JP6796790B2 - 挟み取付構造、及びそれを備える電気器具 - Google Patents

挟み取付構造、及びそれを備える電気器具 Download PDF

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Description

本発明は、挟み取付構造、及びそれを備える電気器具に関し、とくに、造営材に電気器具のハウジングを取り付けるための挟み取付構造、及びそれを備える電気器具に関する。
従来、天井の造営材にハウジングを固定するための挟み金具を備えた人体検知器があった(例えば特許文献1参照)。
人体検知器のハウジングはボディとカバーとを結合して構成されており、ボディの下端部から側方に突出するフランジが設けられている。人体検知器は、フランジの螺子挿通孔に挿通された引締め螺子と、引締め螺子の軸部に嵌め合わされた挟み金具とを利用して造営材に取り付けられる。カバーには、引締め螺子の軸部を収納する収納部が形成されている。収納部は、一側面と下面とが開放された直方体状の形状に形成されている。収納部の上端部には、上下方向に直交する面内で挟み金具を出入り可能とするスリットが形成されている。
挟み金具がスリットに入っている状態でハウジングの上面が天井材の下面に接触する位置にハウジングを配置して、引締め螺子の頭部を回すと、挟み金具がスリットから出て、下方へ移動し、挟み金具とフランジとの間に天井材を挟持することができる。
特開2016−65774号公報
特許文献1では、収納部の上端部で引締め螺子が保持されていないため、螺子挿入孔から引締め螺子が脱落しにくくする構成をフランジに設ける必要があった。
本発明の目的は、引締めねじが抜けにくくする構成をフランジ部に設ける必要が無い挟み取付構造、及びそれを備える電気器具を提供することにある。
本発明の一態様の挟み取付構造は、フランジ部と、支持部材と、押さえ部材と、引締めねじとを備える。前記フランジ部は、造営材の表面に接触する接触面を有する。前記支持部材は、前記フランジ部の前記接触面から突出している。前記押さえ部材は、前記フランジ部との間で前記造営材を挟む。前記引締めねじは、少なくとも一部に雄ねじ部が設けられた軸部及び前記軸部の一端に設けられたねじ頭を有している。前記支持部材には、前記軸部のうち前記雄ねじ部が設けられた部位が少なくとも配置されるガイド溝が設けられている。前記ガイド溝は、前記接触面と直交する方向に沿って前記支持部材に設けられている。前記支持部材は、前記ガイド溝の両端のうち前記フランジ部と反対側の端に位置する支持片を有している。前記フランジ部及び前記支持片には、前記軸部の軸方向において前記ガイド溝と外部とをつなぐ第1挿入孔及び第2挿入孔がそれぞれ設けられている。前記押さえ部材は、前記ガイド溝に配置された前記雄ねじ部と噛み合う雌ねじ部と、前記ガイド溝の外側に突出して前記フランジ部との間で前記造営材を挟むための押さえ片とを有している。前記ねじ頭が前記フランジ部における前記接触面と反対側の面に配置され、前記第1挿入孔と前記第2挿入孔とに前記軸部が挿入された状態で、前記軸部のうち前記第2挿入孔から前記フランジ部と反対側に突出している部位に抜け止め部が設けられている。前記軸部のうち前記軸部の軸方向において前記支持片に対して前記抜け止め部と反対側の部位に、前記雄ねじ部において前記ねじ頭とは反対側の端部まで移動した前記押さえ部材が当たる回転止め部が設けられている。前記軸部の前記軸方向と直交する一方向において前記抜け止め部の寸法が前記第2挿入孔の直径よりも大きい。前記軸部の軸方向と直交する一方向において前記回転止め部の寸法が前記雄ねじ部の谷の径よりも大きい。
本発明の一態様の挟み取付構造は、フランジ部と、支持部材と、押さえ部材と、引締めねじとを備える。前記フランジ部は、造営材の表面に接触する接触面を有する。前記支持部材は、前記フランジ部の前記接触面から突出している。前記押さえ部材は、前記フランジ部との間で前記造営材を挟む。前記引締めねじは、少なくとも一部に雄ねじ部が設けられた軸部及び前記軸部の一端に設けられたねじ頭を有している。前記支持部材には、前記軸部のうち前記雄ねじ部が設けられた部位が少なくとも配置されるガイド溝が設けられている。前記ガイド溝は、前記接触面と直交する方向に沿って前記支持部材に設けられている。前記支持部材は、前記ガイド溝の両端のうち前記フランジ部と反対側の端に位置する支持片を有している。前記フランジ部及び前記支持片には、前記軸部の軸方向において前記ガイド溝と外部とをつなぐ第1挿入孔及び第2挿入孔がそれぞれ設けられている。前記押さえ部材は、前記ガイド溝に配置された前記雄ねじ部と噛み合う雌ねじ部と、前記ガイド溝の外側に突出して前記フランジ部との間で前記造営材を挟むための押さえ片とを有している。前記ねじ頭が前記フランジ部における前記接触面と反対側の面に配置され、前記第1挿入孔と前記第2挿入孔とに前記軸部が挿入された状態で、前記軸部のうち前記第2挿入孔から前記フランジ部と反対側に突出している部位に抜け止め部が設けられている。前記軸部のうち前記軸部の軸方向において前記支持片に対して前記抜け止め部と反対側の部位に前記雄ねじ部と連続して回転止め部が設けられている。前記軸部の軸方向と直交する一方向において前記抜け止め部の寸法が前記第2挿入孔の直径よりも大きい。前記軸部の軸方向と直交する一方向において前記回転止め部の寸法が前記雄ねじ部の谷の径よりも大きい。
