JP6798624B2 - 示差屈折率検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば液体クロマトグラフの検出器として使用される示差屈折率検出器に関するものである。
示差屈折率検出器の原理について説明する。示差屈折率検出器は、光源からフローセルに対して光を照射し、フローセルを通過した光を検出器で検出する。フローセルは隔壁で仕切られた試料溶液の流れる試料セルと参照溶液用の参照セルを備えており、光源からの光が試料セルと参照セルを透過して検出器に導かれるように配置されている(特許文献1参照。)。
フローセルを透過した光は検出器として設けられたホトダイオードなどの光電変換素子上に導かれ、スリットの像を結像する。フローセルに照射される測定光は、試料セルを流れる試料溶液の屈折率と参照セル用の参照溶液の屈折率が異なっているとフローセルにおいて屈折され、光電変換素子上に結像されるスリット像は所定位置から移動する。光電変換素子上に結像されるスリット像の移動距離は試料溶液の屈折率と参照溶液の屈折率の差によって決まり、スリット像の移動量を計測することによって試料溶液の屈折率変化が求められる。
光電変換素子は互いに隣接した一対の受光素子からなり、それら2つの受光素子の出力電流の差によってスリット像の移動量を検出するようになっている。すなわち、光源からの光が屈折することなくフローセルを透過する場合にそれら2つの受光素子の間の境界部分にスリット像が結像され、2つの受光素子の出力電流が等しくなるように調整される。光源からの光がフローセルで屈折し、それによってスリット像がいずれかの受光素子側へ変位すると、2つの受光素子の出力電流にその変位量に応じた差が生じるため、2つの受光素子の出力電流の差分をとることによってスリット像の変位量が求められ、それによってフローセルにおける屈折率変化を求めることができる。フローセルにおける屈折率変化と試料セルを流れる試料溶液の濃度の関係は予め実験によって求められた検量線などから関連付けられているため、2つの受光素子の検出信号の差分をとれば試料溶液の濃度が定量できる。
特開2010−48642号公報
上記の光電変換素子の構成では、スリット像が2つの受光素子の間の境界上に結像しているときはスリット像の変位量を検出することができるが、スリット像が2つの受光素子の間の境界を外れて一方の受光素子側に移動してしまうとスリット像の変位量を求めることはできない。したがって、従来の構成では、スリット像が2つの受光素子の間の境界から外れた位置まで変位するような高濃度の試料を測定することはできなかった。
液体クロマトグラフには、低濃度の試料を対象とする「分析」と、高濃度の試料を対象とし、分離カラムで分離された成分を検出器で検出しながらその検出信号に基づいて必要な成分を採取する「分取」がある。高濃度試料を使用する「分取」に「分析」用に最適化された示差屈折率検出器を使用すると、フローセルの屈折率変化が大きくなり、光電変換素子の2つの受光素子の間の境界から外れた位置までスリット像が変位し、その変位量を測定することができない。そのため、「分析」用に最適化された示差屈折率検出器を「分取」用の検出器として用いることは困難であった。
そこで、本発明は、検出感度を低下させることなく低濃度の試料から高濃度の試料まで測定を実行することができる示差屈折率検出器を提供することを目的とするものである。
本発明は、測定光を発する光源、試料溶液が流れる試料セルと参照溶液用の参照セルが隔壁を隔てて設けられ、試料セルの屈折率と参照セルの屈折率が異なるときに光源からの光を屈折させるフローセル、光源からの測定光をフローセルに照射してフローセルの試料セルと参照セルを透過させ、フローセルを透過した測定光のスリット像を結像させる光学系、及びフローセルを透過した測定光のスリット像の結像位置に受光面を備えた検出部を備え、スリット像が試料セルの屈折率の変化に応じて受光面上を一定方向に変位するように構成された示差屈折率検出器である。本発明に係る示差屈折率検出器では、検出部が、受光面に、複数の受光素子がスリット像の変位方向に連続して配置されてなる受光素子列を2列備え、受光素子の変位方向の幅はスリット像の幅よりも大きく、一方の受光素子列における隣接受光素子の間の境界とその境界に最も近い位置にある他方の受光素子列における隣接受光素子の間の境界が変位方向におけるスリット像の幅よりも小さい幅だけ変位方向にずれており、スリット像が両受光素子列上に及んで結像するように設定されている。そして、検出部の受光素子のうちいずれか一方の受光素子列において互いに隣接している一対の受光素子であってその境界上にスリット像が結像している一対の受光素子を測定受光素子対として選択するように構成された測定受光素子対選択部と、測定受光素子対の検出信号を取り込みそれらの受光素子の検出信号の差分によりスリット像の変位量を求めるように構成された演算部と、を備えている。
