JP6799928B2 - 脱墨処理方法および古紙再生処理装置 - Google Patents
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Description
脱墨部から槽外へ排出する脱墨排液量の測定操作において、パルプ混合液を脱墨部の測定基準液位まで供給した後にパルプ混合液の供給を一時停止して測定開始時とし、脱墨パルプ混合液の送出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として脱墨部へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨部内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨部に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して測定損失量を求め、測定供給量に占める測定損出量の割合である損失割合を制御指標値とし、空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過剰であると判断し、脱墨部への空気供給量を低減し、制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過少であると判断し、脱墨部への空気供給量を増加することを特徴とする。
本発明の脱墨処理方法は、複数の処理部で構成する古紙再生処理系において、一つの処理部をなす脱墨部で、気泡となす空気の供給下にパルプ混合液を脱墨処理しつつ脱墨排液を泡沫として槽外へ排出し、脱墨した脱墨パルプ混合液を脱墨部から次工程に送出し、
脱墨部から槽外へ排出する脱墨排液量の測定操作において、パルプ混合液を脱墨部の測定基準液位まで供給した後にパルプ混合液の供給を一時停止して測定開始時とし、脱墨パルプ混合液の送出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として脱墨部へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨部内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨部に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して測定損失量を求め、測定損失量を測定開始時から測定終了時までに経過した測定時間で除算した単位時間当たりの損失量を制御指標値とし、空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過剰であると判断し、脱墨部への空気供給量を低減し、制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過少であると判断し、脱墨部への空気供給量を増加することを特徴とする。
本発明の脱墨処理方法において、測定操作と空気量制御操作を繰り返して脱墨部から排出する脱墨排液量を適正量に収斂させることを特徴とする。
本発明の古紙再生処理装置は、古紙再生処理系を構成する複数の処理部と、各処理部を制御する制御部を備え、処理部の一つをなす脱墨部は、脱墨槽と、測定基準液位を検出する液位検出部と、パルプ混合液を脱墨槽に供給する供給ポンプと、脱墨した脱墨パルプ混合液を脱墨槽から送出する送出ポンプと、脱墨槽内に配置した気泡放出装置と、気泡放出装置に空気を供給する空気供給装置を有し、気泡となす空気の供給下にパルプ混合液を脱墨処理しつつ脱墨排液を泡沫として槽外へ排出し、制御部は、脱墨槽から排出する脱墨排液量の測定操作において、供給ポンプによるパルプ混合液の供給によって槽内液位が測定基準液位に達したことを液位検出部で検出した時に供給ポンプを一時停止して測定開始時とし、送出ポンプよる脱墨パルプ混合液の排出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として供給ポンプによる脱墨槽へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨槽内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨槽に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨槽から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨槽から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して測定損失量を求め、測定損失量を測定開始時から測定終了時までに経過した測定時間で除算した単位時間当たりの損失量を制御指標値とし、空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨槽での泡沫の発生量が過剰であると判断し、空気供給装置の空気供給量を低減し、制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨槽での泡沫の発生量が過少であると判断し、空気供給装置の空気供給量を増加することを特徴とする。
本発明の古紙再生処理装置において、制御部は、測定操作と空気量制御操作を繰り返して空気供給装置の空気供給量を適正量に収斂させることを特徴とする。
制御部100には、脱墨装置10を制御する機能回路として、脱墨排液量の測定操作回路および空気量制御操作回路が設定されている。
[古紙再生処理]
図3に示すように、古紙再生処理装置1で古紙2から再生紙4を製造する工程では、古紙2を細断した紙材、もしくは細断していない定形状の紙材が紙材供給装置8によってパルパー装置6へ供給され、パルパー装置6において離解処理されてパルプ混合液が製造される。パルパー装置6で得られたパルプ混合液を繊維濃度が約2%〜4%になるまで希釈してパルプ混合液供給ポンプ20で脱墨装置10に供給し、さらに、希釈液供給ポンプ21で白水タンク18の白水を供給して、繊維濃度を0.5%〜0.6%に希釈する。
このようにして製造された湿紙は、湿紙脱水装置13で脱水された後、湿紙乾燥装置14で乾燥されて再生紙4が製造される。この再生紙4は仕上装置15で仕上げられた後に、古紙再生処理装置1から排出される。
[脱墨処理]