本発明の一態様の電気器具は、前記挟み取付構造と、前記挟み取付構造を用いて前記造営材に取り付けられるハウジングとを備えている。
本発明によれば、引締めねじが抜けにくくする構成をフランジ部に設ける必要が無い挟み取付構造、及びそれを備える電気器具を提供することにある。
図1は、本発明の一実施形態に係る電気器具の分解斜視図である。 図2は、同上の電気器具の外観斜視図である。 図3は、同上の電気器具の施工状態図である。 図4A及び図4Bは、同上の電気器具の側面図である。 図5は、図3におけるC1−C1線断面図である。
以下に説明する実施形態は、本発明に係る挟み取付構造、及びそれを備える電気器具の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)概要
本実施形態の挟み取付構造30は、図1及び図2に示すように、フランジ部11と、支持部材31と、引締めねじ32と、押さえ部材33とを備える。
フランジ部11は、造営材200(図3参照)の表面に接触する接触面111を有する。
支持部材31はフランジ部11の接触面111から突出している。
押さえ部材33は、フランジ部11との間で造営材200を挟む。
引締めねじ32は、少なくとも一部に雄ねじ部321が設けられた軸部322と、軸部322の一端に設けられたねじ頭323とを有している。
支持部材31には、軸部322のうち雄ねじ部321が設けられた部位が少なくとも配置されるガイド溝315が設けられている。ガイド溝315は、接触面111と直交する方向(図2の矢印D1が示す方向)に沿って支持部材31に設けられている。支持部材31は、ガイド溝315の両端のうちフランジ部11と反対側の端に位置する支持片316を有している。
フランジ部11及び支持片316には、軸部322の軸方向においてガイド溝315と外部とをつなぐ第1挿入孔112及び第2挿入孔311がそれぞれ設けられている。
押さえ部材33は、ガイド溝315に配置された雄ねじ部321と噛み合う雌ねじ部331と、ガイド溝315の外側に突出してフランジ部11との間で造営材200を挟むための押さえ片333とを有している。
ねじ頭323がフランジ部11における接触面111と反対側の面に配置され、第1挿入孔112と第2挿入孔311とに軸部322が挿入された状態で、軸部322のうち第2挿入孔311からフランジ部11と反対側に突出している部位に抜け止め部325が設けられている。そして、軸部322の軸方向と直交する一方向(図2の矢印D2が示す方向)において抜け止め部325の寸法W1が前記第2挿入孔の直径よりも大きくなっている。
本実施形態の電気器具は、挟み取付構造30と、挟み取付構造30を用いて造営材200に取り付けられるハウジング2とを備えている。
上述のように、軸部322の軸方向と直交する一方向において抜け止め部325の寸法W1が第2挿入孔311の直径よりも大きいため、抜け止め部325が第2挿入孔311に引っ掛かるので、引締めねじ32が第1挿入孔112から抜けにくくなる。したがって、引締めねじ32が抜けにくくする構成をフランジ部11に設ける必要が無いという利点がある。
(2)詳細
(2.1)構成
以下、本発明に係る挟み取付構造、及びそれを備える電気器具の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。なお、図1などにおいて「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」の矢印で示す通りに各方向を規定する。ただし、これらの方向は挟み取付部材や電気器具の使用時の方向を規定する趣旨ではない。また、図面中の各方向を示す矢印は説明のために表記しているに過ぎず、実体を伴わない。
本実施形態の電気器具は、天井を構成する造営材200に取り付けられる熱線センサ付き自動スイッチ(以下、単にスイッチと言う。)1である。スイッチ1は、人の存否を検出するセンサ40を備え、センサ40の検出結果に応じて負荷を制御する。この種のスイッチ1は、例えば負荷を照明とした場合、センサ40の検知エリアに人が入ったときに照明を点灯させ、センサ40の検知エリアに人がいない状態が所定時間継続すると照明を消灯させるといった制御に用いられる。