本発明の示差屈折率検出器では、検出部が、受光面に、複数の受光素子がスリット像の変位方向に連続して配置されてなる受光素子列を2列備え、受光素子の変位方向の幅はスリット像の幅よりも大きく、一方の受光素子列における隣接受光素子の間の境界とその境界に最も近い位置にある他方の受光素子列における隣接受光素子の間の境界が変位方向におけるスリット像の幅よりも小さい幅だけ変位方向にずれており、スリット像は両受光素子列上に及んで結像するようになっているので、一方の受光素子列における隣接受光素子の間の境界を越えてスリット像が変位した場合にも、そのスリット像は他方の受光素子列の隣接受光素子の間の境界上に位置することとなるため、そのスリット像の変位量を正確に測定することが可能となる。したがって、従来よりも高濃度の試料の正確な測定が可能である。さらに、検出部の受光素子のうちいずれか一方の受光素子列において互いに隣接している一対の受光素子であってその境界上にスリット像が結像している一対の受光素子を測定受光素子対として選択するように構成された測定受光素子対選択部、及び測定受光素子対の検出信号を取り込みそれらの受光素子の検出信号の差分によりスリット像の変位量を求めるように構成された演算部を備えているので、互いの境界上にスリット像が結像している一対の受光素子が自動的に検出され、それらの受光素子の検出信号の差分によりスリット像の変位量が自動的に求められるようになる。
示差屈折率検出器の一実施例を概略的に示す構成図である。 同実施例における検出部の受光素子の構成を概略的に示す検出部の受光面の平面図である。 同実施例の信号処理部の構成を示すブロック図である。 スリット像が図2の状態から変位した状態を説明するための検出部の受光面の平面図である。 スリット像が図4の状態からさらに変位した状態を説明するための検出部の受光面の平面図である。 示差屈折率検出器の他の実施例を概略的に示す構成図である。 示差屈折率検出器のさらに他の実施例を概略的に示す構成図である。 示差屈折率検出器のさらに他の実施例を概略的に示す構成図である。 示差屈折率検出器のさらに他の実施例を概略的に示す構成図である。 図2又は図6の構成を有する示差屈折率検出器の測定動作を示すフローチャートである。 図7又は図8の構成を有する示差屈折率検出器の測定動作を示すフローチャートである。
本発明にかかる示差屈折率検出器では、測定受光素子対選択部は、測定中において、検出部のすべての受光素子から検出信号を定期的に取り込み、選択中の一対の受光素子とは別の隣接する一対の受光素子の境界上にスリット像が結像していることがその検出信号から検出されたときは、当該一対の受光素子を新たな測定受光素子対とするように構成されていてもよい。これにより、スリット像の変位が大きくなって現在使用している一対の受光素子対の境界を超える前に、新たな一対の受光素子を測定受光素子対として選択することができる。
また、測定中に演算部によって求められるスリット像の変位量の時間変化に基づいて次に測定受光素子対として選択すべき一対の受光素子を予測するように構成された測定受光素子対予測部をさらに備え、測定受光素子対選択部は、測定中において、測定受光素子対予測部により予測された一対の受光素子の検出信号を定期的に取り込み、その検出信号から当該一対の受光素子の境界上にスリット像があることが検出されたときに、当該一対の受光素子を新たな測定受光素子対とするように構成されていてもよい。これにより、測定受光素子対の切り換えのためにすべての受光素子の検出信号を定期的に取り込んで監視しておく必要がないので、信号処理を簡単にすることができる。