脱墨装置10では、図2に示すように、パルプ混合液供給ポンプ20および希釈液供給ポンプ21によりパルプ混合液(希釈液を含む)が脱墨槽23内に導入されるとともに、パルプ混合液に脱墨剤が投入される。空気供給装置25から供給する空気が泡放出装置24の泡放出面から脱墨槽23内のパルプ混合液中に多数の微細な泡沫として放出され、パルプ混合液中の印刷用着色成分が泡沫に付着する。その後、泡沫は脱墨槽23内のパルプ混合液の液面に浮上し、受泡部26へ溢れ出る。
[脱墨排液処理]
脱墨排液処理装置17では、図1に示すように、受泡部26から取り出した脱墨排液が凝集槽27に流入する。この凝集槽27に流入した脱墨排液に凝集剤添加部28から凝集剤を供給する。
ろ過部29では、凝集槽27から排出する凝集処理液に含まれる浮遊物質(印刷用着色成分等)の凝集物をフィルタ36でろ過し、フィルタ36を透過したろ液がろ過部29の二次側に接続したろ液排出管37を通して排液タンク30に流入する。
6 パルパー装置
10 脱墨装置
12 抄紙装置
17 脱墨排液処理装置
20 パルプ混合液供給ポンプ
22 脱墨パルプ混合液送出ポンプ
23 脱墨槽
26 受泡部
27 凝集槽
28 凝集剤添加部
29 ろ過部
30 排液タンク
31 消泡羽根
32 撹拌羽根
36 フィルタ
51 液位検出部
100 制御部
Y 測定供給量
X 測定送出量
α 測定損失量
Claims (10)
- 複数の処理部で構成する古紙再生処理系において、一つの処理部をなす脱墨部で、気泡となす空気の供給下にパルプ混合液を脱墨処理しつつ脱墨排液を泡沫として槽外へ排出し、脱墨した脱墨パルプ混合液を脱墨部から次工程に送出し、
脱墨部から槽外へ排出する脱墨排液量の測定操作において、パルプ混合液を脱墨部の測定基準液位まで供給した後にパルプ混合液の供給を一時停止して測定開始時とし、脱墨パルプ混合液の送出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として脱墨部へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨部内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨部に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して求めた測定損失量を制御指標値とし、
空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過剰であると判断し、脱墨部への空気供給量を低減し、
制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過少であると判断し、脱墨部への空気供給量を増加することを特徴とする脱墨処理方法。 - 複数の処理部で構成する古紙再生処理系において、一つの処理部をなす脱墨部で、気泡となす空気の供給下にパルプ混合液を脱墨処理しつつ脱墨排液を泡沫として槽外へ排出し、脱墨した脱墨パルプ混合液を脱墨部から次工程に送出し、
脱墨部から槽外へ排出する脱墨排液量の測定操作において、パルプ混合液を脱墨部の測定基準液位まで供給した後にパルプ混合液の供給を一時停止して測定開始時とし、脱墨パルプ混合液の送出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として脱墨部へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨部内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨部に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して測定損失量を求め、測定供給量に占める測定損出量の割合である損失割合を制御指標値とし、
空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過剰であると判断し、脱墨部への空気供給量を低減し、
制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過少であると判断し、脱墨部への空気供給量を増加することを特徴とする脱墨処理方法。 - 複数の処理部で構成する古紙再生処理系において、一つの処理部をなす脱墨部で、気泡となす空気の供給下にパルプ混合液を脱墨処理しつつ脱墨排液を泡沫として槽外へ排出し、脱墨した脱墨パルプ混合液を脱墨部から次工程に送出し、
脱墨部から槽外へ排出する脱墨排液量の測定操作において、パルプ混合液を脱墨部の測定基準液位まで供給した後にパルプ混合液の供給を一時停止して測定開始時とし、脱墨パルプ混合液の送出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として脱墨部へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨部内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨部に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨部から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して測定損失量を求め、測定損失量を測定開始時から測定終了時までに経過した測定時間で除算した単位時間当たりの損失量を制御指標値とし、
空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過剰であると判断し、脱墨部への空気供給量を低減し、
制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨部での泡沫の発生量が過少であると判断し、脱墨部への空気供給量を増加することを特徴とする脱墨処理方法。 - 測定操作と空気量制御操作を繰り返して脱墨部から排出する脱墨排液量を適正量に収斂させることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の脱墨処理方法。
- 測定基準液位は、脱墨部の槽内に設けた液位検出部で検出し、
