JP6799615B2 - 情報処理装置、外部音再生方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を徐々にフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の再生モードよりも速く前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択するモード選択部と、
集音装置により収集された外部音を、前記モード選択部が選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させるスピーカー制御部と、
を備える情報処理装置である。
コンピュータが、
移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を徐々にフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の再生モードよりも速く前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択する工程と、
集音装置により収集された外部音を、選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させる工程と、
を含む外部音再生方法である。
コンピュータを、
移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を徐々にフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の再生モードよりも速く前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択する手段、及び、
集音装置により収集された外部音を、選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させる手段、
として機能させるためのプログラムである。
地図データのデータ構造であって、
前記地図データ上の位置情報と、
前記位置情報毎に設定され、集音装置により集音された外部音を移動体の室内スピーカーにより再生する際の再生モードを示す再生モード情報と、
を有するデータ構造である。
〔機能構成〕
図1は、第1実施形態における情報処理装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。情報処理装置10は、移動体の室内または室外に取り付け可能な外付け型の装置である。また、情報処理装置10は、例えばECU(Electronic Control Unit)といった、移動体に組み込まれる装置であってもよい。また、情報処理装置10は、後述する各機能を実現するアプリケーションがインストールされた携帯型端末(例:スマートフォンやタブレット端末)であってもよい。図1に示されるように、情報処理装置10は、モード選択部12とスピーカー制御部14と、を備える。なお、以下の説明では、移動体が車両である場合を例示するが、移動体は車両に限定されない。
情報処理装置10の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、図3を用いて、情報処理装置10がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。図3は、情報処理装置10のハードウエア構成を例示する図である。
以下、図を用いて第1実施形態における情報処理装置10の具体的な動作例をいくつか説明する。
図4は、第1実施形態における情報処理装置10の第1の動作例を示すフローチャートである。第1の動作例では、モード選択部12が、自車両の位置情報を取得し、その自車両の位置情報に基づいて、第1の再生モードまたは第2の再生モードのいずれかを選択する。
図6は、第1実施形態における情報処理装置10の第2の動作例を示すフローチャートである。第2の動作例では、モード選択部12が、外部音の再生モードの選択操作を受け付けるスイッチ1103を有し、当該スイッチ1103で受け付けた選択操作に基づいて、第1の再生モードまたは第2の再生モードのいずれかを選択する。
本実施形態は、以下の点を除き、第1実施形態と同様の構成を有する。
図7は、第2実施形態における情報処理装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。図7に示されるように、本実施形態の情報処理装置10は、第1実施形態の構成に加え、バッファ部16および音解析部18を更に備える。
本実施形態の情報処理装置10は、第1実施形態と同様に、図3に示されるようなハードウエア構成を備える。本実施形態のストレージデバイス108は、バッファ部16および音解析部18の機能を実現するプログラムモジュールを更に記憶しており、プロセッサ104がこれらのプログラムモジュールを実行することにより、バッファ部16および音解析部18の機能が実現される。具体的には、プロセッサ104は、バッファ部16の機能を実現するプログラムモジュールを実行して、集音装置20から取得した音のデータを、例えばメモリ106にバッファリングする。また、プロセッサ104は、音解析部18の機能を実現するプログラムモジュールを実行して、メモリ106などにバッファリングされた音のデータを読み出し、解析アルゴリズムを用いて音のデータから様々な解析結果を得る。
以下、図8を用いて第2実施形態における情報処理装置10の具体的な動作例を説明する。図8は、第2実施形態における情報処理装置10の動作例を示すフローチャートである。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を第1の速度でフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択するモード選択部と、
集音装置により収集された外部音を、前記モード選択部が選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させるスピーカー制御部と、
を備える情報処理装置。
2.
前記モード選択部は、前記移動体の位置情報を取得し、当該取得した位置情報に基づいて前記第1の再生モードまたは前記第2の再生モードのいずれかを選択する、
1.に記載の情報処理装置。
3.
前記モード選択部は、
前記移動体の位置情報が第1特定エリア及び第2特定エリアのいずれかに対応する位置であるかを判定し、
前記移動体の位置情報が前記第1特定エリアに対応する位置を示す場合、前記第1の再生モードを選択し、前記移動体の位置情報が前記第2特定エリアに対応する位置を示す場合、前記第2の再生モードを選択する、
2.に記載の情報処理装置。
4.
