JP6801900B2 - 商品販売データ処理システム、プログラム、及び商品販売データ処理方法 - Google Patents
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Description
そこで、上位機としてのPOSレジスタに接続される自動釣銭機を両替機として機能させる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のPOSレジスタは、店員の操作によって商品の登録と精算との双方が行われる装置である。従って、POSレジスタを操作する店員は、客からの両替の申し出に応じて、すぐさまPOSレジスタを操作して両替を行うことができる。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う登録装置としての第1コンピュータと、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置としての第2コンピュータとを有する商品販売データ処理システムに対応するプログラムであって、前記第1コンピュータを、登録装置に対する操作または客が行う精算装置への操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示手段として機能させ、前記第2コンピュータを、前記両替指示手段による両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替手段として機能させるためのプログラムであって、前記両替指示手段は、複数の前記精算装置ごとの貨幣の格納枚数の順に基づいて、両替対象の精算装置を指定して両替指示を行うプログラムである。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う登録装置としての第1コンピュータと、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置としての第2コンピュータとを有する商品販売データ処理システムに対応するプログラムであって、前記第1コンピュータまたは前記第2コンピュータを、登録装置に対する操作または客が行う精算装置への操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示手段として機能させ、前記第2コンピュータを、前記両替指示手段による両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替手段として機能させ、前記第1コンピュータを、前記精算装置に対して行われる両替指示の操作を受け付ける両替指示操作受付手段として機能させるためのプログラムであって、前記両替指示手段は、前記両替指示操作受付手段が両替指示の操作を受け付けたことに応じて前記精算装置に両替指示を行うプログラムである。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う登録装置と、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置とを有する商品販売データ処理システムにおける商品販売データ処理方法であって、登録装置に対する操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示ステップと、前記両替指示ステップによる両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替ステップとを備え、前記両替指示ステップは、両替が可能な状態の精算装置のうちから選択された精算装置を両替対象として指定して両替指示を行う商品販売データ処理方法である。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う登録装置と、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置とを有する商品販売データ処理システムにおける商品販売データ処理方法であって、登録装置に対する操作または客が行う精算装置への操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示ステップと、前記両替指示ステップによる両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替ステップとを備え、前記登録装置において前記両替指示ステップが前記精算装置に両替指示を行うことに応じて、前記精算装置において前記両替ステップが両替を行い、前記両替指示ステップは、複数の前記精算装置のうちから前記操作によって選択された精算装置を両替対象として指定して両替指示を行う商品販売データ処理方法である。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う登録装置と、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置とを有する商品販売データ処理システムにおける商品販売データ処理方法であって、登録装置に対する操作または客が行う精算装置への操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示ステップと、前記両替指示ステップによる両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替ステップとを備え、前記登録装置において前記両替指示ステップが前記精算装置に両替指示を行うことに応じて、前記精算装置において前記両替ステップが両替を行い、前記両替指示ステップは、複数の前記精算装置ごとの貨幣の格納枚数の順に基づいて、両替対象の精算装置を指定して両替指示を行う商品販売データ処理方法である。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う登録装置と、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置とを有する商品販売データ処理システムにおける商品販売データ処理方法であって、登録装置に対する操作または客が行う精算装置への操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示ステップと、前記両替指示ステップによる両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替ステップと、前記精算装置に対して行われる両替指示の操作を受け付ける両替指示操作受付ステップとを備え、前記両替指示ステップは、前記両替指示操作受付ステップが両替指示の操作を受け付けたことに応じて前記精算装置に両替指示を行う商品販売データ処理方法である。
<第1実施形態>
図1は、本実施の形態に係るPOSシステムの構成例を示している。同図に示すPOSシステム1は、ストアコントローラ10と、登録装置である登録装置20と、精算装置である3台の精算装置30−1、30−2、30−3とを含んで構成されている。
