JP6799402B2 - キャンバスボードおよびホルダ装置 - Google Patents
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Description
そして、シート材を木枠に固定する場合、シート材の外周縁部を引っ張って張力を与えた状態としてシート材の外周縁部を釘により木枠に打ち付けて固定するのが最も一般的である。しかし、このような作業は、時間および手間を要するとともに、シート材に皺が入らないように所定の張力を与えて張るのに技術を要する。
この従来技術は、キャンバス張り枠の外周縁部に止め具用溝が形成され、キャンバスの上から止め具をキャンバスと共に止め具用溝に突き刺して、キャンバスの外周を固定する構造となっている。したがって、止め具を突き刺す際に、キャンバスに張力を与えることができ、引っ張りながら釘を打つのと比較して、作業が容易である。
このように、従来、絵などの画像が描かれたシート材を外枠部材に固定して飾る場合、1個1個が手作業であり、かつ、その作業に時間を要するため、大量生産が難しかった。
表面側を描画面とするシート材と、
前記描画面の裏面外周に沿う枠状に形成された外枠部材と、
を備え、前記シート材の外周縁部を前記外枠部材に固定して前記描画面を飾るようにしたキャンバスボードであって、
前記外枠部材の前記描画面とは反対方向に突出された複数の係合部材と、
前記シート材の前記描画面の外周に連続して設けられ、前記外枠部材の裏側に沿って折り返され、前記係合部材が挿通された複数の係合穴を備えた外周折返し片と、
前記外周折返し片を押圧して前記描画面に張力を付与した状態で前記係合部材に固定可能な固定部材と、
を備えることを特徴とするキャンバスボードとした。
また、本発明のホルダ装置は、
シート材の外周を保持するホルダ装置であって、
枠状に形成され、裏面側に全周に亘って嵌合溝が形成された外枠部材と、
この外枠部材の前記嵌合溝内に立設され、前記シート材の外周に係合する係合部材と、
前記嵌合溝との間に前記シート材を挟んで嵌合可能な枠状に形成された嵌合枠部材と、
この嵌合枠部材に設けられ、前記嵌合枠部材を前記嵌合溝に嵌合させたときに、前記係合部材と嵌合し、前記外枠部材と前記嵌合枠部材とを結合する結合部材と、
を備えることを特徴とするホルダ装置とした。
したがって、外枠部材の係合部材をシート材の係合穴に挿通することでシート材と外枠部材との相対的な位置決めを行うことができ位置決め作業が容易である。また、係合穴から露出した係合部材に固定部材を固定するため、シート材に隠れた係合部材に対して固定するのと比較して、作業が容易である。
以上のように、位置決め作業および固定作業が容易であるため、作業性に優れ、大量生産も容易となる。
また、本発明のホルダ装置では、上記の外枠部材の複数の係合部材に対して固定部材を固定する作業は、外枠部材の嵌合溝に対して、嵌合枠部材を嵌め合わせる1回の作業で行うことができ、より一層作業性が向上し、大量生産も、さらに容易となる。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1のキャンバスボードAの構成を説明する。
この実施の形態1のキャンバスボードAは、シート材10(図6A参照)と、外枠部材20(図1A、図1B参照)と、嵌合枠部材30(図2A、図2B参照)と、脚部材40(図3A〜図3C参照)と、を備える。すなわち、このキャンバスボードAは、絵などの画像がプリントされたシート材10の描画面11(図4B参照)を、室内などに飾ることを可能とするものである。
まず、シート材10について説明する。