スイッチ1は、図1に示すように、ボディ20とカバー10とで構成されるハウジング2を備えている。ハウジング2の内部には、センサ40を有する回路ブロック4と、レンズブロック5と、ばね部材7とが収納されている。またスイッチ1は、プレート8と、端子カバー9とを、さらに備えている。
カバー10は合成樹脂の成形品で構成されている。カバー10は、下面が閉塞されて上面に開口が設けられた筒部12(図2参照)を備えている。本実施形態では、ハウジング2を構成するカバー10と一体に、挟み取付構造30のフランジ部11が設けられている。
フランジ部11は円板形状に形成されている。フランジ部11の厚み方向の一面が接触面111となり、接触面111から筒部12が突出している。なお、本実施形態ではフランジ部11の上面が接触面111となる。フランジ部11の上面には凹みや孔などが形成されており、フランジ部11の上面の全体が造営材200と接触するようには構成されていないが、フランジ部11の上面が平坦な平面に形成され、フランジ部11の上面の全体が造営材200と接触してもよい。
フランジ部11には、筒部12の内側に、接触面111と直交する方向(フランジ部11の厚み方向)においてフランジ部11を貫通する円形の貫通孔113が設けられている。フランジ部11には、筒部12の外側の2箇所にフランジ部11を厚み方向に貫通する第1挿入孔112がそれぞれ設けられている。2つの第1挿入孔112は、接触面111においてフランジ部11の中心位置に対して対称な位置に設けられている。
2つの第1挿入孔112の各々には引締めねじ32が下側から挿入される。引締めねじ32は皿ねじであり、軸部322のうちねじ頭323に近い基部327と先端部324とを除いた部位にねじ溝が形成されている。引締めねじ32の軸部322のうちねじ溝が形成された部分を雄ねじ部321という。ここで、第1挿入孔112の内径が、引締めねじ32の雄ねじ部321の呼び径よりも大きくなるようにカバー10が形成されているので、第1挿入孔112の内径と引締めねじ32との間には隙間ができる。したがって、第1挿入孔112には引締めねじ32が引っ掛かること無く、スムーズに挿入される。
ねじ頭323がフランジ部11の下面に配置され、第1挿入孔112と第2挿入孔311とに軸部322が挿入された状態で、軸部322のうち第2挿入孔311から上側に突出している部位に抜け止め部325が設けられている(図2及び図3参照)。ここで、軸部322の軸方向と直交する一方向(図2の矢印D2が示す方向)において抜け止め部325の寸法W1は第2挿入孔311の直径よりも大きい。また、軸部322のうち軸部322の軸方向において支持片316に対して抜け止め部325と反対側の部位に雄ねじ部321と連続して回転止め部326(図2、図3、図5参照)が設けられている。ここで、軸部322の軸方向と直交する一方向(図5の矢印D2が示す方向)において回転止め部326の寸法W2が雄ねじ部321の谷の径よりも大きい。
筒部12は、左右方向において対向する2つの側壁121と、前後方向において対向する2つの側壁122とを有している。2つの側壁122の各々には、それぞれ上向きに突出する2つの突出片123が設けられている。各突出片123には貫通孔124が設けられている。
ボディ20は合成樹脂の成形品で構成されている。ボディ20は上部が閉じた筒形状に形成されており、ボディ20の下部には開口が設けられている。ボディ20の側壁には、各突出片123の貫通孔124に対応する部位に、貫通孔124に挿入される突起201が設けられている。したがって、ボディ20とカバー10とを互いに近づけ、各突出片123の貫通孔124に突起201を挿入させることによって、カバー10とボディ20とが結合される(図2、図4A、図4B参照)。
ボディ20の上面には、負荷及び交流電源などの外部回路と回路ブロック4との間を電気的に接続するための電線が挿入される電線挿入孔202(図5参照)が設けられている。ボディ20の内部には電線が接続される接続端子が収納されている。電線挿入孔202からボディ20の内部に挿入された電線は接続端子に電気的かつ機械的に接続され、接続端子を介して外部回路と回路ブロック4とが電気的に接続される。なお、ボディ20の上面には、電線挿入孔202を覆う端子カバー9が取り付けられる。
本実施形態では、ハウジング2を構成するボディ20の左右の側壁に、それぞれ挟み取付構造30の支持部材31が一体に設けられている。つまり、フランジ部11の接触面111から突出するボディ20に支持部材31が設けられている。支持部材31は、接触面111と直交する方向(図2の矢印D1が示す方向)に沿って延びる一対の側壁312,313を備え、一対の側壁312,313の間にガイド溝315が設けられている。つまり、ガイド溝315は、接触面111と直交する方向に沿って支持部材31に設けられており、ガイド溝315には、引締めねじ32の軸部322のうち雄ねじ部321が設けられた部位が少なくとも配置されている。なお、一対の側壁312,313はボディ20の上面よりも上方まで突出しており、一対の側壁312,313においてボディ20よりも上側に突出している部位の一端側(ボディ20側)は後壁314によって閉塞されている。
