、前記第1のリストを参照し、端末IDに従い、前記端末の所属する用途又はアプリケーションを特定し、
    前記処理部は、用途又はアプリケーション毎に、前記端末の端末IDと、前記データ送信要求を受け付けた登録時刻とを登録し、
    前記処理部は、用途又はアプリケーション毎に、登録時刻からの経過時間と上限値とを比較し、登録した複数の端末IDの端末から受け付けた複数のデータ送信要求を纏めて前記集約データ送信要求を作成する
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項2に記載された通信装置において、
    用途又はアプリケーション別に、端末IDと登録時刻とを記憶する第2のリストをさらに備え、
    前記処理部は、待ち合せ時間中にデータ送信要求を受付けた前記端末の端末IDと、該受付けた登録時刻とを、用途又はアプリケーション別に前記第2のリストに記憶し、
    前記処理部は、前記第1のリストから前記用途又はアプリケーション毎の待ち合わせ時間の上限値を求め、用途別待合せ時間タイマーとして該上限値をセットして計測を開始し、
    前記処理部は、いずれかの前記用途別待合せタイマーが前記上限値を超えたら、該用途又はアプリケーションの前記第2のリストに登録されている複数の端末IDの端末のデータ送信要求を纏めて、前記第2のリストに登録されている複数の端末IDを含む前記集約データ送信要求を作成して及び送信する
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項3に記載された通信装置において、
    前記処理部は、前記端末から前記データ送信要求を受け付けたとき、前記端末の用途又はアプリケーションと同一の用途又はアプリケーションの前記第2のリストが、既に登録されているかを確認し、
    既に登録がある場合は、前記処理部は、前記第2のリストに、前記用途又はアプリケーション毎に、端末IDと登録時刻を登録し、
    一方、既に登録がない場合は、前記処理部は、前記端末の用途又はアプリケーションの前記第2のリストを新規登録し、前記用途別待合せタイマーによる計測を前記上限値に従い開始する
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1に記載された通信装置において、
    前記処理部は、前記集約データ送信要求を、端末IDにより送信元の認証を実行するための管理サーバに向けて送信することを特徴とする通信装置。
  6. 請求項5に記載された通信装置において、
    前記処理部は、前記集約データ送信要求に基づき前記管理サーバが判定した複数の前記端末のそれぞれの認証結果を、前記管理サーバより受信し、複数の前記端末のそれぞれに前記認証結果を送信することを特徴とする通信装置。
  7. 請求項1に記載された通信装置において、
    前記上限値は、前記用途又はアプリケーション毎のデータ送信要求を送信する許容遅延を超過する前に前記集約データ送信要求の送信が完了できる値に予め設定されることを特徴とする通信装置。
  8. 請求項1に記載された通信装置において、
    前記データ送信要求及び前記集約データ送信要求は、送信先識別情報を含むことを特徴とする通信装置。
  9. 請求項8に記載された通信装置において、
    前記管理サーバが、前記集約データ送信要求に含まれる送信先識別情報に基づき求めたそれぞれの前記端末の経路情報を認証結果と共に受信し、それぞれの前記端末に経路情報及び認証結果を送信することを特徴とする通信装置。
  10. 請求項1に記載された通信装置において、
    前記通信装置は、無線端末である前記端末と前記基地局との間、又は、前記基地局と前記管理サーバとの間に設けられることを特徴とする通信装置。
  11. 通信装置における通信方法であって、
    前記通信装置は、
    端末からの端末IDを含むデータ送信要求を受信すると、用途又はアプリケーション毎に、ひとつ又は複数の端末IDと、待ち合わせ時間の上限値を記憶する前記第1のリストを参照し、
    前記端末と同一の用途又はアプリケーションの他のひとつ又は複数の端末からの端末IDを含むひとつ又は複数のデータ送信要求を待ち合わせ、
    前記用途又はアプリケーション毎に、前記第1のリストに記憶された上限値の経過後に、複数の前記データ送信要求を纏めた集約データ送信要求を複数の前記端末の認証のために送信する
    を備えた通信方法。
  12. 無線通信システムであって、
    端末と基地局との間又は前記基地局と管理サーバの間に設置される通信装置を備え、前記端末から前記基地局を経由して前記管理サーバとの間で、前記端末の認証のための信号のやり取りをし、
    前記通信装置は、
    用途又はアプリケーション毎に、ひとつ又は複数の端末IDと、待ち合わせ時間の上限値を記憶する第1のリストと、
    端末からの端末IDを含むデータ送信要求を受信すると、前記第1のリストを参照し、前記端末と同一の用途又はアプリケーションの他のひとつ又は複数の端末からの端末IDを含むひとつ又は複数のデータ送信要求を待ち合わせ、前記用途又はアプリケーション毎に、前記第1のリストに記憶された上限値の経過後に、複数の前記データ送信要求を纏めた集約データ送信要求を複数の前記端末の認証のために送信する処理部と、
    を備えた無線通信システム。
  13. 請求項12に記載された無線通信システムにおいて、
    前記端末は、無線通信網を介して前記通信装置と接続され、
    前記通信装置は、無線通信網を介して前記基地局と接続され、
    前記基地局は、前記管理サーバに接続され、その先網を介して通信先装置へ接続される
    ことを特徴とする無線通信システム。
  14. 請求項12に記載された無線通信システムにおいて、
    前記端末は、無線通信網を介して前記基地局と接続され、
    前記基地局は、前記通信装置を経由して、前記管理サーバに接続され、
    前記管理サーバは、通信網を介して通信先装置へ接続される
    ことを特徴とする無線通信システム。
  15. 請求項12に記載された無線通信システムにおいて、
    前記基地局と前記通信装置は、別々の装置であること、又は、同一装置内の別々のハードウェアとして搭載されること、又は、同一ハードウェア上で動作する別々のソフトウェアとして実装されることを特徴とする無線通信システム。
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