演算部は、前記測定受光素子対をなす受光素子の検出信号の差分値をそれらの検出信号の加算値で除算した値をスリット像の変位量の演算に使用するように構成されていることが好ましい。そうすれば、光源の光量変化の影響や試料の吸収に起因した受光素子の受光光量の変化による影響を除去することができ、測定精度の向上とノイズの低減を図ることができる。
図1を用いて示差屈折率検出器の一実施例を説明する。
この実施例の示差屈折率検出器は、検出器本体1と演算制御装置18で構成されている。演算制御装置18は検出器本体1の動作管理のほか、検出器本体1で得られた信号に基づく演算処理やその演算結果の表示部への表示を行なうものである。この示差屈折率検出器を操作する操作者は演算制御装置18に設けられた入力機器を介して測定条件等の情報を入力する。演算制御装置18は、例えば検出器本体1に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)又は専用のコンピュータと、そのPC又はコンピュータに組み込まれた専用のソフトウェアによって実現される。
検出器本体1には、測定光を発する光源2と、光源2からの測定光の光軸上に光源2側から順にスリット4、レンズ6、フローセル8及び反射鏡10が配置されている。スリット4、レンズ6及び反射鏡10は光源2からの測定光をフローセル8に照射させるとともにフローセル8を透過した測定光を検出部12に導いてスリット4の像を検出部12の受光面に結像させる光学系を構成している。
検出器本体1は、さらに、反射鏡10で反射した測定光を受光する位置に検出部12を備えているとともに、検出部12で得られた検出信号の処理を行なう信号処理部14、演算制御装置18から与えられる測定条件等の情報に基づいてこの検出器本体1の動作制御を行なう制御部16を備えている。
フローセル8は試料溶液の流れる試料セル8aと参照溶液用の参照セル8bを備えている。参照セル8bには参照溶液が流れるが、収容されるようにしてもよい。試料セル8aと参照セル8bは断面が三角形で同一形状であり、それぞれの側面が光源2からの測定光の光軸に対して垂直に配置されている。この実施例では、参照セル8bが測定光の入射側、試料セル8aが測定光の出射側にくるようにフローセル8が配置されているが、試料セル8aと参照セル8bの配置は逆であってもよい。
光源2で発せられた測定光はスリット4及びレンズ6を通過してフローセル8に照射される。フローセル8を透過した測定光は反射鏡10で反射して再びフローセル8を透過し、レンズ6を経て検出部12に集光され、検出部12の受光面上にスリット4の像(スリット像)が結像する。フローセル8の試料セル8aと参照セル8bの光屈折率が異なっているとフローセル8で測定光が屈折し、それによってフローセル8の検出部12の受光面上に結像するスリット像が変位する。検出部12はスリット像の変位を検出するための複数の受光素子を備えている。
検出部12の検出信号は信号処理部14に取り込まれる。信号処理部14は検出部12から取り込んだ受光素子の検出信号に基づいてスリット像が互いの境界上に結像している2つの隣接受光素子を検出して測定受光素子対とし、その測定受光素子対の検出信号の差分から検出部12上に結像したスリット像の変位量及びフローセル8における試料溶液と参照溶液の間の屈折率差を求めるように構成されている。信号処理部14で求められたフローセル8の屈折率の情報は演算制御装置18に取り込まれる。
演算制御装置18はフローセル8の屈折率と試料セル8aを流れる試料溶液の濃度との関係が予め実験により求められた検量線を保持しており、信号処理部14から取り込んだ屈折率の情報に基づいて検量線によって試料セル8aを流れる試料溶液の濃度を定量するプログラムを備えている。試料溶液の濃度の定量結果は表示部19に表示される。
検出部12上に結像するスリット像の変位量を測定するための検出部12の構成について図2を用いて説明する。スリット像20の変位方向はこの図における左右方向である。
検出部12の受光面には2列に配列された複数の受光素子a1〜a4、b1〜b3が設けられている。20はこの検出部12上に結像したスリット像である。受光素子a1〜a4はスリット像の変位方向に連続して配置されて列(受光素子列a1〜a4)をなし、受光素子b1〜b3もスリット像の変位方向に連続して配置されて列(受光素子列b1〜b3)をなしている。受光素子列a1〜a4と受光素子列b1〜b3は互いに接している。