また、一方の側壁312と後壁314とは他方の側壁313よりも上側まで突出しており、側壁312及び後壁314の上端部からはガイド溝315の上端に位置する支持片316が突出している。つまり、支持部材31は、ガイド溝315の両端のうちフランジ部11と反対側の端に位置する支持片316を有しており、この支持片316には軸部322の軸方向において支持片316を貫通する第2挿入孔311が設けられている。ここで、第2挿入孔311の内径は、引締めねじ32の先端部324の直径よりも大きくなっている。なお、本実施形態では先端部324にはねじ溝が形成されていないが、先端部324にねじ溝が形成されている場合、第2挿入孔311の内径は先端部324に設けられた雄ねじ部の呼び径よりも大きければよい。
側壁312の上端部と支持片316との間には押さえ部材33が挿入される凹部317が形成されている。本実施形態では凹部317は後壁314の途中まで形成されており、軸部322の軸方向と直交する一方向(図4B及び図5の矢印D3が示す方向)の両側にガイド溝315が開放されている。ここにおいて、凹部317は、軸部322の軸方向において回転止め部326に対応する部位に設けられている。本実施形態では、凹部317とガイド溝315の開口とで、軸部322の軸方向において回転止め部326に対応する部位で、軸部322の軸方向と直交する一方向の両側に開放されるように、ガイド溝315と外部とをつなぐ貫通部が構成されている。
押さえ部材33は、雌ねじ部331が設けられた円板形状の基部332と、基部332の一端部から突出する押さえ片333とを備えている。押さえ部材33の雌ねじ部331には引締めねじ32の雄ねじ部321が噛み合わされており、押さえ片333はガイド溝315から外側に突出している。引締めねじ32が回転すると、引締めねじ32の回転に応じて押さえ部材33が回転する。押さえ部材33の回転に応じて押さえ片333が側壁312又は側壁313に接触すると、押さえ部材33の回転が規制され、押さえ部材33がガイド溝315内を軸部322の軸方向に沿って移動する。例えば、引締めねじ32が下側から見て時計回りに回転すると、引締めねじ32の回転に応じて押さえ片333がフランジ部11に近づく向き(下側)に移動する。引締めねじ32が下側から見て反時計回りに回転すると、引締めねじ32の回転に応じて押さえ片333が側壁313に接触し、押さえ片333がフランジ部11から離れる向き(上側)に移動する。なお、以下の説明において、引締めねじ32の回転方向を「反時計回り」、「時計回り」と説明するが、この方向は引締めねじ32のねじ頭323を下側から見たときの回転方向である。
回路ブロック4はハウジング2の内部に収納される。回路ブロック4は、人の存否を検知するセンサ40を備えている。センサ40は例えば焦電型の赤外線検出素子を有しており、人体から放射される熱線を検出することによって、検知エリアにおける人の存否を検知する。回路ブロック4は、照明負荷と交流電源との間に接続されるスイッチ素子(例えばトライアックなど)と、センサ40の検知結果に応じてスイッチ素子をオン/オフする制御回路とを備えている。センサ40が人を検知すると、回路ブロック4の制御回路がスイッチ素子をオンにするので、照明負荷が点灯する。センサ40が人を検知していない状態が一定時間継続すると、回路ブロック4の制御回路がスイッチ素子をオフにするので、照明負荷が消灯する。
レンズブロック5は、レンズ50と、レンズ50を保持する回転枠60とを備える。
レンズ50は、熱線を透過しやすい性質の合成樹脂で形成されている。レンズ50は、検知エリアから入射する熱線をセンサ40の受光面に集光させる機能を有している。
回転枠60は、球体の中心を通る平面と平行な2平面で球体を切断したような円筒形状に形成されている。回転枠60の周面には棒状の2つの軸部61(図1参照)が設けられている。2つの軸部61は、回転枠60の周面において、回転枠60の中心軸に対して対称な位置に設けられている。レンズ50は、レンズ50の受光面が回転枠60の一端側から露出するように回転枠60に保持されている。
ばね部材7は、ばね性を有する金属材料(例えばステンレス)の板材にプレス加工を施すことによって形成されている。ばね部材7は、内側と外側の二重の円環部を複数本の連結片で連結したような形状に形成されている。
