JP6803605B2 - 塗装制御装置及び塗装装置 - Google Patents
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Description
その場合、設定項目毎に静電ガン用スイッチユニットを静電ガンに取り付けることも考えられるが、そのようにすると静電ガンの構成が複雑になってしまうという問題がある。
実施形態を図1ないし図5によって説明する。なお、以降の説明では実質的に同一の構成には一部を除いて図面の符号を省略している場合がある。
先ず、図1を参照して、実施形態に係る塗装装置としての粉体塗装装置1の全体構成について説明する。粉体塗装装置1は塗料としての粉体塗料18をエアとともに噴射して被塗物を塗装するものであり、粉体塗料タンク10、エア供給装置11、インジェクタ12、流量絞り弁13及び14、減圧弁15、静電塗装ガン16(手吹き塗装ガンの一例)、コントローラ17、エアホース19〜21、搬送ホース27、静電塗装ガン16とコントローラ17とを電気的に接続する複数の電線28などを備えている。
流量絞り弁13はエアホース20に設けられており、流量絞り弁14はエアホース21に設けられている。流量絞り弁13及び14は例えば電磁弁であり、コントローラ17によって絞り量(言い換えると弁の開度)が調整される。なお、流量絞り弁13及び14は絞り量を調整できるものであれば電磁弁に限られない。
トリガ16Bは粉体塗料18の噴射/停止を切り替えるものである。本実施形態ではトリガ16Bが引かれると粉体塗料18が噴射され、トリガ16Bが引かれていないときは粉体塗料18が噴射されないものとする。
図示しない電極は粉体塗料18を帯電させるためのものであり、電線28を介してコントローラ17に接続されている。電極としては例えばコロナ電極が用いられる。
次に、図3を参照して、コントローラ17について説明する。コントローラ17は制御部30、電圧供給部31、電流値検出部32、操作検出部33、トリガ状態検出部34、絞り弁制御部35、操作パネル36などを備えている。ここで、電圧供給部31は附帯装置の一例である。また、流量絞り弁13と絞り弁制御部35との組み合わせ、及び、流量絞り弁14と絞り弁制御部35との組み合わせもそれぞれ附帯装置の一例である。
電流値検出部32は電線28を介して電極に接続されており、電極に流れる電流の電流値を検出する。
操作検出部33は電線28を介して静電塗装ガン16の操作部16Cに接続されており、操作部16Cの操作を検出する。
絞り弁制御部35は流量絞り弁13及び14にそれぞれ接続されており、制御部30による制御の下で流量絞り弁13及び14の絞り量を調整する。
操作パネル36は附帯装置を制御するための設定値を作業者が設定項目毎に設定あるいは変更するためのものである。
図4を参照して、操作パネル36及び設定項目について具体的に説明する。操作パネル36には設定項目毎にその設定項目の設定値を表示する表示部40、及び、操作ボタン41(上ボタン41A及び下ボタン41B)が設けられており、作業者は上ボタン41Aや下ボタン41Bを操作することによって各設定項目の設定値を設定あるいは変更することができる。
電圧値は静電塗装ガン16の電極に印加する電圧の値が設定値として設定される設定項目であり、電流値は静電塗装ガン16の電極に流れる電流の電流値が設定値として設定される設定項目である。以下、具体的に説明する。
塗料搬送風量は流量絞り弁14の絞り量によって調整される。例えば吐出量の設定値が60%であり、塗料搬送風量の設定値が60L/minであるとする。そして、吐出量を60%にするためにはエアホース20に50L/minを供給する必要があるとする。その場合、制御部30はエアホース20に供給されるエア量が50L/minになるように流量絞り弁13の絞り量を調整する。
レシピ番号2=50kV、40μA、30%、80L/min
レシピ番号3=60kV、70μA、50%、50L/min
前述したように作業者は操作パネル36を操作することによって各設定項目の設定値を設定あるいは変更することができるが、本実施形態ではそれに加えて静電塗装ガン16の操作部16Cを操作することによって設定項目の設定値を変更することもできる。言い換えると静電塗装ガン16から操作パネル36を遠隔操作することもできる。
具体的には、静電塗装ガン16のトリガ16Bの操作状態には引かれている状態(粉体塗料18が噴射される状態)と引かれていない状態(噴射が停止している状態)との二つの状態がある。各操作状態にはそれぞれ互いに異なる設定項目が対応付けられており、作業者はトリガ16Bの操作状態を所望の設定項目が対応付けられている状態にすることにより、設定項目を選択することができる。そして、作業者は所望の設定項目が対応付けられている操作状態にした状態で操作部16Cを操作することにより、その設定項目の設定値を変更することができる。