各受光素子a1〜a4、b1〜b3はすべて同じ形状で同じ大きさをもつ素子である。各受光素子a1〜a4、b1〜b3の幅寸法Dはスリット像20の幅寸法Wよりも大きく、DはWの2倍よりも小さくなるように設定されている。受光素子列a1〜a4の受光素子と受光素子列b1〜b3の受光素子はスリット像20の変位方向に各受光素子の幅Dの半分の間隔をもってずれて配置されている。これにより、スリット像20の変位方向に隣接する受光素子a1とa2の間の境界c1、受光素子b1とb2の間の境界c2、受光素子a2とa3の間の境界c3、受光素子b2とb3の間の境界c4及び受光素子a3とa4の間の境界c5が図において左側から右側へ向かう方向へ順に千鳥状に配置されている。
スリット像20は受光素子列a1〜a4と受光素子列b1〜b3の両方の列上にまたがって結像するように調整されている。これにより、スリット像20は、図において右方向へ変位するときは、各境界c1〜c5を境界c1、c2、c3、c4、c5の順に通過し、図において左方向へ変位するときは、各境界c1〜c5を境界c5、c4、c3、c2、c1の順に通過する。スリット像20の変位方向における境界c1とc2、c2とc3、c3とc4及びc4とc5の間の間隔はそれぞれスリット像20の幅Wよりも短くなっているため、スリット像20は受光素子b1〜b3の間において結像している限りは常にいずれかの境界c1〜c5上に位置することとなる。
図2のスリット像20の位置はフローセル8の試料セル8aと参照セル8bの屈折率が等しいときの位置を示している。この実施例では、試料セル8aと参照セル8bの屈折率が等しくフローセル8における測定光の屈折がないときに、スリット像20の中央部が受光素子a2とa3の間の境界c3上にくるように調整されている。
図3にこの示差屈折率検出器の信号処理系統の一例を示す。
この実施例では、信号処理部14に検出部12の受光素子a1〜a4、b1〜b3のうち検出信号を取り込む受光素子を選択する信号選択回路30が設けられ、信号選択回路30で選択した受光素子の検出信号を1つの信号取込み系統21を介して信号演算部26に取り込むように構成されている。信号取込み系統21はプリアンプ22及びA/D(アナログデジタル)変換器24を備えており、a1〜a4、b1〜b3のうちいずれかの受光素子の検出信号が増幅及びデジタル信号化されて信号演算部26に取り込まれる。
信号演算部26は測定受光素子対選択部27及び演算部28を備えている。測定受光素子対選択部27は、検出12から取り込んだ各受光素子a1〜a4、b1〜b3の検出信号に基づいて測定受光素子対をなす1対の受光素子を選択するよう構成されている。測定受光素子対とは、受光素子列a1〜a4又は受光素子列b1〜b3のいずれか一方の受光素子列において互いに隣接する2つの受光素子からなるものであって、その2つの受光素子の間の境界上にスリット像20が結像しており、スリット像20の変位量及びフローセル8の屈折率を求めるために使用する受光素子の組合せをいう。演算部28は測定受光素子対選択部27により選択された測定受光素子対の検出信号を用いてスリット像20の変位量やフローセル8の屈折率を求めるよう構成されたものである。
信号演算部26で求められたフローセル8の屈折率の情報は演算制御装置18に取り込まれる。演算制御装置18は予め用意されたフローセル8の屈折率と試料溶液の濃度との関係を示す検量線に基づいて試料溶液の濃度を求め、その結果を表示部19(図1)に表示する。
なお、図3の構成では、信号選択回路30から信号演算部26へ検出信号を取り込むための信号取込み系統が1つだけ設けられているが、図6に示されているように、2つの信号取込み系統21a,21bを設け、測定受光素子対をなす2つの受光素子の検出信号の取込みを2つの信号取込み系統21aと21bで同時に行なうようにしてもよい。そうすれば、測定に使用する受光素子の検出信号を同時に取得することができるため、光源の時間変化等の影響をなくすことができる。
なお、図3の構成では測定受光素子対の2つの検出信号を同時に取得することはできないが、単一の信号取込み系統21を介して信号取込みを行なうため、異なる信号取込み系統から取り込まれることによる機械的な誤差が生じないという利点もある。