このレンズブロック5は、レンズ50を貫通孔13から下側に突出させ、2つの軸部61を貫通孔13の周縁部分に接触させた状態で、フランジ部11の上側に配置される。ばね部材7は、内側の円環部に回転枠60の上部が挿入された状態で、フランジ部11の上側に配置され、レンズブロック5に下向きのばね力を加えている。このレンズブロック5は、フランジ部11の接触面111と平行な平面内で回転枠60の中心軸を中心に回転することができ、また軸部61と直交する平面内で軸部61を中心に回転することができる。
フランジ部11の下面にはプレート8が着脱自在に取り付けられる。例えばプレート8の上面に設けられた爪を、フランジ部11の孔に引っ掛けることによって、プレート8はフランジ部11に取り付けられる。プレート8の中心には貫通孔81が設けられ、この貫通孔81にレンズ50が挿入される。したがって、このスイッチ1が天井のような造営材200に取り付けられた状態では、天井の下側の検知エリアからの熱線がレンズ50を通ってセンサ40に入射することができる。
(2.2)組立方法
以下、本実施形態のスイッチ1の組み立て方法について説明する。以下の各工程の一部又は全部が機械化されてもよいし、人が組み立て作業を行ってもよい。
第1の工程では、カバー10にレンズブロック5とばね部材7とが保持され、ボディ20の内部に回路ブロック4が収納される。そして、カバー10とボディ20とが組み合わされ、突出片123の貫通孔124に突起201が挿入されることによって、カバー10とボディ20とが結合される。
第2の工程では、フランジ部11の第1挿入孔112に、フランジ部11の下面から引締めねじ32が挿入される。また、第1挿入孔112から上側に露出する引締めねじ32の先端部324に押さえ片333の雌ねじ部331が挿入され、引締めねじ32が回転させられることによって雄ねじ部321と雌ねじ部331とが噛み合わされる。
第3の工程では、図4Aに示すように、引締めねじ32の先端部324を支持片316の第2挿入孔311から上側に突出させる。そして、図4Bに示すように、支持片316から上側に突出する引締めねじ32の先端部324が、一対の工具400の先端で両側から挟まれて押し潰される。これにより、引締めねじ32の先端部324に抜け止め部325が形成される。軸部322の軸方向と直交する一方向における抜け止め部325の寸法W1は第2挿入孔311の内径よりも大きいので、引締めねじ32はフランジ部11から抜けにくくなる。
第4の工程では、引締めねじ32の雄ねじ部321において、支持片316よりも下側の部位が、軸部322の軸方向と直交する一方向の両側から一対の工具400の先端で挟まれて押し潰される。これにより、押さえ部材33の雌ねじ部331に回転止め部326が形成される(図3及び図5)。ここで、軸部322の軸方向と直交する一方向における回転止め部326の寸法W2は雄ねじ部321の谷の径よりも大きくなっている。したがって、雄ねじ部321に沿って押さえ部材33が移動し、雌ねじ部331が回転止め部326に当たると、押さえ部材33はそれ以上回転できず、押さえ部材33の回転が規制される。
第5の工程では、フランジ部11の下面を覆うようにフランジ部11にプレート8が取り付けられ、ボディ20の上側に端子カバー9が取り付けられる。
(2.3)施工方法
以下、本実施形態のスイッチ1を造営材200に取り付ける施工方法について説明する。
スイッチ1を造営材200に取り付ける際には、押さえ部材33の押さえ片333が凹部317に収納されており、この状態では、押さえ片333がボディ20の上側に配置されている。また、プレート8がフランジ部11から外されている。
造営材200には、スイッチ1のうちフランジ部11の接触面111から突出している部位(ボディ20など)が挿入可能な大きさの貫通孔210が設けられている(図3参照)。この貫通孔210にスイッチ1のうちフランジ部11の接触面111から突出している部位を挿入し、フランジ部11の接触面111を造営材200の下面に接触させる。そして、引締めねじ32がドライバーなどの工具で時計回りに回されると、引締めねじ32の回転に応じて押さえ部材33が時計回りに回転し、押さえ片333が凹部317の外に出て、側壁312に接触する。押さえ片333が側壁312に当たる位置まで移動すると、押さえ片333は、造営材200のうち貫通孔210の周縁部と上下方向に重なる位置に存在する。また、押さえ片333が側壁312に当たると、押さえ部材33の回転が規制される。この状態で引締めねじ32が時計回りに回されると、押さえ部材33は引締めねじ32の回転に応じて軸部322の軸方向に沿って下側に移動し、押さえ片333が造営材200の上面に接触する。この時、押さえ部材33とフランジ部11との間で天井の造営材200が挟持され、ハウジング2が天井に固定された状態となる。その後、フランジ部11の下面にプレート8が取り付けられると、スイッチ1の取付が完了する。