なお、以降の説明にあたり、精算装置30−1、30−2、30−3について特に区別しない場合には、精算装置30と記載する。
ストアコントローラ10と、登録装置20と、3台の精算装置30とは、有線または無線接続のLAN(Local Area Network)11で相互に接続されている。
なお、POSシステム1の構成として、ストアコントローラ10を含まない構成とする場合には、他の装置(例えば、登録装置20、2以上の登録装置20がある場合には代表する1台の登録装置20)に、ストアコントローラ10としての機能を兼用させてもよい。
ストアコントローラ10は、最新の商品情報が反映された商品マスタを、外部(例えば、本部のサーバ、CD−ROM等の媒体)から取得し、登録装置20及び各精算装置30に適宜送信する。
また、登録装置20は、登録された商品に関する情報(以下、登録データという)を生成し、記憶する。
すなわち、店員が、精算装置30を指定する操作を登録装置20に対して行うことによって、複数の精算装置30のうちから精算処理を実行させる精算装置30を指定する。
なお、登録装置20において、各精算装置30の稼働状況を示した稼働情報を表示するようにし、登録装置20において、店員が精算装置30を指定する際に、各精算装置30の稼働状況を確認できるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、登録装置20は、直接、精算装置30に登録データを送信するが、ストアコントローラ10を経由して、精算装置30に登録データを送信してもよい。
すなわち、顧客が、店員から手渡しされたお会計券を精算装置30に読み取らせることによって、複数の精算装置30のうちから精算処理を実行させる精算装置30を指定する。
お会計券には、登録データ識別情報及び登録装置識別情報が、1次元コードまたは2次元コードのいずれかの形式で印刷されている。
すなわち、精算装置30は、お会計券を読み取った場合には、当該お会計券に対応する登録データ(お会計券から得られる登録データ識別情報によって識別される登録データ)を、当該お会計券に対応する登録装置20(お会計券から得られる登録装置識別情報によって識別される登録装置20)に要求し(要求情報を送信)、登録データを要求された登録装置20は、要求された登録データを、要求元の精算装置30に送信する。
なお、本実施の形態では、精算装置30は、直接、登録装置20に登録データを要求するが、ストアコントローラ10を経由して、登録装置20に登録データを要求してもよい。
また、登録装置20は、直接、精算装置30に登録データを送信するが、ストアコントローラ10を経由して、精算装置30に登録データを送信してもよい。
図2は、登録装置20の構成例を示すブロック図である。図3は、精算装置30の構成例を示すブロック図である。図4は、登録装置20と精算装置30との外観例を示す斜視図である。
Unit)201と、記憶部202と、RAM(Random Access Memory)203と、スキャナ部204と、店員用表示部205と、客用表示部205aと、操作部206と、通信部207と、ブザー208と、印刷部209とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
記憶部202は、CPU201の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
また、本実施形態におけるRAM203は、1取引に応じて生成された登録データについての処理状況を示す登録データ処理状況情報を記憶する。
また、本実施形態におけるRAM203は、呼び戻しの発生についての履歴を示す呼び戻し履歴情報を記憶する。
また、RAM203は、各精算装置30から受信した稼働情報などを記憶してもよい。
スキャナ部204は、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取る。
例えば、店員用表示部205は、商品情報(商品コード等)に関連付けられているプリセットボタンを配置した商品登録画面などを表示する。
ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。
印刷部209は、必要に応じて媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部209は、お会計券を印刷して発行する場合がある。
記憶部302は、CPU301の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU301が利用する各種の情報を記憶する。
スキャナ部304は、例えば、お会計券に印刷された1次元または2次元コードや、会員カード等に付されているバーコード(会員コード)を光学的に読み取る。
ブザー308は、エラー等が発生した場合、エラーを報知するブザー音を発生させる。
印刷部309は、媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部309は、精算処理(すなわち商品の買上金額の決済)が終了した場合、顧客が持ち帰る精算済みレシートを印刷して発行する。
決済部310は、釣銭釣札機によって、現金により決済を実行し、決済を実行した結果(例えば、決済が成立したか否かを示す情報)を、バスを介してCPU301に出力する。釣銭釣札機は、紙幣の投入及び排出をする紙幣投入口、硬貨を投入するための硬貨投入口、釣銭を排出する釣銭排出口を備えている。
また、決済部310は、クレジットにより決済を実行し、決済を実行した結果を、ポート及びバスを介してCPU301に出力する。また、決済部310は、電子マネーにより決済を実行し、決済を実行した結果を、バスを介してCPU301に出力する。
人感知センサ312は、精算装置30の正面の所定圏内に人物(顧客)がいることを検知するセンサである。
同図に示した商品登録画面には、商品情報(商品コード等)に関連付けられているプリセットボタン(「いちご」「りんご」等と表示したボタン)が配置される。
また、商品登録画面においては、精算指示ボタン501−1、501−2、501−3が配置される。
また、商品登録画面においては、お会計券を印刷するためのお会計券ボタン502が配置される。
また、商品登録画面においては、精算装置30に両替を行わせるための両替ボタン503が配置される。
「精算機1」との表示が行われた精算指示ボタン501−1は、精算装置30−1に対応する。即ち、店員は、精算装置30−1に精算処理を実行させるように指定を行う場合に、精算指示ボタン501−1を操作する。
また、「精算機2」との表示が行われた精算指示ボタン501−2は、精算装置30−2に対応する。
また、「精算機3」との表示が行われた精算指示ボタン501−3は、精算装置30−3に対応する。