シート材10は、一般に「キャンバス」と称される綿や麻などを素材とする厚手の生地により形成され、図6Aに示すように、本体部12、外周折返し片13a,13b,13c,13d、隙間折返し片14a,14bを備える。なお、図6Aは、シート材10の裏面側を示している。また、シート材10の表面側は、本体部12の表側の描画面11のみならず各外周折返し片13a〜13d、各隙間折返し片14a,14bの表面側にも、描画面11から連続する画像がプリントされている。なお、以下、外周折返し片13a〜13dの説明にあたり、4枚の各折返し片13a〜13dの特定のものを指さずに総称する場合は、その符号として単に13と表記する。また、隙間折返し片14a,14bについても同様に、特定のものを指さずに総称する場合は、その符号として14と表記する。
外周折返し片13a〜13dは、本体部12の四辺に連続して本体部12の外側に設けられており、その長手方向の寸法L1は、本体部12の各辺と同寸法に形成されている。また、各折返し片13には、複数の係合穴15が円形に開口されている。この係合穴15は、本実施の形態1では、1枚の外周折返し片13に、3個形成されているが、その数は、これに限定されるものではない。
ホルダ装置C(図4A参照)は、描画面11に引張力を与えた状態でシート材10の外周を固定し支持するものであり、樹脂製の外枠部材20と嵌合枠部材30とを備える。
縦枠21a,21cおよび横枠21b,21dは、それぞれ、図4Aに示すように、前面板22、外壁23、内壁24により、略U字断面形状に形成されている。よって、外枠部材20は、組立時に描画面11とは反対側となる裏面に、描画面11側に凹んだ形状の嵌合溝25が、全周に亘って形成されている。
なお、前面板22の表面側(図4Aにおいて矢印F方向)は、外枠部材20によりシート材10を支持した際に、シート材10の裏面側に対向して配置される。
保持用凹部38aは、後述する脚部材40の本体41と嵌合して保持するリブ構造を備える。
操作用凹部38bは、脚部材40を取り外す操作を行うためのもので、保持用凹部38aよりも横方向および深さ方向に大きく形成されている。したがって、脚部材40を操作用凹部38bに押込むことで、脚部材40を保持用凹部38aから取り外すことができる。
次に、脚部材40について説明する。
脚部材40は、外枠部材20および嵌合枠部材30と同様に、樹脂製のもので、図3A、図3B、図3Cに示すように、本体41と係合片42とストッパ部43とを備える。
本体41は、円柱棒状に形成されている。
係合片42は、本体41の基端部において周方向の4箇所から外径方向に突出した板状に形成されている。
ストッパ部43は、係合片42の長手方向の中間位置において、本体41の外径方向に環状に形成されている。
次に、実施の形態1の作用としてキャンバスボードの組み立て手順を、順を追って説明する。
(シート材切断工程)
まず、図5に示すシート材10の原材料布Bの表面に、予め所定の画像をプリントする。この画像の大きさは、図5において点線により区画された領域10a毎に行う。なお、この領域10aの布材を使用して、1枚のシート材10を形成する。そして、本実施の形態1では、この画像は、シート材10の本体部12の描画面11となる領域のみならず、各外周折返し片13および隙間折返し片14a,14bとなる領域にも連続的にプリントする。
また、この切断時に、本体部12の外周と各外周折返し片13との境界の位置および左右の外周折返し片13a,13cと隙間折返し片14aとの境界部分に、折り返しを容易とするために折り目を付ける加工を行うとより好ましい。
次に、図6Bに示すように、シート材10の裏面側に、外枠部材20を配置する。この際、外枠部材20の外周縁の位置を、シート材10の本体部12の外周縁の位置に一致するよう位置決めを行う。
次に、図6Eに示すように、嵌合枠部材30を、シート材10の各外周折返し片13の上から外枠部材20の嵌合溝25に嵌め合わせる。この時、嵌合枠部材30に立設された各嵌合ピン37(図2B参照)を、外枠部材20の係合部材27の嵌合用孔27aに嵌合させ、外枠部材20と嵌合枠部材30とを一体的に結合し固定する。
また、シート材10にプリントされた画像は、本体部12から各外周折返し片13に連続して設けられ、かつ、各外周折返し片13の外周端縁が嵌合枠部材30により覆い隠されるため、キャンバスボードAの端縁部の外観品質に優れる。したがって、キャンバスボードAの側面を額縁などにより覆う必要はない。