一方、スイッチ1を造営材200から取り外す際には、まずプレート8がフランジ部11から取り外される。そして、引締めねじ32がドライバーなどの工具で反時計回りに回されると、引締めねじ32の回転に応じて押さえ部材33が反時計回りに回転し、押さえ片333が側壁313に当たると、押さえ部材33の回転が規制される。この状態で、引締めねじ32が反時計回りに回されると、押さえ部材33は引締めねじ32の回転に応じて軸部322の軸方向に沿って上側に移動する。そして、押さえ片333が側壁313よりも上側まで移動すると、押さえ片333が反時計回りに回転し、押さえ片333が凹部317内に挿入された状態となる。この状態では、押さえ片333がボディ20の上側に存在しており、押さえ片333が造営材200のうち貫通孔310の周縁部と上下方向において重ならない位置にある。したがって、ハウジング2を下側に移動させると、押さえ片333が造営材200のうち貫通孔310の周縁部に引っ掛かることなく、ハウジング2を造営材200から取り外すことができる。
(3)変形例
以下に、上記実施形態の変形例に係る挟み取付構造及び電気器具を列記する。なお、以下に説明する変形例の各構成は、上記実施形態で説明した各構成と適宜組み合わせて適用可能である。
本実施形態の挟み取付構造30では、引締めねじ32の一部に力を加えて塑性変形させることで抜け止め部325が形成されているが、他の方法で形成されてもよい。例えば、引締めねじ32の一部に熱を加えて変形させることで抜け止め部325が形成されてもよい。また、引締めねじ32の一部に、軸部322と直交する一方向における寸法W2が第2挿入孔311の内径よりも大きい別部材を溶接、接触、ねじ結合などの方法で取り付けることで、抜け止め部325が設けられてもよい。
本実施形態の挟み取付構造30では、引締めねじ32の一部に力を加えて塑性変形させることで回転止め部326が形成されているが、回転止め部326は他の方法で設けられてもよい。例えば、引締めねじ32の一部に、軸部322と直交する一方向における寸法が雄ねじ部321の谷の径よりも大きい別部材を溶接、接触、ねじ結合などの方法で取り付けることで、回転止め部326が設けられてもよい。
また、本実施形態の挟み取付構造30では、軸部322のうち雄ねじ部321が形成されている部位に回転止め部326が形成されているが、回転止め部326は雄ねじ部321に連続するように設けられていればよい。例えば、軸部322のうち雄ねじ部321が設けられていない先端部324において、雄ねじ部321の近傍に回転止め部326が設けられていてもよい。この場合でも軸部32の回転に応じて雄ねじ部321の端まで移動した押さえ部材33が回転止め部326に当たることで、雌ねじ部331と雄ねじ部321との噛み合いが外れにくくなる。
本実施形態の挟み取付構造30では、引締めねじ32及び押さえ部材33が金属部品であるが、引締めねじ32及び押さえ部材33は必要な強度が得られるのであれば合成樹脂で形成されてもよい。
本実施形態の挟み取付構造30は、天井を構成する造営材にハウジング2を取り付けているが、壁などの造営材にハウジング2を取り付けるものでもよい。
本実施形態の電気器具は熱線センサ付き自動スイッチであるが、電気器具は熱線センサ付き自動スイッチに限定されない。電気器具は、スイッチを備えていない熱線センサでもよい。また本実施形態の電気器具は、熱線を検知する焦電素子を備えた熱線センサであるが、光学式のセンサでもよく、例えば画像センサを備え画像センサで撮像された画像をもとに人の存否を検知する人検知センサでもよい。また、電気器具は、人以外の検知対象(例えば明るさなど)を検知するセンサを備えていてもよい。また、電気器具はセンサに限定されず、ダウンライトなどの照明器具でもよい。
また本実施形態の挟み取付構造30は、電気器具のハウジング2と一体にフランジ部11及び支持部材31が設けられているが、挟み取付構造30と電気器具のハウジング2とが別体であってもよい。すなわち、フランジ部11と支持部材31と引締めねじ32と押さえ部材33とを有する挟み取付構造30が、ボディ20及びカバー10からなるハウジング2と別体に形成されていてもよい。そして、ハウジング2と別体に構成された挟み取付構造30に対して、電気器具のハウジング2が取り付けられてもよい。ここで、挟み取付構造30に電気器具のハウジング2を取り付けるための構造を複数種類の電気器具で共通化しておけば、複数種類の電気器具に本実施形態の挟み取付構造30を適用することができる。
(4)効果