また、トリガ16Bの操作状態にかかわらず設定項目を一つに固定しておく場合、作業者は操作パネル36の図示しない所定の操作ボタンを操作して一つに固定する設定項目を予め選択しておくことができる。
S102では、制御部30は設定項目がトリガ16Bの操作状態にかかわらず吐出量に固定されているか否かを判断し、吐出量に固定されている場合はS103に進み、吐出量に固定されていない場合はS104に進む。
S104では、制御部30は設定項目がトリガ16Bの操作状態にかかわらずレシピに固定されているか否かを判断し、レシピに固定されている場合はS106に進み、レシピに固定されていない場合(すなわちトリガ16Bの操作状態に吐出量とレシピとが対応付けられている場合)はS105に進む。
S106では、制御部30は操作部16Cの操作に応じてレシピ番号を増減(すなわち変更)する。
以上説明した実施形態に係る塗装制御装置によると、作業者は静電塗装ガン16から設定項目の設定値を変更するとき、トリガ16Bを操作することにより、設定値の変更対象となる設定項目を切り替えることができる。このため、静電塗装ガン16の構成を複雑にすることなく静電塗装ガン16から多くの設定項目の設定値を変更することができる。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
Claims (4)
- 塗料を噴射する状態と噴射を停止する状態とを含む複数の操作状態があるトリガを有する手吹き塗装ガンと前記塗料の噴射に係る附帯装置とを備える塗装装置に含まれる塗装制御装置であって、
複数の設定項目の設定値に基づいて前記附帯装置を制御する制御部と、
前記トリガの操作状態を検出するトリガ状態検出部と、
前記手吹き塗装ガンに設けられている操作部と、
を備え、
前記制御部は、設定値の変更対象となる前記設定項目を前記トリガの操作状態に応じて切り替え、変更対象となっている前記設定項目の設定値を前記操作部の操作に応じて変更し、
前記複数の設定項目は、前記塗料の単位時間当たりの吐出量が設定値として設定される設定項目を含み、
前記制御部は、前記トリガの操作状態が前記塗料を噴射する状態のときは、設定値の変更対象となる前記設定項目を、吐出量が設定される設定項目に切り替える、塗装制御装置。 - 互いに異なる前記設定項目に設定される2以上の設定値の組み合わせをレシピと定義するとき、設定値として前記レシピの識別情報が設定される設定項目を更に有する、請求項1に記載の塗装制御装置。
- 設定値の変更対象となる前記設定項目を前記トリガの操作状態に応じて切り替えるか又は前記トリガの操作状態にかかわらず一つに固定するかの設定を受け付ける操作パネルを備え、
前記制御部は、設定値の変更対象となる前記設定項目が一つに固定されている場合は、前記トリガの操作状態にかかわらず当該固定されている設定項目の設定値を変更する、請求項1又は請求項2に記載の塗装制御装置。 - 塗料を噴射する状態と噴射を停止する状態とを含む複数の操作状態があるトリガを有する手吹き塗装ガンと、
前記塗料の噴射に係る附帯装置と、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の塗装制御装置と、
を備える塗装装置。
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JP2016185603A JP6803605B2 (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 塗装制御装置及び塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016185603A JP6803605B2 (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 塗装制御装置及び塗装装置 |
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Family Applications (1)
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JP2016185603A Active JP6803605B2 (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 塗装制御装置及び塗装装置 |
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