以上のようにして作成されたキャンバスボードAは、シート材10の描画面11にプリントされた画像を、インテリアなどとして飾ることができる。
このディスプレイの仕方としては、キャンバスボードAを、起立状態でディスプレイすることができるとともに、壁などにかけてディスプレイすることができる。
この場合、図3B、図3Cに示す脚部材40の基端部(図において上端部)を、嵌合枠部材30に形成された脚挿入用穴39に挿入し、図4Aに示すように、嵌合枠部材30に対して起立した状態で固定する。すなわち、前述したように、脚部材40の本体41を、ストッパ部43が嵌合状態となるまで本体穴39aに差し込むとともに、十字状の4箇所の係合片42を、それぞれ係合穴39bに差し込む。
この場合、2通りの方法がある。
第1のディスプレイ方法は、係合ブラケット35を用いる方法である。
すなわち、図6Eに二点鎖線により示すように、紐50を、係合ブラケット35の穴35aに挿通し、結びつけたり抜け止めを設けたりする。そして、この紐50を、図示を省略した壁などに設けたピンなどに引っ掛けて、このキャンバスボードAを、壁にディスプレイすることができる。
すなわち、壁などに打ちつけた釘、ピンなどに係止用穴231を引っ掛けることで、キャンバスボードを、壁などに掛けて飾ることができる。
次に、キャンバスボードAを並べて飾る場合を説明する。
前述のように、シート材10の描画面11には、画像がプリントされている。この描画面11の画像は、複数のキャンバスボードAのそれぞれで共通の画像としてもよいが、複数のキャンバスボードAを並列に並べたときに繋がるように、それぞれ異なる画像とすることもできる。
以下に、実施の形態1のキャンバスボードAの効果を列挙する。
1)実施の形態1のキャンバスボードAは、
表面側を描画面11とするシート材10と、
描画面11の外周の裏面外周に沿う枠状に形成された外枠部材20と、
を備え、シート材10の外周縁部を外枠部材20に固定して描画面11を飾るようにしたキャンバスボードであって、
外枠部材20の描画面11とは反対方向に突出された複数の係合部材27と、
シート材10の描画面11の外周に連続して設けられ、外枠部材20の裏側に沿って折り返され、係合部材27が挿通された複数の係合穴15を備えた外周折返し片13と、
外周折返し片13を押圧して描画面11に張力を付与した状態で係合部材27に結合可能な固定部材としての嵌合枠部材30および嵌合ピン37と、
を備えることを特徴とする。
したがって、外枠部材20の係合部材27をシート材10の係合穴15に挿通することでシート材10の外枠部材20に対する位置決めを行うことができ位置決め作業が容易である。また、係合穴15から露出した係合部材27に嵌合枠部材30を固定するため、シート材10に隠れた係合部材27に対して固定するのと比較して、作業が容易である。
よって、従来よりも大量生産が可能となる。
外枠部材20の表面側である前面板22は、外周縁部が内周縁部よりも描画面11側に配置されたテーパ状に形成されていることを特徴とする。
したがって、固定部材としての嵌合枠部材30によりシート材10に引張力を与えた際に、シート材10の端縁部が、外枠部材20の前面板22の外周縁部に線接触し、凹凸や皺が生じることなく、描画面11を保持することができ、高い外観品質を得ることができる。
外枠部材20は、描画面11とは反対側に描画面11側に凹状の嵌合溝25を全周に亘って備えるとともに、嵌合溝25の底部に係合部材27が立設され、
固定部材として、嵌合溝25との間に外周折返し片13を挟んで嵌合可能であるとともに、嵌合溝25に嵌合した状態で外周折返し片13を押圧して引張力を与える嵌合枠部材30と、この嵌合枠部材30に一体に設けられ、嵌合枠部材30を嵌合溝25に嵌合したときに係合部材27に嵌合する嵌合ピン37と、を備えることを特徴とする。
したがって、シート材10の外周折返し片13を外枠部材20の嵌合溝25側に折り返した状態で、嵌合溝25に嵌合枠部材30を嵌め合わせるだけの一回の作業で、シート材10に引張力を与えるとともに、係合部材27と嵌合ピン37とを結合し、シート材10と外枠部材20と嵌合枠部材30とを固定できる。