第1の態様の挟み取付構造30は、フランジ部11と、支持部材31と、押さえ部材33と引締めねじ32とを備えている。フランジ部11は、造営材200の表面に接触する接触面111を有する。支持部材31はフランジ部11の接触面111から突出している。押さえ部材33はフランジ部11との間で造営材200を挟む。引締めねじ32は、少なくとも一部に雄ねじ部321が設けられた軸部322と、軸部322の一端に設けられたねじ頭323とを有している。支持部材31には、軸部322のうち雄ねじ部321が設けられた部位が少なくとも配置されるガイド溝315が、接触面111と直交する方向に沿って設けられている。支持部材31は、軸部322の軸方向においてガイド溝315のフランジ部11と反対側の端にある支持片316を有している。フランジ部11及び支持片316には、軸部322の軸方向においてガイド溝315と外部とをつなぐ第1挿入孔112及び第2挿入孔311がそれぞれ設けられている。押さえ部材33は、ガイド溝315に配置された雄ねじ部321と噛み合う雌ねじ部331と、ガイド溝315の外側に突出してフランジ部11との間で造営材200を挟むための押さえ片333とを有している。ねじ頭323がフランジ部11における接触面111と反対側の面に配置され、第1挿入孔112と第2挿入孔311とに軸部322が挿入された状態で、軸部322のうち第2挿入孔311からフランジ部11と反対側に突出している部位に抜け止め部325が設けられている。軸部322の軸方向と直交する一方向(図2の矢印D2が示す方向)において抜け止め部325の寸法W1が第2挿入孔311の直径よりも大きくなっている。
これにより、軸部322に設けられた抜け止め部325が第2挿入孔311の周縁部に引っ掛かることで、引締めねじ32がフランジ部11から抜けにくくなる。したがって、引締めねじ32が抜けにくくする構成をフランジ部11に設ける必要が無いという利点がある。
第2の態様の挟み取付構造30は、第1の態様において、軸部322のうち軸方向において支持片316に対して抜け止め部325と反対側の部位に雄ねじ部321と連続して回転止め部326が設けられてもよい。軸部322の軸方向と直交する一方向(図5の矢印D2が示す方向)において回転止め部326の寸法が雄ねじ部321の谷の径よりも大きいことが好ましい。
これにより、押さえ部材33が引締めねじ32の回転に応じて軸部322の軸方向に沿って移動した場合に、雌ねじ部331が回転止め部326に当たると、押さえ部材33はそれ以上軸部322の軸方向に沿って移動できなくなる。したがって、雌ねじ部331と雄ねじ部321との噛み合いが外れにくくなる。
第3の態様の挟み取付構造30は、第2の態様において、支持部材31には、軸部322の軸方向において回転止め部326に対応する部位に貫通部(本実施形態では凹部317及びガイド溝315の開口からなる)が設けられてもよい。この貫通部は、ガイド溝315が軸部322の軸方向と直交する一方向(図4B及び図5の矢印D3が示す方向)の両側に開放されるように、ガイド溝315と外部とをつないでいる。
これにより、貫通部を通して軸部322の軸方向と直交する一方向(図4B及び図5の矢印D3が示す方向)の両側から軸部322を挟むことができる。したがって、軸部322の一部を塑性変形させることで回転止め部326を形成する場合には、軸部322の一部を両側から挟んで力を加える作業がしやすくなる。
第4の態様の挟み取付構造30は、第1〜第3のいずれか1つの態様において、第1挿入孔112の内径が雄ねじ部321の呼び径よりも大きいことが好ましい。
これにより、第1挿入孔112の端面に引締めねじ32の雄ねじ部321が干渉することはなく、第1挿入孔112に引締めねじ32をスムーズに挿入することができる。例えば、第1挿入孔112の内径が雄ねじ部321の呼び径以下であれば、第1挿入孔112に引締めねじ32を挿入する際に、第1挿入孔112の端面に引締めねじ32の雄ねじ部321が干渉する可能性がある。とくに、第1挿入孔112の内径が雄ねじ部321の呼び径よりも小さい場合、第1挿入孔112の端面にねじ溝を形成しながら雄ねじ部321が挿入されるから、第1挿入孔112に引締めねじ32を挿入する作業に時間がかかる。また、第1挿入孔112の端面にねじ溝を形成することで、削りカスが発生するという問題がある。それに対して、第1挿入孔112の内径が雄ねじ部321の呼び径よりも大きければ、第1挿入孔112に引締めねじ32を短時間で挿入でき、第1挿入孔112に引締めねじ32を挿入する際に削りカスが発生しにくくなるという利点がある。
第5の態様の電気器具は、第1〜第4のいずれか1つの態様の挟み取付構造30と、挟み取付構造30を用いて造営材200に取り付けられるハウジング2とを備えている。これにより、第1の態様の挟み取付構造30と同様に、引締めねじ32が抜けにくくする構成をフランジ部11に設ける必要が無いという利点がある。
1 熱線センサ付き自動スイッチ(電気器具)
2 ハウジング
10 カバー
11 フランジ部
20 ボディ
30 挟み取付構造
31 支持部材
33 押さえ部材
111 接触面
112 第1挿入孔
200 造営材
311 第2挿入孔
312 側壁
313 側壁