測定供給量および測定送出量は、ポンプの定格吐出量と稼働時間との積として算出し、もしくは流量計で計測することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の脱墨処理方法。 - 古紙再生処理系を構成する複数の処理部と、各処理部を制御する制御部を備え、処理部の一つをなす脱墨部は、脱墨槽と、測定基準液位を検出する液位検出部と、パルプ混合液を脱墨槽に供給する供給ポンプと、脱墨した脱墨パルプ混合液を脱墨槽から送出する送出ポンプと、脱墨槽内に配置した気泡放出装置と、気泡放出装置に空気を供給する空気供給装置を有し、気泡となす空気の供給下にパルプ混合液を脱墨処理しつつ脱墨排液を泡沫として槽外へ排出し、
制御部は、脱墨槽から排出する脱墨排液量の測定操作において、供給ポンプによるパルプ混合液の供給によって槽内液位が測定基準液位に達したことを液位検出部で検出した時に供給ポンプを一時停止して測定開始時とし、送出ポンプよる脱墨パルプ混合液の排出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として供給ポンプによる脱墨槽へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨槽内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨槽に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨槽から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨槽から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して求めた測定損失量を制御指標値とし、
空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨槽での泡沫の発生量が過剰であると判断し、空気供給装置の空気供給量を低減し、
制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨槽での泡沫の発生量が過少であると判断し、空気供給装置の空気供給量を増加することを特徴とする古紙再生処理装置。 - 古紙再生処理系を構成する複数の処理部と、各処理部を制御する制御部を備え、処理部の一つをなす脱墨部は、脱墨槽と、測定基準液位を検出する液位検出部と、パルプ混合液を脱墨槽に供給する供給ポンプと、脱墨した脱墨パルプ混合液を脱墨槽から送出する送出ポンプと、脱墨槽内に配置した気泡放出装置と、気泡放出装置に空気を供給する空気供給装置を有し、気泡となす空気の供給下にパルプ混合液を脱墨処理しつつ脱墨排液を泡沫として槽外へ排出し、
制御部は、脱墨槽から排出する脱墨排液量の測定操作において、供給ポンプによるパルプ混合液の供給によって槽内液位が測定基準液位に達したことを液位検出部で検出した時に供給ポンプを一時停止して測定開始時とし、送出ポンプよる脱墨パルプ混合液の排出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として供給ポンプによる脱墨槽へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨槽内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨槽に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨槽から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨槽から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して測定損失量を求め、測定供給量に占める測定損出量の割合である損失割合を制御指標値とし、
空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨槽での泡沫の発生量が過剰であると判断し、空気供給装置の空気供給量を低減し、
制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨槽での泡沫の発生量が過少であると判断し、空気供給装置の空気供給量を増加することを特徴とする古紙再生処理装置。 - 古紙再生処理系を構成する複数の処理部と、各処理部を制御する制御部を備え、処理部の一つをなす脱墨部は、脱墨槽と、測定基準液位を検出する液位検出部と、パルプ混合液を脱墨槽に供給する供給ポンプと、脱墨した脱墨パルプ混合液を脱墨槽から送出する送出ポンプと、脱墨槽内に配置した気泡放出装置と、気泡放出装置に空気を供給する空気供給装置を有し、気泡となす空気の供給下にパルプ混合液を脱墨処理しつつ脱墨排液を泡沫として槽外へ排出し、
制御部は、脱墨槽から排出する脱墨排液量の測定操作において、供給ポンプによるパルプ混合液の供給によって槽内液位が測定基準液位に達したことを液位検出部で検出した時に供給ポンプを一時停止して測定開始時とし、送出ポンプよる脱墨パルプ混合液の排出が測定開始時から所定時間経過した時点を供給再開時として供給ポンプによる脱墨槽へのパルプ混合液の供給を再開し、脱墨槽内のパルプ混合液の液位が測定基準液位に復帰した時点を測定終了時とし、供給再開時から測定終了時までに脱墨槽に供給したパルプ混合液量を測定供給量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨槽から送出した脱墨パルプ混合液量を測定送出量とし、測定開始時から測定終了時までに脱墨槽から排出した脱墨排液量を測定損失量とし、測定供給量から測定送出量を減算して測定損失量を求め、測定損失量を測定開始時から測定終了時までに経過した測定時間で除算した単位時間当たりの損失量を制御指標値とし、
空気量制御操作において、制御指標値が基準値より多い場合は、脱墨槽での泡沫の発生量が過剰であると判断し、空気供給装置の空気供給量を低減し、
制御指標値が基準値より少ない場合は、脱墨槽での泡沫の発生量が過少であると判断し、空気供給装置の空気供給量を増加することを特徴とする古紙再生処理装置。 - 制御部は、測定操作と空気量制御操作を繰り返して空気供給装置の空気供給量を適正量に収斂させることを特徴とする請求項6から8の何れか1項に記載の古紙再生処理装置。
- 制御部は、測定供給量および測定送出量として、供給ポンプおよび送出ポンプの定格吐出量と稼働時間との積、もしくは別途に設けた流量計の計測値を用いることを特徴とする請求項6から8の何れか1項に記載の古紙再生処理装置。
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