なお、精算指示ボタン501−1、501−2、501−3について特に区別しない場合には、精算指示ボタン501と記載する。
「オフライン」は、対応の精算装置30と登録装置20との間の通信が、何らかの障害の発生により正常に行われていない状態を示す。また、「オフライン」は、対応の精算装置30の電源が投入されていない状態であることも示す。
また、「釣銭不足」とは、対応の精算装置30の釣銭が不足している状態であることを示している。
また、本実施形態においては、後述のように、精算装置30が両替処理を実行中である場合には、「両替中」であることを通知する状態通知画像STAが配置される。
また、精算装置30の状態によっては、対応の精算指示ボタン501に、それぞれ異なる状態を示す複数の状態通知画像STAが配置されてもよい。
また、状態通知画像STAは、状態を文字列により示す以外に、例えば状態ごとに対応する絵柄により示すようにしてもよい。
またステータスの表示の態様は、状態通知画像STAによるものに限定されるものではなく、ボタン内にステータスを示した文言(テキスト)を表示するテキスト表示領域を設け、当該表示領域にステータスを表示するようにしてもよい。また、ボタンの色をステータスに応じて変化させるようにしてもよい。
また、店員が精算指示ボタン501−2を操作した場合、精算装置30−2が精算処理を実行させるべき精算装置として指定され、精算装置30−2に対して登録データが送信される。
店員が精算指示ボタン501−3を操作した場合、精算装置30−3が精算処理を実行させるべき精算装置として指定され、精算装置30−3に対して登録データが送信される。
また、お会計券ボタン502が操作された場合には、お会計券が印刷、発行される。
両替の申し出を受けた店員は、例えば商品登録画面(図5)における両替ボタン503に対する操作を行う。両替ボタン503に対する操作が行われると、店員用表示部205においては、例えば商品登録画面の上に重畳して両替指示操作画面が表示される。
両替指示ボタン600−1は、精算装置30−1に両替を指示するためのボタンである。両替指示ボタン600−2は、精算装置30−2に両替を指示するためのボタンである。両替指示ボタン600−3は、精算装置30−3に両替を指示するためのボタンである。
なお、以降の説明にあたり、両替指示ボタン600−1、600−2、600−3について特に区別しない場合には、両替指示ボタン600と記載する。
この場合、両替指示ボタン600−3に対応する精算装置30−3は、両替が不可能な状態にある。このために、精算装置30−3は、仮に両替が指示されたとしても両替を行うことができない。
そこで、両替が不可能な状態の精算装置30に対応する両替指示ボタン600については、グレーアウトの表示を行って操作不可とすることで、店員による操作が行われないようにしている。
両替指示ボタン600−1に対する操作が行われると、登録装置20は、精算装置30−1に対して両替処理要求を送信する。両替処理要求の受信に応じて精算装置30−1は、例えば精算を待機する精算待機状態から、両替処理を行う両替モードに移行する。
そのうえで、両替指示操作画面が消去された後の商品登録画面においては、精算指示ボタン501−1においては、精算装置30−1の状態として、例えば図6(b)に示すように、「両替中」であることを示す状態通知画像STAの表示が行われる。同図は、両替指示操作画面が消去された後の商品登録画面における精算指示ボタン501の部分を抜き出して示している。
客は、店員からの案内に従って精算装置30−1に赴く。客が精算装置30−1にまで赴いた際には、前述のように、精算装置30−1が両替モードとなっている。
両替モードに移行した精算装置30−1の表示部305においては、例えば、客に両替の操作の手順を案内する画面が表示されている。そこで、客は、表示部305に表示される案内に従って両替を行う。両替処理が終了すると、精算装置30−1は、再び精算待機状態に戻る。また、精算装置30−1は、登録装置20に対して、両替処理が終了したことを通知する両替処理終了通知を送信する。
両替処理の通知を受信した登録装置20は、商品登録画面において精算装置30−1に対応する精算指示ボタン501−1に表示されていた「両替中」の状態通知画像STA(図6(b))を消去する。このように「両替中」の状態通知画像STAが消去されることで、登録装置20を操作する店員は、例えば買上商品の登録操作などを行いながらであっても、精算装置30−1にて両替処理の終了したことを把握できる。
即ち、本実施形態においては、客からの両替の申し出に応じてわざわざ店員が精算装置30にまで赴かなくとも、客の所持金の両替が可能である。これにより、例えば店員が両替のために登録装置20から離れる必要がないために、買上商品の登録が両替によって滞ってしまうことが無くなり、商品の登録から精算までの流れを円滑に進めることが可能になる。
ステップS101:まず、登録装置20において、CPU201は、商品登録画面における両替ボタン503に対する操作が行われるのを待機する。
例えば、精算装置30は、一定時間ごと(例えば数秒ごと)に自己の状態を示す状態情報を登録装置20に送信する。CPU201は、各精算装置30から送信された最新の状態情報に基づいて、精算装置30ごとに両替が可能な状態と両替が不可の状態とのいずれであるのかを判定する。
具体的に、CPU201は、オフラインの状態にあって状態情報が送信されてこない精算装置30については両替が不可であると判定する。また、CPU201は、状態情報によって釣銭不足であることが示される精算装置30について両替が不可であると判定する。また、状態情報によって精算処理中、両替中もしくは釣銭不足であることが示される精算装置30について両替が不可であると判定する。
また、CPU201は、両替が不可となる状態のいずれにも該当しないことが状態情報によって示される精算装置30について両替が可能な状態であると判定する。
即ち、CPU201は、店員用表示部205に表示させた両替指示操作画面において、ステップS102により両替が可能な状態であると判定された精算装置30に対応する両替指示ボタン600についてはアクティブ表示とする。また、CPU201は、店員用表示部205に表示させた両替指示操作画面において、ステップS102により両替が可能な状態であると判定された精算装置30に対応する両替指示ボタン600についてはグレーアウトの状態とする。
CPU201は、両替指示操作画面に対する操作によって選択された精算装置30に両替処理を指示する、両替処理要求を送信する。
ステップS106:また、ステップS104の処理に応じて両替処理要求を受信した精算装置30は、自機を両替モードに設定したうえで、自機が両替モードを設定した旨を通知する両替モード設定通知を登録装置20に送信する。
そこで、CPU201は、両替モード設定通知が受信されると、商品登録画面において両替モード設定通知の送信元の精算装置30に対応する精算指示ボタン501に、「両替中」を示す状態通知画像STAを表示させる。