よって、さらに作業性が高くなり、より大量生産が可能となる。
加えて、シート材10と係合する係合部材27などの突起部分が、嵌合枠部材30により覆い隠されるため、作業中ならびに作業後の運搬時や展示時に、これらの突起部分に人が触れる不具合が生じにくいとともに、外観品質にも優れる。
係合部材27は、軸心部に嵌合用孔27aを備えるとともに、シート材10の係合穴15に挿通可能な筒状に形成され、
嵌合ピン37は、嵌合用孔27aに嵌合可能なピン状に形成されていることを特徴とする。
したがって、外枠部材20の嵌合溝25に嵌合枠部材30を嵌め合わせるだけで、嵌合ピン37を嵌合用孔27aに嵌合させて両部材20,30の結合が可能であり、いっそう作業性に優れる。
嵌合枠部材30の少なくとも2箇所に、棒状の脚部材40を挿入可能であるとともに、この脚部材40の挿入状態で前記嵌合枠部材30を起立状態に維持可能な脚挿入用穴39が形成されていることを特徴とする。
したがって、脚部材40を脚挿入用穴39に挿入させて、嵌合枠部材30と共にキャンバスボードAを起立状態としてディスプレイすることが可能であり、使い勝手に優れる。
嵌合枠部材30は、脚部材40を保持可能な保持溝38を備えることを特徴とする。
したがって、脚部材40の不使用時には、脚部材40を保持溝38に保持させて嵌合枠部材30と一体的に取り扱うことができる。
よって、脚部材40の不使用時に脚部材40を嵌合枠部材30から離して保管するものと比較して、脚部材40を紛失しにくく、使い勝手に優れる。
シート材10の描画面11に連続して側面部分を形成する外周折返し片13まで画像をプリントしたことを特徴とする。
したがって、外周折返し片13の部分に画像をプリントしないものと比較して、キャンバスボードAの側面が露出していても見る人に違和感を与えにくく、額縁など側面を覆う構成が不要である。
しかも、このように額縁を不要とすることにより、複数のキャンバスボードAの画像を相互に連続させることも可能となり、新規なディスプレイ方法を提供することが可能となる。
複数のキャンバスボードAを連続して並設したことを特徴とする。
したがって、複数の描画面11を用いて、連続的な画像をディスプレイすることができる。
加えて、キャンバスボードAどうしを連結する連結部材を備えることもできる。
これにより、上記のように複数の描画面11を用いて、連続的な画像をディスプレイすることを容易とする。なお、連結部材としては、例えば、脚挿入用穴39を利用するなど、嵌合枠部材30に連結用穴を設け、隣り合うキャンバスボードの連結用穴どうしに、U字状の連結部材を差し込んで連結することができる。あるいは、隣り合うキャンバスボードの外枠部材20,20どうしを挟み込んで両外枠部材20,20を一体的に結合可能なバインダを用いて連結することができる。
シート材10の外周を保持するホルダ装置であって、
枠状に形成され、裏面側の全周に亘って嵌合溝25が形成された外枠部材20と、
この外枠部材20の嵌合溝25内に立設されて、シート材10の外周に係合する係合部材27と、
嵌合溝25との間にシート材10を挟んで嵌合可能な枠状に形成された嵌合枠部材30と、
この嵌合枠部材30に設けられ、嵌合枠部材30を嵌合溝25に嵌合させたときに、係合部材27と嵌合し、外枠部材20と嵌合枠部材30とを結合する嵌合ピン37と、
を備えることを特徴とする。
したがって、上記3)で述べたように一回の作業で、シート材10に引張力を与えることができるとともに、係合部材27と嵌合ピン37とを結合し、シート材10と外枠部材20と嵌合枠部材30とを固定できる。
よって、ホルダ装置Cによりシート材10を展示可能に保持する作業性に優れ、大量生産が可能となる。
さらに、外枠部材20および嵌合枠部材30を樹脂製としているため、ホルダ装置Cも大量生産が可能である。
次に、他の実施の形態について説明する。