前記第1特定エリアは、観光地、海、又は森林の周辺エリアであり、
前記第2特定エリアは、交通事故多発地点、見通しの悪い地点、人通りの多い地点、又は、学校施設や公園の周辺エリアである、
3.に記載の情報処理装置。
5.
前記モード選択部は、
前記外部音の再生モードの選択操作を受け付けるスイッチを有し、
前記スイッチで受け付けた選択操作に基づいて、前記第1の再生モードまたは前記第2の再生モードのいずれかを選択する、
1.に記載の情報処理装置。
6.
前記スピーカー制御部は、前記移動体の位置情報に基づいて、前記外部音の再生を開始するタイミングを制御する、
1.〜5.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
7.
前記集音装置により収集された前記外部音をバッファリングするバッファと、
前記バッファにバッファリングされた前記外部音を解析する音解析部と、
を更に備え、
前記スピーカー制御部は、
前記音解析部の解析結果に基づいて、特定の音源が検出されたか否かを判定し、
前記特定の音源が検出されたタイミングに応じて、前記外部音の再生を開始する、
1.〜5.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
8.
前記音解析部は、前記音源の種別を識別し、
前記モード選択部は、
前記音解析部により識別された前記音源の種別が特定環境音である場合に、前記第1の再生モードを選択し、
前記音解析部により識別された前記音源の種別が人または移動体である場合に、前記第2の再生モードを選択する、
7.に記載の情報処理装置。
9.
コンピュータが、
移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を第1の速度でフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択する工程と、
集音装置により収集された外部音を、選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させる工程と、
を含む外部音再生方法。
10.
コンピュータを、
移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を第1の速度でフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択する手段、及び、
集音装置により収集された外部音を、選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させる手段、
として機能させるためのプログラム。
11.
地図データのデータ構造であって、
前記地図データ上の位置情報と、
前記位置情報毎に設定され、集音装置により集音された外部音を移動体の室内スピーカーにより再生する際の再生モードを示す再生モード情報と、
を有するデータ構造。
Claims (6)
- 移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を第1の速度でフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択するモード選択部と、
集音装置により収集された外部音を、前記モード選択部が選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させるスピーカー制御部と、
を備え、
前記モード選択部は、前記移動体の位置情報を取得し、当該取得した位置情報に基づいて前記第1の再生モードまたは前記第2の再生モードのいずれかを選択する、
情報処理装置。 - 前記モード選択部は、
前記移動体の位置情報が第1特定エリア及び第2特定エリアのいずれかに対応する位置であるかを判定し、
前記移動体の位置情報が前記第1特定エリアに対応する位置を示す場合、前記第1の再生モードを選択し、前記移動体の位置情報が前記第2特定エリアに対応する位置を示す場合、前記第2の再生モードを選択する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1特定エリアは、観光地、海、又は森林の周辺エリアであり、
前記第2特定エリアは、交通事故多発地点、見通しの悪い地点、人通りの多い地点、又は、学校施設や公園の周辺エリアである、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記スピーカー制御部は、前記移動体の位置情報に基づいて、前記外部音の再生を開始するタイミングを制御する、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータが、
移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を第1の速度でフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択する工程であって、前記移動体の位置情報を取得し、当該取得した位置情報に基づいて前記第1の再生モードまたは前記第2の再生モードのいずれかを選択する工程と、
集音装置により収集された外部音を、選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させる工程と、
を含む外部音再生方法。 - コンピュータを、
移動体の外部で発生した外部音の再生開始時に前記外部音を第1の速度でフェードインさせる第1の再生モードと、前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記外部音をフェードインさせる第2の再生モードのうちのいずれかの再生モードを選択する手段であって、前記移動体の位置情報を取得し、当該取得した位置情報に基づいて前記第1の再生モードまたは前記第2の再生モードのいずれかを選択する手段、及び、
集音装置により収集された外部音を、選択した前記再生モードのフェードイン速度で前記移動体の室内スピーカーから再生させる手段、
として機能させるためのプログラム。
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