CPU201は、両替処理終了通知の受信に応じて、ステップS106により表示させた「両替中」を示す状態通知画像STAを消去させる。
ステップS201:精算装置30において、CPU301は、ステップS104により登録装置20から送信された両替処理要求が受信されたことに応じて、両替モードを設定する。両替モードは、両替処理が行われるモードである。
ステップS202:CPU301は、ステップS201により両替モードを設定すると、両替モード設定通知を登録装置20に送信する。
ステップS204:CPU201は、ステップS203による両替処理の終了に応じて、両替モードを解除し、精算待機モードを設定する。
ステップS205:また、CPU201は、ステップS203による両替処理の終了に応じて、両替処理終了通知を登録装置20に送信する。
上記のように登録装置20と精算装置30とが処理を行うことで、登録装置20に対する店員の操作に応じて、精算装置30にて客が両替を行えるようになる。
続いて、第2実施形態について説明する。先の第1実施形態においては、両替を行うべき両替対象の精算装置30について、店員が登録装置20に対して行う操作によって選択できるようにされていた。
これに対して、本実施形態においては、登録装置20が、各精算装置30の状態に基づいて、両替処理を実行させるのに最適な精算装置30を選択するように構成される。
ステップS302:両替ボタン503に対する操作が行われると、CPU201は、精算装置30のそれぞれから送信される最新の状態情報に基づいて、複数の精算装置30のうちから両替が可能な状態の精算装置30を特定する。
また、店員にとっては両替処理を実行させる精算装置30をどれにするのかを自分で決定する手間が省かれ、例えば商品登録のための操作などに迅速に戻ることができる。
即ち、両替に使用される貨幣は、或る程度限られている。具体的には、1万円を千円札10枚に交換するという両替が行われる頻度は高い。一方で、例えば10円硬貨を10枚の1円硬貨に交換するような両替が行われることはほとんどない。
そこで、ステップS303においては、CPU201が店舗において予め定めた1または複数の金種(例えば千円札)についての格納数が最も多い精算装置30を両替対象として選択するように構成すればよい。
ステップS305〜S307は、図7のステップS105〜S107と同様の処理となることから、ここでの説明を省略する。
続いて、第3実施形態について説明する。先の第1実施形態及び第2実施形態は、客からの両替の申し出に応じて、店員が登録装置20に対して操作を行うことで、精算装置30にて両替が行われるようにされた構成である。
これに対して、本実施形態においては、両替を行いたい客自身が、精算装置30に対して両替を指示する操作を行うことに応じて、精算装置30にて両替が行われるように構成される。
また、本実施形態においては、両替を指示する操作が行われた精算装置30について、客の精算装置30の利用状況などから両替処理を実行させるべきでないと店員が判断した場合、他の両替が可能な状態の精算装置30にて両替を行うように客の誘導が行われる。
ステップS401:精算装置30においてCPU301は、両替を指示する両替指示操作が行われるのを待機する。例えば精算装置30が精算待機モードのとき、表示部305の待機画面においては、両替を指示する両替指示ボタン(図示せず)が配置されている。
両替を行いたい客は、精算装置30に赴いて、待機画面において配置される両替指示ボタンに対する操作を行う。このように待機画面において配置される両替指示ボタンに対して行われる操作が、本実施形態における両替指示操作である。
ステップS403:両替指示通知の送信に応じて、登録装置20は、両替許可通知と両替対象変更通知とのいずれか一方を送信する。
両替許可通知は、客の両替指示操作に応じた両替処理を精算装置30に許可する旨を通知する情報である。
両替対象変更通知は、客の両替指示操作に応じた両替処理を行う精算装置30として、両替指示操作が行われた精算装置30とは異なる他の精算装置30が指定された旨を通知する情報である。
そこで、CPU301は、ステップS402により送信した両替指示通知に対する応答として、両替許可通知と両替対象変更通知とのいずれが受信されたかについて判定する。
即ち、客による両替指示操作が行われた精算装置30は、登録装置20から送信された両替許可通知を受信した場合には、引き続き客の操作に応じて両替処理を行う。
両替不可メッセージにおいては、本機では両替ができないことを示すメッセージが示される。また、両替不可メッセージにおいては、両替対象変更通知が示す本機以外の代替の精算装置30が提示されたうえで、提示された代替の精算装置30で両替が可能であるから、代替の精算装置30にまで移動してもらうことを客に促すメッセージが表示される。
あるいは、CPU301は、両替不可メッセージの表示を開始させてから一定時間を経過したタイミングで両替不可メッセージを消去してもよい。
ステップS501:登録装置20において、CPU201は、ステップS402により精算装置30から送信された両替指示通知を受信すると、店員用表示部205に両替指示通知メッセージを表示させる。
両替指示通知メッセージは、精算装置30に対して両替指示操作が行われたことを示す。また、両替指示通知メッセージは、両替指示操作が行われた精算装置30が、精算装置30−1、30−2、30−3のいずれであるのかについても示す。
両替指示操作が行われた精算装置30にそのまま両替処理を行わせるべきと判断した場合、店員は、登録装置20に対して両替許可操作を行う。両替許可操作は、例えば両替指示通知メッセージにおいて配置される両替許可ボタンに対するタップ操作であればよい。
一方、他の精算装置30に両替処理を代替させるべきと判定した場合、店員は代替の精算装置30の選択を指示する操作(代替選択指示操作)を行う。代替選択指示操作は、例えば両替指示通知メッセージにおいて配置される、精算装置30の代替選択を指示するボタンに対するタップ操作であればよい。
CPU201は、両替指示通知メッセージが表示されている状態のもとで、両替許可操作と代替選択指示操作とのいずれが行われたか否かについて判定する。
ステップS506:また、CPU201は、店員による両替指示ボタン600に対する操作に応じて、両替指示通知メッセージの送信元の精算装置30に対して両替対象変更通知を送信する。
両替対象変更通知は、両替対象の精算装置30が変更された旨を通知するとともに、変更先の精算装置30を例えば精算装置IDにより示す情報である。
CPU301は、上記のように送信された両替モード設定通知の受信に応じて、商品登録画面において、両替モード設定通知の送信先の精算装置30に対応する精算指示ボタン501に、「両替中」を示す状態通知画像STAを表示させる。
同様に、代替の精算装置30から両替モード設定通知が送信された場合、代替の精算装置30からは、両替処理の終了に応じて両替処理終了通知が送信される。