なお、他の実施の形態の説明において、実施の形態1と共通する構成には実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明する。
図7は、実施の形態2のキャンバスボードにおいてホルダ装置を構成する外枠部材220の背面図であり、図8は、実施の形態2のキャンバスボードにおいてホルダ装置を構成する嵌合枠部材230の背面図である。
実施の形態2におけるホルダ装置は、実施の形態1と比較して、より広い面積のシート材(図示省略)を保持できるよう大型化したものである。
このような構成の、実施の形態2にあっても、上述の1)〜9)の効果を奏する。
さらに、補強枠221を設けたことにより、ホルダ装置の変形を防止し、安定して継続的なディスプレイを行うことができる。
11 描画面
13a,13b,13c,13d 外周折返し片
15 係合穴
20 外枠部材
25 嵌合溝
27 係合部材
27a 嵌合用孔
30 嵌合枠部材(固定部材)
37 嵌合ピン(固定部材)
38 保持溝(保持部)
39 脚挿入用穴
40 脚部材
220 外枠部材
230 嵌合枠部材
A キャンバスボード
C ホルダ装置
Claims (7)
- 表面側を描画面とするシート材と、
前記描画面の裏面外周に沿う枠状に形成された外枠部材と、
を備え、前記シート材の外周縁部を前記外枠部材に固定して前記描画面を飾るようにしたキャンバスボードであって、
前記外枠部材の前記描画面とは反対方向に突出された複数の係合部材と、
前記シート材の前記描画面の外周に連続して設けられ、前記外枠部材の裏側に沿って折り返され、前記係合部材が挿通された複数の係合穴を備えた外周折返し片と、
前記外周折返し片を押圧して前記描画面に張力を付与した状態で前記係合部材に固定可能な固定部材と、
を備えることを特徴とするキャンバスボード。 - 請求項1に記載のキャンバスボードにおいて、
前記外枠部材の表面側は、外周縁部が内周縁部よりも前記描画面側に配置されたテーパ状に形成されている
ことを特徴とするキャンバスボード。 - 請求項1または請求項2に記載のキャンバスボードにおいて、
前記外枠部材は、前記描画面とは反対側に前記描画面側に凹状の嵌合溝を全周に亘って備えるとともに、前記嵌合溝の底部に前記係合部材が立設され、
前記固定部材は、前記嵌合溝との間に前記外周折返し片を挟んで嵌合可能であるとともに、前記嵌合溝に嵌合した状態で前記外周折返し片を押圧して前記シート材に引張力を与える嵌合枠部材と、この嵌合枠部材に一体に設けられ、前記嵌合枠部材を前記嵌合溝に嵌合したときに前記係合部材に嵌合する結合部材と、を備える
ことを特徴とするキャンバスボード。 - 請求項3に記載のキャンバスボードにおいて、
前記係合部材は、軸心部に嵌合用孔を備えるとともに、前記シート材の前記係合穴に挿通可能な筒状に形成され、
前記結合部材は、前記嵌合用孔に嵌合可能なピン状に形成されている
ことを特徴とするキャンバスボード。 - 請求項3または請求項4に記載のキャンバスボードにおいて、
前記嵌合枠部材の少なくとも2箇所に、棒状の脚部材を挿入可能であるとともに、この脚部材の挿入状態で前記嵌合枠部材を起立状態に維持可能な脚挿入用穴が形成されている
ことを特徴とするキャンバスボード。 - 請求項5に記載のキャンバスボードにおいて、
前記嵌合枠部材は、前記脚部材を保持可能な保持部を備える
ことを特徴とするキャンバスボード。 - シート材の外周を保持するホルダ装置であって、
枠状に形成され、裏面側に全周に亘って嵌合溝が形成された外枠部材と、
この外枠部材の前記嵌合溝内に立設され、前記シート材の外周に係合する係合部材と、
前記嵌合溝との間に前記シート材を挟んで嵌合可能な枠状に形成された嵌合枠部材と、
この嵌合枠部材に設けられ、前記嵌合枠部材を前記嵌合溝に嵌合させたときに、前記係合部材と嵌合し、前記外枠部材と前記嵌合枠部材とを結合する結合部材と、
を備えることを特徴とするホルダ装置。
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