上記実施例の測定時の信号処理動作について図2、図4及び図5とともに図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、測定開始時に測定受光素子対となる2つの受光素子を選択する。測定開始時はフローセル8における測定光の屈折がないため、スリット像20は図2に示されているように受光素子a2とa3の間の境界c3上に位置している。測定受光素子対選択部27は測定開始直後に必ず受光素子a2とa3の組合せを測定受光素子対とするように構成されていてもよいし、測定開始直後にすべての受光素子a1〜a4、b1〜b3の検出信号を順に取り込み、測定光の受光を示す検出信号の検出された隣接受光素子a2とa3を測定受光素子対とするように構成されていてもよい。
すべての受光素子a1〜a4、b1〜b3の検出信号を時分割で取り込み、測定受光素子対a2とa3の検出信号に基づいてスリット像20の変位量を求め、その変位量からフローセル8の屈折率を逐次求める。この動作は、測定の終了時又はスリット像20が次の測定受光素子対の境界上まで移動したときまで繰り返し実行される。次の測定受光素子対とは、図4に示されるように、スリット像20が図において右方向に変位していく場合には、スリット像20が次の境界上に位置する受光素子の組合せb2とb3をいう。
受光素子a2とa3が測定受光素子対である場合は、演算部28によりこれら2つの信号の差分(a3−a2)がとられ、その差分(a3−a2)が2つの信号を加算した加算信号(a3+a2)で除算され(a3−a2)/(a3+a2)が求められる。この(a3−a2)/(a3+a2)を用いてスリット像20の変位量が求められ、それによって試料セル8aを流れる試料溶液の屈折率が求められる。2つの信号の差分信号(a3−a2)を加算信号(a3+a2)で除算することにより、光源の光量変化の影響や試料の吸収に起因した受光素子の受光光量の変化による影響を除去することができ、測定精度の向上とノイズの低減を図ることができる。
試料セル8aを流れる試料溶液の濃度が図4の状態からさらに変化して試料セル8aの屈折率が変化し、図5に示されているように、スリット像20が受光素子b2とb3の間の境界c4を越えて受光素子b3に達すると、受光素子b3から測定光の受光を示す検出信号が検出される。このとき、測定受光素子対選択部27は測定受光素子をb2とb3の組合せに切り換える。そして、演算部28によりこれらの受光素子b2とb3の検出信号の差分(b3−b2)がとられ、その差分(b3−b2)が加算信号(b3+b2)で除算した値を用いてスリット像20の変位量が求められ、それによってフローセル8の屈折率が求められる。
スリット像20がさらに変位し境界c5を越えた場合には測定受光素子対の組合せが(a3,a4)切り換えられ、それらの検出信号の差分によりスリット像20の変位量とフローセル8の屈折率が求められる。その状態からスリット像20が図5において左方向へ変位していく場合には、測定受光素子対の組合せが(a3,a4)、(b2,b3)、(a2,a3)、(b1,b2)、(a1,a2)の順に切り換えられていく。
なお、測定受光素子対の差分値の時間変化から次にスリット像20が越える境界を予測することが可能である。例えばスリット像20が図2の状態から変位し、測定受光素子対(a2,a3)の検出信号の差分(a3−a2)が増加している場合にはスリット像20が図において右方向へ変位していることがわかり、次にスリット像20が越える境界がc4であることがわかる。したがって、上記実施例のように、すべての受光素子a1〜a4、b1〜b3の検出信号を時分割で監視しておく必要はなく、次にスリット像20が境界を越えて到達する受光素子の検出信号のみを監視しておけば、測定受光素子対の切替えのタイミングを図ることが可能である。
次の測定受光素子対を予測する機能を備えた一実施例について図7を用いて説明する。
この実施例では、信号演算部26aは測定受光素子対予測部29を備えており、測定受光素子対の2つの検出信号の差分値の時間変化からスリット像20の変位方向を検知し、次にスリット像20が互いの境界上にくる2つの隣接受光素子の組合せ、すなわち次の測定受光素子対を予測するように構成されている。