CPU301は、上記のように両替指示通知メッセージの送信元の精算装置30または代替の精算装置30から両替処理終了通知を受信すると、ステップS507にて表示させた「両替中」の状態通知画像STAを消去させる。
続いて、第4実施形態について説明する。先の第1実施形態においては、店員が客からの両替の申し出に応じて登録装置20に対して両替対象の精算装置30を選択する操作を行うと、登録装置20が両替処理要求を送信することによって、精算装置30に両替を指示するように構成されていた。即ち、第1実施形態において、精算装置30は、通信を介して両替対象の精算装置30に両替処理の指示を行っていた。
これに対して、本実施形態においては、登録装置20が両替券を発行することによって、両替対象の精算装置30に対して両替を指示するように構成される。
図10は、登録装置20により発行される両替券の印字内容例を示している。同図の両替券においては、例えば「精算機1で両替をしてください。」のように両替を行ってもらう精算装置30(精算機)を案内するメッセージが印字されている。また、両替券においては、「精算機1のスキャナ部にコードを読み込ませてください」のように、客が精算装置30に両替処理を指示する操作を案内するメッセージが印字されている。
また、両替券においては、コードCHDが印字されている。コードCHDは、例えば、両替処理を指示するコマンド(両替指示コマンド)と、両替対象として指定された精算装置30を示す精算装置IDとを含む精算装置指定情報を示す。
また、同図の両替券においては、発行された日時(発行日時)が印字されている。
精算装置30は、読み込まれたコードの内容が、両替指示コマンドであり、両替対象として自機を指定していることを認識する。そこで、精算装置30は、両替モードを設定する。
このようにして、本実施形態においても、特に店員が精算装置30に赴かなくとも、客自身が精算装置30にて両替を行うことができる。
本実施形態の登録装置20は、同図に示すようにステップS101〜S107の処理を実行する。ここで、ステップS101〜S103、及びステップS105〜S106の処理は、図7と同様である。そのうえで、本実施形態の登録装置20は、図7のS104に代えて以下の処理を実行する。
つまり、CPU201は、両替指示コマンドと両替指示操作画面に対する操作によって両替対象として選択された精算装置30の精算装置IDを示す精算装置指定情報を含むコードを生成する。そして、CPU301は、両替対象として選択された精算装置30に客を案内するメッセージ、発行日時などとともに、生成したコードがコードCHDとして印刷された両替券が発行されるように印刷部209を制御する。
ステップS601:まず、精算装置30におけるCPU301は、スキャナ部304により両替券におけるコードCHDの読み込みが行われるのを待機している。具体的に、精算装置30におけるCPU301は、スキャナ部304により読み込まれたコードにおいて両替指示コマンドが含まれていれば、両替券のコードの読み込みが行われたと判定する。
例えば、スキャナ部304によりコードの読み込みが行われたとしても、読み込まれたコードがお会計券である場合には、読み込まれたコードにおいて両替指示コマンドが含まれない。従って、この場合には両替券のコードの読み込みの行われていないことが判定される。
このために、CPU301は、ステップS601に対応して読み込まれたコードに含まれる精算装置指定情報により自機の精算装置IDが示されているか否かについて判定すればよい。
エラーメッセージの内容としては、客がスキャナ部304にコードCHDを読み込ませた両替券が自機に対応していないことを通知するメッセージ、また、両替券に印字されている精算装置30に赴いて両替を行ってもらうことを客に案内するメッセージなどが表示されればよい。
エラーメッセージは、例えばエラーメッセージの画像内に配置された確認ボタンに対する操作が行われることによって消去される。あるいは、エラーメッセージは、表示が開始されてから一定時間を経過すると消去される。
続いて、第5実施形態について説明する。先の第3実施形態では、精算装置30に対して客により両替指示操作が行われて登録装置20にて両替指示通知メッセージが表示された状態のもとで、店員が、両替許可操作と代替選択指示操作とのいずれかを選択して行うことができるようにされていた。そして、代替選択指示操作が行われた場合には、さらに店員によって代替の精算装置30が選択され、登録装置20は、選択された代替の精算装置30に対して両替処理要求を送信することで代替の両替処理を実行させていた。つまり、第3実施形態において、登録装置20は、通信を介して代替の精算装置30に両替処理の指示を行っていた。
即ち、本実施形態では、客による精算装置30への両替指示操作に応じて登録装置20にて表示された両替指示通知メッセージが表示された状態のもとで、店員が代替選択指示操作を行い、さらに代替の精算装置30を選択する操作を行うと、以下の動作が得られる。
両替対象変更通知を受信した精算装置30は、両替対象変更通知が示す代替の精算装置30での両替に対応する両替券を発行する。また、両替券の発行に際して、精算装置30は、自機では両替ができないことと、代替の精算装置30を示したうえで、自機の代わりに代替の精算装置30で両替券を用いて両替を行ってもらうことを案内するメッセージを表示部305に表示させる。
ここで、両替券については、例えば図10に示したのと同様の態様でよい。両替券のコードCHDには、両替指示コマンドと、代替の精算装置30を示す精算装置IDとが含まれる。
コードCHDを読み込んだ代替の精算装置30は、自機により両替処理を実行すべきと判断し、両替処理を行う。
このようにして、本実施形態においても、店員が精算装置30に赴かなくとも、客が精算装置30にて両替を行うことができる。
まず、客による両替指示操作が行われた精算装置30が実行する処理手順例について説明する。客による両替指示操作が行われた精算装置30が実行する処理として、ステップS401〜S409の処理は、図9と同様なる。
ただし、本実施形態のステップS409の処理によって表示される両替不可メッセージにおいては、以下の内容が表示される。即ち、本機では両替ができないことを示すメッセージ、代替の精算装置30の提示、及び代替の精算装置30にまで移動してもらうことを客に促すメッセージのほか、両替券を代替の精算装置30に読み込ませてもらうことを客に案内するメッセージが表示される。
ステップS410において、CPU301は、ステップS403に対応して受信された両替対象変更通知において示される代替の精算装置30の精算装置IDを精算装置指定情報として含むコードCHDが両替券に印字されるように印刷部309を制御する。
本実施形態における登録装置20は、図9と同様のステップS501〜S504に続きS506〜S508の処理を実行する。即ち、本実施形態における登録装置20のCPU201は、図9における登録装置20が実行する処理手順からステップS505による代替の精算装置30への両替処理要求の送信の処理を省略した処理手順を実行する。