315 ガイド溝(貫通部)
316 支持片
317 凹部(貫通部)
321 雄ねじ部
322 軸部
323 ねじ頭
325 抜け止め部
326 回転止め部
331 雌ねじ部
333 押さえ片
W1 軸部と直交する一方向における抜け止部の寸法
W2 軸部と直交する一方向における回転止め部の寸法

Claims (5)

  1. 造営材の表面に接触する接触面を有するフランジ部と、
    前記フランジ部の前記接触面から突出している支持部材と、
    前記フランジ部との間で前記造営材を挟むための押さえ部材と、
    少なくとも一部に雄ねじ部が設けられた軸部及び前記軸部の一端に設けられたねじ頭を有する引締めねじと、を備え、
    前記支持部材には、前記軸部のうち前記雄ねじ部が設けられた部位が少なくとも配置されるガイド溝が、前記接触面と直交する方向に沿って設けられており、
    前記支持部材は、前記ガイド溝の両端のうち前記フランジ部と反対側の端にある支持片を有し、
    前記フランジ部及び前記支持片には、前記軸部の軸方向において前記ガイド溝と外部とをつなぐ第1挿入孔及び第2挿入孔がそれぞれ設けられており、
    前記押さえ部材は、前記ガイド溝に配置された前記雄ねじ部と噛み合う雌ねじ部と、前記ガイド溝の外側に突出して前記フランジ部との間で前記造営材を挟むための押さえ片とを有し、
    前記ねじ頭が前記フランジ部における前記接触面と反対側の面に配置され、前記第1挿入孔と前記第2挿入孔とに前記軸部が挿入された状態で、前記軸部のうち前記第2挿入孔から前記フランジ部と反対側に突出している部位に抜け止め部が設けられ
    前記軸部のうち前記軸部の軸方向において前記支持片に対して前記抜け止め部と反対側の部位に、前記雄ねじ部において前記ねじ頭とは反対側の端部まで移動した前記押さえ部材が当たる回転止め部が設けられており、
    前記軸部の軸方向と直交する一方向において前記抜け止め部の寸法が前記第2挿入孔の直径よりも大きく、
    前記軸部の軸方向と直交する一方向において前記回転止め部の寸法が前記雄ねじ部の谷の径よりも大きい、
    ことを特徴とする挟み取付構造。
  2. 造営材の表面に接触する接触面を有するフランジ部と、
    前記フランジ部の前記接触面から突出している支持部材と、
    前記フランジ部との間で前記造営材を挟むための押さえ部材と、
    少なくとも一部に雄ねじ部が設けられた軸部及び前記軸部の一端に設けられたねじ頭を有する引締めねじと、を備え、
    前記支持部材には、前記軸部のうち前記雄ねじ部が設けられた部位が少なくとも配置されるガイド溝が、前記接触面と直交する方向に沿って設けられており、
    前記支持部材は、前記ガイド溝の両端のうち前記フランジ部と反対側の端にある支持片を有し、
    前記フランジ部及び前記支持片には、前記軸部の軸方向において前記ガイド溝と外部とをつなぐ第1挿入孔及び第2挿入孔がそれぞれ設けられており、
    前記押さえ部材は、前記ガイド溝に配置された前記雄ねじ部と噛み合う雌ねじ部と、前記ガイド溝の外側に突出して前記フランジ部との間で前記造営材を挟むための押さえ片とを有し、
    前記ねじ頭が前記フランジ部における前記接触面と反対側の面に配置され、前記第1挿入孔と前記第2挿入孔とに前記軸部が挿入された状態で、前記軸部のうち前記第2挿入孔から前記フランジ部と反対側に突出している部位に抜け止め部が設けられ、
    前記軸部のうち前記軸部の軸方向において前記支持片に対して前記抜け止め部と反対側の部位に前記雄ねじ部と連続して回転止め部が設けられており、
    前記軸部の軸方向と直交する一方向において前記抜け止め部の寸法が前記第2挿入孔の直径よりも大きく、
    前記軸部の軸方向と直交する一方向において前記回転止め部の寸法が前記雄ねじ部の谷の径よりも大きい、
    ことを特徴とする挟み取付構造。
  3. 前記支持部材には、前記軸部の軸方向において前記回転止め部に対応する部位に、前記ガイド溝が前記軸部の軸方向と直交する一方向の両側に開放されるように、前記ガイド溝と外部とをつなぐ貫通部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の挟み取付構造。
  4. 前記第1挿入孔の内径が前記雄ねじ部の呼び径よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の挟み取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の挟み取付構造と、前記挟み取付構造を用いて前記造営材に取り付けられるハウジングとを備えた、
    ことを特徴とする電気器具。
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