信号処理部14は信号選択回路30から信号演算部26aに検出信号を取り込むための信号取込み系統として3つの信号取込み系統21a〜21cを備えている。そのうち2つの信号取込み系統21aと21bは測定受光素子対選択部27によって選択された測定受光素子対の2つの検出信号の取込みに使用され、残りの1つの信号取込み系統21cは、スリット像20の変位により次にスリット像20が境界を越えて到達する受光素子の検出信号の取込みに使用される。例えば、図2の状態からスリット像20が図において右方向へ変位している場合には、信号取込み系統21cを介して受光素子b3の検出信号を取り込んで監視しておき、受光素子b3から測定光の受光を示す検出信号が検出されたときに測定受光素子対選択部27が測定受光素子対の組合せを(a2,a3)から(b2,b3)に切り換える。この構成により、測定受光素子対の2つの検出信号を2つの信号取込み系統21aと21bから常時取り込むことで、光源の時間変化等による影響のない正確な測定が可能となる。そして、次に測定受光素子対をなす受光素子の検出信号を常時監視することができるため、測定受光素子対の切換えを正確なタイミングで行なうことができる。
さらに、図8に示されているように、信号選択回路30から信号演算部26aに検出信号を取り込むための信号取込み系統として4つの信号取込み系統21a〜21dを備え、2つの信号取込み系統21aと21bを測定受光素子対選択部27によって選択された測定受光素子対の2つの検出信号の取込みに使用し、残りの2つの信号取込み系統21cと21dを次に測定受光素子対となることが予想される2つの受光素子の検出信号の取込みに使用するようにしてもよい。そうすれば、次に測定受光素子対となる2つの受光素子の検出信号を予め監視しておくことができる。
図7又は図8の構成を有する示差屈折率検出器の測定動作について図11のフローチャートを用いて説明する。
まず、測定開始時に測定受光素子対となる2つの受光素子を選択する。測定開始時はフローセル8における測定光の屈折がないため、スリット像20は図2に示されているように受光素子a2とa3の間の境界c3上に位置している。測定受光素子対選択部27は測定開始直後に必ず受光素子a2とa3の組合せを測定受光素子対とするように構成されていてもよいし、測定開始直後にすべての受光素子a1〜a4、b1〜b3の検出信号を順に取り込み、測定光の受光を示す検出信号の検出された隣接受光素子a2とa3を測定受光素子対とするように構成されていてもよい。
測定開始直後はスリット像20が変位する方向を検知することができないが、それ以降はスリット像20の変位する方向を検知することによって次に測定受光素子対となる受光素子を予測することができる。スリット像20が図において右方向に変位していく場合には、次に測定受光素子対となる受光素子はb2とb3である。受光素子a2とa3が測定受光素子対である場合は、これらの受光素子a2とa3の検出信号が一定時間ごとに取り込まれ、演算部28によりこれら2つの信号の差分(a3−a2)がとられ、その差分(a3−a2)が2つの信号を加算した加算信号(a3+a2)で除算され(a3−a2)/(a3+a2)が求められる。この(a3−a2)/(a3+a2)を用いてスリット像20の変位量が求められ、それによって試料セル8aを流れる試料溶液の屈折率が求められる。同時に、次に測定受光素子対となる受光素子b2とb3の検出信号も時分割で取り込まれて監視される。なお、図7の構成であれば、受光素子b3の検出信号のみが一定時間ごとに取り込まれて監視されるようになっていてもよい。
図4に示されているように、スリット像20が次の測定受光素子対である受光素子b2とb3の間の境界c4を越えて受光素子b3に達すると、受光素子b3から測定光の受光を示す検出信号が検出される。これにより、測定受光素子対選択部27は測定受光素子対をb2とb3の組合せに切り換える。そして、これらの受光素子b2とb3の検出信号が一定時間ごとに取り込まれ、演算部28によりこれらの受光素子b2とb3の検出信号の差分(b3−b2)がとられ、その差分(b3−b2)が加算信号(b3+b2)で除算した値を用いてスリット像20の変位量及びフローセル8の屈折率が求められる。このとき、検出信号の差分(b3−b2)の時間変化によりスリット像20の変位方向が検知され、それによって次に測定受光素子対となる受光素子の組合せが予測される。スリット像20がさらに図4において右側方向へ変位しているときは、受光素子a3とa4が次の測定受光素子対と予測され、それらの検出信号が一定時間ごとに取り込まれて監視される。以降、試料の測定が終了するまでかかる処理を繰り返し実行する。