本実施形態においては、代替の精算装置30は、通信による登録装置20からの指示ではなく、両替券に印字されたコードCHDの読み込みに応じて両替処理に移行する。このために、本実施形態においては、登録装置20から代替の精算装置30に対して両替処理要求を送信する必要がない。従って、本実施形態においては、ステップS505の処理が省略される。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
例えば、精算装置30が両替モードの状態のときには、サインポール311が所定のパターンによる点灯を行うことで、両替モードの状態にあることが示されるようにしてもよい。
これにより、例えば店員は、サインポール311を見ることで、どの精算装置30において両替モードが設定された状態であるのかを容易に把握できる。
なお、サインポール311による両替モードを示す点灯は、登録装置20にて表示される商品登録画面における両替指示ボタン600に対する「両替中」を示す状態通知画像STAの配置とともに行われればよい。この場合には、店員は、サインポール311と商品登録画面とのいずれによっても精算装置30が両替モードの状態にあるか否かを確認できることから、より確実に確認が可能になる。また、この場合には、登録装置20に商品登録画面以外の画面を表示させているために状態通知画像STAによる確認ができない状況であっても、サインポール311により両替モードであるか否かの確認が行える。
なお、サインポール311の点灯により両替モードを示す場合には、「両替中」を示す状態通知画像STAの配置が行われないようにしてもよい。
さらに、本実施形態の変形例としては、両替が指示された精算装置30が収納している金種ごとの残量(残りの枚数)が登録装置20において表示されるようにしてもよい。そのうえで、両替を指示した登録装置20にて、例えば千円札などの両替に使用される頻度が高い特定金種がニアエンドの状態またはニアエンドに近い状態となったことに応じて、対応の精算指示ボタン501において、その旨を示す警告(アラート)が所定の態様で表示されるようにしてもよい。
また、第3実施形態において、例えばステップS501により両替指示通知メッセージを表示する際に、上記のように金種ごとの残量の表示や、ニアエンドの状態またはニアエンドに近い状態となったことについての警告がともに表示されるようにしてもよい。これにより、店員は、両替指示操作が行われた精算装置30にそのまま両替処理を行わせるべきか、あるいは他の精算装置30に両替処理を代替させるべきかをより的確に判断できるようになる。
このような両替処理結果を登録装置20にて表示させるには、両替処理を実行した精算装置30から登録装置20に対して、両替処理結果を示す両替処理結果情報が送信されるようにすればよい。登録装置20は受信された両替処理結果情報に基づいて両替処理結果を表示することができる。
このような両替処理結果の表示は、例えば両替処理が終了した都度行われるようにしてもよい。あるいは、店員が例えば両替対象の精算装置30の選択などに際して両替処理結果の表示を指定した場合に、両替処理が終了したタイミングで行われるようにしてもよい。
このような表示は、以下のように行われる。つまり、両替処理を実行している精算装置30は、両替のための貨幣が入金されることに応じて、入金された貨幣の金種を示す両替入金金種情報を登録装置20に送信する。登録装置20は、受信した両替入金金種情報に基づいて、客により入金された金種を示す表示が店員用表示部205において行われるように制御する。
次に、両替処理を実行している精算装置30は、入金された貨幣を両替した貨幣を排出すると、排出された貨幣の金種と枚数とを示す両替出金内訳情報を登録装置20に送信する。登録装置20は、受信した両替出金内訳情報に基づいて、両替に際して排出された貨幣の金種と枚数とを表示する。
ここでの両替履歴の出力の態様としては、レシート用の用紙などへの印字であってもよいし、表示部における表示であってもよい。
また、例えば、精算装置30が両替処理終了通知に両替処理結果を含めることができる。このように両替処理終了通知に両替処理結果が含められることで、登録装置20は、両替処理終了通知の受信により、全ての精算装置30の両替処理結果を両替処理履歴として記憶することができる。そこで、登録装置20によっては、全ての精算装置30の両替処理履歴を出力させることができる。この場合において、例えば全ての精算装置30のうち、店員の操作によって選択された精算装置30についての両替処理履歴が出力されるようにすることもできる。
また、本実施形態の変形例として、精算装置30は、前述のように基本的には自機に対応した両替処理履歴を記憶するが、LAN11を介した通信により、他の精算装置30がそれぞれ記憶する両替処理履歴を取得することもできる。そこで、精算装置30に他の精算装置30の両替処理履歴を取得させたうえで、1つの精算装置30において、自機及び他の精算装置30の両替処理履歴が出力できるように構成してもよい。
また、上位装置であるストアコントローラ10も、例えば登録装置20が記憶している全ての精算装置30の両替処理履歴を入力して記憶させることができるので、全ての精算装置30の両替処理履歴を出力させることができる。
また、店員の携帯端末も、例えばストアコントローラ10との通信により全ての精算装置30の両替処理履歴を取得できるので、全ての精算装置30の両替処理履歴を出力させることができる。
あるいは、第1実施形態などの場合であれば、登録装置20が、精算装置30に両替処理要求を送信したタイミング(ステップS104)で、ストアコントローラ10に対して両替対象の精算装置30にて両替処理が行われることを通知してもよい。この場合、ストアコントローラ10は、両替処理が行われることの通知の受信を以て、両替処理が実行されたとして認知する。
あるいは、第3実施形態などの場合であれば、登録装置20が両替許可通知または両替対象変更通知を送信したタイミング(ステップS503またはステップS506)で、ストアコントローラ10に対して両替対象の精算装置30にて両替処理が行われることを通知してもよい。
あるいは、第4実施形態の場合であれば、登録装置20が両替券を発行したタイミング(ステップS104A)で、ストアコントローラ10に対して両替対象の精算装置30にて両替処理が行われることを通知してもよい。
特に、客によって両替が行われる精算装置30については、自機において行われた両替に関する操作内容や、自機が実行した両替処理の実績などの、自機に対応する両替履歴情報を記憶しておき、店員が記憶された両替履歴情報を精算装置30の画面に表示させて確認できるようにしてもよい。
また、ストアコントローラ10または精算装置30に記憶された両替履歴情報を登録装置20側で呼び出して、登録装置20にて表示できるようにしてもよい。
精算装置30または登録装置20にて両替履歴情報を表示させるにあたっては、例えば両替に際して発行したレシートを模した画像(例えばレシートイメージ)により表示してもよいし、テキスト形式でリスト化した態様で表示させてもよい。
そこで、両替に制限を与える1つの態様として、本実施形態のPOSシステムが設置された店舗に対応する会員カードをPOSシステムで読み取ることができたことに応じて両替が許可されるようにしてもよい。
例えば、第1実施形態や第2実施形態などのように、登録装置20側で精算装置30に対して両替を指示する場合には、登録装置20にて会員カードの読み込みが行われなければ、精算装置30に両替を指示できないようにする。
また、第3実施形態のように客の操作によって精算装置30側にて両替の指示が行われる場合には、精算装置30にて会員カードの読み込みが行われなければ両替が行えない(例えば、両替のための操作画面が表示されない)ようにする。
また、例えば、これまでの買上金額の実績や会員継続期間などに基づく客のランクごとに異なる会員カードを配布することとして、会員カードにはランクごとに、両替を許可するか否かを示すフラグを記憶させてもよい。この場合、両替の許可を示すフラグが記憶されている会員カードをPOSシステムに読み込ませれば両替が可能であるが、両替の禁止を示すフラグが記憶されている会員カードをPOSシステムに読み込ませた場合には両替を行うことはできない。
具体的に、1つの両替券を使用しての精算装置30での両替は一回のみに制限されるといったように、回数による制限を与えることができる。
このためには、両替券のコードCHDに、両替券ごとに付された両替券IDを含めておくようにする。そのうえで、両替に際して精算装置30がコードCHDを読み込んだ際には、コードCHDに含まれる両替券IDを両替処理履歴に含めて記憶しておくようにする。そして、両替処理履歴における両替券IDについては、LAN11による通信を介して精算装置30の間で共有する。
精算装置30は、両替券のコードCHDの読み込みが行われるごとに、読み込んだコードCHDに含まれるのと同じ両替券IDが、両替処理履歴に含まれるか否かについて判定する。精算装置30は、コードCHDに含まれるのと同じ両替券IDが両替処理履歴に含まれていなければ、両替モードを設定して両替処理を実行する。これに対して、精算装置30は、コードCHDに含まれるのと同じ両替券IDが両替処理履歴に含まれていれば、両替モードを設定しないようにする。このような制御によって、両替券の使用を一回のみに制限できる。
なお、例えば両替券の使用を所定の複数回までに制限する場合には、精算装置30が共有する両替券IDについて、これまでに両替処理が行われた回数を対応付けるようにすればよい。
そして、両替回数が予め定められた上限値にまで達したユーザについては、両替の指示が行われたとしても両替が行えないようにする。両替が行えないようするにあたっては、例えば精算装置30側で両替回数に基づいて両替の可否について判定するようにしてもよいし、登録装置20側が両替を指示する場合には、登録装置20側が両替回数に基づいて両替の可否について判定してもよい。
また、登録装置20を操作する店員(オペレータ)が両替を行う精算装置30を指定する際に両替回数(制限情報)を指定または選択入力し、指定または選択入力された両替回数(制限情報)を両替指示情報とともに精算装置30に出力(送信)してもよい。
または、制限情報をコード情報化して記録した印刷媒体を出力し、両替が行われる精算装置30が印刷媒体から制限情報を読み取って記憶することにより、記憶された制限情報に基づいて両替の回数が制限されるようにしてもよい。
また両替回数の制限は、精算装置30ごとに両替回数の上限値が定められており、或る精算装置30にて行った両替回数が上限値に達したら、その精算装置30での両替が不可となるようにしてもよい。また、どの精算装置30であるのかに係わらず、店舗における精算装置30において1人の客が行った両替の回数が上限値に達したら、店舗における全ての精算装置30での両替が不可となるようにしてもよい。
また、上限値に達した両替回数は、例えば一定期間が経過したら0回にクリアされるようにして、再び両替が行えるようにしてもよい。
また、同一客に対応して両替の回数を制限する以外に、例えば、所定の単位時間あたりで両替が行える上限回数(制限回数)を設定することで両替回数を制限するようにしてもよい。または、時間帯ごとに実行できる両替の上限回数をそれぞれ設定して両替回数を制限するようにしてもよい。また、登録装置20、精算装置30、それぞれの装置ごとに両替を許可する回数(制限回数)を設定するようにしてもよい。あるいは、店全体において1日に許可する両替の回数(制限回数)を設定するようにしてもよい。
このためには、両替券のコードCHDに、時間情報として、例えば両替券が発行された日時を含める。そして、精算装置30は、両替券のコードCHDの読み込みが行われると、コードCHDに含まれる両替券の発行日時から現在までの経過時間が、予め定められた一定時間を経過しているか否かについて判定する。
精算装置30は、一定時間を経過していなければ、両替モードを設定して両替処理を実行する。これに対して、精算装置30は、一定時間を経過していれば、両替モードを設定しないようにする。このような制御によって、両替券の使用を、両替券の発行時から一定時間内に制限できる。
そして、精算装置30は、両替券のコードCHDの読み込みが行われると、現在時刻がコードCHDに含まれる使用期限日時を経過しているか否かについて判定し、判定結果に応じて、両替処理を実行すべきか否かを決定すればよい。
具体例として、例えば、予め繁忙状態となることが予測される時間帯を両替禁止時間帯として登録装置20または精算装置30に登録しておく。そして、両替禁止時間帯となった場合には、例えば登録装置20に対する両替ボタン操作または精算装置30に対する両替指示操作が受け付けられないようにする。
あるいは、繁忙状態にあるか否かを登録装置20または精算装置30が判定するようにしてもよい。繁忙状態にあるか否かの判定は、登録装置20であれば、例えば単位時間における取引数が一定以上であるか否かについて判定すればよい。また、精算装置30であれば、繁忙状態にあるか否かの判定は、単位時間における精算処理数が一定以上であるか否かについて判定すればよい。
そして、繁忙状態にあると判定した場合に、例えば登録装置20に対する両替ボタン操作、または精算装置30に対する両替指示操作が受け付けられないようにする。
店舗が繁忙状態のときに精算装置30にて両替が行われると、客の精算待ちの時間が長くなってしまって好ましくない。そこで、上記のように繁忙状態のときに両替が禁止されるようにすれば、繁忙状態における客の精算待ちの時間が長くならないようにすることができる。
なお、両替が禁止となる時間帯については、POSシステムにおけるストアコントローラ10、登録装置20、精算装置30の少なくともいずれか1つに記憶されているようにすればよい。