なお、以上において説明した実施例では、信号選択回路30を介して検出部12の各受光素子a1〜a4、b1〜b3の検出信号を選択的に信号演算部26,26aに取り込むようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、図9に示されているように、検出部12のすべての受光素子a1〜a4、b1〜b3の検出信号をそれぞれ個別の信号取込み系統21a〜21gを介して直接的に信号演算部26bに取り込むようになっていてもよい。
2 光源
4 スリット
6 レンズ
8 フローセル
8a 試料セル
8b 参照セル
10 反射鏡
12 検出部
14 信号処理部
16 制御部
18 演算制御装置
19 表示部
20 スリット像
21,21a〜21g 信号取込み系統
22,22a〜22g プリアンプ
24,24a〜24g A/D変換器
26,26a,26b 信号演算部
27,27a 測定受光素子対選択部
28 演算部
a1,a2,a3,a4,b1,b2,b3 受光素子
c1〜c5 隣接受光素子間の境界

Claims (4)

  1. 測定光を発する光源、試料溶液が流れる試料セルと参照溶液用の参照セルが隔壁を隔てて設けられ、前記試料セルの屈折率と前記参照セルの屈折率が異なるときに前記光源からの光を屈折させるフローセル、前記光源からの測定光を前記フローセルに照射して前記フローセルの前記試料セルと前記参照セルを透過させ、前記フローセルを透過した測定光のスリット像を結像させる光学系、及び前記フローセルを透過した測定光の前記スリット像の結像位置に受光面を備えた検出部と、を備え、前記スリット像が前記試料セルの屈折率の変化に応じて前記受光面上を一定方向に変位するように構成された、示差屈折率検出器であって、
    前記検出部は、前記受光面に、複数の受光素子が前記スリット像の変位方向に連続して配置されてなる受光素子列を2列備え、前記受光素子の前記変位方向の幅は前記スリット像の幅よりも大きくかつ前記スリット幅の2倍よりも小さく、一方の前記受光素子列における隣接受光素子の間の境界とその境界に最も近い位置にある他方の前記受光素子列における隣接受光素子の間の境界が前記変位方向における前記スリット像の幅よりも小さい幅だけ前記変位方向にずれており、
    前記スリット像が両受光素子列上に及んで結像するように設定されており、
    前記検出部の受光素子のうちいずれか一方の前記受光素子列において互いに隣接している一対の受光素子であってその境界上にスリット像が結像している一対の受光素子を測定受光素子対として選択するように構成された測定受光素子対選択部と、
    前記測定受光素子対の検出信号を取り込みそれらの受光素子の検出信号の差分により前記スリット像の変位量を求めるように構成された演算部と、を備えている、示差屈折率検出器。
  2. 前記測定受光素子対選択部は、測定中において、前記検出部のすべての前記受光素子から検出信号を定期的に取り込み、選択中の一対の受光素子とは別の隣接する一対の受光素子の境界上に前記スリット像が結像していることがその検出信号から検出されたときは、当該一対の受光素子を新たな測定受光素子対とするように構成されている、請求項1に記載の示差屈折率検出器。
  3. 測定中に前記演算部によって求められる前記スリット像の変位量の時間変化に基づいて次に前記測定受光素子対として選択すべき一対の受光素子を予測するように構成された測定受光素子対予測部をさらに備え、
    前記測定受光素子対選択部は、測定中において、前記測定受光素子対予測部により予測された一対の受光素子の検出信号を定期的に取り込み、その検出信号から当該一対の受光素子の境界上に前記スリット像があることが検出されたときに、当該一対の受光素子を新たな測定受光素子対とするように構成されている、請求項1に記載の示差屈折率検出器。
  4. 前記演算部は、前記測定受光素子対をなす受光素子の検出信号の差分値をそれらの検出信号の加算値で除算した値を前記スリット像の変位量の演算に使用するように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の示差屈折率検出器。
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