また、タブレット端末(携帯端末)等により無線通信などで対象の装置(登録装置20、精算装置30など)と通信を行い、遠隔で禁止時間帯(例えば、12時から13時までを禁止する、その理由としては、ランチタイムの時間帯であるため弁当等を購入する客で混雑するため等)などの情報を記憶させるようにしてもよい。また、設定される時間帯としては、店が混雑する時間帯であり、例えば、昼(例えば、11時30分から13時30分までを禁止)、夕方(例えば、14時から16時までを禁止)、タイムセールが行われる時間帯等が想定される。
また、時間帯に基づく両替の禁止は、例えば精算装置30自体が判断して設定するようにしてもよいし、第1実施形態及び第2実施形態などであれば登録装置20が精算装置30への精算指示を行わないようにすることによっても実現できる。また、時間帯に基づく両替の禁止は、ストアコントローラ10が登録装置20または精算装置30に対して指示を行うようにしてもよい。
なお、時間帯で両替を禁止することに限らず、例えば、期間を設定し両替を禁止するようにしてもよい。例えば、シーズンごとに行われるセールが開催される繁忙期の期間(例えば月単位、または複数月の設定、隔月設定など)や年末年始などにおける売り出しの期間などのように、例えば、週単位、隔週、あるいは、日、曜日等による設定が行われてもよい。
そこで、本実施形態の変形例として、例えば両替モードを一定条件のもとで中止させることができるようにしてもよい。
一例として、登録装置20に対して店員が両替モードの中止の操作を行うと、操作に応じて精算装置30にて設定されていた両替モードが中止されるようにしてもよい。この場合、登録装置20は、両替モードの中止の操作に応じて、両替モード中止要求を精算装置30に送信すればよい。精算装置30は、両替モード中止要求の受信に応じて、これまで設定していた両替モードを中止し、例えば精算待機モードに移行する。
あるいは、精算装置30が、両替モードを設定してから両替処理が終了することなく一定時間を経過した場合に、両替モードを中止するように制御を行ってもよい。
また、精算装置30が、両替モードを設定してから両替処理が終了することなく一定時間を経過した場合には、例えばサインポール311によりその旨を警告するようにしてもよい。そして、サインポール311による警告に気付いた店員が登録装置20に対して、両替モードの中止を指示する操作を行うようにしてもよい。
具体例として、例えば1万円札1枚を千円札10枚に交換するという両替は頻繁に行われることから、精算装置30においては、千円札が不足しがちになる。そこで、精算装置30は、1万円札1枚の両替に際しては、千円札5枚と五千円札1枚という内訳による両替を行うように制限を行う。これにより、千円札が不足する状況が起こりにくくなる。
そのうえで、精算装置30は、特定金種の格納枚数に応じて、両替における金種の内訳を変更してもよい。具体例として、精算装置30は、例えば千円札の格納枚数が一定以上のときには1万円札1枚を千円札10枚に両替するというパターンとし、千円札の格納枚数が一定未満となることに応じて、1万円札1枚を千円札5枚と五千円札1枚とに両替するというパターンとしてもよい。
また、これまでにおいては、登録装置20と精算装置30とが、LAN11経由で直接的に通信を行う場合を例に挙げて説明した。しかし、登録装置20と精算装置30との間の通信は、他のサーバなどの装置を介して間接的に行われてもよい。この場合、登録装置20と精算装置30との間の通信を介する装置は、図1に示したストアコントローラ10であってもよいし、図1に示していない他の装置であってもよい。
これにより、登録装置20と精算装置30とが分離された構成のPOSシステムにおいて、店員が精算装置30に赴いて操作を行うことなく、客の所持金についての両替が行われるようにすることができる。
精算装置、201 CPU 、202 記憶部、203 RAM、204 スキャナ部
、205 店員用表示部、205a 客用表示部、206 操作部、207 通信部、2
08 ブザー、209 印刷部、301 CPU、302 記憶部、303 RAM、3
04 スキャナ部、305 表示部、306 操作部、307 通信部、308 ブザー
、309 印刷部、310 決済部、311 サインポール、312 人感知センサ
Claims (4)
- 商品の登録を行う登録装置と、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置とを有する商品販売データ処理システムであって、
登録装置に対する操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示手段と、
前記両替指示手段による両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替手段と、
前記両替指示手段の表示を行う表示手段とを備え、
前記両替指示手段は、前記表示手段により表示された両替が可能な状態の精算装置のうちから選択された精算装置を両替対象として指定して両替指示を行う
商品販売データ処理システム。 - 前記登録装置において、精算装置の両替に関する状態についての通知が行われるようにする状態通知手段をさらに備える
請求項1に記載の商品販売データ処理システム。 - 商品の登録を行う登録装置としての第1コンピュータと、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置としての第2コンピュータとを有する商品販売データ処理システムに対応し、
前記第1コンピュータを、登録装置に対する操作または客が行う精算装置への操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示手段として機能させ、
前記第2コンピュータを、前記両替指示手段による両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替手段として機能させ、
前記第1コンピュータを、前記両替指示手段の表示を行う表示手段として機能させるためのプログラムであって、
前記両替指示手段は、前記表示手段により表示された両替が可能な状態の精算装置のうちから選択された精算装置を両替対象として指定して両替指示を行う
プログラム。 - 商品の登録を行う登録装置と、前記登録装置からの精算指示に基づいて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う精算装置とを有する商品販売データ処理システムにおける商品販売データ処理方法であって、
登録装置に対する操作に応じて、精算装置に対して両替指示を行う両替指示ステップと、
前記両替指示ステップによる両替指示に応じて精算装置にて両替を行う両替ステップと、
前記両替指示ステップによる両替指示が行われるようにするための表示を行う表示ステップとを備え、
前記両替指示ステップは、前記表示ステップにより表示された両替が可能な状態の精算装置のうちから選択された精算装置を両替対象として指定して両替指示を行う
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